多くの議会で九月議会を終え、一定の期間を経過しました。
十月十五日、通知文書到着分の報告をもって、九月議会における意見書の採択結果の最終報告に代えさせて頂きます。
大きな自治体では、議案とわかれる陳情書・意見書の審議はこれからです。
今後は、この九月議会の採択実績をもって、継続審査となっている議会へのアプローチを12月に向けて行っていきたいと思います。
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私の手元には、通知文書はございません。
これがとても嬉しいのです。
なぜならば、郵送した「私の陳情書(意見書採択を求める陳情)」自体は、審議されなかったからです。
郵送の陳情は、議会の申し送りに基づき、審議対象とすることができなかったそうです。
では、なぜ意見書は通ったのでしょうか?
ここに議会人としての「心」があります。
のち紹介するある議員は、議会に届けられた資料を読んだ結果、「必要な政策である」と判断。
私の古くから知る先輩議員でした。
郵送されたものからは審議できないため、
同志の議員と相談し、(郵送した陳情には基づかず)議員として意見書(案)を提出。
そして無事、採択されたのです。
つまりこういうことです。
私の陳情が審議され意見書が採択された場合、私の手元に「陳情者への通知文」が届きます。
私の陳情とは無関係に、議員提出の意見書が採択されているため、手元には通知が来ておりません。
この動きこそ、議会のルールに基づいた、地方議員の心であります。
読者の皆様は少し混乱するかも知れませんが、議員にはその権限があります。
所属議会に対し、議員は「提出議員」となることで自ら意見書を発議する権限を有しているのです。
※ 議会ごとの違い
各議会の申送り(内部ルール)は議会ごとに異なっています。
複数人の提出者が必要であったり、会派にのみ提出権を認めている場合もあります。
これこそまさに、私が依頼文でお願いした内容のままの動きです。
古くからお世話になっている江口 徹議員、そして飯塚市議会の議員の皆様、本当にありがとうございます。
意見書(案)は、どのように修正して頂いても構いません。郵送の可否など各種の手続きあるかと思いますが、(本書を無視しても構いませんので)議員側から提出等、無理をお願いできないでしょうか。何卒、意見書の採択をお願いします。
地方議会の誇りにかけて。
行橋市議会議員 小坪しんや
実は今までの採択議会においても、また以下の議会においても、一部の議会では「提出議員」がそれぞれ自発的に付き、審議対象とした上で本会議に諮られています。
思いは、確かに通じていたのです。
※ この提出理由を見て、涙が出ました。
人口7000名の、恐らくネット上の方は名も知らぬ議会かも知れません。
複数の議員が提出者となり、上記理由のもと、採択に至っています。
この提出理由を書けたということは、執行部が議会の求めに応じ、本会議にあわせ調査を完了させ、その報告を受けた上で出されたということです。議員には調査権がないため、これは行政も議会と共に動いたと認識してよいでしょう。
これらの調査・文書作成は、かなりの負荷を要します。到着時から本会議までに許された日程を鑑みるに、最上位マターとして動かねばできない対応だと思います。
地方自治法第九十九条に基づく意見書としては、現時点では法的には採択ではありません。(私自身も趣旨採択は初めて触れたため、うまく説明できません。)
迷いと葛藤、賛成・反対側の意見がぶつかる中で、賛同議員たちが必死につかみ取ってくださった結果だと考えております。
継続審査ではなく、賛意を議会として示す、そのギリギリのラインが趣旨採択であったと認識しています。
また、飯塚市の例や一部の自治体では陳情者に通知を返送していない場合もあるため、採択された自治体はこれ以上あるかも知れません。
採択された議会
更別村議会 (北海道)
大鰐町議会 (青森県)
鰺ヶ沢町議会(青森県)
五戸町議会 (青森県)
野辺地町議会(青森県)
にかほ市議会(秋田県)
北秋田市議会(秋田県)
井川町議会 (秋田県)
潟上市議会 (秋田県)
伊那市議会 (長野県)
北塩原町議会(福島県)
天栄村議会 (福島県)
南相木町議会(長野県)
長野原町議会(群馬県)
愛川町議会 (神奈川県)
あま市議会 (愛知県) 伊藤嘉規議員
高取町議会 (奈良県) 新澤良文議員
本山町議会 (高知県)
日高村議会 (高知県)
上島町議会 (愛媛県)
伯耆町議会 (鳥取県)
飯塚市議会 (福岡県)
行橋市議会 (福岡県) 小坪しんや
多久市議会 (佐賀県) 野北悟議員
南阿蘇村議会(熊本県)
南大隈町議会(鹿児島県)
糸満市議会 (沖縄県)
今帰仁村議会(沖縄県)
(※ 十月十五日 通知文書到着分)
野辺地町については、電話にて議会事務局に確認済み。
文書発送中とのこと。
趣旨採択された議会
大仙市議会 (秋田県)
佐渡市議会 (新潟県)
倉吉市議会 (鳥取県)
由利本荘市議会(秋田県)
真鶴町議会 (神奈川県)
日吉津村議会(鳥取県)
中城村議会 (沖縄県)
(※ 十月十五日 通知文書到着分)
採択28議会、趣旨採択7議会。
以上をもって、九月定例会 市区町村議会における最終報告とさせて頂きます。
※ 特記
国からの制度改正が「地方の負担」と「責任(権限付与による)」が生じることになる可能性が高い。
制度自体は抜本的には変更されておらず、書類さえ準備できれば(国外親族が多数存在している)外国人のみは、やはり税金が安くなる実態に変化はない。
添付資料は、申告者の義務となったが、地方行政も確認できる状態に「改善」された。
世界中の言語が、読めて、話せると共に、その国の行政資料の真贋を見極める力がなければ、対応は実質不可能である。
詐欺事案が発生した場合は(権限が付与されているため)これからは地方行政の責任も問われかねない。
詳細な記事は以下。
【外国人の扶養控除】国の動きと地方に生じる責任、改善されても確認できない。
上記議会は、次年度より施行される改善内容に危機感を共有してくださった上で「さらなる改善」を求めて、共に立ち上がってくださったのだと思います。
それぞれの議会に、ドラマがあったのでしょう。
意見書にはそれだけの重みがございます。簡単なものではありません。
郵送された陳情を起因とした意見書採択は、それほどに扱いが難しい。
しかも求めるものは、地方からの法改正です。
内容も、決して簡単な制度とは言えません。
相当の負荷を割いてくださった議会が、これほどにある。
思いが通じたからこそ、これだけの自治体が動いたのです。
今後は、この九月議会の採択実績をもって、継続審査となっている議会へのアプローチを12月に向けて行っていきたいと思います。
併せて印刷して提出できる「意見書(案)」を作成し、読者を含むネット有志に、自らの住む自治体に提出をお願いしたいと思います。
この採択実績は、大きな武器となるでしょう。
継続審査分の採択、及びネットからの「地元提出」を加え
12月?3月(もしくは6月)議会を目途に100議会を目指します。
1741市区町村のうち、100議会が動いた場合、法改正を含む抜本改正は可能だと考えています。
【再掲】採択を求める依頼文 ? 地方議員の先輩方へ
地方議員の先輩方へ
地方議会の諸先輩方にこのように不躾なお願いをさせて頂きましたのは、本制度における「大きな差」が地方財政を原資としてしまっているためです。単に税金が安くなるのみで生じた差ではありません。地方自治体から講じられている「非課税世帯」を基準とした各種の減免対象となっているためなのです。国が徴税できなくなった額よりも、地方自治体が(実態にそぐわない形で)支出してしまっている有償の行政サービス(保育料・公営住宅・国保税・介護保険等)の金額のほうが遥かに多いのです。
これは合法である以上、国の制度の問題です。地方議会で論じるべき内容ではないと思う先輩議員もおられるやも知れません。しかしながら、国の制度の瑕疵により、財政上の負担を強いられている被害者は地方自治体であり、地方議会より声を挙げるより他、抜本的な改善の道はないと考えました。地方自治法第99条に基づき、全国の自治体が足並みを揃えて問題提起することでしか、また地方議員の多くが実態を把握・周知していくことでしか、法改正を伴う抜本解決は不可能です。
国は、恐らく本制度を改正する意思が弱いと考えています。私は、様々なロビー活動を展開、ネット発信を駆使し、それらの世論を受けて国会にも陳情に行きました。三権より独立した機関、会計検査院が調査に乗り出し、実態も明らかになりました。添付の関連資料のように、政権与党より出される税制改正大綱にも多くのページが割かれております。国税庁から各法人に制度改定の通達も出されました。
しかし、書類の厳格化に留まり、制度の抜本改正はなされておりません。国外の外国人を扶養親族とできる者(外国人または外国人を配偶者とする者)は、書類さえ整えれば、今まで通り扶養控除を受けることができる状態に変化はないのです。
想像にはなりますが、国ともなりますと難しい問題もあるのでしょう。本制度があることで「外国人が安価な賃金で働ける」状態にあります。地方自治体からの手厚い行政サービスのおかげで、生活のイニシャルコストが遥かに安い。また、外国人労働者の安価な賃金に引きずられ、特に地方に住む日本人の若者の賃率を安く据え置くことができる。この状態を利益だと考える者は、外国人以外にもいるのでしょう。根本的に変えるとなると、経団連等、大企業の顔色を伺う国会議員や官僚も多いように思うのです。ただでさえ厳しい地方財政を原資に、担税力に拠らず実態として外国人の生活を扶助し、結果として賃率を抑え日本人イジメとなっている制度が放置されてきた理由は、他にあるのでしょうか。
単独でできることは、やり尽くしたと思います。HPのアクセスも月平均で60万人が訪問、数百万アクセスを叩き出し続けており、広く世論にも訴えました。先ほどは国の苦言も述べさせて頂きましたが、国としてもあれが精一杯なのでしょう。
度し難いのは、私の同世代がどのような思いで働いているかという実態が政治の場においてしっかり議論されていない点です。ワーキングプア、地方の疲弊、若年雇用、少子高齢化、再三論じられておりますが、主役として若者を見てもらっているとは感じません。「福祉財源」として見られているだけであり、自治体消滅も職員雇用の観点が透けて見えます。にも関わらず、厳しい福祉財源を何に使っているのでしょうか。
結果、私たちの世代はどうなるのでしょう。次の世代はどうなるのでしょうか。もう私たちの世代は、過酷なまでに増えすぎた高齢者を支えることは難しいほどに、生活実態は滅茶苦茶なことになっております。その一因として、本制度が背景にあるのであれば、私はその全てを捧げてでも彼ら若者の側に立ちたいのです。
そして多くの諸先輩方が、本心から「地域を守る」「この街に住まう若者たちの未来を守る」と共に立ち上がって頂けると心から信じるものであります。私たち地方議員には大企業の思惑も(国会議員や官僚とは異なり)関係ありません。おかしいことに口をつぐむために、苦しい選挙を戦ったのではありません。
全てを捧げると言いましたが、実際、今回の印刷費、郵送費の費用負担は相当なものです。全国1700に及び地方議会のすべて、都道府県議会に本書を送付しております。政務活動費を充てることができるわけなく、私費より賄う他ありません。片田舎の市議の給料ですから皆様の想像通りの状況でして、来年に改選を控えた状態で全ての貯蓄を投じました。完全に使い果たしました。ゼロです。
当然ながら、まともに選挙を戦える経済状態にはありません。web上で集めた個人献金に、回せる経費を少しでも回し続けて捻出した費用で、本書の郵送費は賄いました。そうして届けた言葉は、きっと先輩方の胸に届くと信じて、信じて書きました。
多くの意見書があがろうとも、それが具体的な動きに結ぶことは確かに少ないのが実態です。地方自治法99条などは、ただのガス抜きであると笑う方もいます。それで口をつぐむのであれば、私はとっくの昔に地方議員など辞しているでしょう。諦めることが許されないのが政治家の生き方だと教わりました。「信じてください」と有権者に言ってしまったあの日を、私は忘れるつもりはありません。
執行部の権限は強力ではありますが、私たちにしかできないことがあります。それは意思を示すということです。議会からしか、目に見える形で意思表示を行うことはできません。二元代表制にあって、執行部にも負けぬ力を議会は持っています。
税制を変え、税法を変える。狙いはここです。法改正を求め、地方議会から発信する。余りの敷居の高さに、荒唐無稽に思えるやも知れません。私にも自信はありません。しかし、どう考えてもここから先は地方議会が動くより他、事態を打開する術はないように思います。やらないという選択肢はありませんでした。
次は、私はもう議員ではないかも知れません。だけど、いや、だからこそ、届くべき方の元に資料が届きさえすれば、きっと動く。政治は動くと、信じたいからこそ、信じているからこそ、一人でも多くの地方議員の先生に届くよう本意見書を送付させて頂きました。もし良ければ、本資料は印刷して全議員に配布をお願いします。
意見書(案)は、どのように修正して頂いても構いません。郵送の可否など各種の手続きあるかと思いますが、(本書を無視しても構いませんので)議員側から提出等、無理をお願いできないでしょうか。何卒、意見書の採択をお願いします。
地方議会の誇りにかけて。
行橋市議会議員 小坪しんや
ほぼ二か月前、八月初旬の話です。
この意見書は、下記のような方法で、多くのボランティアの協力の元、発送することができました。
いま読み返すと、感慨深いものがあると思います。
全国すべての自治体に陳情書・発送
ひとつずつ、一歩ずつ。
地方議会から、法改正を目指す。
無謀とも思える壮大な夢を、共に願ってくれた議員たちがおります。
ここに公式に示された、厳然たる事実は、
こうしてモニターの前で情報に触れる皆様にとっても、
各地で賛成多数となるため議会工作に奔走する議員たちにとっても、
一人一人にとって、大きな勇気になると強く確信するものです。
一歩を、踏み出す。
その勇気を持ちたい。
一人でも多くの方に伝えるため、FBでのシェア、Twitterでの拡散をお願いします。
踏み出す勇気を持つための公式資料を、一人でも多くの仲間に伝えるために。
一歩、前に出る勇気。
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【支援要請】戦うための、武器をください。
最後に。
Facebookのアカウントと、FBのファンページを紹介させてください。
記事を書くたび、こちらでも投下します。
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【外国人の扶養控除】立ち上がり、意思を示した地方議会(九月議会・最終報告) 多くの議会で九月議会を終え、一定の期間を経過しました。 十月十五日、通知文書到着分の報告をもって、九月議会における意見書の採択
採択と趣旨採択の結果、ひとまず、おめでとうございます。
そして、お疲れ様でございます。
今後は、一般市民が動く番ですね。
ネット保守層が、住んでいる自治体の議会に、「意見書(案)」の提出をするって事は、日本の政治を動かすって事ですね。
小坪様、あなたは日本のリーダーだと思います!
ハハァー!!(ノ●´∪`)ノ
北海道や沖縄などの狂っていると、思われてる地域で動き出したのは心強い
先生も頑張って、運動を続けてください
色んなところで、拡散していきますから
おめでとうございます。
パッと見、秋田と沖縄が目立ちますね。汚染されていると言われているのに、いや、そう言われているからこそでしょうか、心ある人たちの思いに頭が下がります。
こんばんは、既にお気づきのこととは存じますが、趣旨採択の
由利本荘市議会(鳥取県)は、
鳥取県ではなく、秋田県です。
よろしくご訂正のほど、お願い申しあげます。
小坪様の益々のご活躍を心よりお祈りいたします。応援しております。
tk様
コメントありがとうございます。
修正させて頂きました。
お疲れ様です。
小坪議員も各地の先生方も。
規模的にまだ進んでないような市在住としてはここからまだまだ頑張らねばと思うところです。
上に採択された地方議会に挙げられた自治体在住者ですが知らずにいたので状況を確認した際に「安全保障関連法案の廃案を求める意見書と請願」についての採択も同期に行われていました。
かろうじて賛否同数の議長採択により否決となっていましたが地元議会で静かに安全保障を阻害する動きがあったことにぞっとする思いをさせられました。
議員の皆様の頑張りに頭の下がる思いです。
しかし我が県我が市は・・・とほほと泣いてないで、市民がもっと
頑張らないといけないですね。
私の郷里(ドレッドノート級の田舎です)の議会で!採択が!
しょうもないことで喜ぶのは早計ですが政治は動かすものだと実感できました。
久々に,良いお知らせを聞けました。
シナの超絶大気汚染と言い,近頃,嫌なお知らせばかりでしたから。
正直,趣旨採択も含めて,あれだけの数が上がれば,わたくしとしては良い,と思っております。
全国の地方公共団体数に対する割合ではなく,これだけの絶対数から,国会及び政府並びに省庁に組織としての法令に基づく正式たる意見書が届けば,一般のご意見・ご感想では終わらないことでしょう。
さて,趣旨採択なるものは,陳情と同様に,法令に基づくものではなく,各地方公共団体の例規及び内規に基づく独自のシステムであります。
要は,地方公共団体が国とは無関係に自主的に定めたものであり,その意味は,
「現段階では当該請願若しくは陳情の趣旨の実現が困難であり,又は直ちに当該趣旨を採択できる態勢にはないが,しかし,当該採択の必要性は相当に認められ,かつ,近い将来におけるこれの実現も可能であろうと,相当に思料されるものに付される採決結果である。」
としております。ですから,趣旨採択に関しても,今期でのアクションはなくとも,次期またはそのさらに次期では,何かしらの動きが期待できます。
また,請願と陳情の扱いの差異の有無若しくは度合い又は郵送若しくは地元外の者による陳情の取扱いについては,各地方公共団体の例規又は内規若しくは申合せ事項で,独自に相当程度異なる定めがあり,あるところでは,仮令持参であっても地元外の者による陳情は単なる議長宛の要望書として供覧に回し,あるいは地元民でも郵送では同様の扱いとしたり,地元外の者であっても持参であれば陳情も請願と同等に扱い,あるいは地元民であれば郵送による陳情でも請願と同等に扱う,などなど,取扱い方法及び待遇が,かなり雲泥の差があり,十人十色でございます。
独立した市町村ならぬ都道府県の出先機関に過ぎない特別区でさえ,東京都議会議会局方式に統一せず,23区各自が独特のプロトコルを設置し,こちらとしても非常にやり難いものでございました。
と申しますのも,是正改革の要望書第二弾のわれわれによる援護射撃たる請願又は陳情を見据えて,その時には直ちに発砲できるように,わたくし自身も請願又は陳情の行為に慣れていなくてはいけないと思料し,全く別件のもっと緩い案件で,わたくしも心当たりのある地方公共団体へ陳情書を提出していたのであります。
本当に,十人十色でした。
縁もゆかりもなき地元外民の郵送による陳情であってもなお,請願と同等の扱いをし,かつ,わざわざ受付票まで返送下さるところもあれば,仮に遠方からはるばる持参していたとしてもなお,地元外民による陳情は,単なる議長宛の要望書として受理し,議員への供覧に議会事務局(又は議会局)としての対応を留めるなど,実に雲泥の差たる対応の激しい差異でございます。
他人様の行動を見ているだけではいけないと思い,いざ,自分で動いてみると,相当程度,請願又は陳情の手続きが煩雑困難であるかと,改めて痛感しております。
小坪議員の是正改革の意見書第二弾(赤旗の件と通算して第三弾)の援護射撃時には,慣れた動作で素早く発砲できるよう,請願又は陳情の処理の流れ並びにこれに係る議会における制度及び申合せ事項の学習も含め,今から鍛えておきます。
※※補足
相当程度,紛らわしい行政職用語でありますが,
・「採択」≒「可決」
・「不採択」≒「否決」
・「諮問」≒「審議」≒「審査」≒「採決」:
「可決」するか「否決」するかの判断を,これから諮ること。
・「諮問」≒「審議」≒「審査」
如何にも,「決」の漢字を見ると,あたかも「採択」と誤解しがちですが,これこそが行政職特有の業界用語の曲者たる所以でございます。
また,諮問は広汎な表現ですが,これを狭義・具体化したものが「審議」及び「審査」です。
「審議」は議会(council 又は assembly )に対して用いる語句であり,「審査」は委員会(commission)に対して用いる語句であります。
※※補足2
上記の箇条書きの4つ目は蛇足です。
また,「採決」は「これから可決するか否決するかを,決めるかの天秤にかけようとするに過ぎない。」と言うことで,「採択」ではありません。
と言うことです。
あらら,わが投稿の税制改革がところどころ是正改革になっている・・・。
まあいいか・・・。
請願又は陳情は,分野も深刻度も違うものの,ある種の刑事事件の告発若しくは告訴又は実銃による射撃と同類と考えております。
行う機会が僅少なくせして,常日頃行っていないと,慣れませんし,慣れていないと瞬発的若しくはタイムリーな発砲又はターゲットへの命中すらも,相当困難になってしまいます。
ですので,こじつけであっても良いので,各自で何かしら地方公共団体に対する行政の瑕疵及びこれへの激しい不満などのテーマを見つけ出し,所謂試し撃ちとして,地元の議会へ請願又は陳情を出されることをお勧めします。
本当に癖の強い手続きなので,今から理論武装の上で,実際に行動に移すガチンコファイト 兼 トレーニングをしておかないと,いざリングに上がっても何もできない状況になりかねません。
あと陳情に関する注意事項を,改めてまとめますと,
1.地方公共団体によって,陳情の取扱いに雲泥の差が出る。
(1)地元外民にして郵送による陳情であっても,請願と原則全く同等に扱う箇所。
(2)地元外民では,仮令,持参してもなお,議長宛の意見書として扱い,議会事務局としての対応は,議員への供覧に留める箇所。
(3)郵送による陳情に際し,地元民であれば請願と同様に扱い,地元外民であれば(2)と同等の単なる意見書として扱う箇所。
(4)陳情は,郵送,持参又は地元民若しくは地元外民の如何を問わず,一律(2)同様の単なる意見書として扱う箇所。
この4パターンであります。役所の区分(都道府県,特別区,政令指定都市,中核市又はその他の市,町若しくは村),規模の大小若しくは人口の多寡又は都心振りの如何を問わず,地公共団体各々が独自に設定しております。
2.税制改革及びしんぶん赤旗殲滅作戦の意見書(案)の陳情において注意すべくこと。
(1)地方自治法第99条に規定される意見書と,請願又は陳情は,全く別の制度である。
(2)当該意見書は,あくまで地方公共団体が国等の行政機関へ発出する,官官同士の要求行為である。
(3)請願又は陳情は,住民が行政庁に対して発出する,官民間の要求行為である。
つまり,小坪議員が為さっている,意見書(案)における陳情行為は,(3)と(2)を組み合わせたコンボ技なのです。
本来,地方公共団体が自発的に国へ発出すべく意見書を,敢えて,小坪議員が「お宅の地方公共団体からも出して欲しい。」と促す陳情書なのです。
そして,しんぶん赤旗殲滅作戦と今回の税制改革第一弾の二連発の陳情書の全国へのブロードキャストで,弾が尽きてしまったので,次回の税制改革第二弾に際しては,皆様による地元への陳情に協力を求められている,と言う流れであります。
だからこそ,今度は皆さんが,来る12月の定例会を見据えた税制改革第二弾に係る陳情書等を,ご自身で提出することになるのであって,これが相当特殊性の高い手続き故,今から何かしらのテーマを見つけ出してでも,当該テーマを利用した請願又は陳情の試し撃ちによる熟練が,もはや必須とも言える状況なのです。
市議、いつもありがとうございます、しかしながらこれらが市議の活動を潰そうとしてるのでは??
↓
【多文化強制】「外国人が住みやすい日本に」民間主導の再開発を国が支援 外国語が通じる病院等の建設等で借入金利肩代わり(国交省)
ttp://blog.m.livedoor.jp/honmo_takeshi/article/46624499
↓
以下は余談です
↓
【画像】はすみとしこさん、新作イラストをバンバン発表。サヨクは激怒、FBに通報するも打つ手なし
ttp://blog.m.livedoor.jp/hoshusokho/article/45754986
放送大学(美術史)の試験問題「現政権は戦争をする体制を整えている」⇒ 学生からの批判で、大学側は問題を削除 ⇒ 問題作成者の教授「辞職します」
ttp://blog.m.livedoor.jp/honmo_takeshi/article/46638597
またも皇室へのテロ予告がありました
今から皇后に硫酸をかけて死亡させる
ttp://mastiff.2ch.net/test/read.cgi/akb/1445312184/
是非とも取り上げて下さい
非常に驚いております。
我が村、今帰仁村が採択!!!
今年一番のびっくりした出来事かもしれません(笑)
と言いますのも、我が村は革新地盤と言われており、保守系であります小坪議員からの資料は無視されるものと思っておりました。
村役場に反オスプレイの幟旗があったり、県道沿いに反基地に関する横断幕があったり(今帰仁村には基地関連施設等は無い)、議会や議員は感情で動いているものと思っておりました。
それが、、です。採択したのですよ!
いい意味で予想を裏切られて、驚きがあり嬉しさがあります。
小坪議員が仰るように地方議員さんは優秀なのですね。
今帰仁村議員さんを見直した一件です。
静岡県の議会の採択がありませんね。
我が浜松市は企業ベッタリな市政をやっていますから採択には
至らない可能性が大ですね。(現市長はS社の腰巾着ですから)
12月の印刷して提出できる「意見書(案)」には参加しますよ。
市と県、送付できる所は限られますけどやります。
これは表立って害国人の事ではありませんが、市議達に喧嘩売ってるのでは??
↓
【衝撃ニュース】生活保護不正受給…少なくとも111億円未回収 ⇒ 自治体「うちのせいじゃない」国に6億3千万円を負担させる
ttp://blog.m.livedoor.jp/honmo_takeshi/article/46644132
↓
あと、親しい人から気になる推測がありました
↓
ワクチン生産を指導された化●●はどこかお偉いさん達の天下りかも??
↓
と。マスゴミの放送の仕方がおかしいのは感じてましたが…不正した化〜が悪いのに、ワクチンが行き渡らないかも…と、不正した事を無視して不安煽る事ばかりを放送していました!
大阪のあの大きな政令指定都市に結果をたずねましたが、 国が新しく対処するので
それでいいということで 賛成者なしで否決されたそうです。
それで再度事務局の方に説明したら そういうことは書かれてなかった。趣旨が違えば陳述書はまた受け付けるとのことでした。次の陳述書締め切りは11/20だそうです。
9月?1月の会期だそうです。
これは朗報に入るかと思いますが、何となく日本人へのご機嫌取りに過ぎないような??
↓
【在日/脱税】韓国大手銀行『新韓銀行』の在日株主でパチンコ企業経営者ら28億円申告漏れ 「知らなかった」と韓国での所得を申告せず
ttp://blog.m.livedoor.jp/honmo_takeshi/article/46662712
↓
いつものマスゴミ
↓
【日本の産業を潰したい】TBS「日本は火力発電やめろ。火力脱却度が最下位だぞ恥ずかしい!」
ttp://m.moeruasia.net/article/45781918
[…] たようですが、 総合的に「大きな動きとして」組織的な反対はしない(もしくはできない)ようです。 【外国人の扶養控除】立ち上がり、意思を示した地方議会(九月議会・最終報告) […]
小坪先生、日々のご活躍お疲れ様です。
青森県の小さな我が町(野辺地町)でも、
議会議長は民主党という中で、
見事、無事に、
原案通り可決され採択となりました!ヤッタ!
青森県民様
コメントありがとうございます。
先ほど、野辺地町の議会事務局に電話で確認させて頂きました。
無事に採択されております、ありがとうございます。
現在、通知文書の作成中で、ほどなく到着するかと思います。
[…] 併せまして、当方の自己紹介でありますが、最近では「外国人の扶養控除」を取り扱い、全国の議会に陳情書を発送、(近日中に不採択となった議会を公開予定)また、「赤旗撲滅作戦」、国保の外国人の詐欺可能性を指摘した者です。 […]
[…] 先般は、不躾にも外国人の扶養控除の件にて郵送にて意見書を送付させて頂き、慎重なご審議を頂き感謝しております。 […]