平成28年12月議会(4)


◆5番(小坪慎也君)
 次の質問に入ります。全国母親大会についてでございます。これは新聞記事にあがっておりますので、執行部の方もよく御認識ではないかと思います。まず記事のほうですが、一部読ませていただきます。
 これは名義後援と言いまして、行橋市及び行橋市の教育委員会が後援についているというものでございますが、この母親大会が極めて政治色が強かったと。記事によりますと、記者が見た母親大会、中立性に大きな疑問、背景に政治色隠し、という記事によりますと、アベ政治は許さない、政権批判の常套句が書かれたプラカードがステージ中央に掲げられた、とあります。その記事の中では、末尾のほうに行橋市総務課の担当者は、これは行橋市が後援についておりましたから、長い実績があり、形式的なチェックしかしなかった、と語ったと。とはいえ行政の名義後援は、団体や活動にお墨付きを与えることになります。後援は慎重に決定すべきであり、基準に反すれば取り消しなどの措置が必要ではないでしょうか。
 これですね、他にも記事があがっておりまして、同日の11月18日の記事によれば、共産色濃い福岡県母親大会、45自治体が名義後援、安保法制廃止決議など採択、春日市、内容同じなら後援せず、というタイトルの記事があがっております。
 この記事の文中では、これは春日市も同じく後援についていたんですが、春日市が、改善がなければ今後後援しないと主催者側に通知した、と報道されております。その大会の中では、戦争法廃止を目指す特別決議などが採択されております。
 この大会は、新日本婦人の会福岡県本部、日本民主青年同盟福岡県委員会などがつくる実行委員会が主催しており、新日本婦人の会や民主青年同盟は共産党系の団体とされております。ここに行橋市がそして行橋市の教育委員会が後援しているのは、私もいささか問題ではないかと思います。その上でお伺いするんですが、これは市のほうにちょっと聞いてみますと、最初に申請に来た時のビラというかチラシと実際に配られたというのが2種類あったと聞いたんですが、実際に2種類あったんでしょうか。

○議長(諫山直君)
 総務部長。

◎総務部長(灰田利明君)
 チラシは2種類ございました。申請のときのチラシと実際のチラシは違ったようでございます。以上です。

○議長(諫山直君)
 小坪議員。

◆5番(小坪慎也君)
 それでは、これはまさに記事が指摘しているように、当初において政治色を隠して動いていたんじゃないかと。これはもう執行部はそのまま認めることはできないかもしれませんが、きれいなふうに見せて、大丈夫だよと見せて、騙されたようなものじゃないかなと思うんですが、実際にどうなんでしょうか。騙されたと思いましたか。

○議長(諫山直君)
 総務部長。

◎総務部長(灰田利明君)
 チラシは違ってございましたので、なぜかなという感じでございます。

○議長(諫山直君)
 小坪議員。

◆5番(小坪慎也君)
 教育長にもお伺いします。これはですね、やはり違うものがあったらまずいという部分が1点と、ここまで政治色が強く出て、戦争法廃止とか、そんな決議がされるものに教育委員会として後援すべきであったかどうか。最初の部分は分からなかったという前提で、今の部分、こういうものがあった場合、後援すべきかどうか、認識をお伺いします。一般論で構いません。

○議長(諫山直君)
 教育長。

◎教育長(笹山忠則君)
 お答えいたします。教育委員会は法律に基づきまして、政治的な行為に対しましては、直接的に後援するということはございません。

○議長(諫山直君)
 小坪議員。

◆5番(小坪慎也君)
 政党活動は当然のこととして、政治色の強い活動に関しては、自治体の名義後援は適切ではないと考えます。この部分、執行部の見解を問います。

○議長(諫山直君)
 総務部長。

◎総務部長(灰田利明君)
 行事の後援のことですが、実際行事の後援につきましては、いま現在、本市の後援共催許可基準というのがございまして、それに沿って判断をしてございます。しかしながら、場所、内容とかにもよるわけでございますが、行事そのものがどういった行事、どういったことを行っているかという、そこまでチェックをすることが現在では困難でございます。ですから、本市といたしましては、出された資料、提出された書類によって判断をしている状況でございます。
 今後は、いま議員御指摘をいただきましたけれども、政治的中立性を保つことが難しい行事、そういった行事につきましては、後援の許可をしない方針でございます。

○議長(諫山直君)
 小坪議員。

◆5番(小坪慎也君)
 福岡市など、県内の自治体の動きについて、お伺いします。

○議長(諫山直君)
 総務部長。

◎総務部長(灰田利明君)
 県内の他市の状況ということであります。これも私、新聞等で見た限りのことでございますが、今それにつきましては、かなりいろんな所で協議をされているようでございまして、今後、後援を取り消すか、取り消さないか、そういったところはかなり協議をされているようでございまして、本市におきましても、他市の状況を見ながら、どうしていくかについては協議を重ねてまいります。

○議長(諫山直君)
 小坪議員。

◆5番(小坪慎也君)
 福岡とかの場合ですと、名義後援の問題で何度も何度もトラブルが起きた、申請時と違ったということで、確か3年だったか5年だったかちょっとこの場で記憶が、すっと数字が出てこなくて申し訳ないんですが、申請自体は、もうあなたは暫く停止だよ、という措置を取ったかと思うんですね。
 このやり方と全くイコールでなくても構わないんですが、例えば後追いでの取り消しですとか、今後、政治色が極めて強い所に名前を貸すかどうか、そこのところは慎重に判断していただきたいですし、特に今回、私もちょっと苦しいというか、外から聞いてびっくりしたのは、このチラシの45自治体もあるのに、なぜかトップバッターが行橋だったんですね。あいうえお順でも何でもなく、教育委員会も自治体としても行橋がトップバッターだと。私はびっくりしました。
 このところは、さすがに難しい問題があるなと感じたんですが、市長にお伺いいたします。今後こういう政治色の強い集会があった場合、ぜひ慎重なと言いますか、適法なかたちで、特に政治色の強いものに関しては後援はやめていただきたい。現時点でこういうことがひとつ明らかになっておりますから、後追いでも取り消せるものについては取り消していただきたいんですが、市長の判断をお願いします。

○議長(諫山直君)
 田中市長。

◎市長(田中純君)
 お答えいたします。いま小坪議員がおっしゃったように、明白なものについては、そのように取り扱いをさせていただきます。

○議長(諫山直君)
 小坪議員。

◆5番(小坪慎也君)
 一事が万事というわけではありませんが、これは今回、記事になり問題になったのは、共産党系のという部分でございます。
 ただ、これは共産党攻撃ではありませんので、事例として取り扱っただけであります。これは仮に自民系であれ社民系であれ、どのような政党であれ、党や政治活動の色が非常に強いものに関しましては、全て万遍なくしっかりとした対応をお願いしたい。そこの部分ですね、党派に関係なく政治色の強いものに関しては、適切な処理をするという認識で間違いないでしょうか。再度お伺いします。

○議長(諫山直君)
 田中市長。

◎市長(田中純君)
 おっしゃる通りでございます。