平成24年12月議会(1)


○1番 小坪慎也君

 政朋会の小坪慎也です。2回目の一般質問になります。まだ不慣れな点、多々あるかと思います。よろしくお願いします。
 まず、質問に先立ちまして、執行部の皆様にお礼を述べさせて頂きます。今回、11項目の質問を通告させて頂きました。準備等多々大変だったかと思います。その背景と、なぜ私がこういうことをしたのかという点について、お礼から始めさせて頂きます。
 私は、まだまだ未熟な、料理を作る者だと未熟な包丁ですが、精一杯上手に料理をして、市民に美味しい料理を届けたいと思っています。私は、いま議会改革をどんどんしたいと思っておりますし、再質問が3回しかないということ、1問1答じゃないことに、強く疑問を思っています。変えたいと思っています。
 しかしながら、今あるルールを大事にできないと、駄目じゃないかと思っていて、道具を新しいのにしたい、良いのにしたい、それは本心だし、どんどん議会改革をすべきなんだけれども、今のルールの中で精一杯やりたいと思いました。よって、11項目、そのままやると33回の質問がございます。これだけで66分を使います。1問1答式でうまいところは、1分で聞いて1分で答えるそうです。僕はまだそのレベルにありません。ですから見苦しい点も多々あるかと思いますが、1問1答式にしてほしい、そういうふうに思う以上、今あるルールのなかで、かなり厳しいんですが、やってみたいと思いました。そのような私のチャレンジにお付き合い頂きまして、本当にありがとうございます。可能な限り進めます。執行部の皆様には簡潔な答弁を、そして分かりやすい答弁をお願いします。
 それでは、1点目の質問に入ります。地方分権時代の自治体運営の在り方について、それでは1点目の質問です。自主財源と依存財源の金額と比率を教えて下さい。

○議長 城戸好光君

 総務部長。

○総務部長 松本英樹君

 小坪議員の質問にお答えいたします。自主財源と依存財源の比率でありますが、自主財源は39.2%、依存財源は60.8%でございます。以上です。

○議長 城戸好光君

 小坪議員。

○1番 小坪慎也君

 いま答弁の中でありましたように、県国が約7割、市の独自財源が約3割であります。この中で、私が思うのは、国県と市議会議員、及び執行部の関係性が少し変化してくるんじゃないかという話です。これからの自治体がやっていくに当たりまして、外が県や国が7割を持っているから、これに媚びへつらうという必要はないと思います。しかしながら、比率のみでありますと、自分が小学校の頃、社会科で、やはり交付税の話もありましたし、比率はそんなに変わらないかもしれませんが、質や付き合い方は、随分変わってきたんじゃないか。特に地方自治法が改正されて以降、執行部及び職員の方々が専門的なすり合せ等はやっていくと思います。しかしながら、議員に、そして首長だけでなく、議会議員個人個人、外交官のような側面がついてきたんじゃないか。
 例えば、県の補助金、多々あります。それをそのままのむと、様々な条件が付いていて、上手なものができないことがやはりございます。そのままのんで作ると、何でこんなものをつくったんだろうという形になることがございます。そのときに、ちょっとここのところをルールをまけてもらえないだろうか、特別に採用してもらえないかとか、ズルをするんではなくて、また事業を無理やり使い技のように引っ張ってくる仕事でもなくて、上手に折衝していくに当たって、職員同士だと、どうしてもピラミッドのようになりますから、並列に議員が飛び回る必要が出てきていると思いますし、自治体として生き残りをかけてやっていくなか、私たち一人ひとり、そして執行部の皆さん一人ひとりに外交官のような側面が出てきたんじゃないか、そういう認識を持って、自分なりに考えて動いております。このような変化について、市長はどのようにお考えでしょうか。

○議長 城戸好光君

 八並市長。

○市長 八並康一君

 小坪議員のご質問に、お答え申し上げます。
 まず、地方と国の在り方でございます。私もこういう立場を頂いて、国にも、いろんな申し入れを皆さんと一緒にしてきております。九州の中でも九州構想を含めて、相当な議論をしてきております。
 言葉としては、余り好きではありませんけども、地方分権という方針が出てきて、地方分権一括法が出てきました。新しい政権になって地域主権というのが出てきましたけども、その中で、ずっと申し入れをしてきたのは、財政的には、いま行橋市の場合は4対6になっているんですが、全国的にも、これを5対5、最低ヒフティ・ヒフティにすべきだという強い申し入れを、これは知事会、それから市長会、町村長会、それから議会も都道府県の議会、議長も含めて、それから市長会、市の議会等、そして町村の議会等、代表者がいろんな所に集まって、まずはそこから財源をきちっと配分すると同時に、地方にきちんとした権限を持たせた対応をすべきじゃないかということを、ずっと申し入れをしてきました。今後も、この問題については申し入れを続けてまいりたいと思っています。

○議長 城戸好光君

 小坪議員。

○1番 小坪慎也君

 私が考えているのは、単純に予算のことだけではありません。市長、執行部、また事務局の方には報告させて頂きましたが、先日、車で、ちょっと上京して来まして、様々な省庁を回ってきました。自見さんの紹介で総務省に行きまして、過疎債のことについて、聞いてきております。これは予算だけではなく、実際は過疎債、行橋市はいま使えないんですが、過疎債が援用がされて、他の自治体も入るんじゃないかという話があったので聞きに行ったんですが、私が一番面白いと思ったのは、過疎債の運用のソフトコンテンツの部分、ここの部分は、かなり有益な部分があるんじゃないかと、この資料を一式頂いて帰ってきました。
 予算をぶん取りに行くだけじゃなくて、よそがうまくいっているんだったら、それを教えてもらったり、逆に失敗した例があったり、それを執行部そして市長のみに任せるんじゃなく、私たちも、私自身も勉強していきたいというふうに考えています。
 その上で、少し自分のことになるんですが、工夫したことがあります。それは、名刺です。皆さん、一般質問で実は触れようと思っていたので、かなりお配りしたので、見たかもしれませんが、少しネタに走ったような、小坪慎也ですから、KTB48と書いています。いわゆるアイドルグループの流行に便乗したようなものなんですが、これは非常に苦労して、迷って迷って作ったものです。
 私が県に行っても、私が国に行っても、市長や議長とは違います。何度も会えるわけではありません。そう頻繁に会うものでもありません。それでも1人にでも覚えてほしくて、僕を覚えてもらうんじゃなくて、行橋市という名前を覚えてほしくて、それで笑いでも良いから、何か考える方法はないかと思って、必死に考えたものになります。配ったときに、皆さんがにっこり笑ってくれて嬉しかったです。他の方もにっこり笑ってくれて、僕のことを覚えてくれました。
 その上で質問させて頂きます。例えば、名刺などは、どうせ刷るものです。アイディア次第では追加の予算などなくても、各ツールの充実ということは可能かと思います。今すぐ何かを作ってくれという話じゃなく、例えば、庁内でアイディアを募集して、コンペなどを開いて頂けないでしょうか。コンペだけなら予算は掛かりません。できれば若手職員からのアイディアを採用して頂きたい。各種ツールの拡充という部分、アイディアの吸い上げをお願いしたいと思っています。よろしくお願いします。

○議長 城戸好光君

 八並市長。

○市長 八並康一君

 まず、先程、財政的な問題を言いましたけど、地方に権限をということもずっと申し入れをしています。ただ残念ながら、国も県も地方に権限だけ移譲して財政が付かないという話できて、それですったもんだしていますけど、しっかり権限移譲のほうも対応してまいりたいと思います。
 名刺の件です。これは随分前から行橋市として、例えば御所ヶ谷あり、それからいろんな物を使って、行橋というものをPRするために職員も名刺をすべきではないかという、そういうアイディアを募集したり、それを作ってきたことがあります。ちょっと今ストップしていまして、よそに行きますと、大変な良い、そこのPR名刺を持っていまして、今のお話を含めまして、アイディアの募集等々、いろんな検討をさせて頂きたいと思います。もっともっと行橋が皆さんに知って頂けるような、そういう名刺作りも、職員も頑張らせたいと思っています。

○議長 城戸好光君

 小坪議員。

○1番 小坪慎也君

 今の話は名刺だけではなく、例えば香川県に先般行ってきました。ここはうどん県ということで、一生懸命売り込んでいますが、うどん県パスポートという物を作ってやっています。これは県の職員が考えたそうで、非常に面白いものでありました。
 次の質問に移りたいと思います。市職員の教育体制についてに移ります。
では、1回目の質問です。別に、こんなに高いと、どうしたことかとバッシングする目的ではございませんが、新採職員の財産としての重みについて、理解を共有するために、お伺いします。一般職の生涯年収、役付なしの生涯年収を教えて下さい。

○議長 城戸好光君

 総務部長。

○総務部長 松本英樹君

 小坪議員のご質問にお答えします。高校卒業の初級事務職をモデルとして算出いたしておりますが、退職手当を含めて、およそ2億3000万円でございます。

○議長 城戸好光君

 小坪議員。

○1番 小坪慎也君

 このように、2億円ちょっとするんです。非常に高額でございます。高いです。じゃこれは何か、当然人間なんですが、見方をかえれば、公金ですから、市民が割賦で、ローンで買った大事な財産であり資産なんです。語弊はあるかもしれませんが、耐久消費財を皆で共同購入したような考え方ができると思います。当然、議会だって市庁舎だって、高いインフラです。しかしこの行橋市役所という組織において一番高いのは何か、それは人であります。これは数字で言っても人間です。その高い人間、それをしっかりと運用できているか。そこの部分を私は考えていきたいと思っています。
 特に、若手の職員のアイディアがどれくらい吸い上げられているか、そこの部分を1つ触れたいと思っています。先程触れさせて頂いた名刺の件なんですが、何か考えていて、最後にあの案に落ち着いたのは・・

○議長 城戸好光君

 小坪議員、前に戻ることはできませんので、今のままいって下さい。

○1番 小坪慎也君

 分かりました。はい、了解です。
 では、若手の職員さんからのアイディアの吸い上げや、何かやった、これは面白いよというものがありましたら、紹介をお願いします。

○議長 城戸好光君

 総務部長。

○総務部長 松本英樹君

 私が知る限りでは、今のところ、ございません。

○議長 城戸好光君

 小坪議員。

○1番 小坪慎也君

 いろいろと面白アイディア等もあると思いますので、どんどん募集をして、誇れるものが出来れば良いなと思っています。
 それでは、この話で③に書いてある将来の部課長という認識について、確認という部分です。ここのところを話させて下さい。
 残念ながら、これはもう不謹慎な話じゃなく、人間は生き物ですから寿命がございます。それで20年後、執行部の皆さん方は、恐らく殆どの方が引退されていると思います。笑い話じゃなくて、本当にそうです。しかし30年後、私は64歳で、恐らく、今の長寿命の中で、私は30年後もまだ働いていると思います。私の子どもは今1歳です。そうすると20年後、丁度21歳、社会に飛び立つときです。
 例えば、福祉部長、福祉のエキスパートで、市内の全ての福祉を見ます。教育部長、教育長、市内の教育全般を預かります。20年後の今1歳の子ども達のために、20年後の教育を、福祉を、そして都市計画を任せられる人材が誰か、それは今の新採職員で、今の20代30代が20年後、30年後、私の娘が20歳になったときに部長で、行橋市の現場指揮官で、そして私が30年後、そろそろ引退するかなというときに市を切り盛りしていく、そんな方々を2億3000万円も出して入って頂いたんです。その方たちが引退した後に、例えば福祉を受けるときに、この人の指揮のもとに福祉を受けたいと思えるような人材を育成すべきだと考えています。そこまでの覚悟を持って、職員の研修に当たって頂きたい、そして、どのようなことをされていますかというのが私の質問です。お願いします。

○議長 城戸好光君

 八並市長。

○市長 八並康一君

 小坪議員の質問に、お答え申し上げます。1つの数字で見ますと、2億3000万円というのは非常に高いようですけど、職員が18歳から入って、そして本当に低い給料からずっと職員で頑張る、結婚する、子どもが生まれる、子育てをしていく、そして退職をしていくという、ずっと長いスパン、40何年、65歳までいきますと、相当に長い間仕事をされます。その全体的なものから見たら、2億数千万円というのは、高いものではないと、私は認識しています。ただその今の現状のところで、どれだけですかと言われますと、2億3000万円というのは高いと見られるでしょうけども、職員がずっと頑張っていって、そして市民の皆さんのために仕事をさせて頂く、それから家族を育てていく、地域の中で努力するという、そういう職員の努力に対するもの、このことについては、私はそんなに高いものではないというふうに認識しています。
 それからもう1つ、私も今の職員、460数名居りますけども、相当にいろんなことを言い続けてきています。若干、問題のある職員も居ないことはありませんけど、殆どの職員は、全力投球で市民の皆さんのために仕事をさせて頂いています。それぞれの部署で、そして特に若い人たちには、新規採用のときには、4月1日に採用したときに、1時間程度、行橋の市の職員としての自覚を持つこと、それから将来の行橋市のために、どういう働きをしていくのか、そして自分が将来の指導者として、どうあるべきかということを含めて、まずスタートから初心を忘れずに頑張ってほしいということを言い続けております。そして部長の皆さんにも課長の皆さんにも、係長の皆さんにも、やはり自分が自覚を持って行橋の市民のために働いているんだという、そのことでしっかり努力をしてほしいということを言い続けてきております。そのことも含めまして、職員研修は副市長のほうが研修の所長ですけど、全般的に職員自身が本当に少数精鋭で懸命に努力できるような体制を、これからも続けていきたいと思います。職員が市民の皆さんために働いていることが誇りに持てる、そういう市の体制を続けていきたいと思います。

○議長 城戸好光君

副市長。

○副市長 上田秀治君

 研修の内容でございますが、新規採用職員については、新規採用職員の採用研修、そしてまた5年、10年と過ぎるに従いまして、それぞれの職員の研修、それから係長につきましては、係長研修、課長研修、それから最後には部長ですが、部長研修ということを段階的に実施して、将来的には、皆さんが全て、係長、課長、部長になるようにと指導しておりますが、これは人間、能力の差が出てきます。そして全部が部課長になるわけにはなりませんので、そこのところについては、適材適所の配置というふうになってきているのではないかと思っております。以上です。

○議長 城戸好光君

 小坪議員。

○1番 小坪慎也君

 次の質問に移ります。今の話を受けましてという部分で質問しようと思っていたんですが、民間比較のため、行橋市の新採職員の研修内容を、ざっとで結構ですので、教えて下さい。

○議長 城戸好光君

 総務部長。

○総務部長 松本英樹君

 研修の内容でありますが、独自研修と派遣研修がございます。独自研修としましては、接遇を含む職員倫理、財政状況、文書管理等々、救命講習などもございます。
 それから派遣研修としましては、これは大野城にあります市町村職員研修所という所になりますが、公務員法等の各法律の仕組み、地方自治の仕組み、対人関係能力等々の研修がございます。以上です。

○議長 城戸好光君

 小坪議員。

○1番 小坪慎也君

 ありがとうございます。この民間の教育体制という部分で、私は、通告書の中に2つ挙げさせて頂いております。新入社員、いわゆる正規雇用の人間と製造派遣、非正規雇用の最たるものとして挙げさせて頂きました。ここの際に、学ぶべき点がかなりあるんじゃないか。現在このような状況でありますから、新入の正規の社員というのは、民間は殆ど取っておりません。また、この認識は共有して頂きたいですが、私もできれば口にしたくないような現実なんですが、例えば、地元の高校を出たからといって、地元に企業があって、そこで正規で雇って頂けるわけではなくて、多くは本社採用組といって、ある程度の大学、しかも国公立でも上のほうの人間だけを選抜して、東京で、関東で面接をして送り込んでくるという体制を取っています。私もその中の一人でした。ですから連れて行かれた工場の先、地元の方が居られるんですが、基本的に製造の派遣で、非正規採用で、非正規雇用で入れられるか、もしくは社員は社員なんですが、事業部採用組ということで、賃金や様々な面で格差がございました。
 この中で、教育体制という部分で、学ぶべき点だというふうに言うのは、本当につらい現実です。口にしたくないというのは、私たちの世代の話だからです。そしてこの観点を是非持って頂きたいです。
 私の友達も製造派遣、もしくは介護職の現場方のみをやっていた友達が沢山います。先輩も後輩もです。10年間製造派遣をしますと、もう就職ができないんです。できないんです。履歴書が駄目だからです。10年間同じように、同じ速さでネジを回して、早くても遅くても駄目なんです。ネジしか回せないんです。そして誰かよりも優れているわけでもないんです。また工場内は私語が厳禁であります。上司がいるわけでも部下がいるわけでもありません。敬語や尊敬語が喋れなくなるんです。社員で入ったときに、一番最初に回される仕事は、主に外線を取る仕事です。会社の代表として外線を取るわけですから、敬語や尊敬語が喋れないというのは、もうどうにもならないんです。10年続けて35歳、それで手取りが20万円いかずに、世間を見れば、20代の新卒の若い子たちが沢山いて、研修というのは、非常に高コストです。35歳になって敬語、尊敬語がずっとしゃべれない状態で、正直もう面接まで進めないんです。
 何が言いたいかというと、もともと友達だから身内びいきというわけじゃないんですが、しっかりした人材でした。ちゃんとした人間なんです。育てれば、すごいやつになったなという友達も沢山います。それが職務内容や、そしてその職務の中で研修のフローがないことによって、ここまで落ち込んでしまうし、逆に選ばれたというか、殆ど運なんですが、正規でいった人には、徹底的に、本人が血反吐を吐くくらいの研修を行います。すごい差別化があるんです。これを他山の石として、大事な職員ですから、私は職員の給料が高いとも安いとも言ってないんですが、折角雇用したんですから、大事に育てて、40歳、50歳になったとき、部長、課長として全国で一番だと言われるくらいの人材が配置されるような、このような民間の私たち若手の苦しい現実を見て、覚悟を持って研修に当たって頂きたい。これは質問というよりも、覚悟をお聞かせ願いたいというお願いであります。

○議長 城戸好光君

 八並市長。

○市長 八並康一君

 小坪議員の熱い思い、私もまさにその通りだと思います。日本の社会の在り方が、随分変わってまいりました。例えば、本当に町工場で職人と言いますか、本当に職業人として育てられてきた、そういう過去の経過、あるいは鉄鋼産業もそうですけど、鉄を作っているときに、本当にプロの職業人として育っていく、そういうふうにして、ずっと若い人たちが育てられてきた、そういう日本の社会がありました。今それが消え去っていっている。やはりもう1回、どういう所でも一人ひとりが働いていくときに、そのプロしての意識を持てるような職業の在り方、あるいは会社としての指導者のあり方等について、是非もう1回再構築して頂きたいと思っています。
 つい先日、テレビで恐縮ですが、アメリカとかドイツやフランスや中国のいろんな日本で学んでいる若い人たちが集まって、そこでどういうふうにして皆さんが育っているかという話がありました。ドイツは働きながら、もう1個自分がこういうものを勉強したいと、そこに行かせてくれる。会社もちゃんと保障してくれる。あるいはちゃんと国のほうが、そうやって若い人たちが、どういう仕事をしたいかというのをきちっと捉えて職業訓練をしてくれる、それを今度、訓練を受けた後、物凄く大事にして会社の社員として、企業の社員として採用してくれて、それがずっと続いていく。それを見て、アメリカとかいろんな国の方が言っていましたが、日本も元々そういう国だったんです。ところが現在の社会の中で、日本の中では、やはり生き延びていかれないということで、会社が外国に出て行く、日本の中で若い人たちが仕事がない。それに対して本当の意味で職業訓練をする、これは行政の責任もあるんですが、職業訓練をしていきながら、その訓練を受けた人たちが、大事に会社に入って、そして仕事をしていけるような、そういう体制を、もう1回私は日本の国の中でつくるべきだと思います。日本のそういう職業というのは、物凄く評価されているわけです。
 つい先日、ある会社に行きましたが、自動車のところに行ったら、最後に点検をするときに、手で触っていきます。手で触っていって、ちょっとした凹凸が手で分かる、これはどこの会社もそうだと思いますが、そういうふうにして、プロが育っている。そういうふうにして、1つひとつのところに本当に職業人として頑張れるような体制をつくっていく。それはやはり行政は勿論そうですけど、社会全体がそういう人たちを育てていくというのは大事だと思っています。そういう意味で、市の職員が、そういうものをしっかり学びながら、プライドをもって、そして地域の皆さんのために仕事ができるような、そういう市の職員になるように、私たちも努力していきたいと思いますし、いろんな示唆を頂きたいと思っています。頑張ってまいりたいと思っています。

○議長 城戸好光君

 小坪議員。

○1番 小坪慎也君

 再質問3回目になります。私は、この中で変わってきたのは、市長が先程、他の質問の答弁のときに言われた小泉改革のときです。特に、私たちは竹中さんの政策だったんですが、あれがもう就職した丁度1年後におきまして、目の前で現場は仕事が激減していって、印鑑をつくのも嫌でした。その判をつくことが、エクセルで、ある意味、私は上司というかリーダーですから、誰をどういうふうに削除しているというのが、本当によく見えたんです。人の履歴書を監禁して、人の人生を、その先の未来を、そして彼らの将来を搾取して利益にしているというのが目に見えて数字で分かるんです。とても辛かったです。これが、僕がこの場に立っている原風景で、そんな友だちの人生を100人から肩に背負って、この場に立っている覚悟です。これについては、覚悟を示すという部分で、答弁は結構です。次の質問に移らせて下さい。
 次の質問です。道路行政を基本軸とした行橋市の歴史と今後についてに入ります。
これは、どういうことかと言いますと、行橋市は、もともと外需で回っていたんではないかという部分と、これからの行橋市を考える、語るにあたって、今まで行橋市はどういうことがあったのかというのを、道路行政や商業を基本軸に少し振り返りたいなと思って、書かせて頂きました。
 それでは1つ目の質問です。南行橋整備後、及び行橋駅高架後の行橋駅、南行橋駅の乗降客数の変化について教えて下さい。

○議長 城戸好光君

 都市整備部長。

○都市整備部長 中村強君

 小坪議員の質問にお答えします。平成23年度実績で、行橋駅の平均乗降客数は、1日あたり1万3343人で、南行橋駅が1日あたり2820人でございます。また南行橋駅開業前の行橋駅の平均乗降客数は、昭和62年実績で1万7782人でございます。以上です。

○議長 城戸好光君

 小坪議員。

○1番 小坪慎也君

 この数字が示すものが何かという部分です。昭和62年で、約1万8000人居られると伺いました。これが今の現時点では、行橋駅が約1万3000人、南行橋駅が約3000人弱と、合算しまして1万6000人です。1万8000人と1万6000人、若干というか、これ結構減ってはいますけど、単純にこれが減ったという部分ではないんです。それが何かというと、自分のところが客商売をしておりましたり、商売人というか商店の知り合いが多いですから、こういう話をさせて頂くんですが、先日、文教厚生委員会で研修に行かせて頂きました。その芭蕉の所に博物館があるんですが、そこの博物館が面白い工夫をしています。それは何かというと、博物館単体ではなく、市民に供用する貸館をやっているんです。貸館を非常に安く提供していますから、市民が歩くんです。これは頭が良いなと思いました。なぜかと言いますと、そこの特産物、面白いものの場所を並べて、確かに観光客が来るでしょう。ただし土日です。土日だけです。季節によっては、シーズンの表れかたもあります。この不安定な観光客の人の流れ、導線。人は生き物ですから、こういう例え方は変なんですが、お小遣いを入れたお財布を持っている人が流れている線、この線が1本では細くて、横にお店を建てても潰れてしまう。商売が成り立たない。だったらどうするか、貸館を造ってやることで、安く提供することで、市民が歩くものですから、観光客の導線と市民の導線を寄り合せて、そうすることで、横で商売が、商業圏が成り立つわけです。なので、導線は少しでも太く集中しないと、商売は成り立ちません。
 では今の数字なんですが、かつて行橋駅は、昭和62年段階、駅の片方の面で1万8000人が乗降していたんです。ですから駅の片面、商店街の前を1万8000人が通っていました。これが今はどうなのか。まず南行橋が3000人弱です。これは親の送迎がありますから、実数としては、恐らく5000から6000人になるはずです。そして行橋駅が1万3000人になっていますが、いま両面から入れます。これが良いとか悪いとかではないんです。どうしてこうなったかという話です。1万3000人の半分ですから、約6000人から6500人程度、3分の1に減っているんです。3分の1のGDPしか、お財布しか、目の前を流れていなければ、売り上げは3分の1に落ちますし、当然、利益が出ないと税金が納められませんから、商売が苦しくなるんです。あの時代の行橋がどうだったか、目の前にお魚が大量に流れているから商売人たちはイベントという形で安売りや特売、面白いことをやって、用意ドンとイベントを打つんです。これが同じタイミングで揃って土曜夜市になり、余りにもワイワイやっていて騒がしいから楽しそうで、外から行橋に来ていた。これが外需で潤っていた時代の行橋だと、私は考えています。
 都市計画上、導線を、市民の利便性や行政サービスを考える上で、結果的に分散させてしまったこと、これが外需を呼び込むではなく、元々あったものを喪失していった1つの原因ではないかと私は考えております。これが時代の変化以外の要因ですが、正直、行橋がどんどん発展していってほしいんですが、ちょっと傾いたところもあると思います。どうして、そういうふうになったのか、市長の観点から、こういうのがあったよねというのがありましたら、お聞かせ下さい。批判するつもりではありません。

○議長 城戸好光君

 八並市長。

○市長 八並康一君

 小坪議員のご質問に、お答え申し上げます。
非常に難しい課題です。実は、数日前、ある方といろんな話をいたしました。ここにも議員をされている方の中に、そういう活動をされた方が居ますけど、東側をどうするかということで、相当な議論を続けてきたわけです。そして、これは県道ですが、県道の整備をどうするか、昭和42年だったと思いますが、都市計画決定をされた4車線化と、そのまちの状況について、何十回と期成会を作って議論を続けてきました。そのことを理解して、パッと引いた方々が何軒かあります。でもその当時の名前は申し上げられませんけども、商工会議所の会頭は、私のところは引きませんという話になって、一発で終わったということがあります。そこで商売をした方が、そこで引きましょうと皆さんが言っているときに、私は引きませんという、そこの商工会のリーダーそのものが、もう自分の家は引きませんという話になって、議論が難しくなったという経過があります。
 その後も、何十回とやっていきながら、結果的に総論賛成で各論反対という話になりました。これは道路の問題だけです。そこが今は、あの2車線、相当に車が動いています。しかしその車が動いていますけど、実際にその街の中に止まるかどうかというのがありますが、いずれにしても車社会ですから、そういう状況になっていることは確かであります。
 そのことも踏まえて、全体的には、私はまさに外需も含めて商業活動というのは相当活発になってきていますが、もう議員ご承知の通りです。トライアルまで来て、全体が動く中で、今の行橋における商業活動は、もっとやって良いという、そういう商圏リサーチまでしてきていますし、金融機関も来ていますが、やはりどうしても過去、江戸時代から明治、大正、昭和にかけて、まさに京都平野の中心として努力をしてきた中心商店街は、苦しんでいます。そこは議員がおっしゃった通り、本当に中心的には商売をする方ばかりです。その方々がどうしてもそこで商売ができないということで、若い人たちは、ゆめタウンに入ったり、ハローデイに入ったり、北九州市に行ったりして仕事をしていますが、やはりもう1回、そういうまちづくりをすべきだということも言われています。
 しかし町全体としては、大災害があった後、昭和50年の災害があったときに、河川工事があって、その後、駅の高架事業をする、そして区画整理をする、様々な道路整備をする中で、今の車社会に対応した大きなまちになってきていると思います。この地域の中では、相当に元気のある行橋市になってきていると思いますが、部分的に、今おっしゃった通り、苦しい状況が続いています。きょう、そのことについては、前の議員にお答え申し上げましたが、やはり一番の中心である所をどうするかということを含めて、もっと中心の街が元気になって、人々が動くような、あるいは買い物して頂けるような、そういう街にすべきだと思っています。全体的には、いろんな課題がありますが、そこで一応回答はとどめさせて頂きたいと思います。

○議長 城戸好光君

 小坪議員。

○1番 小坪慎也君

 今なぜこの話をしたのかと言いますと、都市計画の基本についてであります。
私は、製造業の中でも工場を出したりする側の人間でしたから、産業道路や商業圏の在り方というのを大学で徹底的に習ったわけではありませんが、職務上、一部学ぶことがありました。先程させて頂いた話というのは、何かと言いますと、そのまま言うと誰かの批判に聞こえるかもしれませんが、批判目的ではないんです。私の考える基礎という話です。
 住宅地と道路インフラを引っ付けたら、小倉で物を買うのは当たり前なんです。安くて沢山の品揃えがありますから。では、どういうときに人がお金を使うかというと、やはり楽しい気分の時、そして歩いている時なんです。そしてそれを少しでも寄り合せないといけない。そうすると交通インフラ、道路であったり、また駅であったり、こういうところと住宅地を隣接させるんではなくて、サンドイッチのように間に商業圏を挟むものだし、これがもともと交通機関と住宅地が隣接していれば、この間が商売が成り立つぞということで、徐々に商業圏化してくるのが時代の変化だと考えています。
 もともとこれは行橋が古いまちですから、あの位置にたまたま、その当時は自動的になっていたんじゃないか。これを触ってしまうことで、先程、総論賛成、各論反対と言いましたけど、うまくいかずに、少しいじり壊してしまった部分があるんじゃないか。ただこれが過去の批判ではないというのは、あるデータの中で、当時、皆さん、必死に考えて出した結論ですから、それをもって揶揄したり悪く言うつもりはないんです。このような過去がありますのでという確認を踏まえた上で、現在、東九州道が通ろうとしております。ストロー効果という言葉を聞いたことがあると思います。
 このように、(水入りコップを示す)これは氷が入っておりませんが、瀬戸大橋が出来るときに有名な国会での答弁があって、氷が入ったコーヒーを飲んで、最後に氷しか残りません。インフラで時間距離を短くすることによって、出がらししか残らない、そういうことがあるんじゃないか。具体的に行橋で言えば、大型の耐久消費財や高額の物、そういう物は、ちょっと高速代を払っても外で買ったほうが安い、そういうことになれば外に需要が逃げていってしまう。そしたら地元の業者は、もっときつくなってしまう。ストロー効果の対策は様々な自治体がやっております。やっておりますが、うまくいった例もなかなかありません。でも焼け石に水でも、必死にやるべきだと。当然、東九州道が通って嬉しいですし、これから経済も発展してほしいし、でもその上で、製造派遣等苦しい職業が沢山ある中で、地場産業と地場の雇用を併せて守ってほしい、そのような思いを持っております。
 よって、ストロー対策、様々な自治体でやられています。基本的には、同じ業種の社長さん同士、少し仲が悪かったりするんですが、行政も入っていって、まあまあと、スクラムを組ませたりとか、このようなことしかできませんが、どんどん調べてやって頂きたいと思います。時間の都合上、こちらはもう答弁は結構です。
 次の質問に移ります。破綻後の夕張市の状況と行橋市の比較についてです。
破綻という言葉を使いますと、皆さん、ビクッとされると思いますが、何が言いたいかと言いますと、結構シンプルなことです。実際、夕張市という自治体が破綻してしまいました。この破綻した後に、どのようになったのかという分析を、あまりニュースでは見ません。それで調べてまいりました。
 集英社の週プレNEWSという中を一部抜粋させて頂きますが、破綻した自治体は、まず国、総務省の管理下に入り、容赦ないリストラを受けました。夕張市の場合、給与は4割削減、破綻前に居た職員は300人でしたが、現在は120人ほど。これではやっていられないとばかりに、幹部候補の若手の職員の多くが自主退職の道を選びました。続けて市役所の取引業者が市外に撤退。連鎖的に関連業者も後を追いました。結果的に、市商工会議所の会員数は、破綻前の300社から200社に減りました。このような報道がされております。これは確か9月のニュースです。
 ここから学ぶべき点が、私はあると思うんです。自分なりにいろいろと見ていく中で、夕張の破綻の例というのは、かなりソフトなものだったんじゃないか。と言いますのは、あそこは千歳空港からも相当に離れていて、インフラがございません。ニュースで私が見ていたのは、悲しい成人式です。新成人が、お金がないから募金をして成人式をやっているんですが、果たして行橋市が同じことができるか、これは無理だと思います。なぜなら夕張には、周りの自治体が事実上なくて、陸の孤島で雪に閉ざされるんですが、行橋市の場合は、それはもう今から高速道路が通って、特急が通って、○○するだけなら、苅田に住民票を移してもいいんです。このような状況で、何かあったときの崩壊速度が特に厳しい。これは仮に破たんしなくても行政サービスの差が近隣自治体で出てくると、特に若い子はお金がありませんから、殆ど賃貸で、土地や建物に縛られていないため、これから長期にわたって税金を払ってくれるであろう層こそが、一番最初に流出するんではないか、このような懸念を持っております。
 それらを踏まえて、いま述べさせて頂きましたが、長期にわたって、これからの福祉を、例えば20代だったら40年間税金を払います。市民一人ひとりを黒字だ、赤字だという見方はおかしいのかもしれませんが、税収上のプライマリーバランスを考えるにあたって、どの世代をどういうふうに手当、メンテしていって、どういう施策を打っていくという部分は、非常に重要になってくると思います。
 先程、製造派遣の話を出させて頂きましたが、ちゃんとベースアップしていく、もしくは地場の企業で地に足を付けて働ける環境を、若年雇用をしっかり守っていくことが行橋市の未来につながるんじゃないかと思うんですが、その点について、市長のお考えをお聞かせ下さい。

○議長 城戸好光君
 
 八並市長。

○市長 八並康一君

 小坪議員のご質問に、お答え申し上げます。
 まず、夕張の例を出されました。私自身も非常に辛い思いをしています。福岡県に居りますときに、炭鉱の閉山があって、その炭鉱を閉山した所の地域に相当に職員が入り込みまして、苦労してきました。いかにして、そこの炭鉱で元気だったまちが疲弊していったのか、そこからどういうふうに立ち上がるのかという、相当に苦労を続けてきています。もう今は嘉麻市として合併していますが山田市あたり、次は私の所かということで夕張に学びに行ったり、そういう勉強をしてきていますけど、夕張の皆さんが、何とかして炭鉱の閉山から立ち上がりたい、そして、そのためにいろんな投資をし過ぎて、借財が増えて、残念ながら、ああいう形になりましたけど、地域の方々の熱い思いというのは、私は大事にすべきだと思っています。これは福岡県の中でも炭鉱地帯で相当に赤字再建団体から何度かそれに陥って、そこから立ち上がってきたまちも沢山ございます。
 そういう意味では、やはり過去のエネルギー革命で頭を抱えたまちの1つとして、特に北海道というのは、冬はもう大雪ですし、そして人々がなかなか来ないという中で、どういうまちづくりをするかということで、苦労に苦労をし続けてきて、結果として国のほうから厳しい指摘を受ける、夕張の再建をしていくべきじゃないかという話になったと思います。是非そのことは、ご理解した上でのお話だと思いますが、そういうわが国のエネルギー革命の中で疲弊してきたまちが沢山ある、その中の1つとして頑張ってきたということを、私もやはりこれからも大事にしていきたいと思いますし、そこで成人式を迎えた若い人たちが、自分たちが一生懸命頑張って、最近テレビでやっていましたけど、本当につらい思いでやってきたと思います。
 そこでそのことを踏まえて、行橋市は行橋市として、どういうふうにもっていくべきか、大きな課題でございます。そのことを参考にしながらも、やはり力を沢山頂いていますから、その力を大事にして、これは道路行政もプロジェクトもそうでしょうし、企業もそうでしょうし、いろんな人たちが、この地域で頑張って頂いて、その力を頂いていますので、この力を大事にして行橋の発展に向かっていきたいと思います。その中で、職員もしっかり頑張らせたいと思っています。

○議長 城戸好光君

 小坪議員。

○1番 小坪慎也君

 ありがとうございます。夕張の例を取り上げて、行橋市の話をさせて頂いたのは、交通機関が発達しているからこそ、若い子たちが流出しやすいという問題について、認識を共有したいという思いで喋らせて頂きました。飛行機がありますから、最悪の場合は、東京から通っても、○○くらいはこなせる。そういう状況になってくると、夕張とは厳しさが違うぞと、それくらいシビアにいかなければいけない。先程述べさせて頂いたように、若い子ほど、特に子育て中の世代が殆どお金を持っておりませんから、殆ど賃貸に住んでおり、勿論3世代で親の所に住んでいる人は居ますけど、別にそこにローンで買った家があったり、どうしても守らなければいけない土地があったりするわけではないので、流動性が比較的高いんじゃないか。ゆえに雇用面とか若年雇用をしっかりして下さい。
なぜこれが大事かというと、夕張では、先程、研修が大事だ、若手職員を大事にしましょうと言ったんですけど、このニュースを扱ったのは、幹部候補生たちこそが、つまり他の所に行ってもやれる子たちが、宝として育ててきた子たちからこそが出てしまって、出がらしみたいな言い方は良くないですが、これから先を担う人材から抜けていった。だからこそしっかりとした施策と覚悟を持っていかなければいけないという思いで述べさせて頂きました。時間の都合上、次の質問に移らせて下さい。
 経済対策について、質問させて頂きます。これは具体的には、市長が首長として、どのような経済認識で、例えばケインズ、マルクス等々あります。現在のデフレ状況におきまして、大きな政府、小さな政府、沢山ありますが、どういう景気認識で、どういう政策をやっていくか。つまり緊縮財政なのか、財政出動していったほうが良いのか。私は財政出動派でケインズが大好き、大きな政府派なんですが、市長はどうなのかなと思って伺いたいと思いました。以上です。

○議長 城戸好光君

八並市長。

○市長 八並康一君

 すごい大きな課題を出して頂いて、ちょっと私自身も戸惑っておりますが、ケインズが良いのかマルクスが良いのか、あるいはシュンペーターが良いのか、いろんな方々が相当に努力を続けてきていま。経済学については、私も若いときに学びましたけど、今は、現実問題として、いろんな対応をさせて頂いています。ただ緊縮財政をしなければならない時もやはりあるわけです。どうしても財政上うまくいきませんというなかで、先程おっしゃった地方分権の問題、あるいは小泉内閣からの問題点も含めて、どうしてもここでしっかり守らなければいけないという、その守った上で、その余力が出てきたものを、どういうふうにして地域にお返しをして、地域の経済を高めていくかという、これは大事なところだと思っています。
 行政は、やはり1つの単一の基礎自治体だけでは、どうしてもできませんから、今朝も話がありましたが、地域で連携する、あるいはもっと北九州市とか筑豊地帯とか、大分県と連携しながら行っていく、県の力も頂く、国の力も頂いて、そして地域の皆さんが元気に生活できるような場所をつくっていくというのは、非常に大事だと思います。その意味で、特に、繰り返しになりますが、若い人たちが、この地域で喜んで仕事に就けて、そして生活ができていけるような、そういうまちというのが最も元気あるまちですから、是非そのことを含めて対応していきたいと思います。
 経済学者のことについては、ちょっと私自身も、いまお答えできませんけど、いろんな考えがあると思いますが、是非そういういろんなものの力を頂いて、努力していきたいと思います。

○議長 城戸好光君

 小坪議員。

○1番 小坪慎也君

 ありがとうございます。少し答えにくい質問だったようで申し訳ありません。
これが何かと言いますと、デフレ時は、基本的に規制緩和、グローバリズムが逆で、インフレを抑える。インフレを抑えるときに、例えば増税をしたり規制緩和をしてやって自由化をしてやったりして、インフレを抑える効果がございます。これは私が威張って喋っているんではなくて、どの本を見ても基礎編に書いております。このどんどん広げていこうという、自由にしましょう、グローバリズムというのがマルクスで、ケインズは逆にニューディール政策に代表されるようにデフレから財政出動していって、デフレをインフレにリフレさせていきましょうという政策で、これは様々な政治家さんが趣味でとは言いませんが、個々人の考えやイデオロギーがあると思いますので、私は市長がどちらが好きだというのがあっても良いんですが、現状においては、正直なところ、市民の生活等を考えれば、財政出動しか、本来であればないと思います。思いますが、厳しい現状もございますし、起債のこともあります。その中で、どういう経済政策が打てるのかなという部分をお話したいなと思って、このようなことを聞かせて頂きました。
 本当は、ここで1つ聞こうと思っていたのですが、このまま次の6の経済対策について、併せて聞かせて頂きます。
このような緊縮財政を敷かなければならないような厳しい財政下においても、何らかの財政出動はできないものかと考えました。それで具体的には、このようなものはどうだろうというふうに考えたんです。これは、こういうふうにして下さいというわけではないんですが、市の職員の給料の3分の1をプレミアム商品券で支払いますと。そうしたら当然、地方自治法違反なので、努力義務として、まず現金でお支払した後に、できればお願いして、手取りの給料の3分の1をプレミアム商品券で買い取って頂く。そうすれば、行橋市の人を雇って、もしくは京築地区の人を雇って、行橋市に法人税を納めている業者に確実に売り上げが立ちます。
工事をするだけが公共事業ではありません。全ての行政が執行する予算は公共事業です。正しくは公共投資です。この工事ではなく、経済学の用語です。そしたら特別会計は中に入っておりますが、市の予算の中で援用できる部分があるんじゃないか。しかも誰のお財布も痛まずに、具体名を挙げたらまずそうですが、例えばインターネットショッピングで買えば、一番最大手のアルファベットのAから始まる所は、日本にも税金を納めてなくて、アメリカに全部納めているんです。安いんですが一人ひとりが買う度に行橋市の福祉の予算が段々厳しくなるんです。だったら、行橋市に税金を納めてくれて、行橋市に雇用を生んでくれている業者で使ったほうが、トータルで見たら確実にプラスのはずなのに、見た目が安いから、ついついそうなってしまう。理念ばっかり喋っていても仕方がないから、システムで追い込めないか。その時に行橋市の法人でしか使えないプレミアム商品券、何か活用案はないかなと思って、こんなことを考えてみました。
 このように必死に考えれば、何か面白い経済政策が出るんじゃないかと思うんです。とても厳しいので、いろいろ考えて頂きたいと思いました。いろいろ考えて頂けないでしょうかというお願いになります。

○議長 城戸好光君

 八並市長。

○市長 八並康一君

 まず、プレミアム商品券ですが、これは今、ここ数年、商工会議所を中心にして、行政とタイアップしながら、プレミアム商品券を発行いたしております。行橋市の場合は、商工会議所がされています。買い物に行ったときに、バックがあるという、そして行橋市もその中に、関係する所で買って頂きたいという話しです。これは職員に3分の1の給料でそれを買うというのは難しい話ですけど、それを大いに活用してプレミアム商品券を買いながら、地元に利益を落としていくというのは大事なところだと思っていますので、そのことは、職員たちにも是非そうやってほしいという話はしてまいりたいと思います。
 それから行橋市にある企業も、全体的には行橋市の全てに対して税収に協力されているかと、難しいところです。ゆめタウンは広島ですし、それから、その他パチンコ屋あたりは福岡であったり、全然違うところです。固定資産税が入ったり、一部の税金は入りますけど、全体的に、そこでいろんなことを使ったときに、それが全てこちらの行橋市に入るか、これは法体系をかえて頂いて、随分申し入れをしていますが、そこにある企業はそこに税金を払うということをやって下さいと言うけど、絶対に国はかえきらない。そこのところも含めて、税の在り方はちょっと、一言だけ言わせて頂きましたが、やはり行橋市の中で買い物をして、行橋の人たちが潤うというのは、これは大事なところだと思いますから、年末になりますと、必ずそういうプレミアム商品券が出てまいりますので、それらに対する対応をしていきたいと思います。以前は、行橋のほうも支援をしていましたが、今は、支援は良いですという話になっていまして、商工会議所独自でやって頂いていますけど、いろんな支援策は行っていきたいと思っています。

○議長 城戸好光君 

小坪議員。

○1番 小坪慎也君

 今の話、経済対策、経済認識についてという話ですから、業者名は出さないほうが良いかなと思っていたんですが、市長が触れられておりますので、例えばトライアルだとか。ゆめタウンは、2階は実際商店街の業者ですが、トライアルができて市民生活は一見、利便性は上がったんですが、あれだけ大量に人が行っておりますから、傾いてきた小売店も当然、多々ある中で、そこのところも勘案して。本当は市長には、外でその話をされている時があったので、自分の丁度隣にいたのが売り上げが激減した業者さんで、すごい残念そうな顔をしていたので、地場業者を、まさに、ゆめタウンが広島に納税しているという話をされましたが、だったら行橋に税民を払っている小さい、そのとき市長がトライアルの話をされたときに、暗い顔をしていたおじさんのほうも向いて、話もして頂きたいし、政策も書いて頂きたいと思うんです。
 そしてこれは、経済の話ですから、財政出動という部分で、自分は話をさせて頂きました。なぜこれが必要か、ちょっと儲かればどうとかという話ではなく、売り上げが見込めるから初めて仕入ができるんです。例えば、うちの店にしても、お客さんがどう来るか分からないけど、バックスのほうに生け簀にお魚を泳がすんですが、生鮮食品でしたり、そのようなものですと、ある程度の売り上げや見込が立たないと、商売が成り立たないんです。そして人が来ることによって品揃えを充実させることができて、小倉はいっぱい品揃えが良いのに、行橋はそうでもない。それはそうなんです。いっぱい並べても腐らせてしまうかもしれないから。そのときの錆びついた歯車の一番最初を動かすための潤滑油が財政出動で、そういう認識で私は話させて頂いているんですが、そうすると、先程の地方公務員の給料をプレミアム商品券でと言ったのは、決して冗談ではなくて、使ってくれたら得になるよとかじゃなく、誰かが先陣を切っていかないと、錆びついた歯車が動かないんです。
 じゃあ職員さんが3分の1の部分をどうせ生活必需品がありますから、どこかで何かを買うでしょう。買うことで、ああ今は誰かが買ってくれる人がいる。そしたら初めて仕入ができるんです。品揃えが良くなります。そしたら他の市民も買うかもしれない。こうやって錆びたものを動かすための戦略的な動かし方をして頂きたいと思って、私はそういう認識を持っていますというのを市長にお伝えしたくて、先程の話をさせて頂きました。時間の都合上、答弁は結構です。次に入ります。
 税負担と行政サービスのバランスについて、述べさせて頂きます。
1番目の質問になります。たばこ税の税収と公共施設の喫煙所の設置数について、教えて下さい。併せて私の知る限りでは、ないと思うのですが、屋内の分煙式の喫煙所があれば、教えて下さい。

○議長 城戸好光君

 総務部長。

○総務部長 松本英樹君

 小坪議員の質問に、お答えいたします。たばこ税は、23年度決算で、およそ4億6000万円でございます。それから喫煙所でありますが、公民館、体育施設、文化施設等々、22施設ございますので、そのうち屋外に設置している喫煙所が34箇所、屋内が2箇所でございます。以上です。

○議長 城戸好光君

 小坪議員。

○1番 小坪慎也君

 このテーマは、税負担と行政サービスのバランスについてというテーマで喋らせて頂いております。どこでもここでも税金を沢山払っているから、たばこを吸わせろみたいな話ではございません。4億6000万円の税収が上がっていて、それだけの税負担を背負っている層に対して、ある程度の行政サービスはする必要があるんじゃないか。半分冗談のように思えるかもしれませんが、私は必要な観点だと思っております。4億6000万円の税収があるにもかかわらず、公共施設22施設で、つまり市が公金の中から入れたものとして、屋外が34、屋内が2箇所のみ。この34箇所のものを見たわけじゃありませんが、雑貨屋さんとかで見ますと、缶の分は大体1000円から2000円で売っています。仮に1000円とすれば、年間4億6000万円もらって3万4000円しか還元していない。屋内のは、もうちょっと高いかもしれませんが、これはちょっとあまりにも酷いんじゃないかと考えます。
 それで私は全部を、1割を下さいとも、ちょっと言えないんですが、特別優良納税者、これはもう冗談じゃなくて、特別優良納税者という認識も併せて持って頂いても良いのではないかと考えております。市長はいかがお考えでしょうか、簡潔にお願いします。

○議長 城戸好光君

 八並市長。

○市長 八並康一君

 この問題、なかなか難しいところです。特別優良納税者という考えでいけるのか、今の健康志向を含めて、いろんな所で、この課題については議論になっています。たばこの話だけをいたしますと、先般、東北に行ってきたときに東北町という所に行ってきました。三沢のすぐ側です。たばこ畑がずっとあるんです。そこで、たばこの喫煙が駄目だという話が広がったばっかりに、3分の2にたばこを作る人が減ったというなかで、頭を抱えていました。そこの町長と副町長は、たばこをたっぷり吸っていまして、まちの中ではたばこを吸いますという話があったんですけど、行橋市はと、行橋市は難しいですという話です。
 この特別優良納税者という考え方でいくかどうかはありますけど、今までの経過も踏まえて、一方では健康志向で駄目だという話、もう一方では、たばこを吸われる方が、熱い思いで、何とかしてほしいという、そのあたりを、どの辺で共存させるか、難しい考えだと思っていますけども、いろんな検討をしていきたいと思います。

○議長 城戸好光君

 総務部長。

○総務部長 松本英樹君

 申し訳ありません。訂正いたします。先程、屋内が2箇所と言いましたけど、屋内はありません。ゼロです。

○議長 城戸好光君

 小坪議員。

○1番 小坪慎也君

 実は事前に調べておりまして、ぐるぐる回ったんですが、屋内は、やはり僕は発見できませんでした。
 これは何が言いたいかと言いますと、健康の問題等もあります。ですが、自由に吸っているだけではなくて、自分が喫煙者だからというわけではなく、これは地方税、直接税で入っておりますから、税負担がある以上は、何らかの還元もしなければならないですよねという観点に立てば、喫煙所を減らしていくんではなく、これだけ予算があるわけですから、室内にちゃんとした分煙の施設をつくって、第三者の健康にも配慮した状態で税金を頂くという考えが正しいあり方なんじゃないかと、たばこ税を軸にして、やっぱり税負担をしている人には、ある程度の行政サービスを、何らかの還元をしなければいけないんじゃないかという思いで、このテーマを触れさせて頂きました。時間の都合上、次の質問に移らせて頂きます。
 商業を軸とした都市計画の振り返りと今後という部分です。すいません。随分急がせて頂いたんですが、これを恐らく最後の質問にさせて頂かないといけないかなと思っております。申し訳ありません。
 いま税負担と行政サービスのバランスについて、喋らせて頂きました。これを観点において、私たち若者のことを考えて頂きたいんです。状況はここまで酷いです。いま僕と同い年くらいで手取り20万円いかない友だちが沢山いて、恐らく40歳になっても50歳になってもそうなんです。必死に頑張っています。恐らく家は買えないだろうなと笑って言っていますし、テレビで新車のCMばっかり見てイライラしています。自分は、自動車をつくっているけど、たぶん新車を買うことはないよねと。新車が売れない、売れないとニュースのコメンテーターが言う度に、げんなりしています。
 そういう世代から、日本の福祉は賦課方式ですから、年金も皆さん方の世代の福祉を僕たち若者が背負っていきます。ずっとです。ずっと背負っていくんです。僕が就職したときは、まだ製造派遣があるかないかの頃でした。非正規雇用がこんなに沢山ある世界ではなかったんです。地方議会で言うことではありませんが、規制緩和のあおりを受けて、政治が、その時代の大人が自らの意思でこういう世界にかえたんです。そして今の20代は、当時、被選挙権も投票用紙も持っていない子たちは、社会に出たときに、もう最初からこうだったんです。就職して、ずっとその賃率でいかなければいけない子も出てくるんです。そんな世界に、僕はもう大人ですが、当時の大人たちが舵を切ったんです。それでもその大人たちの老後を私たち若者は背負っていきます。そういうルールですし、ルールというだけじゃなくで、先人に返していきます。
 だったら、先程のたばこ税の話じゃありませんが、長期にわたって納税していく、アメニティなんて横文字じゃなくて、市民プールがずっとない、映画館は潰れて、ない、ボーリング場もなくなりました。これは民業です、ですから行政は関係ないというのは簡単です。誘致するなり、3セクでちょっと予算を付けるなり、先程、芭蕉の会館の話をしましたが、あれは単体では当然利益は出ません。しかし周りの商業圏が圏域全体でみれば利益が出ています。一緒に、ちょっと気になる女の子と映画に行って、千間土手を歩いてとか、ある先輩議員が言っていたんですけど、そんな思い出を、今の若い子たちにさせてあげて、行橋に良い思い出をもって、だから苦しくても生活がいかれんでも、住民票を移さずに、このまちに居るんです。
 序列の話になりますが、福祉は基本使うものです。そして支えるのは僕たちの仕事です。順位と序列を考えてほしいんです。長いこと納めていって長いこと支える人間が、足腰がいかれんごとなったら支えようもなくなります。一番長い子ども達、心根を通した教育、そして次に子育て世帯の若年者の雇用、ここの手当てができて初めて安定した持続可能な福祉ができると思うんです。私はこれが言いたくて、今までの沢山の項目を質問させて頂きました。残り2分になりますが、これからの若い子に夢と希望を持って、胸を張って生きていけるように、首長として、どんな政策を示すべきか、後たった2分しかありませんが、市長に好きなように喋って頂きたいです。政策をお聞かせ下さい。お願いします。

○議長 城戸好光君

 八並市長。

○市長 八並康一君

 小坪議員が熱い思いで、ぐっと涙をこらえながらお話をされた、その思いは、しっかり頂きたいと思います。私たちも、まさに若い世代、それから、その子ども達、未来につないでいくために行政で仕事をさせて頂いています。やはり皆さんが本当に喜んで、そしてこの地域に住んでいて良かったという、そういう社会づくりのために全力投球してまいりたいと思います。
 最後に1つだけ、映画館とそれからボーリング場の話は、平成11年に行橋駅の高架事業ができたときに、商工会議所が子ども達に、ずっといろんなことを聞きました。すごい夢だったです。駅の周りにそれを造ってもらいたいという、物凄く絵が出て、それを行橋小学校の体育館で披露したことがございます。その思いも含めて、若い人たちが喜んで住めるような社会にしていきたいと思います。頑張ります。

○1番 小坪慎也君

 ありがとうございました。


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