平成29年6月議会(2)


○議長(諫山直君)
 小坪議員。

◆5番(小坪慎也君)
 それでは2つ目の質問に入ります。昨年のことになりますが、行橋市役所に対して、私に対して、市議を辞職せよ、さもなくば市役所を爆破する、という脅迫電話がございました。その中で、執行部に何点か問うていきます。
 まずですね、行橋市役所爆破予告犯の逮捕と、その後の訴訟についてお伺いいたします。その中で、まずお伺いいたします。市議会での議事録は、証拠能力はございますか。市の認識をお伺いいたします。

○議長(諫山直君)
 松本副市長。

◎副市長(松本英樹君)
 議事録については、証拠能力があるというふうに理解しています。

○議長(諫山直君)
 小坪議員。

◆5番(小坪慎也君)
 逮捕された爆破予告犯の刑事的な手続の進捗状況をお伺いいたします。

○議長(諫山直君)
 松本副市長。

◎副市長(松本英樹君)
 刑事的手続きということでありますが、昨年12月8日に職務強要威力業務妨害で逮捕され、現在は家庭裁判所において少年審判を受けているという状況でございます。

○議長(諫山直君)
 小坪議員。

◆5番(小坪慎也君)
 もう少し詳しく言いますと、起点となったのは、平成28年9月8日午後4時18分ごろ、行橋市役所を爆破する、という脅迫電話が架電されたところ。市はこれに対して通報等の措置をとられたか、被害届の実施状況とか、そこの部分からお伺いいたします。

○議長(諫山直君)
 松本副市長。

◎副市長(松本英樹君)
 昨年11月1日、本件について行橋警察署に被害届を提出しております。

○議長(諫山直君)
 小坪議員。

◆5番(小坪慎也君)
 先ほど12月8日ですね、逮捕されたということですが、どこのどういう方か、また家裁という話がありましたが、未成年ということでよろしいんでしょうか。

○議長(諫山直君)
 松本副市長。

◎副市長(松本英樹君)
 17歳の少年ということでございます。
           (小坪議員「どこの方ですか」の声あり)
滋賀県の米原市在住と聞いています

○議長(諫山直君)
 小坪議員。

◆5番(小坪慎也君)
 続きまして、犯人の犯行動機について、執行部はどのように認識しておりますか。報道内容等がありましたら、お教えください。

○議長(諫山直君)
 総務部長。

◎総務部長(灰田利明君)
 お答えいたします。犯行の動機ということですが、動機については平成28年12月8日、これは京都新聞によりますと、犯人が好きなブログ開設者が行橋市議に言及しており、開設者に対して更新を促すためと、そういった内容がございました。以上です。

○議長(諫山直君)
 小坪議員。

◆5番(小坪慎也君)
 いま少年の好きなブログの開設者が私に言及していたため、ということでございますので、少年が好きなブログが何か分かりませんが、この犯人がターゲットとした犯行動機は私ではないという、そういう報道内容があったと。執行部の認識はそういうかたちで間違いないでしょうか。

○議長(諫山直君)
 松本副市長。

◎副市長(松本英樹君)
 そこの点については、先ほど部長が言いましたように、新聞報道での話でございますので、ここでの答弁は控えさせていただきます。

○議長(諫山直君)
 小坪議員。

◆5番(小坪慎也君)
 少年審判ということでございますが、事件番号等が分かりましたら、教えてください。

○議長(諫山直君)
 総務部長。

◎総務部長(灰田利明君)
 お答えいたします。平成29年(少)第12号とのことでございます。

○議長(諫山直君)
 小坪議員。

◆5番(小坪慎也君)
 次に、民事的な手続について、お伺いします。逮捕された爆破予告の犯人、当然民事の部分がございますから、刑事・民事、刑事の部分については、少年ということで家裁送致、それで現在、審判手続きを取っている最中だと。
その部分で民事の手続き状況、及び本件に対して発生した市の被害。例えば職員の残業代や、管理職については残業代が発生しませんが、拘束時間等をお願いします。

○議長(諫山直君)
 松本副市長。

◎副市長(松本英樹君)
 まず管理職の拘束時間、これは当時、累計7名で約160時間くらいであろうという積算はしております。それから職員の残業代でありますが、これは少し算定が難しいところがございまして、通常業務をしながらの部分もある。ですから残っていた時間が全て、いわゆる議員言われる民事上の損害になるのか、ならないのか、判断が難しゅうございます。ただ、数万円程度は残業としてはカウントされるのかなと。
 それと民事的にどうしているかということでありますが、少年であること、それから早期に社会復帰をして更生してほしい、そういう気持ちから、いま現在としては損害の請求については、しない方向での考えはございます。

○議長(諫山直君)
 小坪議員。

◆5番(小坪慎也君)
 通告しておりますので、概算値で構いませんから、何名及び何円という部分は、正確に答弁をお願いします。

○議長(諫山直君)
 松本副市長。

◎副市長(松本英樹君)
 これは職員が積算した数字は、確かに手元にございます。だけども、そこは先ほど私が言いましたような内容がありますので、これをここで答弁すると、それがある意味損害そのものという金額になりかねないので、そこはあえて数万円程度という答弁をさせていただいたところであります。

○議長(諫山直君)
 小坪議員。

◆5番(小坪慎也君)
 私も被害者でございますので、私にも同じ用紙が向こうの代理人の弁護士よりきました。私はいろいろ諸々言いまして、根拠、論拠等、積算はこの場ではしませんが、私は5千万円と書いて戻しました。そこは同じ事件の被害者の1と2でございますから、できれば足並みを揃えていただきたかったなと。安易に許すべき事案ではないと考えております。
 私の目線から知っていることでございますが、一部を抜粋させていただきますけど、これは、私は少年に関しては、全くもって許すつもりはありません。審判手続きについても厳罰を求める、というかたちでいこうと思っております。例えば名誉棄損等、爆破予告を起因とする事件としましては、議会の議決がございました。
 具体的には、平成28年9月12日、德永議員より緊急動議が出され、これが即日可決と。この中で犯行動機について限定して言及し、かつ断定で書かれております。
警察とは県の行政機関でございます。日本は三権分立でございますから、司法・行政・立法、別機関でございます。市の立法機関には調査能力がございませんが、これを本来所掌すべき県の行政発表を待たずして犯行動機が断定され、かつあまつさえ客観的な事実と異なる内容の決議第1号が可決されたことにより、私を発端として市役所の爆破テロの予告が発生したかのような印象を、行橋市民及び市外各所に伝え、私の名誉を汚されたと、これも含めて、少年には問うつもりでございます。また、これはすでに処理を始めております。
 先ほどの報道の内容でございますが、前段が少し抜けておりますので、読ませていただきます。
 平成28年12月8日の京都新聞の記事でございますが、行橋署によると、少年の好きなブログ開設者がこの市議に言及しており、少年は開設者に対してブログの更新を促すためにやった。大事になるとは思わなかった、と話しているという。報道者が伝聞したかたちでありますが、これは行橋署の発表ということになっております。
 ここで注目すべきは、少年の好きなブログ開設者が私に言及しており、という言葉でございまして、少年の好きな、つまり犯人が好きなブログ開設者は私ではない。そこの部分を公式にやられたことに関しましては、私は非常に憤っております。何でこんな目に遭わなければならないんだと。許す気なんてさらさらありませんよ。それはいいんです、私個人のことですから。何でそれをやらないといけないのかという部分です。
 続きになります。これですね、公共施設を狙った爆破予告犯がいろんな所で続いているようですが、どういう状況にあるのか、全国の自治体の動向とか、そういう部分をお伺いいたします。

○議長(諫山直君)
 総務部長。

◎総務部長(灰田利明君)
 全国の自治体の動向ということでございます。本市同様に、自治体に爆破予告の電話があった事例といたしましては、大阪の大阪市、滋賀の長浜市、青森県八戸市といった市がございます。また28年2月18日から20日にかけて、全国で50近い自治体に対しての、市役所、県庁などの施設内に爆発物を仕掛けた旨のメールが送信されているようであります。
 また報道によりますと、全国の都道府県、政令指定都市など、121の自治体に問い合わせたところ、66の都道府県や市などに爆破予告のメール、合わせて137件あったとのことでございます。以上です。

○議長(諫山直君)
 小坪議員。

◆5番(小坪慎也君)
 それぞれの自治体において、例えば児童・学童等、またその親御さん、またそこで働く職員さん、人件費等々ではなく精神的なショックも含め、多大なる負荷が生じております。全て行橋市のせいとは言いませんし、またこれを起点としたとは言いませんが、中途半端な処理をしたがために、結果的にそれを伸ばしてしまった。増長させた、その可能性を私は否定しきれません。ですから徹底的にいくべきだと。一罰百戒とは言いませんが、簡単に許してしまうと他の所に迷惑が掛かるんです。自分のことだけだったら言いません。ただ、あの爆破予告の決議以降、近隣自治体のみならず、他の自治体にも同様のものがあったと。それを言われたときに、私は闘う覚悟を決めました。執行部は、ちゃんと毅然とした態度を、ぜひ示していただきたい。
 立法の場としては、私は、つまり議会側としては、この処理は誤りであったと思っております。私はその場で関係者ということで、発言する機会もございませんでしたから、この場で言っておきますが、私は行橋市議として、あれは間違っていたと考えております。国県地方の流れや三権分立の観点から考えても。ただ行政機関、執行部は考えは違いますので、毅然とした態度を示すことによってテロに屈しないと、そういう意思表示を示していただけるかどうか、執行部の答弁を求めます。

○議長(諫山直君)
 松本副市長。

◎副市長(松本英樹君)
 先ほど申し上げましたように、民事的な問題については、先ほど言ったように請求する考えは、今のところないという話をさせてもらいました。ただ、刑事については、それはいま審判されているところでありますので、それはもう司法と言いますか、そちらに任せる。
ただ、いまテロという話がございましたが、これをテロと断定するかどうかは非常に難しい問題でありますので、その件についての答弁は差し控えたいと思います。

○議長(諫山直君)
 小坪議員。

◆5番(小坪慎也君)
 救済三法と呼ばれるものがありまして、国家賠償法、行政不服審査法、行政事件訴訟法ですね、これについても、私は活用を検討しておりますが、まずもって少年の刑事的な手続きが終わり、また、つまり少年審判ですね、その後に民事が終わり、民事については、私は示談するつもりはありませんから、もしかしたら妥協点が見いだせることもあるかもしれませんが、それが終わった後、全ての起訴事実についてはクリアにしていくつもりです。
 執行部については、そこのこともちゃんと織り込みの上で、同じ動きをとってくれとは言いませんが、どの思いでそういうことをしているのかと、全国に迷惑を掛けた可能性があると、そこの部分は、私は恥だと思っております。そういう思いで、たった一人とは言いませんが、突っぱねている人間もいるんだと。そのことを心の中に置いておいていただきたいなと。
 民事についても、できれば示談はしてほしくないし、すべきではないと考えております。執行部は執行部で別機関でありますから、そこのところ、いま考えている部分がありましたら、最後にちょっと市長のコメントもいただきたいので、例えばこういうことをするぞと脅迫を受けたときに、それに対して、そうですね、と言ってしまったら次がつくるんです。そしてその次がここじゃないかもしれない。そういう部分も考えた上で、行政の長として、こういう脅迫行為に関して、どういうふうな対応を取っていくべきか、もし思いがあれば教えてください。

○議長(諫山直君)
 田中市長。

◎市長(田中純君)
 お答え申し上げます。まず、こういう件に関して考えなければならないのは、議員がおっしゃったように、これが端緒であったと、そしてその結果、類似の行為が各自治体、あるいは公共的なものに波及していったというようなことが、蓋然性が高ければ、我々としても当然のことながら愉快犯だったとか、そういうレベルで判断はできないというぐあいに思っています。そういう意味では、極めてリジッドに厳格に開始していきたいという気持ちは当然あるわけでございます。
 しかし他方、その後の展開を見ますと、未成年であったということが免罪符になるかどうかは別にして、ある種の愉快犯だったであろう、というぐあいな認識を我々は持っておりますので、愉快犯であったとする可能性が高ければ、本人の今後の更生も勘案して、民事については、そんなに厳しく追及することは、今回は見逃しておこうということが正直なところでございます。

○議長(諫山直君)
 小坪議員。

◆5番(小坪慎也君)
 最後に、私の知り得るというわけじゃありませんが、至る所で聞いた部分に関しますと、2回目以降の爆破予告、メールについて、えらい異常な数の爆弾を何万個仕掛けた等々のメールがネットのコピペ等であったようですが、基本的には同じメールで、そこの部分を考えていきますと、行橋市が起点となった可能性は否定できない状況であろうかと。
また私は自分の名誉というわけではないですが、落としどころとしては、議場等で、これは何とかすべきじゃないかな、公式のものをということで、内容証明を昨年の12月議会が終わる前に送っておりまして、これは議会向けでございますけど、返答は全て紙でということで送っておりますが、現状、返事もございませんので、処理を開始いたしたいと思います。極めて不誠実な対応かと思っております。