大阪維新府議団、ウイグル問題について動く。公明の動きにも影響か?【衝撃を受けた人はシェア】

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私が維新に対して頭を下げる日が来るとは思ってもみなかった。大阪自民においても衝撃だったろうし、各地の保守陣営にとっても驚きの反応があった。そして、それは維新にとっても衝撃が走ったことらしい。

「ウイグル問題に対して協力して欲しい」と、大阪維新の会の西田薫府議と会談したのは6月末のこと。西田府議からは維新府議団の役職者として、まずは府議団内にて調整に尽力するという確約をとりつけました。

のちのエピソードがあるため、紹介させて頂きます。恐らく、当Blogにおいて維新を好意的に取り上げるのは初めてのことではないでしょうか。結論から言えば、大阪維新の会・大阪府議会議員団として、党内手続きが着実に進んでいることを西田府議より報告を受けています。

 

私は、いまは自民党籍を有しているため、まずは自民党大阪府連に要請。
結果として、大阪府連は地方議員としての統一行動を決定。全自民党地方議員に対して意見書採択を呼びかけました。

議論するまでもなく出てきた問題が「自民だけでは過半数に満たない」という現実です。維新または公明の協力が必要となる。誰かが維新に頭を下げに行かねばならない。
大阪の、自民党の地方議員に行かせるわけにはいかない。
だから私が行きました。

『私が頭を下げてくる』と言ったとき、大阪自民に所属する地方議員たちにもどよめきがありました。維新と戦ってきた急先鋒の一人だったからです。
抵抗がなかったかと言えば、ありました。
しかし、この会談を受ける維新側にも葛藤はあったと思います。

大事な問題なんです。
だから、私は頭を下げた。
そして、維新は受け入れた。

 

これを受けてくれたのは、西田薫・大阪府議です。4期生になります。
守口市議一期、のち大阪府議4期。結党メンバーではなかったかと思いますが、まだ党の歴史は長くはなく、「ほぼスターティングメンバー」と言っても過言ではない議員です。
党内での発言力は低くはないでしょう。

私は、私自身が維新府議に頭を下げる姿を自ら撮影し、そして許可を得てその動画をアップしました。
西田府議も衝撃を受けていました。そして、私の読者も衝撃を受けていました。
西田府議は「こちらのほうが頭が下がる思い」というタイトルで自らのBlogでも報告。
そのBlogを見て、大阪維新の府議たちにも衝撃が走りました。

”ご自身の個人的なお願いで頭を下げるのではなく、日本の政治家として、ウイグルの人権、また、弱腰の日本外交の背中を押してやろうとの思いで、

そしてよりによって、小坪先生からすると大っ嫌いな維新の議員に対してそれも頭を下げられながらお願いされたお姿に、胸が熱くなりましたし、心から感動致しました。”

この西田府議のBlogから当該動画を見て、(西田府議以外の)維新府議たちも考えるところがあったようです。そして、その動画を見た議員の中には、府議団の政務調査会のメンバーもいたと聴き及んでいます。

 

のち、7月末、西田府議ともう一度お会いさせて頂きました。
今度は日本ウイグル協会のケリム会長、アフメット副会長も交えて、です。

西田府議からは、大阪府議団の政務調査会に諮っていること。
府議団政調会の動きは、まだ正確には分かりません。しかし、相当に前向きに進んでいることは間違いありません。

徹底抗戦してきた大阪自民・大阪維新が、同じ政策課題を推進する構図が完成しつつあります。
事実、ウイグルを応援する地方議員の会において、難波・神戸・奈良の3会場で共にチラシを配りマイクを握った坂本議員は維新所属。当該活動の過程において、意見書の字句修正は私も少しだけ意見を言わせて頂きました。のち和泉市議会では、ウイグルの意見書が採択されています。

衝撃が、走ると思います。
自民・維新・公明と、三すくみ状態の大阪。
ここで「調整がついた」場合には、いずれの自治体においても「調整がつかなかった言い訳」はできません。各党の心ある議員たちが、無理に無理を重ねて調整を続けています、いまも続けている。

国政においては時間切れにはなりましたが、最後まで調整を諦めませんでした。
ならば、地方においても同じく最後まで調整を諦めることはしない。

 

 

 

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(OGP画像)

 

 

 

 

 

西田府議のBlog
下記は、6月27日のBlogです。
私が西田府議にお願いに行ったのは、6月下旬のことでした。

(本稿では、7月後半での会談を触れて行きます。)

 

こちらのほうが頭が下がる思い

 

先日、突然ですが、ある地方議員の方とお会いしました。
福岡県行橋市議会議員の小坪慎也先生です。

経緯は、東大阪市議の野田しょうこ先生より、小坪先生が来阪されるので、お時間ありますか?とのご連絡を頂き、お会いをさせて頂きました。

お久しぶりの再会でしたが、冒頭、小坪先生から本日の会談の模様を動画で撮らせて頂き、アップしたいと思っていますが如何でしょうか?とお話がありました。

突然のお話で、そして会談の詳しい内容もまだ分かりませんでしたが、即答で、全然構いません!と快くお引き受けさせて頂きました。

カバンの中から、本題となる資料を出され、拝見すると、ウイグルにおける人権問題に関する意見書についてでした。

小坪先生といえば、ご地元の福岡県行橋市で、全小中学校で拉致問題のアニメ「めぐみ」を生徒達に視聴する事を実現された先生です。

地元の市議さんの中には、自身の後援会紙等々でも、道路を整備しました〜カーブミラーを設置しました〜と、発表されています。
もちろん地方議員として、それも大切な役目であり仕事です。

しかし、小坪先生はいつも大局を見られ、捉えられ、そして国の諸課題や外交問題を、
地方から変えていこうとの思いで、日々活動されています。
こんな地方議員の先生ってほんといないと思います。素晴らしい先生です。

今回の内容は、大阪府議会でも、この意見書の提出に向け、動いて欲しいとの事でした。

ご自身の個人的なお願いで
頭を下げるのではなく、
日本の政治家として、
ウイグルの人権、
また、弱腰の日本外交の背中を
押してやろうとの思いで、

そしてよりによって、
小坪先生からすると
大っ嫌いな維新の議員に対して
それも頭を下げられながら
お願いされたお姿に、
胸が熱くなりましたし、
心から感動致しました。

本来は、このウイグルの人権問題、国会決議でまとまるのがあるべき姿だと思います。
しかしこの動画にもありますように、国会では、自民や国民民主、そして我々維新も前向きな中にも関わらず、残念ながら実現しませんでした。

だからこそ、地方からこの声を挙げていこうとの小坪先生や、野田先生達の、心の、魂のこもった行動です。

早速私も、府議団の役員に話をしました。
しっかりと取り組んでまいります。

小坪先生、ありがとうございました。
そして、拉致議連でもお世話になっている野田しょうこ先生、本当にありがとうございました。

(後略)

 

全文は下記より。

 

 

実際の動画です。

 

 

 

 

要望書

 

 

 

大阪維新の会 西田薫様

         ウイグルを応援する全国地方議員の会
幹事長 小坪慎也

ウイグル人への人権侵害問題に対する調査及び抗議を求める意見書採択のお願い

 

 報道でもご存じかと思いますが、いま中華人民共和国(以下「中国」という。)による人権弾圧は苛烈を極めており、強制収容所という形で我々の同胞は虐げられ、これはチベット・南モンゴル・香港同様に重大な人権侵害として国際社会においても認識されております。
 我が国の官僚の一部は、被害規模はどの程度か、その意味を含む「事実認定」をしきりに口にします。しかしながら、いま故郷に残してきた家族と連絡が途絶していると涙ながらに訴える在日ウイグル人の全てが虚偽報告をしているとは思えません。
 私ども地方議員の会は、世界ウイグル会議の公式な日本の窓口である日本ウイグル協会と連携している地方議員組織でありますが、同協会には数百人の在日ウイグル人が在籍しており、多くの方から被害実態を直接伺いました。にわかに信じがたい話もありましたが、外電を始め世界各国の政府の動き、国連での報告は、いま目の前にいる在日ウイグル人の証言を裏付けるものでありました。
 各地に点在する在日ウイグル人の証言・被害実態を丹念に調査していったのは、民意の最前線たる地方議員たちです。

 国政においては、国会決議の動きもあったのですが、残念ながら上程には至りませんでした。注目していた日本国民も多く、国会決議の見送りについては、イデオロギーや支持政党を問わず有権者の批判の声も高まっております。
 かねてより自由民主党の議連としてウイグル国会議員連盟がございましたが、国会決議を目指し超党派に改組されております。国会決議は上程には至りませんでしたが、自由民主党・日本維新の会・国民民主党・立憲民主党は党内手続きを完了させており、野党を含む各党から原案支持の機関決定がなされております。つまり、本件については、所属政党に拠らず、純粋に人権問題として認識されつつあり、調査の機運が高まっている次第です。

 

 

・いまこそ地方議会から声を挙げる時
 我が国は、国会決議という形では国家の意思を示すことはできておりませんが、だからこそ地方から声を挙げて行くべき時だと我々は考えております。

 地方議会の動きになりますが、“中華人民共和国による人権侵害問題に対する調査及び抗議を求める意見書”は、3月の那覇市議会での全会一致を皮切りに、都道府県議会では兵庫県議会において初の意見書が採択されました。6月議会において、特別区では中野区議会でも採択、政令市では北九州市でも採択されました。行橋市議会では、公明党福岡県本部の了解のもと公明党市議も賛同にまわり採択されております。

 国会決議においては全会一致の慣習から高い難易度であったと推察しており、政党間の調整が完了せず時間切れとなった様相でありますが、国政ができなかったからと言って地方議会ができない理由にはなりません。確かに国会決議は上程に至りませんでしたが、その過程において多くの国政政党が党内手続きを完了させた意義は大きく、ある意味では本意見書の採択においてはほとんどの足並みは揃っているとも言えます。
 報道の取扱いも大きいですし、ネットでも大きく取り上げられている政治テーマです。日本全国の国民の注目は高く、市区町村単位で見ても有権者からの関心は非常に大きいと言わざるを得ません。むしろ国会決議の見送りにより、本件に対する政治への関心が高まってきたと言ってもいいでしょう。
 我が国の政治家は、国会議員・都道府県議員・市区町村議員の如何を問わず広く連携すべきものとの考えから、ここに各地方議会の結集・結束を呼びかけるものです。

 どうか、国外のことと看過せず、日本国においても“調査”および“抗議などの必要な処置”をとって頂けますよう、地方自治法第 99 条に基づく意見書を提出して頂けますようお願い申し上げます。

 

自民大阪府連に対する要望書は下記。

 

 

 

西田府議と会談
ここまでは六月末の「要請」の話です。

そして、約ひと月後、7月下旬において西田府議と再度会談を行いました。
今度は(要請に対する)「維新からの報告」を受ける形での会談です。

 

この写真以上の証拠はないと思う。

固く握手をしている、それだけではない。
マスクをしているとは言え、双方の目を見て欲しい。

他に述べることはない。

 

 

西田府議は、スーツを着てこれなかったことをしきりに気にしていました。
これは仕方ない話で、この日は党務としての活動(恐らくポスティング等)があった日で、かなり無理をして会って頂いたゆえ。

真剣な目線を見て頂ければ、どれぐらい気合が入っているか分かると思います。

 

 

西田府議が、自らのBlogで書いてくれたことは大きな効果がありました。
アクセス数だけで言えば、私のほうが上でしょう。大阪で、自民を応援している人も多数が見ています。しかし、維新支持者はあまり私のBlogは見ていないと思います。(監視みたいな意味を除けば。)

西田府議のBlogは、維新の府議ですから、維新支持者が見ています。
そして維新の同僚府議たちも見ています。
維新側において、上記の動画が周知されました。

 

西田府議からは、「同僚の府議が、実はあの動画を見たそうです。衝撃を受けた、と。」そういう感想が伝えられました。

(大阪維新からすると、私は維新議員を撃破していく敵陣の撃墜王みたいなものでしょう。)

「考えてみた、自分ができるだろうか、と。大阪自民の議員に、頭を下げることができるか。」

「誰かのために頭を下げる姿は、政治家の在るべき姿だ。物凄く驚いた、いま維新も試されている。この話は進めないといけない、維新の政治家として。」

そして、そのコメントをした府議は、大阪維新の府議団の政調のメンバーだったそうです。

「政調にかけて頂くから、まさに中(政調)で、協力して欲しい。」と同僚府議に要請、快諾を得たとのこと。

 

6月末の要請の直後、7月には府議団の政調にかけたそうです。
まず(私から)要請があったことを報告し、意見書案を府議団の政調に提出。これは9月議会に先駆けた動きで、通常ならば9月議会の直前で実施されるものです。

けれども、前倒して維新府議団内部で議論の俎上に乗せたと報告を受けました。
また政調メンバーにも協力者がおり、どうにか通したい、通って欲しい趣旨の発言がありました。

 

これは党内手続きが開始されているという報告です。

これ以上、先のことは、私は大阪府議ではないので分かりません。
維新政調で、実際にまとまるかどうかも分かりません。事実として述べることができることは「政調にかけた、通したい勢力が一定数いる」という報告以上でも以下でもありません。

まだ通るかどうかは分かりません。

 

※ 大阪府議会の構成。定数88に対し、維新50、自民17、公明15、共産2、民主2、その他1。欠員1。(正確な会派構成は、自民は16と1。)

 

ここからは私の注釈ですが、維新で動いているのは府議会です。
大阪維新として、府下全域の全地方議員を挙党態勢で臨んでいるわけではなく、府議団としての動きになります。
(大阪自民の動きは、府議会も地方議会ではありますが、府下全域の地方議会に対するアクションであり、動いているフィールドとしては少し異なります。)

 

 

 

ウイグル協会を交えての会議
私と西田府議で話をしたのち、ウイグル協会も交えて会議を行っています。

私と西田府議の会談は、”ウイグルを応援する地方議員の会”と”維新の窓口である西田府議”との会談であります。

 

そして、ウイグル協会を交えた会議は別の意味があり、ウイグル協会に対して「日本の地方議員」としての場であり、西田府議には(いきなり重たい責任を負わせますが)大阪維新府議の窓口として着席して頂いたつもりです。

※ 政治的には、そのような意味に実際になります。

 

・ウイグル協会を交えての会議

 

会話の内容は、多くを語るまではありません。

ウイグル協会からは、報道されている以上の惨状があること、協会の会員の家族らと連絡が途絶していっていることが報告されました。

私たち地方議員からは、国会決議は(上程されず)賛否をとるまでに至らなかったこと、国家として意思表示ができなかったことを、(一介の地方議員ではありますが)日本の政治家として申し訳ない思いがあることを述べました。

その上で「ごめんで済む話ではない」と伝え、「国政政党間で調整がつかなかったからと言って、地方議会においても調整がつかない言い訳にはしたくない」ことを協会に宣言。

 

協会からは、「地方議会における意見書採択が、国政を動かす力強い効果が期待できる」趣旨で、地方議員側に協力を要請。

それを西田府議もお受けたしたという場です。

 

 

ウイグル協会との会談後の写真

(右より、日本ウイグル協会ケリム会長、ウイグルを応援する地方議員の会 幹事長 小坪慎也、大阪維新の会 西田薫府議、日本ウイグル協会 アフメット副会長)

 

 

 

 

さらに。
実は、もう一人の議員が参加。

 

ウイグル協会と地方議員という構図で協議を行い、協会から維新にも要請がなされた。

私は、大阪維新への窓口として西田薫府議を指名しております。
そして、大阪自民の窓口は、西川良平・堺市議です。

 

 

(右より、西田薫府議(維新)、西川良平・堺市議(自民)、ケリム会長(ウイグル協会)、アフメット副会長(ウイグル協会)、小坪慎也)

 

 

両党を交えた、恐らく大阪でも極めて珍しい会合。

双方の議員とも当初は探り合いの瞬間があった、
いずれも各党では有力な地方議員であり、公式に党の代表として派遣されたわけではないが、本件に関して窓口として機能している実態がある。

下手なことは言えない。
ピリピリした空気があった。

 

私は「大阪は難しい」と述べた。
自民・維新の前で。

「自民党と維新と公明が三すくみ状態だ。そして、自民と維新は仲が悪い。」

「だから、全国で一番難しい。」

「・・・難しいから、ここに来た。」

 

「考えても欲しい、大阪で調整がついたならば」
「ついた状態を考えて欲しい、ビックリするぞ、みんな。」
「大阪の人間もビックリするだろうが、全国が驚く。」

「そして気づくだろう、大阪ができたのに、自分の都道府県ができないとは言い訳できないと。」
「東京はでかすぎる、都下全域という一体感は自治体間では薄い。大阪はどうか、日本第二の都市だ。これ以上に目立つところはない。」

 

西川良平議員から、「大阪自民の地方議員を、大阪府下全域、全地方議会で意見書採択をするべく統一行動を目指している。小坪議員とも懇意にしている田中がく議員と協力し、やれる限りの調整を進めている。」と発言。

 

7月31日、実際に統一行動となる。

ウイグル意見書攻勢、自民大阪府連が統一行動。北九州・兵庫を参考【CHINAの人権弾圧が許せない人はシェア】

 

 

西田府議からは、「現在、大阪維新においては、大阪府議団において意見書採択を行う方向で、府議団政務調査会で諮っている。これは維新単独という意味ではなく、各党にも強調歩調を要請する意図があり、維新が独走するという意味ではない。共に府議会をまとめていきたいと考えている。」旨の発言がありました。

西川議員と私は、自民府議団においては西村ひかる府議にお願いしている(自民・政調メンバー)ので、西川議員からその趣旨を伝えると返答があった。

 

どちらから言うでもなく、「大阪が、日本の自治体を引っ張る形は最高だな」と。
私は「政治は、ワクワクする姿を人(有権者)に示してこそ、だと思いますよ。」と返した。
ここに対して特に意見はなく、その上で三者とも笑顔であったことを伝えておきたい。

自民・維新が同じテーブルで笑顔で着席する場は、極めて珍しい光景だろう。
その理由は、下記になる。ある共通認識があるからだ。

さらに三者の共通認識として、「公明が単独で反対するとは考えにくい。自民に寄るか、維新に寄るかの二択になるだろう。我々が、共同ではなくとも、結果論として同じ方向に進めば。

つまり公明をサンドイッチする形になれば、結果として(ほぼ)全会一致の形が作れるはずだ。」という会話があった。

大阪自民の地方議員、大阪維新の地方議員、両者が同じテーブルにつくことが珍しいうえに、さらに採択に向けて同じ方向を向くことも珍しい。その場に立ち合えたことを誇りに思う。

 

 

 

あとは公明
大阪において、過半数構成という意味では、公明は必須ではありません。
これは悪く言うとかではなくて、現実です。

大阪府議会・大阪市議会において、また多くの地方議会においても「自民・維新」で過半数になる場合がほとんどです。

けれども、大阪公明だけ放置するというのは、政党人としてはよろしくありません。
実際には各議会ごと、または大阪の政党組織単位で動かれることになろうかと思いますが、場合によっては(地方議員の会として)私からも公明と話さないといけないと思っています。それが大阪公明であるか、また異なる階層になるかは別にして。

 

三者会談を終えてのち。
私からは、「あとは公明に対する要請は、どこかのタイミングでなされねばならないと思う。」と述べました。

私自身も政治家なのでシビアなことも述べました。
「公明に要請するのは、自民・維新が(仮に共同歩調ではなかったとしても)同じ方向を向いているという前提が必要になる。」
「いずれかだけでの動きであれば、”まとまっていない”という趣旨の逃げられ方をする危険性はある。物事をシビアに進めるならば、まずもって両党の動き、その推移を見守りたい。」

「時が来れば、公明と協議をすることも出てくるでしょう。」
「そして、その時がくれば、私は、本日の会談を公開いたします。」
(つまり、”何がしかの時”が本日は来たという意味です。)

 

 

西田府議も、西川良平堺市議も、あることが分かっているのです。

議会構成として、通る通らない以上の意味があること。

「大阪公明」は、全都道府県で見ても極めて強力な勢力であること。
公明の場合は、創価学会の本拠地が東京(信濃町)であったとしても、主戦力が大阪であること。
逆に言えば、大阪公明が動いた場合には、「全国の公明が動くだけの起点」になる可能性があること。

※ 公明が衆院・小選挙区を有しているのは、基本的に大阪に集中しています。

 

ここまで書いていいかは分かりませんが、自民の西川議員も、維新の西田府議も、「俺たちが、大阪の公明を動かす。動かざるを得ない状況まで持っていくぞ」という覚悟を持っていたのです。

この三者が、真剣な表情で、かつ笑みをこぼしていた理由は、「もっとも難しい大阪で調整をつける」という高いハードルを越えることで、全国にアピールすること。

そして、「全国の公明都道府県組織に、大阪公明の動きが強い影響を与えること」を、両議員ともに理解していました。ここは比喩ではなく、分かっています。
確信をもって分かっていると言える理由は、私がドストレートにそのように発言したからです。

 

両議員には、国会決議において、公明の動きが課題であるとするならば、
それを解決するための、最大の影響を与える場所は「大阪だ」と伝えました。
両者ともにその認識については合意し、下記の写真があるのです。

 

 

(右より、西田薫府議(維新)、西川良平・堺市議(自民)、ケリム会長(ウイグル協会)、アフメット副会長(ウイグル協会)、小坪慎也)

 

 

ウイグル応援グッズ

 

 

 

 

実は、下記も無関係ではありません。
関西圏における四拠点連続街頭活動。

うち三拠点において、自発的に維新の議員も参加してくださいました。
現場においては議員間での会議・協議に近いものもありました。

 

大阪(難波)での街頭活動の報告

 

奈良での街頭活動の報告、地元選出国会議員も登壇。

 

兵庫(神戸)での街頭活動の報告、ウイグル人との意見交換会

 

京都での街頭活動の報告、不審者による盗撮行為の発見と対処

 

 

 

 

衝撃が、走ると思います。

 

自民・維新・公明と、三すくみ状態の大阪。

 

ここで「調整がついた」場合には、いずれの自治体においても「調整がつかなかった言い訳」はできません。

 

各党の心ある議員たちが、無理に無理を重ねて調整を続けています、

 

いまも続けている。

 

国政においては時間切れにはなりましたが、

 

最後まで調整を諦めませんでした。

 

ならば、地方においても同じく最後まで調整を諦めることはしない。

 

自民・維新が動いた場合には、大阪公明が単独で否決に回るとは考えにくい。

 

そして、大阪公明の動きは、公明の各都道府県本部は非常に大きな影響力を与える。

 

地方議員の会が、大阪にこだわった理由、政治力の多くを投資してきた理由、

 

大阪の議員たちは、そこに込められた意味と意義を理解して走り抜けた。

 

国政において政党間の調整がつかなかったからと言って、地方組織における調整がつかないとは言いたくはない。

 

大阪維新府議団に対し、深く感謝する。

 

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コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)

  1. ミカンの実 より:

    御機嫌よう!小坪議員……。驚きました。でもこれが日本の政治ですよね。まとめ役をありがとうございます。それから維新の大阪の議員さんも。私、いまだに維新は大っ嫌いですが、今回だけは感謝しないといけません。お互いにプライドもありますから、さぞかし大変だったことでしょう。

  2. 波那 より:

    少数民族弾圧、粛清、過酷な強制労働、生体からの臓器取り出し、拘束した女性たちへの強姦、虐殺、、自分らの止むことのない欲望を満足させる対象でしかない蹂躪を人に対して哄笑しながら日々行う悪鬼中共。そのような中共を栄えさせるだけの北京オリンピックを人類は成功させてはなりません。

    日本には習近平を礼賛して仰ぎ見せんばかりの、お二階とか公明の山口とか経団連のふんぞり返り爺どもがいますからね〜。国として北京オリンピックをボイコットする、IOCに代替地開催を求めるなんて事はしないでしょう。でもそれでは余りに世界から日本人に向けられる目に対して恥ずかし過ぎます。

    先生達の動きや活動の輪が拡がって行き世界にも示せる日本となりますように健闘をお祈りし応援します。

    Dappi
    @dappi2019
    楊海英「『中国が日本の土地を買って何が悪い!』と言う人もいるが、中国が内モンゴル・ウイグルを占領してきた時は“土地を買う→その土地の人口が中国人に逆転される→中国人の言うことを聞け→聞かないなら虐殺”だった。中国に主導権を握られたら先住民はやられるという危険性を日本人は認識すべき」
    午後5:47 · 2021年8月19日

    Dappi
    @dappi2019
    返信先: @dappi2019さん
    小野寺まさる「北海道は札幌以外の人口は必ず減ると言われてたが、中国絡みの町は人口増」
    有本香「北海道では大学が中国系オーナーの学校法人に買われたり、保育園で中国語を教える町も」
    小「尚、中国関連に買われた学校では“校長が急にクビ・教職員と裁判沙汰”になってる」
    中国に蝕まれる北海道
    午後5:48 · 2021年8月19日

    楊 海英(よう かいえい、ヤン・ハイイン、1964年(昭和39年)9月15日 – )は、内モンゴル(南モンゴル)出身の文化人類学、歴史人類学者。静岡大学人文社会科学部教授。モンゴル名はオーノス・チョクト、帰化後の日本名は大野旭(おおの あきら)。楊海英は中国名のペンネーム。wiki

    日本国内に入っている中国人は侵略者であり、工作員であると認識して、国に中国人を入れるな、定住させるなという抗議も地方議員の先生方から声を上げて貰えないでしょうか。中国人に侵食されて行く日本が怖くて堪りません。

    中国に対しての友好とは=妥協して譲歩して好き放題、やりたい放題にさせると言うことなんですよ。私は与党から公明党を排除出来るなら維新と組む方を選ぶべきだと思っています。国交大臣に公明党を置く事で如何に日本が蝕まれて行くがままにさせているか、気づいた事はありますか?

    • 波那 より:

      🔻米国、日本に自衛隊派遣協力要請 アフガニスタンから出国を希望するすべての人の退避を早急に行う
       https://anonymous-post.mobi/archives/11111

      混乱が続くアフガニスタンから、大使館職員や民間人の国外退避を進めているアメリカが、日本政府に対して、自衛隊の派遣を含めた協力を要請していることがわかった。

      外交筋によると、8月31日までに、すべての民間人の国外退避を目指しているアメリカ政府は、同盟国の日本にも民間人を退避させるための協力を要請していて、自衛隊の派遣の可能性などについて協議しているという。

      一方、混迷するアフガニスタン情勢に対応するため、G7(主要7カ国)外相会合がオンラインで開催され、アフガニスタンから出国を希望するすべての人の退避を早急に行うことで一致した。

      バイデン大統領は、「国外退避の対象者は、5万人以上になる」と述べている。

      FNN
       https://www.fnn.jp/articles/-/226950

      ネットの反応

      名無し
      まさかC-2の実戦投入がこんな形で行われるとは

      名無し
      自衛隊の飛行機にしがみついてこない?

      名無し
      日米同盟だから当然の行為。よろこんでC130をむかわせろ
      オスプレイもヒマしてるから垂直着陸でどこかの広場で秘密裏に米市民を拾え

      名無し
      違う。C-130なら米軍だって山ほど持っている。
      おそらく必要なのは、「旅客機用の航空路を飛べる機体」だ。つまりC-2。

      🔸世界に誇るメイドインジャパンの輸送機

      C-2は、昭和45年に初飛行したC-1輸送機の後継機として国際平和協力活動の対応など自衛隊の各種任務を、より早くより効率的に遂行するために開発された国産の輸送機です。
      平成28年度に開発完了、美保基地(鳥取県)に配備されるのを始めとして、今後、2個飛行隊に配備される予定です。
      C-1に比べ、様々に近代化された装備を持つとともに、約4倍の航続距離、約3倍の搭載重量によって、より多くの貨物をより遠くへ運ぶことが可能です。
      満を持して登場した新しい輸送機の今後の活躍にご期待ください。

      防衛省
       https://www.mod.go.jp/asdf/equipment/yusouki/C-2/index.html

      名無し
      いってらっしゃい!

      名無し
      やばい、高性能なC2輸送機が目をつけられた

      名無し
      よっしゃーやっと出番だぞ!!

      名無し
      日本大使館の支援員だったアフガン人と国連の職員が逃げられていない。自衛隊を出さざるを得ないだろう
      ………………

      昔々(1985年)、イラン/イラク戦争が勃発した時、イランには200人以上の日本人が残っていたのに、憲法違反だからと自衛隊機は飛ばせなかった。民間航空機はイラク上空を飛ぶと地上から爆撃すると言うイラクの脅迫を受けて民間機も迎えに行けず、日本人は置き去りにされた時に、その事を知ったトルコから空軍機が、決死のフライトで日本人を迎えに来てくれ日本人が脱出できました。もうあの頃の恥ずかしい日本とは違うのですね。

      親日国トルコと日本の友情は、まだ明治時代1890年に起こった紀州沖で遭難したトルコ軍艦エルトゥールル号の悲劇から始まる。

      🔻日本人216名を救出したのは、トルコの100年前の恩返しだった。
      https://blog.looktour.net/vol-20-216100/

      • ほねなし より:

        FNNの勇み足?

        https://twitter.com/PeachTjapan2/status/1428639081769037828
        NHK「民間人国外退避に、日本政府・自衛隊に協力要請があったと報道があるが、現時点でそういった要請が来ているのか」
        岸大臣「特にそういう事は【聞いておりません】」
        誤報?

        • 波那 より:

          ざっと検索した所、同様の記事がズラズラ並んでいるだけで、そのツィッター以外、その内容の記事が見当たらないんですけどね。またハッキリした事が分かったら教えて下さいね。

          日本人の大使館員は英国の好意で英国機で脱出したと言う話も流れていて確かな状況が掴めませんね。

        • ほねなし より:

          青山議員のブログから。

          自衛隊機をアフガニスタンへ派遣
          https://samurai20.jp/2021/08/uyghur-ishin-2/
          アメリカも自衛隊機の派遣を求めていましたが、第一義的には、外交部会などを通じた、自由民主党の議員の求めによる実現です。

  3. daco より:

    ウイグル問題進展を期す3夜連続大坂政界工作ドキュメンタリー劇場第一話。
    大きなうねりへの静かなる序盤シーンかのように拝見、拝読。

    この第2話を前に、チョット 心沈め? どうでもいいことだけど
     7月末、写真での会合場所を探索いたしましたぞ!!(こんな事が好きなもんで)
    チョイ むかし風(幕末)に云えば、
    大坂維新本陣南向い、堺筋長堀橋は南詰近くのそれと知られた
    島之内の老舗料亭 ”アークホテル大阪心斎橋 ” で御座ろう。
     此処で、大坂でのウイグル意見書採択に向けた自民・維新同盟が日本ウイグル協会を会して成った。そして、それは公明も会盟すると。

    東トルキスタンの夜明けは、近い。

  4. 氷河期の隙間世代 より:

    素晴らしいですね

    国政がしっかりしていれば本来かけなくてもいい時間と流さなくてもいい汗です

    地方議員として地域のためにもっと出来たことがあったはずです

    自民党の国政政治家には恥を知れと言いたい

  5. 大阪のおばちゃん より:

    国内飛び回ってのご活躍ありがとうございます!

    この件、
    お邪魔でなければ、陳情(住居地に関係なく全国の地方議会に提出可能)を提出したいです。
    (可能であるなら請願でも)

    タイミングを合わせる必要もあるかと思いますので、多々ご教示頂けたらと思います。

    よろしくお願い致します。

  6. 福岡 秀憲 より:

    3連投、一話目。
    国政が動けなかった調整を、地方議会で調整し、国に働きかける。

    将に、「民主主義」です。

    公明党・共産党は近代政党と言っても良いでしょうが、その他は自民党を含め、政治家(個人事業主)連合体に過ぎないものですから、国民の意見を国会議員が汲み取り切れないこと多いです。

    ウイグルを含む地域で、中国共産党による「人権弾圧」
    それに対して、日本が具体的に何か実効的な対応策を打てなくとも(経済制裁しろよ!経済負けても!無理なんだけど…)、せめて「価値観として受け入れられない」と、非難声明・宣言ぐらい出さないことは、「中共」の行為を容認することになってしまいます。

    日本人として恥ずかしい。(ウイグル人の方々スミマセン…)

    ネットの時代になり、統合垂直ネットワークではない、横のつながりが広まりました。

    小坪艦長のように、「正しいこと」がなされない、政治家の「不作為」を、傍観するだけでない多くの議員が動ける環境に成ってきたのだと思います。

    今迄であれば、あり得なかった「仕事・調整」です。
    その分、大変なご苦労があることは想像できますし、関連別件では足を引っ張る勢力もいたことには苦笑(ホンマは怒り心頭ですが、艦長が耐えているのにファンが暴発するのも…)するしかありません。
    関係各議員にあらためて国民の一人として感謝します。

    でも、身近な地方議員が地方から「国の在り方」を変える!!
    もう一度言いたいです。
    これが、「民主主義」です。(私はそう思う)

    二話目以降、本丸ですねwww
    「常勝関西」という言葉が組織内でもあり、組織内でも勢力が「信濃町」とは違う関西!
    東の方は議員事務所に家宅捜索まで入り、ゴタゴタなさっている。

    どうなるのか??!!

    楽しみにまっていますwww。

  7. 梅ヶ枝餅 より:

    南モンゴル、チベット、ウイグル、香港……次の占領地は台湾かそれとも沖縄、北海道か?8月19日放送の虎ノ門ニュースでの楊海英氏の発言に戦慄した。中国人はよその土地に侵食していく事を「砂を混ぜる」と表現する。北海道は相当砂を混ぜられている、と楊氏は断言。日本人が北海道で収容所に入れられたり迫害されたりする未来を呼ばない為に、中国にははっきり意思表示をしてください。

  8. ブレダ より:

    さすがです小坪先生。
    よい報告ありがとうございます。
    続報もたのしみですね。

    お体お大事に。

  9. BLACK より:

    「地方議員達、国政の連立を脅かす」
    「地方議員、国政の連立の在り方に疑問符」
    「地方議員による新しい政治の形を模索」
    「国会議員が動かないなら私たち地方議員が動く」
    そのようなタイトルをつけたいです。

    もしもこのような地方議員氏達の動きとお働きに、国会議員氏や各党中央が何らかの
    牽制や妨害をすることがあったとしたら
    それは、地方議員と有権者に対する冒涜でありましょう。

    国会議員が、公明党を説得出来ないなら、公明党に仕切られているなら、公明党の言いなりならば
    地方議員には地方議員のやり方がある、と言うところでしょうか。

    ウイグルの問題であり、人権問題であり、日本の防衛問題でありますが
    国会のどうしようも無さ、対公明党、連立への不満、と言う意味でも
    爽快であります。
    公明と一致団結になっても
    公明が孤立するのも
    どちらでも私的には爽快です。
    国会の仇は地方で打つ、と言う気分です。
    地方、と言ってもその地方は日本第2の都市です。

    非常に楽しみです。

    以上 文責 BLACK

  10. ろーざけとる より:

    なるほど
    さすがに衝撃的というだけある内容!!

  11. kidokazu2 より:

    行橋「ゆくはし」市市議会議員小坪慎也市議#拡散希望#憲法改正反対!現行憲法凍結!大日本帝国憲法再生!#六四天安門#武漢肺炎#拉致被害者全員竹島北方領土奪還#関西生コン#コロナ咼過禍渦鍋堝蝸萵窩禍騧緺瘑

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