【日米外交の危機】決戦、名護市長選。とぐち武豊候補に支援を【共に戦う人はシェア】

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実は、我が国は「外交の危機」を抱えている。
それは普天間基地移設を始めとする、米軍との付き合い方、である。普天間基地の移設先は、ご存じ辺野古である。そして、その辺野古がどこにあるのかを知らない保守派は意外に多い。辺野古は、名護市にある。名護市長選の投開票まで約2週間。
自民が推す新人市長候補は、思うように伸びておらず当落はわからない状況。
渡具知(とぐち)武豊(たけとよ)候補には、何がなんでも勝って頂かねばならない。後述するが、これは日本の危機である。日米外交に、深刻な打撃を与える危険性が高い。

名護市の現職市長派、稲嶺進氏。オール沖縄陣営であり、左派の支援を受けている。
沖縄では数少ない翁長知事派の市長である。
平成22年に「普天間飛行場県内移設反対」を掲げて初当選。現在2期目、そして2月4日投開票の市長選にて3期目を狙う。
これを撃破せねば、普天間基地の移設、その進展には大きな障壁となる。

全国の保守派からすれば理解に苦しむかと思うが、(辺野古から名護への)「移設を強く推進していない」のだ。これは詳細な分析を行うが、制空権を奪われているような状況(沖縄2紙)において「一人を決める小選挙区」では致し方ない話。私個人としては【移設推進!】を掲げて戦って頂きたいが、それは勝算があれば、である。まずもって勝つことが肝要であり、ならば(選挙における)政策上の譲歩は「政治上の調整」と容認せざるをえまい。

本人は、極めて保守である。
名護市議会自民党会派(礎之会)の会長で、98年の初当選を皮切りに現在5期目。
ベテランであり、まさに自民と太いパイプを持つ(というか、まさに自民だ)。
当選後の動きは、間違いなく国と連携してくれると信じている。
というか、対峙する陣営(オール沖縄)もそのように感じているようだ。
ゆえに躍起になって(現職の)稲嶺市長を応援している。

ベテランゆえの手法、「辺野古移設については、明言しない」。
これに苦しむのが沖縄2紙、【基地容認派】のレッテルを張ることもできず、敵の艦砲射撃は命中しない。
二期目の稲嶺市長は強力で、そもそも苦労していた選挙である。
だが、さらに苦境に立たされてしまった。
なんと一部のネット保守が離反、理由は「辺野古容認を明言しない」点。

これらの玉虫色の決着を、疑念をもって見る者もいるのは理解できる。
読めば納得、聞けば納得の話であるが、政治に明るくなければ「似非保守か?」という誤解も生じよう。
だが、本エントリにおいて、そのような疑いを払拭してみせる。
武豊候補の古くからの友人(私の友人の地方議員)より、本人の性格について寄稿して頂いた。

決戦、名護市長選。
3期目を目指す現職の稲嶺進氏(72)と、前市議で新人の渡具知武豊氏(56)が立候補を表明。

状況は、極めて厳しい。
競ってはいるが、巻き返しが間に合うのかは微妙なところ。
本稿では、なぜ名護市長選の結果が「日米外交の危機」となるかを詳述する。
そして、沖縄で何が起きているのか、私の知る限りの情報を公開したい。

名護市長選挙
平成30年1月28日 告示
平成30年2月 4日 投開票

 

重要
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(OGP画像)

 

 

 

 

日米外交の危機

翁長県知事は、二期目も当選する可能性が高い。
この事実を述べると、「え?」とか、「沖縄県民は何をしてるんだ!」と怒る方もいるだろう。

だが、まずは冷静に聴いて欲しい。

 

理由は、国と戦っているから、である。
背景としては、沖縄2紙の存在があり、制空権を抑えられたような状況だから、だ。
政治が生ぬるいというご批判もあるかと思うし、私はその指摘ももっともだと思う。

実際、基地は迷惑施設だ。
私の地元にも航空自衛隊の基地があり、戦闘機部隊であるため凄まじい轟音。
住んでいる者じゃないと、わからないことはある。

この点は主張しておきたいが、なにも沖縄だけが最前線というわけではない。
うちの基地は、朝鮮半島にもっとも近く、いざ有事となった場合には最前線基地となる。
佐世保のエアカバーも担当しており、まさに「日本の矛」という存在。

まさに戦闘基地であり、ゆえに煩い。
轟音というか爆音というか、航空機の離発着は民間機とは比較にならない。
プリウスとエフワンなどのレーシングカーぐらい違う。

 

で。
沖縄県民には、片方の情報のみが提供され、味方の兵站は絶えている状況。
この状況において、実際に迷惑施設である基地と戦っているわけだ。

そこにはCHINAの脅威がどうとか、そういう話は関係ない。
「地元のため」に、リスクを負って戦っている政治家という認識が、沖縄県民にはある。

強大なものと戦う姿は、一部の有権者には(左翼ではない)高い人気もある。
喧嘩する相手は強大であれば強大であるほど「効果的」なのは、実は全国どこでも一緒。
問題は、その”強大なもの”が、国家(政府)であるという点だ。

 

二期目となれば、さらに力を増すだろう。
翁長県知事が「オール沖縄」として選挙を戦うには、あるピースが必要。
普天間基地の移設は推進しつつ、辺野古反対を掲げるというスローガン。
まさに「CHINAの主張」をトレースしたようなものだが、この主張には「あるパーツ」が必要なのだ。

それは、移設先の辺野古での反対。

 

移設容認・移設反対。
これを、名護市の市長選で「選挙で決着をつけておく」必要がある。

ここで移設容認となれば、翁長県知事は(二期目の知事選を)「新基地反対!」とは言えくなる。
『地元(辺野古を含む名護市)は納得してるじゃないか!』とやり返されるからだ。

 

逆に、名護が「移設反対」の市長のままだと、私たちが苦しくなる。

普天間移設には、大きな障害となろう。
辺野古への移転はスムーズに進まず、現場でのつばぜり合いが継続していく。

 

こんなことを続ければ、日米外交はガタガタになってしまう。

沖縄がとか、名護が、ではなく。
日本と米国のお付き合いに大きな悪影響が出るのだ。

 

 

 

二期目になると力を増す。
翁長県政が二期目となれば、さらに力を増す。
いま以上のパワーであり、強烈なストッピングパワーを発揮するだろう。

これは、地方議員である私たちの立場にも関わる話なのだが、地方行政の権限が強すぎる点。
地方自治法の制限を、地方議員が述べることは避けたいが、実は法的にも問題があるように思う。

ようは、翁長知事に与えられた権限が、外交に直接影響を与えることができる、という点。

 

国家と国家の決め事を、地方行政が覆せることはやはりおかしい。
地方行政についてを政策テーマに選挙を争うのが地方選で、
そして国家の行く末を決するのが国政選挙だ。

にも関わらず、地方選挙の結果が、国家の専決事項である外交に影響を与えることができるのは、やはり疑問だ。
この議論を深めると、「地方行政の制限」になるため、これ以上は論じない。
ポジショントークと怒る方もいるかと思うが、このあたりは話すと本当に長くなる。
(地方に対し、もう少し権限を付与して欲しいという部分もあるし、例えば臨時財政対策債の問題などにも言及したいから。)

 

結論から述べると、翁長知事が二期目となると、とっても困るのだ。
沖縄県民ではなく、日本国民が困ったことになる。

知事も二期目となれば、政治力が増す。
行政への統御。

市議も同じくなのだが、一期目はナメられる。
これも仕方ない部分ではある。
二期目となり、行政マンが「あと4年は付き合うのか」となって初めて「議員」として認識する。
「この人は三期目もあるな」と思えば、8年はお付き合いしていくという態度になる。

新人一期目は、マグレ当選もあるわけで、「次があるかわからない」。
予算や人的リソースも限りがあり、誰に優先して投資するかは、個々人の判断に拠る。
ゆえに二期目となれば、行政は相当に言うことを聞くようになる。

(※特殊事情で、ここには増減もある。私のように、国・県などの上級省庁にアクセスする手法を確立すれば、二元代表制を超えた存在として恐怖の対象にもなる。また、首長と密接な関係にあれば、色眼鏡でも見るだろう。)

 

行政マンの立場になって考えてみると、よくわかる。
知事が人事権を持つわけだが、課長になりたい、部長になりたい、果ては局長だ、となるわけだ。
これは公務員ならずとも、サラリーマンの多くが思っていることだろう。

知事が「二期目」になれば、そこから4年は付き合うわけで。
二期目となってのちは、「さらに言うことを聴く」わけである。
行政マンからすれば社長を決めるのが選挙である。

 

さて、翁長県政が二期目に突入することが、どれほどヤバイか理解してもらえただろうか。

仮にそのような事態になれば、本当に日米外交の危機。

 

名護市の市長選挙において、「オール沖縄」の市長を倒さねばならない。

この選挙結果は、沖縄県知事選に直撃する。

だが、誰が好んで戦ってくれるか、だ。
相手は現職、人気も高い。
制空権は奪われており、まさに突撃みたいな選挙となる。

勝てる選挙で、安定しているならまだしも。
勝算が決して高くはない選挙に、進んで出馬する者は
凄まじい大ばか者か、本当に地域を、国家を愛している者である。

 

 

 

とぐち武豊候補
以下は、あま市(愛知県)の森こうじ議員の寄稿。
あま市は、外国人の扶養控除の意見書をはじめ、私も大変にお世話になっている議会です。

那覇市議選では、わざわざ沖縄に足を運んで頂き、大山たかおの応援にも駆けつけてくれました。
お付き合いとしては、伊藤 嘉規(よしのり)議員が最初です。

なんと、あま市議は(名護市の)選挙中に入れ替わり10名も応援に入る。
それほどに武豊候補との関係性は深い。

その森議員の寄稿である。
私も森議員はよく知っており、沖縄2紙が報じない、そして武豊候補が「いまは口にできない」人柄を窺い知ることができる。

 

(以下、森議員の寄稿。てにをは程度は、許可を得て編集しています。)

とぐち武豊候補について私が感じている魅力を紹介させてください。
まずもって私はとぐち武豊という「人」が大好きということが大前提です。
その点は贔屓と言われても仕方ありませんが、それほどに人物・人間性については保証します。

もちろん選挙を戦う上で、政治家としての政策能力が問われます。
この点はキャリアが示す通りで、長きに渡り名護市議会議員として活躍、50代半ばで保守会派の「礎の会」を取り纏める会派長を務めてきました。
その実績は、稲嶺市政のチェック機関として中心的な立場を果たしてきたわけで、まさに市長候補として適任でしょう。
もう少し詳しく書くと、稲嶺市政を二元代表制に基づき見てきた責任ある立場ということです。現職市長の稲嶺氏の対立候補としては、誰しも納得の最適任候補です。

候補としての適格性を述べた上で、最初の話に戻ります。
私個人の考えですが、選挙の際には「人柄」が大切な要素です。意外に思うかも知れませんが、特に市長選においては重視されるべきでしょう。
まさに難しい案件を抱えた状況で、だからこそ市民に寄り添うことが大切です。

単にイデオロギーの対立ではなく、市民は4年間の舵取りを任せるのです。
メディアなどは、そして残念ながら政治も「ワンイシュー(基地問題)」に集約しがちですが、市政として所掌する分野は極めて広大なのです。
基地のみを軸とすれば異なる立場の者も多数いる中、真っ二つの世論をまとめていかねばなりません。
割れてしまった地域の声を、一つにまとめていくことこそが名護市長には求められるのです。
そして、その指標として重視されるのが「その政治家の人間力」です。

 

ここでとぐち武豊氏がどのような人柄か、様々な立場を受け入れられる人格者かという事をお伝えする為に、私ととぐち武豊氏のお付き合いが始まった頃のエピソードを紹介しようと思います。

私は愛知県の地方議員ですが、沖縄の文化や歴史に深い関心を持ち、若い頃から通い詰めていました。いまでは友人もたくさんいます。
その友人の友人、そのまた友人と辿り着いたのが名護市議会でした。
結果、とぐち武豊氏が会派長を務める「礎の会」4名の議員との出会ったのです。
実は、初めての待ち合わせでは異常な緊張感がありました。

いまでは笑い話となった「間違いによるすれ違い」事件。
緊張感とともに”遠い距離感”を感じたのを覚えている。
名刺交換の際には、作り笑顔。

その数秒後にとぐち武豊氏が戸惑い顔をするわけだ。
私の名刺を見ながら「自民党?あま市?」と確認するが、こちらは普通の対応で「はい」と答えるだけ。
得も言われぬ空気が流れる。

のち発覚するのだが、どうやら事前情報で私は民主党の議員だと思われていたようだ。
「名古屋から来た森」とのみ伝わっていたようだが、そんな事はとっくに忘れていた。
名古屋近郊出身の場合よくある説明である。

その情報を基に名古屋市のHPを検索したそうだが、【たまたま民主党に森という議員がいた】というのが間違いの始まり。
ちなみに私は名古屋市の隣にある”あま市”の議員だ。

名護市議会の自民党会派(とぐち氏ら)から見れば
県外の民主党の議員が「基地移設について推進の立場である!勉強したい!」と言ってきたと誤解しており、何の目的だろうかと緊張していたわけである。

立場の異なる議員から会いたいと言われたのなら、丁重に断る道もあったはずです。
ですが、とぐち武豊氏は気持ちよく迎え入れてくれた。
結果的には凄まじく長いお付き合いになったが、「間違いによるすれ違い」から始まった。

このエピソードは、今では二人の笑い話。
ですが感心するのは、このような立場の異なる相手に正面から向かい合う姿勢です。とぐち武豊氏の懐の深さ、器の大きさを感じて頂けるかと思います。

 

また本人の言動も優しく温かい性格が伝わってくる。
これは議員同士が極めて重視する評価基準ですが、長としての能力が高い。これが「人柄」であり、まさに「人間力」と称した政治力です。

若い同僚議員には懐の深さで全てを包み込み、自由な発言を引き出す優しさを持ち合わせていました。
私たち県外から来た若手議員にも、温かい中にも鋭い論調で名護市政を語ってくださいました。
その姿は、次世代を「担う」「育てる」の両面に秀でた人格者であると強く感じさせました。

私もたくさんの政治家との交流があるが、とぐち武豊氏の人間性はずば抜けていると言っても過言では無い。
ここで私が述べている人間性とは、単に性格が良いとか悪いとかではありません。メディアの影響もあり、極めて難しい行政運営に際し、乗り切るだけの人間力があるという意味です。
そして、それこそが政治家を惚れさせる。

その証拠に私の所属会派「政和会」の議員団(あま市)は、この選挙中に入れ替わり立ち替わりで10名も応援に入ります。
政和会の議員団もとぐち武豊氏の人柄に対し行動を起こした。
私はとぐち武豊氏が今後の名護市に、日本国に必要な人材だと考えています。
必ず支えていきたい。

耳ざわりの良い表現を繰り返し、その場しのぎだけで乗り切れるほど地方政治は甘くありません。
名護市民の暮らしは基地問題だけではないのです。基地反対ばかりにフォーカスし、国との対立を煽る。結果として、現市長が行ってきたのは、これに尽きる。名護市民の基本的な暮らしを向上にはつながらず、無用の対立を市民に生じただけである。

名護市民は、現市政の”停滞”を見逃さないと信じています。
もちろん基地問題は国防の観点からも大切な事は承知しているが、とぐち武豊氏はこの案件については国と県の推移を見守り慎重に判断するというのが現在の基本的な姿勢だ。
私は保守であり、ゆえに私個人としての基地問題へのスタンスは理解して頂けるだろう。そして、とぐち候補は私の大親友だ。いま、立場上、何も言えぬ彼に代わり、私はどうしても言葉を発したかった。

そして、私が確信しているのは、保守が重視する政策についても同じ立場であるという信頼とともに、メディアがフォーカスさせている「基地」よりも、とぐち候補は、何よりも名護市民のことを考えているという点です。外部の力により、仲が良かったはずの地域が真っ二つ。その修復を試みることこそ、まさに保守の原風景を感じるのです。

名護市長選挙は名護市民の暮らしが中心です。
その大切な役割を託すべく、とぐち武豊氏の人柄、魅力が伝わる一助になればと私の考えをここに述べる。

 

自由民主党愛知県連青年局
事務局長
愛知県あま市議会議員
森こうじ

 

私と、あま市議会のお付き合いは、伊藤議員がスタートでした。
私の高校の後輩が出馬するということで、那覇市議選で飛んできたのが森議員。

サッカーが趣味のスポーツマンで、ある意味では私とは対極。
私は、スポーツと言えばスポーツカー、どちらかと言えばアウトロー。
ですが、一発で打ち解けました。

何より義理人情に厚い。

 

森議員のお墨付きであれば、私は「間違いない」と感じています。
また、いつもお世話になっている沖縄のS社長からの強い推薦を頂きました。

 

 

 

本当の、名護市長選
私は、全国の保守に訴えるため、「これが日米外交の危機」だと述べました。
それは事実です。

ですが、併せて「地方選挙は、地方政治」を決するべきものだとも主張しています。
併せて、私は著述業としては保守論壇でも活躍しておりますが、地方議員としては極めて地域に密着した政治活動を継続しています。

 

名護市長選は、名護市民のものです。

これから4年間の、市政を決めるもの。
誰に舵取りを任せるのか。

 

あくまで外野の意見にはなりますが、名護市の行政運営は極めて難しい。

これは政治側にも責任があるのですが、メディアがワンイシューの争点としてしまっており、そればかりが注目されます。

基地反対、基地容認。
その対立は、市民の間に強い不和を生じています。
私自身も何度も現場に足を運んでおり、この点は事実です。

 

反対のための反対。
ネットでは、背後にCHINAの影があるという指摘も。
県知事選の”布石”として、基地ばかりがクローズアップされたことは、私は事実だろうと思っています。
「名護市の民意」を、「基地反対」で選挙で証明し、知事選につなげたい勢力はいる。

ですが、名護市からすればいい迷惑。
地元からすれば「しなくてもいい喧嘩」をさせられているのが現状です。
今回、当落が決したとして、結果は僅差でしょう。
ならば半分の有権者を置き去りにするのか?
私は、そのような候補ならば応援できない。

 

ネットで語られる保守とは、一部の政策のみに特化しすぎています。
私たちがリアルで用いている、本来の「保守」の意味からすれば、
【双方の議論を調停】し、バラバラになってしまった地域を、再度、まとめあげていくこと。

本当に争点にすべきは、名護市の未来です。
名物であった野球のキャンプをどうするのかとか、施設の整備をどうするのか。
成長政策に切り換え、財政出動やむなしで動くのか等。

 

私も基地を軸に本エントリーを書いておりますが、
本当の争点は、そこではない。

メディアにより高いハードルとなってしまった、「地域の輪」をもう一度、取り戻すこと。
県知事選の道具と化してしまった、市長選を「市民の手に取り戻すこと」に他なりません。

 

 

 

政治家の苦悩
私は、とぐち候補と顔を合わせたことはありません。

ですが、森議員がいいって言うなら、それを信じる。
同士議員を信じることができねば、私は政治家を名乗ることはできない。
(すでに、私を裏切った行橋市議には不信しかない。)

森議員およびあま市議会からは支援ばかりを頂いてきた。
ここで恩を返したいと思うのが、私である。
私は、単にそういう人間だ。

 

紹介するにあたって、ある程度のことは調査する。
森議員からの寄稿だけではない。

基地に関して、とぐち氏は何も言えないはずだ。
言うことができない。

理由は、支持母体の関係。
政党名は伏せるが”いわゆる友党”でわかるだろう。
幹部が同政策に対して強い意思表示をしており、いま発言することができない状況かと思う。

「勝たねば、ならぬ。」
一人を決める首長選挙ゆえ、自由に発言できない。

 

好き放題に放言し、それで散る候補者もいる。
特に地方政治家には多い。
だが、名護市長選でそれをやられては困る。

実際に、日米外交の危機にまで発展してしまう。
本人が言いたい・言いたくないではなく、責任が伴えばこそ「言えない」ことはある。

基地政策への言及において、一部のネット保守が怒り狂ったことは、理解もできる。
私も違和感を覚えた。だが、その表情には強い違和感を覚えた。

 

五期も自民党の市議を務め、そして稲嶺市政をチェックしてきた男。
胆力も充分、まさにベテランだ。だからこそ、あの表情や声のトーンには、感じるものがあった。

状況の調査中に、森議員から「大事なお願いがある」と電話。
私の調べていた内容と全て合致した。

 

はっきり言うが、名護市長選は、「勝てる」選挙ではない。

自分の身のみを考えるのであれば、
わざわざ市議を辞してまで市長選に打って出る必要はない。

勝ち戦が確定しているならば、我も我もとなるだろう。
だが、そうではない。

 

もしも。
もしも、私たち保守が圧倒的で、制空権が奪われておらず、
その上でのあの発言ならば、私も批判したと思う。
だが、そうではない。

人生を賭け、家族の人生も賭け、
その肩には、ボロボロに傷ついた名護市民の対立を調停するという責務を背負い、
もう一方の肩には、日米外交まで含む国家の責任まで背負うこととなり、

ただでさえ強い現職の、もっとも油ののった二期目の市長と戦う。
有権者に選択肢を与えるため、政治家としての責務を果たす。

言いたいことも言えず、
忍の一字でただ耐える。

もっとも応援して欲しい保守層も割れ、
苦しい苦境を、ただ進む。

 

私たちは、ここで黙っていていいのかな?
声を挙げねば、ならぬと思う。
私は、そう思う。

色んな考えがあっていい。
貴方がどう考えるかは、貴方の自由だ。
だが、私は、ここで覚悟を決めたとぐち氏のため、声を挙げたいのだ。

 

 

 

動き始めた地方議員

那覇市における、大山選挙。

あれにヒントを得たというか、触発されたというか、地方議員にも動きがある。

 

主に国会議員らが支援に入っているが、やはり大企業の訪問など、組織としての動きが大きい。

地方議員には、たいしたことはできない。
実際に大きなことはできない。
ただし、ゼロではない。

 

「ゼロではない」という証明が那覇市議選の結果である。
そして、今回は、あま市からだけでも10名の地方議員が入る。

無論、私も入る。
宿泊予定は、カナンファーム。
日程は25日?27日の2泊3日。

 

 

私はやや例外、もしくは規格外だとは思う。
だが、各議員ともに、5人、10人の知人はいるのだ。
国会議員ほど恰好のいいことはできないが、私たちは無力ではない。

いつも泊まってるホテルとか、行きつけ(というほどでもないが)居酒屋とか。
あんまりイデオロギーにも関係ないような、普通の付き合いをちょこちょこしています。

 

地方議員 1議席。
しかも県外となれば、ゼロではないというだけで、本当に微力だろう。
仮に10票が動いたとして、結果に影響はない。

だが、それが10議席となればどうか。
100票となれば、馬鹿にできぬ規模ごなる。

ならば、100人であれば、どうか。
私は、すでに県知事選に向けて地方議員の組織化を開始した。
流石に100議席は不可能だが、駆逐艦の大艦隊を率いて私は戦う。

 

私たちはね、とぐち氏の決断が、どれほど勇気がいるか、わかるんだ。
沖縄の政治家は、覚悟を見せた。
ならば、私たちもその覚悟に応える。

ただし沖縄県連の所属ではない。
あくまで自由意思をもった勝手連であり、指揮下に入ることもしない。
基本的には「保守政策」を重視し、対等に動く。

 

メディアに制空権をとられたまま、同志政治家らが討ち死にしていく姿には我慢できない。

忍の一文字を破れば、集中砲火、援護も受けれず散っていく。

声を挙げぬ政治家を批判することは簡単だが、

まず「プラスの力」を示し、その土壌の上で判断したい。

なかには、(ネットで言われる)売国奴みたいな者もいるのかも知れない。

その時は応援しないとか、もしくは総攻撃をかければいい。

 

 

 

 

とぐち武豊候補は、覚悟をみせた。

 

キャリア、素性を見てもまさに最適任。

 

この厳しい戦いに、政治家としての責任を果たすべく戦う。

 

その意気やよしと感じれば、

 

実際に動ける人間でありたい。

 

それが日本人なのだと思う。

 

強制することはできないが、

 

いま日米外交の危機が目の前にあることを

 

全国の保守派に知って頂きたい。

 

そして、残念ながら、すでに沖縄だけでは

 

どうしようもない状況にあることも、

 

私は述べさせて頂きたい。

 

左派には、県外からの応援もあり人数もいる。

 

なぜか圧倒的な資金力の差も感じる。

 

その中で、必死に現場を切り盛りする保守の仲間が沖縄にはいる。

 

連合艦隊は、最後の力で沖縄に向かった。

 

かつての日本は、沖縄を見捨ててなどいない。

 

私は戦艦大和にはなれないが、

 

駆逐艦 涼月にならばなれる。

 

私の大切な友人の、親友が苦しんでいます。

 

どうか彼を助けてください。

 

それは、結果的に日本のためになると信じる。

 

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テロに屈したと全国から批判された決議に賛同した者(敬称略)
桜の会(議長会派):小原義和(公明)、西岡淳輔(公明)、(死没のため略)
市民の会(いわゆる野党会派):藤木巧一、二保茂則、鳥井田幸生、大池啓勝、工藤政宏、瓦川由美、西本国治
共産党会派:?永克子(共産)田中次子(共産)

 

詳しくはこちら。

 

私なりのケジメ

【爆破予告】テロに屈した議会に討ち入り。忠臣蔵、切腹の美学。地方議員の覚悟【テロに屈しない人はシェア】

 

 

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  1. medakanoon より:

    【日米外交の危機】決戦、名護市長選。とぐち武豊候補に支援を【共に戦う人はシェア】 実は、我が国は「外交の危機」を抱えている。 それは普天間基地移設を始めとする、米軍との付き合い方、である。普天間基地の移

  2. 琵琶鯉 より:

    今朝の産経新聞に石垣市長選が3月4日告示、11日に投票されるのですね。
    こちらは保守分裂だそうで、どうなるのでしょうか?離島選挙は国の防衛に直結しますから私達内地に住む国民はもっと関心を示す必要があるとつくづく感じます。

  3. ひろちゃん より:

    今年は沖縄の選挙が続く。本当に正念場ですね。なんで圧倒的に資金差があるのか、海外(とかいろいろなところ)からもお金がきているのでは?

  4. たつまき より:

    石垣市長選も怪しい方向に行きそうやけど、市民の良識に期待するしか無いのかな?

  5. 草莽の団塊です! より:

    小坪先生、情報ありがとうございます

    拡散!拡散!拡散!くらいしか、できないですが・・・・

  6. 朱雀ひので より:

    同感です。
    別の切り口から名護市長選挙を、拙ブログにて取り上げさせていただきます。
    沖縄県民ではありませんが、国政のことばかり取り上げて、肝心かなめの住民の生活を脅かしている現状を自身に与えられた権限を行使して住民の苦しみを救おうとしない稲嶺氏は、ご退場願った方が住民のためになると思いますから。

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  8. スレチキジコピ@失礼します より:

    いつも情報ありがとうございます、沖縄が日本人と一般人にとってよい方向に向かって欲しいです。
    他県も大変ですね…

    長野県の味が『公式に韓国風に改竄されて』不味いと蔑まれた模様。県民からも困惑の声が続出
    ttp://blog.m.livedoor.jp/greatprc-you1/article/50507406
    18:名無しさん@1周年:201
    長野県民だが、は?

    432:名無しさん@1周年:201
    >色々な味が混ざりあって微妙な味

    素直な知事だな
    長野県民に親しまれてねえじゃんw >>18

    25:名無しさん@1周年:201
    長野といえば「おやき」だろうに、いつの間にか朝鮮人が入り込んで悪さしてやがるんだな
    長野県人は地元色強いと思ったけど何やってんだろうな

    55:名無しさん@1周年:201
    朝鮮学校補助金提供中の阿倍長野県知事、       
    平昌オリンピック開会式出席するらしい、朝鮮と結託の韓国へ税金で観光かよ。

    62:名無しさん@1周年:2018
    >>55
    ダメな方の阿部か

    65:名無しさん@1周年:201
    野沢菜だろ
    長野もひどい侵略行為の文化破壊が進行中だね
    野沢菜をないがしろにするなんて、とんでもねーな

    【困惑】コンビニ女性店員の胸を触り揚げ物を全部購入して逃走したおじいちゃんを逮捕
    ttp://blog.m.livedoor.jp/jin115/article/52206612
    女子高生も触られて迷いながら販売して、後日被害届か……
    日本人らしい事件だよな。

    >生徒が後日、店長に相談して被害届を出していた。

    なんでここを削るんだよ。

    また兵庫か
    最近兵庫の犯罪率高くない?

    鹿児島で女子高生が男子中学生に刺され重傷!→「誰でもよかった」と供述するも、若い女性を尾行し狙っていた模様
    ttp://blog.m.livedoor.jp/jin115/article/52206661
    名前出せよ
    本来少年法はやむにやまれぬ犯罪を起こした青少年の未来を救う法であって
    犯罪する気満々のクズをかばう法じゃねえんだよ

    (コロコロできるなら)誰でもいい、っていう意味じゃないかな。知ってる人でも知らない人でもいいって意味。まあやりやすい相手選んだんだろうから言葉に嘘はないんだろうが普通にクソ。償ってほしい

    (本能的に)誰でも良かっただから、普通に考えて弱そうなの狙うよな
    反撃されそうな屈強な男に挑むのは、それこそ「自分より強そうな人を刺したかった」って明確な意思で選別をしないと無理

    【胸糞】白杖の視覚障がい者にオバサンたちが「信号青ですよ」→実は赤信号であわや事故に、オバサンたち大爆笑
    ttp://blog.m.livedoor.jp/jin115/article/52206712
    この女性が事故に遭っていたらこのおばさん達は間違いなく「未必の故意」が成立すると思う。事故が起きると認識していながらそちらへ誘導しているのだから。

    そういう人たちの定型文って
    「まさかこんなことになると思わなかった。」
    「自分たちは、そんなつもりなかった。」
    「大体、本人がもっと気をつけてたらこんなことにならなかった。」
    の三段落ちです。

    >>248
    なんで?なんだよ。嘘つかれたって事だろ。
    そういえばTVの特集で白杖の人はいやがらせ足ひっかけられるといのを観たわ。
    障碍者は優遇されるからその妬みとか恨みだとさ。

    これが本当ならこんなゴミババアを生かしておくべきではないと思います、いずれ殺人事件になりそうです。
    あと、他国のよい所は見習わないといけませんね

    【すげえ】ケニア・ナイロビでの性教育が、日本よりも遥かに的確で先進的!強姦も二次加害も激減!日本人も受けさせるべき
    ttp://blog.m.livedoor.jp/jin115/article/52206602
    性教育は人権教育でもある っていうのをどこかで読んだことがある。
    その通りだと思う

    俺は「女性の護身術なんて暴漢の神経を逆なでするだけ」
    という説を結構信じていたが、 拒否、防衛、反撃により強姦の可能性は激減すると聞いて
    今は護身術賛成を唱えている。この動画を見ると納得できる。
    暴れろ。戦え。人間の尊厳を守れ。

    まず、大きな声を上げて嫌なことを嫌だと表現することを
    当たり前にしないといかんよな。
    「私はあなたを嫌悪しています」と分からせるのは大事だよ。
    加えて男女問わず周囲の人間が被害者を見つけたら
    止められるような環境を作るのも大事だよなあ。
    「嫌がってるように見えますが?」と周りが声をかけるのは
    この国ではあまり見かけない。 ★
    「暴漢と戦わせるのは危険じゃないか」という意見があるけど
    性犯罪者のほとんどは脳内で勝手に「相手も受け入れてるはず」
    と思い込むから拒絶の言葉と反撃は確実に効果絶大。
    性犯罪者との戦いを女だけに丸投げして男は我関せずじゃなく
    男女みんなで性犯罪にNOを言わせる啓発も真っ当で素晴らしい。

    「No Means No World wide!(世界中どこでも「NO」は「NO」!)
    このプログラム、日本にも導入してほしい

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