無資格検査を誘発した、時代遅れの国の制度【なるほどね!と思った人はシェア】


 

 

まずもって、国の制度を破った、日産・スバル等の自動車メーカは許されない。
ただし、言い方は非常に難しいのだが、これは国の制度にも問題があると思っている。

ポイントは、「出荷停止が国内分のみ」であり、輸出分は許されているという点だ。
はっきり言うが、【いらない資格】だと思っている。制度が古臭くなっており、政治家として論じるべきは「制度の見直し」ではないかと思っている。

すでに現職を離れ10年近くが経過しているが、私自身も自動車部品メーカーの技術者だった。当時と、現場がどれほど違うのかすらわからないが、「甘くなることはない」と思うため、産業構造としての自動車産業を、ピラミッドの底辺から分析してみたい。

実は、部品単位が「製品」として扱われており、私はこれらの「部品」を設計し、生産し、自動車メーカーに納入する「部品メーカー」であった。部品自体も「製品」であることは詳しく解説するが、納入前の部品(私たちからすれば製品)も厳しい検査を受けている。

これは自動車メーカーごとに定められる場合が多く、中には「ほぼ軍事SPEC]と言えるもある。欧州向けの高級車(アウトバーンを想定したもの)などで、はっきり言うが「日本国が定めた検査」以上に、遥かに高い基準が求められていた。

その上で、様々な部品を組み合わせた上で「完成車として不具合はないか」をチェックするわけだが、こちらも「メーカ内の規準」のほうが遥かに厳しい。国の制度は、いつからよ?という内容だが、自動車の進化は日進月歩。かつては5万キロ保障だったものが10万キロとなり、ブレーキパッドの交換サイクルひとつとっても凄まじく伸びている。

自動車メーカー同士がしのぎを削った結果、いまの「民間基準」は、国の制度を凌駕している。凌駕しまくっている。もう、意味がないぐらいに。今回、問題にされたのは「儀式」に近いぐらいの検査工程だという認識。

ユーザーが利用するにあたり、自動車の安定性などとは無縁のものであるならば、
製品単価に「不要なコスト」を乗せているだけ、とも言える。
嫌な言い方になるが、官僚の天下り利権の一つだったのでは?という疑いも持っている。

現状に合わせるならば、国の規準を【一気に引き上げる】か、【なくしてしまう】よりない。
私の認識としては「時代遅れ制度の、疲弊」であり、
政治家として述べるべきは「制度の見直し」である。

だが、現行法に定められたことを満たせていなかった点については、上記を踏まえた上で批判したい。
法で定められたものを、しかも高速で走行する”凶器”ともなり得る自動車を、法令に定められた手続き以外で出荷・販売することは許されない。

 

 

 

 

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(OGP画像)

 

 

 

 

私の経歴
実は、政治の道を志すにあたり、自動車産業と深い関連がある。

私自身が、自動車関連産業の技術者だったからだ。

 

そもそも車が好きで、ジャンルとしてはスポーツカー。
隠してないのではっきり言うが「走り屋」だった。
(二輪でぶんぶん言うのとは違うカテゴリです。)

ディーラーにて、それなりの年月を過ごす。
エンジンも何度か組んだことがあり(いまはできない。)
愛車に関しては足回りのみならず、簡単な板金塗装、内装のみならず、重整備にも手を出していた。

ここは詳しい方じゃないとわからないと思うが、
当時の車両は、RX-7(FD3S)で、これはツインタービン。非常に狭いロータリーエンジンのボンネット内で、車上交換でタービン交換をする程度には整備能力もあった。
(タービンブローしたため、中古タービンを移植。個人がやる整備にしてはかなり上級。)

自宅には、チェーンブロックがあり、エンジンの脱着まで自分でやる。
パーツウォッシャー、プレスがある個人ガレージも珍しい。ブッシュ交換も自前でやっていた。クラッチ交換も馬とジャッキでやっており(ミッションは腹に降ろして、そこからディスクを組む。芯出しもやる。)プライベーターとしては、それなりのレベルだったと思う。

(先日、少し整備したら身体が痛いわ、ネジは緩まんわで酷い目にあった。上記は若い頃の話です。)

メインカテゴリは、グリップ。
お金がなかったから、車検はだいたいユーザー車検だった。
自分で整備して、自分で通す。
(車検よりも遥かに厳しい基準で、徹底的に整備して、です。)

 

地元行橋では「元・走り屋」としてしか認識されていなかったが、最近はその後の経歴も認識されている模様。

国立の工業大学(九工大)を卒業し、のち自動車部品メーカーに就職。
民生品としてはカーナビやオーディオを生産している某A社をグループ企業にもつ、東証一部上場企業。

その製品設計や知財管理(特許関連)、品質保証、生産企画などで従事。
各地に工場があるが、その中でも事業本部で就労。
マザー工場であり、これは各地の生産ラインを設計する、製造現場では中心的な現場にいた。

海外現地法人などの”拠点”ではなく”本部”であるため、
リコール対応や(製造メーカーとしての)製品の保障なども間近で見てきた。

 

自動車についての話はこれぐらいにしておく。

政治の道を目指したのは、当時、製造派遣が導入されつつあった前後であり、
私自身は「メディアのいう”勝ち組”」ではあったものの、そこに強い疑問を葛藤。

車で遊んだ仲間たちは、決してそうではなかったからだ。
賃率含め、見える立場であったことで、当時の未来(ちょうど今)に強い憂いを感じた。

 

 

そんな私が、本件について書いてみる。

余談になりますが、いまだにシャコタンです。
何台も車を買えるほどではありませんから、議会にもシャコタンで行っています。
車高も合法の範囲なで、公認車検をとっています。

 

 

 

部品メーカーとは何か
今回、問題になった日産やスバルなどを「メーカー」と呼ぶ。

製品を納める立場、また「完成品を納める」企業をメーカーと呼称する場合が多い。

 

その中で、機能を果たし、民間などのエンドユーザーに販売する姿のものを生産する場合「セットメーカー」と認識している。
ようは、”自動車だよ”という形にまで組み付ける企業がそれだ。

 

だが、セットメーカーのみで生産できているかと言えば、そうではない。

例えば足回り一つ、リモコンキーレス、エアバックのセンサーひとつとってもノウハウの塊。

A社のシートベルトを、A1社が生産し、
B社のシートベルトを、B1社が生産し、
C社のシートベルトを、C1社が生産しているかと言えば、そうではない。

 

凄まじい開発コストと技術の蓄積が必要なため、A社もB社もC社も、そしてDからZまで、甲社が生産しているのが現状だ。

A社が「αという車」を作りたいとしたとき、
シートベルトを「○円の開発費で、○円の単価で買いたいよー」と言えば、
甲社と丙社と乙社が、入札のようにせめぎ合うのだ。

 

「入札のように」とは書いたが、入札とも異なる。
不具合を起こしてリコールになっても困るし、過去の技術実績や甲社には甲社の、乙社には乙社の得意分野があり(特許の関連もある)、単価も含め厳しいせめぎ合いがある。

技術実績を蓄積したい企業は、仮に赤字になろうとも、単価を切り下げてくる場合もある。
逆に、優れた特許をもっている企業は、「うちは○円以上の単価」と、セットメーカーに対して強気に出てくる場合もある。

 

これら、セットメーカーに納入する、甲・乙・丙社が、部品メーカーだ。
単に下請けという規模ではなく、かなりの部品メーカーが「上場企業」である。
私の就職していた企業も、そうです。

海外に多数の現地法人をもち、国境をまたいでビジネスを行う日本企業。

 

特に、セットメーカーに直接納入する立場の企業を「ティア1」と呼ぶ。
そこからピラミッドの階層をひとつ落とすごとに、ティア2、ティア3となります。

ティア1は、はっきり言いますが大企業です。
セットメーカーではなく部品メーカーを希望した理由ですが、実は「新しい技術の開発」などは(セットメーカー主導のみならず)【部品メーカーが独自開発】して【自動車業界全体に提案】していく流れがあるため。

本当に自動車の未来を作るならば、私の選択は部品メーカーしかなかった。

 

最近、切り換わった新型のETCとか、ITS(国策)とか、カメラデバイスによる認識系(自動運転の一部)とかをやってた時代です。HUDとかもやってたなぁ。
いまは、一部が「新車」として皆様の目の前にありますが、あれを開発していた技術者たちが、その5年前・10年前にいた、ということです。

 

あ、ちなみに私は電波(キーレス)とか、認識系とか、エレ基盤とかはわかりません。
機械がメインで、治工具設計が好きでした。
(自動機もいいけど、ハンドツールが萌えるよね。)

 

 

 

自動車の系譜
皆さん、何の気なしに乗っておりますが、自動車は随分と進化しました。

私が開発の現場にいたころは「10年保障」になった直後だったと記憶しております。

そのちょっと前までは「5年、5万キロ保障」だったのです。

 

これが倍になるとどうなるかと言えば、部品メーカーに求められるSPECが跳ね上がります。
単に倍では済まない。

また、コストを倍かけていいわけでもありません。
「おいおい、それは無理でしょ」という指示が多数飛び交っていた記憶があります。

 

ほとんど軍事SPECと言いますか、事実上の軍事SPECと同等のレベルになった部品もあります。

戦車とか戦闘機を作っている自動車メーカーもありますし、
戦車とか戦闘機に納入している部品メーカーもございますから。

「もう、だいたい、一緒やわ」というのが、業界関係者の認識でした。

 

現職から離れて随分になりますから、社内試験のこともうろ覚えですし、
また立場上、あまり詳しく書くこともできません。

ゆえに基礎的なことでありますが、「正常に動作」する温度域が【?40度?80度】というのは、ザラです。

ヒートショックという試験があり、これは恒温層という高温にもできる巨大冷蔵庫みたいな設備で試験します。

 

ー40度から、+80度まで、「急冷」し「急激の熱をかける」を【うん百回せよ】とか。

また「80度の状態で、回転摺動」を【うん万回やれ】とか、です。
さらに粉塵を意図的に枚散らしたうえで、ぐりぐりと動かして、それでも壊れないこと、等。

実際に10年を待つことはできませんから、加速度的に試験を行う目的で、
恒温層にぶっこんでおく期間が「数か月」とかになることもザラ。

さらに、これらの過酷な条件を経過したうえで、
上下に「うん万回、振れ」とかもあり、その際には「異音を発生しないこと」(無響音室で測定)したりするわけです。

これらの試作サンプルを、何度も検査して検査して、
部品を設計していくわけですね。

 

測定データを付して「セットメーカーさん、これでOKですか?」とGOサインをもらって、それから「製品とするため」の量産が開始されます。
(その前には技術試作だったり、量産試作だったり、色んな工程があるのですが。)

油をぶっかけたり、凄まじく強い電磁波を照射したり、
まぁ、それはそれは、ありとあらゆる厳しい試験を課されます。

試作サンプルが「かわいそう」と思うほど、イジメぬきます。

 

こうやって、「10年10万キロ」の保証になるわけですね。

新車の保証がそれほどの長期間になるにあたり、納入する側の部品メーカーにも、厳しい基準が求められたわけです。

 

 

 

凄まじく高いハードル
「だいたい各社おなじ」と言いたいのですが、そうではない場合もあります。

RKE(リモートキーレス)やCSR(エアバックのセンサー)やCAC(カーエアコン)など、それぞれ求められる試験は異なります。

繰り返し、何万回も押して、それでもスイッチが壊れないとか、
同通不良は起こさないとか、落下試験と言って何千回も落とせとか、
落としまくった後に異音が発生しないとか、まぁ、色々とあるわけですが。

照光ムラは、何万時間、点灯させていくらとか、
何回もON・OFFして、切れないとか、ですね。

検査時間は「凄まじく長い」(禁則事項です、割とマジで。)ため、
ここの人件費とか、試験設備に投じたコストとか、凄いもんです。

 

部品カテゴリごとに求められる試験は違います。
それがシートベルトなのか、スプリングなのか、ダンパーなのか、メンバーなのか、デフなのかミッションなのか。

そして「納入先のメーカー」によっても、求めるSPECは違うわけです。

 

日産さん、TOYOTAさん、スバルさん、マツダさん。
海外勢ではVOLVOさん、フェラーリさん、ポルシェさん。

「うちは、何万回以上ね!」みたいな、それぞれ異なる数字を出してくるわけです。
高いSPECを求めれば、部品単価も高くなります。

海外の車両の場合、メーター内のテキストを表示するLEDが切れたりしますが、あれはLEDの単価をケチっているからです。5年ぐらい乗っていると、エアコンのボタンとかがポロリと取れちゃう外車もありましたが、あれはセットメーカーがケチったからです。

部品メーカー側は「この値段だと、測定したけど○年ぐらいで壊れますよ?」と申告し、「△年ぐらいもたせるなら、□円ぐらいになります。」と提案するわけですが、

セットメーカー側も「いや、新車としては■円ぐらいで納めたいから、このままGO」となったりするわけですね。
または「単価はあげないけど、壊れないようにしろ」と無理を言われたり、その場合は(今後のお付き合いも考えて)「だったら頑張ってみるけど、品質保証の試験費用が▲円ぐらいかかるから、それを出して」とか「次のモデルも契約してくれるなら、ワングレード高いLEDに換えてあげよう」とか、色んな話があるわけです。

 

国柄だって、違います。

「壊れてもいいや」って文化の国も、はっきり言えば、あります。

むしろ「長く乗る国」の場合は、部品交換ありきなわけで、
ボディが頑丈ならば、”交換できる部品”は、【ほどほど】で抑えるという文化。
(欧州の一部は、こんなイメージ。)

 

北米大陸などの場合、まったくと言っていいほど雨が降らない地域もあり、
そこを主軸としたメーカーさんの場合は、日本に持ってきたら、色んなところから錆が浮いたり、ですね。
日本人は文句を言うわけですが、「それはいいよ」という国民性の国もあるわけです。
(塗装や耐候性の概念が、違う。)

むっちゃ熱い国だってあるし、逆に超寒い国もある。
アウトバーンでの走行を考える国もあるし、
砂漠ばかりを走り、粉塵だらけの中を走る車両もある。

 

日本の場合は、「メンテはしないもん!」「葉書が来たら、ディーラーに行く程度」
「だけど、壊れたら許さないもん!!!」という国民性だと思っています。

「新車は、むっちゃ高いねん!」「ちょっとでも不具合あったら許さないよ!」と、顧客が求めているハードルが無茶苦茶だと思います。

形あるもの、いつかは壊れます。
部品だって、交換しないと機能は果たせない。

 

まぁ、いろんな地域があり、いろんな国民性があり、
そしていろんなメーカーがあるのです、それぞれの思惑のもと。

結論からすれば、「セットメーカーが求めてくる基準」は、バラバラです。
もっと言えば、(開発コストの上限もあり)車両ごとに違います。

 

Aというメーカーが開発する、A1という新車と
Aというメーカーが開発する、A2という新車のハードルは違う。

Bというメーカーが開発する、B1という新車と
同じBが開発しているB2という新車もハードルは違う。

 

ですが、そのいずれも「日本政府が求めているハードル」よりも、
凄まじく高いもの、だと思っています。

 

神戸製鋼さんが品質データを改竄した話とは根本的に異なります。
あれは、謳ったSPECを満たせていないという話で、本当にどこまで余波があるかわからない。

 

今回の、問題になっている無資格検査が「普通免許1種」クラスだとすれば、しのぎを削りまくったメーカーが課している検査は「大型2種」ぐらい難しいです。

自動車学校と、F1で一番になれ、ぐらいの差があると思う。

 

 

 

後工程に不良品を流さない。
利益を追求するという立場でメーカーを考えるなら、一番、恐れるのはリコールです。

ただし、技術者として、そして車好きとして恐れるのは、
その車体が、設計ミスにより「怪我をさせない」ことだと思っています。

一つの不良品が発生したとしましょう。
それが後行程に「混入」すれば、ロット単位で破棄します。
はい、捨てます。だいたいの工程は、こうしていると思う。

 

ティア1が、メーカーに対し、エアコンユニットを納めるとします。
ティア2は、電子基板とかハーネスを組み立てる。
ティア3は、ハーネスを色ごとに束ねたり、カプラーを装着する。
ティア4は、ハーネスそのものを生産する。

ティア2の電子基板が1000個、ティア1に納入されたとしましょう。
ティア1で、エアコンユニットとするまで組み立てるわけですが、
1000個の基盤のうち、「あとになって1個」の不具合品が申告されたとします。

その場合は、1000個を捨てる可能性がある。
見つからなかったら、捨てるしかない。

 

新車として生産してしまったあとの場合は、
部品メーカーから社員を派遣し、混入してしまった不良品を「手作業で」探し出す。

一個の不良を、後工程に「流してしまう」ことは、
凄まじいまでの費用がかさみます。
(人件費、出張費、数百万できかない場合もある。)

それでもリコールとなったり、エンドユーザー(新車を買った人に迷惑をかける)ことに比べれば、まだまだいいほう。
金額にしても、こちらのほうが高くつくし、現場の技術者は誇りにかけてそれを防ぐ。

 

そのため、ティア1でもティア2でもティア3でも、
自社から出荷するにあたっては、完成品としての検査を行う。

EOL、エンドオブライン。
電検でやる場合も多いですが、目視で人をたてる場合もあるし、検査員を2名にしたり、ダブルチェックをする場合も。

特に、製品が生産されて短く、製品として若い場合(工程内での不良の洗い出しが不完全)は、未発見の不具合を想定し、想像以上の検査を課します。

ティア1でもティア2でも、ティア3も、です。

 

ここまでして納入された「部品」ですが、組み付けていくと「予期せぬ不具合」がでる場合もある。
それぞれが相互干渉したり、セットしたゆえの不具合もでてくるだろう。

私は、完成車体の検査は、詳細には知りません。
ですが「かなり凄まじい検査」をしていると伺っています。

はい、これは「民間の検査」です。

 

 

 

どちらにせよ、国の規準は変えるべき。
民間の検査のレベルが「尋常ならざるレベル」になっており、

もう国が指定している検査は「ただの儀式」ぐらいになっているわけですね、はい。

 

私人としての発言する自由があるならば、「もう、いらんやろ、それ」と思います。
もしくは「民間基準まで、国の規準をひきあげる?」というレベル。

大学のセンター試験で「700点以上!」と民間が足切りを設定する中、
国では「計算ドリルに、名前を書きましょう」みたいなことをやっているわけですね。
ま、センター試験でも名前を書いてなかったらゼロ点ですが。

 

車検制度は、メリットもあるとは思っています。
あれがあることで「車にずぼら」な日本人が、しぶしぶとは言え、整備をします。
ですが、税金を効率的にとっていく手段だという批判や、天下り先という批判もあります。

必要なのは「整備」であり、本当は検査ではない、と思っています。
何が言いたいかと言えば「ノー整備」の、格安車検が横行しており、あれでは制度がある意味が、本末転倒だろう、と。

 

今回の「無資格検査」についてですが、国が指定の資格をもっていない!という点が問題になっています。
その資格が「凄まじく難しい資格」なら、私のこんなことは言わないのですが、そうではない。
ここは断定で書く。

1級、2級自動車整備士や、車検の検査官は、専門学校いったり、または実務経験○年とかが必要で、難易度の、実務に即した資格です。

ですが、(有資格者には申し訳ないのですが)、今回の資格はそうではない。
また、そもそもメーカーが課している基準が(かつていた者としては)「厳しすぎる」ぐらいに高くなっている。

 

F1ドライバーに、原付の免許をもっていますか?と聴くぐらい、わけのわからない制度だと思う。

どうしても言いたいことは、出荷停止になっているのは「国内のみ」なのです。
そりゃ、日本の法令を犯したから「国内」がそうなっているのはご理解いただけると思います。

 

言いたいのは、海外はOKということ。
甘い海外の規準にあわせろみたいなことは、一人の車好きとして絶対に言えません。
そんなことして、自動車事故が起きるほうが嫌だ。

そうではなくて、「海外出荷分」としては、
「海外の厳しい基準」をクリアしているわけで、

日本国が「残したまま」の制度が、すでに時代にマッチしていない。

 

民間基準に併せて、「厳しい基準」にする(資格試験を、高難易度にするということ)か、廃止したほうがいいのではないか。

国境をまたいで生産し、国境をまたいで販売する。
現在の自動車産業の構造を見るに、国内のみのハードルを、よくわからない高さで設定することは、ナンセンスだと思う。

 

 

 

ルールが、安全を壊すこともある。
私は、ISOが嫌いです。

これは国際標準規格という意味ではなく、「ISOの運用方法」について、嫌いという意味です。

国境をまたいで出荷、販売するため、「国際的な枠組み」が必要です。
だから、国際的な基準があり、それがISOです。

まずもって「必要なもの」というのは、述べさせてください。

 

その中には「文書管理の徹底」などがあり、一回やったミスを二度と「組織として起こさない」ために、なんとかしましょうみたいなものがあります。

ISOの概念は、素晴らしくいい。
概念は「いい」のです、もう一回、言いますね、ISOの概念はいい。
素晴らしい。

 

ですが、ISOの運用がどうなっているかと言えば、
文書が非常に増えて、不要な雑務とか不要な決裁が、どんどん増えて行く。

会議時間を間違えて、参加者が遅刻したというエラーがあった場合、
30分前に声をかけあう、みたいな改善をしたとしましょう。

それでも遅刻者が出たり、忘れた人が出たとします。
次は「前日に、書類でまわす」という改善をし、ルール化します。

それでも、遅刻者が出た。理由は、書類を回すのを忘れていた、とします。
すると、「明日、会議ですよ」という書類を出すにあたり「書類を出しましょう」という書類を、さらに作る、みたいな。

その改善後も、また遅刻者が出たとします。
すると(ただでさえ多忙な)部長が、電話連絡を入れなさい!みたいなルールを作ります。

部長が電話連絡を忘れてしまった場合は、課長に対し「部長、電話連絡のお時間です」と伝言するようにせよ、みたいなルールを課します。

 

ISOは、犯したミスを「次は発生させない」改善をすることを求めます。
かなり乱暴な説明ですけど、そんな感じです。

概念は素晴らしいですし、運用も「最初はいい」のです。
ですが、よくわかってない人が改善していくと、業務が過密になりすぎてしまい、
「もう、何の仕事をしているか、わからない」ようになっていく。

 

特に文書負荷が凄まじいものとなり、
むしろ「普通の仕事」を圧迫していきます。

設計や、試験にまわすべき負荷や、会議に要するための時間が削られていくわけです。
結果として、「間違ったISOの運用」は、業務負荷過大という側面において、むしろ不良を量産し、製品の安定性を損なっているように思うのです。

 

それでも、ISOが不要とは言えません。
国境をまたいで生産する以上、A国からB国に部品を出荷する際、共通のルール・基準がないと、怖くて生産ができません。

ですから、これは必要なものだと思っています。
CHINAで生産する際、韓国で生産する際、台湾で生産する際、同じアジア圏でも、そして同じ生産ラインで、同じ部品を生産しても、不良率は異なる。

ゆえに、国際基準は必要です。

 

ですが、高すぎるハードル、そして誤ったISOの運用は、
逆に設計の現場、製造の現場を壊しているように思えてならないのです。

まぁ、ひどい言い方をすれば、国際的な枠組みがあるならば、
「日本の法令」も、そちらにあわせたほうが時代に即していると思います。

今回の「資格」は、いったい何のためにあるのだろう、というのが私の思いです。

 

 

 

それでも法を犯すことは許されない。
本稿は、日産やスバルの擁護のために書いたものではありません。

自動車は、30km?60km以上の、そして高速道路では100kmの速度で走行します。

 

1t以上の重量物が、これだけの高速で走行し、
かつ住環境の中にある。

まさに走る凶器であり、自動車事故においては、運転手・同乗者の死傷事故もある。また、歩行者なども接触すれば死ぬ。

ゆえに、極めて厳しい法令が規定されており、
民間でも高いハードルが敷かれている。

 

コンプライアンスという言葉だけでは表現しきれないほどの、
法令遵守が求められ、数字のみを追いかけるのではなく、
「ルールに対しての姿勢」が強く求められる。

 

【いらないルール】だとは思う。
だが、そこに在るルールを侵すことは、別の意味がある。

それでは駄目だ。

 

私は、本件については「ルール違反だ!」と批判されることは当然だと思うが、

それのみにとどまらず、「今後のルールの在り方」まで議論すべきだと思う。

 

万が一、そちらに議論が推移しない場合は、

不要の検査を民間に強いることで、何がしかの資格試験”制度”があることで
例えば受験料なども含めてだ、甘い汁でも吸ってる団体がいるのかなぁ、なんて邪推もしたくはなる。

 

 

 

 

ニュースを見るたびに、

 

書こう、書こうと思っていたテーマです。

 

少し異なる観点の論述かと思いますが、

 

政治家の目線というよりも、

 

元技術者としての思いです。

 

できるだけ、専門外の方にも伝わるように書いたつもりですが

 

分かりにくかったらごめんなさい。

 

当Blogは、現職の技術者の方も多く閲覧しておりますが

 

物足りなかったらごめんなさい。

 

職を辞したとは言え、具体的に書きすぎることは、

 

許されないと思っています。

 

フェイクを入れることもできませんから、

 

誤魔化したり、ぼやかしたりした箇所がいくつもあります。

 

もう10年ほど前の経験ですから、

 

もっと詳しい方は、コメント欄で教えてください。

 

「どんなにマニアックなこと」を書いてもOKです。

 

(ただし、社内規則の範囲内で。)

 

自動車産業は、裾野の広い、我が国の主力産業の一つです。

 

目まぐるしく進化している産業でもあり、

 

我が国は、ルールについても、時代に即した変化が求められるのではないでしょうか。

 

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重要
せめて一度は、この「音」を聴いておいてください。

・ミサイル攻撃時の、J-ALERTの音源
・【マニュアル】武力攻撃やテロなどから身を守るために(内閣官房)

 

テロに屈したと全国から批判された決議に賛同した者(敬称略)
桜の会(議長会派):小原義和(公明)、西岡淳輔(公明)、(死没のため略)
市民の会(いわゆる野党会派):藤木巧一、二保茂則、鳥井田幸生、大池啓勝、工藤政宏、瓦川由美、西本国治
共産党会派:?永克子(共産)田中次子(共産)

 

詳しくはこちら。

 

私なりのケジメ

【爆破予告】テロに屈した議会に討ち入り。忠臣蔵、切腹の美学。地方議員の覚悟【テロに屈しない人はシェア】

 

 

 

 

 

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36 Responses to 無資格検査を誘発した、時代遅れの国の制度【なるほどね!と思った人はシェア】

  1. medakanoon のコメント:

    無資格検査を誘発した、時代遅れの国の制度【なるほどね!と思ったらシェア】 まずもって、国の制度を破った、日産・スバル等の自動車メーカは許されない。 ただし、言い方は非常に難しいのだが、これは国の制度にも

  2. あめま のコメント:

    技術者としての意見。凄く分かりやすかったです!
    自分も勤め人なんで色々思うことありきの。
    組織の人間ごっそり変えないとダメなのかな?

  3. 月光仮面 のコメント:

    これ 国の制度が間違っているのです いらないと言うか 検査はされているのです
    それも 間違いなく されているのです。そして 怖いのはこれを言わない自動車
    メーカーと言わせない国の関係に問題があるのかも知れませんね そして
    今 日本の技術レベルはすごいテンポで落ちていると思います それの一因は
    派遣です そして 外国人 受け入れ この二点だと思います これは
    政府自民党に責任があると思うのです 企業は誰の物かから 考え直すべきだと
    思いますよ 金だけ溜め込んでも 一瞬にして無くなります その金は 技術と言う
    ざるが受け止めるのです それに 気付かない経営者や政府は 言わせてもらいます
    破壊者です 過去から培われた日本の技術いいえ国自体を破壊しているのです
    それさえ まだ 気付かずに移民 移民 技術のあるものを受け入れろ





    政策だと思います
    何等かな 意図が働いているとしか思えません
    少子化対策をしない事もね これ 陰謀かもね
    そうさせている 国が隣にいるのかもね

    • 月光仮面 のコメント:

      もう一言いわせてね
      この自動車工場日本中でいえると思いますが 下請けを含めて
      国内の工場に何人外国人が働いているのだろうか 日本人が
      何人派遣で働いているのだろうか 日本人を雇用をする
      事を考えるべきではないでしょうか 技術のある外国人を
      入れる事がその場限りの政策だと思います 日本人をもっと
      育てるべきです このような事を言わない野党 保守系の
      野党にはぜひここに目を向けて欲しいと思います おいら
      議員削減 減税します このような受けの良い公約をたてる
      政党はマッタク不要な政党だと思っています もっと もっと
      日本を見て欲しいと思いますよ
      そして 検査しているのに なぜ 専門の検査員を置かなかったか
      憶測ですが 人件費削減だと思います 経営者や投資家に払う金が
      欲しいそれだけだと思います。 日本の技術はどんどん落ちていると
      思います これの結果が工場で事故が今多くなっていますが
      もっと増えると思います 欠陥製品もね増えると思いますよ。 

      • 月光仮面 のコメント:

        すみません 付け加えます 自民党の批判をしていますが
        今の野党が政権を取れば国が滅びます 過去にそれが
        行われた後遺症が今もあるのだと思います でも 保守系の
        野党はこの自民党の弱いところダメなところを突いてほしいの
        です それには 今の希望では無理だと思います
        右翼を左翼が叫んでもびくともしない 政党が現れないと
        ここをカバーしたり突いたり出来ないと思います
        そして 労働組合いも今の団体では給料は上がりません
        自民党と安倍さんとしっかりと話し合うべきです
        これは 日本のためにも 提案します

  4. ブレダ のコメント:

    抜き打ち検査をした当の国交省がメーカーに対して厳しい措置を講じないのは不思議だな、と思いましたが、制度そのものが形骸化していて実害がないから・・・というわけですね。勉強になります。
    そのうちひっそりと無くなるかもしれないですね。この検査。

    まあ、でもルール違反は違反です。メーカーは決して開き直ったりしてほしくないです。

    それと、お役所にもメーカーにも面と向かって問題の本質を突き出せないメディアも情けないと思います。

  5. 川崎哲治 のコメント:

    資格資格と書きながら、その資格の正式名称すら
    言えないのを見ると愕然とする・・・

  6. MOSU5 のコメント:

    自動車とは違うのかもしれませんが、つい先日、英国で日立製の高速鉄道車両が「エアコンのパイプ水漏れ」事故を起こしたということがありました。

    当初、事故を起こした車両は英国で組み立てられたという情報がありましたが、初回の輸出車両は日本で組み立てられたものだという情報もあり、(また、イギリスで組み立てられたとしても、その車両の点検は日立側がやってなかったのかも含め)、
    事実はよく分かりませんが、鉄道車両の場合は自動車産業ほど保全システムの完成度が高くないのか?、非常に気になるところです。

    http://zatugakumao.com/hitatieikokusharyosinshutu-3390
    (ググって出てきたサイトなので、内容が正確か否かはよく分かりませんが・・・)

  7. MOSU5 のコメント:

    追記、思わず感じたことを書きましたが、思いっきりスレチですね。
    申し訳ありません。

  8. のコメント:

    「ほぼ軍事SPEC]と言えるもある。→「ほぼ軍事SPEC」と言えるものもある。
    枚散らした→まき散らしたor撒き散らした
    ではないかと思います。

  9. 青空 のコメント:

    初めてコメントいたします。
    輸出車には国の検査資格は不要と言う。それなら輸入車には国の検査資格が必要になりませんか?
    おそらく輸入車には国の検査資格は不要になっているのではないかと思います。
    結論としては国の検査資格は不要なものなんでしょうね。
    ですが、国の検査資格が不要だという人があまりいないことの方が不思議です。
    裏に日本の製造業をディスる仕掛け人がいるのではないかと思います。
    神戸製鋼所にしても、今回の検査資格にしても問題が急に出て来た経緯を知りたいと思います。

  10. 名もなきせいぎー のコメント:

    いやー良い記事です。

    自動車メーカーに限らず、まだまだこういう部分があります。
    規制緩和や働き方改革というなら、こういうところにも目を向けないとダメなんです。

    企業やそこに働く大多数の人を守る。それは国を守ることなんです。
    国の力が無くては何のための外交安保か?ということ。

    こういった制度を整えることそれは政治の力です。
    皆さんも自身の業界について書いちゃいなYO。社内規則の範囲内で。
    自分もまとめてから書こうっと。

  11. お焼き県民 のコメント:

    読みながら、なんで現場の人はこういう風にお役所に説明しないの?
    なんで世間に訴えないの?

    と思っておりましたが、中狂や朝鮮人に入り込まれたマスゴミなんかが取り上げる訳ないですね。嬉々としてディスカウント・ジャパンに使われるだけでしょう。

    ましてや所轄の国土交通省は公明党の大臣で、広島でアシアナ航空のパイロットを逃がしたり、スペイン語やヒンズー語などの実際の話者より遥かに少ないハングルを無理矢理駅構内の案内板に入れさせたりしてきた実績があり、露骨に特ア寄りですもんね。自国の産業を守る気なんて、1ミリもないんじゃないですか?

    ですから元技術者で政治家でブログアクセスの多い市議がこの問題を発信して下さったことには意義があると思いますよ。でもちゃんと寝て下さいね。

  12. 東京都56歳 のコメント:

    小坪さんご指摘のとおりだと考えます。

    特に、

    >ISOの概念は、素晴らしくいい。
    >(中略)
    >ですが、ISOの運用がどうなっているかと言えば、
    >文書が非常に増えて、
    >不要な雑務とか不要な決裁が、どんどん増えて行く。

    との指摘こそが、
    本質をついていると思います。

    そして、不要なモノコトが生じてしまえば、
    結果的に、
    そのコストは全て、消費者が負担します。

    もう少し、拡大して考えれば、
    本質的に「不要なモノコト」を無くすこと、
    これこそが「規制緩和」の目的でしょう。
    そして、
    ここにこそ、「政治家のお仕事」があります。

    結果的に、製品コスト・安全コストが、
    合理的な水準に下がれば、
    そこに競争力向上が生まれます。

    今回の件は、
    もちろん問題ではありますが、
    その背景となっている、
    不合理なシステムを改善する、
    そのための、
    重要な機会となることを願います。

    ご参考:
    日産「無資格検査」を誘発した、時代遅れの国交省の認証制度
    http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53265

  13. あかうお のコメント:

    車に乗っていても知識は無い自分。
    無資格の社員が検査していたというニュースを、手抜きだとは思わなかったですね。
    小坪さんが言われる通り、自社基準が厳しいだろうと思っていたから。
    全くの素人に1人で検査させる訳が無いし、不正が長年続いていたというのなら
    無資格だけど熟練になってたんじゃないかな?。
    それでも不正である事は間違いないから、今から資格取得してね、と。
    行政に余計な口を出させない様に自己基準を厳しくする、色んな業界であるでしょうね。

  14. ぴょん吉 のコメント:

    一ヶ所だけ補足させて下さい。

    >そもそも車が好きで、ジャンルとしてはスポーツカー。
    >隠してないのではっきり言うが「走り屋」だった。
    >(二輪でぶんぶん言うのとは違うカテゴリです。)

    二輪でも、街中で夜中にぶんぶん言う連中と、早朝の峠で走る連中は異なります。
    前者は所謂「暴走族」、後者は「走り屋」です。

    まぁ一般人からみたら、どっちも暴走族ですが。

  15. cat のコメント:

    >FD3S

    って高橋兄弟の弟の車じゃないですか、やっだーもう( ̄ー ̄)

  16. 関西だけど東海 のコメント:

    今回の内容、まったく同感です。私は現二輪販売店経営ですが、元2輪4輪製造メーカーの総合職(技術ではありませんが)でしたので痛感します。国の制度、もう一つ言えば日本のマスコミの報道体質に大きな懐疑を持っています。例えば昨年の燃費偽装の問題、三菱とスズキが挙げられてましたが内容は全く異なるものでした。三菱は「要求スペックが満たせないこと」を理解した上での悪質な偽装、今回でいうと神戸製鋼と同じもの。スズキのは「国が要求した方法と違った」こと。社内のほうが条件が厳しく、実際に国の定める方法で測りなおすと数値が上がった、というものです。今回の日産やマツダに近いものだと考えます。しかし報道ではまるで同罪としての扱いになります。時代遅れの法制度、走ってるものがほぼ違法になる遅すぎる制限速度、二輪でいうと渋滞時の路側帯走行のすり抜けを狙い撃ちした取り締まり、こういった実地、時代とかけ離れた交通行政全般の法制度の改善を訴えるべく小坪先生のような理解あるかたに国政に出てくれると嬉しくはあるのですが・・・

  17. noguiss@真心 のコメント:

    今の日本の「ものづくり」は自主規制のカタマリですね。
    私も仕事で一部航空部品のパーツを取り扱っていますが、
    アメリカに輸出する際の品質書類はA4一枚。

    対して国内向けに納入する際の品質書類は、原料の証明から工程内容(作業内容作業者名)、検査内容結果、等々で累累たる書類の暴力。
    仲の良いサプライヤ?さんの名言
    「日本の飛行機は書類で飛んでるんだよ。」

    コベルコ・日産・スバル。
    色々あると思いますが品証担当の心中も私は察します。

  18. 山形賢一 のコメント:

    報道で見たときに無資格の検査員とか有ったのでググってみたり、記事を読んでみましたが別段国家資格でかでもなく社内規定の認定検査員ってだけですよね?
    まあ、法律違反は責められませんが、完成した車の最終検査ってボディの傷や塗装のムラ、ウインカー、ライト、とかの外観検査的なものじゃないの?
    なら、メーカーから出荷された車はディーラーに納品後、ディーラーでのオプション装着し、点検整備後登録だから問題ないんじゃないと個人的には思いますがね、

    それぞれの部品の品質に関しては工場での生産現場では、メーカーとの取り決めた規格よりも厳しい工程管理値にて生産されています。
    御安心をと現場で働く1人としてお伝えします。

    • コナン のコメント:

      聞いた話ですが 国家資格とかではなく 会社が写真に 貴方が検査員ね
      って決めればよかったらしいですよ ここは 憶測ですが 貴方が
      検査員と決めたらその方に何らかの手当てを支給する必要が出るかもね
      それを嫌って お前がこの検査もしちょけよって言ってたのかもね
      と思います。国ではこの仕事に専用の人員がついて責任者手当がついて
      この職員の専用の部屋もついているのかもね 実際は現場にテーブルが
      あるだけだと思いますが。

  19. 琵琶鯉 のコメント:

    いやー。もっともですわ。小坪議員がおっしゃる事。日本のユーザー(自分も含め)、クルマの整備なんて車検の時だけ、女性は特にボンネットも自ら開けない。(ガソリンスタンドで、店員さんに薦められて開けるぐらい。)それでいて、新車に対する要求は厳しい。うーーん。さすがは妖精と言われるだけはありますね。
    自動車メーカーさんや部品メーカーさんには、頭が下がりますね。

  20. スレチキジコピ@失礼します のコメント:

    これ以上評判落ちないといいですよね、私は車運転してませんが、こう言うのは客の立場じゃわかりませんし。
    それにしても他人の職業をバカにする方は、その業種の方がいなくなった時にやらせたいですね

    工場見学に来た小学校教師「いいですか皆さん、ちゃんと勉強しないとこういう所で働くことになりますよー」
    ttp://blog.m.livedoor.jp/jin115/article/52197033
    問題は、こう言うものづくりが向いてるって人も居るはずなんだけど、
    勉強で一旦落ちこぼれないと、入る機会が無いところじゃないかな

    某小説で進路相談の際 生徒が「実家の農家を継ぐ」と教師に伝えると「百姓なんて負け犬の仕事 サラリーマンを目指せ」と言われ教師をぶん殴ってしまうシーンがある
    この人も上に伝えて工場側からこの教師にクレーム入れてもらえばいいのに

    工場には理工系の学部卒業した人たちも普通に居るんだけどね。

    正論ではある。作業者は特に何も資格ナシで従事できる工場の方が多い。だが目的としては工場の仕組みを見学に来ているわけで、そこに言及するのは本来の目的から離れすぎている。そういう程度の低い人間が現実に存在するかは疑問。創作だろう

    どんな職業にせよ犯罪でない限り、一生懸命仕事をしている人を扱下ろすような奴は例え超一流企業の人間だろうとクズだ

    工場にもホワイトとブラックがあるからな

    ※394
    正直に言って、それが日本社会の現実である以上、学校がそこに全く触れないと言うのもおかしな話だとは思う。

    この教師がアホなのは、それを見学を受け入れてくれた先の工場で、端から見て失礼としか言えない方法で生徒に伝えていた事だろうな。

  21. mayflower のコメント:

    分かりやすく解説してくださり、ありがとうございます。
    このニュースをNHKラジオで聞いたとき、ホントに日本をおとしめたいんだなと感じました。「日本の信用が失われることが危惧されます」的な事言ってましたから。
    偏向報道、本当にうんざりします。

  22. としし のコメント:

    わかって書かれていることだとは思いますが、議員のおっしゃるISOってのは、ISO9000シリーズ(品質保証に関するISOの規約)のことでしょうか?
    番号を添えていただいた方が誤解がなくて良いように思います。

    なんせ、ISOはコンピュータ回りでも巾広く使われています。
    例えば、英数字なんかの文字コードは ISO 646 で決めてますし、UNICODEはISO 10646だし、メールなんかで使うのはISO-2022-JPてな具合です。
    他にも環境アセスメントのISO 14000 シリーズなんてのもあります。

    で、本題ですが、ISOの面倒臭さを示す例が面白すぎです。
    おっしゃることはすごくよくわかります。
    「あるある!」って感じ。
    でも、これは経験した人でないとわかりにくいですかねぇ。

    私はISO9000シリーズの直接経験はないのですが、ソフトウェア部門向けのCMMIというモデル(ISOだと15004あたりらしいです)の推進助手をやったことがあります。
    こちらも、うまく運用できれば素晴らしいんだけど、効果的に運用するためのサジ加減が恐ろしく難しいものでした。

  23. BAMBOO親父 のコメント:

    自動車の無資格者の検査や神戸製鋼の不正問題で一番知りたいのはその具体的内容と実用上の影響です。資格の有無で検査結果にどんな差が出るのか?例えば神戸製鋼では引き張り強度をどれ位誤魔化したか?決められたことを守るのは当然ですが、その中身の情報が無いように思えます。あまりに騒ぎ過ぎな感じがします。内容の開示で収束に向かうと思うのですが。

  24. テロ指定共産党 のコメント:

    韓国の現代自動車と、最大の鉄鋼メーカー ポスコの経営悪化が止まらないらしい。

    自動車も鉄鋼も国交省が管轄している。
    国交大臣は公明党の石井啓一。

    今更のマスコミ報道に胡散臭さを感じたよ。

    この世で、絶対に必要な仕事は何か判るかい?
    無くなったら、人類の大多数が死滅するよね。

    恵みを神様に感謝しないと罰が当たるよ。

  25. 八王子市民 のコメント:

    自分も大学時代クルマで遊んだ人間ですので、とても面白いお話でした
    二年に一回オイル交換で平気で走るって恐ろしいことですが、ほとんどの人は気付かないですもんね
    逆に欧州車なんかは数万キロでブレーキローター交換するんだって聞いて驚いたこともあります

    クルマってトレードオフというものを体で教えてくれましたね
    常に何かと何かがトレードオフで、独特のバランス感覚を学べた気がします

  26. 櫻盛居士 のコメント:

    **********************************************************************
    共産党は2016年9月13日からの警告を無視し続けましたね。
    ならば、下記は決定事項と承諾したものと見做します。

     ・『テロを利用する共産党』
     ・『テロリストの味方である共産党』
     ・『テロに屈する共産党』

    **********************************************************************
     
     
    FD3Sと言えば、今では随分昔の車の様に感じますが、レッキとした近代車で兎に角エンジンルーム一杯に機器が詰め込まれていますね。
    誤ってネジ1本でも落とせば、手を突っ込んで取出す事すら侭ならぬ、ある種芸術的な配置デザインです。

    自動車は精密部品の集合体ですので、組付ける際に少しでも周りにぶつけてしまうと、それだけでパーツ交換しなければならなくなったりと、整備には非常に精神集中力を必要としますね。
    現在は確かER34だったと記憶しておりますが、これも類似している部分が多く見られます。

    これを整備するとなると・・・。

    まぁ、これくらいの年代ですと九州を中心として活動する限りは、春夏秋冬の気温差などでの調整は気にする必要は無く、手を入れてやればやる程快適に乗れる車だと思います。

    もう少し古い年代の車だと、夏と冬とでエンジンの点火時期を変更したりしないと、ダダこねたりするんですよねぇ・・・。
     
     
     
    扨てISOの品質管理シリーズは、本当に仰る通り。
    小生も嫌いであります。
    ISO27001と被るのですが、ISMSも余り好きではありません。

    ある程度の規模の組織ですと、此等を専門に統括したり推進したりする部署やチームが編成されていたりするのですが、此等に精通し専門的になればなるほど、本業から疎遠になって、結果的に負荷だけ高めて本業を遂行する邪魔でしかない代物に化けていたりします。
    「神社で『アーメンミダブツ、タージマハラール』と唱えたか?」みたいな訳の分からないチェックシートが書庫を圧迫していたりしますね。
    何だか意味不明な御作法を作って儀式化した挙句、それを伝統的な仕来りと宣ったりと、もう病気の域に達している事例も見受けられます。

    これは、ISOが国際標準規格だからこそ起きうる現象なのではないかと考えています。
    例えばITの場合、日本ですとシステムのサービスレスポンスが少しでも遅延したり、停止したりすれば、それはもう大騒ぎになります。
    電気、水道、通信などインフラ分野では特にそうですね。

    これは日本の先人達が一生懸命築いて来たものを、当然として享受出来ているからです。
    東日本大震災直後は「輪番停電」「計画停電」などと言う用語が頻繁に飛び交いましたが、外国人から言わせれば「実に日本らしい」なのだそうで。
    何でも世界で年間1件あたりの停電時間の短い国としては1位、2位だそうで、自然災害が多いにも関わらず20分以内に留めています。
    先進国の中でも綿密さのイメージの強いドイツでも、年間停電時間(1件あたり)では30分を超過しています。
    アメリカは州によってかなりバラツキが見られるのですが、極端な例ですとカルフォルニア州で年間停電時間(1件あたり)130時間超過などと言う例も見られます。

    「輪番停電」「計画停電」が日本らしいと言うのにはもう一つ理由があって、他国ですと電力供給が追い付かなくなると、突然問答無用で供給停止に踏切るのだそうで、計画する所と事前に周知する所がWで日本らしいのです。

    電力供給が追い付かなくなると突然問答無用で供給停止に踏切ったりするのが、国際標準であるのなら、それらの品質担保する為の規格もそれなりの規格でしょう。

    その規格をそのまま日本で運用すると、訳の分からない儀式や仕来りに化けてしまうのも頷けます。
    勿論、更に良いものを求めて企画するのならば意義は大きいのですが、形式ばかりを重視すると単なるハリボテになってしまうのでしょう。

    ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)に至っては、個人情報、個人情報と一昔前迄は普通に電話帳でオープンにしてた情報を保護する事に躍起になって、肝心要の部分がスッポリと抜けていたりします。
    例えば、国の機関や警察などと言った非常に重要な機密を扱う機関の出入り業者に、中国人や朝鮮人の社員が居たりと、情報セキュリティ管理もヘッタクレも無い実情もあります。

    これは何もISOに限った事では無く、法令にも同様な事が言えるでしょう。
    例えば我が国には軌道法(併用軌道・路面電車)と鉄道事業法がありますが、明治・大正期に路面電車として軌道法の適用を受け敷設され、昭和期に専用軌道化され事実上普通の鉄道化された路線でも、法律上では路面電車扱いだったりする事があります。
    そうなると、運用する車輌は鉄道規格と軌道規格の両方を満たす必要があります。
    結果として余分な機器や設備が必要な状況を生み出して、無駄コストが発生したりします。
    何故こう言った現象が発生してしまうのかと言えば、許認可のルールが容易に変更が出来無いものであったりと、時代の流れにマッチングしない法令や規則が生き残っているからです。
    登城時裃袴着用の江戸時代のルールを廃止せずに、今でも合同庁舎に裃袴で通勤する官僚をイメージして貰えば良いでしょう。

    刑法の罰金や罰則金など現状の物価を反映するものを除き、生きている者を無視してミイラを崇める様なルールは至る所に潜んでいるでしょう。

    地毛にも関わらず黒く染めさせられた問題などは、最たる例でしょうね。
    そう言えば、あの問題の教頭は”不自然に脱毛している”為、「先ず、お前が増毛しろ!」と言った意見もある様ですね。

  27. 一般人 のコメント:

    政治家は国民の為に大事な法律を作るのが仕事ですから、こういった日本国にとって重要な産業の事象について常日頃から勉強し、いざという時に間を置かず解説し改善点を指摘出来る能力が実に必要だと思わされた。

    小坪議員は、素晴らしい、感謝するばかりです。
    数日前に、数年前に退職した元大手自動車メーカー製造業従事者勤務だった方とこの件について短くお話した折に、正にこのような話が出ました。
    パーツパーツで検査をし、コンピューターで計測された数値が表示されるそうだ。その数値を最終的に1台1台走行し最終検査をするので、誰がやっても数値で表示されてる内容に変わりはないそうだ。

    確かに法律は法律だ。しかし、製造業は日進月歩、いやいまは1分1秒で追い抜かれる世界かも知れぬ。時代に合わねば変えていくのが最良だと思うが・・・。
    (憲法が時代に合わぬのに変えない国民がいるという事象と被ってきた。既得権益か?車検を連想してしまった!)

  28. あき のコメント:

    自民党が政権を取っていても、本当に危険しか感じない。 対馬も韓国人による土地の買い占め・避難先は此処ニダ?とか?!韓国領土とか?こんなんでも何にも!しないんですよ、自民党は。全く何にもする気が無い。
    国土交通省をずっと公明党にやらせてるようですね。 議席落とした公明に安倍が謝罪とか??意味不明、というか、もう駄目だ。
    今回の色々な企業のリーク胡散臭く思っていたが。 本当に真剣に考えないと本当に危険です。 一度破壊崩壊してしまったらもう二度と取り返しがつきません。

    日本第一党・確かに一般人の集まりだから、いまいちに感じたり色々あるだろうが、逆に一般人の考えや思いなどを投影させるにはこれしかないんです。
    そして、早くしないと手遅れになりそうで、本当に、選挙後の自民公明、経団連(朝鮮寄りで有名、兎に角、国内には向いてない)、財務省消費増税ゴリ押し他?もう、
    悲しくなります。

  29. ダステン のコメント:

    小室さんのご意見に同感です。確かスバルの場合、30年前から違法な検査をしていたんでしょう。そのために何か問題が起きましたか?30年間何の問題も起きなかったのでしょう?つまり違法ではあるが実害はなにもない。よってこの検査方法で良い。法律に問題があるから早急に見直すべきとなります。

  30. 腸煮えくり隊 のコメント:

    だいたいこういう企業絡みのスキャンダルは、いつも特亜が絡んでますよね。
    日本の技術を吸い上げ、地盤から日本を破壊しようとしている勢力の暗躍です。

    創価公明党が国交省にいて、いきなりこの件をぶち上げてきて、マスコミも追従している。グルになって神戸製鋼を買収しようとしていると見て良いのではないでしょうか。

    経団連の会長も東レの榊原で在日朝鮮人疑惑もありますし、経団連の連中と財務省、国交省などを含めた官僚・創価辺りの売国奴連中を処理する為の良い炙り出しになっているのではないでしょうか。

    前原の置き土産(時限爆弾を仕込んだ)と噂されていた「タカタ」が、エアバックの件で潰されたのを絶対に忘れませんよ。

  31. 川崎哲治 のコメント:

    >> 1級、2級自動車整備士や、車検の検査官は、専門学校いったり、
    >> または実務経験○年とかが必要で、難易度の、実務に即した資格です。
    >> ですが、(有資格者には申し訳ないのですが)、今回の資格はそうではない。

    今回のは実は
    完成検査を自動車検査員(みなし公務員)以外が行ったって話のようですが・・・
    いろいろ尾ひれ付きのニュースが飛び交ってますが

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