令和元年9月11日、行橋市議会(福岡県)において小坪慎也議員が市有地の不法占有問題について議会質問を行った。小坪議員は当日トップバッターでの登壇が予定されていたが、質問開始前から議場は大荒れになった。
身内を庇うため? 野党議員が議事を妨害。
まず、小坪議員の質問予告について自ら当事者であると名乗り出た、鳥井田幸生議員(市民の会)が議場を退席。さらに、大池啓勝議員(無所属)と徳永克子議員(日本共産党)が続けて「議会運営に異議あり」として動議を提起。いずれも賛成少数により否決されたものの、動議を繰り返したことで議会は一時空転した。
一部野党が議会質問そのものを封じようとする異常事態に、傍聴に訪れた市民らも唖然となった。
市議が市の公有地を不法占拠。異常な事態に、テレビ局をはじめ多くのメディアが一般質問の傍聴に訪れた。KBC、テレQ、共同。ネットメディアからは選報日本。また取材はしないものの、名古屋テレビも傍聴席にいた。
まず、人口7万人規模の自治体に、テレビ局が詰めかけることが珍しい。
そもそも行橋市にも記者クラブはあるが、新聞社のみの所属であり、当市市議のコネクションでは「通常、新聞しか来ない」のである。
だが、県政記者クラブ、および北九州市政記者クラブというものがあり、そちらにもプレスリリースを打っていた次第だ。
私が確認したのはKBCだけだが、すでに夕方のニュースで「実名で」流れていた。
大荒れの議場、果たして執行部は?何度も動議を受けながら、戦い抜いた質問の行方は?
過程を排して結論のみ述べるが、最終的に議場で明らかになったこと。
それは「市議により、公有地が不法占有されていた」という実態。
当然、許されることではない。市民の理解も得られない。
堂々と議場で、公式にわたりあう。これこそが平場での撃ち合い。
市から得た答弁。
議員名を市当局は議場で答弁した。市長は陳謝、さらには報酬の一部返納まで議場で言及。
期限をきった現状回復の命令、および法的措置の言及。
議場においては、同日、98条委員会による調査の動議、さらには決議案への発展(動議は撤回)を見せた。
「地方議会=ぬるい」と思われがちだが、市議1議席の”質問力”であったり、手配能力であったり、ある意味ではここに真価がある。
実は、議席の運用方法次第では、ここまでやれるという証明でもある。
【たった一日】で、事態はどこまで進むのか。
【たった一人の忠臣蔵】は、どうなったのか。
爆破予告から3年、市政において「ちょっとだけ本気」を出した結果。
さて、地方議会の”本当の戦い”を見て頂きたい。
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(OGP画像)
本日、質問で非常に疲れています。
取材に来て頂いたネットメディア選報日本の好意により、本日の質問状況の配信記事の転載を許諾して頂きました。
行橋市議が公有地を不法占有 小坪慎也市議が追及し、田中純市長が謝罪
令和元年9月11日、行橋市議会(福岡県)において小坪慎也議員が市有地の不法占有問題について議会質問を行った。小坪議員は当日トップバッターでの登壇が予定されていたが、質問開始前から議場は大荒れになった。
身内を庇うため? 野党議員が議事を妨害
まず、小坪議員の質問予告について自ら当事者であると名乗り出た、鳥井田幸生議員(市民の会)が議場を退席。
さらに、大池啓勝議員(無所属)と徳永克子議員(日本共産党)が続けて「議会運営に異議あり」として動議を提起。いずれも賛成少数により否決されたものの、動議を繰り返したことで議会は一時空転した。
一部野党が議会質問そのものを封じようとする異常事態に、傍聴に訪れた市民らも唖然となった。
市民の通報「異臭がする」→肥料の臭いだった
数十分後にようやく小坪慎也議員による質問が許可された。小坪議員の質問に対し、行橋市当局は「ある個人」による市有地の不法占拠が継続していることを認め、田中純市長が謝罪する事態となった。
市側の説明によると、鳥井田幸生議員による市有地不法占拠は近隣住民の「異臭がする」という通報によって発覚。臭いの原因は違法に作られた畑の肥料だった。
議場を退席する鳥井田幸生議員
不法占拠の犯人は「市議会議員」
同地は平成27年に区画整備事業が完了し、周辺住民への売却交渉が行われたものの不調に終わり保留になっていたもので、鳥井田幸生市議が勝手に畑を作っていた。具体的な占有開始時期は市側も特定できていない。
同地について仮に売却していれば固定資産税が発生し、貸借契約していれば市に賃料が入る。しかし「公有地を個人が占有する」という異常事態のため、市としては追徴課税もできない。
小坪慎也議員は「占有しているのが市議会議員だから市有地を勝手に使える、と市民に誤解を与えかねず、管理責任は重大。区画整理のために引っ越した住民もいる。市民に犠牲を強いておきながら、杜撰な管理は許されない」と厳しく追及した。
市長は自らを処分へ/議会は調査委設置の方針
取材に応じる小坪慎也市議(左)と田中純市長(右)
田中純市長は「市民の通報で(不法占拠を)知ったことは市の職務怠慢で失態。管理不行届であり、市民に陳謝する」「(市の責任をとって)自らを処分する方向で検討する」と答弁した。
行橋市議会与党会派は、鳥井田幸生議員による市有地不法占有問題に関して地方自治法98条に基づく議会の権限で監査委員会を設置するとしている。
(取材・文 『選報日本』編集主幹・本山貴春)
いかがだろうか。
上記の経緯について、私は質問席にいた議員として大筋で誤りがないことを証言する。
本山氏の取材能力、文章能力も素晴らしい。
実際には持ち時間60分(うち、本件に関する質問は30分超)を、ここまで綺麗に要約してみせる。
これぞ取材をあてて報じるという、メディアの在り方ではないだろうか。
さらに詳細は、是非リンク先にてお読み頂きたい。
(改行および発言者(私)の氏名を追記しました。)
小坪市議)
行橋市議による私有地の不法占拠はあったのか?
小森総務部長
「平成27年の区画整理完了後から畑として使われている。顧問弁護士は不法な占有と」
松本副市長
「顧問弁護士の判断で現場においては不法占拠という見解」
小坪市議)
市議による占有か?
小森総務部長
「市議かは答弁できないが、個人によって占有されている」
田中市長
「近隣の市民より通報があった。公有地に肥料が撒かれて異臭がするというクレーム。(畑の)所有者を探したところ市議だった。市有地として近隣住民に迷惑を及ぼす行為を放置できない」
小坪市議)
市が管理すべきものを放置しているのは問題。個人情報の問題もあるが、市の責任を問うのが議会の役割。市は市民の方を向いているのか。これまでの経緯を問う。
和田都市整備部長
「20−27年度まで土地区画整備事業を行った。その中に問題の土地がある。道路河川を整備し、宅地の整備を図るもの。売却予定地としていたが、隣接地の所有者と売買交渉が不調。平成23年以降で、いつから不法占有が始まったかは不明」
小坪市議)
公有地の管理はどうなっているのか。税金は市民が執行部に託しているもの。議会は執行部の仕事をチェックしている。区画整理は市民に負担を強いる事業。いつから占有されているかわからないのはおかしい。特定の議員に忖度しているように見えたら市民の信頼は得られない。行政は議員に弱いと見られて良いのか。徴税権はすごい強制力で重たい権利。今後も調査するのか?
和田都市整備部長
「引き続き調査する」
小坪市議)いまだに公有地なので税金がかからず、追徴課税できない。本来の課税額はいくらになるのか。仮定としての賃借料はいくらか
(中略)
小坪市議)
課税から除外されてしまう。畑として使用されている。市民の理解は得られない。こんなことを議会で問うのは恥ずかしい。市民からそういう目で見られる。行政は誇りと威厳を持て。行政財産をちゃんと管理せよ。市長は謝罪を。
田中市長
「まことにごもっとも。異論はない。市民の通報で知ったことも職務怠慢で失態。管理不行届。市民に陳謝する」
小坪市議)
結果として課税を免れている。チェック機能は機能していたのか。市長の謝罪は重い。区画整理で土地を供出した市民は損失。出て行ってもらった住民もいる。区画整理は痛みを伴う。
和田都市整備部長
「今でも保留地はいくつか残っている。事業は終了しているが、土地の処分は終わっていない。不法占有の認識不足については申し訳なかった」
小坪市議)
市民はお金を払って行政に協力した。謝罪だけでは済まない。市長自らの処分は?
市長
「自ら処分する方向で検討する」
小坪市議)
議会に調査委員会を設置したい。今後の業務は?
鶴市長公室長
「不適切な公有地管理について地域住民にお詫びする。市長の処分についても事実関係を精査して対応していく」
小坪市議)
職員を罰するのではなく、市民の信頼回復を図ってほしい。
鶴市長公室長
「今後このようなことがないようにしていく」
小坪市議)
議会の賛否は市民の意思と同義。当局には提案権と執行権しかない。決定するのは議会。二元代表制の誇りを持ってこの場にいる。議員としてもきっちりとした仕事をしたい。(市と議会は)敵ではなくパートナーであるべき。癒着も、行き過ぎた忖度もあってはいけない。区画整備は20年前の事業。いつ終わるのか。(執行部提案の)議案は税金の塊。税を納めていない者が議決をやっていると市民は思う。だから厳しく言った。
(文責・『選報日本』編集部)
↓金額の公開などは、リンク先にて。この答弁もとった。↓
実際に動画も公開された。
本山氏による書き起こし等、極めてレベルが高いことが伺える。
てにをはの部分では、実際の議事録を優先して頂きたいが、この編集能力は素晴らしい。
さて、動画をご覧いただきたい。
本件を含め4つの質問を行っている。
何点か見て頂きたい点もある。
「ほとんど原稿を読んでいない」点は着眼して頂きたい部分。
これは”聴きやすい”質問方法の基礎であり、紙を読み上げると下を向いてしまい声がこもる。
また、議場を見渡しつつ、市執行部の顔を見据え、表情を見つつ「顔色を見て攻める」のも議員の質問力だ。
※ 午後の議会冒頭において、執行部より以下の訂正があった。
要旨は「区画整理の審議員であったか?という問いに対し、そう聞き及んでいる旨の答弁を行ったが、その事実の確認はとれなかったゆえ訂正したい」というもの。これを受け、私からも「当該答弁を踏まえて質問した個所については、必要に応じて訂正をお願いします」と発言を行っている。
ついに最後の質問においては、ノー原稿である証明として資料を閉じつつ質問を開始する。
4問目は、市長との一騎打ち、筋書きなしの政策討論。
あまり多くの時間は残せなかったが、見応えはあると思う。
実際、読み上げをやると、マイクの音が拾いきれず声がこもる。
ゆえに前を向いて話すことが解法とはなるのだが、やり方は二つある。
一つ目は、物理的に丸暗記してしまうというやり方。
60分の原稿を丸暗記というのは、ちょっと尋常ではないと思うかも知れないが、実はそちらのほうが軽いやり方。
とりあえず覚えてしまえば前を向いて話すことは可能だ。
二つ目の方法は、骨子のみ決定し、執行部の答弁にあわせ
「その場で構築し、その場で質問していく」という、脳内処理能力に頼るやり方だ。
後者のほうがハードルは高い。
私がとっているのは後者であり、そのためには、関連法規に習熟する必要がある。
これは単に暗記しても無駄であり、実際の運用などについて把握しておかねばならない。
市の答弁にあわせ、臨機応変に対応することができれば、
”答弁を求める者”をその場その場で指名しつつ、議場で大きなアドバンテージを得ることができる。
併せて、これを可能とするためには、どの部門がどの職権を有しており、
何についての回答権限を有するのか、目の前の(ひとつ前の)回答をベースに、
議論をもっていきたい方向の回答を得るため、流れを構築するためには「誰に何を問えばいいか」を瞬時に決定し、常に追随しておく必要がある。
執行部には、膨大な数の部長が居並ぶ。
その背後には、それぞれ数十名規模の事務方が控えているのだ。
これを一人で相手にするわけで、イメージとしては宇宙戦艦ヤマトが一隻でガミラス帝国と戦うに等しい。
かと言って波動砲がぶっ放せるわけではなく、唯一の武器は「問う」ことのみ。
誰に何を問い、次の足掛かりを構築しつつ、さらに先の先を読みつつ問い続ける。
これが「本当の意味での一問一答形式」である。
無論、答弁がスムーズに帰ってきている以上、ヒアリングは徹底して行っている。
こちらの手札はほとんど見せた上で、それぞれ調査をさせたうえで「その場で、再構築」する能力。
これができれば、議場におけるハンドリングを質問席から得ることができる。
特に地方議員から見れば「それは無理」と思うかも知れないが、実際にやった例がこれだ。
市長の回答や、一部の部長の答弁においては、他の幹部職員の顔色が変わるシーンが何度もある。
つまり、議場に入るまで(回答する部長のみは知っていたとしても)、私は手札を隠し続けて切っている。
驚きの表情が何度も出てくるということは、議場内で相当の動きがあり、
一部の幹部職員からすると、「想像以上に事態が進んだ」ということ。
筋書きは、ない。
もしくは、異なる情報を意図的に流布、相手の錯覚を誘い、
その上で淡々と粛々と討ち取っていく、答弁を切り取っていく。
ここまで私のスキルを公開していいのか?と言えば、別に構わない。
本スキルについては、そういう能力を私が有していると知ったところであまり意味はない。
同じことを「執行部側」もできなければ、対応することは不可能だからだ。知ったからと言って対応できる性格のものではない。
また、執行部においては総合力が問われるわけで、例えば一人の部長が物凄く議会に強くなったとして、
ならば質問席で強力な答弁者を避け(私は性格的にそれはしないだろうけれど)、弱いと思ったところを集中的に撃てばいい、となる。
全員が私と同等以上の答弁能力を有する必要があり、答弁者が複数にまたがる以上、「質問力を身につけた議員」の対応は難しい。
とは言え、複数の部門に横断し、各セクションのトップと渡り合うだけでの「数部門分の知識」に習熟していることが最低限の条件。
でなければ、答弁者を臨機応変に切り換えつつ、問いを打って行くのは不可能だ。
これが、質問力の基礎編。
本当はもう少し複雑なこともしているのだけれど、まぁ、それはいずれ書いてみよう。
ちなみに特殊な能力ではなく、上場企業の技術営業は普通にやれる通常スキル。
問いと答え、これを用いてフィールドをコントロールし、何万ロットと言う数億円単位の契約を結ぶことはできません。
理系の技術職にはありふれたスキルだと思っています。
(仕様書の要所とかは暗記して、その場で回答するよね、普通に。何百ページあろうとさ。)
触りだけ書くと、爆破予告から3年。そろそろ時効が迫るため、対話を断念したという意思表示を行っている。
私は我慢してきた。
このことは別項で、いずれ書くかも知れない。
ようは、「我慢」をやめた。
私は、もっと激しい質問が可能だ。
まだまだギアをいくつかあげることもできる。
これは「通常戦力」です。
もう一度、はっきり言っておきます。
これは、私にとって通常戦力です。
外部であれだけの活動を行ってしまえるのだから、そこに投じている政治力や事務処理能力。
普通に使っている刀であり、今まではそれを外部に向けていただけ。
「対話」と「謝罪を待った」ために、内側にはできるだけ向けないように「耐えていた」だけです。
外部に対して私が使っている「普通」を、議場に持ち込んだだけであって、
ある意味では、市内用の竹光を「いつもの刀」に持ち替えたにすぎない。
プレスリリースをはじめ、メディア活用なども普通にやっていた。
東京は丸ビルにおいて、西岡会長とともにキー局を前に会見なども開いている。
考えて欲しい、
私は”もともとやれた”んだ。
撃つぞ撃つぞと言いつつ、あれはあれで私なりの対話である。
すでに対話の時期は終わった。
まず、1人目。
調査力も質問力も、そしてフィールドコントロールも。
そもそも覚悟が全く違う。
どういう気概で政治家を名乗っているのか、ちゃんと考えたほうがいい。
今回は「まだ構えただけ」ぐらいのイメージで、次は「型」ぐらいは見せようと思う。
現職閣僚と普通に会って、普通に議論をするようなタイプ。
まだまだ使っていないコネクションなんていくらでもある。
さぁ、どんどんレートをあげていこうか。
繰り返す、対話の時期は終わった。
冒頭における、野党議員らによる動議。
また、鳥井田議員が「自らを当事者」と名乗って退席していくシーンも紹介する。
メディアも考えたもので、議会においては「議長が個人名を出すことに対する注意」をしてはいる。
だが、報道では実名が出まくっており、その際に使われているのが下記の映像。
鳥井田議員は、自らが関係者であることを本会議が始まった状態で名乗り、動画に残っている。これは、議事録にも残る。
まだ開会前なら残らなかったのだが。
議運の委員長報告が終わるのは02:40頃。
のち、大池議員が議運の委員長に対し、質問内容を把握しているか?等の質疑を行う。
質問原稿を議会運営委員会に諮っているはずもなく、そもそも私は原稿を使っていない。通告書のみで戦っているわけで「何を話すかは私も決めていない」わけだ。
ゆえに議運の委員長は「他の議員の質問内容は聞くまでわかりません。」という趣旨の回答をするのだけれど、大池議員はこれが「不明瞭な回答」と指摘。
私は(え?議運の委員長が私の質問内容を知っていたほうが問題じゃない?と思ったし「わかんない」って明瞭に答えたけれど?)と思った。
併せて、再度、議運を開くよう求めて休憩動議。
動議は成立したものの、採決の結果、賛成少数で否決。
次に、日本共産党の徳永克子議員からも「議運を開くように」という旨の動議が提出される。
私は、(え?大池議員の、いま否決された動議とどう違うの??)と思った。
何度も議長の顔が大写しになるのだが、なんとも言えない表情に思えたのは私だけだろうか。
で、動議二本が否決され、やっと私の質問かと思えば、野党議員は納得ができない様子。
議長がたまりかねたのか、会議を休憩におとす。
何のための休憩かはわからなかった。
ここで地味に求められるのが胆力。
議場が荒れまくった状態で、それなりにプレッシャーを感じる局面。
先ほどの質問は、この直後に始まるものである。
これを議事妨害とか質問妨害と言うことは容易だ。
そういう指摘をする方もいるだろう。
だから、何だと言うのか。
そんなものは関係ないわけで、胆力を鍛え、いかなる状況においても対応できるだけの精神力を身につければ「そんなことは、まったく関係ない」のだ。
微動だにせず、ただ粛々と撃つ。
これが議場における議員に求められる通常の能力だと私は信じる。
本当は、言いたいことはある。
鳥井田議員は、私が爆破予告を受けた際の決議に立っていた。野党会派の指揮官級だ。主導した当事者とも言える。
私の名前をばりっと決議にいれ、かつ議長は(利害関係人として)私に退席を求め、なんの弁明の機会も与えられず発言すら封殺され、私の決議は通った。
大池議員もこれに立っている。
この方たちは、自分がかつて作った「前例」についてはどう思っているのか?
そのあたりは司法できっちり結論が出るだろう。
そもそも動議を出した徳永克子(日本共産党)市議は、私の名前が入った決議の、緊急動議を行った当事者。
自分の名前が議場で出ることに対し、何を騒いでいるのだろう、と。
私は通告においては名を出していないし、不法占拠であることを市が認めたうえで市側の判断で名前が出された。
というか、自分で名乗り出て(しかも議事録に残して)、それで何か怒っているみたいだけれど、私には彼らが何を怒っているのかよくわからなんですよ。
だって、「本当に怒っているのは、3年も待った私」だから。
さて、不法占有について一言。
言いたいことは議場で述べ終わっているため、ここはさらりとまとめよう。
市議は、税を原資とし歳費を頂いている。
一部の固定資産税が課税されない状況が継続してきたこと、市民の理解が得られるとは思えない。
議案とは、予算の集合体でありまさに税そのものである。税を納めていない者が、議案に対して議決権を行使してきたことは、二元代表制上の観点からも大きな問題がある。
そもそも区画整理は、市民にも負担を強いる事業だ。
市政発展のため、一軒一軒に頭を下げてお願いし、調整につぐ調整の結果である。
市議の自宅の一部が市有地のままで、その負担をしていなかった事実について、私は一人の市議として強く問題意識を持っている。
最後に謝辞を。
私は、質問席に辿り着く間でも多大な努力が必要だった。
けれども、「絶対、おまえをしゃげらせてやる!」と、本気で立ち向かってくれた与党議員たちがいたことは付記しておきたい。
「今度は、わしらが、絶対におまえを守っちゃる。」「議員の質問権を侵害なんてさせない!」と。
覚悟をもった多期生たちが、護衛戦闘機について私を質問席につけさせたのだ。
質問は、一人の議員でやったこと。
けれども、この質問に漕ぎつけるまでには、相当数の議員が陰ひなたで戦った結果なんだ。
当市の市議会は、不正は許さない。
断固たる処置を行う、そういう議員が過半数を占めている。
市議、1議席。
地方議員など、一山いくらみたいな言われ方もする。
地方議会はたるんでいるという声もある。
確かにその面もあるのだろう、
ならば、地方議員の誇りを賭けて
納得して頂けるだけの力を示すまで。
質問力を研ぎ澄ますことによって、市の公益に資する。
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コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)
記事の以下の箇所、「現状回復」とありますが、「原状回復」かも知れません。
————————————————————
期限をきった現状回復の命令、および法的措置の言及。
————————————————————
原状:初めにあった状態。もとのままの形態。
現状:現在の状態、ありさま。
(デジタル大辞林より)
小坪先生、鬼退治(鬼という表現はヘイトではございません、比喩でございます)おつかれさまでございます
>鳥井田幸生議員(市民の会)が議場を退席。さらに、大池啓勝議員(無所属)と
>徳永克子議員(日本共産党)が続けて「議会運営に異議あり」として動議を提起。
もう、豆まきの時期はすぎてしまいましたが、上記が、行橋市議会に巣くう鬼たち(全てじゃないのでしょうけど)でございますね。しゅくしゅくと痛い豆を議会質問という形で鬼にぶつけていく小坪先生のスタイル、すばらしいです。
小坪先生が質問にたつことがよほど、都合がわるいのでしょうね。わけわからん動議を連発して、小坪先生が質問することを妨害する・・・、更に、議場から退席する議員(逃げるなよ!あんたといいたいですね!)
上記の3人の議員、、わたしには、ゴミ議員におもえます。質問妨害をうけても、しゅくしゅくとゴミ退治(物理的にではなく、あくまでも議会での質問というかたちで)していく、小坪先生のスタイル、まさに、政治家はこういう風に戦うんだよ!と、体を張ってみせてくださっているんですね。小坪先生を市議として抱える行橋市民の方たちが羨ましいです。
また、小坪先生とガチで真摯に対応している田中市長の姿勢もすばらしいです!
閑話休題・・・
職員に罰をあたえてくれ!ではなく、きちんと仕事をしてもらいたい!というのがいいですね!
しかし、小坪先生、ノー原稿での質疑、すごいですね!これ、たんに記憶力がいいっていうレベルじゃない・・だって、気合もはいってるし!ほんと、すごい!
閑話休題・・・
小坪先生のこの質疑のようすが動画で日本全国の市議の方々、県会議員の方々、国会議員の方々が視聴することにより、行橋市議会って、レベルたけぇなということになるかとおもいます。ま、若干、鬼が徘徊してますけどねw
閑話休題
文章で、余談をやめて、話を本題に戻すときに接続詞的に用いる語。
それはさておき、あだしごとはさておき。
(大辞泉)
戦闘報告ありがとうございます。
議員の戦い方の一端を
動画で見ることができること
まさに、百聞は一見に如かず。
ちょいと感動しました。
今後の活躍を祈念します。
そして、
これまで以上に、
小坪さんを応援します。
公での撃ち方、勉強になります。
自爆せず、成果を生む成功例として
エッセンスを学び、私も実践したいと思います。
ありがとうございます。
さすがは小坪先生です。予告討ち、手の内を明かしておいてさえ、敵方が抗しきれない。これが本当の強さ、実力と言うものでしょう。端から”格”が違っているようで、痛快でした。さぞかし、お疲れのことと存じます。どうぞ、お体を大切になさって下さい。
大モルトケの「最初の会敵以降、存続する作戦計画はない」を地で行くようなお姿ですね
流石です
共産党の徳永氏の休憩動議、実に滑稽でした。
これは、共産党の上昇部に対する「仕事をしています」アピールに他ならないのではないかと。
どうみても否決されるのが見え透いているのに、やるわけですから。
恐らく、次回の選挙で年齢を理由に降ろされるのでしょうが、実態は、あの爆破予告に対する動議や、赤旗の部数減のトリガーを引いたことにに対する「懲罰」でしょうね。
いつもの小坪市議の面目躍如ですね。
小坪市議は、いつも「真剣に取り組めば、《巷間取るに足らぬ》と思われている職分でも、此処まで出来るのだ。」と我々に希望と勇気を【行動】で証明して下さる。有難い事です。
【自由主義、民主体制】を護る最前線の筈の【市議会】が、市民、市議会議員ですら軽んぜられる現状に「一石を投じ続けて下さる。」そして、【民主政治の教室】としての市議会の重要さ、我々の代表である市議会議員の誰を応援するかの選択基準を示して下さる。現に、此処に「良さげな市議会議員」を選ぶ【市議会議員選挙】で、これは!と思った議員のパンフレットを手に、【選挙対策事務所】に電話を掛けて、質問攻めにして投票した【有権者】を一人創りました。
皆様も、【市議会議員選挙】等と「馬鹿にせず」、自らが【責任ある有権者】になる為の【道場・教室】である【市議会・市議会議員選挙】に、真剣に取り組んでみては如何でしょう?
自賛するだけの事はありますな。1時間全く退屈せずに視聴しました。
名無しの案山子様
昨夕は『選報日本』の記事を教えてくださりありがとうございます。
大変有難く嬉しく読ませていただきました。
小坪氏
二本の動画、拝見させていただきました。
小坪氏の無駄も澱みも無い明瞭な言葉に感服しました。
誤解の無きよう、誤って趣旨が伝わることの無きように言葉を尽くして、礼を尽くして質問しておられました。
言葉を尽くしているのに、言葉数は多いのに無駄が全く無いのです。
全て必要な言葉だけで1時間埋め尽くされていることに驚きました。
ノー原稿の1時間に、言葉を探したり、思考・試案している様子が皆無なことに驚きました。
行政にも法律にも、ましてや区画整理事業に無知な私が言うのも僭越・失礼ではありますが
そのような無知で素人の私が拝見しまして、これは「私有地(公有地)占有」「議決権を持つ議員が税からのがれている」と言うだけの問題では済まないのではないかと感じました。
(感じただけですので勘違いでしたら申し訳ありませんが)
区画整理事業・地域事情・議会と行政にまたがる「闇」の可能性を感じました。
「闇」の陰で、どれだけの市民が悲しい思い、悔しい思い、不公平感を感じておられたのか、感じておられたことを黙って耐えて来られたのか、想像しました。
理由・背景・きっかけ等、私にはわかりませんが水利権同様の、水利権に似ている「闇」の可能性を感じました。
小坪氏への爆破予告を受けての議会の動きに対することと同様に
今回の小坪氏が質問した内容も小坪氏の手からは離れて行く問題かと思いますが
小坪氏が今回の質問で指摘なさり、問い掛けた問題は、昨日は始まりに過ぎないと感じました。
今まで長い間誰も引けなかったトリガーを、小坪氏は引いたのだと感じました。
引くことの出来る、度量・気概・知力・胆力・行動力・正義感、全てが小坪氏の魅力です。
小坪氏の魅力を拝見させていただきました。
(「魅力の神髄を拝見させていただきました」と一度書いて訂正しました。神髄は、まだまだ私には見えていないのかも知れませんから。まだまだ未知かも知れませんから)
今回もまたお疲れさまでした!
質問に入る前の、大池議員の主張の意味がよくわかりませんでした。
件の人物は確かに会派の代表という意味では指揮官級でしたね。しかしながらこの会派にはもっと大物?というか、自分は代表にならんけど影響力は強いのがいますね。任期中一度も質問しないアイツです。あれも掘れば何か出てこんですかね?親族の関係先からは拳銃だの実弾だのが出てきて大騒ぎになりましたが…だいたいあれで市長の座も虎視眈々と狙っとういうのが呆れます。選挙まで定例会は残すところあと2回、テロに屈する議決に与した者全員を今任期中に倒すのはちょっと難しいかもしれませんが、アレを何とかしていただけると嬉しいです。
一旦ゆっくりとお休みになって、益々のご活躍を願います!
ザキヤマの向日葵様、情報ありがとうございます
そうですか、まだ、鬼のラスボスが魑魅魍魎としてうごめいていることがわかりました。
小坪先生の鬼退治は、まだ、はじまったばかりだということが・・・
情報感謝です。
昨日はお疲れ様でした。
先生の頭の回転を見ていて、
ホンダのタイプRを思い出しました。
(日産に例えられず申し訳ない)
6500回転以上縛りを意図的に
できる人がいるんだなぁ…と
あ、そもそも人型実践兵器だったw
気が立っている先生が、ここ数日
ブログからも確かに感じとれましたが、
実践となると、私が想像した以上に
氷のような冷静さでした。
変な動議がございましたが、きっと
先生はそれを目にして、さらに
心を冷徹にしたんだなと想像します。
そしてその心から、戻ったときの
疲れというのは半端じゃないんでしょうね。
先生、お時間あったら是非プールに。
ただ利用しちゃった…何故なんですか?ただ其れだけのことに時間と金が無駄な…特に無駄なのがこんなことに小坪議員の労力を使わせて仕舞っている。ランキング1位2位3位と5位以下はクルクル変わる…安定の四番バッターの場外ホームランが飛んでいく❗
いや~ほんとにウンザリするような野党議員たちですね。
鳥井田さんですか、徳永さん、大池さん。
ん~ジョーダンきついですね~。
まるでチンピラが結託して管巻いてるようだ。
こりゃダメだ。
この調子で3年くらい前に嵌められた訳ですね。
密室のリンチを許せるはずがない。
テロに屈しない。
当然です。
行橋議会の鳥井田さん、徳永さん、大池さんらに
話は通じないでしょう。
動画を観れば分かります。
法的手段に訴え出るしかないですね。
ダメだこりゃ。
あいちトリエンナーレでの小坪市議のこだわりが、報道への露出という形で実を結びましたね。捨て身の覚悟。言葉がありません。
三年前の小坪市議のブログを思い出します。倒れて終わりになりそうな雰囲気の内容に心配し、少しばかりの支援もしました。
あれから三年。市議レベルでは敵無しとなり、その手腕は全国に響いています。
「ついに動くのか」
動いてください。待っています。
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共産党は2016年9月13日からの警告を無視し続けましたね。
ならば、下記は決定事項と承諾したものと見做します。
・『テロを利用する共産党』
・『テロリストの味方である共産党』
・『テロに屈する共産党』
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本件と同様の事案は、行橋市に限った事では無いでしょう。
公有地の不法占有問題は、日本全国至る所である訳ですから。
つまり、この度の戦端の開き方は他所でも横展開が可能であると考えます。
そして公有地不法占有事案には、とある傾向もある様に思えます。
その意味からすればこの質疑は遅効性ながらも、一定の層にとってはかなりの猛毒である可能性があると考えます。
撃ち方開始迄は敢えて触れずに居たのですが、一見報復に見えるこの攻撃も、実際には我が国の将来を見越した行動であったのであろうと推察しています。
まぁ、ブログ上の見せ方自体が解説されている以上に、巧妙に仕込まれたトラップにしか見えませんでした。
それは、まるで地雷の様な。
結構これは、アプローチ以上の破壊力があるのかも知れません。
再度のコメントで、心苦しいのですが。
「現状回復」は「原状回復」では?
戦う人を私は支えたい、と思いました。
なんと言うかそれが率直な気持ちです。
あなたが討ち取られてしまったら私が戦いたい。
いや全く戦える気がしませんが。・・・微力でも。
色んな思いが錯綜しましたが。
しかしあれですね、日本はもはやお花畑では無い事を自覚して頂きたいですね。
花満開な連中がネットでタコ殴りになっているのを見るとうんざりします。
それだけ春が永かったからなんでしょうけど。
ローラの父親は国保の海外療養費詐欺でしたが、今回は国保海外出産一時金詐欺ですね。
日本に住む外国人が外国で何人子どもを産もうが、日本人と違い戸籍がないので自治体には全く判りません。
住民票残して海外に行きっぱなし。ならば実態調査で住民票消除。してしまいたいですが影響が大きい。行橋市発祥の外国人の居所実態確認業務フロー化、全国に波及することを望みます。
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