台湾有事ともなれば、米軍も参戦するのだと信じる。我が国は、国家の命運をかけてシーレン保護の観点からも動くべきなのだろう。ここが寸断されればガソリン1L500円なんて状況も覚悟すべきであり、ウクライナの比ではない。
ここで北朝鮮は厄介な存在である。仮に旧式の兵装であれ、また実際に核弾頭を搭載する能力があるかは別にして、バカスカと撃たれれば対・中国との戦争に注力できない。二正面作戦を強いられるのだ、日本は。そして米軍も。
認めたくはないが、韓国の立地に”期待”する思いもあるように感じる。朝鮮半島において、北を牽制しておいてくれれば非常に助かるというのは残念ながら事実だ。韓国軍が役に立つかは別にして、弾道ミサイル発射点に近いがゆえに「朝鮮半島の南半分に設置されたレーダーからの情報」は必須のものである。我が国が、我が国に住む日本人と守る上で。
とは言え、北朝鮮と韓国は、いわゆるコンビ打ちをしているのではないかと感じることもある。事実、北朝鮮側の政治策動により、福島などを貶める活動が韓国内でロビー活動していたことが発覚している。
その上でロシアだ。
超音速ミサイルらしい。2発をぶっ放した、日本海で。
これを軽く考える人もいるが、台湾有事において北朝鮮を意識するのみならず、さらにロシアと北海道への侵攻を警戒せよとなると無理が出てくる。
南西シフトということで、旧式とも言われるが虎の子のF15を第九航空団として沖縄に再編した。日本版の海兵隊とも言える水陸機動団も同じく南を意識している。戦車にせよ航空機にせよ、地面から沸いて出てくるものではない。機体を製造するだけでも1年スパンで時間がかかり、さらに操縦者の錬成、整備などの訓練にも多大な時間がかかる。数が、ないのだ。
北海道は手薄になっている。
戦争は、負けてはいけない。時代は変われども、敗戦国の政治家であることを胸に刻む。敗戦を想定して動くことが良いかは分からないが、我が国が自発的に戦争に参加するわけではないにせよ、仮に巻き込まれた格好であれ、負けるわけにはいかない。
果たして南西シフトは正しかったのか。
またウクライナへの支援は、世界情勢であったり軍事的な侵略を容認しないという意味では正しかったにせよ、本当に我が国にはそれだけの力があったのだろうか。全てを同時に遂行するだけの能力は、米軍にもない。
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(応援候補)
平木しょう・奈良県知事選挙
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(OGP画像)
アメリカ人を守るため、貴方の家族や友人が命を落とすことを容認できるか?
米軍が北海道で命を落とすということは、上記と等価である。
貴方自身はもとより、貴方のご家族であったり友人が命を落とすことを許容できますか?
申し訳ありませんが、私には無理です。
受け入れられない。
米軍の兵士も、米国人なのです。
人です、生きてます。敢えて当たり前のことを書きます。
ゲームじゃあるまいし、弾が当たれば普通に死にます。コンティニューはない。
台湾有事では米軍参戦の可能性はある。
台湾有事であれば、対中牽制の一環として米軍が展開することは充分に考えられる。米国にとっても、ある程度の国益ではあるのでしょう。ただ、これも絶対とは思っておりません。
ウクライナの場合は、「世界のパンかご」とすら呼ばれる穀倉地帯であり、ある意味では世界にとっての死活問題でした。またNATOという”対ロシア軍事組織”が背景にはおり、それゆえの軍事的な支援が受けられているという構図にある。
比較すれば、ウクライナと台湾では、米国のスタンスは違うと考える。
NATOがある程度は前面に出る、ウクライナ関係においては米国も動かざるを得なかったのだろう。
台湾では、NATOが本腰を入れるだけの理由付けはない。
欧州白人国家は、自国民でもある自国の軍人を、台湾で戦死させるリスクを負わない。
つまり台湾有事においては米軍が主導権というか鍵を握ると考えるけれども、主体的に動くだけの理由付けは、実は薄い。
生命線とまで例えるべき状況は、残念ながら日本だけである。
ウクライナの穀倉地帯が致命的な国益となる国々は多いが、台湾をシーレンとしているのは日本と韓国ぐらいのもの。他の国にとっては、さほど関係ない。米国も含め、だ。
台湾有事において、本当に米軍が全力で参戦するかは未知数だ。
台湾有事においてさえ、未知数なのだ。
厳しい言い方になりますが、我が国が自衛隊単独で台湾を支え切れるのかと言えば答えはノー。
北海道への武力侵攻において、米国は動くのか。
来ない、と思う。
艦隊を派遣したり、プレッシャー程度はかけるかもしれない。
だが、本格的に兵士の命が失われるレベルで、ドッカンドッカン撃ち合うのかと言えば、無理だろう。
前述の通り、ならば米国領のために私たちも家族友人の命を捧げることを許容せねばならない。心理的に無理だ。
そもそもウクライナのように戦い抜いているのであれば「自分でも頑張っているし、私たちも応援しようか」という空気にもなろう。
だが、北海道は完全に手薄になってしまっているのは、日本人でさえ知っている現実がある。かつての冷戦期ならば、北こそが最前線というシフトだった。いまは対中牽制の一環として南西シフトがひかれ、戦力の多くを南に割いている。
南西シフトが誤まっていたとは言わないが、いまさら退き返させるわけにもいかない。そんなことをすれば、現時点でさえ不足している中国への牽制が弱体化する。
北海道においてさしたる抵抗活動もできず、破竹の勢いで占領されまくったとして、どうして米国人だけが命を散らさねばならないのか。それは無理な話だ。
ロシアから、北海道への武力侵攻を受けたとして、米国は動くのか。
動かないと思う。相手あってのことだ、自分にとって都合のよいように動くわけではない。
私たちが困ろうが困るまいが、相手には相手の事情がある。
核兵器を放棄したウクライナがどうなったか、誰も助けてはくれなかった。そして、こうなった。
超音速ミサイル、当たれば沈む。
ロシアが発射した2発の巡航ミサイル。
モスキートミサイルということを報道で知った。
1984年にソビエト時代に配備された対艦ミサイルである。
年度を見ても分かるように、古い。
古いから、恐らくナメる人もいるだろう。
危機だけ煽っても仕方ないが、古い兵器だからと言って軽視していいわけでもない。
射程もたったの90~250km(タイプにより異なる)だ。
現行のミサイルと比較して、物凄く性能が高いというわけでもない。
だが、核弾頭も搭載できる。
かつ、その『弾体の運動エネルギー(理論上戦艦大和の主砲弾(重量1.46t、初速M2.3)より大きい)』とwikipediaにも書いてある。
型式は、P-270。
古い。
だが、破壊力はある。
迎撃だって、不可能ではないだろう。
最新のミサイル防衛技術というものは果てしない性能も発揮すると期待する。
しかし命中すれば、艦は沈む。
米軍の空母であれ、大型のイージス艦であれ、当たれば沈む。
かつての大艦巨砲主義の時代なら別だが、昨今の艦船とは”どうせ当たれば沈む”とばかりに装甲は薄く、むしろ機動性に振っている。それだけミサイルの性能があがったということなのだろうけれど、当たれば沈むというのは直視せねばならぬ現実だ。
陸地(北海道)を抑えられた場合
北朝鮮の弾道ミサイルにも、一応の警戒が必要だというのが私のスタンスです。韓国と仲良くしたいなんて全く思いもしませんが、日韓議員連盟がいてくれるおかげで守られている国益も、非常に認めたくはないものの、あるにはあるのだと思います。言いたくはないが、現実問題として。
ロシアの兵器はどうか。北朝鮮のミサイルよりは脅威だろう。
少なくとも米軍にとっては脅威だ。自国の艦船を沈める危険性は、北朝鮮よりは高いと算定するだろう。
ガチンコで北海道が侵攻を受けた場合、ロシア側の射程圏内に米国の艦隊は入るのだろうか。私は無理だと思う。
こんな古いミサイルでも脅威なのだ、続きP-800 オーニクスが生産され、PJ-10 ブラモスに改良されている。陸海空・潜水艦のいずれからも発射できるのだという。
陸を抑えられてしまえば、無理だ。
陸上発射のミサイルは、浮沈艦の上にある大砲と同じなのだからやりようがない。空港が奪取されれば、対艦ミサイルを航空機から発射される恐れもある。
あれもできない、これもできない、
怯えてばかりで何もしない、それはそれで許されないことだが、
相手(米軍)ばかりにリスクを背負わせておいて、ほれやれ、いまやれ、盾になれ、は無理だろう。
北海道は広い。
どこにとは言わないが、死兵のように吶喊されれば防衛は難しいと思う。
往時の冷戦期ならまだしも、南西シフトをひいてしまった今とはっては。
陸の防衛は、流石に自国でやるべきだろう。
少なくとも米国人はそう思うだろうし、米国軍人の家族は何より思うだろう。
敗戦は避けねばならない、どこと戦うのかを考えねばならない。
中国なら中国、ロシアならロシア。
本来であれば決めねばならない。
なんだかんだで台湾有事を想定しての動きだったと思う。
インドも含め、またロシアと友好関係を築いていたことも含め、だ。
これを意識して並列で述べる。
致し方なかった、
国会議員はそうは言うのだろう。
ウクライナにおいて我が国は強いスタンスを示しておかねば、台湾有事において他国から支援を受けることの正当性を失う。
武力侵攻による領土拡大を容認しない、その姿勢を日本が示しておかねばフォローは有り得ない。
台湾有事を念頭におけば、日本海側の防御が薄くなる、
北朝鮮からチョロチョロされぬよう、韓国側にも譲歩を強いられる、
日韓議員連盟であったり、ロシアとつながると指摘される鈴木姓の政治家を、私は認めたり擁護はしたくないのだけれど、その存在が一部の国益に叶っていたことは受け止めねばなるまい。
その結果として、憲法改正すらできぬ無様な戦後日本があるわけだけど、
無様が我が国の、醜い法体系が目の前にあるわけだけど、
あるわけだけれども、これら全てを相手に立ち向かったとして、勝てる見込みは正直ない。
全てと敵対して撃ち抜けるだけの軍事力が我が国にあるのか。
大東亜を戦った時代の戦力差のほうが、まだマシだったとすら思う。
兵器の質や数、同盟の組み方など「進んだ」部分もあるのだろう、
最大の変化は国民性だ。
戦えるのか、我が国は。
我が国の国民は、そして政治家は。
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ロシアのプーチン大統領の最側近、ニコライ・パトルシェフ安全保障会議書記は、日米の防衛連携強化に対し、「米国は日本に軍国主義の精神を復活させようとしている」と反発した。露政府紙「ロシア新聞」が27日に公開したインタビューで表明した。旧日本軍の神風特攻隊を引き合いに、日本国民は「他国の利益のためにカミカゼをしたいように見える」と一方的に主張した。
読売新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/43cd813f49faaf81ee45deb47fe5edd4005e1dbe
ミサイル撃ち込んで来た国が日本が軍国主義になろうとしてると非難するとか意味分からない。他国を侵略した国が何も仕掛けてない国を威嚇するとか全く意味分からない。カミカゼは日本に迫り来る米軍を一日でも遅らせ、本土の同胞を安全な所へ逃がせようと散華された尊い行いです。憲法九条って周りの国が全部善意の国で日本を攻めようと思っていないと言う前提での条文です。憲法守ってたら国は守れない事にされてます。
今更、言っても仕方ないけど北海道の知床遊覧船が沈没した時、ロシアは行方不明の遺体捜索に協力してくれたのです。首相は全く御礼も言わず、ロシアは怒っていたらしいです。外交って正義を振りかざしてたら良いだけとは思わない。敵であれ、示された行為には礼を持って尽くすのが武士道の精神です。
示された好意
北海道の知床遊覧船事故の遺体捜索の件では、そもそもロシアがそこに居るのがおかしいのですから、下手に御礼などすると、不法占拠地域のロシアの施政権を認めるメッセージと成り兼ませんから、不可能だった筈です。
つまり、怒る方が筋違いです。
無意識のうちに、あの海域がロシアと接する海域の様に捉える様に成って居るのだと感じました。
それはそれで、逆に恐ろしい事でありましょう。
日本の捜索者が見つけられなかった遺体をロシア人が捜索して見つけてくれ引き渡してくれたと理解しています。
ロシアの旅客船や、貨物船が偶然付近を航行中に遺体を発見し、引渡してくれたのであれば、その理屈で大丈夫だと思います。
遺体が発見されたのは国後島と南樺太ですから、「本来、日本の救助隊が捜索に向える筈の場所に、ロシアが不法占拠して居る所為で、救助も捜索も出来なかった」と言うのが筋です。
つまり、「ロシア人が捜索して見つけてくれ引き渡してくれた」のでは無く、「そもそも、そこにロシアが居座るのは不法だし、ロシアが不法占拠して居なければ、救えたかも知れない」と言うのが現実です。
2000年代に入っても尚、日本の漁船を拿捕したり、射殺したりして居る事も忘れてはならないでしょう。
>ロシアから、北海道への武力侵攻を受けたとして、米国は動くのか。
>動かないと思う。
「甘い」と言われればそれまでですが、私には衝撃でした。
自衛隊だけで北海道を護れなければ北海道がロシア領になることを米国は容認すると言うことですね。
自衛隊が出動する以前の問題として
核やミサイル攻撃で降伏を迫られた場合、政府と北海道知事はそれを拒否し抵抗する覚悟はあるでしょうか。
政府が抵抗する意思を示しても、北海道知事と道民はどうでしょうか。
(道民のみなさま、このような言い方をしたことをどうかご容赦ください。)
ウクライナ政府とウクライナ国民とウクライナの各知事とは比較にならないのは承知の上ですが
北海道だけでは無く、日本全国の知事に、どれだけの国防の覚悟があるのでしょうか。
申し訳ないことですが、真っ先に降伏を選択しそうな県知事さんもおられるように私は思います。
(この場合、県知事がどれだけの職権や発言権を持っているのかは私には不明ですし、全く権限を持っていないとしても「県知事発言」の意味はあるとして、です。)
日本各地のそれぞれの知事は、どれだけの、府民・道民・県民を日本国民として護る意思を示して下さるでしょうか。
降伏して、他国領民として、人質になって、連れ去られて、移送されて生きろ、と主張なさる知事は論外として、です。
ブログ記事は北海道の記事ですが
北海道だけでは無く、全国と全国民のことだと私は思いました。
全国が、全国民が、全国の知事が、ウクライナの同じ覚悟を持って立ち向かえるでしょうか。
全国民にかかっていると、私は思います。
以上 文責 BLACK
岸田総理におかれましては、自国としても必勝のお覚悟と受け取りました。
ウクライナに必勝祈願されたからには、もちろん日本国としても必勝なのは言うまでも無いと思います。
決して嫌味や皮肉で言っている訳ではありません。真面目な素直な気持ちです。
現在、岸田総理が全力で行って下さっている外交・内政の様々なことは
そのお覚悟の上でのこと、と私は感謝しています。
以上 文責 BLACK
一つ言い忘れてたんですけど、プーチン大統領ってウクライナに侵攻する前にロシアの食糧自給率を高めていたんですね。だから制裁されても大して困ってなくって、制裁したヨーロッパへや日本の方が困って物価高に喘いでる。暫く前に首相が食糧自給率を上げると言ってましたが、あれどうなったのかな。
日本に侵略されないまでも補給路絶たれたら干上がるよ、日本は。
行き当たりバッタリのアタフタではなく、戦略を持ったリーダーが欲しい。
放棄耕作地に支那パネル並べている場合じゃないし、乳牛札処分・食品ロス未解決と難題山積みですな・・・・・コオロギ喰うならにおから有効活用も
GHQ(WIGP)に牙を抜かれたとは言え、国難に国を纏める方が居ないのが悲しいし・悔しいですね。
日本人を護るため、米軍が北海道で命を落とせるか?
命を賭して日本を護ると思います。同盟国の日本と共に。
見捨てて日本を中露に侵略させれば、米国が将来同じ事になる、つまり日本を護ることが米国を護ることになると理解しているからです。
それは台湾でも同じ事。
日本有事、台湾有事は米国有事と理解しています。
さらに戦闘国家たるDNAは消しようがありません。
そして、上記の価値観、DNAはどんなに腑抜けになろうと日本人も保有しているのです。
小坪市議は最も色濃く引き継いでいる階層なのでしょう。
従って台湾有事となれば我が国は米国を支援し、国土に被弾した場合は本格参戦に突入するのです。
では手薄になった北海道はどうなるのか?
当初は上陸を許すでしょうが、日米が制海権、制空権を握り補給を絶ち、上陸部隊を殲滅するでしょう。
その間に道民は地獄をみることになるのかもしれませんが、そもそも無理筋の侵略なので実行はされないのでしょう。
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共産党は2016年9月13日からの警告を無視し続けましたね。
ならば、下記は決定事項と承諾したものと見做します。
・『テロを利用する共産党』
・『テロリストの味方である共産党』
・『テロに屈する共産党』
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先日、日本海で超音速ミサイル2発をぶっ放した件で、これを深刻な状態として認識出来るのは国会議員も含め、日本人の極僅かな人でしょう。
その意味から言えば、これはロシアの政治的メッセージである以外の何物でも無いでしょう。
但し、アノ手の独裁政権の場合、プライド等の絡みもあって、民主主義国家の常識とはかけ離れたぶっ飛んだ行動を起こす事もありますから、警戒はしておかなければなりません。
それこそ面子の為に、突如侵攻を始めて礼文島だけを占領して、大々的に国内で功績としてアピールしまくるなんて間抜けな事を平然とやりのけるのも、アノ手の国家の現実です。
典型的な例は竹島ですね。
扨て令和のこの時代、特に一次産業の生産物で北海道の恩恵を享受して居無い地域は、日本国内では無きに等しいと考えて居ます。
半ば依存に近い状況にあると言っても良いのではないでしょうか。
その北海道の侵略が開始された場合、我が国の食料自給の問題は更に深刻に成ります。
戦争と言えば殺し合いのイメージが強いですが、それ以上の現実は金属を以て金属を破壊する行為が戦争であると言う事です。
つまり戦場と成ってしまうと、重金属による土壌汚染、燃料漏洩による土壌汚染がセットで付き纏いますから、結果的に侵略者を退けたとしても、その爪痕は数十年単位で引摺り事と成ります。
第一次世界大戦、第二次世界大戦での激戦地と成った、フランスとドイツの国境付近では、2023年の今尚重金属汚染を引摺って居る地域が存在し、特に一次産業としては不毛地帯に成って居る所があるのです。
この様な環境面での視野を含めても、戦場は我が国から遠ざければ遠ざける程良く、「我が国の領地には一歩たりとも踏ませない」を前提とした防衛策を構築する必要があると言って良いでしょう。
つまり、中露鮮の基地を直接壊滅させられるミサイルだけでは無く、それこそロシアに政治決断を迫る為の、モスクワを有効射程としたミサイルの装備も不可欠と言えます。
そう言った「やったら当然、モスクワには数倍返しを御見舞してやれるゼ!」と言う実力こそが、我が国への侵略を躊躇させ、結果的に平和を維持する事に成ります。
厳密に言うと、ミサイルだけでは片手落ちで、無人機、無人船等も必要不可欠ですし、それらを遠隔地でも操作する事を確実に可能とする、衛星通信の整備も必要です。
故に、敵地を攻撃する実力は独自で所持しないと、自称平和主義者の掲げる理想は達成出来無いと断言しても良いでしょう。
そもそも、米国はロシア同様に引籠りが可能な国です。
而も自由を標榜して居る関係上、基本的に敵対国の工作員も多く紛れ込んで居るのも事実です。
米国は面子と国益を少々手放す事を許容すれば、米国の本体自体には影響が殆ど無い状況を作り出す事が可能な国です。
つまり、日米同盟による米国の守備範囲は、米国のその時の都合次第で、現在の日本の領土とはイコールでは無いと認識しないとならないでしょう。
ハッキリ現実を断言してしまえば、軍事力でロシアも中国も凌ぐだけの実力さえあれば、我が国の一存で極東地域の平和も保つ事は可能だし、戦乱を引き起す事も可能と言う事です。
ロシアに北海道をどうこうする能力はありません。
ウクライナ戦以前もありませんでしたが、以降はもっとないです。
ただでさえ少ない極東の主戦力を引き抜きまくってウクライナですり減らしていますし、私兵どうこういっても陸続きの隣国とは異なる以上、偽装もできない海原をチンタラくるしかありませんので。
船舶が陸上とまともに打ち合っても船舶側に勝ち目はありません。
多少上陸できたとして補給はどうするという問題も残ります。陸続きの隣国への補給でもあの体たらくですよ。
また、ウクライナで航空優勢をあきらめたことからもわかるように、湾岸戦争のように航空優勢をとることもできません。これはロシアだけではなく、中国でもです。その能力はありません。