議会最終日を迎えて。これから少し大切なことを書いていく。

 

 

本日、令和元年9月26日、九月定例会の最終日を迎えた。
無事(?)に閉会したが、思うこともあった。
とりあえず、これで満足、としておきたい。

一部においては動きもあった。
私の一般質問における執行部答弁において、「市議による公有地の不法占有」が明確に答弁され、また報道においては当該議員が「草刈りなど」を論拠とし自ら実態を認めていた。

これに対し、「詳細はどうなっているのか?」という観点から、提案理由を説明したうえで「議会監査請求」(地方自治法98条2項)が議員提案の決議として提出された。
野党は、本決議において複数の質疑を議案提出者(与党系市議)に行い、日本共産党の徳永克子市議は緊急動議を行い、休憩の動議を諮る。

動議は成立したが、賛否の結果、休憩は否決。
そして、議会監査請求を求めた決議については、各員思うところもあったのだろう、退席者も続出。議長会派の代表であるはずの村岡よしやす市議も退席。
結論としては、「監査はしない」ということになった。

私は監査すべしと賛成の立場から起立したが、議会の議決が得られなかったことにより、報道までされた例の件は「何もしない」というのが議会の決定となったようだ。このあたりは、一部の職員からも冷笑されて仕方ないだろう。
というのは、特に野党系の市議らは市職員に対し「改竄だ!」とか「不正ではないか!」という厳しい指摘を繰り返してきたのだが、これをもって、そのような発言は今後はできないだろうな、と個人的には感じている。

私個人の所感であるが、まぁ、ここまで漕ぎつけただけで一応の満足としておきたい。
本件を白日のもとに示すことができ、そののちの判断は議会全体でなすべきだ。議会の意思がそうであるならば、それはそれで仕方あるまい。

私の見ているところは、もう少し別のところにある。
この動きをもって、市民はどう思うのだろう、とか。
少し冷めた目で見ている私がいる。

で、そんなに激昂していないのは、自分自身の中でやり切った感があることと、
そして、本議会では、二つの手を同時に走らせていたからだ。
質問は成功したが、監査としては不発に終わってはしまった。
同決議を提出した市議らは、非常に意欲的に戦っており、結果については残念であったけれども、過程については満足できるものだった。

そして、二つ目の手段が動き始める。
本会議の閉会をもって、市議は「議会における手続き」が当面の間はとれなくなる。
議会外の活動、つまりは司法を含む手続きに特化していけるわけで、私の目からすると「よし、本会議を無事に乗り切った」という思いはあり、「これで次の一手に移れる」という考えだ。

二本目の矢が、これから飛ぶ。
この詳細については、少し文章量も必要で、関係者もいるため事前に確認もとっておきたいと思う。
少しアップまでには時間を要するかも知れないが、本会議を終えたからこそ書けることがある。

楽な議会など、ない。
だが、今回の議会は、特に疲れた。
正直、よく戦い抜いたと思う。

 

 

 

※ 日本Blog村の登録もしてみました。二つのバナーのクリックをお願いします。

↓今日は何位でしょう?読み進む前にチェック。↓
↓記事が気に入ったらFBのイイネ・ツイート等もお願いします。↓

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
にほんブログ村

バナーが表示されない方は、こちらをクリック願いします。(同じものです。)

 

 

コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)

  1. 東京都56歳 より:

    小坪さん。
    お疲れ様でした。
    そして、
    次の矢が、ガツンと、
    的を射ることを祈念します。

  2. NW より:

    お疲れ様です。
    次は住民監査請求ですか?
    しかし退席する議員続出とは共産党の「査問」を想起、連想してしまうのかな?
    議員仲間内での吊るし上げに違和感を覚えたのか、もしくは恐怖を感じたのか、閉塞感を感じたのかなど気持ち的に耐えられなかったのだろう。
    第三者によりケリを付けなくてはいけませんね。
    議会、議員の信用を取り戻すためにけじめをいち早くつける必要があると思います。

  3. BLACK より:

    「見ている市民(市役所職員を含む)」と言う意識の無い(または薄い)議会の対応は
    日本に対する韓国のようでもあり
    保守に対するおパヨク様(本当の左翼と区別する為にパヨクと書かせていただきます)のネットでの発言のようでもあります。

    議会でも、外交でも、ネットでも
    黙って見ている市民・諸外国・ロムっている人たちがどう感じて、直近では無いとしても意思表明出来る機会が訪れた時に、どう意思表明するのか
    そのことに思い至らないのは非常に浅はかだと思いますが
    わざわざ教えて差し上げる必要は無いですね。
    (「見ている人」を常時意識出来るのが小坪氏の強みでもありますから)

    議会は今回はしっかりした対応をなさるのではないかと期待もしましたが
    私もまだまだ甘いです。
    今回の議会の「NO」は、小坪氏に向けた「NO」のつもりかも知れませんが、市行政と市職員と市民への「NO」で、その言い訳・弁解は出来ないと思われます。
    無責任な言い方になりますが、狡猾にいい加減な調査でお茶濁しされるより、分かりやすい結果で良かったとさえ思えます。

    続報を楽しみにしております。

  4. パコリーヌ(髭) より:

    何本の矢があるのかは知らないけど
    潰走した敵に追撃し壊滅させて欲しいわ
    まだまだ始まりに過ぎないわよね?

  5. 試され過ぎな大地の国民 より:

    テロリストの要求には応えて小坪議員を糾弾するけど
    身内の不祥事は見て見ぬ振りしまーすwww

  6. 小坪議員お疲れさまです。
    議会に自浄作用がないなら地方自治法第242条の「住民監査請求」を市民が実施したらどうでしょうか?
    議員が立場を利用して公有地を私的に利用し「使用料」などを不払いなら市に損害を与えたわけです。
    十分監査請求できる案件だと思いますよ。

  7. 草莽の団塊です! より:

    小坪先生!、、、おつかれさまでした!!!と、声を大にしていいたい!!!

    >楽な議会など、ない。
    >だが、今回の議会は、特に疲れた。
    >正直、よく戦い抜いたと思う。

    本当に!本当に!本当に!!・・・厳しい闘い、戦い、おつかれさまです。

    今回の行橋市議会で、議員達がどう動いたのか!!・・・行橋市民の方たちは、しっかり、見ているはずです!そうだ、特に若い人たち、中学生、高校生、大学生、いやいや、意識の高い小学生、あんたも、iPhone11とか持ってるガキんちょのみなさんも、しっかり、大人たちの行動に刮目してくださいよ!ガキンチョのみなさんも、すぐに投票できる年齢になるんだからね!!

    行橋市民のみなさん、小坪先生をゆくゆくは、駆逐艦涼月から、戦艦大和にまでしていただきたい!さすれば、日本全国の小坪クラスターの人々が選挙のときに小坪先生を応援できるようになるってことです!たのむぜ、ガキンチョのみなさんよ!

    てことで、、果報は寝て待て!吉報をまたまた、寝てまちたいとおもいます!

  8. 16 より:

    今後は司法の分野。

    ご慎重に。

    勝利を願います。

タイトルとURLをコピーしました