【元共産党国会議員秘書が独白】鳩山由紀夫元首相の”腹案”は、本当に存在した。普天間基地「最低でも県外」。腹案の作成者が、鳩山元総理を批判し、暴露【本当に暴露情報】

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いよいよ沖縄県民投票が始まりましたが、ここに至る混乱の事態を招いた張本人、鳩山由紀夫元首相は無責任な言動を繰り返してシレっとしてます。「最低でも県外」問題で鳩山由紀夫氏のいわば裏方をやった元民主党・共産党の国会議員秘書、篠原常一郎氏が怒りの手記を沖縄で発表しました。

鳩山総理は、当時「腹案がある」と言っていましたが、実は本当に作られようとしていました。まさに腹案を作らされようとしていた本人が、共産党国会議員秘書の篠原さんです。具体的には、普天間基地の移設先を「最低でも県外にする」ための検討案の策定に自衛隊関係者と共に携わっていました。

日本共産党の国会議員であった筆坂秀世氏。
のち離党し、共産党の批判をしまくったことでも有名ですが、篠原さんは、筆坂議員の秘書でした。私もこの投稿を見て「おぉ、そんなことが」と思ったのですが、背景から考えれば、腹案の作成を行うべきポジションにはありました。
余談になりますが、篠原常一郎さんは、押し紙の集会でも一緒にやっています。

その腹案とは、ヘリ空母を活用するというもの。
普天間基地は回転翼機があるのですが、ヘリの航続距離は短い。北部演習場からCH47が往復できる200kmを満たす、この訓練移転を代替させる方法は、多くはありません。
具体的には、海自の「ひゅうが」型飛行甲板付き護衛艦を「日米共同演習」の名目で米海兵隊演習に提供するという方法が検討されたようで、実現可能性についても自衛隊内でも「ほぼいける」と確認され、非公式ながら在日米軍にも説明されましたとのこと。

そして、訓練海域を沖縄県外とすることで、なんとかなるのでは?というのが腹案の正体だったとのこと。これならば「最低でも県外」を、条件面でも折り合いがつけれるという流れ。余談になりますが、毎日新聞の紙面にて、”辞任直後に”鳩山首相自身が自ら述べています。「最低でも県外」でぶっ壊し、「トラストミー」で信頼を失い、辞めた後に紙面で発表。腹案の作成に携わった者が怒るのも当然です。

この腹案が作成されるに至った経緯、それを当事者が暴露したのが本稿です。
一気に激増した民主党の国会議員たち、これをフォローする目的で篠原氏らが本件に関与することになった背景も。

恐らく自民党関係者ですら知り得ない極秘情報です。ちなみに、ネット上での与太話ではありません。一部は非公開でありますが、関係者の実名は全て公開されており、裏をとろうと思えば(リアルの政界で生きる実力者ならば)簡単にとれるでしょう。執筆者である篠原常一郎氏とは、私も面識があります。

この腹案は、「予算面や運用まで具体的に検討」されており、かなり具体的な内容となっています。
それを投げ捨てられたのだから、怒るのは当然です。
当時のことを、いまのタイミングで暴露しました。
本人に許可を得て転載させて頂きます。

いま、沖縄で県民投票が実施されようとしています。
本土では、「またか」という諦めムードすら漂いますが、そもそも論として「普天間移設」がここまでこじれた発端は、鳩山総理の謎の動きにあるのです。

民主党政権を誕生させてしまったのは、あの悪夢についての責任は、日本国民全員にあるのではないでしょうか。
鳩山総理の言動の変遷、「内部」からの動きを見ていきましょう。

 

 

 

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(OGP画像)

 

 

 

 

元・共産党議員秘書の告白
本Blogで「元・共産党議員の秘書」と聴けば、読者の誰しもが身構えるでしょう。

ですが、筆坂秀世議員の秘書と聴けば「なるほど」と思う方が大半かと思います。
たかじんなどにも出演されており、ご存じのように、「共産党と揉めまくった」人で、内部の告発を行った人です。
のち、北方領土などでも活動し、右傾化と批判された議員です。

その筆坂氏の秘書ならば、こういうことをやっていたとしても、まったく不思議ではありません。
また、私個人の「情報源」として共闘していたとしても、理解して頂けると思います。

 

普天間基地「最低でも県外」腹案を投げ棄てた鳩山由紀夫元首相の無責任ぶり

 

辺野古埋め立てをめぐる沖縄県民投票が始まっています。県民の中に長く対立を持ち込み、今では本土のみならず外国からも「辺野古移設反対」などを叫ぶ活動家がキャンプシュワブの門前をはじめ、県内を闊歩する状況まで進んだのは、民主党政権最初の首相、鳩山由紀夫氏が普天間基地移設先を「最低でも県外にする」と放言したことに端を発しています。

首相辞めて何年かしてからでしょうか? 鳩山由紀夫氏が沖縄で「辺野古新基地反対」を掲げた集会に参加し、地面に座っている写真が新聞などで報道されました。唖然としました。

その後、氏の持論である「東アジア共同体」論を引っ提げ、中国の言うがままで「一帯一路」経済構想を持ち上げる。更に沖縄でしばしば立ち回りながら、「基地反対運動」にテコ入れする。首相としての責任を放棄しながら、よく厚かましくこんなことをやっているな、と呆れると共にフツフツと怒りがわいて来ます。

なぜ、私がこんなことを言うのか? それは鳩山氏が首相であった最後の頃、「私には腹案がある」と周囲に述べていた正にその案、普天間基地の移設先を「最低でも県外にする」ための検討案の策定に自衛隊関係者と共に携わっていたからです。

検討案は、後で述べますように基本的にまとまり、実現可能性についても自衛隊内でも「ほぼいける」と確認され、非公式ながら在日米軍にも説明されました。取りまとめの中心に立ち首相への説明も行なったのは、自衛隊将官OBの方です。検討を仕切っていただくよう私が2010年のゴールデンウィーク連休に入る頃、静養先までお邪魔してお願いしました。

このような作業を行なったのは、鳩山家関係者からの依頼があったからです。もともと私は2009年の総選挙直後、鳩山家関係者から予想外に増えた民主党衆議院議員のうちのお一人の政策秘書就任を請われ、それを受けたのですが、必要な時に官邸の裏仕事にも携わっていました。その流れで鳩山首相が「最低でも県外」問題での揺れる言動がクローズアップされ、更に無責任なオバマ米大統領に対する「トラスト・ミー(私を信じて)」発言で日米間の信頼関係を損なうという事態が生じる中、鳩山家関係者から「何とか条件を満足できる案を専門家と作れないのか」と相談があったのです。

その頃、鳩山首相の周りには様々な「専門家」が群れ集まり、「九州に代替基地が作れる」「徳之島で大丈夫だ」「嘉手納の米軍基地と統合できる。自分には米高官とパイプがあるから交渉してくる」などと様々なことを言い募り、どの会計からは定かではないですが、お金を貰って九州の自治体を回ったり訪米したりしてました(これらの「専門家」たちはいまだに鳩山氏の周りにくっついて、「尖閣諸島は中国領」などと妄言を繰り返しています)。

私には彼らの振る舞いが全く馬鹿げた行動にしか思えず、こんなことに金と時間を費やすことの無駄に嘆息していました。彼らが共通していたのは、「移設先はなぜ辺野古になったか」について、全くリサーチしていないことです。将官OBを中心にした我々は、在沖米海兵隊が出していた移設先要件「沖縄本島の北部演習場からCH-46輸送ヘリコプターが往復可能な200km以内にあること」を最初から踏まえていたので、思いつきのようなプランなど初めから排除していました。

因みに最近、鳩山由紀夫氏は外務省が当時、「ヘリコプターの往復航続距離内が米軍側の必須条件」と秘密文書で説明したから「最低でも県外」を諦めたかのように言い、その文書まで暴露しています。これもデタラメ極まる。我々が検討の上提案し、鳩山氏が「腹案」と述べた案は、この条件をクリアし尚且つ「県外」をも両立させるものだからです。

その案を、なんと鳩山氏は首相辞任後の1カ月弱で「毎日新聞」紙上で自ら述べています(別掲)。

2010年6月22日付「毎日」朝刊には報道記事として、同夕刊には鳩山氏のインタビューを交えた記事として「最低でも県外」の「腹案」を報じています。その案とは、海自の「ひゅうが」型飛行甲板付き護衛艦を「日米共同演習」の名目で米海兵隊演習に提供し、南西諸島の接続水域以遠の公海上(つまり沖縄県外)で海兵隊ヘリコプターの北部演習場に向けた発着訓練を実施するというものです。

鳩山氏は、記事でこう述べています。
「海上自衛隊の最新鋭護衛艦に『ひゅうが』というのがある。ヘリが12機くらい乗せられる。今は1艦で、来年3月にもう1艦できる。理想的にいえば3艦から4艦あれば、40機くらい積める。海上ですから、普天間に負担をかけないで訓練できる。案として私は非常に面白いと思った。日米の共同訓練もできますからね。北澤俊美防衛相にこの話をもっと詰めて欲しい、と指示しました。アメリカにもその交渉をしてもらいたいと申し上げているところだったんです」

策定に関わった者として、より詳しく案を説明すると、内容は次のようなものでした。

(1)ひゅうが」型護衛艦を整備計画を上回る6艦体制にし、常時2艦を乗員と共に米海兵隊演習に提供するローテーションで運用
(2)護衛艦増加分の建造費用は、予備費(2010年当時、1兆2千億円)の一部を充当
(3)米海兵隊が洋上の演習地点に移動するためのヘリパッド及び地上駐機場を海兵隊駐屯地に整備

この案の基になるアイデアは、鳩山家関係者から出たものでした。「米海兵隊は上陸先乗り部隊で洋上の強襲揚陸艦からヘリコプターで上陸目標地点に強行進出するんだから、海自の飛行甲板付き護衛艦でその訓練ができるのではないか?」とのアイデアです。

このアイデアに肉付けする際、予算の目処は前述のように立ち、問題は隊員の定数が充足されていない海自で増艦分の乗員が確保できるかでした。しかし、これについても、検討チームリーダーの将官OBが海自側に詳細を詰めてもらい、見通しが立ちました。以上の結果をもって、在日米軍司令部側に非公式打診をしたところ、好感触となり(どのレベルか私には分かりませんが、将官OBの交渉相手は将官クラスになるはずです)、首相への提案となったのです。首相への説明の際、将官OBはあらためて日米同盟の意義と沖縄の地政学的重要性と米軍専用施設や日米共同使用施設などの基地、配置された部隊などの役割、米海兵隊プレゼンスの重要性を詳しく案と共に説明しました。その結果が鳩山首相の口から当時出た「抑止力というものがよく分かった」という言葉です。

私たちは、自分たちの提案したプランがベストだと思っていました。

まず、1996年以来、普天間基地の移設プランについてあらゆる内容を防衛庁の中で検討する中心にいた守屋武昌元防衛事務次官から、当時話題になっていた「専門家」たちの多様な案の可否を理由と共に全て説明を受けていたからでした。当時、「防衛省汚職事件」で有罪確定し収監待ちだったこともあったのでしょうが、普天間移設問題について守屋氏に話を聞いたのは私以外に居ませんでした(この直後、守屋氏は『普天間交渉秘録』を新潮社から刊行しましたが、当時聞かせてくれた内容は本の中身を遥かに超えていました)。

守屋氏に確認すると案の定、鳩山首相に群がっていた「専門家」たちの主張するプランは、過去日米交渉及び防衛庁による技術上や環境上の検討の中で全て否定されていたものでした。

更に我々の案は、かねてから心配され続けている「東海沖地震」や「南海トラフ地震」への対応にヘリコプター発着型護衛艦を増加整備することで有効だということが明らかでした。本州を中心に我が国は海沿いに交通インフラが整備されていることが多く、予想される前記の地震では地上交通が寸断される可能性が高いのです。その際、洋上から被災地に接近してヘリコプターでポイント的に救難や物資輸送を実施出来る体制の充実が大事で、検討案はそこにもメリットがありました。残念ながら、その重要性は翌年3月11日に発生した東日本大震災でもダメ押し的に確認されることになりましたが。

また、これは声高には言われませんでしたが、中国の潜水艦などをはじめとする海軍力の増強と行動拡大で緊張感がいやます南西諸島方面の安全保障に貢献することも明らかでした。

かような案であるのに、これを「腹案」などと言いながら首相の座を放り出した鳩山氏のていたらくぶりに、私は強い失望を感じたものです。政治家として、覚悟と決意、何よりも沖縄県民や日本国民の利益と安全を第一に念頭に置けば、あるいは実現したかもしれない案を首相の地位と一緒に投げ棄てたんですから。

まして、そのわずか1カ月弱後に、自慢気に自分の「腹案」をしゃあしゃあと新聞紙上で語るなんてことは、責任感ある政治家がやることではない。最近、安倍総理が民主党政権時代を「悪夢の時代」と呼んで物議を醸してますが、私にとって鳩山氏が「最低でも県外」という言葉で政権と国民を振り回したこの時は、正に「悪夢」でした。

鳩山氏は前傾記事の中で、こうも述べています。
「時期がかなり遅かったものですから、防衛省の中でも必ずしも煮詰まってはいません。軌道に乗る前、私自身、こういうことになって…。ただし案は消えていません。引き継いでもらいたいと思っています。私は政権を離れていますけど、フリーの立場で努力したいと思っています」

こんなことを言ったことを鳩山氏は記憶しているのでしょうか? 現在の言動には、全くそれが感じられません。こんなに言葉の軽い首相をわずか8カ月でももったことは、沖縄県民、日本国民には不幸であったとしか、言いようがありません。

戦前から系譜をつらねる「政治の名門」としての鳩山家は、由紀夫氏の軽挙妄動、弟邦夫氏の逝去で完全に終わったのではないでしょうか。鳩山氏はせめてあおあもう表舞台からは去っていただきたいと思います。
(了)

 

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これは、本当に具体的な話。

正直、私も知らなかった話が多々あります。
特に注目したのは、鳩山総理の二転三転した発言、あの背景で「中で何が話されていたのか」という点です。

感想としては「いやぁ、苦労されましたね」というもの。

 

 

以下は、押し紙を考える勉強会を国会で開催したときのものです。

会場からの発言として、自らの身分を明かして発言されています。
(冒頭の5分ぐらいまでです。)

 

※ オマケ
私の発言です。
(これは押し紙に関するものであり、県民投票とは関係ありません。興味のある方のみご覧ください。)

 

 

 

沖縄での県民投票
普天間基地の返還、この移設に伴う話。

沖縄県知事選も同じくですし、今回の県民投票も同じです。

 

その発端は、鳩山総理の迷走にある。

古い話と思われるかも知れませんが、混乱の原因は民主党政権です。

 

鳩山総理が誕生した理由は、民主党政権を、私たち日本国民が誕生させてしまったことが原因だ。

あの悪夢の原因は、すべての日本人にある。

 

確かに、沖縄では県知事選も負けた。
敗因の一部については、私も「かなり言いたい」ことがある。

沖縄県外の方からすれば、すでに興味を失いつつある方だって、残念ながらいるのでしょう。
ですが、その発端を考えれば、私たちは普天間移設という政治案件を、真剣に見て行く責務があると思うのです。

 

 

 

住民投票について
県民投票にあわせ、住民投票とは何かを述べておきたい。

私なりに、住民投票に関しての思いがございます。
以下は、政治家個人の、私個人の考えです。
私は住民投票自体に反対の立場です。ただし、制度として認められている以上、制度そのものを全否定することはできない。

かつて、行橋市において住民投票条例の審議があった際、私は「反対の立場から討論」し、その上で「退席」しました。

 

住民投票とは、議会がもろ手を挙げて賛同するべきものとは思えません。
そもそもワンイシューでのみ争うことがナンセンスであり、見た目の良いものだけが選ばれるでしょう。
例えば、地方財政から「市民一人当たり、100万円あげます」と住民投票をすれば「欲しいです」の○が大量につく可能性が高い。だが、同じく市の財政が破綻してしまう可能性も、同じく高い。

それぞれの政策は全体のバランスの上に成り立つものであり、個別の一つだけで投票することは危険だと思う。
ゆえに地方議員選挙があり、個々の政策を包括的に判断し、議決をくだす。

地方議会が住民投票条例に、もろ手を挙げて賛同することは、議会を構成する一人として「職務放棄」にすら思えたのです。住民投票に意思を委ねるのであれば、だったら最初から議員に出馬しなければいいわけで、なんでもかんでも全部住民投票にすればいい。

ここまで言えば極論だとは思います。
確かに、個別に住民の意思を確認すべき案件は存在しています。
すべての住民投票を否定するわけではありませんが、住民投票条例に、議員として賛同することは極めて慎重であるべきだと考えています。

ゆえに、法で規定されている以上、法定数を超える署名があることを踏まえ、
全否定をすることはできないとしつつ、反対の立場から討論し、「審議に値しない」と明言して退席しました。

 

当時の反対討論の原稿を公開します。
(実際に議場で述べています。議事録もありますが、下記は原稿であるため、部分的に言い回しが違うかも知れません。)

※ 複雑な思いで討論に臨んでいるため、かなり声色が怖いと思います。覚悟をもって討論に臨みました。

 

議案100号について、反対の立場から討論させて頂きます。
住民投票という手段が法的に存在する以上、それ自体を否定するものではありませんが、議員として議会の在り方を考えるに、私は反対の立場です。

 市民よりそれぞれの議員は選出され、市議会とはいわば様々な市民の総意である、そのような位置づけであると私は認識しております。本件については、議会では何度も何度も、極めて長期間にわたり議論してきた背景があります。

 いま住民の意思を再度、問うのであるならば、「いままでの議論は何だったのか」と、私は、賛成派・反対派を問わず、それぞれが疑問に思うべきものだと考えるのです。
住民投票という形で、直接、声を聴くならば、議会とは何のために設置され、そして私たちは何のために議論を尽くしたのか?となるからです。そもそも市議選自体の必要性にまでさかのぼる。有権者の信託を得て、「それぞれの代理」としてこの場にあるはずなのに、それが果たせていないのであれば、議会は自らの存在を否定していることと、同じことのように考えるからです。以上の理由により、反対の立場として討論しております。

ひるがえって、私たちは立法機関の末端であると感じておりますが、一方では「住民投票」は法で定められたものであります。その法定数を越えたゆえ、このように議案としてあがってきているわけでありますが、手続きとして合法ならば「仕方ない」という考えが私にはあります。私たちは熟議を尽くしたつもりでありますが、それが不足していると感じた市民が一定数いたということでありましょう。
 合法的な手続きであがってきた以上、私はそれを無碍にすることも、また問題であると考えました。ゆえに、反対の立場からの討論でありますが、私のスタンスといたしましては「採決するに値せず」というのが答えになります。よって、本件については退席いたします。

 議場において、その意思表示をしたうえで採決に臨むのでありますが、そもそも住民投票という制度に対し、地方議会は問題意識を持つべきではないか、と思うのです。本件のみならず、多くの場合は、ワンイシューで争うものであり、結果的には「一部の政策をトリミング」し、そこのみをクローズアップして問う。一人の議員として感じることは、ものごとは総合的に考えるべきであり、同じく委員会審査においても、個別事案を扱いつつも、やはり総合的な観点というものは必要で、私はそのような目線から審査にあたっております。

 一件のみを取り上げて、各個に住民投票を行うのであれば、地方議会とは何をしているのか、と。総合的に物事が審議されることもなく、見た目の良い政策のみが通過し、結果的には財政破綻などの最悪の事態を招くだけだと思うのです。ゆえに、私は本制度自体に、そもそもの疑問を持つのであります。とは言え、繰り返しにはなりますが、法で定められたものゆえ、制度そのものを否定することもできません。

“住民意思を直接問うという制度“があること自体は問題ないとはしますが、議会自らが「いままでの熟議」を否定し、もろ手をあげて賛同することは、私にはできません。私たちが立法機関の末端であるならば「この制度はおかしいのではないか?」と改善の声を挙げる自由があるからです。
 
 最後に、本決断をくだすにあたって思うことは「撃てば、撃たれる」「やれば、やられる」という当たり前の事実です。政治家である以上、様々な意見対立はありますし、賛否がわかれることはございます。退くに退けなくなり、双方がいがみあうこともあるでしょう。
 どうしてもこの一言を述べておきたいのは、様々なものは因果応報でありまして、起点があって結果があるのです。やった当事者は忘れてしまっても、やられたほうは覚えている。
 これは苦言にもなりますが、どうしても主張しておきたい点です。私は自ら争いを起こしたことは、ほぼございません。少し激しい言論を展開していることは自覚しておりますが、爆破予告を起点とする一件の流れをはじめ、多くの場合は「巻き込まれた」とか「被害を受けた」のちに反撃したというもので、それに対して批判的な方もおられるかと思いますが、根底に、どこかで「私が退いてくれる」「我慢してくれる」という甘え、甘さがあるように感じてなりません。何を言っているかと言えば、「私が始めた喧嘩」など、ほとんどないということです。
 どこかで誰かが喧嘩を始めれば、それがどこかでしわ寄せとなって出てきてしまう。意見を述べあうことは極めて重要であります。ですが、行き過ぎてしまい、ただの喧嘩となってしまっては、本当に市民の利益となるのか、それが甚だ疑問なのであります。

 反対のための反対、それに対応するコスト。行政側、議会側のコスト、それが市民に何らかのメリットを与えるのであろうか、と。直近では市長選挙もございます。住民投票には法的な拘束力はございませんが、首長を変えれば事業自体が廃止されることとなりましょう。ならば、それを争点とし、市長選において民意を問えば良いのみであり、わざわざ数千万という税を投じてまで、いま住民投票を行う意味はどこまであるのでしょうか。
このような形で住民投票をすれば、市民同士にも無用の対立を産むこととなりましょう。仮に、誰かと誰かがいがみあって、それが市の未来に対して、何かの利益を産むのでしょうか。政策論争を越えたレベルでの諍いは、私は好きにはなれません。その意味も含めての、退席であります。
同じく、法的な手続きをもって、進められ、そこに法定数以上の署名があることを鑑みれば、議員としてこれを否定することもできないことは、述べさせて頂いた通りです。
以上をもって、私の反対討論とさせて頂き、本件については賛否を明らかにできないという意味で、退席させて頂きます。

 

 

 

 

 

まだ、戦っている人たちがいます。

県民投票が実施されること自体、私はおかしいと思っています。

 

しかも「三択」というのが、まったく理解できません。
それを、投票と呼んでいいのだろうか。

県議会で自民党が三択を案として飲んだというニュースがありましたが、
その背景を聞くと、自民党県議らは聴かされておらず、特定の人間が勝手に話を進めたようです。

”ようです”とは書きますが、現場の関係者(複数の議員含む)からも証言を得ており、本当は暴露したいことが多々ある。言いたいことだって多々あるし、ネット全体で見れば「ええええ!!!」というような、結構、恥ずかしい話ではあるけれども、沖縄の保守陣営では誰しも知っているレベル。

 

これを叩くことは簡単ですが、安里繁信氏が参院選に出馬することや、
デニー玉城氏が知事になったことで、沖縄3区の選挙があることを踏まえ
「言いたいけれど、ぐっと堪えて」黙っている。

※1 自民党県政の、一部への批判を展開することが、3区の選挙や参院選に暗い影を落とす危険性を考慮しても「自発的な我慢」だ。

※2 私に何を書かれるかは、関係者自身がよく理解していることだろう。協力が得られず「いてもいなくても同じ」となれば、私は抜刀すること(自発的な我慢をやめる)も申し添えておく。

 

 

 

沖縄県における県民投票。

 

現場の空気は、相当に重い。

 

それでも、戦おうとしている同志らが、沖縄にはいる。

 

この原稿が、なぜ今、公開されたのか。

 

普天間移設の混乱、その発端の「インサイダーの暴露」は、

 

発信者自身にもリスクが伴う。

 

紹介する、私自身にも、だ。

 

いま暴露する理由は、普天間移設の混乱の発端を

 

再度、皆で振り返ることで、

 

共に沖縄の未来のため、新しい沖縄を創っていくために他ならない。

 

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コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)

  1. ねこ より:

    普天間県外移設資料、ポピュリスト鳩山が公文書を破棄

    普天間飛行場の県外移設問題に関する一部の書類を事務所や自宅に持ち出し破棄した
    退任間際に公邸で自らシュレッダーにかけたと証言する
    処分した理由について、公言した県外移設を実現出来なかった事等から退陣に追い込まれた政治状況を挙げ「あまり記録に残しておきたくないと気持ちがあった」と当時の心境を語った

    政権の全貌がわかる記録は残ってないと毎日新聞に答えてます

  2. じた より:

    日本の政治を停滞させるために無茶苦茶な条件を設定した。
    ところが、本当に解決に向かってしまった。
    だから投げ捨てた。かな?と。

    鳩さんが、じゃないですよ。
    あの人、頭の中身ないから直前に入れたのがダダ漏れるだけらしいし。
    弟がいては困ると考えるのも本人ではないでしょう。

    今の国会を見ても、日本を動かせなくすること、が目的のひとつですね。
    民主系にしろ共産系にしろ、彼らの主義主張を通すためにやってると見るから意味不明になる。
    あらゆる手段で日本の動きを邪魔する事そのものが目的。
    生真面目に相手をせずに、本来の目的のために動くこと。ですね。
    馬鹿正直に本当の目的を言わずとも、できる準備はありますし。

  3. 櫻盛居士 より:

    **********************************************************************
    共産党は2016年9月13日からの警告を無視し続けましたね。
    ならば、下記は決定事項と承諾したものと見做します。

     ・『テロを利用する共産党』
     ・『テロリストの味方である共産党』
     ・『テロに屈する共産党』

    **********************************************************************
     
     
    海兵隊―
    この言葉を知らぬ人は居無いでしょうし、それを題材とした映画などもありますから、大体のイメージも浮かぶかと思います。
    とは言え、我々が海兵隊に触れるのはその極一部で、全体的な流れを掴む機会はそうそうありません。
    ですので、18分強と少し長いですが下記の動画など如何でしょうか。

    アメリカ海兵隊は世界中どこでも6時間で駆けつけます! – 命令を受けてからの6時間のドキュメント
    https://youtu.be/WuB4SHACIk0

    上記動画のタイトルだけでも、沖縄を侵略したい勢力にとっては非常に嫌な存在である事が分かります。
    なんと言っても駆け付けるとか言う以前に、そこに居るのですから。

    この度の県民投票の権利をお持ちの方は、そこにある力を失う事の意味を考えて判断されるのが宜しいでしょう。
    そして、そこに基地がある意味を。
     
     
    扨て、この腹案裏話ですがサラっと読んでも大変なものですが、若し含みを意図的に持たせた文章だとすれば、それはそれで別の意味で重要な暴露と言えるのではないでしょうか。

    もしかすると、事ここに至った発端自体が、平和や安全、自然環境、政治理念とは別の所で、実は沖縄県民をもの凄く馬鹿にした理由で引っ掻き回した可能性も考えた方が良いかも知れません。
    そこに利害が一致する勢力が更に助力を強化したとか、まぁ色々考えれば小説でも書けそうですね。

  4. 名無しさん より:

    小坪市議、お疲れ様です。

    そういえば、小坪市議は県民投票の件で以前お会いした翁長前知事の息子さんが炎上していることはご存知でしょうか?

    https://ksl-live.com/blog20824
    翁長前知事の息子・雄治さん(那覇市議)「県民投票の投票率上げるのでカンパくれ」←中立偽装に批判殺到

    個人的にはこの投稿は非常に残念に思いますね。
    彼もまた論点をずらして批判するような典型的な左翼だったのかと。
    この反応は当然なのでしょうか?
    私には有権者をバカにしているとしか見えないのですが。

  5. 波那 より:

    ポッポは頭イカれていますけど、自分は正義と友愛に基づいてる人物なので間違ったことなんてしていないと本気で思っています。ポッポが首相になった当初は、それでも暫く前に小沢が代表を退いていたので小沢でなくて良かった?とまだしも思っていたのです。小沢は日本を破壊し尽くし中国韓国に捧げるつもりでした。本当に本当に危ないところでした。その小沢がバックでデニーを操っています。

    ?中国に輸送中のロシア製長距離対空ミサイル「S-400」、船が嵐に遭いミサイルがすべて廃棄…尖閣や台湾空域が射程! : 軍事・ミリタリー速報☆彡
    http://blog.livedoor.jp/corez18c24-mili777/archives/53054158.html

     《 ロシア製の最新鋭地対空ミサイルシステムS400用のミサイル「40N6」を中国に向けて輸送していた船が嵐に遭い、ミサイルがすべて廃棄されたことが分かった。

     最大射程400キロとされる40N6の中国への搬送は初めてだったとみられる。中国本土から沖縄県・尖閣諸島や台湾の空域が射程に入るため、日本にとって大きな脅威になり得る。 》 

    ここまで一部引用、続きは記事ソースをご覧ください。

    ttps://www.jiji.com/jc/article
    k=2019021900583&g=int
    引用元: ・ttp://rosie.5ch.net/test/read.cgi/liveplus/1550580607/

    ・あー尖閣諸島沖の前線基地に配備されるってあれか  沖縄本島まで丸ごと射程圏にはいるって話だったな

    ・あららぁ スパシーばぁ ハラショー!!

    ・神風が吹いたのか
    でも配備は時間の問題
    ニセコは中国人ばかり北海道はロシアと中国が分割

    どの辺りで嵐に会ったのか、とか何とも情報が心許ないですが、何れにしても中国は虎視眈々と台湾、沖縄を狙って準備を進めていることは隠そうともしていない事実です。沖縄から米軍を追い出したら即、中国が侵攻して来ます。自衛隊だけでは沖縄県民の犠牲は増えるでしょう。沖縄には中国人が既にイッパイ入り込んで来てるのでしょう?

  6. araigumanooyaji より:

    “普天間移設の混乱、その発端の「インサイダーの暴露」は、 発信者自身にもリスクが伴う。”

  7. 元修羅の国の住民 より:

    全力中国様ポチの鳩山内閣投時に、全長248mもの実質ヘリ空母の22DDH(いずも)
    の予算が通過した裏にはそういう背景があったのですね、
    しかも最初からヘリ揚陸艦としての運用を想定していたとは・・。
    あの反日パヨク内閣の鳩山政権時に大規模災害対処という名目もあったとはいえ
    中国様が嫌がるはずなのによくもまあ予算を通したものだと不思議には思っていたのですが
    そういう事だったのですね。

  8. 名無しの案山子 より:

    いやあ、驚きました。
    鳩山由紀夫の発言の「最低でも県外」には実際に具体案が有ったんですねえ。でもって、その案が、ひゅうが型護衛艦を使うと言うのは面白いです。

    でも、確認しておきたいんですけど、鳩山由紀夫が「最低でも県外」と言った時には、具体的な案は何も無かったと言う事なんですよね。つまり、鳩山由紀夫は、何にも具体的な案も無しに「最低でも県外」と言ったんですよね。で、後になって、その鳩山由紀夫のメチャクチャな話に合う様にスタッフが具体案を考えた、という事ですか。

    鳩山由紀夫は「トラスト・ミー」発言もそうですが、言う事やる事が何もかも出鱈目ですねえ。ま、反日民主党だから日本を潰す為なら何をやっても良いと思ってるんでしょうけど。

  9. 琵琶鯉 より:

    沖縄、辺野古に辻元さん推薦の関西生コンのカヌーの他にハングル文字記載のカヌーまで陳列していますね、(もえるあじあ より)政府は直ちに韓国人のビザの復活と入国審査の厳格化をすべきです。
    国民は怒ってます。

  10. 男子の端くれの端くれ より:

    ヘリ空母を使う、とういうのは良いアイディアだと単純に思いました。
    それで本当に代替えになるのかどうかは分かりませんが。
    もしイケるならば検討するべきだと感じます。
    実際は既に検討された案件であり、様々な条件が折り合わないのでしょうね。
    地位協定やら9条やら地元経済やらなんやらかんやらで。
    県民投票の件・・・やはり自民党がおかしいんですね。
    もう複雑怪奇でワケワカリマセン。
    戦闘機の爆音がハンパないのは解ります。
    あれがしょっちゅう飛んでるとか想像したくない。
    漠然と、ツケが回ってきて今大変、という感じがします。
    自民党も悪いと思います。
    しかし現状はのんびりしていられない・・・
    全てが後手後手。

  11. 柏城(大保守)耕介 より:

    あのルーピーは北海道での震災に関して道警よりデマ認定
    される発言をしただけに奴の存在そのものが人災だとしか
    思えません。

    民主党政権自体悪夢だったのはいうまでもありませんが
    オールドメディアのポピュリズムによってもたらされた
    点と東日本大震災への対処の二点を挙げれば人災であった
    と思えてなりません。

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