日産、復活の狼煙か?企業が日本に戻ってくる。ついに国家が動いた?

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冒頭において、ゴーン氏の経営手腕を評価しておきたい。
確かに日産自動車は傾いていた。手法はともかくとして、それを建て直したことには敬意を表すとともに感謝の言葉を述べておきたい。最低限の礼儀として。

その上で、私はゴーン氏らがしたことを、心から礼賛することはできない。
リストラとは単に人員整理を指す言葉ではなく、構造(ストラクチャー)を改変するという意味であり、組織を建て直すという意味だ。
結果的には解雇ばかりであり、泣かされた者も相当にいるのだろう。

その「恨み」みたいなものをもって、喜ぶかのような論調を記したいわけではない。
単にゴーン氏が海外の経営者であり、そしてルノーのトップも務めていたからである。すでに既報のように、ルノーは仏蘭西政府の企業である。しかも、ルノーよりも経営状態のよい日産を、ルノーに取りこもうとする計画まであったようだ。

これに対し、経産省は「絶対に無理」という強い意思を示していた。
今回の一幕は、あまりに手際が良すぎる、というのが私の認識。
何かあったのか、それともなかったのかはわからないが、
「あった」可能性は否定できないし、その影響は、無言の圧力として存在し続けるだろう。

東芝のメモリの際にも、同じような動きをとって欲しかった、何かやったのだとしたら、だけれども。
対・CHINA・韓国の場合には、企業防衛を国家が主導したことはない。
民業に対し、国家が介入することは余り誉められたことではないし、それを礼賛するばかりが政治家ではないのだとは思う。

だけれども、「日産」が他国の政府の資本に組み込まれることは、やはり私には容認できない。感情的に、どうしても受け入れがたい。
ゴーン氏は、三菱とも関連があったが、もしも日産・三菱がフランス政府の手に渡ったら、と。
そう考えるだけで胸がいたい。

 

ゴーン氏は、確かに日産を建て直した。
ゆえに、その点については敬意を示したい。繰り返すが、それは最低限のマナーとして。

 

 

私の愛車は、日産のER34型スカイライン。
4枚で、シャコタン。足回りはアラゴスタ。
ライトチューンで、吸排気系とエンジンが少し。
ポン付けタービンに軽めのカム、エアクリ・マフラーという仕様。

内装は、レカロのSR5(ラファールという古いモデル。一応限定品)に、一部をアルカンターラで張り替えたもの。ちなみに少しだけDIY。
以前に乗っていた仕様は、もっととんがった仕様だったが(以前はロータリーに乗っていた。)この車はエアコンもついているし、リアシートまで張り替えた快適仕様。

外装は、C-westのN1バンパー(GT-R用)に、F・Rともにフェンダーを交換。
現行のR35の純正色に全塗装している。

(※過去の愛車はFDを乗り継いだ。例えば助手席レスのワンシーター、エアコンレスのスパルタンな仕様も。ブーストアップにオーリンズのライト仕様も乗ったし、ビッグタービンにローコンプローターを組み合わせた600ps仕様。逆に、ハイコンプローターのビッグタービンでトルク50kgの加速重視のロータリーも乗った。最後の車は速すぎて制御できなかった。4速での旋回で、パワースライドするようなトルク。)

 

 

大半の方には理解されない単語を並べた。

端的に言うと、
ようは、車が好きなのだ。

 

なので、この章は、やや情緒的になっていることをお許し頂きたい。

どうしても、それが他国の手に渡ると言うのが納得できない。

例えば、かつて戦艦長門が核実験で葬られたが、それがどれほど日本国民を傷つけたか。
国家の誇りを傷つける、国民の心を折る、という行為。

 

私にとって。
日産という、日本の名を冠した企業が、フランスの手に渡ることは、どうしても許せない。
その情緒的な反応は、それが仮に政治家という立場であったとしても、感情の発露として容認して頂けると信じる。

もし経産省が動いたのだとしたら、そこに賞賛の声をあげたいし、
仮に政治判断を下した者がいるのだとしたら、誰かは知らないけれども、深くお礼を申し上げたい。

 

三菱自動車には、ランサーがある。
戦車を作っているだけではなくて、世界を席巻したラリーカーもある。
ライバルは、水平対向のインプレッサWRX。富士重工。

これを他国の手に渡すというのは、どうしても、どうしても嫌だ。
家紋を奪われるとか、そういうレベルの意味合いがある。
比較するのは不敬だとは思うけれども、抱く感情としては国旗を汚されることに近い感情。

 

私の乗るスカイラインは、かつてはプリンス自動車が作っていた。
このプリンスという言葉は、皇太子殿下という意味で、敗戦後に落胆した日本国民を鼓舞する願いが込められていると信じる。
沈んだ日本の世情において、明るい話題が飛び込む。それが皇太子殿下の誕生であった。
誰しも喜び、社名にプリンスを冠したという次第だ。

 

ちょっと複雑な系譜を辿っているので省略した紹介になるが、立川飛行機・中島飛行機も関係している。
中島飛行機は、一式戦闘機 「隼」、二式戦闘機 「鍾馗」、四式戦闘機 「疾風」、 一〇〇式重爆撃機 「呑龍」、夜間戦闘機「月光」、 艦上攻撃機「天山」、艦上偵察機「彩雲」などを設計。立川飛行機(立飛企業)は隼の量産を行っていた。
ちなみに中島飛行機は、のちの富士重工、つまりSUBARUの系譜に続く。ようはインプレッサのところです。

中島飛行機東京工場が富士精密工業となり、立川飛行機出身者によりプリンス自動車に。そして日産に合併されていく。

 

 

戦後、つまり我が国が敗戦したのち、戦勝国らは我が国に飛行機の設計開発を禁じました。
では、設計者らはどうしたのか。

スカイラインの生みの親である中川良一氏は、ゼロ戦を作った一人です。
プリンス・スカイラインは、スカイラインシリーズの初代となる自動車で1957年に販売
のちに日産自動車と合併する富士精密工業(プリンス自動車)が開発しました。

中川氏は1926年に東京帝国大学機械工学科を卒業して中島飛行機に入社。戦闘機、「ゼロ戦」用の航空機エンジンの設計主任を務めていました。
中川氏は、プリンス自動車と合併した日産自動車において常務取締役に就任。専務取締役まで務めました。

 

貴重なインタビュー動画。

 

 

まさにリアルの風立ちぬであります。

 

※ このあたりは、相当に複雑な離合集散がありますので特記として記しておきます。
ゼロ戦を作ったのは三菱ですし、中島飛行機(隼を作ったところ)は、SUBARU(富士重工)です。

よく考えてください。
日本自動車産業は、本当に戦時中の航空機の開発チームと深い関係があります。
社名だって和的です。TOYOTAやHONDA、MATSUDAはそのまま苗字。
日産自動車は日本の名を冠し、三菱は旧財閥系。SUBARUなんて恰好よくないですか?
いまはTOYOTAの子会社ですが、ダイハツは「大阪の発動機」でダイハツです。

 

 

 

フェアレディZ
日産のスポーツカーに、Zという車があります。

この意味は、Z旗のZだと思っています。

 

戦後においても日本はあぜ道だらけ。
アスファルトの上だけを走行する車両は、なかったようです。

その中で、米国への出荷も狙った新車両がフェアレディZ。
日本の工業は、まだ終わってないぞ、と。
そして戦争には負けたが、開発ならば負けないと言う思いも込められたのでしょう。

当時のアメリカ日産の社長がきっかけで開発が始まったスポーツカー、「開発コード “Z”」のスタッフ達に、社長が奮起を願ってZ旗を送る。
Z旗は、タグボートで曳航してくれという意味らしいですが、Aから始まりZで終わりなので「もう後がないぞ、頑張るぞ」みたいな意味と理解しています。
(うろ覚えで書いている個所が何か所もあるので、詳しい人は補足してください。)

社運を賭けて、ありったけの開発費をぶっこみ、
もう後がないという思いから、Z旗を掲げて設計された車。
それがZでした。

 

こちらも日産の車です。

仏蘭西の国営企業のトップが、日産のトップを務めていることには、私はちょっと納得が行っていなかった。
傾いていたことは事実で、Mazdaだってそうでしたけど、建て直したことには感謝するが、どうしても納得できなかった。

 

 

 

日本の自動車産業

このあたりは勝手な妄想になるけれども、戦争で亡くなった戦友たちも思い、
必死の願いを込めて自動車は設計されたのだと思う。

なぜ日本の自動車産業が強かったのかと言えば、他国であれば航空機産業に流れたであろう人材までもが軒並み自動車産業に投入されたからではないでしょうか。
飛行機が禁じられたことで、人材が集中したという可能性。

そして、気合が入っていました。
心は、折れてなかった。

 

ロータリーエンジンだって逸話がある。

Mazdaの本社がある広島は、まさに核爆弾を投下された。
社屋も避難者で溢れ、市役所すらもマツダに避難していたらしい。

当時、誰も実用化できていなかったロータリーエンジン。
みんなを勇気づけようとして開発に挑む。

そして世界に挑戦し、ルマンで優勝を飾る。

 

単に自動車マニアが喜んでいた時代じゃなくて、それは地域の誇りであり、国家の誇りだったのだと思う。

 

命懸けで図面をひいていたんだと、私は思います。
かつて、本当に短い時間ではあるけれど、自動車産業において私も技術者をしていました。

ネットでググればこんな逸話はたくさんあるけれども、会社で先輩たちが得意げに教えてくれた話です。

 

 

 

日産の失敗
悪いことも書いておきます。

R32型やS13型は成功しました。
ですが、のちのR33や、(六発としては)最終型となるR34型は失敗だとも思うのです。S15も含めて。

私は自分自身がR34に乗っていますし、S15も大好きな車です。
ですが、商業的にはやはり失敗だとも思う。
私たち(運転するのが好きなもの)は、商業的には決してマジョリティではない。
走り屋好みの車に振り、私も含めその界隈からの評価は高いのだけれども、あくまでそれだけというか。

車好きから高評価であったからと言って、商業的にこけてしまっては、やはり(ビジネスとしては)失敗だと言わざるを得ないと思います。
私が大好きなことと、それが成功かどうかは別のことかと。

本当はこのような言葉は書きたくないのですが、
ここを明確に見据えないと、次のことを述べることはできない気がするので、真摯に受け止めて考えたい。

 

S13やR32の成功は、もっとコンパクトだったし、どこかお手軽でした。
やすかったし、頑張れば大学生でも買えるぐらいの。いまでいう軽自動車に、ちょっと毛が生えたぐらいのお手ごろ感。

ちゃらいと言うと怒られそうですが、デートとかに使う、若者の遊び車。
もっとライトな存在で、ガチ系の存在ではなかったと思う。

ユーザーからは、もっと大きくとか、室内空間を広くとか、
そういう声を受けて、取り入れてしまって、全体的にこけたんだと思う。

使用者の声を聴けば、それを開発に役立てても、商業的には成功するとは限らないという事例なのかな、と。
例えば、子供手当で釣って、国民の人気が高かった(当時)としても、民主党政権が国家運営が上手かったかという話しとも似ているように思えて。

 

ゴーンさんは、このあたりはバッサリ行ったと思っていて。

それはそれで、悪いことではないと思うし、必要な処置だったのだと思う。

ちょっとヨーロピアンテイストの、流線型の車体。
お洒落で、恰好もよくて、高そう。高級品みたいな車。
実際に売れているのだろうし、それはそれで、(先ほど、商業的には否定した車好きという話との関連も含め)正解だったんだろう。

 

だけれども。

もっと日産の車って、どこか設計に無駄な部分(もしくは華美)もあって、なんかルーズというか計算とかしてなさそうなとこ、良さでもあったと思う。

どんな車体でも、とりあえずRB26を積んでみるとか。これはGT-Rのエンジンで、そりゃ凄まじい馬力があるのですが、積めるからと言ってステージアにも搭載されていた時代もある。
私はL型は触ったことはないけれども、ブロックには余裕があり、だからボアアップだってできた。

車体に対して、エンジンが勝っているというか。
だからフラフラもするし、それは安全とは逆行するのだろうけれども、それが「体感する速さ」であったり、車に乗る楽しさに繋がったりしてたような気がする。
とりあえず、シルビア系の足回りは、正直あんまりよくはない。(RX7やGT-Rと比較すれば、だけれども。)

あんまり後先を考えてなくて、なんでもかんでも部品の共用ができるような作りだから、
「ちょっと載せてみましたよ!」みたいな車が誕生していったわけで。

ここって、あんまりキチンとし過ぎてしまったら、小さいTOYOTAになってしまう。
リセールバリューが悪くて、だから新車の値引き幅が大きなだけのトヨタなら、それは日産のポジションとは違うと思うんだ。

先ほど、車好きの声を敢えて否定したのは、この話に続くわけだけれども、
「それは日産らしくない」と言いつつ、かと言ってマニアのほうを向いても商業的には失敗したという過去もあるわけで。
まぁ、マツダもオートザムの頃に大失敗している。(クロノスのあたり。デミオが出るまでは地獄だった。私はあの頃、大学生でして、マツダにて洗車係していたので。。。)

 

 

 

車が古くならなくなった。
実は、いまのメインカーはスカイラインだけではないのだけれども。

事務所としては古い型のデミオ(DY型)に乗っていますし。
でもスポルトで1.5Lありますが。

 

スカイラインもそうだし、ちょっとエアロつけたら現行車と見分けがつかない。
綺麗な状態をキープしているRX-7(FD)なんて、車好きでない限り「新車です」と言ったら信じそう。
FDなんて、1991年の発表だから、実は20年以上も前の車なのだけれども。最終型が2002年なので、ほとんどの個体は20年落ちとなる。

ワックスやコーティングが進化しているのもあるけれども、最近の車は古くならない。

 

私が学生のころは、10年落ちの中古車は、誰が見ても古い車だった。
エアコンがついてないとか、窓がくるくるハンドルだったり、電動ミラーの有無。
デザインだって、角ばったものばかりで、見るからに中古車は古い車だった。

FCは良い車だけれども、FCに乗っていた人が、発表されたFDを見たら
「いいなぁ」と思ったと思うし、自分の乗っている車が「旧型」だと強く認識させられたと思う。

 

では初代フーガ(Y50型)が、そんなに古めかしく見えるかと言えば、ちょっとポリッシャー当ててワックス塗れば、いまでもいけちゃうというのが実際だ。流石に初代のヴィッツは古いけれども、スイフトの一部の型は、どちらが新しいモデルなのか私もわからない。

 

新しく投入された技術が、言うほど、ない。

かつては、コラムシフトからHパターンのMTに。
シートベルトが3点式になったり、エアコンがついたり。
パワーウィンドーだったり、キーレスエントリーだったり。
(私のころは、キーレスを社外でつけるのが流行った時代。まだ中古車にはついてない時代だったから。)

あれからABSが一般化したり、電動格納ミラーだったり、
エアバックが助手席についたりしたけれど、運転してる本人が「私は新しい車に乗っている」とか「俺のは型落ちだ」と認識するほどには、強い価値観を示せていない。

 

先ほど書いた機能は、もとは高級車やスポーツカーに装備されていたもので。
それが一般化していって、新しい価値観になっていくのだけれども。
そこに至るまでには、長い長い開発期間が必要で。

それを実験投入ではないけれども、市販化テストみたいにオプション装備されるのが、
ちょっと華美なモデルだったんだと思う。

そういうのが廃れていってしまった結果、自動車には、新しい価値観というか技術が投入されていない。
ここは、断言してもいいと思う。

 

日産が、かつて有していた、設計の無駄というか謎の華美なSPECだったり。
「こんな機能いるの?」って笑われるようなオプションであったり、そのうちの10個に1個が物になって、自動車全体って進化してきたと思うんだ。

それを無駄として、経営上排除していくと、先細ってしまう。
人口自体も減っているわけだから、顧客だって減少する。若い子たちには、いまの車を買えるほどの(少なくともS13の時代ほどには)手に届く価格帯ではないのだし。

だけれども、新しい技術が誕生し、それが市場として成功していくまでには、
開発に10年、市場に投入してもう10年。都合20年ぐらいは必要だと思っていて。

そういうのを、もうこの業界はずっと「無駄」として排除してしまったんだと思う。
何より、終戦後の技術者に比較すれば、自動車産業自体にも気合が入っていないように感じる。同じ覚悟でやるのは無理だとしても、効率的な経営だけを目指しても、やっぱり楽しいものってできないと思うし。

だから、ではないけれど。
俺は無駄だらけの車に乗っています。

 

 

 

日産が戻ってくる。
今日はダラダラ書いてしまったので、少しまとめに入りますけれど。

日産が、かえってくる。
ゴーン氏にはお礼の思いもあるけれども、経営が日本に戻ってくる。

 

ちょっとワンパクで、時に意味がわからないモデルも出てくる、
元気のよい日産、飾らない日産。

私が知っていた、若い時代に鮮烈に抱いているイメージはこんな感じ。
まったく同じものに戻ってしまっては、また同じ失敗をしてしまうから、それは望まないけれども。

いまほど効率重視ではない、楽しいものを見せてくれるように思う。
ヨーロピアンテイストの恰好いいデザインも好きだけれども、
綺麗に収めるのが日産ではないんだと思う。

 

こういうのって、見た目の数字を負う、株主の意向だけでは通らない部分もあるし、
特に海外の投資家とかを見て動いたら、絶対に出てこないものだと思うけれど、
そういうのが、ちょっと前の状態に戻るのかな、って。

なくなってしまっていた「日産らしさ」だったり、そういう良さが少しでも復活するといいな。

 

自動車産業が、日本の手に戻ってくる。

ゴーン氏は罪を犯したのだろうから、それを批判はするけれども、
感謝の心も忘れずに、その上で「戻ってくる」ことが、ただ嬉しい。

 

他の企業も含めて、基幹産業を「国家が守る」というフラグであれば、私は、もっと嬉しいな。

 

 

 

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コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)

  1. medakanoon より:

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  2. 西郷 より:

    日産の現状を招いた労働組合と、それを遂に制御出来なかった当時の【石原駿社長】始め幹部の連中の罪は限りなく重い。挙げ句の果ては、ルノーに身売り=売国政策で自滅したのが、今の為体です。
    嘗ての【販売のトヨタ、技術の日産】と謳われた二社の明暗が余りにも対照的で、【技術の日産】などとは、到底言えなくなってしまった日産自動車が哀れを誘う…

    私は、【日産】の失敗は、【トヨタの後追い=二番煎じの車】であると思います。
    【軟派=或る意味顧客に媚びた】トヨタに対し、【硬派=モータースポーツ好きを熱くさせる】日産…
    販売台数で、トヨタに「水をあけられ、焦った日産が、トヨタの【下手くそなコピー】しか生み出せなくなったのが敗因ですね。例えばマーク2(現マークX)に対して【ローレル】を出したが、何と無く【上級なイメージ(錯覚)を醸し出しているマーク2に対して、ローレルは、その趣味の悪さを冷笑されていましたな。【田舎の成金のマーク2】などと屈辱的な揶揄をされていましたね。
    その間隙を縫って「トヨタとは違った哲学=都会的で小粋な車】を標榜して、あっという間に日産を追い抜いたのが【本田技研工業】でしたな。本田宗一郎のカリスマ性が輝いていました。
    そしてゴーン支配の日産は、なけなしの技術迄【ルノー】に吸い上げられて痩せ細るばかり…
    嘗ての栄光はGTRだけに背負わせて、日本市場を捨て去った製品戦略になり、我々日本人は、現在の日産に絶望していますわ。
    育ててくれた市場を見捨てるから、その市場から見捨てられたのだ。

    • 西郷 より:

      それと、笑うに笑えないのが【モデルチェンジの大失敗】でしょう。
      【プリメーラ】というオリジナルがとても良い出来の車←日本車で初めて【欧州車】に肩を並べようとした名車だったのが、モデルチェンジする度に「日和って仕舞って唯の車」に堕落して行った哀れさは、目も当てられない悲惨さでした。しかも、それが頻繁したのですから会社が傾きもしますわ。【日産名物のヤッチマッタモデルチェンジ】と冷笑されていた事を鮮明に覚えています。
      我慢して、【硬派のファン】を育てて行こうとはせず、トヨタのユーザーを奪おうとして【二番煎じのトヨタの下手なコピー】になったのだから没落するのは当たり前です。
      【チェリー】と言う良い小型車を出して受けず、【パルサー】に改名した最初の車はソコソコ良い車=トヨタに無い長所を持った車だったのが、プリメーラと同じ【自滅】の道を辿ったのには、本当に悔しかった…
      櫻井眞一郎…かのGTRの生みの親…スカイラインシリーズを硬派なスポーツセダンに育て上げ、車好きの【尊敬】すら勝ち取っていた日産のカリスマ技術者でした。「私はBMWが好きでね…」と常々言われていた通り、スカイライン2000GT(グラン ツーリスモ)シリーズの4輪独立懸架のリアに、初めて【セミ トレーリングアーム】を採用したり、1800ccのシリーズにTI=ツーリング インターナショナルといったヨーロッパの香り漂う命名をしたり、極め付けは、あの【ハコスカ】にレーシングカー用の名器【S20型】エンジンを搭載した【スカイラインGTR】を生み出したり…
      日産スカイラインの栄光は、その前の【GT-A,GT-B】の【ポルシェ撃破】から始まっているのでした。本当にあの頃の日産は文字通り「光り輝いていた」何故、此の路線を突き進めなかったのか…悔やんでも悔やみきれない…それを上手く国際化、モンスター化して成功させたのがゴーン氏でした。その【実績だけ】は認めざる負えませんが【コストカッター】の異名の通りに【味噌も糞も一緒くた】にして金をケチり、技術の芽を摘み、日産を解体し、その技術を「ルノーに切り売りしたのが実態でした」

      対して、本田宗一郎のカリスマに逆らって、後に3代目社長になる久米氏を中心にした若手が【シビック】を大ヒットさせたのが鮮烈でした。

      • 西郷 より:

        何と言っても【CVCC】の開発が白眉です。
        1970年代、米国を中心にして【大気汚染】が大問題になっていました。スモッグ(取り分け光化学スモッグ)かろ時代の象徴になって仕舞った。
        そこへ、世界初の【公害対策法】がカリフォルニア州で出来ました。
        【マスキー法】です。当時、此の【排ガス規制法】に世界の自動車業界が【悲鳴】を上げましたね!「技術的にとても不可能だ!」big3始め、欧米の自動車メーカーが【お手上げ】の中、ポッと出たのが【バイク屋上がりの本田技研工業】でした。欧米の錚々たる自動車メーカーの眼の前で、「完全に無名だった」本田技研工業が世界で初めて【マスキー法】をクリアしたのですから、世界中に一大センセーションを巻き起こしました。
        ホンダに有って日産に無かったものが何であるか?象徴する出来事でした。

        • サービサーの中の人 より:

          トヨタがこれを出した
          NISSANはこれを出すぞ
          ??
          私はNISSANを買う。

          18で免許取って、即30Zと130と乗り継ぎ、レパードにも乗りましたね。(あぶない刑事の影響w)
          結婚して落ち着いたら、トヨタに変えましたが。

          私が思うに、昭和の時代のデザインが一番良かったと思います、どれもが個性的で。
          今の車は、皆同じに見えてしまう。
          て、ゆーか軽自動車でもう充分なんですよね、道狭いしスピード出せないし。

          都会は車離れ、地方はまだ無いと困る。
          ガソリンは高止まり、消費税が掛かる。

          自動車産業も、次代のステージに向かってるので技術は世界と競争でしょうね。
          つか、電気自動車需要がまだまだですし。
          チャイナボカンの中国ですら電気自動車開発がかなり高度らしいけど、本当かな?

          あ…… どっか中国と電気自動車で提携するんじゃなかったですかね?

          • サービサーの中の人 より:

            確か90年代物のトヨタNISSANのスポーツタイプは外国で高値で取引されてませんかね?
            勿論RX-7(FD)も。

            当時の価格より高値らしいです。
            ほぼチューンドですが。

            日本では乗り換えサイクルが速いですが、海外では未だ現役ですもんね。
            だから、中古買取を高く取ってくれるんですね、売れ筋は。

            あーIS団もTOYOTAに乗ってましたねぇ
            自動車産業は為替に左右されますからこの先どうなるでしょう。
            トランプはアメ車買えやていよるし。

            消費税upで、どうなることやら・・。

  3. 櫻盛居士 より:

    **********************************************************************
    共産党は2016年9月13日からの警告を無視し続けましたね。
    ならば、下記は決定事項と承諾したものと見做します。

     ・『テロを利用する共産党』
     ・『テロリストの味方である共産党』
     ・『テロに屈する共産党』

    **********************************************************************
     
     
    自動車産業にせよ、家電産業にせよ、今は良くも悪くも経営者から技術職までサラリーマンの時代です。
    っと言うより、サラリーマンである事を要求される時代であり、人事考課もサラリーマンである事が評価に繋がると言う構造に至ってます。

    自らの知的好奇心を満たしたり腕を魅せつける為に、ろくすっぽ家にも帰ら無い職人などは企業人としてウザがられるばかりで、それを容認する度量のある上司も少なくなっているのではないでしょうか。

    既婚者ならばろくすっぽ家にも帰ら無い職人を無言で支える嫁さんも、今では希少価値でしょう。
    逆に女性が職人として活躍出来る時代でもあるので、一概に悪い世の中とは思いませんが。
    余談ですが、現場一線で職人をして立ち振る舞まえるに至った女性は、美しいですね。

    R32位迄はかろうじてギリギリ企業に所属しつつも、職人として生きて行く事も可能でしたし、それを容認する土壌もありました。

    今は腕よりも残業しないだとか、省庁の意向に沿った勤務態度の方が重宝されている時代です。
    経営者が省庁に噛み付いてでも、ロマンを追い求める事もありません。
    省庁は省庁でサラリーマンですから、本音と建前を上手く使い分ける事の出来る人材も不足している様に感じます。

    サラリーマン技術者がサラリーマンの型にはまって作り上げたものは、夢見がちな若者を魅了するのは難しいでしょう。

    かと言って職人が絶滅した訳ではありません。
    省庁やその御用経営者の目を盗んで、職人としての本懐を追求している職人は存在しています。
    そう言った職人の意地が、現在の日本を魅了する外国からの目を支えているのも事実だったりします。

    職人を活かせ無い時代の弊害でもあると言えるでしょう。
     
     
    因みに一連の事案で、外国(特にフランス)での評価は以下の様です。

    海外「これが日本との差だ!」 ゴーン氏の逮捕にフランスから驚きと賞賛の声が殺到
    http://kaigainohannoublog.blog55.fc2.com/blog-entry-2890.html

  4. 名ナシ より:

    今を去ること30年前、U12ブル?バ?ドが教習車でした。
    あの頃の日産は活気がありましたね・・・(その前は散々でしたが)
    バブル経済で車が大きくなって2?クラスの車が3ナンバ?化していったのも
    その辺りから、S14・R33も3ナンバ?化&日産の迷走が始まったのも同じ頃
    ですね。
    例の一件以降、肩身の狭い三菱党の私から見るに三菱の低迷も日産と同じ頃に
    同じように始まって、あの一件で奈落の底に一直線でした。(石原伸晃氏は
    元々好きな人物ではない所を2回目のリコ?ル隠しで大嫌いになりました。)
    両社共に共に国内市場を捨てているような感じですが、これで変わってくれれば
    いいな・・・なんて思います。

    ちなみにZ旗ですが単体で掲揚した場合の意味は「引き船寄こせ」または漁船の場合
    「投網中」の意味になります。
    今年の春に子供が受験でしたので試験の日に軍艦旗とセットでZ旗を出しておきました。

  5. 神無月 より:

    元々、走り屋で有名?だった市議らしい熱いエントリーですね。

    先輩がTSサニーの乗っていて、1200ccからは想像できない加速力に驚いた思い出があります。ソレックスの吸気音が懐かしいです。

    自動車業界は時代の転換点で試行錯誤の状況でしょう。エンジン、ハイブリッド、電気に加え、自動運転の開発競争。車の装備は完成の域ですから差別化も難しい。

    デザインも良いのか悪いのか?

    自動運転が完成すれば、遠出はレンタカーを手配し近場は小型車かシェアになりそうです。

    市議の想いも、黎明期の熱い時代の思い出になるのかも知れません。

    ルノーは筆頭株主ですから、今後の状況もわかりませんね。
    .

  6. 波那 より:

    ▽仏大使、ゴーン容疑者と面会=「領事保護受ける権利ある」:時事ドットコム
    ttps://www.jiji.com/sp/article?k=2018112200581&g=soc
    2018年11月22日13時10分

     フランスのローラン・ピック駐日大使が20日、東京・小菅の東京拘置所で日産自動車会長のカルロス・ゴーン容疑者と面会していたことが分かった。在日フランス大使館が22日、明らかにした。<下へ続く>

     大使館広報部は「外国で逮捕、拘置されたフランス人は領事保護を受ける権利がある」と強調。ピック氏は、家族との連絡などをめぐり便宜を図る用意があるとゴーン容疑者に伝えた可能性がある。

    ▽控えめな「腹心」=逮捕された日産自動車のケリー容疑者?米紙
    ttps://www.jiji.com/sp/article?k=2018112200302&g=soc
    2018年11月22日11時15分

     【ニューヨーク時事】日産自動車の会長カルロス・ゴーン容疑者(64)が逮捕された事件で、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は21日、共に逮捕された代表取締役グレッグ・ケリー容疑者(62)について、控えめながら、ゴーン容疑者の「盾」「腹心」だったとする複数の関係者の話を基に人物像を伝えた。

     日産によると、ケリー容疑者は米国の法律事務所で弁護士として勤務した後、1988年に北米日産に入社。法務部や人事部での要職を経て、2008年に日産本体の執行役員に就任、12年に代表取締役に昇格した。
     同紙は、ケリー容疑者について「欧州や日本の幹部が率いる会社で指導的役割をつかんだ数少ない米国人の一人」と説明。ゴーン容疑者のスケジュール管理や私的な問題にも対処する忠実な側近として、社内で「多大な影響力を行使する」人物とみられていたと伝えた。

    ▽日本の刑事手続きに疑問の声=ゴーン容疑者勾留「家族と面会できず」?仏メディア
    ttps://www.jiji.com/sp/article?k=2018112200283&g=soc
    2018年11月22日09時10分

    日産自動車会長カルロス・ゴーン容疑者(AFP時事)
     【パリ時事】金融商品取引法違反容疑で逮捕された日産自動車会長カルロス・ゴーン容疑者の30日までの勾留を認める決定が出たことに関連し、同容疑者が会長を兼務する自動車大手ルノーの本拠地フランスのメディアは21日、「弁護士が事情聴取に立ち会えず、(当面は)家族との面会もままならない」と一斉に報じた。同メディアからは、フランスと異なる日本の刑事手続きに疑問の声が出ている。

     仏紙フィガロは、刑事事件に詳しい日本の弁護士に取材するなどし、「家族が面会できる可能性は低く、できたとしても15分程度。面会での会話は日本語しか認められない」と報道。仏誌ルポワンは「日本語を話さないゴーン容疑者夫妻にとって非常に厳しい勾留条件だ」と伝えた。

     仏首相府によると、フランスでは勾留中の取り調べへの弁護士同席が認められる。捜査妨害にならないと判断された場合には家族とも面会可能だという。その際には原則として当局者が理解できる言語を使うよう定められているが、外国人の人権保護を求める仏NGO団体によれば、実際には好きな言語で話すことができる場合が多い。

  7. ぽんた より:

    フランス政府がルノーを通じて、取締役員にルノー側から追加役員の要請。
    ゴーン、ケリー他取締役員のルノー側比率が多かったことから、日産はルノー株購入が出来なかった。
    ルノーの尻拭いをしている日産が、ここで踏ん張れるかが鍵。
    フランス政府の意向通り、ルノーに飲み込まれるくらいなら、ルノーと手を切ることも辞さないとの態度が、日産に取れるかどうか見物。
    日産には、日本的経営に戻って欲しいんだなー。

  8. 灰色の男 より:

    日産を取り返せるかどうかはルノーが持ってる日産の株式をどのくらい買い戻せるかですねぇ…
    それが出来なきゃゴーン一派が消えただけで何も変わらないと思います

  9. 金木犀 より:

    新卒で、一番最初に入った会社がブルーバードを主力にする日産の販売会社でした。7年お世話になり、今は全く違う仕事ですが、未だに日産には思い入れがあります。
    日産には、日本の会社として再出発して頑張って欲しいです。

  10. masayama より:

    車好きの夢を壊すようですが(w)、これからは、自動運転の電気自動車でしょうねえ・・・あと、Uberみたいなライドシェアがさらに普及し、企業が配車までして、個人が車を所有する時代じゃなくなる・・・w

  11. 鈴菌 より:

    車好きとしてだいぶ考えさせられました。
    私の車も無駄だらけです。

    日産が戻ってくることは本当に嬉しいですが、
    個人的にはルノーは好きなので色々複雑ですね。
    ルノースポールのクルマに試乗する機会があればぜひ乗ってみてください。
    必ず気に入ると思います。

  12. 名無しさん より:

    小坪市議、お疲れ様です。

    要は日産は「作り手が作りたかった作品」をコンシューマーで無理に押し付けてしまった、、マジョリティのニーズに応えることが出来なかったということですか。

    サブカルチャーで例えるなら、昔であればSNKのネオジオシリーズ、近い年代であればバンダイナムコの看板RPGであるテイルズシリーズの「テイルズオブゼスティリア」、アニメでは「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(二期)」や「遊戯王アークファイブ」がそれらにあたるかと。
    いずれもプロデューサー、ライター、監督が「こういうのを作りたい」「このキャラクターならこう言うだろう」というのをニーズを無視してゴリ押ししたために評価を落としてしまった作品です。

    サブカルチャーであればそういうのは同人誌として作ってほしい、車であればレースやラリー用、またはオーダーメイドとして作るべきだった。
    技術向上などのチャレンジ精神は尊敬しますが商用として作るべきではないというのは今後に活かしてほしいですね。

    • 西郷 より:

      【商用】として作るべきでは無かった…チョット違うと思います。当時【商用】として作るべき見本が【トヨタの車】でした。上に申し上げた通り、日産はそれをやって(詰まりトヨタの二番煎じ)クルマ好きの消費者迄(嘗ての日産支持者です)見放して仕舞った哀れな姿が日産なのですね。
      【それと違う道】を歩んだのがホンダです。【商用として作るべき見本=トヨタの車】という図式を崩したのです。【商用として作るべき車】をトヨタオンリーでは無く、「こう云う考え方も有りだよ。」と示したのがホンダの役割だったのです。
      然しトヨタもさるもの…【80点主義】に現れているように【全ての性能でソコソコ及第点を取る車】を哲学とするアメーバのようなトヨタは、「消費者のニーズに応える」と称して【他社が開拓してヒットした車】のアイデアを、臆面も無くコピーして、オリジナルを潰す手法で【販売シェア】を拡大したのです。
      この「恥知らず」なトヨタを嫌う人間も居るのです。

      今は【ハイブリッド】と言う技術で、漸く一流に値する価値を、想像しましたが…

  13. いやあ、知ってはいましたけど、小坪さん、ホンマにクルマがお好きなんですね。
    そしてコメント欄も、クルマ好きの方がいっぱい!
    もう付いて行けませんわ(笑)。
    ネットで誰かが、日産が仏産にならなくて良かった、なんて言ってましたね。
    上で櫻盛居士さんが書いてはりますが、今の日本の大企業はみんなサラリーマンになってしもたんですね。
    そして官僚も。
    やっぱり長引くデフレが原因でしょう。
    日本国民みんなが豊かになるために、これからも声を上げて行きましょう!

  14. 草莽の団塊です! より:

    小坪先生、情報ありがとうございます

    祝 日産が日本に戻ってくる

    上記、本当によかったなとおもいました。

    閑話休題・・・・

    (1)小坪先生の深い車愛が感じられる今回の論考でありました!車ヲタク!ともうしあげるのもいいかもしれませんねw

    (2)カルロス・ゴーン会長の高額報酬への批判一色の報道にあふれていますが、今回の事件の背景には、ルノーが日産を吸収しようという動きに対して、日本政府がNO!!を突き付けたということなのかとおもうと、日本政府、やるじゃん!ともおもいました。

    (3)自民党の奥野信亮(しんすけ)元総務副大臣(74)=衆院比例近畿が、日産自動車の元取締役だったということを産経新聞の報道でしりました。

  15. hayabu より:

    偏り過ぎwww。 たまにはいいかもしれませんね。 コアな方々の思いを吸い上げる貴重な機会かも。

    仰るように、大きな流れは飛行機を奪われた国家のトップレベルのエンジニアが戦後みんな自動車産業に流れて、当時の自動車は重量計算もせずに、やってみる試作、、のレベルだったものが、一気に飛行機並みのg単位の部品積み上げで、モノコックボディや全姿勢でのキャブ、後の排ガス規制対応から、インジェクションまでフォローできる頭脳が有った事と、反対にアメリカはロケットに、その後は金融に流れて行った背景と言われてますね。

    日産はゴーンが抜けると直接フランス政府の操り人形化するかもなので、ぜひ官邸は「だったら仏政府分の株は日本政府が一時的に同じだけ買う」とかして、独立性を担保させ、東芝メモリや、エルピーダや、シャープなど、数々の国家的財産を、独裁国家的手法でかすめ取る輩に対抗してもらいたいもんです。 コンプライアンスなんて日本を縛るためのいい隠れ蓑。政治のプロパガンダと同じなので、それを非難する世に黙って裏で同じやり返せばいいだけです。

    ところで、日産R32GT-Rは組織で出来た車ではなく、部活で出来た車と中の人が言っていました。
    つまり組織的な会議体などではあれだけのコアな集中した狙いの企画は出来ず、ただの車好きが「俺ならこうする!」とワイワイやって、サラリーマンを捨ててやった結果だと。
    いい意味で、そういうマネージメントの緩さ、「とある人間の器量でしか見えない効率の物差し」ごときで、正当化された企画なんてものからは、感動レベルのモノは生まれてこない。
    (将来フルチューンで遊ぶキャパを作り込んでたら、そりゃ儲かりませんよね(;^_^A )

    日本のモノつくりが危ない、、と感じるのは、一番は内なるマインドとグローバル手法のマネージメントに中毒された「次世代に本物を残す」気概の無いサラリーマン管理職が蔓延して言うところだと思います。

    それにしても、技術を評価できる銀行も居なければ、官僚もいない、そういう国家のなかで企業はホントに頑張っていると思いますけどね。

  16. 神奈川の若造 より:

    S14に乗ってました。
    S15も好きです。
    でもシルビアで一番の傑作は、CSP311だと思っています。

    全くの私情ですが、シルビアを捨てたゴーン氏は好きではありません。
    日本が誇る「技術の日産」に帰ってきてほしいですね。

  17. なめこ汁閣下 より:

    小坪先生の車への強い愛を存分に堪能出来る記事となっていますねww

    恥ずかしながらあの日産がそんなことになってたなんて知りませんでした。世界の日産、日本でも屈指の車企業の日産が。
    日産の中の日本人社員にも葛藤があったのでしょうね。
    日本人社員にとって恩人であり仇でもあったカルロス・ゴーン。
    立て直しの恩があったからこそ、長い間ゴーンの犯罪に等しい傍若無人ぶりを放置せざるを得なかった、溜まりに溜まり煮えたぎっていた不満のマグマ。
    日産のマグマは私たち全日本人のマグマでもあった。
    長年の鬱憤を抱えたコリアン方面への怒りが噴出しまくっている今と同時期なのは偶然ではないと思います。

    それにしてもフランス……。この期に及んで陰謀論を国家元首が口にするとは。犯罪者を司法が裁くという至極まっとうな事象に対してもう少しまともなコメントを言えぬものか。

    日本の自動車産業に先人の誇りが秘められているのも初めて知りました。
    嬉しい。
    なにかの機会にドヤ顔で喋ってやろうと思います。ふふふふ。

  18. 男子の端くれの端くれ より:

    想像ですけど社内でコスト管理と言うか「儲ける」を主な業務にしている
    部署の権限が昔より強くなりすぎているんではないでしょうか。
    要するに儲けを増やした奴が、無条件で絶対的に偉い。
    結果ファンは離れ商品の魅力は無くなり否応なく価格勝負しか道がなくなって
    海外生産、海外製パーツ、簡素な設計、共通化・・・
    基本、物を作る会社は物を作る人が一番偉くなきゃダメだと思うのですが。
    金勘定をする人間が物を作る人をどやしつけてるような会社の製品は欲しくない。

  19. NOTE より:

    喜んでばかりはいられない。
    これからが正念場、そして決戦です。
    5年後に「ルノーを追い出して良かった。」と言えるのか、または「なんでルノーと手を切ったのか。」と、後悔するのか。。。
    経営陣の戦いのゴングは今、鳴ったと思う。。。

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