市政報告会のお知らせ(小坪しんや)2月14日、18時より。

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2月14日、18時より蓑島公民会において「行橋市議会議員 小坪しんや」の市政報告会を行います。
市政報告会ゆえ、当市の財政状況の推移を議会側から報告するとともに、地域に密接な事業の実施状況について報告します。
特に地元校区の蓑島は漁港があり、港湾関係予算が県、また生命・安心を守る堤防などは国も関連するため、市の実施事業のみならず「国・県補助金事業」についても報告します。

ネット上の姿のみを知っている方は、私の知らぬ面(純然たる地方議員としての動き)に驚く方もいるかと思いますが、地域要望などの対応も行ってきました。こちらも通常のロビー活動であり、単に保守関連のロビー活動をやっているわけではありません。
そろそろ2期目の折り返しですが、今期に入り蓑島干拓海岸・蓑島漁港海岸の堤防改修事業を実施しています。

蓑島漁港海岸の堤防干拓事業は、農山漁村地域整備交付金事業(海岸保全施設整備・高潮対策)が事業名でありますが、総事業費は1億2千万円です。実施主体は市ですが、国より50%、県より17%の補助を頂き、市の単独支出は33%です。

併せて、蓑島干拓海岸は、総事業費が7億4千2百万ですが、こちらは国50%、県50%であり「市の単独支出はゼロ」です。市の単独予算がゼロということは市議会には議案としてあがっておらず、他の市議、及び市職員(ただし担当課は除く)は事業の詳細も知らないかと思います。はっきり言いますと「市議会を通すこと(他の議員と話すこと)すら面倒になったから、市の単費ゼロで事業推進しはじめた」のではないか?とあらぬ誤解を受けておりますが、あくまで【結果論】でありまして、そのような意図はあんまりございません。

”あんまり”と申しますのは、そもそも国・県の影響が強い漁村・農村を地元としておりますから、市の動向のみならず「国・県の政治状況」を強く意識してきたことは事実であり、他の議員と違って【市議会さえどうにかすれば】というポジションは”元々とっていない”のです。

市長には報告しつつ、さささっと事業を推進しているわけですが、これも「国や県に出張しまくっていた」結果でありまして、当Blogをご覧の「全国の国会議員・県議会議員(えらい)」のお力添えのおかげかと存じます。当市市長ともどもこの場を借りて感謝申し上げます。

来賓には田中純・行橋市長を迎え、当市の予算が関連する実施事業についても報告いたします。また、市長選挙が2月25日であることから、現時点では当事者能力を有してはおりませんが(仮に二期目となった暁には)どのような事業を実施するか等も報告して頂きます。

私からは、これは他の市政報告会でも同様なのですが「行ってきた保守活動」についても報告いたします。
国や県の補助率が非常に高い事業は他にも多数あるのですが、これらの背景には「市外の有力議員」の影響が強くあり、その理由は「保守活動」で名を挙げたことにあります。これらの関係性は、地元後援会もよく把握しているため、どのような保守活動を展開しているかも報告してきました。今回も、報告します。

昨年度は「言論活動を行っていたところ、市議を辞職せよ、さもなくば市役所を爆破する!と脅迫を受けた」ことを報告し、警察に通報のち「犯人が逮捕された」ことも発表しました。併せて、脅迫された私に対し「日本共産党の徳永克子議員が緊急動議を提出」し、(犯罪被害者の私に)「謝罪せよ」と決議案を提出。驚くべきことに議会はこれを可決し、結果として「全国から、テロに屈したバカ議会」と揶揄されるに至ったと話しました。

今年は、行橋市庁舎における「職務中の市職員に対する、政党機関紙しんぶん赤旗の勧誘・配布・徴収」が一段落しましたので、その件の詳細を報告します。赤旗の撲滅に成功し、「私が脅迫された際に、(犯人に?)謝罪せよ!と緊急動議を提出した日本共産党」に一泡吹かせることに成功。全国の議会からは喝采を浴びました。

思えば4年以上にわたり、地方議員トップのアクセス数を叩き出しており、以前であれば「一発屋です☆」と地元では挨拶していたのですが、いまでは地元でも「中堅どころ」として扱われており、これらの保守活動の発表も固定ファンが増えてきました。

先日も他校区(稗田校区)において市政報告会を開催しており、これで4回目か5回目の報告会になります。
ネットよりも遥かに踏み込んだ発言をしておりますが、blog上では告知してきませんでしたので、この場を借りて報告します。

余談になりますが、理系を売りにしている以上、数字に基づいた発表が主であり、冒頭では二元代表制の説明から入り、
かつ、過去10年分以上の予算(一般会計予算・民生費)の推移の説明を行い、かつ将来予測を「議会側の人間」として発表。それを受けて、行政側トップとして市長が続けるという流れです。市長自身も、元国家一種公務員であり(だいたい台本ないのですが)白熱した際には専門用語で罵り合うような一幕もあり、(観客置き去りでは申し訳ないのですが)物凄くリアル感のある市政報告会です。ちなみに、この場で決したことは「だいたい現実になる」ので、興味のある方はご参加ください。

議会側の人間と、行政トップが目の前で議論の応酬をしているわけですから、質疑応答を受けての回答は「ほぼ公式のもの」であり、市の行財政運営に「直撃で影響」します。仕組みとしてそういうものですから、質疑応答も白熱します。ただし、2点ほど注意点がありまして「私もガンガン反撃する」上、「市長もガンガン言う」ので、質疑応答で私たちを詰問口調で”自己主張と意見発表”をする方が稀におりましたが、凄まじく言い返すのでご注意を。(反撃が凄まじいので、最近はそういうの減った。)

2点目の注意点は、あくまで地域の市政報告会でありますから、地域の方の質疑応答が優先です。他校区の方は、時間の尺によっては我慢してもらうこともありますのでご了承ください。以前も他校区の要望を延々と述べられた方がおりまして(あんまり詳細だと、わかりませんので他校区の議員に言ってください。)打ち切る場合もございます。まったく躊躇せずに「地元優先」と言いますので、そのあたりは事前に了解して頂けると幸いです。

最後になりますが、「アンチ大歓迎です!」。ただし、こちらも顔がわかるよう映像で撮影しておりますし、妙な動きをしている方については、「自発的に警察を含む公的機関に住所・氏名ごと提出」してきました。また、住所・指名の記載を拒む方は、退席を命じる場合がございます。私たちも名前を出して活動しておりますから、堂々と名を名乗って「平場で撃ち合いましょう」というスタンスです。

さて、少々、長くなりましたが、資料作成に入りますので今日はこのあたりで。
以下、実際の市政報告会のお知らせ(案内状)を紹介します。

 

重要
【翁長県政の倒し方】日米外交に直結、沖縄選挙イヤー開戦。最前線へ!沖縄に行ってみた【県政奪還したい人はシェア】

 

重要
せめて一度は、この「音」を聴いておいてください。

・ミサイル攻撃時の、J-ALERTの音源
・【マニュアル】武力攻撃やテロなどから身を守るために(内閣官房)

 

 

 

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(OGP画像)

 

 

 

 

市政報告会のお知らせ

日時 2月14日(水) 18時開演
会場 蓑島公民館
来賓 行橋市長 田中純

海の駅をつくる会
(小坪しんや蓑島後援会)

 

 初春の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
 このたび、「海の駅の現状」をテーマに市政報告会を行う運びとなりました。海産物のみならず市内の名産品を取扱い、漁業所得の向上を目指す地域振興政策となると期待されています。

 かつては多数の駄菓子屋がありましたが、いまの蓑島には生活必需品を含む購買店がありません。自動車免許を返納すると生活難民になってしまうという要望を強く受けてきました。同施設には、少量でも構わないので是非とも購買店的な機能を付与して頂きたいと考えています。

 「海の駅」は、実は国交省・海事局の国家予算です。ゆえに多数の制約もございますが、自由度のある部分もございます。どの部分で無理が効くのか、要望が可能なのかも議論していく必要があります。市の単独事業で進めるべきか、調整には多くの時間を要し、何度も上京して要望活動を行ってきた経緯があります。今回、突然、降ってわいたものではなく、緻密な計画に基づくものであります。

 一気に政策として進み始めたのは、西工大の教授がデザイン案を作成したところ、大手ゼネコンの主催するコンペにて受賞したことに端を発します。それまでは、少なくとも私は完全に非公開で推進してきました。行橋の行政トップである田中市長が、かつて田中県議であった時代より延々と継続されており、共に推進してきた経緯もあります。

 受賞を受け、それらが公開できるようになったことから、現在の状況や「これからのこと」についてお話しさせて頂きます。併せて、市議として地域活動として取り組んできた政策についても報告します。山の木を刈るにも県との折衝が必要であったり、旧蓑島村役場が集会所として活用されるに至った経緯、また天神浜の堤防の事業実施、及び総合体育館までの堤防工事について経緯と実施状況など、蓑島校区から推薦を賜ってきた市議として皆様に状況を報告させてください。

 特に、海の駅の事業計画については、行政トップ(市長)の意向が強く反映されるため、「蓑島としての意思表示」を示すためにも、実際にご来場いただくことが「反映させる」近道かと存じます。

 田中純 行橋市長のみならず、市議会の重鎮を来賓として招き、今後の市の方針についてお話しを伺います。ご多用中、誠に恐縮ですが、蓑島の今後に直結すると考え、ご参加をお願いします。

    行橋市議会議員 小坪しんや

 

 

 

案内状(紙ver)
私のことを「ネットがメイン」と勘違いしている方もおられますが、
実はリアルもやっています。

そして、リアルでの案内は、当然ながら「紙」です。
下記が実際に配布した案内状です。

 

 

 

 

これは、A4カラー、両面で刷っておりまして、
「三つ折り」にすると、最上部が表紙のようになるようデザインしたものです。

PCを用いたデザインをDTPと言いますが、単にwebのみならず、より広義の単語でありまして、
「デザイン全般」でして、当然「紙を含む」のです。
(他、ステッカー、ロゴ作成、看板のデザインなどもやります。)

 

ネットを武器として活用しておりますが、私が信じるのは、議員として当然の「文字で戦う」ことであり
それは「政策で戦う」という意味でもあり、「リアルで紙で」戦うことも含みます。

「ネットでも戦える」のは、まずもって「リアルで通用する」からかと思います。
現場で実践的に活動し、その活動報告を「ネットでもやる」というスタンスを大事にしたい。

 

 

 

ご連絡が遅くなりましたこと、この場を借りてお詫びします。

本来、リアルのみで行っているため、「市政報告会のお知らせ」自体をネットで告知してきませんでした。

今回からは、一応は報告させて頂きたいと思いまして、遅ればせながら告知させて頂きます。

 

一部の業者さま、団体から問い合わせもありましたが、
「参加することと要望・要請に関連性はあるか」というもの。

答えは「あります」というものです。
私は、まず後援会あっての議員でありますから「参加しない」者の要望については、後回しにしています。

参加はしないが、要望だけは通してくれ等はやっておりません。
できるだけ全員にわけ隔てなくお付き合いしたのですが、特に国・県対応が可能な議員はごく少数であり、
要望の数が、一地方議員で捌ききれぬ量になりつつあります。

結果として、職員まで採用し、全力で処理しておりますけれども、
「足を運んだ者を優先」するのは、当事務所の方針でございます。

献金するのでとか、お金で話をしようとした方もかつてはおりましたが、
そもそも市議会議員は法人献金を受けることができません。
また、私自身が「お金あげるから、あれやって」系の話され方が大嫌いなのです。

 

要望事項などがある方は、特に今月・来月は非常に多忙でありますので
「まず参加」することを大前提とさせて頂いております。
(問合せが複数あるので、はっきり書いておきますね。)

かと言って、大量に動員したからと言って、「確実に処理が優先」されるわけでもありません。
倒産寸前であったり、DV系で一刻を争う者など、「私の裁量権で、私の負荷は決定する」ため、法人・業界の利益に関連する政策は、基本的には(今まで通り)後回しです。

 

当市に在住で、かつ私を推薦している校区については、区長会経由であるものは
「元から予定として組んでいる」(作業時間として割いている)ため、優先的に処理しています。

こちらの負荷が空いた場合に、法人・団体(及び他校区)などの要望を処理しておりますので、
そのあたりもご理解いただけると幸いです。

※ かなり厳しいことを書いているように感じるかと思いますが、
他都道府県に関連する要望などは、非常に「政治負荷」がかかり、そう何本もは対応できません。
そもそも地元優先であるため、余力をそちらも回しても限界があるのが現実です。
その上で、私以上に国・県対応で活躍している議員も多くはないと思いますので、後回しとなってもご了承ください。
(当たり前のことです。)

 

無論、保守活動に肯定的、
保守系のイベントの参加率が高い等も「加点」にしています。

 

 

ガチンコで戦う市政報告会。

 

行政トップの市長と、議会側から市議。

 

二元代表制の両輪が目の前にあるわけで、

 

さながら「出前議会」みたいなもの。

 

台本なしで撃ち合うため、市職員すらハラハラすると好評。

 

地域優先とは書きましたが、

 

市の財政については全般的に踏み込むため、

 

「行橋市の現状」については、かなり分かりやすいと思います。

 

かなり厳しい現実も突き付けますが、

 

いま推進中の景気雇用の発展政策、

 

及び実施済みの効果なども論じますので

 

市の状況は、相当にわかりやすいと思います。

 

是非、ご来場ください。

 

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重要
せめて一度は、この「音」を聴いておいてください。

・ミサイル攻撃時の、J-ALERTの音源
・【マニュアル】武力攻撃やテロなどから身を守るために(内閣官房)

 

テロに屈したと全国から批判された決議に賛同した者(敬称略)
桜の会(議長会派):小原義和(公明)、西岡淳輔(公明)、(死没のため略)
市民の会(いわゆる野党会派):藤木巧一、二保茂則、鳥井田幸生、大池啓勝、工藤政宏、瓦川由美、西本国治
共産党会派:?永克子(共産)田中次子(共産)

 

詳しくはこちら。

 

私なりのケジメ

【爆破予告】テロに屈した議会に討ち入り。忠臣蔵、切腹の美学。地方議員の覚悟【テロに屈しない人はシェア】

 

 

最後に。
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記事を書くたび、こちらでも投下します。
FB個人アカウントは5000名の上限となってしまいました。実際の知人、議員の方のみの承認とさせて頂きます。
ファンページでコミュニケーションをとらせて頂けますと幸いです。

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祝・書籍化!
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コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)

  1. medakanoon より:

    市政報告会のお知らせ(小坪しんや)2月14日、18時より。 2月14日、18時より蓑島公民会において「行橋市議会議員 小坪しんや」の市政報告会を行います。 市政報告会ゆえ、当市の財政状況の推移を議会側か

  2. スカイツリー より:

    面白そう。
    田中市長も選挙前に自己主張できる絶好の機会ですね。
    小坪市議とのマジで建設的なやり取り聴いてみたいです。
    無駄を一切含まない濃い〜ものでしょうね。

  3. 月光仮面 より:

    おいらの 親父がよく言っていたのですが 簑島にホテルを作り
    キャンプ場を作り 海水浴場をつくり そして ヨットハーバーを
    つくるべきだと 言っていました できれば良いかもですね
    シーカヤックの場なども良いかもね そんな 意味から海の駅
    大賛成です がんばって下さい応援しています。 

  4. 琵琶鯉 より:

    とても、面白そう??参加したいのですが、滋賀では、少々遠いですね。
    小坪議員の政策報告会、とても勉強になると思います。どなたか、動画をアップして下さると嬉しいです。(市議さん達の教材になるかも)

  5. JL より:

    海の駅最近増えてますよね?。

    豊前に「うみてらす」があるからそことの違いを出すのが大事かな。。

  6. ぽのかのぽん より:

    平昌五輪のモニュメント「生命の木」は
    広島・長崎の原爆キノコ雲を象ったもの。
    https://youtu.be/0__V7MEDD38

  7. 櫻盛居士 より:

    **********************************************************************
    共産党は2016年9月13日からの警告を無視し続けましたね。
    ならば、下記は決定事項と承諾したものと見做します。

     ・『テロを利用する共産党』
     ・『テロリストの味方である共産党』
     ・『テロに屈する共産党』

    **********************************************************************
     
     
    本来であれば、このブログはこう言ったエントリーがメインである筈なのではないかと・・・。
    実は普段我々が目にする、このブログのヘッダー画像とは異なる、非常ににこやかな小坪先生のヘッダー画像ページがあるのです。

    このブログのヘッダーナビに[市政レポート]と言う項目が御座いますので、是非一度クリックなさってみて下さい。
    我が国がやることをチャンとしていれば・・・言い換えれば、日本国民がチープなヒューマニズムに騙されず、しっかりとこれらが反日勢力の詭弁であり、最も邪悪な目的を成し遂げる為のツールである事を見破って居れば、このブロクのヘッダー画像は非常ににこやかな小坪先生バージョンだったのかも知れません。
     
     

    かつては多数の駄菓子屋がありましたが、いまの蓑島には生活必需品を含む購買店がありません。

    この一文、多くの方は同じような風景が脳裏を横切ったのではないでしょうか。
    地方は当然の事ながら、東京23区内でも例外ではありません。

    殆どの方は何かしらの機会に、郷土史資料としてどこかの土地の賑わっていた頃の写真を見た事があると思います。
    そう言った写真が撮影された年代は、ほぼ今よりも人口が少かった頃のものでしょう。
    なのに、何故が賑わっているのです。
    確かに昔は現在ほど交通事情も便利では無かったし、大学進学率も高くはありませんでした。
    つまり、現在と比較すれば人が動き難い環境であったとは言え、それが人口流出を阻止する決定打であったとは思えません。
    そもそも、昔から口減らしと出稼ぎを兼ねて都市部に人は出て来ていたのですから。

    人間とは不思議なもので、田舎育ちでも都会で生活して居ても疲れない人も居れば、都会育ちでも都会で生活して心が疲れ果てる人もいます。
    これらを考慮すれば、地方へ移転したい人も一定数は居る筈なのですが、何故だか地方が寂れてしまっています。

    利便性を考慮しなければ、一因として大きいのは経済的理由なのでしょう。
    地方にお金が循環し難い状況が、凝り固まって慢性的になっているのではないでしょうか。
    都市部の通貨が地方に循環する基本構造自体は、経済構造が変わった訳ではありませんので、今も昔もそう大差は無いとも言えるでしょう。
    そう考えると、都市部と地方で循環するお金をどこかで吸い取っている障害があるのかも知れません。

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