【賛同する人はシェア】憲法改正を!日本をアップデートしよう。

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当ブログの読者は、基本的には「憲法を改正すべき」という立場の方ばかりだと思う。
そのため敢えて宣言するのもおかしいのだが、私は改憲路線を支持する政治家の一人であることを述べたい。

まずもってお願いしたいのは、本意見と立場を同じくする方は、シェア・tweetをして頂きたい。
細部は異なって構わない、むしろ完全に同じというほうがおかしい。

なぜ重要かと言えば、もうすぐ参議院選挙があるためだ。
場合によっては衆参同日となるだろう。
そうなれば「野党は吹き飛ぶ」のだ。
(日本の心も、である。)

その際の争点として、ひとつのテーマとして、
確実に「改憲の是非」は取り上げられるだろう。

 

なぜ、これが重要かという点を何点かにわけて論じていく。
ここでいう「これ」とは、手段としてはシェア・RTだが、具体的には「国民世論として改憲」を議論するという行為が、である。

非常に重要だ。
繰り返しになるが、参議院(もしくは衆参同日)がある今、重要なのだ。

 

 

 

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(OGP画像)
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政治家の目線
地方議員の立場から、つまり一人の政治家の立場として述べさせて頂きますが、世論とは非常に重たい。
もっと言えば、「選挙にどう影響するか」を政治家は重視する。

私は、その部分から、かなり自由にやらせてもらっている口だが、
ある程度のレベルに達したことを後援会も認めてくださっている点が大きい。

国民が「憲法を議論すること」もしくは「憲法を政治家が議論すること」を自然なことだと認識させねば、多くの議員はこのことを論じることができない。

実態としては不可能なのである。
それは後援会の目であったり、有権者の目であったり、
選挙が近い今だからこそ、「世論がなければ、議論もできない」という構図にあることをご理解いただきたい。

【(世論が)なくても】なすべきだという方もいるだろう。
それはその方のご意見だろうとは思うし、尊重もしたい。

その上で私の意見を述べさせて頂きますが、
国民が語らねば、動けぬ議員が多いこともまた事実なのです。

政治家の目線として、「国民が議論する」こと、また「その構図を政治家に見せること」は、本当に大きな行為なのです。
少しくどい表現になってしまいましたが、この部分は強く述べさせてください。

 

 

 

日本をアップデートする。
どのような制度であっても、古くなります。
おおもとの部分は、頻繁には変えるべきではありません。
しかし、いつまでも変えなくていいわけではありません。

例をあげればPCのOSです。
私がメイン機としたのは、最初はwinのXPでした。
のちVistaとなり、win7となり、いまは結果的に8.1を使っています。
win10にアップデートしろとポップがうるさいなぁ、と思っています。

OSを変えた場合は、オフィス(エクセル等)も変えないといけませんし、何よりadobe系のソフトを入れ替える必要があります。
イラストレーターやフォトショップ等ですが、非常に高額です。
ですから、OSを頻繁に変えることは、私は反対です。

 

国家にとって、憲法とはOSのようなものだと考えています。
憲法を軸として法は作られており、そして法に齟齬のない形で条例などが整備されています。
憲法がコロコロ変わった場合、半端な事務負荷ではありません。
そして事務負荷とは「コスト」であり、それは税金を投じるということです。

ですから、頻繁に憲法を変えることには、私は反対の立場です。
OSだって「変えなくていいなら変えたくない」のが本心です。

 

では、ずっと変えなくていいのかと言えば、そうではありません。
いまDOSで動いているPCは多くはないと思います。
今からwin95を覚えようという方は少ないと思いますし、
学校で生徒にメインで教えるとなれば、私は反対します。

世界には世界の潮流というものがあります。
シンプルに言えば、時代の変化というものです。

win8.1は、まぁまぁ不評のOSですが、タッチパネル(タブレット)に対応したOSです。
win95の時代には、そんなものはありませんでした。
時代の変化で必要となってきたのです。

 

メモリだって、HDDだって大きく進化しました。
SSDだってあります。昨今ではスマホやタブレットも流行っていますが、これにしたって、ここ4?5年の話です。

表示できるビジュアルの能力だって変わってきます。
日本を取り巻く環境だって変化する。
あまり頻繁にOSは変えたくありませんが、いつかは変えねばなりません。

 

セキュリティホールの問題だってあります。
何よりこれが大きい。

 

「緊急事態」を想定した文言が、我が国の憲法にはありません。
東日本大震災もありました、つい先日は熊本でも大地震がありました。
九州では火山活動が活発化しています。
世界の国々を見れば、緊急事態に対応した条項が整備されています。
憲法に、これを書き加えるべきだと考えています。

他には、エコや環境の論拠となる憲法の条文も存在していません。
これも「あるべきだ」と私は考えています。
あくまで個人としての考えではありますが、国民の安心・安全を守るために整備すべきだと考えています。

 

憲法9条も変えるべきだとは考えていますが、
それ以前の問題として「変えなさすぎ」という問題があるのです。

「九条を変えよう!」とだけ叫べば、ネット保守層には受けがいいとは思いますけれども、
政治家として中立的な見解を述べさせて頂きますと、九条以前の問題があると考えています。

 

※特記
まだバタバタしており、普段は論拠やデータを付記するのですが、よければコメント欄でデータを追加して頂けると幸いです。
日本の憲法は、何年、変わっていないのか。
また世界の国々は、この年月においてどれぐらい改憲してきたのか。
ドイツを見習えと言う意見を、対峙するイデオロギーの方は述べられますけれども、ドイツはどれぐらい憲法を変えたのか、等。

※特記2
余談になりますが、行橋市議会では上記を論拠に「憲法改正を求める意見書」を採択しております。
私自身が提出者となり、公的に、自らの職権の及ぶ範囲において、私は「動き終わっている」ことも付記させて頂きます。
(どこかに当時のデータあるのですが、見つからないのです。)

 

 

 

憲法無効論について
私個人の見解としては、憲法無効論については反対の立場です。
無効論を主張される方は、「法的には正しい」とは考えています。
その上で同調できません。

無効論をご存じない方は詳しくは検索してください、とさせて頂きますが、
いまの日本国憲法が、国際法などに基づけば「実は正しくない」ということも、一面では認めねばならないと思います。
そこを論点とした主張であり、私はこれを否定はしません。
(帝国憲法に遡った上で、改憲の議論をすべきという考えもある。)

私が同調しない理由。
それが、手段の話に過ぎないからです。
あくまで「事務手続き」の話であるからです。

政治家ゆえ、手続きは重視しますし、法に則った議論が求められます。
それはわかっております。そこが揺らぐことの重みもわかっております。

 

「手段に過ぎない」「手続きの話」と軽視した発言をしました。
では対になるものは何か、何に比較して「手段に過ぎない」と述べたのか。

そこに御名御璽があるためです。
陛下が、苦渋の判断の上、印をついているのであれば、日本国民としてこれを受け入れるべきだと言うのが私のスタンスです。
陛下がそれでいいと受け入れている歴史がある以上、私がとやかくいうことはできません。

 

もう少し深掘りしましょう。
憲法無効論が正しいとした場合、以下の問題が発生してきてしまいます。

かなり拡大解釈にはなってしまうのですが、
占領下においては「陛下には自由意思がなかった」と主張することと、同義に思えてならないのです。

陛下の意思で、そこに御名御璽があると、私はそう認識しております。
国家が占領下にあり、政府がサンフランシスコ講和条約を締結しましたが、その間において「GHQの意のままに」陛下を動かすことができた、、、

そのような主張は、私はしたくない、と述べているのです。
陛下が、重要な意思決定の場面においても自由でなかったと述べることは、我が国の国体が(男系の話ではなく)政治的には一時的に断絶していたと主張するに等しい。
一人の政治家として、そのようなことを述べることは、私にはできません。

ゆえに憲法無効論には賛同できません。
(議論の持っていき方としては否定はいたしませんが。)

 

 

 

だからこそ改憲を。
私は改憲論者でありますが、憲法を破ろうとは言っていません。
憲法を守っていきます、順守という意味で。
ゆえに時代変化にあわせた改憲の必要性を説いています。

改憲したい理由でありますが、
GHQが、つまり他国が、
我が国の根幹たる、OSに相当する部分を書き上げた。
そこに御名御璽がある以上、私はそれを受け入れたいとは思うのでありますが、

「日本国民が書いた上で」
「陛下に御名御璽を頂きたい」と思うのです。

なんなら、句読点を一つ変えた程度でもいい。
九条も、緊急事態条項も、エコに関するものも、やらなくてもいい。

句読点の一つで構いません。
日本人の手で、陛下に改めて御名御璽を頂きたい。

それこそが先祖が命を賭して守ってくれた名誉を守ることであり、
守ってもらった私たちの世代がなすべきことだと考えているからです。

 

 

最期になりますが、いわゆる「護憲論者」に対して述べたいことがございます。
私は改憲論者であることは述べましたが、「憲法を破れ」とは言っておりません。
政治家である以上、憲法を順守し、法を守り、その上で条例に基づく予算をチェックしております。

日本国憲法には、義務の数より権利の数が多いように思えて、そこは問題だとは思っておりますが、様々な権利が保障されております。

無論、これは「護憲論者」の権利も保障されているわけですけれども、
私の権利も保障されているわけですね。
ここは強調させて頂きます。

 

言論の自由は、左寄りの方にのみ保障されるわけではありません。
改憲論者である私にも、同じように言論の自由は保障されているわけです。

同じく表現の自由だってあるし、思想信条の自由だってあるのです。
私にだって、あるんです。

「憲法を護れ!」と。
護憲の旗を掲げる方は、私の権利にも是非、配慮して頂きたい。
対峙する陣営だからこそ、その点は順守して頂きませんと、あさましいですし、見ていて恥ずかしいと老婆心ながら感じております。

 

さて、冒頭の話に戻ります。
「憲法の議論」を、国民側がしていかないと、多くの政治家は動けません。
これが事実としての実態でございます。

参議院選挙が近づいてきました。
衆参同日の可能性もございます。
今回の国政選挙は、「改憲も争点」となるでしょう。

私の考えと全て同一でなくても結構です。
「憲法は変えるべき」と考えた方は、是非、FBでのシェア、TwitterでのRTをお願いします。
もう一歩、できる方は、是非、ご自身でも「改憲の議論」を各所でしてみてください。

それがこの国の未来につながると信じて。

 

 

 

 

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最後に。
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事務連絡)
更新まで少しお時間を頂きました。
まだ完全に落ち着いたとも言えないのですが、これから少しずつ更新していきたいと思います。
月末には、平常運転に戻れると思います。

コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)

  1. medakanoon より:

    【賛同する人はシェア】憲法改正を!日本をアップデートしよう。 当ブログの読者は、基本的には「憲法を改正すべき」という立場の方ばかりだと思う。 そのため敢えて宣言するのもおかしいのだが、私は改憲路線を支持

  2. YO より:

    こんばんは。
    取り急ぎ張っておきます。

    – 国立国会図書館
    諸外国における戦後の憲法改正【第4版】
    http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_8624126_po_0824.pdf?contentNo=1

    824

    国立国会図書館
    諸外国における戦後の憲法改正【第
    4
    版】
    調査と情報―ISSUE BRIEF
    ― NUMBER 824(2014. 4.24.)
    国立国会図書館
    調査及び立法考査局憲法課
    > ●1945年の第二次世界大戦終結から2014年3月に至るまで、アメリカは6回、カナダは1867年憲法法が17回、1982年憲法法が2回、フランスは27回(新憲法制定を含む。)、ドイツは59回、イタリアは15回、オーストラリアは5回、中国は9回(新憲法定を含む。)、韓国は9回(新憲法制定を含む。)の憲法改正をそれぞれ行った。

    – 憲法9条は日本人を縛っている鎖|ギラの日本を護りたい!
    http://ameblo.jp/djdjgira/entry-12049842618.html

  3. sinobu hattori より:

    FBのシェアさせて頂きます。

    私は、
    小坪先生の意見に、ほぼ同意・賛同の考えです。

    色々と記載したい事も有りますが、
    間違いなく、長くなってしまいますので、
    ここでの記載は、控えさせて頂きます。

    「日本国憲法」の事を
    詳しく存じていない方も、
    いらっしゃると思いますので、

    ・これから知っておきたい
    ・把握したい

    …という方、
    先ずは、下記の言葉↓
    ?????????

    日本国憲法前文

    ?????????
    …これを 検索してみて、
    お読みになってみて下さいませ。

    Wikipediaのページですが、
    下記にURLを 貼っておきます。

    ?????????????????
    日本国憲法前文 Wikipedia
    ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E6%86%B2%E6%B3%95%E5%89%8D%E6%96%87

  4. 安藤典子 より:

    いつも素晴らしいご活動ありがとうございます。
    一つだけ気になったことがありコメントいたします。
    最後にあった『この国の未来につながると信じて』が気になりました。
    小坪さんにはぜひ『我が国』と記して頂きたいと思いました。
    この言葉一つで意味合いが全く変わります。
    ご検討よろしくお願いいたします。

  5. 名ナシ より:

    日本国憲法のおかげで我が国は軍事予算を少なくし経済再生に注力し
    復興を成し遂げた、朝鮮戦争・ベトナム戦争に巻き込まれずに済んだ
    と思います。(朝鮮戦争に出動し、海保掃海部隊殉職された職員さん
    もいらっしゃいますが・・・)
    70年も経てば法の制定時と現実の乖離は発生するわけでメンテと
    アップデ?トは必要になるのは当然で、そこでより良い憲法を制定すべき
    だと思います。
    日本の手枷足枷が取れることを嫌う3国とその息がかかった皆さんは反対
    でしょうけどね。

  6. 波那 より:

    憲法改正について国民自身が向き合って考えることさえしなかった間に、中国が日本を威嚇する国となり、北朝鮮がいつ暴発するか分からない状況になってしまいました。自分の国を自分で守る為にはどんなことでもするのだと見せつけないと抑止力にはならないでしょう。総理がヨーロッパからロシアに立ち寄られプーチン大統領に会いに行かれるのも北方領土返還交渉以外に、トランプが大統領になるのが現実味を帯びて来たからでロシアに接近することで中国を抑える為もあるでしょうし。ロシアだってプーチン以降どうなるかも分かりません。

    「平和な時に戦争を思え」でしたかしら?日本は備えをして身構えていなければなりません。平和でいる為には出来うる限りの備えと、国民も覚悟が必要です。何もしないでいることで平和は享受出来るのだと必死で日本人に植え込もうとしている九条の会とか、信者の皆さん、正体バレていますよ。いい加減にして下さい。

  7. 一般人 より:

    憲法改正の必要性は、小坪先生が指摘されるように、使う者が使いやすい様に変えて行く必要があります。
    そして、基本となる考え方や理解の方向性を変えてしまうことの危険性も、国民は知る必要が有ります。

    失敗から学べ!は、重要です。
    燐国中国は国の体制が代わると同時に憲法も変えています。今の中国の憲法も、現在の中国の体制に合って無いばかりか、OS事態を変えてしまったことの弊害が多く、多くが認めたチャイナの中庸の思想は無い様に思います。

    世界はどの部分をどのような目的で、憲法改正し、その後国はどう変わったのでしょう?
    日本の様に変えたり追加したりする所が多い国は、合ったのでしょうか?
    一度に沢山変えるのは思想的に危険でしょうか?
    時代に合わせて改正するにしても、時代について来れない方もいますし、混乱の度合いが少なくない物は、国民の周知と必要性出来る様、覚悟を決めて説得して頂きたい。

    最後に、日本の金のばら撒きは、憲法改正でおさまるのでしょうか?
    戦後70年、日本は世界のキャッシュデスペンサーで、パシリのようにして身を守って来たのでは無いかと感じるのは、私だけでしょうか?
    戦後を一生懸命頑張ったら国力や知恵も付いたけれど、しっかりした跡継ぎを育てる事が出来なくて、倒産する会社や一家離散の家族も多いです。

    戦前戦後のこれまでの日本を基準にしての憲法改正する事の危険を感じます。人間の幸せは何かを考えた時、身の丈以上の目標や理想は重荷になるだけでしょう。世界に誇れる戦争のできない国の憲法よりも、国民が自分の国の先祖を沢山知って、家族で仲良く幸せに暮らせる社会を目指したい。自分達の意思で責任をもって選択出来る社会。外国から悪い国民だと、濡れ衣着せられてきちんと反論も言えない国では、国民は誇れません。

    最後に、世界のリーダーも否定はしませんが、建国以来の「和」の国である事は、変えようが無いと思うのです。

  8. 鳥海山たろう より:

    たとえば憲法改正について自民党の私案のポイントは、以下の8点ですね。
     1)国旗・国歌の規定
     2)自衛権の明記
     3)家族の尊重
     4)環境保全の責務
     5)財政健全化の確保
     6)緊急事態の宣言の新設
     7)国及び地方自治体の協力関係
     8)憲法改正提案要件の緩和

    個人的には、現状では積極的に賛成しているものは、2)だけです。
    改正要件緩和の8)は反対です。
    緊急事態条項は、このうち、6)についての提言ですね。積極的議論にはもちろん賛成です。

    憲法改正にしろ、なんでも政治的議論をする際には、「とにかく日本は普通の国と違う」ということを前提に議論する必要があると思います。

    それは「ひたすら日本をおとしめる」ことを生きがいとし、ライフワークとしている頭のおかしい変態左翼(異様な共産主義者の後継者たち)がマスコミや言論界などに大勢居すわっているからです。

    大学などでもそうです。
    先日、ある大学の教養科目の歴史授業の資料を見たのですが、ソ連に抑留された元日本兵が「収容所生活の苦痛に対して日本政府が賠償しろ」と訴えている朝日新聞の記事を引用して執拗に洗脳しようとしていました。

    要は「ソ連の侵略と残虐行為でもすべて元は日本が悪い。こうむった苦痛も日本に責任があるから賠償しろ」という恐ろしい洗脳です。
    膨大な歴史資料のなかから悪意をもって資料を断片的につまみ食いして、こうやって無知な若者を、いまだ異様な執念で印象操作しようとしています。

    (実際はこの記事元の朝日新聞こそが、狂信的な左翼の手先となって、日本人に莫大な苦痛と損害を与えてきた異常な新聞社であり、それこそ日本人に心から謝罪賠償すべき存在です。
    日教組などとグルになって、小中学生にまで「日本兵は殺人鬼で強姦魔だ」と長年に渡って刷り込もうとした、この鬼畜どもを、日本人は、未来永劫、許すべきではありません)

    個人的には、憲法改正については「まず改正しやすいところから憲法を変えるべき」という意見に対しては数十年前から反対であり、自民党にも「姑息なことをせずに真正面から憲法9条の本質的議論をして」とメールしてきました。
    なにも憲法改正にまでこぎつけなくても世論に訴えて議論を喚起していくだけでも良かったと思います。

    改正しやすいところから改正するという発想が、ことごとく左翼や偏向メディアによって、「憲法9条改正に向けての布石」と歪曲されて宣伝されてしまうのです。

    そして改正しやすいところから手をつけるという議論が、ますます憲法9条改正を遠ざける方向に働くと予想してましたが、その後は予想通りに展開してきたと思います。

    また「なんでもいいので、とにかく一回でも憲法改正の実績をつくれ」という考え方は安易すぎるので国民の広範囲の支持は得られないだろうと思ってきました。
    それでは、将来的に、たとえば朝日新聞等の洗脳を真に受けるような左翼政治家が何かの拍子で運悪く政権についたときに、今より悪い方向に憲法が変えられる可能性だってあります。

    憲法9条改正は腰をすえて長期的に議論していってほしいです。
    本質的な問題は自民党の問題ではないと思います。
    日米安保という、「世界の保安官を自認する国」と「軍隊を持つかどうかで国論を二分してきた国」という両極端の国家間での軍事的同盟という複雑な関係が、その背景にあります。

    これは思想でも洞察の問題ではなく、冷静に考えると、日米安保も7割くらいのメリットがあると同時に、3割くらいのリスクがあります。
    「積極的平和主義」など耳障りの良い理想論とは別に、そのメリットを生かしてリスクは防止することができるような冷徹で有能な政治家が望ましいと思います。

    石原氏(元東京都知事)と橋下氏(元大阪市長)が政党をつくろうと共闘したときに、憲法改正について、石原氏は「現憲法を無効宣言して破棄」、一方の橋下氏は現行憲法のなかで議論して改正していくべきという意見でした。

    このように憲法改正の骨格はいわゆる保守のなかでも保守を分断する「鬼門」となっています。
    石原氏の現行憲法無効宣言はあまりに極端で保守を分断するところか、日本国民を分断するばかりで、あまり建設的な意見とは思えませんでした。

    私は憲法論議がさかんになるのは神学論争みたいなものばかりを流行らせて、本質的な問題から国民の目をそらしてしまう懸念があるし、加熱するのもほどほどにしてほしいと感じています。

    たとえば憲法の文章が日本語として死んでいるという福田恆存の意見は当時の見解としては傾聴すべき深い思想と思われますが、今の時代に、将来の日本人の模範的文章を憲法で示せと主張するのは浮世離れした変人と見られると思います。
    その場合、本質的な問題は、憲法がどうのこうのという問題ではなく、現代において格調高い日本語とは何なのかというのが本質的テーマになると思います。

    今の日本は、左側には日本の歴史を根底から否定して日本をぶっ壊せというキチガイが大勢いると同時に、右側には(極端にいえば)日本をイスラム国家みたいな宗教国家にせよという狂信的な思想をもった人間もいます。

    このような両極端に脅かされずに、バランスのとれた中間層が日本社会の中枢に安定的多数をしめて、理性的な議論ができる時代がこないと憲法改正はまともに議論するのは(悲観的かもしれませんが)難しいのではないかと思っています。

  9. 鳥海山たろう より:

    今回のテーマから少しはずれるかもしれませんが、たびたびすみません。

    自民党試案の。
     1)国旗・国歌の規定
     2)自衛権の明記
     3)家族の尊重
     4)環境保全の責務
     5)財政健全化の確保
     6)緊急事態の宣言の新設
     7)国及び地方自治体の協力関係
     8)憲法改正提案要件の緩和

    このうち6)緊急事態と7)自治体については多くの日本人があまり理解してないと思われるので、これが憲法に規定されないと、どのような弊害や問題があるかを素人にもわかりやすく説明していけばよいと思います。
    6)については東日本大震災を契機に提案されたくらいの認識しかありません。

    1)の国旗・国歌の規定については、とにかく国旗・国歌を政治問題化する左翼が多いので、過去に国旗国歌法が成立できたことだけを良しとして、これ以上、左翼を追い詰めるのは得策ではないと考えています。

    これ以上追い詰めると、変態左翼はヤケクソになって、国旗・国歌を無視しようという運動では飽き足らずに、まちがいなく国歌を変えようという運動を盛り上げてくると思います。

    3)の「家族の尊重」は、人によっては、これが憲法改正の目玉だという風にものすごく重点を置かれる問題ですね。
    私は憲法で家族道徳や、その他なんやから(たとえば同性結婚の合法化なども含めて)盛り込むのはかなり懐疑的です。
    国民道徳的なものを憲法に依存するのは危ういと思えてなりません。

    欧米ではますます同性愛や同性結婚など道徳問題で社会を二分する激しい分裂となっています。日本でも無縁ではいられないでしょう。

    10年以上前に、米国人にネット上で「同性愛が認知されたとして、その後、どこまで許容されるのか。犬や猫との結婚も将来許されるようになるか。それは冗談としても、成人後は近親婚も許される時代がくるか」と質問したら、「それは、そういった政治的主張をする人々が一定の割合に達すれば、社会は権利等について議論の対象にならざるをえないであろう」という答えでした。

    こういう道徳的問題は憲法などからかけ離れています。またクローン人間の禁止など科学技術の倫理的問題なども憲法などで規定する対象ではないと思われます。

  10. リウ より:

    憲法記念日にあたっての考えさせられるエントリー感謝いたします。

    保守系の憲法論に関する最良のまとめページとして下記を紹介させていただきます。
    内容多岐にわたり難解ですが、この水準の憲法論を語れる保守層が少しでも増えられんことを願って。

    ●日本国憲法改正問題
    http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/89.html

    要旨■「平和憲法」「占領憲法」などのレッテル貼りに終始するのではなく、?憲法とはそもそも何か(法概念論)、?憲法の保障すべき価値は何か(法価値論)、?そうした価値を如何に実現するか(法学的方法論)、という憲法問題の課題を一つづつ分析し検証していくことが重要である。

  11. 森田和男 より:

    私はトランプ氏を強く支持しています。
    トランプ氏は社会の寄生虫を許さないという発想で、それは全くの正論です。
    民主主義社会を存続させるつもりがあるならば彼のような人材がトップに立つ必要があると思います

  12. 親日保守派 より:

    >(帝国憲法に遡った上で、改憲の議論をすべきという考えもある。)
    …もし南出喜久治先生の真正護憲論への批判なら、この()内に書かれたことが全てなので、これに対して論評して頂きたいですね。一度お勉強してから論じて頂きたいです。

    それとこの方はこの占領憲法が正しくないと認めておられるようですが、
    >かなり拡大解釈にはなってしまうのですが、
    占領下においては「陛下には自由意思がなかった」と主張することと、同義に思えてならないのです。陛下の意思で、そこに御名御璽があると、私はそう認識しております。国家が占領下にあり、政府がサンフランシスコ講和条約を締結しましたが、その間において「GHQの意のままに」陛下を動かすことができた、、、
    そのような主張は、私はしたくない、と述べているのです。
    …と書いておられますが、正に感情論ですね。もう共産党と一緒でしょ。先帝陛下の上にGHQが存在していたのは「事実」、その事実を隠して
    >そのような主張は、私はしたくない

    …という私的感情から、無効な憲法を有効と認めましょう、ってことですね。この人どれだけ偉いんですか?
    それと、御名御璽があるから無効なものでも有効になるなら、この方は「天皇主権」を認めるんですね?それなら憲法改正の一番喫緊の改正点は「国民主権」から「天皇主権」にしないといけませんねww

    こういう論が出てくるのは「改憲派」が「無効論」(真正護憲論)に勝てないと思ってるから出てくるんでしょうから、まぁ有難い話です。

  13. 櫻盛居士 より:

    小生も以前、こちらに小坪先生と同じ理由で『改憲が望ましい』と記した事があります。
    そもそも憲法改正自体が我が国を守って行く為の手段でしかなく、目的そのものでは無いからです。
    ”その手段”を改める事務手続の手段でモメても無駄でしかありません。
    ”憲法改正”も”憲法破棄”も、所詮手段の手段に過ぎないのです。

    目的は日本を守る事に尽きます。

    昔、NHKで「サラリーマンNEO」と言うコント番組がありましたが、サラリーマンが会議をする為の会議を永遠と繰り返すシーンを面白可笑しくコントに仕上げてました。
    手段の手段でモメるのも、会議の為の会議も大差無い事でしょう。

    ここでなぜ単なる”手段の手段”でモメる事があるのかと言うと、どちらも一理ありほぼ正しいからです。
    では、双方の理論を考察してみようと思います。

    ”憲法改正”が望ましいと考える場合は本文中に既出ですが、大日本帝国憲法73条の憲法改正手続に従い、1946年(昭和21年)5月16日の第90回帝国議会の審議を経て、先帝であらせられる昭和天皇の御名御璽を以て施行と言う手順を踏んでおり、これを改正するには、やはり今上天皇の御名御璽を以て成すと言うのが筋であると言う考え方からです。

    対し”憲法破棄”は憲法無効論と直結しており、これは戦争当事国である大日本帝國がポツダム宣言を受諾した事により、一時的に”連合国占領統治領日本”となった事に由来します。

    これは沖縄が米軍に占領されていた際のロジックに例えれば、分かり易いと思います。
    1946年(昭和22年)に琉球列島米国軍政府、1950年(昭和25年)8月4日に沖縄群島政府、宮古群島政府、八重山群島政府、奄美群島政府、更に各政府は同年に琉球列島米国民政府に組み込まれました。
    また更に改組され1952年(昭和27年)から1972年(昭和47年)の間琉球政府として米軍占領統治下に曝されました。
    この際、米軍統治下で発布された準憲法が琉球政府章典でした。
    なぜ、米国に編入せずに米軍がこの様なまどろっこしい統治を行ったかと言うと、国際的ルールで占領軍は占領地の主権を奪え無い為で、現地人による政府が統治していると言う形式が必須だったからです。
    この琉球政府は日本復帰を期に、当然消滅しました。

    では現在の「日本国」はどうなのか?と言った場合、上記の琉球政府と同じであると言う法解釈が成り立つのです。

    その場合、”連合国占領統治領日本国”はサンフランシスコ講和条約発行を以て消滅し、大日本帝國に復帰したと捉える事が出来るのです。
    これは、サンフランシスコ講和条約に署名した際も、”日本国内閣総理大臣・吉田茂”では無く、戦争当事国である大日本帝國の全権使者(昭和天皇の名代)として署名している事からも、そのロジックが成り立ちます。
    この時点で”連合国占領統治領日本国憲法”は自動消滅しているのだから、大日本帝国憲法に戻っている、つまり”日本国憲法”は実質的に破棄となっているとも解釈出来ます。

    ”憲法改正”も”憲法破棄”も論としては両立してしまう為、話がややこしいのです。

    PCの世界で例えれば、VMWAREの様な仮想化を実現するホストOSが大日本帝国憲法で、その上で仮想マシンとして稼働しているゲストOSが日本国憲法と言った感じでしょうか。

    っと言う事はです。
    ぶっちゃけ、現行日本は憲法を変更する手段を、なんと2通り有している事になります。
    言い換えれば、二枚のカードを隠し持ってる訳です。

    今はまだ時間があると言えばある訳で、”憲法改正”でも十分に対応出来る余裕があります。
    しかし、若し現に日本が武力攻撃を受け、その国体が危ぶまれる(陛下の身に危険が迫っている)様な場合は、外交的根回しは必要でしょうが”憲法破棄”と言う、とんでもない最強切り札を行使する事も可能なのです。

    この法的ロジックを日本国民の多くが理解してしまうと、特定アジアやアカの連中は青筋から血が吹き出すほど発狂するでしょうね。
    嫌味な言い方をすれば、この法的ロジックを日本国民の多くが理解する事は、反日勢力への嫌がらせ以外の何物でもないって事です。

    故に”手段の手段”でモメる事は、骨折り損のくたびれ儲けであると断定出来ます。
     
     
     
    扨て、最近このブロクを訪れる様になった方は御存知無いかも知れませんので、紹介しておきたいと思います。
    この小坪先生のブロクにはサヨク(っと言うより、既にパヨク?)を考察するに当たり、非常に参考となる記事が御座います。
    今回は憲法絡みと言う事で下記を御覧になられて下さい。

    ●左翼がサヨクにさよく時 「サヨクの珍説国防論議」
    「『戦後日本の平和を守ってきたのは平和憲法』ど阿呆が。文章は平和など守らない。物理的な結果は物理的な要因によってのみもたらされる。」
    https://samurai20.jp/shiryou/sayoku/sayoku3/3-10/
     
     
     
     
    余談ですが、『みどりの日』は、元々昭和天皇の誕生日の4月29日でした。
    4月29日が昭和の日に改正された際に、5月4日に『みどりの日』の名称が譲り渡された形となりました。
    日本を考えるに良い一日とも思えます。(あと残り数十分となってしまいましたが・・・。)

  14. 生野区民 2 より:

    憲法記念日に基地外地方紙がめちゃめちゃ書いていたが、日本の安全保障の為に
    何としても、改憲をして戦争法の9条を葬って欲しい
    9条なんて狂ったものが有るから、日本の周りの侵略国家がいいようにする
    トランプが大衆受けするのは、すぐにではないがいつの日かトランプの言う方向に
    動くのは、民主国家として当たり前なのだからそれに備えて日本は自国で安全保障を
    万全にする必要があるし、核武装も当然の事と思われる。
    ヘイト法なんて在日特権強化法案を審議する時間を削って、日本国民の安全保障を
    一日も早く、確立してほしい
    何日か空いてましたが、地震でまだすることが山のようにあると思うので
    無理して、ブログを更新しなくても良いと思うんで無理しないで下さい
    在日特権法より国防が優先事項である様に、九州の議員はブログよりも被災地や
    被災民の方を優先していただいて結構です。
    後変なボランティア団体と称するテロリストを排除してください
    火事場泥棒は強制排除する方がいいと思います。

  15. 生野区民 2 より:

    インディアナ州でトランプが圧勝して、クルーズが撤退表明をしたから
    トランプ対ヒラリーが決まりましたね
    トランプが勝てば、急激な変化が起こるだろうしシナの代弁者のヒラリーが勝っても
    日本には不利なことが起こるだろうから、憲法改正と核武装を真剣に考えないと、とんでもないことになる。
    9条なんか何の役にも立たないのだから、この状況を受けて国会で議論を始めてほしい
    田母神さんくらいの、人が総理にならないと日本が危険な事になりそうだ。
    この時期に岸田はシナ詣でに行ってるし、本当に売国行為しかしない男だ
    シナで若宮の後を追ってほしい。

  16. 素浪人 より:

    小生も親日保守派氏に近い考えです。畏れながら御名御璽は確かに重いですが、占領基本法の成立過程の瑕疵・デタラメ(GHQの指導≒命令)さや、終戦当時の先帝陛下にこの基本法への署名を拒むことが出来たのか、という問題が有りますね。御名御璽が有るから有効だ、という話は当時の状況を勘案しておらずおかしいと思います。

    そもそもニホン国ケンポウという占領基本法が大日本帝國憲法の改正とされている以上、大日本帝國憲法75条に明白に違反している訳ですから。それを有効だと認めてしまえば、明治以来の法治国家・日本を御名御璽の存在で捨て去ることにつながります。つまり占領基本法たるニホン国ケンポウは憲法としては永遠に無効であるし、憲法として有効だった瞬間というのは我が国史上一秒も無い、というのが小生の結論です。

    故に憲法改正を論じるならば、先ず大日本帝國憲法の有効・現存を国会で決議し、その上で今を生きる日本国民の総意に基づいて改正するのが法治国家としての正しい姿です。法治国家に於いて手続きを誤魔化すなんてことは有ってはならないことです。

  17. さくら より:

    初めまして、いつも応援しています。
    当選おめでとうございます。

    役所内の赤旗問題を小坪議員によって知りました。
    頑張って抗議している姿もみました。
    しかし相手も手強い、日本のため頑張っておられる事
    心から感謝します。

    共産党が破防法の対象として、閣議決定されました。
    役所内にその対象者が赤旗を配りに出入りするのを、
    議会、市長は許すのですか?

    また公安の対象となっている共産党を支援する
    赤旗を購入する市の職員も公安の対象になるのでは?

    私ではわかりませんが、一般市民の素朴な質問です。
    教えてください。

  18. 櫻盛居士 より:

    コメントが伸びませんねぇ・・・。

    憲法とはいったい何なのかを多面的に見て行かないと、”改憲”と”無効”のどちらが結果的に正しい方向に働くかの判断が出来無いと考えております。

    ここまでのコメントでは、ほぼ国内法としての見方でしか語られていません。
    確かに憲法は、法規としては所詮国内法でしかありません。
    憲法が国内法としてだけに機能しているのならば、素浪人様のコメントの様に在らねばならないと言っても過言では無いでしょう。

    しかしながら、憲法は国内法が故に国家の権限を制限する側面があると同時に、国内外に向けて我が国の在り方を明確にする性格も持ち合わせているのが実情です。

    イギリスの様に白人国家で、よくも悪くも世界中を力で植民地にしまくり、容赦無く国家の在り方を叩き込む様に示した国で且つ大戦戦勝国あれば、憲法を明確な形に仕上げ無くても付け込まれる可能性は低いでしょう。
    現に、イギリスでは今でも憲法典は制定されていません。
    法律と言うルール社会を確立しなければ社会秩序を維持出来無くなるほど、無茶苦茶してた白人の国ですら憲法典を制定していないのです。

    対し、我が国は細かく規定した法典など無くとも、社会秩序を当然の様に維持して来れた国です。(戦後を除く)
    我が国はわざわざ法典を制定しなくても、ルールを”道徳”や”人としての道”と万民が認識して来たので、御法度や御定書、式目程度の骨格を定義するだけであらゆる事が機能して来ました。
    しかし、この様な史実は白人社会には存在しないが故に、世界中を支配した白人の大多数には理解不可能な為、明治政府は日本国内的には必要の無い憲法をわざわざ制定した経緯があります。

    人種に関係無く人類が一律に平等であると言う概念は戦後定着したもので、実際のところ50年程度しか経過していません。
    この現実の中で、「やはり有色人種には法治は無理だった」と言う口実を白人に与える行為は自殺行為にあたります。
    特に旧国際連盟で唯一の有色人種であり、非キリスト教国家の常任理事国であった我が国が、「有色人種には法治は無理だった」と言う口実を白人に与えるのは、世界をひっくり返す行為に他なりません。

    ここで、日本国憲法の処遇の形式の話に戻します。
    現在生存する人類の殆どは、日本の歴史など知りません。
    先進国の白人すら、殆ど現在の日本すら正確には知らないのです。
    2005年時点で、世界人口の70%が電話すら使った事が無いのが、この世の現実なのです。

    そう言った現実の中では、”改憲”と言う手続きを踏んで憲法を在るべき姿に戻す方が、他国に向けて隙を作らなくて済む分、利が大きいと考えます。
    何故なら、”内政不干渉の原則”と言う防衛線が自然派生的に付随するからです。

    それに対し、”無効論”による現憲法破棄は国外を納得させられるだけの餌が必要なのです。
    現憲法破棄を有効化するには”戦勝国である連合国 vs 敗戦国である枢軸国”で構成された国連秩序が世界を牛耳る現状に於いて、連合国側が”日本が現憲法を破棄する事へのメリット”を実感する必要があります。

    現憲法破棄を実践した場合、必ず特亜三国はココぞとばかり「日本は土人国家」と言う喧伝を派手に繰り広げる事でしょう。
    そして、その喧伝が平時に実行された場合、その喧伝を打ち消せるだけの外交努力を今までして来たでしょうか。
    敵は、リットン調査団をまんまと買収した特亜です。
    アホな白人は、またまんまと買収される事でしょう。
    今の国連を見ていれば、理解出来無い筈は無いかと思います。

    勿論、現に日本が敵国の攻撃に曝されている状況で、SM-3ブロックIIAスタンダードミサイル等の開発に参画している”日本が敵の手に堕ちる”様な実害を伴うと言った脅威を実感したならば、状況は変わるかも知れません。
    つまり、白人戦勝国が”日本が現憲法を放棄しないと損をする”と言う認識を持てば、今直ぐに破棄しても問題無いと言えるでしょう。

    この様に視野を国内法以外の視点に移して考えてみれば、憲法の”改憲”と”無効”はタイミングによってその効果が異なる事が御理解頂けるものと思います。

    願わくば、「無効論」(真正護憲論)を支持される方には、”べき論”をべき論として有効にする為に、積極的にその有用性を世界各国に定着させて頂きたいと思います。

  19. 鳥海山たろう より:

    米国でトランプ旋風が吹き荒れているなどと言われてますが、私はトランプが大統領になることは99%ないと考えています。
    その理由は、大統領というのは国民の統合の象徴でもありますが、トランプにはその風格というか基盤がないように見えるからです。
    思想や政策が国民の多くの支持を得るというだけではだめで、国民の激しい分裂をもたらすような人に象徴はつとまらないです。

    その点、日本には長い歴史をもつ皇室があります。
    たとえ総理大臣がころころ変わっても日本人があまり動じないし、国会が開店休業みたいなときも日本が安泰であるというのは皇室の存在というものがきわめて大きいです。

    憲法がたとえ立派であり、「グレート」と言われるものをつくっても皇室が危機になっては無意味であると考えます。
    そういう意味で皇室典範などが今後どうなるかというものに憲法と同等以上に関心があります。

    そこから少し極端ですが、憲法がたとえ現在のまま塩づけになり続けても、皇室を中心に国民のまとまりが強固であれば、憲法に欠陥があってもカバーできると思われます。

    どう読んでも「軍隊を放棄して戦争そのものをできなくする」としか読めない間抜けな現憲法のもとで、時代にあわせて解釈変更をして軍隊を保持しているのはマンガみたいですが、それも時代に合わせて日本人が適合してきたからです。

    軽薄な意見ととられるかもしれませんが、これが現在の日本人の集団的無意識の根底にあります。そういう情勢をふまえたうえで、どこを変えるべきか政治家が理性的に訴えていけばよいと思われます。

    昔から、難儀だなと思われる論者は、「日本はこうでなければならない」「憲法はこうでなければならない」という目標というか堅いイメージをもち、そのイメージから現在の日本がはずれていることを常に嘆いて、「あー、日本だダメだ、ダメだ」とひたすら悲観的に訴える御仁です。
    こういう人たちと議論すると気が滅入ってきました。

    政治家にしろ、誰にしろ、明るく未来に希望をもって憲法を論じてほしいものです。
    現代はクーデターや革命を起こせる時代ではありません。
    そういった装置は憲法に必要ないだろうし、たとえば北朝鮮や中国の差し迫った危機があるので憲法改正すべきと唱えても、悲壮感をもって唱えれば唱えるほど逆効果になるような気がします。

  20. 鳥海山たろう より:

    牛のよだれみたいにすみません。
    テーマから無茶苦茶はずれますが、憲法にしろ、なんにしろ、まず、真面目に議論できる雰囲気というか土壌がなければ話になりません。

    その点、日本はとんでもない国です、現状は。

    朝日新聞が大スクープ、<安倍首相が「打ち方ー、止め!!!」と号令>
    https://www.youtube.com/watch?v=e9y7y4-K3vA
    安倍首相「それは朝日新聞の捏造です」、国会爆笑!

    すいぶん経ったので、もう皆さん忘れているでしょうか?

    一国の首相がわざわざ全国紙のひとつに吠える。
    他の普通の国の人だったら、「まあ首相が大人げない。新聞の記事ごときに・・」と思うでしょう。

    でも日本は、こんなキチガイが記事をかきたてて言論を右往左往させています。
    ぜんぜん言ってもないことを書きたてて、何百万部と北海道から沖縄まで全国に配布しているのです。

    すさまじい印象操作と洗脳です。「国民を洗脳できれば、もうなんでも有り」です。基本的に反論させるような気配も一切ありません。

    そりゃー安倍さんじゃ無くても必死で闘いますよ。

    ちなみに上記の安倍首相の答弁をひきだした枝野氏も、ひょっとして、朝日新聞の捏造だと感じたので、上記の質問をしたのではないでしょうか。
    朝日新聞の異様な印象操作を歓迎して、朝日をかばうような政治家であれば、おそらく黙殺したと思います。

    朝日新聞の異常性を理解できる政治家であれば、護憲だろうが、改憲だろうが、日本のために知恵を絞って議論してくれると思います。

    まず、あまりにメディアが異様なので、まあすさまじいです、日本は。
    「戦争になるぞ、なるぞ、わーっ」て、恐怖心ばかり煽って、どう考えてもキチガイです。

    鳩山内閣の時代には中国がなめきって、漁船どころか監視艇で尖閣まで侵入してきて、おまけに東シナ海では民間利用しかしないて中国が言っていた島を平然と埋め立てて軍港をつくりあげるなど、冗長しまくっていた中国を、安倍内閣になって、米国との同盟関係を強調し東南アジアの諸国とも連携して、毅然と対処したことで、尖閣周辺もおとなしくなり、少しは中国も米国と話し合いをしようなどと、自重するようになったのです。

    この状況が、朝日新聞のおかしい頭で考えると、「日本側が中国を刺激したので、中国が強硬になってきた。安倍政権でますます険悪になった」と、脳内回路ではこのように論理が完結するらしい。

    とにかく頭がおかしいとしか言いようがない。手のほどこしようがありません。
    こんなのと政治の議論をしても、こちらまで頭が狂いそうになりますが、なんとか我慢強く、国民がだまされないようにやっていくしかないですね。

    元も子もない話になってしまって、申し訳ありません。

    • 鳥海山たろう より:

      ちなみに、安倍首相が「打ち方ー、止め!!!」言ったと朝日新聞が捏造(120%の捏造)した背景は明らかです。

      「そら。安倍が戦争をしたくて、したくて、しょうがないて言うているぞ。」
      「”ボクチャン、戦争の号令をかけたい”て、独裁者がささやいてるぞ」
      「おもちゃの戦車で遊ぶガキなみだぞ。日本の首相はなー」

      そら、日本国民よ、怖がれ、怖がれーって。まあ、子どもじみた手法でサブリミナル効果を酷使しています。
      どう考えても変態左翼そのものです。

  21. たろう より:

    http://1st.geocities.jp/anpo1945/index.html

    大森勝久氏のサイトです。元極左で北海道庁爆破で死刑判決が確定しました。現在は保守思想に転向しています。ロシア 中国 日本共産党 民進党を含めた左翼政党の恐ろしさを説いています。彼らは日本を本気で滅ぼす気でいます。是非読んでください。

    • 鳥海山たろう より:

      大森勝久氏の慟哭(左翼の洗脳で人生を破滅させられた慟哭)に関する言論は永久保存です。いかに日本の変態左翼の洗脳がすさまじいものだったか、悲痛なほど、よくわかります。

      特に下記が必読ですね。
      同じように洗脳された青年が何千人、何万人もいたのです。

      「私の左翼時代ー洗脳されて革命運動に参加」
      http://1st.geocities.jp/anpo1945/sennousarete.html

      あれほどの規模の凄惨な殺し合いと憎しみ合いは、日本とくらべて凶悪犯罪が何倍もの犯罪社会である欧米でも起こっていません。

      いったい学生紛争で死傷の被害となった学生や青年の被害者数はどれほどいたのか。
      戦争での死傷者数は執念深く数え上げる変態左翼も、その青年たちの人数は数え上げようとしません。正確な被害者数はいまだ闇の中だと思います。
      相当数の若者たちが人生を棒に振りました。ほとんど日本の教科書にも記載されていません。

      以下、一部を抜粋させていただきます。

      「1969年は私が二年になった年だが、学園紛争が全国化した年でもあり、岐阜大学でも多くの学生が参加して大衆デモが行われた。クラスの七、八割位は一度は日共系か反日共系のデモに出たことがあったと思う。左翼的でないと人間的でないと見られる空気になっていった。」

      「私は学生寮というのはどこの大学でも学生運動の中心であることを知らずに入寮した。寮では週に一度食堂で寮生大会が開かれた。両親の影響で理論なしの情緒的なアカ嫌いだった私は、寮生大会に出るのが嫌で、その日は同じように嫌がっていた一年生仲間と一緒に一番後ろに座って早く終わらないかとばかり考えていたものである。理由をつけてサボったこともあった。そんな私が日本共産主義革命を正しいと考えるようになってしまったのは、それまで聞いたこともない左翼理論を頻繁に聞かされたからであり、また一年生仲間が一人また一人と左翼の考え方に変わっていったからである。」

      「私が寮生大会他で先輩等から聞かされた理論というのは次のようなものだ。
      ・日本の経済制度は資本主義制度であり資本家が労働者を搾取する制度だ。
      ・日本は・・資本家階級が労働階級等を支配する階級国家であり悪である
      ・日本の憲法や法律は階級支配と経済的搾取を肯定し正当化しているブルジョア法であり悪である
      ・日本の民主主義はブルジョア民主主義であってブルジョアジーの独裁支配に等しいものであり悪である
      ・生産手段の私的所有こそが階級支配と搾取の元凶である・
      日本は独占資本主義段階にあり、第三世界に対して必然的な帝国主義になる・原始共産制が崩壊した後の人類の歴史は階級闘争の歴史であった。そして現在は労働者階級を中心とした階級闘争・共産主義革命によって、平等と真の自由がもたらされる人間の理想的な社会である共産主義社会を実現できる段階に至っている。
      ・共産主義社会では支配も搾取も対外的な侵略もなくなる。人類の前史は終わりを告げる、、、等々。」

      「私は聞いたこともなかったこうした理論によって、しかも学術的な専門用語にも幻惑されて、それまでごく自然に受け入れ肯定してきた日本の政治経済体制に疑問を持つようになり、ついには価値否定させられることになってしまったのである。自分は何も知らないままに共産主義を毛嫌いしてきただけであったと反省することになっていった。上記の理論は全て虚偽理論である。しかし保守主義の確固たる思想や理論など何も教育されていない私は、虚偽を見破ることは出来ず、アカ嫌いの感情は段々と解体させられていき、白いキャンバスに赤色を塗っていくように次第に染め上げられてしまったのだった。」

      「洗脳のテクニックがある。日本の国家社会を否定したかったら<虚偽レッテル>を貼り付けまくり、それを反復して唱えればよい。前記のような虚偽理論である。学術的な装いを伴っていれば効果はより一層高くなる。現国家社会が悪として全否定されれば、これに対立する共産主義社会は自動的に肯定され、かつ理想化されていく。旧ソ連共産党はこの洗脳のテクニックを熟知していて、各国共産党を指導(洗脳)していった。寮の先輩は無自覚に私たちに対してそれをしたわけである。」

      「三月の卒業式とその直後の教員採用の辞令交付(私は小中高の教員免状を取得し、瑞浪市の中学校の数学の教員に採用されることが決まっていた)が迫ってくる中で、私は何度も読み考え自己と対決して、教職を捨て市民社会に別れを告げて、底辺社会へ入っていくことを決めていった。」

      「一九七五年五月一九日、首都圏で連続企業爆破闘争を実行してきた<東アジア反日武装戦線>三部隊が一斉逮捕された。自分よりも先行して爆弾闘争を展開してきた彼らを、私は凄い連中だと思い支持してきたから、一斉逮捕は非常にショックだった。私も早く北海道の中心である札幌市へ住居を移して、反日亡国の爆弾闘争の準備をしていかなくてはならないと思った。」

  22. 匿名希望 より:

    熊本地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
    小坪市議におかれましても、お忙しい中ブログの更新をありがとうございました。

    今日は失礼ながら匿名で投稿させていただきます。

    今回たろう様がコメントに取り上げられた大森勝久氏について、少々問題があるような気がするのですがいかがでしょうか。
    安倍首相を「反日」認定したうえで並々ならぬ悪意を抱いておられます。

    コメントにまで手が回らない状況であることは想像に難くありませんが、該当サイトの内容を一度ご確認くださいますよう、よろしくお願いいたします。
    もしコメントが不適切と思われましたら、不掲載にしていただいて構いません。

  23. 昭島市民 より:

    憲法9条については、自衛隊をなくすことは共産党ですら難しいと認識している現状において
    「軍の最高司令官は内閣総理大臣」くらい書いておくべきではないか
    このあたりから議論をはじめるのがよいだろうと考えています

  24. 月光仮面 より:

    小坪先生 憲法改正大賛成です そして 天皇陛下を中心とした国家を
    作るべきだと思います さて このように書くとネット右翼と言われる方も
    居ると思いますが 日本人の国として作るべきだと思っているのです
    だから 移民は大反対です 移民は現在の奴隷だと思います 移民を出す国も
    受け入れる国も 考えが異なるところから出発しているのが 移民だと
    思います 移民を出す国が出さずに 日本とともに発展していくのが 最良の
    道だと思うのです この 憲法改正はこの日本人のための憲法をまず制定する
    必要があると思います これを反対する方たちは 日本を根本的に壊したい
    という事です すべて このことが根幹にあるのだと思います 物質に核が
    あるように 民族にも核が必要です その核が天皇陛下でありその周りに
    日本民族が成り立つのです それを 表したものが日本国憲法だと思います
    その根幹をしっかりさせて 日本を発展させてゆくのです そして貧しき国が
    あれば ともに栄える努力を一緒にしてゆくような国つくりをしてゆくべきだと
    思いますそれが 憲法改正の目的ではと思います それには必要なものがあると
    思っています 少子化対策ではないでしょうか 政府や左翼の方たちも
    保育園の数を少子化対策と思われているようですが 私は 保育園の数
    ではないと思うのです それは 一人の子供を育てるのに大変なお金がかかる
    のだと思います そして 今からはもっともっとお金がかかり教育も高学歴に
    なると思います 3人4人と産んでほしいと願いますが 大変な苦労だと思うのです
    そこで 3人目4人目で補助金を出すべきだと思います それだけでなく
    優遇制度が必要ではないでしょうか そして 3世代家族を増やすべきだと
    思います 根本的な家族の在り方 国を構成する家族を見直さない限り
    少子化対策は成り立たないように思います 憲法改正=国の繁栄=家族の繁栄
    =日本国民の繁栄ではと思います 小久保先生これからもご活躍をお祈りしています。 

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