昨日に引き続き、「(悪徳?)税理士の実態」を紹介します。
まだお読みでない方は、続き物のため【外国人の扶養控除】税理士の実態(画像公開)からお読みください。
今日は、昨日紹介した「申立書」がどのようなものか、そしてどの程度の効果があったかを紹介。
ま、びっくりすると思いますよ。
順当に考えて、「所得1000万でも無税」になっていますもの。
出されている書類が真であるならば、そうなります。
前提条件こそつけますが、えぇ、断定で書いておきますね。
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今日は、web上に税理士としてアメブロを書かれている向山 裕純(むこうやま ひろよし)さんの記事を紹介させて頂きます。
該当ブログは2012?11?19とタイムスタンプがあることより、若干の違いがある可能性を指摘しておく。
(ワーワー騒いだので、今年はすでにやや厳しくなりつつある傾向とのこと。)
<公開していいのか?>
これは税理士という「ビジネス」を行うにあたって、広報・宣伝の類として公開されているのだろう。
当該税理士がビジネスとして宣伝している内容は、当方が政治家として問題視している案件である。
よって、一人の政治家として、その問題点を記載すると共に、周知することを責務だと感じた。
シンプルに言えば、公益に資する、と信じればこそ、だ。
著作権法に基づく引用の形をしっかり守って書いていく。
公益に資すると考えてのエントリである、そのことを繰り返しておく。
外国人の場合、扶養親族は、両親・兄弟姉妹だけでなく甥や姪まで扶養していることもあるので必ず本国での証明書を取り寄せる必要が有る。
余談だが、以前までアジア圏の外国人の扶養者証明書の生年月日を見ると、ほとんどの者が1月1日生まれになっている。たぶん日本のような戸籍もなく出生も病院では無く自宅等で生まれ、出生の届け出も今と違い厳しくなかったからだろう。
>ほとんどの者が1月1日生まれ
>たぶん日本のような戸籍もなく
>出生の届け出も今と違い厳しくなかったからだろう。
大いに同意する。
日本であれば住基ネットをはじめ、導入が秒読みとなったマイナンバー制度などで「その人がいること」の実在を徹底的に証明している。
しかし、海外ではそうではない、という認識だ。
私は、ゆえに、扶養控除制度を外国人にそのまま適用するという考えは、この時点ですでに瓦解していると主張している。
昨日のエントリにおいて、ここらへんの証明がザルであることを述べた。
▼ご自身、奥様、友人、知人がお国に行く際に持って行った、持って行って貰った場合
→「人が持っていき、手で渡しました!」と言い張ってもOK
▼EMS(郵便)ドア・ツー・ドアで送った場合
→書留以外でも大丈夫なようですね、書き方的に。他の書類も、一切行政発行のものとは言えません。家計簿がOKなのですから。。。苦笑
▼業者、知人に送金をお願いした場合
→なんと知人でもOK
一般人である「知人」がどうやって「日付と金額」を証明するかといえば・・・
「・日付、金額に関して業者、知人の承諾(署名、捺印)があれば問題ありません。」
なんと、知人が「○○円、渡したよ!」「○月○日だったよ!」と一筆書いて、署名・捺印したらOKとのこと。
改ざんなんてし放題じゃないですか。
その書類に、なんの証明能力があるというのでしょうか。
<今日は実例を紹介します。>
当該税理士(昨日とは違う人)が「実績として」(私の感じ方としては)「税理士ご自身が誇っている」成果を紹介しましょう。
つまり「うちの税理士事務所ではここまでできますよ」と広報している、私はそう認識しております。
彼の誇る、その成果とは。。。「たった一件の送金先で、30名の扶養控除を税務署に認めさせた」というもの。
日本で法人を立ち上げホテル業を営んでいる48歳の外国人の社長だが、日本国内に配偶者及び実子4人と同居をしているが、そのほか本国に父・兄弟姉妹6人・姪甥18人合計30人いたケースである。
このケースの場合、まず出身国で、社長本人が扶養している家族名・続柄・生年月日などの身分関係が分かる証明書を取る必要があり、地元の公共機関で証明書を取るようにさせた。
証明書は地元の言語で書かれていたので日本語に翻訳しておく必要があった。
さらに、扶養者各自の収入(所得)がわかればよいが、アジア地域の外国人の場合は所得証明書なるものは無いようである。従って社長本人の自主申告になってしまった。
次に、生活資金の送金証明書であるが、これは本人の預金通帳及びその送金明細書をコピーし確保しておいた。
今回の場合、生活資金が社長本人の父親だけに送金されていたので、他の扶養者にはどのように生活資金を渡していたかが問題になった。そこで、社長本人直筆の「理由書」を作成し確定申告書に添付をすることにした。
なお、この社長は日本語が書けないので母国語で書いてもらい、それを日本語に翻訳したものを提出した。下記に提出した「理由書」を参考として掲載する。
これがその文章である。
>本国に父・兄弟姉妹6人・姪甥18人合計30人
とあるが、日本の場合、誰かの扶養に入っており、二重扶養にになるはずだ。
日本人のみの世帯で、これほどの扶養人数になることは考えられない。
制度、仕組み上の「外国人特権」に他ならない。
政治家として断言する。
>扶養者各自の収入(所得)がわかればよいが、アジア地域の外国人の場合は所得証明書なるものは無いようである。
ここも問題だ。
再三、指摘しているが、所得証明書が存在しない。
公的に証明されていないのだ。
そして、、、
>従って社長本人の自主申告になってしまった。
「なってしまった」ではない!と怒鳴りたくなる。
いいわけないだろう!
>今回の場合、生活資金が社長本人の父親だけに送金されていたので、他の扶養者にはどのように生活資金を渡していたかが問題になった。
どういうことかといえば、「送金は1件」だけなのだ。
送金1件で、扶養親族が30人を請求した、と税理士は述べている。
そのため税務署が問題にした、と。
>この社長は日本語が書けないので母国語で書いてもらい、それを日本語に翻訳したものを提出した。下記に提出した「理由書」を参考として掲載する。
読むとしびれあがると思う。
これが税理士の仕事なのか。
税理士の「士」は、サムライと読む。
いわゆるサムライ業として、良心は痛まないのだろうか。
とりあえず、その理由書を読んで頂きたい。
送金を受け取った父親は、各扶養者へ、現金にて各自へ渡しております。
父親から各扶養者への預金口座への振込はしておりません。
その理由として、各扶養者は、家族の長である父親の家の近くに住んでおり、
家族全体で生活を助け合っており、父親が生活費を各自に現金分配しているからです。
なお、私の地方では、日本のような所得を証明するものがありません。
以上
まとめよう。
本理由書だけでなく、前段の部分からまとめる。
?父親一件にしか送金してないよ。
?でも、向こうには家族が30人いるよ。
?母国のほうでお金は分配してるので、「俺は30人、扶養してる」んだよ。
?近所だし、口座ではやってない、手渡しなんだ。通帳のコピー?ないよ?
?その30人だけど、「働いているんじゃないの?」(扶養控除の対象外)って言われても所得証明はないのでヨロシク!
→扶養控除、30人、出してよ。
結果!
税務署を通って、30人分の扶養控除が通りました。
文章・画像の引用元 外国人の扶養控除の手続き方法(税理士:向山 裕純) [魚拓]
<問題点>
大きな問題であることは認識して頂けていると思うが、
政治家として別の観点より訴えたいことがある。
官公庁とは、基本的に「前例主義」だ。
それは、Aという自治体ではこうで、Bという自治体だと違った、となると困るからである。
いわゆる法の下の平等、理念でいけばこれが近い言葉だろうか。
税務署に関しても、ある人にはOKで、異なる人にはNG、これは許されない。
怖くなってきましたか?
何が問題かわかっただろうか。
「通ってるじゃないか!!!」って税理士が税務署で騒げば、
「税務署は折れざるを得ない」のだ。
現状だが、会計検査院が入り「厳しく見てよ」とは通知が出てる模様。
今年はさすがにここまであからさまなものは却下される可能性が高い。
だが、そもそも外国人のみが扶養控除をとりやすい実態には、なんら変化はない。
そして、証明さえできれば、同じことができる現状は、何も変わっていないのだ。
問題としているのは、「一件こういうもの」があった、それが一件で終わらぬということ。
イコール、全ての税務署で同じ対応が迫られる、ということ。
これを生業にしている税理士は、相当にいる。
<この野郎!と怒り心頭の方へ>
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本日は、ちょっとぐったりしております。
特に病気というわけではないのですが、ここ最近、過負荷がかかってたのは事実です。
まぁ少し風邪気味ですけど。
皆様はお変わりありませんか?
風邪など召されませんよう、お身体をご自愛ください。
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NHKで報じられました。
【外国人の扶養控除】海外親族の扶養控除 厳格化へ(NHK)
本問題の法論拠について
(わかりやすいよう解説を交えて書き下しました。順にお読みください。)
【中間まとめ】「在日特権・外国人特権」の公的証明?外国人のみ税金が安く生活が楽。(ソース不定とは言われません。)
【原紙】日本国民と在留外国人の扶養控除及び各種給付における不公平の是正 並びに日本国民の雇用回復・ワーキングプアの解消に関する陳情
・【報道】会計検査院、外国人の扶養控除制度の見直しを財務省に要求!「扶養する家族が多すぎて控除額が高くなり所得税ゼロが多数」
・【片山さつき先生】外国人らの扶養控除制度の見直し訴え 7割が所得税「ゼロ」
コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)
明日は冬至ですね。柚子のお風呂に入って1年間のお疲れを洗い流されますように・・・。その翌日は天皇陛下のお誕生日です。ともに祝い、明日の活力といたしましょう!
小坪先生が発信した情報などを、
?納税者・生活者感覚に訴え
?しつこくと思われない程度にコンパクトにまとめて
多くの『知人・友人に世間話』として拡散することは、
?ネットの限界
?選挙期間だけ頑張っても意味が無い
などが再確認された中で、【政治関連にアクセスする各人(少数派)】の課題なのだ。
小坪さん
いつも貴重な時間や体力…つきつめれば寿命を
自分のためでなく人のために割いて頂いて、ありがとうございます。
どうか小坪さんの体調が回復されますよう、お祈りしております。
最近、嘘などへの反論の記事が目立っていましたが、
私のようなお人好しには非常に勉強になる記事でした。
応援していた保守派の方に悪い噂が立ったとき、
「どうして嘘を否定しないのかな」と不安を感じていたからです。
しかし、噂が嘘でも反論できない理由があると分かったことや、
また反論する記事の内容を見ていて、
「自分の感覚がおかしいんじゃなかったんだ…
やっぱり、変な意見は誰が見ても変なんだな…」と思えたことで、
少しほっとできました。
小坪さんのお人柄の見えるような
素直で実直な記事が好きです。陰ながら応援してます。
暖かい言葉に、同意します。
昨日は非常に失礼はコメント申し訳ありませんでした。
当然、問題無いので記事に載せているに決まっています。
しかし、この制度はいったいなんなんでしょうか。
これをで業績としてHPに載せる精神も全く理解出来ません。
どう考えても、30人もの人間の面倒を見る方が沢山居る訳が無いですよね。
それをろくに証明にならない証明で、養っていると認定させる事を仕事にするなんて、腐っているとしか思えません。
考えれば考える程、怒りが湧いてきます。
初めてコメントします。
いつも、小坪先生のブログを拝読させていただいています。
小坪先生も酷寒の折、ご自愛なさってください。
先日、平成27年10月より通知されるマイナンバーが特別永住者や中長期在留者などの外国人の方にも通知されると聞き、こういった外国人の扶養控除の不公平にメスが入ることを期待しているのですが、実際のところどうなのでしょうか。
小坪様のブログを知ってから、
学のない私でも分かりやすい説明のおかげで
政治の事が少しずつ理解できるようになりました。
ありがとうございます。
「控除対象扶養親族は、日本国内の居住者に限る」という文言を、条文に追加して欲しいですね。
外国人に控除なんて一切不要だと思います。なぜそこまで情けをかける必要があるのかさっぱり分かりません。日本国民より外国人が有利になるなんて事自体がおかしいです。日本人よりも条件が悪くても日本で働きたい、日本に居たいという外国人だけ居ればいいです。日本人より得しようと思っている人は要らないです。
ローラさん父、起訴内容認める=海外療養費詐欺―東京地裁
時事通信 [12/22 16:41]
国民健康保険の海外療養費をだまし取ったとして、詐欺罪に問われたタレントのローラさんの父親
バングラデシュ国籍のジュリップ・エイエスエイ・アル被告(54)
東京地裁(横山浩典裁判官)であり、ジュリップ被告は起訴内容を認めた
検察側
中古車輸出販売の経営がうまくいかず生活費に困り、詐欺を考えた
バングラデシュの知人に書類の偽造を依頼
だまし取った金は借金返済などに充てた
否認した理由
「認めれば子どもの人生に迷惑を掛けると思った」
バングラデシュでデング熱の治療を受けたと虚偽の申請
東京都多摩市から約98万円をだまし取った
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これが一段落??したのも市議の活躍の影響かもしれませんね
もうすぐ年末調整ですね、62歳になり年金とパートの少しばかりの収入で夫婦適当に暮らしております。年金も受け取り始めて2回下がりました。今は年末調整も自分でやっており、お正月のチョッと高級な酒代になります。
っと自分のことはここまで。
「なんでやねん、世の中どないなってんねん、なんとかしてよ安倍さん 頼むわ。」
次世代の党のみなさん まだまだ応援してますよ??
小坪さまご自愛ください。
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もう何も驚かない(# ゜Д゜)
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