【外国人の扶養控除】海外親族の扶養控除 厳格化へ(NHK)

NHKにて報道があがった。
ここに紹介する。

制度変更が検討されており、「ネットに騒ぎになったこと」は大きな影響があったと考える。
まずは勝利を喜ぼう。
しかし、検討内容は不十分であり、さらなる追撃が必要だと私は考えている。

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先日、公開した会計検査院 特定検査対象に関する調査状況・検査報告の概要では専門用語も多く、わかりにくかったように思う。
以下、画面キャプチャになるが、これならどうだろうか。

NHK1

NHK2

こちらのほうがわかりやすい!と思って頂けたなら
さらに問題を焚き付けるため、さらなる拡散、シェア・ツイートをお願いしたい。

では、報道を見て行こう。

海外親族の扶養控除 厳格化へ

11月13日 4時12分
海外に扶養している親族が多く居るとして所得税を課税されない人が多いと、会計検査院から指摘されたことから、財務省は海外に居るのが親族であるのかを確認できる書類の提出を義務づけ、手続きを厳しくする方針です。

会計検査院は先週、国の予算などが適正に使われているか検査した結果を報告書として取りまとめました。
この中で、海外に住む親族を扶養しているとして所得税の控除を受けている、外国人と結婚している日本人や、日本で働く外国人、およそ1300人について扶養の状況を公表しました。
その結果、扶養する親族が多く控除額が高くなった結果、所得税を全く課税されてない人がおよそ69%に上ることが明らかになりました。
さらに、親族であることを確認する書類などの提出が任意となっているため、控除が適切か十分確認できていないとも指摘しています。
このため財務省は、控除を適用するための手続きを厳格にする方針を固めたもので、生活費などを送金して実際に扶養していることや、送金相手が親族であることを確認できる書類を税務署に提出することを義務付ける方向で検討を進めています。
財務省は、来年度の税制改正で今回の見直しを行いたい考えで、今後、与党側と協議することにしています。

前回のエントリにおいては「国の行政機関の調査」で明確に認められたことの重要性を説いた。
発表そのものの原紙では内容がやや難解であり、「なぜ国の機関が認めたことが凄いこと」なのか、いまいち伝わらなかったように思う。

このNHK報道と画面キャプチャを見れば、重みがわかるのではなかろうか。
「そんなことはない」「ありえない」とサヨク系の方よりさんざん非難を浴びたが、今後、一切の反論は不可能である。
これが「ソースを作る」ことであり、本当の意味での論戦だ。
堂々めぐりの罵声の応手ではなく、論拠を重ね話を進める。
そして、実際に改善していく。

実際に、いくばくかの改善はなされている。
財務省は、控除を適用するための手続きを厳格にする方針を固めたもので、生活費などを送金して実際に扶養していることや、送金相手が親族であることを確認できる書類を税務署に提出することを義務付ける方向で検討を進めています。
財務省は、来年度の税制改正で今回の見直しを行いたい考えで、今後、与党側と協議することにしています。

確かな一歩ゆえ、喜ぶべきことではある。
どういうことかと言えば、「公式な書類不要」でザルであった外国人の扶養控除については、かなり厳しくなるだろう。

処理としてこのようになっていた原因は、民間企業の組織体制にもあったように思う。
「大企業の総務」ともなると企業内で確定申告をする場合もあり、その際に国外扶養者の公式書類の審査などが不可能であった点だ。
一度でも通った扶養控除を、同じように来年も再来年もと処理していく場合、「変わりありませんか?」程度のチェックが精いっぱい。
わざわざ自社の社員に対し「本当に扶養親族はいるのか!」とすごむわけにも行かぬし、マンパワーも最低限だ。ポジション的にも弱い派遣のお姉さんがやっている例もあろう。
彼らは公務員ではなく、公式な(国外の)資料を取り寄せる権限もなければ、真贋を見極める訓練もなされていない。そもそも、その能力を求められて然るべきの給与を得ていないではないか。

今回の件で(上記の例のものは)「ほとんど通らない」ようになると思う、税務署で停めるだろう。
どのように変化したかは「国政で厳しく注視してもらえばよい」のだ。
そしてその依頼と手配は、完了していることをここに報告しておく。
すでに「終わった話」だ。
政治家とは罵声の応酬をする職ではなく、常に先の先を導き出す者、でございますゆえ。

 
とは言え、報じられている改善案、
ここに関しては思うところがある。
はっきり言えば不満である。

行橋の事例で以下が明らかになっている。
このように大きな数字の差が出てきた理由は、「非課税世帯」の大きな大きな減免によるものだ。
本来、生活できるかできないかという方に用意されたセーフティネットのため凄まじく大きな減免である。
非課税世帯か否かのしきい値を所得税・市県民税(地方税も国税に依存)でとっているゆえに起きる不公平な税制である。

この改善案では、非課税世帯の大幅な減免、これによる不公平さはまったく改善されない。

外国人の扶養控除(図表)単に審査を厳しくしたから、どうしたというのだ。
防止できるのは「存在が証明できない国外扶養者」であって「実在する国外扶養者」については今まで通り、控除を受けることができる。

日本人の場合、誰かの扶養に入っている。
国際結婚、外国人労働者が増える現在の世情を見るにあたり、「本当に国外扶養者」がいる外国人(もしくは日本人配偶者)は多数である。

国外に住む外国人の「国外扶養者」は、日本人に比較していくらでもとれるのである。
これは報道で触れられていないが、会計検査院でも指摘されている。
この部分は、一切改善されない。
ゆえに「厳格に審査したとしても」日本人ばかりが税制で不利な扱いを受けている状況には変わりない。

また、「外国人ばかりが生活のイニシャルコストが安い」ため
非常に安価な給与で働ける現状にも変化はない。
結果として、日本人の賃率が不当に押し下げられていること。
ここには一切の変化がない。

よって。
想定通りの結果であったゆえ
当方としても「想定通り」次の手を打たせて頂く。

まだ前向きな返事はできておらず
恐らく準備は整わないが・・・
来たるべき解散総選挙をにらみ、出馬の打診を受けている。

一期も務め上げておらぬため、現在の(大好きな)行橋市議のバッチを放り出すような無責任なことはできぬ。
市議に愛着を感じていることも、何度も繰り返した通りだ。
断念したいと考えているが、「政策協定」を結んだ上で、選挙支援に入ることはできる。
正式に決定した場合、この場で報告させて頂きたい。

ネット選挙が許された今。
私自身が大規模票田として、政党と話をすることが可能だ。
そのポジションを皆様に用意して頂けた。

それを私が一括して決定することは民主的ではないため、ゆえに以下のランキングクリックボタンがある。
毎日、選挙しているようなものだ。

アクセスをもって、国政と直接の対話を試みる。
そして、すでに回線を開くことには成功した。

まずもって、NHKの報道に載ったことを喜ぼう。
そして改善が検討され、一歩が進んだことを喜ぼう。
その上で「さらなる一歩」を踏み出そう。

私は、やる。
皆さまはどうか。

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<

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コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)

  1. Mationalist より:

    この左に染まりきった福岡から、このような声を上げる事の大変さはよく分かります。
    福岡市議会には”あの”高島市長の根性を叩き直してくれる市議はおりませんでしょうか。

  2. 放浪者 より:

    今回の会計検査院の調査はあくまで確定申告した分です。つまり書類の添付が必要となっている分の調査ですよ。書類の添付が義務付けられていない会社員の年末調整による扶養控除は含まれません。

  3. コメコパン より:

    小坪市議様、まずはありがとうございました。
    まさに昨日、私のブログでもご紹介させていただきました。
    時代は動きつつありますね。(そうあってほしいものです)
    外国人の件については、確定申告をすり抜けている人、同族の行政書士で手続きをしている方が多いような気もします。もっともっと厳しくしないといけませんね。
    今後とも応援しています。

  4. カナビシ300 より:

    いつも応援しています。
    今一度、我々ができることをまとめていただきたいです

  5. araigumanooyaji より:

    “アクセスをもって、国政と直接の対話を試みる。”

  6. 大和の国の日本人 より:

    いつも分かり易く執筆して下さりありがとうございます。
    これでも日本人には朗報です!日本のためご尽力下さりありがとうございます!あのK(チョン)HKでさえ『海外扶養者』ニュースを放映するとは余程焦ったのでしょうね。外国人議員は置いといて、チュンチョンのポチ議員は日本の国のため働けば良かったものを。(無理か!)
    これからも応援しています。

  7. 町工場の親方 より:

    >一期も務め上げておらぬため、現在の(大好きな)行橋市議のバッチを放り出すような無責任なことはできぬ。
    市議に愛着を感じていることも、何度も繰り返した通りだ。
    断念したいと考えているが、「政策協定」を結んだ上で、選挙支援に入ることはできる。
    正式に決定した場合、この場で報告させて頂きたい。

    >ネット選挙が許された今。
    私自身が大規模票田として、政党と話をすることが可能だ。
    そのポジションを皆様に用意して頂けた。

    >それを私が一括して決定することは民主的ではないため、ゆえに以下のランキングクリックボタンがある。
    毎日、選挙しているようなものだ。

    >アクセスをもって、国政と直接の対話を試みる。
    そして、すでに回線を開くことには成功した。

    総選挙が始まります。
    選挙を見ていてつくづく感じることは、「選挙は戦争だ」、ということです。
    勝者=当選者、に対し、敗者=落選者、はとことん惨めです。
    まさにこれ以上の天国と地獄の差はないように思われます。

    溺れる者の藁をもすがる思いで、小坪さんの、「ネットの力」、を借りようと接触する候補者はゴマンとていると思います。また逆に、もしマイナスイメージ的なことを書かれたら致命傷を受けかねないと思う人間もいるでしょう。(まったく無名の行橋市・共産党市議の名が全国に知れ渡りました。<W>)

    小坪さんのブログを拝見し、いつも感じるのは、左翼の、「日本国家の破壊、否定」、の意志です。
    私は先月79の誕生日を迎え、年が明けると数え81になりますが、ここ数年、
    田中英道・東北大名誉教授と馬渕睦夫、元ウクライナ大使の著書を読めるようになったことを本当に幸せと感じています。
    お二人の著作から、国家否定の左翼ユダヤ人の謀略が実に良く理解できました。=グローバリズムの正体

    以下の書物は是非お薦めいたします。

    田中秀道・著
    「戦後日本狂わせたOSS『日本計画』」ーーー展転社
    「戦後日本を狂わせた左翼思想の正体」ーーー展転社

    馬渕睦夫・著
    「国難の正体」ーーー総和社
    「『反日中韓』、を操るのは、じつは同盟国・アメリカだった!」ーーーWAC

  8. 名もなき一般人 より:

    ブログランキングが下がってしまい残念です。
    みなさん、今一度毎日クリックを忘れずに!

  9. さむらい より:

    毎日ご苦労様です。
    海外の扶養家族の確認を厳しくするだけでなく、違法な届け出を行っていたものに対し追徴課税することも合わせて行ってほしいと思いますが、果たして可能なのでしょうか?公平性の観点から是非行って欲しいものです。

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  19. 納税者 より:

    小坪さんに一言。
    とてもエネレギッシュな活動をされていて頼もしい限りです。
    ですが、外国人扶養控除に囚われ過ぎていませんか?
    私は外国人の知り合いが居ませんので他人事の様な感覚です。
    小坪さんにもっと攻め込んで頂きたいのは今の日本の所得格差問題です。
    低賃金者の税率を下げ、高所得者の税率をもっともっと上げるべきです。
    例えば年収300万円未満は税金ゼロ。300万円から最低税率0.5%でスタートし、
    収入に応じて小刻みに税率を上げ、年収5000万円以上で80%の税率にすれば
    国の税収も増え、8割以上の国民の暮らしが楽になるのでは無いでしょうか?
    例えば日産のゴーン社長。年収11億円なら8億8千万円が税金。
    それでも2億2千万円もあるのだから、庶民にとっては夢の夢。
    ゴーンさん一人で(8億8千万円)、例えば税金100万円収める人の
    880人分となる訳です。どうですか?
    これで国が抱えている借金も早期に返済出来るのでは?

    • sinobu hattori より:

      納税者 様

      ご返信、失礼致します。

      >ですが、外国人扶養控除に囚われ過ぎていませんか?

      他のエントリー記事を 見て頂けたら解りますが、
      小坪市議は、「外国人扶養控除」以外にも、
      沢山の内容を 取り扱っておられますよ。

      …ただ、こちらに関しては、
      他の地方の行政機関で「現在も進行中」の内容という事で、
      今後も、取り扱う事もあると思いますよ。

      …後は、個々の住んでおられる方が、
      自分の住んでいる地域の行政機関へ
      「陳情・請願」などを して頂く「行動力」が、
      重要な内容と考えております。

      私も、地元の役所・議員先生へ、
      行動させて頂きました。
      ??????????????????????

      >私は外国人の知り合いが居ませんので他人事の様な感覚です。

      多分、貴殿の様な方も、
      多くおられると思います。

      …ですので、余計に
      「知って頂く」必要があるのでは、ないでしょうか?

      「他人事」の間に
      「特権」を「貪り」続けられている訳ですので、
      考え様によっては「恐ろしい」事だと思いますよ。

      「不良外国人」自体も問題ですが、
      これを手引きしている「トンデモな輩」がいる事が、
      大変、問題でして、

      それを 抑制する意味でも、
      重要と考えます。
      ???????????????????????

      >小坪さんにもっと攻め込んで頂きたいのは
      >今の日本の所得格差問題です。

      こちらは、私も期待したいですね。

      お忙しいと思いますが、
      是非、考えて頂きたいテーマですね。

      長文、失礼致しました。

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