国における法律としての「地方選挙での、外国人への参政権の付与」は、左派勢力は断念したように思える。
ご存じの方もいるだろうが、次の狙いは地方議会である。
なぜ地方議会がターゲットにされたのか、その理由と制度上の問題点を記す。
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【事実上の外国人参政権】明石市も外国人に投票権、条例制定 きょう答申に付随したエントリとなる。
自治基本条例など、国政では左翼すら断念したような法案がなぜ地方議会で通ってしまうのか。
不思議に思う方も多いのではあるまいか。
しかし私は「当然のこと」だと考える。
理由を「地方議会・地方議員に求められる職務」など、制度から分析する。
その分析に基づき、処方箋を提案すると共に、保守に求められるスタンスを示したい。
▼「こんなことも地方議会はわからないのか!」
とお叱りの声も頂くだろう。
またモニターの前で落胆する皆様の顔も目に浮かぶ。
新人で、一期も務めていない小坪慎也すらわかってるじゃないか!
と誉められているのかはわからないが、声援も頂いた。
その上で、地方議会への誤解を、少し解いておきたい。
これは仕方ない、のだ。
また有権者にも私は責任を求めたい。
▼「地方議会とは何か。」
基本的に、自治体に住む住民の福利厚生、事業の執行の承認などを行っている。
はっきり言えば「イデオロギー」は存在しない。
というよりも、存在するはずがないのだ。(本来の制度から言えば。)
どうすれば我が町はよくなるだろう。
この考えに基づけば、右も左もないのである。
イデオロギーが対立することが、そもそもないのだ。
いや、ないはず、なのだ。
よって本来「保守の地方議員」というものは存在しない。
当然、経済へのアプローチがケインズだったりマルクスだったり
それはどちらでもいいのだけど、
(地方議員の場合は、正直、影響を与えないだろう。首長は別。)
地方議員がどちらの経済に傾倒し、予算執行に対し賛否を明らかにしようと
そこに住む者を思う限り、イデオロギーが問題になることはない。
なかったはずだった。
▼「地方議会のイデオロギー対立」
これは共産党が悪い。
無論、社民・連合なども挙げられるが、イデオロギーを持ち込んだのは左翼だ。
社民・連合などは色も薄く、前述したとおり「あまり関係ない」レベルで
毒になるとも言えないレベルだった。(昔は違うし、一部自治体では問題もあるだろう。)
地方議会に、色濃くイデオロギーを持ち込んだのは、日本共産党である。
国政に関与するため、いくらかでも議席のある地方議会を巻き込み
国政への政策の射出台として利用しはじめたのだ。
結果、一部が反撃に出た。
保守の地方議員が必要とされるようになり
結果、立ち上がった者たちがいる。
これは後追いの、反動であると私は考える。
▼「保守の地方議員の活躍」
靖国神社に行く、日教組批判を行う。
そのような「個人の意思」としての、思想信条の自由、その発露たる発言はあった。
しかし、
共産党等からの決議・意見書攻勢に対し、
保守側も同様に意見書などで対抗しはじめた、
これは最近のことだと考える。
「保守ですらない。」とか「国家観が必要」
それは昨今では言われるが、本来の地方議会の在り様で考えれば
(当然ながら持っているべきものではあるが、業務上は)
そもそも不要なものだったのだ。
ゆえに、持ってないとしても仕方ない。
制度上、仕方ないという部分は書き記しておきたい。
▼「地方議員の仕事から考えれば、オマケ」
少し刺激的なタイトルだが、実は求められる職務から考えれば
保守活動は「オマケ」に位置する。
校区・団体などからの陳情・要請。
本当に小さな地元からの声をしっかり政策に反映させること。
これが地方議員の仕事であり、
国家のことを物申したければ「国会議員になれ!」という意見がある。
これはまさしく正論だ。
もちろん、関係するものもある。
例えば、私が取り上げた「外国人の国保の問題」や「外国人の扶養控除の問題」。
これは地方議会から言わねばならぬものだ。
また「庁舎における政党機関紙しんぶん赤旗の問題」についても、地方議会でやるべきものだ。
(よく考えて頂きたいが、本来、国は関係ない。地方の庁舎の「中の話」なのだから。左が、国政に妙な影響を行使している現実があるゆえ、結果的に国も巻き込んでしまったが。)
これらはイレギュラーであり、滅多にあるものではない。
よって、地方議会に「保守の地方議員」がいないのは当然とも考えるし
日常的に「保守だけ」をやっている地方議員は、本来の求められる職務を果たしていない、とも言える。
ゆえに、ネットで騒がれていようが、国で問題となっていようが
どうしても情報は遅れる。
「外国人参政権=ヤバイ政策」という認識はあっても
それが「自治基本条例」となると、途端にわからなくなる。
そして、制度上、わからなくなることは、致し方ないのだ。
国政と同じ反応を求めても無駄だ、
なぜなら「そもそも求められる職務が異なる。」のだから。
一部では「議会改革基本条例」に姿を変え、内部に先ほどのエッセンスを折りこんでいる場合もある。
名前が変わるだけでも、地方議会というフィールドでは厳しいのだ。
それを残念と思ってもらってもいいのだが、
「バカ野郎!」と短文で嘆くだけの方(支援者・有権者)には苦言も呈しておきたい。
「私は反対だ!」という声をあげるのみで
「私は正義の側にいます。」という免罪符を得たつもりになっていはしまいか。
私は、上記で説明した地方議会を生きている。
皆様も、生きている。
それが地方議会であるならが
それでも、やらねばならないのだ。
間違っているだろうか。
私が求める声とは
小さくともいい、「何か変えるアクション」なのだ。
どうしてこんなことになったかと言えば
区長の延長線程度のものだと地方議員を笑い
ドブ板だけ補修しとけばいいと唾棄し
そもそも地方選挙を、保守こそがなめきっていたからだ。
左翼が、外国人が、これほどに「ここを抑えれば、うまくいく」と狙った地方選挙。
保守こそこれを大切にしていない。
大事にしないから、じょじょに汚れていった、
それだけだ。
無理なこと、大きなことは求めない。
小さくともいい、地方選挙を戦ってくれ、
手伝ってくれ、
それだけで随分と議会は変わる。
有権者に「保守の地方議員が求められているのだ」と認識させてさえくれれば
状況は様変わりする。
できれば勝って欲しいが、
勝っても負けてもいいのだ、
保守も票になる、と理解させるだけでいい。
左の政策を述べれば
左翼はまとまった票を持ってくる。
ゆえに「苦しくなると左に転ぶ」のだ。
それを笑うだけではダメだ。
保守がそれをしないから、なのだから。
「できる範囲内でいい、動こう。」
このような小さき声に耳を傾けたい。
私は、共に立ち上がる者、汗をかくものと歩みたい。
その際に「バカ野郎!」だけ吐いて、
何もしない声は「邪魔」なのだ。
議論の邪魔であり空気を害する。
よって「バカ」の一言で済ませず
しっかりと向き合って欲しい。
自治基本条例などの危険性は、
政党機関紙しんぶん赤旗の件とあわせ、自由民主党・党本部より通達も出されている。
各県連の幹事長に送付された。
しかし、地方議会にはまだ浸透しているとはいいがたい。
なぜか。
その理由は、地方議会には制度上、求めらる職務ではなかったためだ。
国政であれば、これこそが「そのものズバリ」であるが、
国会議員ではなく、地方議員である。
忘れてはならない。
何より
左翼が延々と行ってきた地方選挙を
保守は、ほとんどしてこなかった。
このツケ、である。
かなり通されてしまう、と危惧している。
どうすべきか。
少ないコネクションではあるが、
頼れるところには、連絡を入れている。
しかし
私の力では及ばぬ。
遠く離れた地方議会に、どうして影響を与えられよう。
悲しいかな、一期も務めていない新人である、
そんな政治力は、ない。
伝えねばならぬ。
「少しずつでいい、声をあげてくれ、動いてくれ」と。
耳に痛いことも書いたが、この声を多くの方に伝えたく思う。
遠回りではあるが、これこそが真の解法であると信じるがゆえ。
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[…] 続き>> 【事実上の外国人参政権】自治基本条例は、なぜ地方議会で通るのか。停めるための本当の処方箋。 […]
安城市議会は、自治基本条例⇒議会基本条例(制定寸前)⇒政治倫理条例(制定寸前)で死にかけています。
ちなみに、安城市は自治基本条例⇒市民参加条例⇒市民協働推進条例⇒多文化共生プランで実質金縛り状態です。
左翼(自治労)により、実に巧妙に仕組まれた自治基本条例関連に、市長も議会も騙されている事に気付かない。
これは全国的な問題でしょう。
初めてコメントさせて頂きます。
一か月程位前にかけだし鬼女の「よければ一緒に凸しよう」にて
こちらのブログを応援しようとの記事から辿り着き
それからは毎日ランキングポチもさせて頂いております。
いつもはツイッターでのご紹介に留まりROM専門でしたが
10日の記事にて「できればBlogランキングで10位圏内に。」
との内容がございましたので閲覧者がどれだけ拡散して下さるのか
ここ2日様子を見ておりました。
ところが先生のブログの順位に変化が見られないのが心配になり
勇気を出してコメントいたしました。
提案なのですが記事タイトルの先頭に
【拡散希望】とされてはいかがでしょうか?
保守のブログ等を閲覧される方は少なくとも
現在の日本を憂いている正真正銘の日本人だと思います。
メディアが発信しない情報を求めていくつもの記事やサイトを
渡り歩く方々も決して少ないと思います。
ですがお仕事の合間に読まれる方や
専業主婦の方々でも毎日の雑多なことに追われており
限りある時間の中で気になる記事を優先に
時間を割くものと推測できます。
そこで【拡散希望】【緊急】などと冠をお付けになれば
クリックする方も少しは増えるのではと考えました。
政治ブログランキング上位者で近い考えを持っておられるブログ主様への
アプローチも良いかと存じます。
せと弘幸Blog『日本よ何処へ』さん、
現在は更新が滞っておりますが
MGR のんびりネトウヨの日ノ本会議場
(毎日更新時は8位までいかれておりましたし、
不定期更新ながら根強いファンもおります)
など探せば各々のブログで紹介してれるかもしれません。
先生の行動力、ご意志にはもちろん賛同いたしますし
頭の下がる思いでおります。
もっと効率的に周囲に広がる必要性があると考え
勇気を出して恐れながら書き込みさせて頂きました。
今後とも応援させて頂くとともに先生のご活躍、
私をはじめ日本が正常に動いていくよう一人一人が
思考し行動することを願って止みません。
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[…] 【事実上の外国人参政権】自治基本条例は、なぜ地方議会で通るのか。停めるための本当の処方箋。 […]