【激震】維新市長の”退職金ゼロ”の正体が、退職金の5割を毎月の報酬に上乗せ?に対し、大阪市が事実を認める答弁書。(木下吉信・質問主意書に対する行政回答)

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これは知らない人も多いだろう。市長選公約の退職金ゼロのカラクリ。

大阪市長選の維新候補の選挙公報において『覚悟を持った財政改革』の項目の中に「市長報酬40%カット・退職金ゼロ」と明記されていました。しかし、大阪市特別職報酬等審議会の答申によると「退職手当は報酬の後払い的性格もある為、現行退職手当4年間分の50%相当(1972万2560円)を毎月の給料に復元する」と記載。制度としての退職手当は廃止されたが、支給金額としては退職手当の1/2相当額が毎月分割支給されている事になる訳で、選挙公報に記載されている「退職金ゼロ」は著しく「虚偽記載」にあたるのではないかと思うのですが、横山市長自らが提出された選挙公報ですので、市民に分かるようにご説明頂きたく存じます。

ネットでも賛否が割れており、ソースの有無で議論になっていた箇所です。明確な答弁をとったといっていいでしょう。この答弁書は、今後のソースとして使用可能です。

 

 

 

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趣意書については、以下において公開させて頂いております。
本稿は下記に対する答弁書(前半部分)になります。

【強烈】木下吉信・質問主意書、怒涛の47問。大阪カジノ・IRの外堀を埋めていく。維新市長の”退職金ゼロ”の正体が、退職金の5割を毎月の報酬に上乗せすると暴露。ネットの航空援護に感謝、仕事で返す!との談。

 

質問数が多いとして前半後半に分けての提出となっておりました。
前半部分の答弁書は下記になり、特に”夢洲における(万博)・カジノ・IRについて”などを取り上げています。

【激震】木下吉信・質問主意書に対する行政回答。大阪カジノ・IRの外堀を埋めていく。誰もが知りたかった情報がここに。

 

 

答 弁 書

原紙をそのままアップいたします。
PCの方は読めると思いますが、スマホの方は少し厳しいと思うのでダウンロードして拡大してお読みください。大変かと思いますが、その価値はあります。読みごたえはありますよ。

※ 行政とはこのように逃げるのか、という部分も含めて。知恵比べですから。

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着 眼 点

 

(1)退職手当について

A-1から見えること~前提を整える
Qは木下議員の主張を述べたものであり、そこで述べられた主張を前提として受け入れるか否か、それが私のA1の着眼点です。

つまり退職金はゼロにしているけれども、退職金相当額の5割を月額報酬に加算して支給しているのは看板に偽りありという木下議員の主張を、行政はどこまで否定したのか。

①特別職の職員の給与に関する条例を改正した。
②退職手当の廃止は行った。しかし同時に給料月額の改定を行った。
③条例改正以降、市長は退職手当の支給対象に含まれていないため、いわゆる退職金は
市長に支給されない。
④私の任期中においても条例改正の提案をするつもりはなく、退職金ゼロが虚偽記載にあたるとは考えていません。

ポイントは【条例を改正し、退職手当の廃止と給料月額の改定を行いました。】でしょう。退職金ゼロは虚偽記載ではないとしつつも、答弁においては給料月額の改定を行ったことは認めています。

そして、木下議員が摘示した、本来の退職金の5割を給料月額に加算したという事実には一切の反論を行っていないため、(退職金としてはゼロだとしても)退職金相当額の5割を月額で支給されていることは答弁書においても明らかになったと言えます。

ここの前提の確認は非常に大切。
ネット上だとこの部分のソースがある・ないと、さかんに議論されてきました。これをもって「事実として述べることができる」ようになったと言えるでしょう。実は相当にでかい答弁です。

A-2から見えること~毎月の支給額に上積みされている名目はなにか?
Q1での回答を見越したかのようにQ2は放たれています。
『仮に、退職金としてはゼロであるというのであれば、復元された退職手当が毎月の支給額に上積みされている事について、どういう名目で上積み支給されているのか教えて下さい。』に対し、

答弁は『特別職の報酬等の額については、都市機能の持続可能性や将来の有為な人材確保の面から、一定程度の水準は確保する等の基本的な考え方に加え、年間収入総額で検討することがあるべき姿であるという考え方に基づいた 特別 職 報酬等審議会 の 答申を 踏まえ、条例改正案を提案し、』と。

少し解説しますが、特別職報酬等審議会の答申を盾につかっているわけですね。自分でそうしたわけではない、と。その理由ですが、端的に言えば「年間収入総額」という言葉がありますから、まぁ、なんちゅうか、総額は変えないでいいんじゃない?って審議会が言うたからそうした、みたいな答弁です。

うん、結構、どんびき。

A-3から見えること~ボーナスはどうなる?
ラフにボーナスと言っておきますが、月額の何ヶ月分という形でボーナスは支給されます。月額報酬があがっているなら、結果としてボーナスもあがってない?というのがQ3です。

答弁は『現行の給料月額については、期末手当を含めた年間収入総額のあるべき姿を検討し、決定したものです。
したがって、特別職報酬等審議会の答申を踏まえ改定を行って以降、期末手当の支給月数に変更はありません。』

>>期末手当の支給月数に変更はありません。

ここですよ。
支給月数に変更ないということは、月額報酬があがっているわけですから、その分、ボーナスも倍々ゲームであがった、と。

ボーナスも一緒にあがったよん!

答弁書が揃ってから見ると、A1~A3は結構とんでもないこと書いてるなぁと。

退職金はゼロになった、それは条例上は虚偽とまでは言えないと答弁している。
しかし、退職金相当額の5割が月額報酬に加算。先取りという意味では、むしろ好待遇になっている可能性もある。とはいえ、5割はカットしたんでしょう?と、私もそう思ったわけですけれど、市長の任期4年の間には8回のボーナスがあるわけで。

何ヶ月分をボーナス(期末手当)として支給しているかは知りませんが、えっと、これ、どこまで減ったんだろう。そんなに削れてなくない?と私は思ってしまったわけです。市長報酬40%カットがありますから、総額は減っていると思いますが、選挙で公約として打ち出すのはなんかテレビ通販のキャッチコピーみたいな印象を受けました。

 

(2) 市長の公約(議員定数の削減等)について

市長公約について問うていますが、ここはスクールカウンセラーについて多く言及されています。

A-4 政策上の上下関係
『「選挙の公約に掲げているから、まず議員定数の削減に着手する」との発言に基づいて、今回の条例改正案の様々なハレーションが起こっている訳ですが、選挙公報に記載されている「スクールカウンセラーの拡充」については、議員定数削減後の後回しでの対応という理解で良いですか?』という問いに対し、

『スクールカウンセラーの拡充については、年々スクールカウンセラーの配置数を拡充しており、喫緊の課題として取り組んでいるところです。』と。

やってます、やりますと答弁はしています。
そう答えざるを得ないでしょう、それを見越してのQ5です。

A-5 一気に政策展開
ここは長文ですが、Qを張ります。答弁もとってはおりますが、ここで政策を一気に展開するのは4を見越してのものでしょう。うまい畳みかけ方です、見ていて気持ちがいいぐらい。

『現在、本市における不登校の児童・生徒数の数は小・中合わせて5607人(令和3年度末現在)となっています。
これに対し、スクールカウンセラーの数は235人(令和3年度配置)。
コロナ禍もあり、不登校の急増に対応できていない事が保護者の不満となって「学校は何のフォローもしてくれない」等、様々な形で苦情として聞く事も少なくありません。
橋下市長以前の対応は、「登校拒否」という呼称が使われていましたが、今ほどの人数でなかった事もあり、スクールカウンセラーも最低週1回は訪問相談が行われ、担任教諭も家庭訪問をする等、児童・生徒に寄り添う対応で復学に向けての取り組みをしてきました。
ところが不登校児童・生徒の急増に対するスクールカウンセラーの手配も「身を切る改革」のあおりを受けて充分な増員が確保できていません。
市教委に確認したところ「現在は3週間に1回以上を目標に取り組んでいる」との事で、保護者に確認したら「月に1回のペース」との事でした。
こんな状態で不登校児童・生徒に対する対応は十分であるとお考えなのでしょうか?選挙公報に示された「スクールカウンセラーの拡充」については、いつ頃・どのような形で対応して頂けるのか、時期・規模・イメージを明示してお答え下さい。』

答弁は『スクールカウンセラーの拡充については、令和4年度には29人、令和5年度には24人増員し、現在、本市のスクールカウンセラーの配置数は288人としております。
不登校児童生徒の相談につきましては、スクールカウンセラーだけでなく、中央こども相談センターの来所相談や出張相談 も行っています。
これらの相談事業も合わせニーズに応えてまいります。』です。

大事なのは、数字をとっている点ですね。ここは大切。
それが多い少ないと、定量的に述べることができます。答弁としては短いのですが、質問の最期で数字を問うています。ここはポイントです。着眼した点ですね。

A-6 期間
優しいな、と感じました。そして重たい。重い一撃。

『現在、不登校になっている中学生にとっては、あと2年で卒業を迎えます。4年先の議員定数よりも優先して取り組まなければならない喫緊の課題であると思いますが、市長自身の公約実現の優先順位についてどのような思いで取り組まれるのか?』です。

ここはねぇ、すごい。
答弁書のほうが文字数が多い。執行部も一気に答弁を仕掛けてる感じ。与野党の壁はあるものの、市行政を動かしたという実感があります。

『本市の不登校児童生徒数は、全国と同様、年々増加しており、また、在籍者に占める不登校の割合は全国よりも高く、重要な課題であると認識しております。
不登校対策においては、登校という結果のみを目標とするのではなく、将来の社会的自立をめざすために、学校内外における様々な支援につなげていくこと が重要であると認識しております。
本市におきましては、児童生徒の状況を適切に把握し、抱えている問題に対してより丁寧にかつ適切に支援が行えるよう、校内で情報共有するなど組織的・計画的に不登校が生じないような取組や早期発見・解決に努めることとしております。
また、不登校児童生徒の個々の状況に応じた対応として、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーを活用し、児童生徒の支援ニーズを的確に把握するとともに、学校と関係機関等とも適切に連携を図ることで、初期段階からの早期支援を図るなど効果的な支援の充実に向
けて取組を進めております。
さらには、不登校児童生徒に対し、学校外の学習の場として市内3ヵ所に設置している教育支援センターによる支援にくわえ、令和6年度開校をめざし準備を進めている、不登校生徒を対象とする特別に編成された教育課程に基づく教育を行う中学校である 心和中学校の設置など、多
様な教育機会の確保に努めているところでございます。
また、不登校児童通所事業としまして、中央こども相談センター及び市内各所に通所場所(サテライト)を開設し、心理療法を用いたプログラムや体験学習や集団活動の機会を提供し、再登校を含む社会的自立を支援しております。児童生徒の活動状況については、在籍校と共有して
おります。
引き続き、関係機関等とも連携し、学校内外における個々の児童生徒の状況に応じた支援の充実を図ることにより、一人一人の児童生徒が自らの将来を主体的に捉えて、社会的に自立できる よう努めてまいります。』

市長公約でもあり、まさに進んでいる政策だから冗長な答弁となった、そう分析することも確かにできます。
けれどもね、文書で、文字でとったのは市議です。木下議員です。

A-7~8 子育て支援の内訳
保育料の無償化や授業料の無償化、給食費の無償化等、学校に通っている児童・生徒に対する施策ばかりが羅列されていることを指摘。行きたくても行けない不登校についてはどう考えているのか?という質問。

この箇所は、きっちりと答弁されています。A6における所感と同様で、木下議員の優しさや文字の重みを感じました。長文の質問・答弁が続きますので原紙のほうをご確認ください。興味のある方にはたまらない政策討論が続きます。非常に具体的な。

A-9 都構想の住民投票
ここはそのまま転載します。

(Q-9)
公約の中には明記されていなかったと思うのですが、吉村知事が言及されたのであえてお尋ねいたしますが、横山市長として大阪都構想の 3度目の住民投票についてはどのようなご所見でおられるのか教えて下さい。

(A-9)
お尋ねの住民投票については、現在検討しておりません。

答弁としては「しない」と答えておりますが、ここは分からないなぁ。内閣の解散も含め、このあたりは執行部の判断。市長も維新、議会の過半数も維新。ジャブとして答弁をとるにはとっておりますが、結論的には分からないというのが正直な感想。

 

A-1 0~14から見えること
質問は、防災服を全部買い直すのはもったいないやろ、です。
執行部の答弁は、「議会の予算だから、そっちが決めること」と述べてはいます。けれども、なんだろう、ここは維新が圧勝しているわけなのですから、大阪市行政=維新ではないという建前で答弁はしておりますけれども、議会の過半数も維新になっているわけですから、「答弁、逃げたなぁ」というのが感想です。

木下議員の質問Q10~14を記載します。
新人議員もいるわけだから新調してもいいんじゃないか?とも思いましたが、数が数ですのでいい金額になっています。市民感覚としてはナシではないでしょうか。

(Q- 10)
次に、市会議員の防災服についてお尋ねします。
災害時等の作業服として、市役所から防災服が各市会議員に支給(貸与)されていますが、この度の選挙で維新が過半数を獲得し、新人議員が増えた事から、 8 1 人全員の防災服を新調する提案が過日の幹事長会議で示されたとの事であります。
この提案は横山市長の指示なのですか?
もし違うのであれば、誰の判断で幹事長会議で提案されたのか責任の
所在を明らかにして下さい。

(Q- 11)
なぜ、 8 1 人全員の防災服を新調する必要があるのか、その理由を説明して下さい。

(Q- 12)
私が市会事務局に確認したところ、回収した 8 3 人分の古い防災服は廃棄処分にすると伺いましたが、事実なのでしょうか?

(Q- 13)
これが身を切る改革の実態なのでしょうか? SDGs の観点で考えても極めて無駄な支出であると考えますが、どういう狙いでこのような提案をなさったのですか?
すでに業者からは見積りも入手して説明されたと聞いておりますので、どういう経緯でこのような提案に至ったのか時系列を追って説明いただきたく存じます。

(Q- 14)
行政側から本件の提案を受けて、過半数を有する第一党の維新の会からは何の異論も出されなかったと伺っております。
つまり、自らの防災服が新調される事で、古い防災服が廃棄処分になってもその事については黙認し、議員定数の削減等の目立つ部分は「身を切る改革」と声高にアナウンスしておきながら、行政提案の本件については何のチェック機能も果たしていないのであれば、議会としての機能不全に陥っているのではないですか?市長自身、本件の取り扱いについてどのような対応で臨まれるのか教えて下さい。

(A- 10~14)
市会議員の防災服については、 議会において協議・決定いただくものであり、首長である市長としてお答えする立場にございません。

私はこの答弁を「逃げ」だと感じたわけです。
続けて見るとですね、ここも重たい一手なんです。市長が、議会定数の削減に言及したわけで、まさしく答弁不能に陥っていました。定数についてなどはまさに議会で決する話なわけで、防災服などもこのように答えるしかありません。
ゆえに、定数について市長が言及してしまったことの異常性が際立ってくるわけです。ゆえに、あっちのほうも答弁不能になったんだろうと。

 

(3) 喫煙所の設置について

ここ、実は深刻でした。単に喫煙所というわけではなく、本当のテーマは議員を嘘つき扱いに追い込んだ、行政の意地悪さみたいな話だったんです。

質問事項
(Q- 15)
私は地元住民の要請を受けて、令和2年からあべの橋の歩道橋下に喫煙所を設置していただくよう、区役所や環境局等と協議を重ねて参りました。
コロナ禍等の影響もあり、地元協議が進まない状況の下で、区役所からは昨年に「何とか年内には開設できるよう作業を進めます」との報告を受けましたが、秋頃になって「年内の開設は時間的に無理みたいですが、年度内の3月末までに は 必ず開設しますのでよろしくお願いします」との報告をいただきました。
ところが3月に入っても一向に工事に着手するような動きはなく、開設時期についても何の報告もなかっ た のでお尋ねしたところ 「 3 月末の開設も間に合わない」との事でした。
「間に合わない理由の説明」を求めても明解な理由を開示していただく事がなかったので、3月8日の予算委員会で質疑させていただきました。その後 、 予算市会終了後、区役所との協議の中で「選挙が終わってからで良いので、いつ開設していただけるのかキチンと調整した上で改
めて報告下さい」とお伝えして選挙に突入しました。
選挙が終わって、私から「選挙前の約束の報告はいついただけますか?」と尋ねたところ「4月 18 日に 説明に伺います」との事 でした。
当日、担当課長から「今週中に関係局と調整した上で来週の週明けをメドに改めてご報告させていただきます」と言われたので「選挙前からの宿題やで!?まぁ、来週お越しの際にはキチンと行程表を添えていつ開設できる の か報告してください」とお願いをして散会しました。
4月27 日(木)に副区長と担当課長が事務所に来られ行程表を示される事もなく、副区長が 「 誠に申し訳ありませんが開設時期については申し上げられません」と回答を拒否されました。
私から「行程表を示して開設時期を報告頂く為に来られたのではないですか?」と問うても「申し訳ありません」の 一点張り 。「では昨年末からの、3月末までには必ず開設 します、と約束されたのは何を根拠に言われたのですか?」「申し訳ありません」の繰り返し。
結果的にはその場しのぎの都合の良い話だけ議員に伝えて放ったらかしにされた印象を持っています。
そこで改めてお尋ねします。昨年 末「 3 月末には必ず開設します!」と約束されたのは嘘だったのですか?何を根拠にその発言に至ったのか説明して下さい。

(Q-16)
何が原因で3月末の開設が出来なくなったのか?
理由の説明もいただいておりませんので、キチンとご説明下さい。

(Q-17)
私がお尋ねする前に「3月末の開設はむりである」との情報が分かっていたにも関わらず情報提供していただけなかったのはなぜですか?
意図的に報告していただけなかった の はなぜですか?

(Q-18)
「3月末の開設が間に合わない」という情報について私が調べたところ 、 地元関係者には一切報告なり連絡されていないと伺っております。
今回の開設延期の情報提供について、もし事前に報告されたのであれば、いつ地元関係者のどなた様に誰が説明されたのか教えて下さい。

(Q-19)
このように区役所から何のフォローもしていただけない状況で、私一人が「3月末に開設されます」というアナウンスを流した為に、結果的には選挙中に「嘘つき議員」「ほら吹き議員」のレッテルを貼られました。
ある意味、役所ぐるみで落選運動を展開されたと思っています。更には 横山市長就任後の対応として、行程表を示して開設時期について説明を求め、一度は了解した上で来訪されたのに「開設時期については申し上げられません」と回答を拒否されるに至っては 、 私自身のガマンの限界を超えてしまいました。

30余年の議員生活の中で、役所の職員 にこれだけの嘘を重ねられ、コケにされるような扱いを受けた事はありません。キチンとした説明もしていただけず、挙 句の果てには「3 月 末に開設する」という約束を反故にするだけでなく 「開設時期は申し上げられません」と言われては、私の議員としてのプライドはズタズタであります。
決して横山市長の少数会派に対する議会対応だとは思いませんが、このような区役所の議会対応についてどのようなご所見をお持ちなのか?今後どのように対応していただけるのか、市長として 責任ある回答を求めます。

 

ここは行政も観念したのか、誠意ある対応を具体的にしています。
普通は黙殺されてしまうような話で、このまま進まないのではないか?と悩む部分です。様々な解決方法はあるのですが、ここで主意書を選択したのは木下議員らしいと思いました。

(A-15~19)
阿倍野歩道橋下南西角への開放型喫煙所の設置に関して、阿倍野区長、環境局長から報告を受けた顛末は次のとおりです。
阿倍野区役所では、新たな喫煙所の設置に関し、令和4年度に開催した「阿倍野区路上喫煙対策検討会」でのご意見をもとに、地元の関係者との調整を行った結果、当該場所を候補地としました。
令和4年度末を目途とするスケジュールについては、環境局と調整し、本市が協力事業者から寄附を受けてきた開放型喫煙所(基礎あり)の標準的な設置スケジュールを踏まえて作成し、議員に提示したものです。
一方、令和4年8月末、阿倍野区役所・環境局が、協力事業者の提案に関し建設局と協議を行った際、安全性の観点から耐風速の考え方、基礎の施工方法などについて課題が示され、提案の再考が必要となったとのことでした。
提示したスケジュールから遅れた理由については、提案を再考する中、協力事業者において基礎の施工を前提に試掘を行うことを検討、調整したものの、結局、試掘は行わず、当該場所が地下街の上にあることなどを考慮し基礎が不要な置式開放型とする新たな提案があり 、同事業者での詳細図面の作成や工法の検討、関係局での検証などに 想定以上に時間を要したこと によるものと報告を受けました。
次に、令和4年度末までの設置が困難となった際の阿倍野区役所の対応については、改めて、環境局、建設局と当該場所での喫煙所設 置の方向性を協議・調整したうえで報告すべきものとしていた結果、 議員への報告が遅れてしまったとのことでした。
なお、令和4年度末を目途とする設置スケジュールについて、阿倍野区役所から地元関係者には共有していないとのことです。
以上、議員に提示したスケジュールに遅れが生じるとともに、必要な説明ができていなかった点については、既に、阿倍野区長が市会の場でも陳謝し ているところです。今後のスケジュールにつきましては、これまでの経過から、協力事業者での修正対応や関係局の検証等に要する期間を正確に見積もることは困難であるため、設置の目途がついた時点で速やかに報告することとしています。
令和5年4月に阿倍野区職員が訪問した際に、「開設時期については申し上げられません」とお答えした点につきましては、上記のとおり期間を正確に見積もることが困難であるとの理由を付し、開設時期を申し上げることができない旨を説明させていただいたとの報告を受けております。
今後は、関係局区がしっかりと連携し、丁寧に進捗報告を行うよう指示しましたので、ご理解いただきますようお願いいたします。

 

Q20、A20
15~19で終わった話、です。だから20は蛇足に見えるかもしれません。
しかし15~19で答弁がとれた理由はQ20にあると思っています。ここで市長の政策に言及。

(Q-20)
喫煙所については、2025 年(令和7年)1月の「市域全域における路上喫煙の防止に関する条例」の施行までに 120 か所の設置が条件となっており、3月8日の委員会質疑でも環境局長に確認させていただいたところですが、もし仮に設置が間に合わなければ条例実施の先送りを含め
て対応していただけるのでしょうか?横山市長の決意の程をお聞かせ下さい。

(A-20)
令和7年1月の市内全域での路上喫煙禁止に向けて、喫煙者と非喫煙者が共存できる環境整備を進めるため、これまでから、路上喫煙対策委員会において議論を重ねていただくとともに、代表区長と環境局からなる喫煙所整備推進チームが中心となって、区役所と関係局が連携して喫煙所整備に向けて検討を進めています。
現在、今年度に整備する喫煙所候補地の確定に向けて作業を行っています。
また、民間事業者の方々に対する補助制度を創設し、4月27 日より申請を受け付けています。一般に開放していただける喫煙所を新たに整備していただく場合や、既 存喫煙所を改修する場合にご活用いただけるもので、その周知に努めているところです。
喫煙所の整備については、設置にあたっての関係先との調整・協議や設計・施工など多くの作業を要しますが、万博開催までの限られた時間のなか、 120 か所の喫煙所を確保し、喫煙者と非喫煙者が共存できる分煙環境の整備に鋭意取り組んでまいります。

 

 

 

後半部分の回答

以上をもって、趣意書に対する答弁書の前半部分の回答・および解説を終えたいと思います。
これが地方議員の仕事です。

 

 

ネットうえで様々な議論があるのは結構なことだと思いますが、

真偽不明の怪情報や、ネットだけの独自情報、もしくは取材すらしていない自称ジャーナリストの妄言、または取材できる人間関係すらすでに喪失している方々の謎の発言をベースにするのではなく、

議会にて問われた、その結果として公式に大阪市が公開した情報をベースに議論したほうが確実に建設的です。

これはLGBT関連でも言えるのですけれど、華美な言葉で飾るのではなく、そこを問い詰め、得た回答をもってさらに挑む。

それ以外に実効性ある反対活動はございませんし、

反対活動をする人たち、全体の信頼が揺らぐことになる。

正規の資料はこの文量になる。問い方も、ここまで専門的になる。わかりやすい話、簡単な話でもありません。しかし、ここには明確なソースがある。

ちゃんと向き合いたい人は、大変だとは思うけれど一緒に読み込んでいきましょう。ともに、やろうと私は言っています。

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コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)

  1. BLACK より:

    維新は本当に賢い、PRが上手いと思います。
    「庶民の味方」と言う見せ方にも長けていると思います。

    その実態を明らかにしてくださる木下議員の質問に心から感謝します。
    この質問主意書と答弁書は、大阪市・大阪府・関西の有権者に向けてのものだけでは無く
    全国の有権者にとっても非常にたいせつなものだと思います。

    「庶民の味方」「無償化」「身を切る改革」等々の言葉の中で行われる維新政治の実態を
    多くの有権者が知る必要があると私は思います。

    決して大阪市・大阪府・関西のことだけでは無く
    維新は着々と全国展開をしています。他市、他地方のこととは言っていられません。

    保守層の中では、公明を嫌うあまりに(私も公明は嫌いですが)
    私自身を含めて、連立として維新に期待なさる方や
    元々維新に好意を感じる方々も多い印象です。

    国政では、馬場代表に私は好感を感じます。
    ビジュアルも実直、朗らかで受け答えも歯切れが良く気持ち良く感じます。
    ニュースで馬場代表を見ていると危うく維新を好きになりそうです。

    それだけに維新は、地方でも国政でも、本当に怖い存在だと私は思います。

    このような活動を実行してくださる
    木下先生をはじめ、地方議員の先生に心から感謝しています。

    益々、地方議員の先生の負荷は増えて、心身共にご苦労をおかけしますが
    地方と国を護る最前線として、どうかお力をいただきたくお願い申し上げます。

    木下吉信先生
    小坪氏
    ありがとうございます。

    以上 文責 BLACK

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