自民保守系の大敗、石破政権続投の報を憂う。退陣論の、煽り見出しには危うさも

ブログ

 

 

自民党の地方議員として、石破政権続投の報も含めいまの現状を憂う。応援する候補らもいたため、いたたまれない気持ちで一日を過ごした。新たに議席を獲得した、新興保守政党の候補者らに、またその支援者らに精一杯の祝意を示す。おめでとうございます。複雑な心境はあるも、結果として改憲勢力の意思が選挙の数字に大きく示されたことは、保守系全般としても祝意を示して良いと思う。

そのうえでネット保守全般としては喜んでばかりもいられない。ネットからの声を受け取るべき自民党の受容体が、国会からほぼ壊滅したのだ。焼け野原と言ってもいい。「だから〇〇は!」と叫ぶ前に少し冷静に考えて欲しいのだけど、ネットの声を丹念に拾い、自ら受信して政策に反映してくれる先生は確かに増えていた。そして、壊滅した。
有村治子候補が当選することができた。そして、佐藤正久候補、山東昭子候補、赤池誠章候補、中田宏候補、杉田水脈候補、和田政宗候補、長尾敬候補が落選した。

改憲勢力の増加が、選挙結果に反映されたことについては祝意を示すべきだと考えるけれども、そのうえで双方向に声を伝える機能が弱体化したことは憂うことも許して欲しい。

石破政権続投の報に対しても憂う。
「やめろ!退陣しろ!」という声もある。さてはて、なぜ私が憂うのか。

これ系の記事を書くとバズるわけで、暗にスプートニクブーストを意識した見出しも散見される。実は”できない”理由がある。聴けば腰を抜かすと思う。公民の教科書レベルの話で、もっと面倒な問題がそこにはあるからだ。

 

 

 

↓読み進む前に、クリック支援お願いします。↓
↓記事が気に入ったらFBのイイネ・ツイート等もお願いします。↓

 にほんブログ村 政治ブログへ
バナーが表示されない方は、こちらをクリック願いします。(同じものです。)

不定期発信にはなりますが、チャンネル登録をお願いします。

 

ネット保守の、受容体の消失。候補者らの内心について。

ネット保守全般としては喜んでばかりもいられない。ネットからの声を受け取るべき自民党の受容体が、国会からほぼ壊滅したのだ。焼け野原と言ってもいい。

有村治子候補が当選した。そして、佐藤正久候補、山東昭子候補、赤池誠章候補、中田宏候補、杉田水脈候補、和田政宗候補、長尾敬候補が落選した。

「だから〇〇は!」と何か条件をつけて叫ぶ前に少し冷静に考えて欲しいことがある。ネットの声を丹念に拾い、自ら受信して政策に反映してくれる先生は確かに増えていた。ゆえにネット世論も自民党の動きに一定以上の反映が見られてきた。それが100%ではないにせよ、一定の効果は示してきた。そして、壊滅した。

ここは政治家サイドの考えで恐縮だけども、なぜ声を拾ってきたのか。
それは引き換えに選挙における支援をあてこんだものであったことも、すごく泥臭いけれどあったと思う。全国比例区の候補者らの内心を推察するに、だ。

私の場合は、実は無関係。田舎に住んでおりネットの影響が(良くも悪くも)限定的すぎるためで、本音を言うとプラスもマイナスもない。行橋市民は7万人で、日本の総人口のうち約0.056%。ネットをメインに議会活動をしているわけではないし、当落の直接の要因になり得ない。
ただ、全国比例の候補者たちは、「全員が直接の有権者」のため下心がゼロとは絶対に言えないだろう。

 

全国比例区からは、我が党は12議席を得た。そのうち、保守系をバックグラウンドの一丁目一番地に置くものは多くはない。だから悪いと言っているのではなく、何がしかの支持母体があるということ。今回、苦杯をなめた先生らも「議員としての時間」「陳情や要望に割く時間の配分」を、どこかの支持基盤にシフトすることもできたはずなのだ。

地盤看板という言葉があるが、ネットにおいても地盤の確保を概念的に考えた先生らがおり、それはネット保守にとっても好ましいことであった。X(旧Twitter)などを活発に更新し、そのトレンドに注意を払ってくれていた。政権与党である自由民主党における、ネット上の橋頭保というか、ネット保守の声の「受容体」に相当する機能であったと考える。

選挙は北風でやっても良い結果にはつながらない。
お灸をすえてやる、これが気に食わない!の根底には「思い知らせてやれば、次は俺の言うことを聞くだろう」という本音が見え隠れすると思うのだけども、もはや「私たちの声を拾い上げる受容体が消失」となれば聴くどころではないのだ。聴いたところで、反映はできない。リアルの政治に反映できなくなった、少なくとも自民党には、という状況。

 

我々の声を受け入れてくれる、この受容体を増やすまでにネット保守の先陣らは血みどろの努力を重ねてきた。改憲勢力の増加が、選挙結果に反映されたことについては祝意を示すべきだと考えるけれども、そのうえで双方向に声を伝える機能が弱体化したことは憂うことも許して欲しい。

 

そのうえで苦言も呈す。
候補者が多すぎる。こんなにたくさん、全国比例に保守系を擁立しても全員を勝たせることは不可能なわけで、支援が分散して共倒れとなる。特に党勢が低下しており獲得議席が少なかったこともあるけれど、戦略的なミスというか我も我もとネット保守の”潮流をつかもうとした”とか、ネット頼みの動きをしてしまった流れはあると思う。

ゆえに、既存の支持母体で着実に票を積み重ねる動きのほうが、党としての議席獲得は容易なのだと思う。そうとしか読めない選挙結果となっているわけだけど、「ネット上の受容体が減少しても構わない」という結論となるわけだから、それを私は憂いている。

 

 

 

『石破総理は退陣しろ!』の本音、バズるワードであることと、無理でもある理由

退陣させられない。
「え?小坪議員はそんな酷いこと言うの?支援をやめるぞ!」という反応になる前に、ちょっと冷静に聴いて欲しい。

実は、退陣を迫る権限を自民党はすでに有していない。
ないんだ、そんな力は。消滅してしまっていたんだよ、もはや。

今回の参議院選挙ではなく、実はさきの衆院選にて。
自公には総理を変える力はない。

 

自民党の総裁ならば、自民党内だけで変えられる。
いまの状況であれば、さくっと通る可能性はある。
ちなみに私は好きでこんなことを書いているわけではないし、そう叫ぶ地方議員の声も分かる。
書かされているわけでもない。

「自分の地域の、自民党の参院候補が死にかけた(落選しかけた)」からだ。
実際、参政党に食われまくり、しかも常勝の保守王国ほどその影響をモロに喰らうわけだから気持ちはわかる。
私の住む福岡県選挙区は三人区であり、参政党も二位で当選しているけれども(それだけ保守票が離反しつつも)自民党候補は一位当選で20時ゼロ打ちだった。

グチャグチャになった、自民の結果が厳しかった選挙区から「総理退陣論」が出ている非常によく分かる。福岡県の私は、自民県連の圧倒的な強さ(県議会も自民単独で過半数)もあり、地元の参院選においてそこまでの危機感を覚えなかったことは大きな違いとしてある。(全国比例は心が痛かった。)

「総理を辞めろ!」と退陣を迫るには、過半数が必要なのだ。
自民党内だけで決める、党の総裁は衆院選・都議選・参院選の状況なら通るだろう。
しかし過半数が必要なのは国会の議場の中で、なのだ。

お分かりだろうか、少数与党に転じた時点で、総理のクビをすげかえる決定打はもうなかったんだ。その力がない。
「おまえらが悪い!」と地方議員の私に言われても、声としては受け止めるけれども、だからと言ってどうしようもない。ないもんはない、気づいたらなかった。俺に言われても、と思う。

かつて小泉解散から安倍総理、福田総理、麻生総理と、解散を経ぬままに総理が変わったことがある。恐らくこのイメージがあるのだろうけども、自由民主党には総理を平然とすげかえる謎の特殊能力があると錯覚をされているのではないか。自公で過半数をもっているならば、好きにクビを刎ねて、好きに総理を据えることも確かにできるだろう。衆院任期のいっぱいいっぱいまで、ある意味では党の力は絶大だ。(そして麻生内閣で任期切れとなり、早期解散も考えたろうけれども世界同時不況もあり下野に至る。)

 

 

 

具体的にあった、総理退陣論。破談した理由

これだけでblogを一本書いてもいいんだけども。そして参院選の前のほうが需要があったろうけども、必死に戦う候補者らをしり目に言いにくい状況でもあった。私にも職業倫理はある。

余談として聞いて欲しいのだけど、一部においてはそういう動きは過去にあったようだ。衆院の”予算通過”の前後であり、3月頃ではなかったろうか、時効だろうから言うけれども、退陣論の具体的な話をされている先生はいた。ただ、野党との協力も必要になってしまううえ、「なにがなんでも予算は通したうえで」となって、予算で揉めているわけだから政党間の話し合いなんてグチャグチャになってるし、時期的な問題もあった。

時期的な問題とは、それこそ参院選。新総裁となり、せめて47都道府県の県庁所在地ぐらいには「新しい総裁です、新しい総理です」とご挨拶に伺うには最低での三カ月は必要。7月の参院選を迎えるには何が何でも三月は絶対的な納期でもあった。何があったのかと言えば、社会保険料の関係で参議院で修正議決、衆議院に戻ったりで、これまた各党が揉めたりで、そういう気運は醸成できなかった。そしてズルズル行った、と。

あ、これは私は責任ある立場で書いているわけではなくて、ちょっと近いところにいて、「なんかそういう感じだなぁ」程度に、様々な先生が口走った内容を(または表情を)勝手に書いているだけなので、ちょっと無責任な話をしているという自覚はある。ようは参院選に対する危機感も含め、総理退陣論は具体的にあったようだというのと、納期があったこと、そして失敗したということを言いたい。国会議員ではない私の立場で、言える限りの精一杯がこういう書き方。

ちなみに破談に終わった理由もシンプルで、聞けば”そら、そうだろ”という内容。破談するんだ、だって「参院選を、国民に人気のある総裁で迎えたいんです!ヤ・バ・い・か・らと言ってるようなもんで、野党から見れば「おまえのとこの候補を殺したる、落選させたる!」と映るわけで、「無理よ、いまのまま(石破体制)がええわ」となる。そんなわけで、あっさり破談した。

 

自民党が有利になるための、自民党の参院選が有利になるための、『総理交代』に野党が協力する理由はまったくないんだ。彼らだって死活問題なのだから。絶対に変えたくない総理でもある。

 

 

 

立憲など他党の総理の、実現可能性はほぼゼロ

ネットの一部には、立憲を担ぎ出して閣内に入れて、そこで野田新総理!という話がある。本当か?と思った。聞いたことがない。信じている人も本気で信じているのか眉唾だ。

だって自民党の国会議員に、「立憲の人の名前を、議場で書いて」とやるわけです。そんなの某保守系総裁候補の名前を書くか、現石破候補の名前を書くか以上に地元選挙区の有権者にフルボッコにされるのは目に見えているわけで、各自民党議員の心理的な抵抗は恐ろしいものがある。書かないだろ、普通に。選挙で氏ねと言うのに等しい。

やるならやるで、恐ろしいまでの根回しが必要なわけで、一人一人の自民党の国会議員を説得して回らないといけない。誰がそんな面倒なことをするのか。こんな大規模な調整をしておれば、流石に漏れるわけで、少なくとも私の狭い交友関係の中では聞いたこともない。

 

しかも岩盤支持層からの批判をくらっての現在の選挙結果だ。こんな首班指名選挙は、各議員に自殺しろと命じるようなものであり、党幹部も指揮するとは思えない。まぁ、やるならやってもいいけども、衆院選でもっと負けると思う。

みんなだって叩くでしょう?文句の一つも言いたくなると思うよ?
だって衆院選で、地元の現職自民議員が「私はね、立憲の人に首班指名で名前を書いたんですよ、あははー」と言ってたら殴りたくなると思う。それこそ造反する人が多数でそう。

 

ゆえに、普通に考えて野党の総理を担ぐというのは、まぁ普通にハードルは高い。
今後においてそういう動きが出てくる可能性までは否定しないけれど、いまの時点ではほぼゼロだろう。

今後の可能性として含みを持たせるのは、参院で否決されて衆院もコケて、国内がグチャグチャになった後とか?です。衆院が少数与党なので、衆議院の優越がもう使えない。衆院の優越とは、参院が否決しても衆院で再議決すれば通過!という技。いままでは気にしなかったわけだけど、それは参院が安定して通過していたからです。

今回の参院大敗で、参議院も安定通過は不可能になったわけだけど、衆議院に差し戻して、そこでもずっこけたら国内は恐ろしいほど混乱する。そのときには、混乱を鎮めるために野党候補を総理にたてて、連立の枠組みを広げる可能性はあると思うよ。私は国会議員ではないので、外野からの一般論だけども。

立憲からの総理誕生は、これぐらいハードルが高い。
そして石破総理が、そのキャスティングボードを握っているわけではないし、実はもう自公にも決定打はないんだよ。

 

 

 

「石破政権は辞めろ!」は、下野する覚悟と同じ。推し総裁候補が総理になることもない

お分かりだろうか。

私は岸田総理の退陣を切腹のように見ていたわけだけど、当時といまは状況が違う。岸田総理が退陣すれば、総裁選が開かれて「自民党員が総裁を決めて」総理になった。この手続きはあくまで当時のものだ。

いま石破総理が切腹したらどうなるのか。
もう一度総裁選をやって、新総裁を決めるのか。
そうですね、総裁を辞めれば(または総裁を降ろせば)、総裁選にはなるかもしれない。

貴方の推し候補もチャンスが来るかもしれない。
そして総理にはなれないだろう。総裁は、自民党のトップというだけであって、総理大臣とイコールではない。

かつても事例があり、谷垣総裁が直近の例。
下野していた自民党の指揮官として辣腕を振るうも、総理の椅子に座ることはなかった。

議場における数があってこそ、自民党員が選んだ総裁が総理になるという構図であって、議場の数がなければ総裁はただの総裁であり、総理総裁になるわけではない。

「推し総裁候補にチャンスじゃね??」
「いまじゃね?仕掛けるしかなくね?」と思ったなら、公民の教科書を読んだほうがいい。
首班指名を経て総理大臣になるのだけど、それは野党も含む国会での議席数で決まるもの。

うん、もうね、自公には、総理を創るだけの機能は喪失してるんだよね。

保守系の媒体とかが見出しで煽るのは、そう期待させて売れるためであってね、彼らはプロだから公民の教科書レベルの知識ぐらいあるはずだから、わざとなんだと思ってる。もしも公民の教科書以下なら、少し間抜けすぎるので転職したほうがいいのではないか。

威勢の良いスローガンはいいとして、
実際問題、どうなのか。

退陣の声をあげる人はいるのか。
まぁメディアは面白いからクローズアップするけども。

うん、あると思う。
ここまで言ったうえで、あると思うよ。
意味合いはもっと重い。

「退陣しろー!」って気勢をあげてる人は、推し総裁候補のため!と思ってるかもだけど、もっと重い。

それはね、

下野ありき

なんだ。

政権の座を放棄し、単に下野する。
衆議院が少数与党で、参院も負けたのだから、数的には普通に「単に野党」なんだ。比較第一党というのは過半数ではないからね、あとは総理を放棄すれば野党になる。いま、そういうところ。

「もはや、一旦は下野して、しっかりと国民に向き合い建て直しを」という人は、国益を重視するがゆえに本気で下野を考えていて、退陣論を胸に秘めてる。

退陣論を本気で考えている人はね、胸に秘めているものなの。
言って、どうすんのよ。言わないよ、バカじゃないんだから。
インフルエンサーの小遣い稼ぎには役立つかもしれないが、それでは退陣を迫ることなんてできない。

言えないよ、そんな軽いものじゃないから。
政権の座を放棄し、いまの状況の日本を、さらに舵取り不能にしてもいいという覚悟なんて、簡単に口にできるわけもない。

だからね、石破総理がやめたらね、次は自民党の総理ではないと思うよ。次はね、ないの。次はない。

なんというか、どこかで勝手に回ってくるものと思ってるかもだけど、そんな力はないんだよ。

はっきり言う、ファンタジーが過ぎる。

 

 

 

声を挙げる人も減ってしまった

この話を中心に書くつもりはなかったんだけど、言う人も減ってしまった。
全国比例ぐらいだったんだ、保守に全振りで戦える人は。

個別にね、支持母体はあるにせよ、相当に強く保守を打ち出していた。
勝った候補は、支持母体ありきなわけで、陳情処理や要望はそっちが優先になる。それが選挙なんだから。

 

改憲要望議席は増えた。
遥かに増えた。それは喜ばしいけども、本当に心から祝意は述べるのだけども、自民党内からは「石破総理は辞めろ!」と声を挙げるであろう人も、減ってしまった。掃討されちゃったんだ、民意でね。

だから、言えないようなね、感じになっちゃったよ。
言っただろうね、彼らは。

 

言うだろうけどね、いま声はあがっているけども。

それは苦戦しまくった都道府県だけであって、ちゃんと安定して勝てているところは迫力をもって言っている感じでもない。

参院選が終われば、一斉に声をあげたろう。
”あげなかった”者の気持ちも察して欲しい。

それはね、今回、壊滅してしまった全国比例の候補者たちが選挙中であったり選挙直前という状況を察してというのもある。党内がゴタゴタしていては、通るものも通れない。選挙が、です。

だから保守の先生で、内心ははらわたが煮えくりかえっていても、それを口には出さなかったよ。私は聞いてたし、具体的な話も過去に会ったのだけども間に合わなかったりとかね。

選挙期間中だからこそ、石破総理に異論のある人ほど、言わなかった。そう思っている仲間たちを思えばこそ、です。仲間思いだから、です。そんなわけで、退陣論は一応は出ると思う。

ただ、それは単に総理をすげかえるという覚悟ではなく、
場合によっては下野、交代劇に失敗すれば「野党が総理を、野党だけで出す」という、ちょっと外交とか安全保障とかどうなるんだろうっていうリスクを背負いながらする話。

軽々に口に出している人の話は、たぶん現実にはならない。
いう時は、相当な覚悟を持って言うことになるだろう。
そして、そろそろ言う人たちも出るだろうなって思ってる。

えとね、

石破退陣論って、
政権放棄と同義になってしまった

んです。

参院選の結果により、声を挙げる人の人数も減ってしまったけども。
こんなことを言っていると自民党はなくなるぞ!って言われるかもだけど、うーん、もうね、そうかもなーって思いながら書いてる。これを書くのもギリギリで書いてる。

我々の、ネットの声を届けてくれる受容体がほぼ壊滅。
焼け野原である。ここから、もう一回建て直すのか、と。
つまり、下野して民主党政権のときの、あの日からやり直しなのかってね。そう思って書いてる。あんなV字回復はね、もう一回やれるもんなのかな、無理かもなって。

 

 

 

惑わされないで欲しい、バズる見出しに。

スプートニクブーストの効果については、すでにまとめた。
バズるだろうよ、書けばね。

そして「推し候補の総裁選ちゃーーんす」と錯覚をさせる者が出てくるだろう。

 

【選挙中の誹謗中傷対策の成功事例】防空指揮所(仮称)の開設。海外ボットの動きを人力で逆演算し、デマによる炎上を鎮火。手法はAIではなく、ボランティアが人力で直接。

騙されないで、とは言わない。
せめて、惑わされないで、とは言いたい。

商売でやってる人がいる。
貴方の思いを利用しようとするビジネスマンもいる。
見えてきたと思うよ。

いま退陣論をぶつことは、結構危ないことだから。
それぞれ慎重に、相当に気を使って発信するだろうから。
少しの一言を、過激にブーストをかけたら台無しになるから。

自民党だ台無しになるんじゃないよ、
関税交渉とかね、日本の未来とかね、そういうのも含めて台無しになるだろうから。

気を付けて発信してね、気を付けてニュースを見てね。
そしてネットも、気を付けて見てね。拡散するときも。

我々の側に立って、手取り足取り、フォローしてくれてた先生たちは、もういないんだから。
ネットの世論に対し、リアル側と調整してくれてた補助輪みたいのは、もうなくなったのだから。

だから気を付けていこう、情報の取扱いに。
過激な発信に気を付けてね、日本を台無しにしないために。
それが今回、保守系の自民党候補を応援した、私からの切なるメッセージ。

 

寂しいことを書くけどもさ、
ネットの声を丹念に拾うよりも、リアルの支持母体の御用聞きを徹底的にやったほうが「全国比例は有利」って結果になってしまったからさ、

減るだろうね、3年後に改選を控えている先生たちも。
私たちの声を聴いてくれそうな先生は、減ってしまうだろうね。

辺野古で大活躍して、私たちの盾になってくれていても、
一個でも気に食わなければ、それがデマであってもね、28万票から6万票にまで減ってしまうわけだから。

こっちの言い分は、むちゃくちゃ通りにくくなってしまったと思う。

 

 

 

ネットとリアルの架け橋を合言葉に動いてきた私たちだけども

その橋が壊れかけているという警鐘を鳴らしてきたが、

橋そのものではなく、向こう岸が沈没して消滅した感じ。

「どうすりゃいいんだ」と焦るけども

そんな中でも明日は来るわけで、一か月後も二か月後も一年後も来るわけだから、それでもやっていくしかないよね。

退陣論について軽く述べる人も多いし

バズるから書いてると感じる記事もたくさん目にするけど

保守系を装っているからと言って、安易に盲信しないほうがいい。

公民の教科書レベルの知識をすっ飛ばして書いてるのは、単にビジネスだと思う。みんなが軽く扱われるのは見ていてつらい。養分じゃないでしょ、国を思う民は。

「退陣論を述べるときは覚悟を持つ」と思った方は、拡散をお願いします。

個人献金のお願い~全力で活動、気持ちよく使い切りました。もうすぐ資金ショートします。

 

 

一歩、前に出る勇気。
↓応援クリックお願いします。↓

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
にほんブログ村

バナーが表示されない方は、こちらをクリック願いします。(同じものです。)

【支援要請】戦うための、武器をください。

 

コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)

  1. azumaebisu より:

    かと言ってですよ…

     極左岸場派支配のまま、では、結局[同じ事]=極左に好き勝手に我國を蹂躙されるでしょうよ。

     岩屋毅の如き売國奴が暴走するのを止められない…

    [極左岸場派支配]を黙認するのも、下野するのも同じなら…それしか選択肢が無いのなら…下野もやむなし…です。

    マトモな保守派≒参政党や日本保守党の影響力を少しでも期待する方が未だ希望が有ります…

    [極左岸場派支配ジミントウ]が権力を握る所為で…國をめちゃくちゃにするのを黙認するなど出来ません…

     言っても詮ない事ですが…全て[岸田文雄主導]で、昨年秋の総裁選で[石破茂]を選んだ最悪手が悔やまれる…そして石破茂に投票した議員を許さない。

  2. ta より:

    これでもし某党が準与党みたいな立場に立つならワンチャンですが・・・無理でしょうねえ。
    自分は昨日から民主政権の再来を感じてゲンナリです。
    政策実現を考えれば自民党改革が一番なのに。
    やらなかったじゃないか?何を見てそう言う?その根拠となる発信源はどこだ?
    散々バカにしてきたマスコミ、情報を取捨選択するマスコミだろう?取るべき情報に洩れはないか?
    早さが不満で眉をしかめたくなる政策もあるけど、希望を持てる政策もあったじゃないか。
    批判する声が大きいだけで何かできるか?
    躍進政党の選挙後の姿が見えません。
    実際に議員に接触して耳を傾けつつ交渉して挫折して、その具体的な動きをかの政党は見せたのでしょうか。その上で選挙に出たなら希望も持てますが。
    脱退一時金の時のような根回しができますか?ネット民のような人々の声を聞いてくれた議員がいなくなったのに、もうほとんどいない。

    辛いなあ。
    サンドバックになった現場の方の思いに比べたら塵みたいな思いですが、今まで声を拾ってくれたのにね。
    過去のあれこれ(総裁選)が悪いったって、だから今こうして少しずつ改善していくしかないのにね。
    具体的にどんな希望を持って票を投じたのか聞いてみたい。
    選挙はアイドルの人気投票じゃないんだから。

  3. Pちゃん より:

    >石破退陣論って、
    >政権放棄と同義になってしまった

    逆説的な発想だと、石破はこうなることをわかってるから、今回の参議院選挙は「どうせ負けたって辞めることはないもんねー」と居直ったという可能性は否定できないでしょうか?

    だとすれば、総理とか政治家とか以前に、人間として終わってるかと。
    つまり、今回の状況は、昨年の衆議院選挙大敗時に更迭できなかった時点ですでに既定路線であったともいえます。もっと言えば、総裁選でああいう結果になった時点で確定的とも解釈できます。
    もはや愚かという次元を超越してるかと。

  4. BLACK より:

    >選挙はアイドルの人気投票じゃないんだから。

    確かにその通りです。
    ですが
    多くの国民が「もうあの顔をニュースで見たくない」と「勘弁してくれ」と思っているのも事実でしょう。
    これはルッキズムや差別では無く、人間のどうしようも無い感情ではないでしょうか。

    >石破退陣論って、
    >政権放棄と同義になってしまった

    では
    選挙結果を受けて石破総理責任論を主張しておられる
    自民党の国会議員と地方議員の先生方は
    他の可能性ではなく、「政権放棄せよ」と仰っておられると言うことですね。

    それならば、それこそ政権放棄、下野しかないのではないでしょうか。

    上記でPちゃん様が仰るように、総裁選の時にもうこのような状況は確定していた。
    そして、今後もその状況は変わるはずも無い
    それどころか、衆院選、次の参院選、もう下野しかないではありませんか。

    先延ばしにしている間に、避け続けている、逃げ続けている間に
    政権にしがみついている間に、国民からはもっともっと嫌悪され、憎まれ、恨まれ
    党の真っ当な議員の先生方は落選し続け
    残る真っ当な先生方は干され
    自民党は腐っていくしかないではありませんか。

    何も選んでも、石破政権下で自民党は腐り、消滅していくのならば
    総理になれない総裁でも、まだマシなのではないでしょうか。

    小坪氏が「総理になれない総裁」時代にどんな想いをなされたかは当ブログで拝読しております。
    それでも、です。

    石破総理と自民党が心中するよりも、石破総理に抱き着き心中させられるよりも
    そうなる前に、下野する方がまだ浮かぶ目があるように思います。
    下野から生まれるものに期待するしかないではありませんか。

    何よりも、選挙の責任、選挙結果、民意、は無視して良いものではないと私は思います。

    比較第一党であっても、国民は石破政権に「NO」と表明したのです。
    落選した多くの先生方は、その巻き添えになってしまったと私は思います。

    それとも
    「首都直下型地震が、南海トラフが・・・・・」
    「自民党が下野すれば日本で大災害が起こる」
    と仰られますでしょうか。

    以上 文責 BLACK

タイトルとURLをコピーしました