「米軍基地反対」を沖縄は選ばなかった、これが民意。【左派に突きつけるためにシェア】

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某沖縄の大手紙は「渡具知名護市長再選 民意は新基地容認ではない」との社説を出している。辺野古を抱える名護市において、保守系が勝利したことが受け入れられないのだろう。そして【新基地容認ではない】とタイトルに銘打ち、わざわざ社説まで出している。

オール沖縄は、「米軍基地反対」を掲げて戦い破れたのだ。民意は、米軍基地反対ではない。当該紙面を読むと、極めて苦しい言い訳のオンパレードだ。
だが、タイトルについては私も理解は示しておきたい。確かに「基地容認」候補が勝ったわけではないのだから、言いたいことは分かる。

だが、「市民生活に寄り添った政策の市長」と、「米軍基地反対の市長」では、【米軍基地反対が破れた】ことは事実だ。どうやら、この部分、”米軍基地反対が破れた”は、左派は包み隠してなかったことにしたいようだ。だから、うざいほど繰り返して書いておく。

まぁ、包み隠したくもなるだろう、
なぜならば、「デニー知事の求心力低下」につながるからだ。オール沖縄勢力が、その掲げる政策が誤まっているとを認めることになるからだ。

※ 本稿では、当該記事の紹介および、併せて「なぜ求心力が低下していくのか」「左派が包み隠したい」選挙構造に特化して述べていく。

 

 

 

(応援候補)
古謝(コザ)景春南城市長選(沖縄県) 当選

渡具知(とぐち)武豊名護市長選(沖縄県) 当選

田中がく貝塚市長選(大阪府)
告示 1月23日 投開票 1月30日

 

 

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(OGP画像)

 

 

 

 

報道の紹介

 

<社説>渡具知名護市長再選 民意は新基地容認ではない

 

米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設が大きな争点となった名護市長選は現職の渡具知武豊氏が再選された。

 今回の市長選は、2018年に大浦湾の軟弱地盤の存在が明確になってから初めての選挙だった。また19年の県民投票で投票者の約7割が辺野古埋め立てに反対の意思を示して以降、初の市長選でもあっただけに、名護市民の民意の行方に注目が集まった。

 辺野古新基地建設反対を表明して選挙戦に臨んだ新人の岸本洋平氏が敗れたことで、名護市民が建設を容認したとはいえない。再選を果たした渡具知氏はこれまで一貫して建設の是非には踏み込まず「国と県の係争が決着を見るまではこれを見守るほかない」との立場を示してきたからだ。

 政府はこの点を十分に留意すべきである。県民投票で示された、新基地建設に反対する沖縄の民意をくみ取り、建設を直ちに中止すべきであることに変わりはない。

名護市民の民意はむしろ新基地建設に否定的である。16、17の両日に琉球新報社と沖縄タイムス社、共同通信社の3社合同で実施した電話世論調査では、米軍普天間飛行場の辺野古移設について「反対」「どちらかといえば反対」の合計が62.1%に上った。「容認」「どちらかといえば容認」の合計33.2%を大きく上回っている。

 また、軟弱地盤改良のため国が申請した設計変更を県が不承認とした判断の評価については「どちらかといえば」を含めた支持派が57%に達し、不支持派33.3%を大きく上回った。

 さらに渡具知氏を推薦した公明党県本は辺野古移設に反対している。公明党支持者から多くの票を得たとみられる渡具知氏はそれを忘れてはならない。

 選挙戦では、新基地建設問題以外にも、喫緊の課題である新型コロナウイルス対策や経済振興策、教育・子育て支援、北部基幹病院の整備、福祉・高齢者対策など暮らしの問題も問われた。新基地建設の是非よりも、こうした問題を重視して投票した人々も少なくないだろう。

 投票結果には有権者のさまざまな思いが込められていることは言うまでもない。市民から信任を得た渡具知氏には、選挙での公約を着実に前に進めて市民の豊かな暮らしをぜひ実現してほしい。

今年は沖縄にとって選挙の年である。夏の参院選以降、統一地方選、秋には天王山の県知事選が実施される。その重要な初戦となった名護市長選で渡具知氏が勝利したことは、同氏を推薦した自民、公明の勢力にとって大きな弾みとなった。

 一方、辺野古新基地建設に反対し、玉城デニー氏を支援している「オール沖縄」勢力は南城市長選も落とし手痛い敗北だ。今後の選挙に向けて、態勢の立て直しと、戦略の再検討が迫られる。

 

 

選挙結果は示された。

民意は示された。

 

その民意とは、「米軍基地反対」が選ばなかったという事実だ。

社説において、どうにか「それでも名護は反対していると思う」等と論拠を補完するために、沖縄二紙の電話取材などを持ちだしている。民間企業に過ぎない新聞社のアンケートよりも、選挙結果のほうが上位の民意だ。というか、アンケートはアンケートに過ぎない。

 

一部、社説において納得する箇所もある。
それは渡具知市長は「基地を推進」する立場でもない、という点。

あくまで記事にあるように「それは国と県を見守るよりない」という立場。
そして、その上で国からの補助金を、できる限り”市民に還元しようとした”し、その実績をもって戦った。

そして、勝ったんだ。
それが結果だ。

 

 

 

デニー知事の求心力低下になる理由、県知事選の構造

これも社説に答えが書いてある。

今年は沖縄は選挙イヤー。
沖縄の統一地方選挙のようなもの。

意外に知らない人も多いが、復帰のタイミングの関係で、本土の統一地方選とはズレている。

 

そのため沖縄の自治体では、一斉に、そして順次、選挙が続いていく。
どういう構造になるかというと、実は米国の大統領選に近いような、そんなイメージ。

各自治体で、市長選などが実施されていく。
これが県内全域で連続して起きる為、沖縄の県知事選とは「各自治体の首長選」が(法的にはそうではないが、例えば予備選のような効果を果たし)【県知事選の、支援組織の結束】となっていく。

これが、県知事選の、各ブロックごとの投票結果のように機能することから、各自治体の首長選挙などの「集合体」として県知事選を見るわけだ。

 

そのため前哨戦を、かつ厳しい状況も推定された二つで勝利できたことは大きい。

何より大きいのは、繰り返すが「米軍基地反対が否定」されたこと。

オール沖縄の主力政策である以上は、次の自治体の候補も【米軍基地反対!】と掲げざるを得ない。それがデニー知事を支えるということなのだ。
だって、オール沖縄なのだから。

 

となると、「うわぁ、米軍基地反対を掲げたら負けたぞ」となると、他の自治体の、オール沖縄の候補が「やべぇ、どうしよう?」になるわけだ。

そして、内心では(デニーについて行っていいんかな)になる。
そう、これが求心力低下というやつ。

聴いてみればそのままなのですけどね。

 

困るのは沖縄二紙。

基地反対派の候補が委縮してしまう。はっきり言って「無関係な自治体」だってある。オール沖縄候補が「米軍基地反対」を隠して戦うようなことになれば、彼等からすれば面白くない。だって、米軍基地反対をやりたいわけだから。

 

ならば、渡具知市長や古謝市長を真似して「市民生活の向上」を掲げるのか?
これも難しい。

とくに渡具知市長の方式は、国からの補助金があって成立する政策であり、米軍基地反対とは両立しないのだから。

となると、より直接的に「市民生活の向上」を訴えることができるのは、自民系候補ということになる。

またしても話が戻ってしまうが、となると「デニー県政のやり方」に対し懐疑的になってしまうのだ、それがデニー知事の求心力低下ということ、です。

 

 

 

県知事選について

そもそも論になるが、各自治体の首長の多くは保守系である。

県知事と、那覇市長が陥落している以外は、保守ばかりなのだ。

これがチーム沖縄と呼ばれたものであり、その指揮官も現職に復帰した。

 

先ほど、県知事選は、各首長選挙の集合体と述べたけれど、ではなぜ4年前に敗退したのかという話になる。

理由は三つある。

①那覇市が、人口が爆発的に多いというのが一点。
これは、ドストレートだが、ものが選挙である以上は否定できな現実だ。

②4年前は、三つ巴に近い状況があり、候補の一本化が遅れた。
当時は各候補に責任を問う声があったが、私は否定した。否定してよかったと思う。究極的には一本化遅延の責任は、組織責任である。いまになって確信しているが、三つ巴にしたかったのは「そういう勢力がいた」からだと思っている。デニー知事を有利にするだけではなく、保守系陣営を正面衝突させ、のちの県議選や衆院選での「心の一本化」を阻害する。保守をいがみ合わせることが目的だったのではないか、と。
結果、三つ巴となりかけた陣営は、最後の最後で難しい調整を乗り越えている。あのときに、もしも正面衝突していたならば、絶対にこのようにはなっていない。
(むしろそれが目的だったのではないか?とすら感じている。)

③弔い合戦
急逝だった。そして「弔い合戦」は、対立候補にとっては不利だ。
実は、自民統一候補は、普通であれば勝てるレベルの得票を得ていた。当選はしなかったが、きちんと戦えていたのだ。逆に言えば、心の一本化は、かなりの部分でできていたということであり、安里陣営・古謝陣営も本格的に応援した、ということ。

 

以上の3点、那覇市の人口が極めて大きいこと、三つ巴状態であり候補選定が遅れたこと、弔い合戦であったことが主たる理由。

 

となると、見えてくるものがあるのではないか?

 

 

これは、しっかりと体制を構築していければ「県知事選を勝てる」かもしれないということ、です。

 

ネット保守は「変えろ」の一点張りですが、私もそう思っていますけれど、

 

現実はそう楽な話でもない。

 

現職知事が弱いわけではなく、それでも勝ちたいと思えば、相当な準備をしないといけない。

 

楽な戦いではないだろう、

 

けれども勝機も見えてきた、それが今の状況です。

 

求めるのは(米国の大統領選のように)終わってから声を挙げるのではなく、

 

戦っている最中に、きちんと声を挙げて行くことです。

 

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コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)

  1. 波那 より:

    くつざわさんのブログに年代別投票結果のグラフが出ていますので御覧下さい。

    日本全国で盛んに見られる現象ですが見事にテレビ新聞しか見ない層、マスゴミにまだ騙されている層とテレビ新聞みたいな遺物(または異物)からは情報を得ていない若者層との差がクッキリしています。

    日本人の国で反日してるマスゴミが日本人に受け入れられると何故、思えるのか?思っているのか?答えて欲しい。

    🔻名護市市長選の年代別投票結果が見事な若右老左、オール左翼お先真っ暗
    2022/1/24
    https://go2senkyo.com/seijika/165194/posts/356624

    他のブログのコメント欄で在日朝鮮人が沖縄の選挙結果に盛んに毒づいていましたよ。何故、他国籍の民族が日本の政治に口出しするのか。あの人達、沖縄にも大勢入り込んでいますよね。参政権よこせとかまで言ってますけど、参政権を与えたりしたら、どんな事になるかは明らか、日本人は胸に刻んでおきましょう。反日民族と共生など、真っ平なんですよ。気味が悪い。他の外国人と同じで自分らの国に彼らも参政権が与えられているでしょう。

  2. 波那 より:

    渡辺康平(福島県議会議員 自民党)
    @kohei_w1985
    福島県南相馬市と沖縄県名護市の市長選挙は、どちらも保革対決を制したのは、保守系の現職でした。
    それに対して朝日新聞の三浦氏が分断と対立だとツイートしていますが、これほど有権者を馬鹿にしているツイートはないでしょう。
    もし革新系が当選しても、三浦氏は同様のツイートをするのでしょうか。
    午前10:04 · 2022年1月24日
    ……………
    三浦英之 LINE賞 「帰れない村」 文・・・ @miura_hideyuki
    名護市と南相馬市の市長選。 沖縄と福島には今、この国の 「歪み」 が集中し ている。 今、某氏と共著でこの2地域 に関するルポルタージュの本を作って いるけれど、中央政府の冷たい態度 も、お金によって地域が分断されてい く様子も、悲しいまでに酷似してい る。分断と対立。 それを招いているの は誰なのか
    23:512022/01/23 Twitter Web App

    LINE賞って何?韓国アプリのLINE?モロ韓国の賞じゃないですか。おパヨクや生活保護で暇にしてられるから沖縄にも反日に行ける在日人達はハッキリ言えばどうですか?米軍追い出して中共の人民解放軍に侵略させて沖縄を乗っ取りたい。それが目的なんだからって。だから先兵に入った中国人が、せっせと土地を買い占めてるんだからって。沖縄の人達が危機感を持つのは当然です。

    台湾に侵攻されたら、直ぐに尖閣も奪われる。尖閣奪われたら沖縄にも向かって来る。米軍が居なければそうなるんです。

    • BLACK より:

      「分断」とか「歪みとか」「金によって」とか
      どのようにも使い回しの出来る、曖昧で、一見美しい表現は
      おパヨク様や、共産主義者、中共大好きな方々の定番ですね。

      おパヨク様や、共産主義者、中共大好きな方々たちの
      行動こそが「分断」であり
      その方々たちの存在こそが「歪み」であり
      「お金」「保障」大好きなのはその方々の方だと
      私個人は思っています。

      その「分断」と「歪み」と「お金」によって
      沖縄は必要以上、通常以上の苦労をしていると
      私個人は思っていますが
      おパヨク様や、共産主義者、中共大好きな方々たちには
      「反省」とか「自問」とか「自己分析」とか「ブーメラン」とか
      全く通じない、と言うことも私は知っています。

      「反省」も「自問」も「自己分析」も「ブーメラン」も無く
      言った者勝ちなのだと感じます。
      責任は、押し付けた者の勝ちなのだと感じます。

      玉城知事とやはりとても似ていると私は感じます。

      以上 文責 BLACK

  3. 神無月 より:

    オール沖縄の実態をもじり「オールド沖縄」(後期高齢者の沖縄)とか。

    普天間基地の存在は、地元民や地主には利益を生み出す存在です。
    移転されては困るのが本音? 故に、移転反対?

    既得権益者の為に、多くの沖縄県民がチャイナからの脅威に晒され続けるバカらしさに、温厚な沖縄県民に動く気概が出たのか?

    沖縄の若い世代は、沖縄のパヨク新聞を読まないのでしょうね。
    .

  4. 琵琶鯉 より:

    世界中のメディアに国民が激怒してます。日本も情報閉鎖されてる状態です。

    BBC放送に激怒した市民達がロンドンのBBC本社ビルを包囲した

    BBCは、偏向報道を駆使してパニックを煽り、世界に偽りのパンデミックを創出させた。ワクチンの効果を誇大広告し、接種後、多くの死者が発生した

    人々の幸せが奪われた

    真実を知った市民達は、不誠実なメディアの責任を追及した

    https://mobile.twitter.com/You3_JP/status/1485659318951485441?t=Gyi048saIOaS2TERc80TRw&s=06

  5. ロード より:

    知事は基地に反対するだけで、郷土のために働いているのでしょうか?
    沖縄の未来のためになんとしても勝たねばなりませんね。

  6. 名無し より:

    沖縄に、やっと民主主義が!!!いみじくも本日1月25日付中日新聞夕刊に、「日本社会の同調圧力・水を差す自覚を・・・」と出ていましたが、まさしく沖縄で、「基地反対!」が当たり前?の同調圧力に水を指す動きの萌芽!沖縄に未来が!慶賀な事です!

  7. やましろや より:

    現在の状況で「琉球独立」は危険極まりないですから、、
    沖縄が独立するとしたら、中国の衰退が誰の目にも明らかになる2050年代以降でしょう。

  8. セイウチ より:

    反対派と容認派じゃなくて、排斥派と共存派って表現を定着させられないかと常々思います。
    排斥派の連中って間違いなく不寛容な排斥主義者なんですけど、自分がそうであると認めたくない連中が多そうだから、心理的な楔を打ち込めそうな気がするんですが。

  9. […] 選ばなかった、これが民意。 【左派に突きつけるためにRT】 https://samurai20.jp/2022/01/okinawa-67/ […]

  10. […] 選ばなかった、これが民意。 【左派に突きつけるためにRT】 https://samurai20.jp/2022/01/okinawa-67/ […]

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