▼脱亜論の原文・全文について
ネットで有名な脱亜論であるが、その原文をお読みになった方はどれほどいるだろう。
かなり簡略化され、韓国や中国に言及した部分のみをトリミングした文章が飛び交っているのが現状だ。
当然だが、これは現代語訳であり、原文は漢字+片仮名である。
▼中国・韓国を述べるにあたっての前文がある。
内容も明治維新から遡っている。
近代化の流れを水際で停めたい思いが滲み出ており、根底には日本らしさを失いたくないという思いが滲み出る。
その上で、近代化を受け入れざるを得ない状況であることを受け入れ、言論人としての生き方を説いている。
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▼当時の世界状況に思いを馳せる。
「受け入れざるを得ない状況」とは、西欧列強の台頭であり
今で言うグローバリゼーションの急激な流れのようなものだろう、
その中において、我が国が独立を維持していくためには必要だ、というもの。
「日本における維新に相当するものが起きなければ」
守旧派が続投し、近代化の遅れれば致命的だ。
シナ(原文ママ)、朝鮮(原文ママ)への批判、「国交を断つべき」という意見は、実はここから派生している。
脱亜論で維新に触れられていたことを、ご存じない方も多いと思う。
表面的に見れば、ネットで行われる主張の本旨とは離れるように感じる人も多いだろう。
しかし、実は極めて重要なパートなのだ。
脱亜論は、
国際情勢を鑑み、近代化を嘆きつつも重要性を説き
維新がなぜ起きたのか、その経過を述べている。
その上で、ネットで有名な批判は行われている。
▼ネットで有名な脱亜論
以下は、まとめサイトNewsUSのフロントページに掲載されていたもの。
これが現在のネット文化のもつスキルとも言えるのだろう、必要個所のみに徹底的に特化し、不要なものを削ぎ落としていく。
この技術は、批判的に言えば週刊誌やワイドショー的とも言えるのだろうが、情報発信の手段としては正しい。
特にテキストを主としてきた掲示板系であれば、そうなるのは必然だ。
ネット上で連綿と培われてきた技術であり、私はこの筋肉質な文章を賞賛したいと思う。
しかし、その上で全文も併せて読んで頂きたいと思うのだ。
日本の不幸は中国と朝鮮半島だ。
この二国の人々も日本人と同じく漢字文化圏に属し、同じ古典を共有しているが、
もともと人種的に異なるのか、教育に差があるのか、
日本との精神的隔たりはあまりにも大きい。
情報がこれほど早く行き来する時代にあって、
近代文明や国際法について知りながら、
過去に拘り続ける中国・朝鮮の精神は千年前と違わない。
この近代文明のパワーゲームの時代に、教育といえば儒教を言い、
しかもそれは表面だけの知識であって、
現実面では科学的真理を軽んじる態度ばかりか、道徳的な退廃をももたらしており、
たとえば国際的な紛争の場面でも「悪いのはお前の方だ」と開き直って恥じることもない。
(中略)
もはや、この二国が国際的な常識を身につけることを期待してはならない。
「東アジア共同体」の一員としてその繁栄に与ってくれるなどという幻想は捨てるべきである。
日本は、大陸や半島との関係を絶ち、先進国と共に進まなければならない。
ただ隣国だからという理由だけで特別な感情を持って接してはならない。
この二国に対しても、国際的な常識に従い、国際法に則って接すればよい。
悪友の悪事を見逃す者は、共に悪名を逃れ得ない。
私は気持ちにおいては「東アジア」の悪友と絶交するものである。
(『脱亜論』明治18年(1885年)3月16日)
▼脱亜論、原文
かなりの長文である。
明治18年(1885年)3月16日、脱亜論は新聞『時事新報』の社説として掲載された。原文は無署名の社説で、本文はカタカナ漢字表記、長さは400字詰原稿用紙で約6枚。
のちに石河幹明編『続福澤全集』第2巻(岩波書店)に収録されたため、福澤諭吉が執筆したと考えられるようになった。
かなりの長文、
言葉使いも全く異なるため、読むのにはやや苦労するかも知れない。
とは言え、片仮名と漢字のため(一部の漢字は調べながら読まないと厳しい)日本人なら(時間さえかければ)読めないこともない。
後半に現代語訳を載せるため、時間のない方はそちらをお読みください。
我日本ノ國土ハ亞細亞ノ東邊ニ在リト雖ドモ其國民ノ精神ハ既ニ亞細亞ノ固陋ヲ?シテ西洋ノ文明ニ移リタリ然ルニ爰ニ不幸ナルハ近隣ニ國アリ一ヲ支那ト云ヒ一ヲ朝鮮ト云フ此二國ノ人民モ古來亞細亞流ノ政?風俗ニ養ハルヽ?我日本國ニ異ナラズト雖ドモ其人種ノ由來ヲ殊ニスルカ但シハ同樣ノ政?風俗中ニ居ナガラモ遺傳教育ノ旨ニ同シカラザル所ノモノアル歟、日支韓三國相對シ支ト韓ト相似ルノ?ハ支韓ノ日ニ於ケルヨリモ近クシテ此二國ノ者共ハ一身ニ就キ又一國ニ關シテ改進ノ道ヲ知ラズ交通至便ノ世ノ中ニ文明ノ事物ヲ聞見セザルニ非ザレドモ耳目ノ聞見ハ以テ心ヲ動カスニ足ラズシテ其古風舊慣ニ戀々スルノ情ハ百千年ノ古ニ異ナラズ此文明日新ノ活劇塲ニ?育ノ事ヲ論ズレバ儒教主義ト云ヒ學校ノ?旨ハ仁義禮智ト稱シ一ヨリ十ニ至ルマデ外見ノ虚飾ノミヲ事トシテ其實際ニ於テハ眞理原則ノ知見ナキノミカ道徳サヘ地ヲ拂フテ殘刻不廉耻ヲ極メ尚傲然トシテ自省ノ念ナキ者ノ如シ我輩ヲ以テ此二國ヲ視レバ今ノ文明東漸ノ風潮ニ際シ迚モ其獨立ヲ維持スルノ道アル可ラズ幸ニシテ其ノ國中ニ志士ノ出現シテ先ヅ國事開進ノ手始メトシテ大ニ其政府ヲ改革スル?我維新ノ如キ大擧ヲ企テ先ヅ政治ヲ改メテ共ニ人心ヲ一新スルガ如キ活動アラバ格別ナレドモ若シモ然ラザルニ於テハ今ヨリ數年ヲ出デズシテ亡國ト爲リ其國土ハ世界文明諸國ノ分割ニ歸ス可キ?一點ノ疑アル?ナシ如何トナレバ麻疹ニ等シキ文明開化ノ流行ニ遭ヒナガラ支韓兩國ハ其傳染ノ天然ニ背キ無理ニ之ヲ避ケントシテ一室内ニ閉居シ空氣ノ流通ヲ絶テ窒塞スルモノナレバナリ輔車唇齒トハ隣國相助クルノ喩ナレドモ今ノ支那朝鮮ハ我日本國ノタメニ一毫ノ援助ト爲ラザルノミナラズ西洋文明人ノ眼ヲ以テスレバ三國ノ地利相接スルガ爲ニ時ニ或ハ之ヲ同一視シ支韓ヲ評スルノ價ヲ以テ我日本ニ命ズルノ意味ナキニ非ズ例ヘバ支那朝鮮ノ政府ガ古風ノ專制ニシテ法律ノ恃ム可キモノアラザレバ西洋ノ人ハ日本モ亦無法律ノ國カト疑ヒ、支那朝鮮ノ士人ガ惑溺深クシテ科學ノ何モノタルヲ知ラザレバ西洋ノ學者ハ日本モ亦陰陽五行ノ國カト思ヒ、支那人ガ卑屈ニシテ耻ヲ知ラザレバ日本人ノ義俠モ之ガタメニ掩ハレ、朝鮮國ニ人ヲ刑スルノ慘酷ナルアレバ日本人モ亦共ニ無情ナルカト推量セラルヽガ如キ是等ノ事例ヲ計レバ枚擧ニ遑アラズ之ヲ喩ヘバ比隣軒ヲ並ベタル一村一町内ノ者共ガ愚ニシテ無法ニシテ然カモ殘忍無情ナルトキハ稀ニ其町村内ノ一家人ガ正當ノ人事ニ注意スルモ他ノ醜ニ掩ハレテ堙沒スルモノニ異ナラズ其影響ノ事實ニ現ハレテ間接ニ我外交上ノ故障ヲ成ス?ハ實ニ少々ナラズ我日本國ノ一大不幸ト云フ可シ左レバ今日ノ謀ヲ爲スニ我國ハ隣國ノ開明ヲ待テ共ニ亞細亞ヲ興スノ猶豫アル可ラズ寧ロ其伍ヲ?シテ西洋ノ文明國ト進退ヲ共ニシ其支那朝鮮ニ接スルノ法モ隣國ナルガ故ニトテ特別ノ會釋ニ及バズ正ニ西洋人ガ之ニ接スルノ風ニ從テ處分ス可キノミ惡友ヲ親シム者ハ共ニ惡名ヲ免カル可ラズ我レハ心ニ於テ亞細亞東方ノ惡友ヲ謝絶スルモノナリ
明治18年(1885年)3月16日
http://ja.wikisource.org/wiki/%E8%84%B1%E4%BA%9C%E8%AB%96
▼脱亜論 現代語訳
現代語訳を紹介するが、一部、意訳もある。
例えば冒頭部分は、忠実に訳すと以下のようになる。
>世界の交通の道は便利になり、西洋文明の風は東に進み、至るところ、草も木もこの風になびかないことはない。西洋の人物は古代と現在に大した違いはないのだが、その活動が古代は遅鈍、今は活発なのは、ただ交通の機関を利用し、勢いに乗じるがためである。
これが以下のようになる。
>現在、西洋人の地球規模での行動の迅速さには目を見張るものがあるが、ただこれは科学技術革命の結果である蒸気機関を利用しているにすぎず、人間精神において何か急激な進歩が起こったわけではない。
文意に忠実かつ美しいと思ったので、意訳であることを認識した上で紹介する。
読まれる方も意訳であることを理解した上で読んで頂きたい。
また、原文では麻疹(はしか)を例として出しているが、(麻疹が大流行しない現代ゆえだろう)これはインフルエンザに置き換えられている。
それらを含め、意味に忠実として意訳版の以下を紹介したい。
isa訳 脱亜論
近代文明とはインフルエンザのようなものである。インフルエンザを水際で防げるだろうか。私は防げないと断言する。百害あって一利も無いインフルエンザでも、一度生じてしまえば防げないのである。それが、利益と不利益を相伴うものの、常に利益の方が多い近代文明を、どのようにして水際で防げるというのだろう。近代文明の流入を防ごうとするのではなく、むしろその流行感染を促しつつ国民に免疫を与えるのは知識人の義務でさえある。
西洋の科学技術革命について日本人が知ったのはペリーの黒船以来であって、これによって、国民も、次第に、近代文明を受け入れるべきだという認識を持つようになった。ところが、その進歩の前に横たわっていたのが徳川幕府である。徳川幕府がある限り、近代文明を受け入れることは出来なかった。近代文明か、それとも幕府を中心とした旧体制の維持か。この二者択一が迫られた。もしここで旧体制を選んでいたら、日本の独立は危うかっただろう。なぜなら、科学技術を利用しつつ互いに激しく競いながら世界に飛び出した西洋人たちは、東洋の島国が旧体制のなかにひとり眠っていることを許すほどの余裕を持ち合わせてはいなかったからである。
ここに、日本の有志たちは、徳川幕府よりも国家の独立を重んじることを大義として、皇室の権威に依拠することで旧体制を倒し、新政府をうちたてた。かくして日本は、国家・国民規模で、西洋に生じた科学技術と近代文明を受け入れることを決めたのだった。これは全てのアジア諸国に先駆けており、つまり近代文明の受容とは、日本にとって脱アジアという意味でもあったのである。
日本は、国土はアジアにありながら、国民精神においては西洋の近代文明を受け入れた。ところが日本の不幸として立ち現れたのは近隣諸国である。そのひとつはシナであり、もうひとつは朝鮮である。この二国の人々も日本人と同じく漢字文化圏に属し、同じ古典を共有しているのだが、もともと人種的に異なっているのか、それとも教育に差があるのか、シナ・朝鮮二国と日本との精神的隔たりはあまりにも大きい。情報がこれほど速く行き来する時代にあって、近代文明や国際法について知りながら、それでも過去に拘り続けるシナ・朝鮮の精神は千年前と違わない。この近代文明のパワーゲームの時代に、教育といえば儒教を言い、しかもそれは表面だけの知識であって、現実面では科学的真理を軽んじる態度ばかりか、道徳的な退廃をももたらしており、たとえば国際的な紛争の場面でも「悪いのはお前の方だ」と開き直って恥じることもない。
私の見るところ、このままではシナ・朝鮮が独立を維持することは不可能である。もしこの二国に改革の志士が現れて明治維新のような政治改革を達成しつつ上からの近代化を推し進めることが出来れば話は別だが、そうでなければ亡国と国土の分割・分断が待っていることに一点の疑いもない。なぜならインフルエンザのような近代文明の波に洗われながら、それを避けようと一室に閉じこもって空気の流れを絶っていれば、結局は窒息してしまう他はないからである。
『春秋左氏伝』の「輔車唇歯」とは隣国同志が助け合うことを言うが、現在のシナ・朝鮮は日本にとって何の助けにもならないばかりか、この三国が地理的に近い故に欧米人から同一視されかねない危険性をも持っている。すなわちシナ・朝鮮が独裁体制であれば日本もそうかと疑われ、向こうが儒教の国であればこちらも陰陽五行の国かと疑われ、国際法や国際的マナーなど踏みにじって恥じぬ国であればそれを咎める日本も同じ穴の狢かと邪推され、朝鮮で政治犯への弾圧が行われていれば日本もまたそのような国かと疑われ、等々、例を挙げていけばきりがない。これを例えれば、一つの村の村人全員が無法で残忍でトチ狂っておれば、たとえ一人がまともでそれを咎めていたとしても、村の外からはどっちもどっちに見えると言うことだ。実際、アジア外交を評する場面ではこのような見方も散見され、日本にとって一大不幸だと言わざるを得ない。
もはや、この二国が国際的な常識を身につけることを期待してはならない。「東アジア共同体」の一員としてその繁栄に与ってくれるなどという幻想は捨てるべきである。日本は、むしろ大陸や半島との関係を絶ち、先進国と共に進まなければならない。ただ隣国だからという理由だけで特別な感情を持って接してはならないのだ。この二国に対しても、国際的な常識に従い、国際法に則って接すればよい。悪友の悪事を見逃す者は、共に悪名を逃れ得ない。私は気持ちにおいては「東アジア」の悪友と絶交するものである。(明治18年3月16日)
isa訳 脱亜論より。
▼併せて知っておきたい背景
もともと福沢諭吉は、朝鮮を支援している立場であった。
前段において「維新に近いものがおきれば」という前提を付記させて頂いたが、朝鮮における維新志士を支援していたのだ。
代表例は開化派(維新と読み替えてよいと思う)の金玉均。坂の上の雲でも出てくるし、同署をベースとした日露戦争物語(漫画)にも出てくる彼である。彼らを通じ、福沢諭吉は朝鮮半島の近代化を訴えていた一人であった。
朝鮮への理解を深め、ハングルの使用が朝鮮近代化と民衆の教化に必要だと考えていた。
▼「朝鮮維新」
これは私の造語なので注意を。
朝鮮における明治維新とも言える、甲申政変(こうしんせいへん)。
実際にクーデターは決行に移される。
が、3日で倒される。
福沢諭吉とも親交が深かった金玉均とは、この指揮官の一人。
成功していれば、朝鮮の坂本龍馬になったはずの人であった。
クーデター時においては
清国の属国をやめ、朝貢を廃止、これを「発表」している。
背景を書くと長くなるため、今日はここまで。
明日、重たいニュースがない限りは明日、続きを書きます。
なぜ「朝鮮維新」と脱亜論が関係あるのでしょう?
脱亜論の全文についての意見と、「朝鮮維新」との関連性。
私は情報リテラシーの一環として、明日のエントリを書く予定ですが、どの部分に話の根幹があるのでしょうか?
この話をしていくと、韓国人や左巻きは、「脱亜論」を排外主義として批判できなくなります。
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回答編
「脱亜論」を朝鮮人こそ感謝すべき理由?福沢諭吉の生きた時代?
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【資料】脱亜論の原文と現代語訳~福沢諭吉の生きた時代① ▼脱亜論の原文・全文について ネットで有名な脱亜論であるが、その原文をお読みになった方はどれほどいるだろう。 かなり簡略化され、韓国や中国に言及した
小坪先生、ありがとうございます。m(_ _)m
さっそく、全文をコピペ化して拡散したいと思います。
例の特アの3馬鹿について言及した部分は既に有名ですが
他の部分も、とても重要ですね。
実際の所、英語圏のYou Tuberの動画などを見ていても
日本と韓国が似たような立位置で語られている節があります。
福沢諭吉の言う「共に悪名を逃れ得ない」の内容をコピペ化して
拡散することが重要ですね。
え?・・・そういう問題じゃない?(´▽`A“(汗)
脱亜論の認識に立てば日本は満州に進出することもなかったのかもしれませんね。
大東亜共栄圏という理想と脱亜という隣国の現実、わたしなりに深く調べてみたいですが、面白いテーマだと思いました。
小坪先生。お疲れ様です。
支援します!次回の記事楽しみにしてます。
ところで個人的な趣味の話になってしまい恐縮ですが、私は占星術に心得があります。
先生は蠍座ですよね。
私は山羊座でして、福沢諭吉も山羊座です。
独立自尊の精神を思想の源流にした福沢諭吉ですが、この思想は山羊座の価値観によく合致していまして私もすごく共感できるんです。
先生の洞察力の鋭さと、許せないものへの飽くなき執念、そして相手を穿つ一撃。
蠍座の戦闘力の高さを正しい方向へ遺憾無く発揮されていて、本当に素晴らしいと思います(特に蠍座は感情を力の源泉にします。)
先生は自分の使命を果たされているんですね。すごく信頼できます。
これからも信じる道を先生らしく闘い抜いてください。本当に応援しています。(例のパブコメ送りました。)
蠍座を敵に回すと恐ろしいんですよね。山羊座もですが。笑
もし興味を持たれたらネットでちょこちょこ調べてみてください。結構面白いですよ。
ではまた。ご自愛ください。
小坪先生、脱亜論についての詳細なご投稿、ありがとうございます
きょうが、第一回目、明日の第二回目の投稿も楽しみです。
脱亜論、原文に接するのははじめてです。小坪先生からいい年してなにやってんだよ!といわれかねないですね。
原文は、すみません。いい年していますが、カナ交じりでは、まったく脳に言葉が言の葉としてはいってまいりません。ですので、現代語訳のほうで、脳内入力させていただきます。まったく面目ない
閑話休題・・・でも、学習する心だけはあります。ご勘弁ください。
>情報がこれほど速く行き来する時代にあって、近代文明や国際法について知りな
>がら、それでも過去に拘り続けるシナ・朝鮮の精神は千年前と違わない。
>この近代文明のパワーゲームの時代に、教育といえば儒教を言い、しかもそれは
>表面だけの知識であって、現実面では科学的真理を軽んじる態度ばかりか、
>道徳的な退廃をももたらしており、たとえば国際的な紛争の場面でも
>「悪いのはお前の方だ」と開き直って恥じることもない。
2017年、インターネットが情報が一瞬で世界中に拡散される日本(まさに、アニメの攻殻機動隊の世界ですね)で、上記の文章がなんの前提もなく黒板(いや、電子ボードかなw)にかかれていたら、この文章がまさか、132年前の文章と思う人はいないのではともおもいます。
132年たっても、シナ、朝鮮は、まったくかわっていない!ことを、これほど、かんじさせてくれる文章はないとおもいます。
森友学園(塚本幼稚園)の園児たちは、教育勅語を暗唱しているそうですが、引き続いて、福沢諭吉翁の残された脱亜論についても、暗唱するくらい教えてもらいたいなと、ふと思いました。もちろん、すべての日本国民の意識の中に、いまこそ、脱亜論を徹底的に拡散しなくてはならないこともいうまでもありません。
原文を読むことは出来ませんでした(目がシパシパする)。
クイズの答え:先進国になる為には、利益と不利益を受け入れる覚悟が必要。
0点でないことを祈ります。
脱亜論は福沢諭吉の直筆でない可能性が高いと思いますが、福沢の当時の精神の一部をよく伝えていると思います。
福沢諭吉は有望な朝鮮人を何人も日本に招いて、明治維新や近代化教育について学ばせました。(40人以上が慶應義塾で学ぶ)
これは福沢諭吉が25歳で米国に渡航して、そこで科学技術や文物を学んだ経験が元になっていると思います。
当時の朝鮮人に献身的にいろいろな事を教えました。
その結果、彼らは朝鮮の改革をめざし、明治維新と同様なクーデターという手段しか近代化の契機となるものはないと結論をだし、実際にクーデターを起こしました。
だがそれは、やり方がまずかったというのもあり、それ以上に朝鮮半島が、時期尚早で、まだ、その歴史的段階に達してなかったというのもあり、無残に失敗します。
日本人がクーデターに関与したり、日本が国家的圧力をかけたのも、米国のペリーによる日本への圧力と同様に、朝鮮半島を目覚めさせるものと期待されました。
また、楽観的かもしれませんが、この時点でクーデターが成功していれば、日韓併合は避けられたような気もします。
おそらく、福沢諭吉は、(大変聡明な人間なので)この結果を見て、「日本だけの一国だけでは朝鮮をどうにも変えることは出来ない、欧米と協調してしか朝鮮を変えていくことはできない」と考えたのではないでしょうか。
福沢諭吉は晩年に共産主義イデオロギーの台頭を憂慮する手紙を書いています。
共産主義の異常性も洞察されていました。
福沢諭吉は、反共産主義なので、戦後になって、(中国が共産主義国になって「世界人口の3分の1が共産主義になった」と大喜びした)遠山茂樹や(典型的なマルクス主義歴史学者の)服部之総などの共産主義学者に、悪質きわまりない印象操作をほどこされて、「アジアへの侵略者の先兵」と罵倒される時代がきます。
でも客観的に見て、日本やアジアへの侵略の先兵となった連中こそ、異様な共産主義者たちです。
福沢諭吉は「学問のすすめ」の精神の移植や輸出など、世界の発展途上国の多くに夢と希望を与えて、日本以外にも深く実際的な影響を与えました。
義務教育で教わった「脱亜論」
第一印象は「日本の思い上がり」
「狭い亜細亜から飛び出して
広い世界にはばたこう」
そういう印象を受けた記憶がある。
あるいは、
そういう指導を受けたのかも。
学生時代は忙しくて、
それ以降、
脱亜論を思い出すことは無かった。
あれから40年以上が過ぎて、
なにかのはずみで思い出し、
webで検索して、
福沢諭吉の真意を知った。
100年以上も昔のこととは思えない、
あるいは、
普遍的な「真実」が示されている。
要するに、
「朱に交われば赤くなる」
「李下に冠を正さず」
ということ。
悪人とは手を切らないと、
そして、
そのことを世界に知らしめないと、
「日本が悪人である」
と思われてしまう。
日本の最大の不幸は、
近隣に悪人が存在すること。
下手に付き合えば、
遠くに住む人には、
悪人仲間と思われてしまう。
そうならないよう、
近くに住む悪人とは距離を置き、
遠くの善人との距離を縮めよう。
100年後の今こそ、
その思いを実践するときでしょう。
福沢諭吉を私は知りませんでした というか 幕府と薩長だと思うのですが
戦っている時に 塾生を屋根に上げてその様を見せてやがて君たちの時代が
来るから勉強しろと言ったとか言わないとか知りませんが この 文章に
出会った時から 毛嫌いしていました そして 今の日本人に 今の日本を
見せて これから 君たちの時代が来るから福沢諭吉を勉強しろと
いうべきなんでしょうね まずは 日本を敵とみなしている 外国および
外国人の排除から始めるべきでしょうね 改憲は まだかもね
今の自民党では この 日本の浄化は無理かもしれないと思い始めました
安倍さんの後に 菅さんがつけばまだ良いかもね
皆さん 本当に 危ない時が来たのかもしれません
チャイナです それに 韓国も日本も平和ボケしすぎ
チャイナの半分は侵略地ですチャイナ人は強ければ
侵略していいと思っているのです それに早く
対抗しなければいけないのです でも 自民党は
無理かもです 新しい日本を思う勢力が必要かも
しれません でも 侵略戦争はしないという旗印は
必要だと思います そして 政治力は絶対に必要な
ものだと思います それには 自民党が生まれ変わる
事が一番近道かもしれません 新しい政治家が日本で
生まれて政治を語る時が来たのではないでしょうか
ミンシン 共産は不要です
すみません 福沢諭吉を嫌っていた自分ですが なぜか
人が戦っていた時にそれを見てやがてどちらかが勝
その後は生き残った自分たちの世の中が来ると言ってると
判断したのです でも 皆さん宇宙に移り住む時代が
来たとします 当然 人間に近い生き物がいると思います
それは未開な生き物で強い者が弱いものを殺し支配する
生き物だとします 皆様は家族や仲間を助けて戦いませんか
戦わないと言っているのが日本国憲法であり左派の
人たちなのです でも 皆さんアメリカが居なければ
確実に日本はチャイナと朝鮮民族に侵略されます
日本人は間違いなく宇宙には出ていけません そして
とても卑怯な国民なのです チャイナと韓国や左派の
日本は過去に侵略したからと言いますが それは
嘘です 何故嘘か あの当時日本以上に侵略した
国には一言も言わないからです 本心は日本は弱くて
金をくれるからです それ以外にはないと思います
日本人はやがて来る 宇宙への大航海時代を迎える
準備をするべきです それは 科学の発展もですが
騒然 武器 軍備も必要なのです 見方を守るために
決して 侵略するためのものではないのです。
『脱亜論現代語訳』を書かれたisa氏は、「諌山陽太郎」氏といって、
『マンガ・特撮ヒーローの倫理学―モノ語り帝国「日本」の群像 』という著作があります。
http://plaza.rakuten.co.jp/isanotiratira/diary/200605070000/
https://www.amazon.co.jp/dp/4862650112
脱亜論の元の”isaの同時代フィールド・ノート”は消えてますが、以下の再録で読めます。
脱亜論試論(isa訳脱亜論他一編、再録)
http://plaza.rakuten.co.jp/isanotiratira/diary/200604190000/
また、諫山氏が大学在学中に朝鮮総連のオルグを受けて、危うく北朝鮮に拉致されそうになった体験談「知・拉致等ダイアリー」も興味深いです。
その時の誘い文句は
「行って、自分の目で見なければ批判なんかできないよ」
だったそうです。
http://plaza.rakuten.co.jp/isanotiratira/diary/?ctgy=8
>>併せて知っておきたい背景
みなさん,福沢諭吉という人を知りたければ「福翁自伝」も併読すると良いですよ.
岩波文庫にあります.
原文すごいです読めないです…。私レベルが理解するには、原文から二段階も翻訳が必要なんですねぇ…。
教育勅語も原文読めないです…そういや江戸時代の教育方法である、素読(そどく)が子供にいいらしい、とテレビでやってました。
あ、あと以下は日本人へのヘイトに感じました
↓
在日の会「『日本を悪者にする中国や韓国は心を改めて』は人種差別、ヘイトスピーチ」大阪府に指導求める
ttp://blog.m.livedoor.jp/honmo_takeshi/article/50766774
子供に言わせるのが云々いうけど、嘘いわせてるわけじゃないからな
そこは大きく違う
名もなき正義
★
>>197
これを言わせてる大人が問題っていうのもおかしいよ
唱和させてる事が間違た事実なら問題だが間違ってないから子供だとか政治的だとかを理由に問題視して教育全体を否定しようとしてるマスコミの印象操作が問題なんだと思う
名もなき正義
★
森友学園の教育方針について「おかしい」という気持ちは自由もっても構わない。ただし、われわれが口をだして文句をいう筋合いはない。
入園がいやだったら希望しなくてもいいし、入ってから気に入らなければ
転校すれば良い。
【日本を悪者にする中国や韓国は心を改めて】は全くヘイトではない。
ヘイトに適用されるのは、個人および団体である。
大阪のヘイト条例は外国人だけでなく、日本人に対するヘイトも対象となるので覚えておいてね。
国が出したヘイトスピーチ法は対象が本邦人以外であるが、この法令の対象は各自治体への法律であり、我々個人には適用されないし、罰則もない。
大阪の条例のように各自治体で定めた条例は我々個人にも影響を及ぼすので注意しよう。
名もなき正義
★
卒業アルバムを強制的に全学年に買わせたり、
PTA費の使途を情報公開しない、
そのことに対して保護者が疑問を投げかけると
退園を迫るというのは問題だと思います。
名もなき正義
森友学園・理事長が『民進党議員の世話になっていた』と暴露された模様。民進党本丸が焼け落ちる寸前に
ttp://blog.m.livedoor.jp/greatprc-you1/article/50495474
17: 不知火(埼玉県)@
政権交代した後の事件なんだから、民主党員にそんな力は無い。
22: ハーフネルソンスープレックス(愛媛県)@?(^o^)/
>>17
そうとも言えない
野党議員でも官僚に対して圧力をかけられるという事が先日証明されてたし
事評価下げてやる…民進)議員が防衛省女性職員に
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000094872.html
民進党の後藤議員は16日、南スーダンPKO(国連平和維持活動)に参加している自衛隊の日報の件で説明にきた防衛省の女性職員の対応に不満を持ち、
「上司に言って人事評価を下げてやる」「理事会で名前を挙げてつるし上げてやる」などと発言しました。
157: バズソーキック(チベット自治区)@?(^o^)/ [US]
実際に許認可権を有する人物に金銭と引き替えで口利きするのが不正なだけで
何か困った事があって議員にお願いをすること自体は別に問題無い
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大変興味深いエントリでした。
保守に目覚めて数か月経った頃、気になりだしたことがありました(遅い!)。西郷隆盛と征韓論の話です。昔学校で習った歴史では、国内で征韓論が主流になっていた時に西郷隆盛がそれに反対して、自分が朝鮮に渡って話し合いをしてくるという主張を繰り広げ、結局かなわず下野した、というものだったと記憶しています。
朝鮮人の本性を知った今(当時)、改めて調べたいという欲求にかられました。実際のところはどうだったのか、日教組の影響で偏った歴史を教えられていたのではないか、との疑いを抑えきれなかったのです。ところが実際には、悲しいかなグータラが災いし、調べられないまま現在に至っています(涙)。
今回のエントリできっかけとなるものを学べるのではないかと期待しています(^^
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