3月11日、この日を静かな祈りを持って過ごしたい。
誰かに強制するような、そのようなことは書くべき日ではないように思う。
ゆえに「私はこうありたい」と、その思いを口にするに留める。
四年前の今日、東日本大震災がありました。
たくさんの方が亡くなりました。
まずもってご冥福をお祈りすると共に、
ご遺族の悲しみは想像することもできません。
いまだ多くの行方不明者がおられます。
一日も早く、全員が見つかりますよう祈ってやみません。
未曽有の災害に対し、敢然と立ち向かった自衛隊、警察・消防・海保の尽力。
感謝と共に深く脳裏に刻まれております。
人の無力さを痛感させるほどの災害に際し
「公権力」という漢字三文字の中身が、結局は人であることを
まざまざと見せつけられました。
非常備消防、消防団。
結果的には命を捧げてまでの行動となった例すらあります。
地域に根差したコミュニティの力強さが、多くの人命を救ったことは疑いようがありません。
整然とした避難、日本人の民度を世界に示しました。
あわせて、最大の同盟国アメリカからの支援。
被災直後に第七艦隊旗艦ブルーリッジが動いたこと、涙が出るほど心強く思いました。
今後とも日米の絆は深まっていくことと思います。
また世界中の国々より多大な支援を頂いたこと。
一人の日本人として深く感謝いたします。
一日も早い被災地の復興をお祈りすると共に
遠く離れた九州からではありますが、復興に対しての協力を惜しまみません。
政治家として発信するにあたり
あの未曽有の災害に際しては、忘れえぬ教訓もあります。
政治の側面で言えば人災の側面も否定できる状況ではなく
国民が選んだ政権とは言え、
メディアの偏向による部分も大きかったとは言え
「政治」による被害拡大の側面を触れぬわけにはいきません。
統治能力、指揮能力が欠如した民主党政権、
さらに、当時の菅・元首相の人材としての不適切さは筆舌に尽くしがたいものがあります。
不要な委員会・組織を大量に作る、
任せること、分業を知らず限りあるマンパワーに過酷な負荷をかけたこと。
「ボランティア」やNPOには、利権でもあるのだろうと邪推せざるを得ない謎の動きすらありました。
復興における遅滞、ここにも「政治が能力不足であった」ことを、強く批判するものであります。
と書きましたが、政治批判の部分を、今日だけは口にしたくないのです。
このレベルまでであれば、私はかろうじて口にできます。
誰かに「やめろ」とは言う立場にありませんが、
今日だけは、被災地を用いた政治批判を行いたくないのです。
僅かな期間、数年のことでありますが、
私自身も宮城県にいたことがあります。
民間企業に就職していた時代、私はあの地に住んでおりました。
いくぶん内陸でありましたから、住んでいた場所が直撃したわけではありませんが
あのニュース映像の中、
その、ほとんどが私の見知った風景、一度は訪れたことがある場所でした。
思い出のある場所も、「画面の中」にはありました。
批判を恐れず言わせて頂ければ、
まるで映画のようで、信じられぬし信じたくない光景でした。
茫然としました。
今日、この日。
3月11日には、言いたいことは山ほどあるのです。
整然と行動した避難者たちの行動。
「「「それを汚そうとしたメディア」」」
吉田所長をはじめ、被害拡大を必死に防いだ勇敢なプロフェッショナルの心。
「「「それを汚そうとしたメディア」」」
わからぬことも多かったゆえ、その全てを批判することは酷かもしれないが、
結果的には放射能への不安を無駄に煽り、人心に恐怖を擦りこんだこと。
「風評被害」と報じつつ、その風評被害を自ら作って行ったメディア。
結果的に未だ、復興の足止めをしているメディア。
責任すらとろうともしない。
震災直後、なんの物資も持たぬ避難所に。
食料の一つも持っていかず、ヘリで乗り付けるレポーターたちのモラルのなさ。
殺意が湧いた。
まだ生存者がいるであろう被災直後、ヘリで捜索を妨害。
殺意が湧いた、殺してやりたいと思った。
地上には、二次災害の覚悟も厭わず、必死の捜索が続いていた。
民間人もいたろう、
子を探す親もいたろう、
親を探す子もいたろう、
その上を、のうのうとヘリで、、、
爆音で妨害した。
ヘリのせいで、救えなかった命は相当にあるはずだ。
私の友人、宮城の友人たちも、ただの一人も連絡がつかなかった。
生存確認はとれぬし、かけたいけれども、電波の回線数も限られる中
ただ待つよりなかった。
実際、死にかけた友人もいる、
私はあの時、報道のヘリは、、、
墜落してみんな死ねばいいと本気で思いました。
「議員として」こんなことを書いては怒られるのでしょうから
一個人として言わせて頂きますが、
私個人としては本当に心底、心の底から「報道ヘリは落ちてしまえ!」と思いました。
メディアへの怒り、政権への怒り。
元々持ってはおりましたが、明確な殺意を私に抱かせた瞬間でありました。
「二人の吉田で朝日は死んだ」とも言われます。
慰安婦問題で朝日は衰退の一途を辿っておりますが
「吉田所長」への言われなき捏造、これに対しての謝罪と説明が発端です。
吉田清治の問題についての会見では、もともとはなかったのです。
・・・と書きましたが。
こういうのを抑えたいのです。
本当に山ほどある、言いたいことは山ほどある。
山ほどあるけれども。
この一つ一つ、それぞれ記事一本になるほど、
私は凄まじい思いを持っているけれど、
持っているけれども、、、
今日だけは、そのような話に特化したくはないのです。
3月11日、この日を静かな祈りを持って過ごしたい。
もう被災地の政治利用は、やめてほしい。
これは主に左翼に対してだけれども
一部の保守に対しても思うところです。
被災地を出汁にしないで欲しい。
何らかの政治主張が「先」に在り
そのテーマとして、被災地を政治利用する行為。
見ていて見苦しいし、本当に気分が悪い。
せめて今日だけは、静かに祈る、
それではいかんのだろうか。
過激派、福島にターゲット 不安あおり浸透図る?
福島大学で2月、反原発のビラを配っていた男性が暴行の現行犯で逮捕され、その後、不起訴処分となった。男性は過激派「革命的共産主義者同盟全国委員会(中核派)」の関係者だった。東京電力福島第1原発事故からまもなく4年となるが、公安当局は「放射能への不安」をあおることで、中核派が福島への浸透を図っているとみている。
逮捕容疑は2月3日、男性が大学構内で男子学生の胸ぐらをつかんだとされる。男性は反原発のビラを配っており、男子学生が拒否したことから、つかみかかったとみられる。男子学生からの通報で駆けつけた福島署員に、暴行の疑いで現行犯逮捕された。福島地検は、暴行の程度から不起訴処分として男性を釈放したものの事実は認められるとした。
■「でっちあげだ」と反論
この事件の1週間後、福島大生と全日本学生自治会総連合(全学連)書記長、「3・11反原発福島行動実行委員会」の女性メンバーらが福島県庁で記者会見。事件は「でっちあげだ」と主張した。配布資料には、「突き飛ばしたのは学生の側」としたうえで、逮捕目的は「反原発運動つぶしのための政治弾圧」と訴えた。逮捕された男性については「私たちの仲間」と書かれていた。
公安調査庁の「内外情勢の回顧と展望」では、福島市内の「ふくしま共同診療所」を、「中核派系」医療機関と認定している。中核派の機関紙「前進」でも「拠点建設」として、「新自由主義大学と対決し福島決戦に責任をとる学生自治会」を掲げ、「福島大・東北大を闘う大拠点に」と言及していた。
福島大では3年前にも、中核派を名乗る東北大の男子学生が、構内で反原発の集会に参加を促すビラを配布していたことが確認されている。
■政治闘争薄れ乗り換え?
公安関係者は「成田空港など政治闘争のテーマが希薄になったいま、原発反対が格好のテーマ」となり、「過激派が存在感拡大へ福島に狙いを定めている」と指摘する。
さらに、「被災地でのボランティア活動などは一時的で自らの存続しか考えていない。県民の多くは過激派を見抜いているが、若者などが引き込まれるのが心配。取り返しがつかなくなる」と懸念する。
過激派は震災から4年となる11日、福島県郡山市で大規模集会を予定している。公安関係者は県内で勢力拡大が進んでいるとの見方を強めている。
http://www.sankei.com/affairs/news/150309/afr1503090002-n3.html
もう本当に、いい加減にしてほしい。
被災地は、あれほどの甚大な被害を受け、
その上で、すでに政治で被害を受けたではないか。
さらに被災地を、このような形で使おうと言うのか。
私はこれが許せない。
心のどこかで、もういいじゃないか、
そういう観点からの触れ方は、もういいじゃないか、
そっとしておいてあげてほしい、と。
そう思っている私がいます。
今日だけは、せめて静かな祈りと共に。
そう思っていたところ、首相からのメッセージがアップされていた。
僅か3分少々の動画。
私の書いた駄文を読むために、3分どころではない時間を割かせてしまったかと思いますが
たった三分の動画で触れられた内容は、いま私が思っていたこと、その全てを満たすものでありました。
政治的な批判、イデオロギーなどはそこになく。
ただただ追悼の念と、復興への明るいメッセージが込められていました。
恐らく。。。
メディアはこれを報じぬのだろう、
そう思ったゆえ、この動画を紹介したいと思いました。
私もこのような振る舞いのできる政治家に、
いつかなれたらいいな、と思って聴きました。
人に安心と笑顔を届ける存在になりたいな、と思いました。
3.11をむかえて?安倍総理のメッセージ?
「たった三分」ですが、テレビはその三分を割いてはくれぬのだろう。
せめてこれぐらいノーカットで流して欲しいと思うが、恐らくそれはない。
一人でも多くの人に見て欲しい、
元気が伝わって欲しいから、拡散。
そして、もしも叶うのであれば。
被災地をダシにしたかのような活動は、保守も控えて欲しい。
当然のこととして、人心を煽り、恐怖を植えつけ
勢力拡大やイデオロギーに基づく目的の達成の「手段」とする左翼の動きには、強く反対したい。
保守も左翼もない。
せめて今日だけは、静かに祈りたいのです。
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わかります。。。
私の同年代の知り合いの若い連中は被災地にボランティアに行きました。ただ、ほんとうに彼らが何かの役にたっているのかは分かりませんし批判もできませんが、もし政治的意図をもっている集団の意向が反映されているのならバカヤローと言いたいです。私自身は被災地には行ったことはありません。目を背けてきました。死というものがあまりに身近にある場所に行く勇気がありませんでした。学生ボランティア的な連中が、笑顔で被災地で活動している写真を見ると、ちょっと違うんじゃないかな?と思うことがあります。学生ボランティア的な連中が全て胡散臭く見えております。行かなかった人間が行っている人間を批判するのはおかしいですが、連中は被災地を利用している感が否めません。多分、行って何となく良いことをした気分になっているのだと思います。もちろん、被災地のお役にたつようなちゃんとした活動をされている方々は居られますが
被災地のお邪魔になるような有象無象が大挙して押し寄せたのも事実なのでしょう。そして、その有象無象の中に、あきらかな政治的意図をもった過激な連中が紛れ込んだのも事実なのでしょう。被災地を利用する悪徳な人間が、被災地に拠点を構築していることを痛ましく思います。
私はあの時間、リアルタイムでテレビで見ておりました。あの報道ヘリは邪魔だったと思います。自粛して欲しかったと私も思います。もし私があの下に居たら届かないけど石を投げたと思います。それぐらい腹立たしいことでした。あの震災で、日本中が悲に覆われました。被災地はもっと悲惨だったと思います。私は見れません、被災ドキュメンタリーなど震災にかんする番組は見れません。あの悲惨さにはどうしても目を背けてしまいます。とにかく一個人として被災地の復興あらんことをせつに願っております。
今から20年前の神戸で同じように報道ヘリに殺意を持ちました本気で!!
電気とテレビのある知人の家へ避難して見た映像は…昨日まで目の前にあった景色が
BGMと効果音付きでまるでサスペンスの一場面のように編集されたものでした。
心の底から屑のマスゴミって思いましたね。
【3.11の震災を決して忘れてはならない】
忘れもしない3月11日の4年前の今日、日がに日本大震災により東北に住む約1万5000名以上方がお亡くなり、未だ、おおよそ2600名余りの方が行方不明のままです。
4年前の今日の日を「日本国民の一人として・同胞として」あらためてお悔み申し上げます。
【合掌】
追伸:安倍総理の動画、拝見させて頂きました。
このブログを拝見せねば、安倍総理の「震災に対しての貴重なメッセージ動画」を見逃すところでした。
小坪市議会議員、本当にありがとうございました。感謝しています。
>日がに日本大震災により× → 東日本大震災により○
とんでもない間違いです。失礼しました。
>私個人としては本当に心底、心の底から「報道ヘリは落ちてしまえ!」と思いました。
穏やかじゃないですね。
私は、気づいて欲しいのです。彼らが特権と思い込んでいるものは、「国民の知る権利」という、憲法に則った権利を満たすために許されているものであるという事を。そして、マスコミに接する全ての人に「国民の知る権利を満たしているのか」と問いかけて欲しい。
彼らが特権と思い込んでいるものを詳らかにすれば、彼らの存在が、既に必要ないものだと理解できます。私は報道ヘリに落ちてほしいとは思いません。報道ヘリが存在しなければ、落ちる事もないのですから。
被災地と被災者のために動いた、全ての人に感謝を。
合掌
マスコミって日本の不幸を喜んでいるようで最低だ
被害者にご冥福を
3.11をむかえて?安倍総理のメッセージ、素晴らしいメッセージでした。情報ありがとうございます。
小坪さんの仰る通りですね。
被災地や被災者を政治利用しようとする輩は断じて許せません。そしてマスコミも。
私は宮城県出身で、被災地の出身です。当時、私の勤めていた会社は沿岸部にありましたが、その日は夜から仕事でしたので、会社には居ませんでした。
後日、震災当日に会社に居た方々にいろいろと話を聞かせてもらいました。
実際に死にかけた人もいたそうです。水が引いて自宅に帰るとき、マスコミと思われるヘリが飛んでいたそうです。ヘリが飛び差って少し静かになったときに、崩れた家の中から「助けて」と、声が聞こえてきた事もあったそうです。
その話を聞いた時に、私はマスコミに、ものすごい怒りを感じました。もし、あのときマスコミの妨害ヘリが飛んでなければ、もっと助かった命があったんじゃないのか、と。どれだけの「助けて」の声があの五月蝿いヘリの音にかき消されたのかと思うと、本当に殺意が湧いてきます。
私は今、復興関連の仕事をしておりますが、まだまだ先は長いように感じます。ですが、今はただ前を向いて、地元の、そして被災地の復興の為に尽くしていきたいと思っております。
この度は、震災時に支援して下さった皆さま方、本当にありがとうございました。このご恩は一生忘れません。
小坪さんは宮城にいらっしゃった事があるんですね。
お忙しいとは思いますが、機会がありましたらまた、宮城にお越しください。
一昨年宮城にボランティアに行って掃除等しましたが、まだあちこち荒廃した感じでした。神戸は意外と早く復興した印象があったのに、大変ですね。阪神大震災は村山富市首相のとき、東日本大震災は管直人首相のとき。。震災の規模も不幸でしたが、震災が起こったタイミングも悪かった。
地震を考えるとすぐに思い出すのが直下型地震。やがて首都圏等を襲ってきますが、首都圏で起こると5千人から1万人が亡くなるとのこと。明日は我が身かも、と思って見ています。
下さらないことでしょうが、軽蔑したのが、「絆」という言葉が流行したのをキモイとかファシズムとか言っていた頭のおかしい連中。9.11テロの後に「真珠湾を忘れるな」が合言葉となった米国とくらべてどれだけ、この言葉が有害というのか。そんなに、イチイチ日本人の感性と合わないのなら、もっと気の合うどこかの国にさっさと出ていけばいいのにと思ったね。最後は結局愚痴になってしまった。
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