【政治家の目線】保守業界におけるパラダイムシフトが起きている。”ネットがリアルに近づいてきた”中で、一部の衝突が始まった。

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いま「ネット保守」とされてきたクラスタにおいて、明確にパラダイムシフトが起きている。私なりに言わせて頂ければ、ネットがリアルに近づいてきたという印象。言われて見れば当たり前のことなのだけど、情報発信ツールとしては有用なのだけれども、それは現実に起きたことを拡散するツールなわけで、あくまで現実を伝えるもの。

同じくコミュニケーションツールでもあり、闊達な議論ができるし(私のように)関東圏から離れた者としては言論フィールドとしても有用です。この二つは実は似て非なるものです。

ネット、特にSNSにおいては「①リアルの情報を伝播する機能」と、「②高機能の言論プラットフォームの機能」は分けて考える必要がありました。言論や議論であれば様々な意見を述べ合えばいいのですが、中にはデマもありますしトンデモ理論もございます。それはそれとして言論の自由として容認もされてきました。

しかし、①の事実を伝えるという機能と②を混在した結果、リアル側の反発も大きくなりましたし、ネット上でしか通用しない常識みたいなものもあります。都市伝説的なものであるとか。

 

例えば先日、台湾の外交部(外務省に相当)が日本の、特にネット保守が発したデマについて明確に否定のコメントを公開しています。通常ではありえないことでした。日台友好の観点からでしょうか、(日本の)保守層から少々のデマがあっても容認されてきた経緯があるためです。それだけネットの影響も強くなったのかもしれません。デマと述べたのは、我が国が中国に忖度し台湾の救助隊を断ったというものです。

このあたりは、それなりにパラダイムシフトと言えるでしょう。
また今後も続くものと推察します。デマに対しては、行政ふくめリアル側が明確に否定していくという風潮。かなりの部分で、①②の混在から見分けにくい部分だったのですけれども。

 

本日、私の身に起きたことを述べます。
解放同盟のトップであった、松本龍・復興大臣の甥っ子なのだそうです。明確にデマです。母方の旧姓は松本ですが、単に松本違いです。同じ苗字なんていくらでもあろうに。

私の信用を貶めるためだと思いますが、恐らく解放同盟も困惑することでしょう。いわゆる(同和利権とされる)慣行水利権の是正を議場で行ったり、まさに公金系の摘発を継続して行ってきたわけですが、解放同盟トップであった松本氏の血縁が同和利権を撃破しまくったことになるんだけども。もはや不思議です。

保守系からは攻撃対象とされた、松本復興大臣と絡めて論じることで、(ネット保守層からの)信頼を喪失させることが目的なのではないでしょうか。

下記のX(旧Twitter)のポストにレスされたものであり、驚くべきことにデマ投稿は2万6千ものインプレッションとなっています。一応の被害回復を当人にも求めようと思いますが、どうやって回復して頂こうかなと思っています。同じだけのインプレッションになるまで、デマでしたと発信してもらっても良いのですけども。

そもそも論になりますが、ネット上でも”あまりふざけたら、洒落にならない”という前例は当ブログが発祥でもあり、それは脅迫でありましたけれども、開示請求をかけて刑事・民事で訴追したのは私です。ある意味ではご長寿blogなわけで、その際には示談の申し込みもありましたが蹴りまして、今後のネット世論に対して、公益性の観点からも判決文を得るべきと考え最後まで戦いました。もちろん勝訴しています。

少しは大人になったので落ち着いた対応はしていたのですが、2万インプレッションねぇ。どうしようかなぁ。

 

 

いま「ネット保守」と一つにして語られてきたものが、特に「①事実発信」の部分で大きな差が生じている。ネットとリアルの乖離を説いてきた私は、その序盤の部分で明確に存在した。ネット側の一部がリアルの情報を求めるようになり、そして得ることができる体制整備やルートが構築された。結果、「②言論プラットフォーム」の部分としてやりたい放題にやっていた記述に対し、一定の論評や検証がなされるようになった。その始祖にあたるのが私だとは思う。狙ってやったわけではないのだけれど。

 

特に影響を受けるのが、一部の過激系保守媒体。このあたりは媒体として、商業的に編集してきた経緯もあり、特定傾向に強く染まっていた経緯もある。いまさら方針転換もできないのだろうけれど、内部で作りあげてきてしまったファンタジー要素を、むしろ顧客が信じ込んでしまっている。敢えて読者とは呼ばない、媒体側からビジネス的に見た話しをしているので。なので、顧客からは騙していたのか?とフルボッコにされるだろうし、実際に一部の保守媒体のアカウントは、ネット保守から攻撃を受けて炎上していたりもした。

書き手の側も自由ではなく、言ってしまったこと、やってきたカラーというものがある。それが②の言論プラットフォームの範囲ならばよかったが、①の事実発信のほうにはみ出してきていたので問題はある。少々の誇張とかは筆が走り過ぎたので許してくれよはあるかもしれないが、ネットが数を出すようになった昨今はそうも言ってられないのだろう。先ほどの台湾の外交部が良い事例だと思う。

とはいえ、顧客を満足させなければビジネスとしても成立しないし、煽り系の物書きは大変なんだろうなぁと思う。数字を、特に金銭を追い求めるために書いた、事実を歪めた文章は論文ではないし、論客とも言わない。かつて論K着とされた方々も「煽り系ライター」みたいになっている。ライターとは、需要を満たすため、発注を受けてフィクションを書いているという意味で、かつての保守論客の現状を嘆いて用いているワード。この言葉も、一定の浸透がされていくのだと思う。だんだん馬脚がね。

 

そんなわけで、このあたりに対してガッツリとしたコメントもしたい。できないこともない。
公開されていなかった部分もあるだろうし、正直バズると思う。需要もあるだろうし、伸びる記事になる。
ただ、どうにも気が乗らない、今日まで休む。

うまく言えない、なんか嫌な感じ。
もやもやする。事務作業の速度があがらない。メンタル的なものというよりは、なんだろう獣の感みたいなもの。

なんかね、もっと色々と起きる気がするんだ。
風を読んでる感じ。で、あまり良い匂いがしない。やっちゃうのは簡単なんだけどもね、どうなんだろう。

皆様はいまの状況をどう感じますか?

 

 

 

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コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)

  1. 耶麻斗 より:

    凄い被弾の仕方ですね。全然知らなかった。そんなことまでやるのかと笑ってしまった。まぁ好かれる方が迷惑な人達ですから、そのまま、ひたすら嫌われ続けて下さい。

    ところで被災地の状況なのですが都市部の被災地と違って想像を絶するものがありますね。道路が遮断された山間部を行く自衛隊の映像を見てよく分かりました。石川県へと向かう道路は来ないで!と言われてるのに行こうとする人達でごった返しているそうで、台湾の救援隊も御気持ちだけ有り難く受け取る事にして良かったのだと思いました。

    【画像】「なんでボランティア受け入れないんだ!」→ 自衛隊による物資搬送の様子をご覧ください
    http://matometanews.com/archives/2077379.html

    陸上自衛隊 中部方面隊@JGSDF_MA_pr
    【中部方面隊 災害派遣】 #災統合任務部隊 は、令和6年能登半島地震に伴い、輪島市鵜入町において、救援物資の徒歩搬送を実施しました。
    #陸上自衛隊 #災害派遣 #統合 #自衛隊
    午後4:29 · 2024年1月7日

    陸上自衛隊金沢駐屯地@JGSDF_KANAZAWA
    【#令和6年能登半島地震】
    第10師団第14普通科連隊は、安否がわからない方の捜索・救助を基本に、被災地域の要望や救援状況に応じた給水支援、救援物資の配布、孤立地域の対応等で災害派遣活動を行っています。
    #能登半島地震 #陸上自衛隊 #災害派遣 #統合 #自衛隊 #災統合任務部隊
    午後11:55 · 2024年1月6日

    自衛隊に、ああしろ、こうしろとか口出しするの(イソコとか、イソコとか)、ホントもうやめて。

    台湾の人達は、どうしてこうも優しいのかと身に沁みます。

    台湾 能登半島地震の募金、3日で3億9000万円超
    2024/1/8 20:40 産経新聞

    台湾の呉釗燮外交部長
    【台北=桑村朋】台湾の衛生福利部(厚生労働省に相当)は8日、5日に始めた能登半島地震の被災地支援の募金額が、7日時点で8427万台湾元(約3億9300万円)を超えたと発表した。応募件数はすでに3万5000件を超えたという。

    台湾は国際社会でもいち早く支援を表明。呉釗燮(ご・しょうしょう)外交部長(外相)は4日、「日本有事は台湾有事だ」として6000万円を寄付すると発表した。地震直後には計160人でつくる国際人道救助隊の準備も迅速に整えていた。

    募金は19日まで台湾内外から受け付け、外交部(外務省)を通じて日本の被災地向けに送られる予定。

  2. azumaebisu より:

    昨日、私が遭遇した【ネットデマ】と思われる書き込みに、橋本琴絵氏の筆になる『反日政党の所為で、自衛隊の車両が【緊急車両≒パトカー、救急車、消防車扱い】に未だになっておらず、相も変わらず『渋滞の列に並ばざる負えず、高速道路ではイチイチ【料金所】で通行料を払わざる負えない云々…』との書き込みが有りました…

     『…アレ?それについては【緊急時には自衛隊車両も緊急車両扱い】になって解決された記憶が有ったような?…』
    と云う事で、調べてみました。

     やはり、【解決済み】でしたね。その中に知人の市議の回答を即日電話で頂きました。『本当に困るんですよね…そう言った類の【デマ】が横行していて…』

     彼は【デマ】とハッキリ言っていました。如何も【誤報】より強い表現になっていましたね

    で、そう言った【デマ】に遭ったら、手間でも訂正する様に心掛けています。市議にも『御願いします…』と…かなり害がある様ですね…

     話は変わりますが、同日の【青山繁晴の道すがら】ブログで、『ノンフィクション作家の大下英治氏より、東京スポーツに連載する為のロングインタビューを申し込まれ、これを受けました。』と有りました。

    一寸驚いたのは、掲載するのが【東スポ】だった事です。

    所謂【マスメディアのestablishment≒支配階級】からは、イエロージャーナリズムの典型
    、その【スポーツ紙業界】からも最下層と蔑まれて来た【嘗てのプロレス新聞←失礼!東スポ】が、こんな【お堅い、従来の読者層の需要では無い記事】を載せて…それも9回もの連載
    …『商売になるんかいな?』…

     同じ現象は【夕刊フジ】にも現れている。と私は感じています。

    では、その様な大転換は何故起こったのだろう?と考えましたね…理由は、

    1,インターネットの普及により【既存のマスメディアの衰亡】が露わになって来ている。特に【マスメディアの最下層に位置する弱小新聞社等】は、文字通り【存亡の危機】に立たされている…

    2,生き残る為の【飯の種】を、早急に見つけなければ…

    3,【ネットで主流派】の保守系記事を載せてみよう!←この【一か八かの玉砕戦法】が、何と【従来の読者層=東スポ・夕刊フジの顧客層】にまで受けた!当たったのでは無いだろうか?

    4,この【イエロージャーナリズム】の新機軸の手応え有り!の路線を突き進めた一つが、青山繁晴ロングインタビューなのではないか?

    5,青山繁晴氏自身も【マスメディア≒朝日新聞系や読売系、TV各社】のエスタブリッシュメント≒既得権益派・支配階級からは【無き者扱い】されていた…
    そこへ目を付けた。のではないでしょうか?【弱小新聞社の乾坤一擲】…

     私としては、この【瓢箪から駒】現象が上手く作用して、【マスメディアのパラダイムシフト】に帰着すれば良いナァ…と思っております。

    少なくとも【報道しない自由】の衰退、できれば、滅亡に繋がってくれればと思います。

     ボブ・ディランの【時代は変わる。Times they are changing】…『先頭を走るもの(エスタブリッシュメント)はビリになる…』
     ↑
    彼の時代とは真逆にね。今の西洋諸國も、我國のマスメディアと同様に『真っ赤っかに染まっている。』←一例が、かの【ポリティカル・コレクトな】でしょう。

     それに、西洋の庶民はうんざりしているようです。

    そもそも【左翼全盛の世】から、いち早く抜け出した我が國は、時代は変わるの先頭を走っていると感じます。

     だから【ポリティカル・コレクトネス】を、今のところ受け付けませんね。

  3. BLACK より:

    被災状況も当初思っていたよりも何倍も酷そうです。
    世界情勢も良くはないでしょう。

    けれどそんな状況のなかから見えて来たものもあります。
    その見えて来たものの中から、ネットのリアルの乖離は埋まると私は思っています。
    カルトの中でしか生きられない人はいると思いますが
    カルトから抜け出そうとする人も、また多いと私は思っています。

    保守は完全に分裂するかも知れませんが
    それは必要なことなのだと私は思っています。

    災い転じて福となす、とか
    とてもそんなことを言える状況ではありません。
    そのような意味ではありません。
    だからこそ、せめてその中から生まれるもの、拾えるものを
    私は信じます。

    決して言葉の綺麗ごとや、良いカッコしいでは無い
    リアルを理解出来る、本当の国益を理解する
    新しい保守層が生まれることを私は信じています。

    以上 文責 BLACK

    • BLACK より:

      現実がどんな状況であっても
      日本がどんな状況になっても

      自分たちだけが絶対善である
      そうであるから
      自分たちが敵認定した人たちには何を言っても、何をしても許される。

      それで国益を損ねようと、自分たちが正しいのだから構わない。
      国益よりも、何よりも、自分の気持ちと自分の主張が正しいことが何よりもたいせつ。

      そのような過激保守・保守原理主義者・保守一神教・カルト保守は現実に在って
      その思い込みや、幻想の中でしか生きられない人はいると思います。
      岸田総理が無能な極悪人でなければ、生きて行けない
      自我が崩壊してしまう
      小坪氏が松本元復興大臣の血縁者でなければ、生きて行けない
      自我が崩壊してしまう
      冗談や笑い話では無く
      それに近い人達は現実におられると私は思っています。

      他国の一神教信者や、原理主義者、カルト信者のことを指摘出来ません。

      残念なことに、そのことを保守層は認識しなければならないと
      私は思っています。
      認識した先に、未来はあると私は信じています。

      以上 文責 BLACK

  4. N失応援者 より:

    「次の一手に迷っている」のであれば、「工数なりリソースなりをどれだけ割けそうか」によるでしょうか。他の案件を遅らせる価値があるか否か。
    一度火が点くと、思わぬ延焼で制御し切れなくなり、その対応が必要になってくるでしょうし。それでも、踏み出すだけの優先度があるのか。

  5. 櫻盛居士 より:

    **********************************************************************
    共産党は2016年9月13日からの警告を無視し続けましたね。
    ならば、下記は決定事項と承諾したものと見做します。

     ・『テロを利用する共産党』
     ・『テロリストの味方である共産党』
     ・『テロに屈する共産党』

    **********************************************************************
     
     
    警告を行うなんて、随分と優しいですね。

    綾人サロン・誹謗中傷の裁判に勝ち 680万円の慰謝料をもらいました!【真実を大公開します】
    https://youtu.be/y3CDHi86hRw?si=x4tOINK_q1EiAAb5
     
     
    相手はこの警告の法的処置を「民事訴訟だろう」とナメて「民事訴訟なら諸々の手続きで負荷だけ掛かって何の利益も得られ無いから、きっと何もしないだろう」っと、高を括って居るのかも知れません。

    旧Twitterのポストを見る限り、部落解放同盟との関連性を印象付けるものと判断出来無くもありません。
    歴史的に鑑みて、警察の認識では部落解放同盟は反社会的勢力と見做して居る節があり、この様な根拠の無い事を流布すると刑事事件として取扱われる可能性は低くは無いでしょう。
    因みに、これらの拡散を手助けした者も、刑法犯の対象と成ります。

    恐らく、この手のポストに飛付いてリポストする連中と言えば、まぁアレがアレの連中が大多数を占めるでしょうから、「警告は済ましてあるからな」っと無慈悲な対応もアリかも知れません。

    実際に刑事事件として立件して(プロバイダーへの情報開示請求等は警察が行う為、短期間で情報開示される上に、その経費も警察予算で実行される)、相手を前科者に持込んだ上で民事訴訟で慰謝料を実際に請求し、680万円をゲットした事を公開したのが上記の動画です。

    小坪先生の場合は敵が多いですので、一括りで動けば個人献金を凌ぐ活動資金を得られるかも知れませんね。

  6. 一福岡県民 より:

    いわゆる保守論客とされる人たちの物言いの中には、断片的な情報に脊髄反射して喚き散らすような、言葉は悪いですが単細胞な激情型のものもあります。

    「渡邉哲也(@daitojimari)」「PULP(@like_pulp)」などの人達のXへのポストも参照するようになってから、見方が少し変わりました。

  7. 生え際 より:

    思想の右左に関わらずですが、自民党の政治家には何を言っても許されると思い込んでいる方が非常に多く見受けられます。

    相手は有権者の代表であるということ、さらに言えばその背後には当選するだけの支持者がいるということ、そのすべてに喧嘩を売っているということも理解していないのでしょう。
    票を投じた有権者への侮辱なのです。
    かつて釈明せずに騒がせた責任を取って辞任された数多くの議員の方々も、本来は戦うべきであったと思います。

    そういった意味で、断固たる手段をとることは必要であると私は考えます。
    ただ他の作業も多いでしょうし、小坪議員の負荷を増やして体を壊しては元も子もありませんので、やるとしても無理のない時期と範囲でお願いします。

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