高市早苗・経済安全保障担当大臣に陳情。上海電力および大阪港湾・武漢MOU等、地方行政に迫る中国からの脅威が背景

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高市早苗経済安全保障担当大臣のもとへ、MOUの現場である大阪府議会西村ひかる議員、ウイグルを応援する全国地方議員の会の丸山ひろあき会長(逗子議員)および地元より奈良県町村議会議長会の新澤よしふみ会長(高取町議長)と陳情に伺いました。
大阪港湾・武漢MOUや上海電力など、地方行政が狙われていることへの不安が背景にあります。

お忙しい中を時間を作ってくださった高市大臣に感謝を致します。
その他、本日の活動を報告します。

 

 

 

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(OGP画像)

 

 

 

 

資料については後日

大臣の発言とは極めて重たいものであり、発言=決定という側面もあります。
国家の意思を代弁するポジションゆえ、議員側としては(私個人は)気を使います。

 

「あれをしてください」「これをしてください」と要望し、発言を強いる事。
それが不用意な発言となれば、大臣としての生命を削ることにつながる。

ようは、ネットや保守が求める言葉を、大臣に吐かせてしまうことはリアルでの打撃にもなり得るという意味です。
・・・とは言え、このあたりの「忖度」は、高市大臣には不要であったことがよく分かりました。

 

これは上海電力に限った話ではないのですが、太陽光発電の問題等々、このあたりは経済安全保障の分野になるか否か。
私たちは、「落札済みの事業を転売した」という点を追求するならば、まずは総務省のマターとして既存ルールの改正を求め、その上で経済安全保障分野という(ようはワンステップ踏んだ)形を念頭に置いておりました。

ここはワンステップ踏まずに要望をしていくことが可能だと、個人的には”解釈”いたしました。
単にご挨拶にいったわけではなく、大阪からは府議の西村ひかる先生が要望書を、またウイグルを応援する全国地方議員の会の幹事長として、私の要望書を持参しております。

話は多岐に渡り、具体的な話もありました。
その上で、現時点では伏せたいと考えています。

 

提出資料の公開についてもお時間をください。

少しだけ問答を述べますが(それで理由を察して頂きたい)、特に上海電力の一件については省庁側に何がしかの資料があるかという点は、明確に回答を得ています。ございませんでした。

これは国側には作成が不可能であることは、参加した地方議員は理解しています。
背景にあるのは、地方行政に忍び寄る中国の件でありますから、国に資料があるわけがないのです。例えばMOUの件は議会にも報告はほぼされていませんし、議決も不要です。

これは神戸の事例もそうですし、大阪もそうです。
また要望書でも触れたのですが豪州のヴィクトリア州の件でも地方行政が狙われ、議会の追及でやっと明らかになったという状況でした。

 

よって、現場の地方議員すらも把握できていないことは、当然、地方行政は「国にも報告していない」わけで、政府内に資料が存在しているはずがないのです。

ネットの一部では「存在するのではないか?」と指摘されていた、ごく少数の議員のみが使っている”議員だけで作成した内部資料”の存在が指摘されています。これについては、私の立場ではYともNとも答えません。ただし一般的に、議員が数十時間をかけて作成した戦闘用の資料というものは、同僚議員にも滅多に見せませんし、報道関係に出回ることは稀です。

(流出に備え、特定の誤字とか改行をファイルごとに変更し、流出元を特定できるよう物理的なトレーサビリティをかけることすらある。流出事故を起こしたルートは完全に排除し、ルート内にいれないこと、および他の議員らに対し流出事故対象(ようは免停)としてお触れを回される。)

 

少なくとも厳格に言えることは、要望所内でも明確に書いた、「大阪市会議員の木下吉信先生の質問主意書」が唯一の公式資料であり、当然ながら委員会などで指摘された際の議事録が存在します。続いて「大阪府議会・市議会の全議員団に送付したアンケートおよび回答」です。この回答集が、政治的な公式資料です。

そして第三次の持ち込み資料は、先月号の私の正論の原稿です。
これは提出しました。

 

実存する”まとめ資料”としては正論の記事しか存在してないというのが私どもの認識です。
複数の議員(大阪の政治家、ウイグルの地方議員の会の会長・幹事長、および高市先生の地元の奈良県町村議会議長会の会長)が同席しておりますが、”現時点では橋下徹氏が犯人という証拠は、議会側は把握してない」こと、および「初期においては大阪の政治家には取材はあてられてもいなかった」ことは、大臣室にて行いました。

私の知る限りにおいては、橋下氏を犯人に仕立て上げるべく、または追及することを目的として議会活動を行っている議員は存在しません。

 

このあたりは各言論人の自由闊達な意見の応酬を否定するものでは全くございませんが、では閣僚級(特に行政サイド)が使えるようなものかと言えば、それは不可能です。

正論の記事を資料として提出した際に、その中身と正確性については確認とも言えるやり取りがあり、「木下吉信先生」(高市先生の古くからの友人でもあります)および前田議員、その他、まだネット上には名前を出していない複数の政治家の校閲が入っていることをお伝えしました。また正論編集部において担当してくれた方のお名前も、大臣室では出しました。
(この方の名前をネットに書くことはないでしょう。)

とても大切そうに資料を扱って頂き、凄まじい速さで読み進めながら議論をされるので、「いや、早いな、ほんと」と思いました。思ったというか、言いました。

 

地方議員サイドが提出した要望書が、果たして反映されるかは分かりません。

ただ、私たちなりに「こことここがマズイ」と思う点は指摘させて頂きました。

それなりに実効性ある政策だとは考えておりますが、実現可能性については不明です。
ハードルが低く、しかし効果は弱いものもあれれば、実現可能性は低いものの効果は絶大なものなど、答えは一つではありません。

 

要望書含め、資料については本日は公開いたしません。
しかし、数日後においては(部分的に限定し)公開したいと考えています。

上海電力等についての、国側の公式資料の不存在については、要請を受けという形ではありませんが(この言葉の言い回しは察してください)。地方議員側からの提案として、議員で作成することは提案されました。通常ならば行政(大阪港湾局や大阪府・大阪市)で作成してもらうものでありますが、それは答弁から見ても不可能と判断せざるを得ないため、大阪の政治家および神戸などの協力、併せて重要港湾を有する地方議会において共同作成されることになろうかと思います。

ここは持ち帰りという形で引き取っており、早速、大阪市会議員の木下議員にはお伝えしました。
どのような体制になるかは分かりませんが、何がしかの頭を決め、体制を構築した上で公式資料を作成する可能性があります。こちらについては、「報道を含む、民間人も使用していく基礎資料」であり、一次ソースとするものです。現在は、私の正論の記事が唯一の代替物でありますが、作成においては民間人はお断りすることになろうかと思います。

一切のバイアスを排除し、不確定情報を廃した資料。
このあたりはさらっと書こうと思ったのですが、少し長くなってしまいました。

そうそう、提出した資料には「全議員団に送付したアンケートの回答」も資料に使われております。私の要望は、この回答集を論拠としたものであり、皆様の流してくださった汗を、一つの成果として昇華できたものと確信しております。その節はお世話になりました。

時間がかかると思われるかもしれませんが、参院選もありましたし、安倍元総理のこともありました。さらに組閣人事も変わっており、もともとは小林大臣にアポイントをとっていたのですが、その状況下でさらに高市大臣にもアポをとりなおし、入閣直後の極めて多忙な中で要望活動まで漕ぎつけるのは楽ではなかったのです。

ネットの感覚からすれば「長い」と思うかも知れませんが、リアルの感覚からすれば「凄まじく早い」のです。そんな都合よく黒幕がポンポン出てきたりはしませんし、ネットの言論と違って(大臣室などで)発言した内容に齟齬があれば即時に政治問題にもなる。一つ一つの精査には尋常ならざる調査時間が必要であり、このあたりは昨今の保守論壇の発信内容とは、我々は動き方が異なっています。

ただ、成果と結果を出しているのはリアルです。
そのリアルに使われた資料は、皆様が必死に連絡やメールを入れてくれて、皆で流した汗の結集が使われています。「議会の動き」として、組織としての議会の動きについて、明確に証明できる資料は現状はあれしかありません。

早く公開したいなぁ。
(いくつかとらねばならない承認がある、または仁義をきらねばならない資料がある。)

 

 

 

本日の活動

 

 

他の事務所にもご挨拶に行きました。

高市大臣の日程がギリギリまで決まらず、流石に無理だろうと思っていたのですが、地元の新澤議員が本気を出してくれました。

急遽の上京であり、準備時間も極僅か。
ブルーリボンを守る議員の会のサイト構築と完全にバッティングし、過負荷に。他の議員らと手分けしつつチームとして対応。

ただ、コロナ禍に比較し交通費等は高騰。飛行機の往復が6万、宿泊が3日で3万。交通費宿泊費のみで9万に、現地(東京)での移動費や飲食費を加味すると12~3万という感じ。

夏休み時期というのもあるかもしれませんが、ある意味ではポストコロナを身をもって体感した気もします。数値は高止まりしておりますが、経済自体は動き始めたのかな、と。

 

 

 

まだ資料が作りかけなので、このあたりで。

明日は、拉致関係がひとつ。
あとは台湾関係がひとつ。
そして、実はウイグル関係でも一つ。

それなりに負荷のかかる重要政策を抱えています。

 

一回の費用がそれなりに高額ということもあり、一気に処理して行くのですが、想像以上に複数の政策を同時運用しますし、一つ一つの処理をきちんと進めています。言うだけなら誰でもできますが、実際に現実を変えようとなるとこれぐらいの事務負荷は発生しますし、コストはかかります。

あ、あと。
西岡会長に、Twitter等のインフルエンサーらの投稿文をお見せしました。
紙媒体の資料化は間にあいませんでしたので、実際にtweet文をPCで見てもらいました。動画を作ってくれた人、発信内容が上手だった人など。

こちらについては書面に起こしてお届けすることにしています。

 

じゃ、朝まで資料を書く。

 

 

 

現実を、動かす。

 

言うだけで終わるのは、私は嫌だから。

 

小さな一歩だとしても、刻み込みたい。

 

流して頂いた汗は、成果として示さねばならぬ、それが政治家だから。

 

一歩前進、劇的な変化はないのだろうけれど、

 

変える努力をしっかりとやるんだ。

 

地方議員もやるじゃん!と思った方は、拡散をお願いします。

 

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コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)

  1. ミカンの実 より:

    良く行動していただき、ありがとうございます。
    どうなるかわかりませんが、良き一歩となりますように。
    日本人一人一人が無知にされていて、非常に危険な状態です。
    小さな事でも、大きく皆の安全を守ることになります。
    感謝します。

    あと、・・・、可愛い系男子って、かっこいい系男子の間違いではないですか?
    いえ、私も自分の事をわざと美女とか表記することがあるので、人のことは言えないのですが、どうしましょう?

    オチが無いです。違う意味で、誰かに助けていただきたいです。はい。

    自見はな子先生は素晴らしいです。お仕事しっかりと頑張っていただきたいです。

  2. 波那 より:

    🔻高市経済安保相、動く 「スパイ防止法」法制化に強い意欲 安倍晋三元首相の「遺志」を引き継ぐ構え
    8/22(月) 17:00 夕刊フジ

    高市早苗経済安全保障担当相が、最先端技術に関する機密情報の漏洩(ろうえい)を防ぎ、日本の国力を高める研究開発を加速させるため、「セキュリティー・クリアランス(適格性評価)」の法整備に強い意欲を見せた。岸田文雄政権の看板政策「経済安保」を前進させ、国民・国家を守る安倍晋三元首相の「遺志」を引き継ぐ構えだ。

    「昨年の総裁選時に刊行した著書に書いた通り、日本の学術機関の優れた民生用技術が外国の先端兵器に流用されている現状を改善するべく、外国人研究者のセキュリティー・クリアランスを法改正で実現したく、経済安全保障担当大臣として頑張ります」

    高市氏は17日、自身のツイッターで発信した。

    セキュリティー・クリアランスとは、政府の機密情報の流出を防ぐため、アクセスする人物を事前に審査する仕組み。特定秘密保護法は国家公務員が対象だが、民間の研究者・技術者も対象として罰則も設ける。

    欧米はすでに取り入れられた制度であり、日本の法律不備は共同開発の妨げになっている。いわゆる「スパイ防止法」の要素を取り込んだものだ。

    安倍氏は、野田佳彦政権時代の2012年6月、農水省の対中輸出促進事業に関する機密文書が外部に漏れた疑惑を取り上げ、夕刊フジの連載コラム「突破する政治」で、「日本には、諸外国では当たり前である『スパイ防止法』が存在せず、警察当局も捜査・摘発が難しい」「スパイ防止法の制定に向けて、法案を作成したいと思う」と記していた。
    ……………

    スパイ防止法、取締法に反対してる連中ってスパイだからなんでしょう?特定秘密保護法を安倍政権が成立させた時も、あらゆるアホな事言い散らして(オスプレイの写真を撮れば逮捕されるとか…)ましたけど、あれって公務員が対象の法律で、今思えば公務員からの情報を得る諜報活動が出来なくなるからだったのではないかと非常に怪しく思います。先進国では唯一特定秘密保護法が無かった日本は同盟国なのに信用して貰えず、アメリカからも安全保障に関わる機密も教えて貰えない国だったのです。

    @KojiHirai6
    他人のものを盗み取ると罰せられるのは、刑法で窃盗罪が成立しているから。
    刑法がなければ、他人のものを盗み取っても罪にはならない。
    だから、泥棒にとり、窃盗罪は不都合。
    スパイにとり、スパイ取締法があると、スパイ行為をすると罰せられるので不都合。
    だから、スパイはスパイ取締法成立に反対する

    Koji Hirai 平井宏治
    @KojiHirai6
    スパイ取締法のないわが国が、スパイ天国となっていることは、世界中に知れ渡っている現実。
    スパイにとり、今のわが国の状況は、本当に心地よい状態。
    スパイ取締法が成立することは、スパイにとり、スパイし放題の現状を変更することになるので、スパイ取締法へ反対する。

    🟥「永田町 中国代理人」
    自民党前衆議院議員長尾たかし著

    〈悪人にも物を売ります。
    商売優先主義、中国恐怖症 法の隅々まで平和ボケ
    私が体験した永田町、財界の倒錯。 「日中友好」という毒饅頭を すべて語ります。〉

    かけがえのない同志である長尾敬さんは、「信念」 と「行動力」の政治家だ。本書には、私も知らな かった永田町の水面下におけるエピソードが、生々しく描写されている。日本の経済安全保障・ 国防・外交の課題を直球で訴えかける1冊だ。
    衆議院議員 高市早苗推薦

    【画像】
    https://ameblo.jp/sunsetrubdown21/entry-12760113979.html

  3. 波那 より:

    安倍さんが居なくなったから、ノコノコまた出てきたの?日本国民は、あなたと心中する気はないです!

    🔻自民 二階元幹事長 「日本は中国なしに生きていけるのか」”日中首脳会談 早期に” 国交正常化50年で
    2022.08.25

    来月、日中国交正常化50年になることをめぐり、自民党の二階元幹事長は、両国の首脳会談を早期に行うべきだと強調しました。

    自民党の二階元幹事長は東京都内で講演し、来月29日に日中国交正常化50年となることを踏まえた両国の関係について、「日本は中国なしに生きていけるのか。中国もまた同じことであり、両国が仲よくやっていくことは論を待たず、日本がみずから進んで日中関係を切り開いていく努力をしないといけない」と述べました。

    そのうえで、岸田総理大臣の就任時の去年10月に電話で会談したあと、行われていない中国の習近平国家主席との首脳会談について、「今、やらなければダメだ」と述べ、早期に行うべきだと強調しました。

    また、衆議院の解散・総選挙について「解散するには、必ず勝利するという確信を持ってやってもらわないといけない。追い込まれたうえの解散ではなく、追い込まれる前に、やるべき時にはさーっとやってもらいたい」と述べました。

    一方、自身が幹事長として支えた菅前総理大臣が再び総理大臣を目指す可能性について、「ご本人は、当然、意欲を持っている」という見方を示しました。

    NHKニュース
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220824/k10013785841000.html

    徳川幕府は鎖国してもやっていけたのに、今の政治家は無能なんだなwww

    鎖国は貿易禁止ではなく貿易制限
    幕府が貿易による利権を独占するのがいわゆる鎖国政策
    その相手はオランダとやはり中国だった

    ちゆうごく、かんこくはダメージ受けても切り捨てるべき

    尖閣諸島近郊への不法侵入、EEZへのミサイル発射とかあったのに何言ってるんだこのバカは?

    百歩譲って長期的に関係改善を考えるにしても、「国交正常化50周年で何かイベントやろう」なんて下らない下心は捨てるべきだろう。

    中国の犬がキンペーに尻尾振ってるわw

    こいつ、もう、台湾、沖縄あたりは中国にくれてやっても仕方ない、とか思ってそうではない?

    支那抜きでやっていく方法を考えるのが政治家だろ
    働けよ

    一国に肩入れする意味がわからん
    国会議員なら国益のためにバランスとれよ
    こいつのこの思想の背景なんなん?
    気持ち悪いんだけど

    あんたおらんでも政治は成り立つ

    なんか元気になってきたな
    一時期ひっそりとしてなかったっけ

    コロナ中に会食ばっかりやってガースーに怒られた

    ひっそりならまだしも本当に元気なかった感
    政治家の原動力って分かりやすいな

    ひとり昭和に取り残されたおじーさん
    ……………

    中国で歓待され六韜(りくとう)に頭の先から爪の先までしてやられた、おじーさん。

    「交渉の為に隣国から使者が来て、もしその者が有能ならば何一つ与えず返せ。

     交渉の為に隣国から使者が来て、もしその者が無能ならば大いに与え、歓待せよ。

     そうすれば、隣国では無能な者が重用され、有能な者が失脚する。そしてやがては滅ぶ」
     
    🔻六韜【第十五 文伐篇】

    文王が呂尚にたずねた。

    文王「武力を使わないで目的を達するには、どうすればよいか」

    呂尚
    第二は、敵国の寵臣を手なずけて、君主と権力を二分させるのです。
    第三は、側近の者に賄賂を贈って、しっかりとかれらの心をとらえるのです。
    第五は、相手国の忠臣を厚遇し、君主への贈物は減らして、相手の結束に楔を打ち込むのです。
    第六は、相手国の内臣を懐柔し、外臣を離間するのです。
    第七は、相手国の野心を封じこめるために、厚く賄賂を贈って寵臣を買収し、利益で釣って職責を怠るように仕向けるのです。
    第八は、相手国の君主に重宝を贈って、わが方を信頼するようにさせ、わが方に協力させるように仕向けるのです。
    第十一は、相手国の有能な臣下に、内密に高い地位を約束し、重宝を贈って手なずけ、わが方に肩入れする人間を増やすのです。
    第十二は、相手国の乱臣を手なずけて君主の心を惑わし、美女や歌舞団を送って関心をそちらに向けさせるのです。

    翻って我が国〈日本〉と言えば…、
    同じ人間同士なのだから、話し合えば分かり合えるとの戯けた性善説。頭脳の明晰さ緻密さで遥かに差がある、もう負けている。

  4. ロード より:

    高市経済安全保障担当大臣には非常に期待しています!
    技術漏洩を防止するセキュリティクリアランスは最初に発言されていましたね。
    対中デカップリング(ソフトな断交)を推進し、戦略的に中国の国力を削ぐことで安全保障を強化してほしいと思います。

  5. take-t より:

    国家の危機である上海電力のニュースは継続されず、統一教会ネタで時間を埋めるマスコミ報道に悪意を感じます。

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