台湾において総統選が行われ、政権交代がなされた。ネット上にはこれを祝う声もある、その上で反応に困っている方もいるようだ。
では、この政権交代の意味するところは何なのか。
web上では「親日」「反日」で論じられているようだが、それはそもそも間違えている。
日本人が論じる以上、そうなるのは自然なことだが、台湾の選挙である。
台湾人は「親日」「反日」で投票したわけではない。
遠因には「親中か否か」は判断基準にあったように思うが、これも他国を軸とした考え方だ。
ゆえにそれも違う。
どのような政権から、どのような政権に移ったのか。
それぞれの政党のレビューと台湾の歴史を振り返りたい。
ほとんどの事象がこれで納得できると思う。
※ 文末に、李登輝先生と撮った若かりし日の私の写真もあります。
と言っても数年前のことでありますが。
※ 特記
香港と書くべきところ、誤って上海と書いておりました。
謹んで訂正させて頂きます。またコメント欄で指摘してくださった方々に感謝いたします。
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これは8年ぶりの政権交代劇である。
立法院においても過半数を得た。日本における国会と認識していいと思う。
簡単に言えば、首相の政党も変わり、国会の過半数を有する政党も変わったということだ。
非常に大きな変化である。
得票率:56・12%で圧勝
これは過去最高であった馬英九総統(2008年)58・44%に迫る。
次に得票率を見てみよう。
投票率は66・27%だった。これは、過去最低だった前回(12年)の74・38%を大きく下回る結果となった。
最後の得票数を見てみたい。
蔡氏の得票数は、04年の陳水扁氏の647万票(得票率50・11%)を上回っている。過去の民進党候補で最高であった。
まとめる。
投票率は低下、しかし勝利した陣営の得票は伸びている。
このことより、今回政権を終われることとなった国民党支持者の投票意欲が低かったと判断することができるだろう。
全体として見れば選挙離れが進んだとも言える。
分析としては国民党の支持者のみが、一方的に投票意欲を喪失した。
対して民進党は、支持を広げた、ということだ。
以上が台湾総統選のレビューである。
では、国民党、民進党とは何か。
ここを理解せねばならない。
ネット上では「国民党=反日」と断じる者もいるが、それは間違った認識だ。
歴史を紐解けば、国民党に対し日本国民は大きな義理もある。
それを論じるにあたっては「親日」や「反日」を軸にしても一切の意味がわからない。
台湾は台湾であって、他国を軸に論じたところで意味をなさない。
日本の国会において他国を軸に論じることはあってはならず、同様に何れの国も自国の将来を占って投票行為に臨むのだ。
我が国の国民は、国民党に対しても恩義がある。
私なりの独自ソースで申し訳ないが、実際に従軍した方から聴いた話となる。
戦後、復員するに際して、またその後の混乱期においてだろう、「日本人を一人も飢えて帰すな!」と言われたそうだ。
その方は特攻隊の生き残りで未だ存命である。
これは国民党から、である。
日本軍は、中国国民党と戦闘行為に及んでいた。
ゆえに元は敵軍同士であるのだが、だからこそその方は非常に感動し、そのことを胸に刻んでいた。
実際に我が国のためにその身命を賭し、戦った日本兵の先輩が感謝しているのだ。
私には、その事実のみで充分である。
日本と台湾は共に戦った、と認識している日本のネット保守も多いだろう。
それも事実と言えるが、そのあたりは後述したい。少し事情は複雑なのだ。
日本と台湾は共に戦ったのだが、台湾の政権には「日本と戦った政権」がある。
ちょっと混乱してしまうかも知れない。
まず一点、抑えて頂きたい。
「国民党=悪」と断じる、ネットの世論に関しては誤りであると指摘させて頂く。
そのような単純な状況にはない。
そして日本人として、国民党にも感謝の思いを同じく持つべき点。
特に若い方に多いのだが「国民党=悪」という構図を持っているようだが、それは誤っている。
ここだけは断定させて頂きたい。
まともに触れると余りに長い話になるためだ。
脳内の記憶を辿るため万が一、ミスがあればコメント欄で指摘して頂きたい。
台湾には、内省人と外省人がいる。
内省人とは、もともと台湾に住んでいた方だ。日本と共に戦った台湾人と言ってもいい。
外省人とは誰か、それはCHINAから移り住んできた方々だ。
日本は戦争に破れた。
大陸においては、蒋介石率いる国民党軍と戦ったのだが、そのまま大陸の覇権とはならなかった。
大陸においてその後に戦争が起きている、内戦と言ったほうが適当か。
中国国民党と、中国共産党が戦った。
結果は、いまのCHINAを見れば明らかだろう。
中国共産党がこの戦いを制した。
では、中国国民党はどこに行ったのか。
それが「台湾政府」になったのだ。亡命政権と言ってもいい。
時計の針を少しだけ戻す。
中国国民党が覇権を有している際、つまり「戦勝国として」覇権を有している際、台湾に対して国民党軍は進駐した。
一つの中国という言葉に象徴される、いまの動きに近いだろう。
ここでトラブルが発生する。
トラブルなどという生易しいものではない。
台湾においては、日本統治時代と同様にかなりの自由が保障されると考えていたようだ。
つまり内省人にとっては(日本軍と共に戦った人たち)蒋介石が率いる国民党からも同様の統治が得られると考えていたようだ。
最初の発端は、煙草か何かを売っている売店の女性ではなかったか。
このあたりの経緯はwikipediaでも何でも良いので自分で調べて欲しい。
日本統治時代に「高度な教育」を受けてきた内省人は、国民党の圧政に耐えれなかったのだ。
暴動に近い状態に発展。
状況としては、香港を思い出して頂けるといいだろう。
西側の自由になれてきた香港市民は「一国二制度」の名のもとに、他の方よりは自由があるようだが、いまだに様々な声を挙げている。
同じことがおきたのだ。
結果、大陸の本隊が進駐。
台湾の総督府は、統治すべき国民、内省人を虐殺する。
政府が民に対し、国家権力をもって弾圧することを「白色テロ」と言うが、典型的な白色テロであった。
これは二・二八事件と呼ばれ、死亡者数は1万8千?2万8千人と推定されている。
人数には諸説ある。憲兵隊が国民に対して発砲、暴動に発展し憲兵隊(総督府)がなんと敗退。
大陸から援軍が到着し、虐殺という流れ。
台湾を論じるにあたっては、ここから始めねばならない。
原因は様々あるとされるが、統治方法に問題があったという説が多い。
大陸で行われた統治方法をそのまま台湾に持ち込んだ。
しかし台湾に住んでいた内省人は、日本統治に慣れていたため大きなストレスを生じて行ったというもの。
占領下の沖縄や、香港の事例と近いように思う。
余談が多々あるため全ては触れれないが、少し触れると二・二八事件の際には李登輝総統も身を隠したとのこと。処刑が危惧されたためだ。
40年もの戒厳令。
この間は、選挙も行われず民主的であったとは言い難い。
その間に起きたことが「国民党が中国共産党に敗れる。」という事態だ。
結果、台湾に中国国民党は政治機能を移転した。
亡命政府と言ってもいい。
そして「台湾に在る中国国民党」と「大陸の中国共産党」は戦争に発展。
これはわかりやすく書いたわけだが、正しく国号を記すと「中華民国」と「中華人民共和国」の戦いだ。
有名なのは金門砲戦と言い、元日本海軍の駆逐艦 雪風が旗艦として戦った。
雪風は、大和と共に沖縄を目指した駆逐艦で武勲艦。名を丹陽と改めて、中華民国の旗艦となった。
丹陽の意味は、真っ赤な太陽みたいな訳でいいと思うが(やや乱暴な訳だが。)日本との関連を示すものでもある。
日本と戦った、国民党は日本にも敬意を示してくれていた一例であろう。
冒頭で紹介した逸話もこのあたりから理解して頂けると嬉しい。
私個人の思いとしては、内省人に心を置きたい。
しかしながら、国民党軍にも感謝の思いを忘れたくはない。
白色テロの件を含め、ここまでを読むと国民党に批判的と感じるかも知れないが、「国の生き死に」とか「外交」とはそういう側面がある。
一概に否定されるべきものではない。
無論、当時の総督府が行った内省人への虐殺行為を肯定したり評価する立場にはない。
この戒厳令が破られたのは1987年のこと。
開始は、1947年2月28日からであり、40年である。
蒋介石が総統職についた。
のち1952年、日本と平和条約を締結。
アメリカと防衛条約を結び西側につき、のち共産党と争う。
1958年、金門砲戦勃発、台湾海峡が緊迫。
1964年、吉田茂首相、台湾を訪問。
ここから時代は急転直下。
1975年、蒋介石が死亡。
1978年、蒋経国(蒋介石の息子)が総統になる。
1978年、アメリカは中国と国交を樹立。台湾の国民党政権と断絶状態に。
1981年、鄧小平が「一国家二制度」に基づく台湾との統一を提案。
1978年、戒厳令を解除。
1988年、蒋経国総統が急死。李登輝先生が総統となる。
これは内省人において、初めての総統であった。
いまの台湾の形になるまでには、さらに時間を要する。
国民の直接選挙が開かれ、李登輝総統が「国民から信任」されたのは1996年のこと。
蒋経国総統の急死によって、たまたま総統になれただけであり(このあたりは凄まじいまでのドラマがある。)いまの形の台湾、国民党の一党独裁体制が消滅したのは1996年のことだったのだから。
40年の戒厳令を経て、いまの形となったは2000年も目前と迫ったことであります。
今回、政権交代を果たした民主進歩党、略称:民進党。
これが結成されたのは1986年のこと。
戒厳令が解除されたのちのこと、
そして李登輝総統が誕生する2年前のことだ。
李登輝先生は、「国民党の総統」として誕生したため、内省人と(受け継いだ)外省人の間で苦労したのだと思う。
議会も政治も、中枢という中枢は、すべてが外省人なのだから。
民進党がどのような政党か。
それは、内省人側に立った政党だと考える。
保守色も強いと考える。
掲げているのは「台湾の主権独立」(1990年に民進党が決議)である。
台湾の保守と聞くと、日本の保守陣営は「イコール味方」と考える節がある。
それは誤っている。韓国にも保守論壇があるが、それは日本から見れば無茶苦茶に思えることもある。
自国のことを強く愛している層であり、それは外交においては他国の利益と相反する場合もある。
韓国のみならず世界において言えることで、どの国における保守層も「自国が大事」である以上、利益は相反する場合がある。保守同志は、国境をまたぐと喧嘩になる場合も多い。愛国心ゆえ、である。
例えば民進党は、総統選に勝利後に尖閣諸島に言及した。
これは「台湾の保守」として見れば、正しい反応なのだ。
国民党を一部において評価すべきだと述べた。
しかし馬総統については、日本の政治家として保守論壇として言わせて頂きたいこともある。
大陸色が極めて強く、どんどん中国に擦り寄って行った。
これは「日本の保守」として危惧すべきであり、批判するのは筋道だと思う。
今回の総統選の結果を聴いて、私は安堵した部分もある。
ここで国民党が勝利していた場合、国民党の勝利というよりも「馬総統が信任」されていた場合だが、、、
日本のシーレーンは、消滅していた可能性もある。
ゆえに日本の保守として「馬総統の信任」は避けたい思いがあった。
例えば、だが。
台湾の国民党政権が「時代を超えての歴史的和解」として、CHINAと握手をしたとしよう。
空軍基地を掌握された場合、台湾は消滅していたはずだ。
CHINAの空軍力は侮れず、台湾を空軍基地として利用された場合、米国の空母も近づけないだろう。
考えれば当たり前だが、どんなに凄い空母でも沈む。
陸上基地は沈まない。圧倒的に空軍力が違えば良いのだが、一隻でも沈められれば大変なことになる。
米国もそこまではできないだろう。
その瞬間、日本のシーレーンは消滅していた。
国民党が敗れたことを祝うことは控えたいが、「馬総統の信任」がなされなかったこと、
つまりは「大陸寄りの政策が否定」されたことには、喝采を挙げたいと思う。
台湾における民進党とは何か。
それは台湾の領土領海に重きをおき、「自主独立」を掲げる政党だ。
保守色の強い政党と言ってもいいだろう、台湾において。
結果的には親日だと考えるし、対米・対日関係を重視してくるように思う。
しかしながら、「親日」を掲げた政党ではなく、そんなものは選挙に勝てるわけもないため、あくまで「結果的に親日」である点を忘れて欲しくはない。
これが全てである。
ここまで読めば理解もできると思う。
投票率は下がった。
しかしながら、「国民党の支持者のみが熱を失い」
「民進党の支持者は、熱を失わなかった」というのが実態だろう。
ここから導き出されるのは、「大陸寄りの政策」を内省人が否定した、ということだ。
もともとは共産党と喧嘩していた外省人についても、同じように「ここまでの大陸寄り」の動きは礼賛しなかったということだろう。
対CHINAの脅威が、結果として示されたとも言える。
政権の動きもそのようになるだろう。
対米関係、対日関係を重視してくるように思う。
タイトルにおいて、日台両「国」のさらなる友好を祈る。と述べた。
将来的な話にはなるが、国連の承認、アメリカとの国交回復を経て、台湾が国家として世界に承認される流れに期待したい。
このタイトルに込めた意味は、日本と台湾が「それぞれが国家として認め合う未来」を希望してのものである。
我が国は、政府としては公式には台湾を国家としていない。
それが残念でならないのだ。
民進党政権となることで、対米・対日重視政策の中、例えば経済協力や様々な条約をもって、この形となれば嬉しい。
日本のシーレーンを重視する、日本の政治家としての思いもある。
そして根源には、内省人はもちろんのこと、かつて戦った外省人(国民党軍)を含め、いまの世代の私たちが手を取り合っていければ嬉しいという個人としての思いが込められている。
追伸。
のちのち言われそうなので、先に書いておきます。
私は「日本李登輝学校」の理事を拝命しております。
李登輝先生が公式にその名を冠することを許した、日本国内唯一の団体だったと思います。(あやふやでごめんなさい。)
その上で、これは日本李登輝学校の理事として述べてものではないし、会の公式見解でもございません。
李登輝先生に直接の勉強をつけて頂いたこともございますが、そのような中、私が個人的に思ったことをまとめさせて頂きました。
市議に当選直後だったと思いますが、李登輝先生との一枚。
戸締りさんこと、渡邊哲也氏や廣宮孝信氏とも台湾に。
その時は、李登輝先生に対しお土産を渡すという栄えある役もさせて頂きました。
証書。
その名、印が本当に重たいと感じます。
以上が、台湾の総統選挙に関するレビューとなります。
このような言論や資料はネット上には多くはないと思います。
単に「国民党=悪」とのみ断じ、「民進党=親日」と評価する動きが強い。
それだけでは、外交の動きを理解することはできません。
私の意見が全て正しいとは思いませんが、より深い考察を行っていくために、この情報を拡散して頂けると幸いです。
最後になりますが、この思いを込めて私が述べる言葉は
日台両「国」のさらなる友好を祈る、という一言に尽きます。
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最後に。
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コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)
日台両「国」のさらなる友好を祈る。総統選のレビューと台湾への認識 台湾において総統選が行われ、政権交代がなされた。ネット上にはこれを祝う声もある、その上で反応に困っている方もいるようだ。 では、この政権
今回の話も興味深かったですが、文中の上海は香港の間違いではないでしょうか?
私はChinaの事情に詳しくないので間違っていたらすみません。
本筋とズレますが、「一国二制度」で騒動になってるのは香港では?
もしそうならこの投稿も消していただければと思います
間違っていたのが自分なら申し訳ありません
台湾を語ろうとすると、非常に難儀するのが統治の関連であると感じております。
ポツダム宣言受諾と共に日本は占領軍統治の時代に入りますが、日本本土はGHQの支配下ではありますが、日本政府が国家の運営を行っておりましたし、改憲しながらも憲法の効力を停止させる事は殆どありませんでした。
沖縄に関しては琉球列島米国民政府の支配下に琉球政府が置かれ、琉球政府章典と言う憲法に準ずる法の下に、一応議会制を維持しながら日本復帰を待つ事になりました。
台湾の場合はと言うと、占領軍がいつまでも撤退せずに戒厳を布告したまま40年、しかも占領軍の本体が本国を追われ占領先に逃げ込むと言う大失態の挙句、取敢えず戒厳解除には至ったものの、独立も割譲もされぬまま現在に至ると言うのが実情です。
言うなれば、いまだにGHQが居座っている様なもので、その中で民主的選挙を実施している様な状態にあります。
更には、台湾本省人が立ち上げた台湾民政府を、連合国の雄である米国が黙認している状態にあり、まだ連合国の外交カードとしての役割から解放されそうも無い様ですね。
小坪先生、新規投稿ありがとうございます
国民党、民進党についてのレビュー、そして、総統選のレビューをしていただき、素人のわたしには、本当に勉強になります。ありがとうございます。
閑話休題・・・・
小坪先生は、「日本李登輝学校」の理事を拝命されていらっしゃるのですね。
修了証にある李登輝元総統の印もはじめてみましたが、最高指導者論という講座があることもはじめてしりました。ぜひ、未来の日本の若者たちを導く日本の指導者としてご活躍いただきたいと心からおもいます。
モンゴル撤退から金門島までの根本中将の話もありますね。
政権発足してどう出てくるか?ですかね・・・。
今回の選挙結果は「国民党が」というよりは馬政権の大陸思考の政治に
危機感を持ったというところでしょうね。
今回の結果を受けて軍事的には対米関係は動きが出るのかな?と。
フリゲ?ト艦が2隻譲渡されたりF?16のアップデ?ト、P?3?の供与
と進んでますが、もう一歩踏み込んでくるのかなと。
余談ですが、航空自衛隊で用途廃止になり米国返却となったF?104J/DJ
がつい最近まで台湾の空を守っていました。
なんかそんな所にも縁を感じますね。
李先生は、尖閣諸島は日本固有の領土と発言してましたが、蔡さんは、尖閣諸島は台湾の領土だと言ってるみたいですね。
かなりうかれてましたが、蔡政権イコール親日と断定するのはやや早いですね。
新規のご投稿、ありがとうございます。
いくつか気になったところだけ、お知らせまでに。
民進党の結成は、戒厳令解除の前年かと。
(解除を1978年と入力されている箇所がありましたので、よろしければ併せてご確認ください)
あと、アメリカと中国の国交は合意されたのが1978年で、樹立は1979年1月1日ではないかと思います。
↑
間違えていたら、すみません。
小坪さんのブログを入口に、歴史や政治をちょっとずつ勉強しています。たくさん本を読んで、自分で考えて、ちゃんと投票に行きたいです。
民進党の前回の政権は、自民の腐敗と民主の間抜けが合体したような党だったため
国民に見放されたが、今回は前回の教訓を生かして頑張って欲しい
日台友好を推し進めて、日本との国交を回復に持っていけるように
記事を良くみてなかったが、李登輝先生と並んでる・・・いいなぁ
我が国の国民は、国民党に対しても恩義がある。
のかも知れないが、同時に恨みもある。
どれだけ大東亜戦争中に蒋介石夫妻の米国においてのプロパガンダにより原爆投下、戦後処理に至るまで日本がどれほど被害を受けたものか。
台湾への恩は根本中将が済ませている。
日本人は感情的湿度が高いので誤解が生まれがちですが
台湾の人は海洋国家らしく
おおらかな気質で、割り切って機敏に動くので
アメリカナイズされても、反米感情はありません。
あるとすれば、大陸半島から利用されている人々でしょう。
最近は、李登輝先生の後継者を名乗る民族派の極左勢力が
若い人の間に広まりつつあります。
高齢者支持層が多い国民党(本来は保守党)が、経済優先で
中国寄りになってしまった批判票です。
民進党は、リベラル民族主義です。保守党ではありません。
台湾は1960年代に日本から裏切られてから(でも親日です)
中流階級の上部以上は、生き残るために
イングリッシュネームを持ち、資産を米国へ移し、永住権や国籍を持っています。
凄いですね。
小坪先生、体調はいかがですか。
選挙までは亜麻仁油、漢方薬を摂取して頑張って下さい。
年末から日韓慰安婦合意のことで、コメント欄はブログを
ご覧の皆様の鬼気迫るご意見でいっぱいでしたね。
そんな中、30日瞑想について書いた私のコメントは
自分自身浮きまくっていると感じました。
年末年始、私の書くべきところを様々に探しましたが
CGS神谷先生の動画を見て、一緒に活動されている
ねず先生のブログにコメントするのが一番適していると
思いそちらに書き込みを移らせて頂きました。
先生とコメント欄の皆様の行動力、発信力に感謝しています。
数年前、私にある目覚めが起こりました。
主治医の先生は、今まで「死にたい」とばかり言っていた私が
「命は素晴らしい」「何もかも仏さまだ、嬉しい嬉しい」
「社会を変えるには目に見えないものが見えるようにならない限り
結局は変わらない」などと往診のたびに話すので、「本を書け!
どこかに発表しろ!」と言ってくださったのに私はしませんでした。
そのような体力もなかったうえ、なぜかこのまま静かに天に持って帰ろうと
思っていたのです。
ところが1年前韓国が歴史ねつ造をしていると聞き、その日から一日中政治関係の
ネット記事を見るようになり、政治ブログランキングも毎日チェックしました。
そして、先生の記事、コメント欄を見るうちに何か書きたいというエネルギーを
もらったのです。今は、コメントできたことを幸せに思います。
元祖たろう様、shinobu hattori様、ふぃくさー様インターネットに不慣れな
私にアドバイス、温かい言葉とても嬉しかったです。
私もできる範囲で頑張ります。皆様も変わらず鋭いコメントをお願いします。
小坪先生、ブログをご覧の皆様ありがとうございました。
これからも応援していきますし、毎日のポチッとも忘れずにします。
ねじゃか 様
ご返信、
失礼致します。
ねず先生、小名木善行 先生のブログですね。
私、拝読させて頂いているので、
コメント欄も、
期待して、読ませて頂きます。
こちらの記事・コメント欄にも、
思う事が有りましたら、
是非、書き込みに来て下さいませ。
「スレ違い」な内容でも、
小坪先生・皆様、「寛大な方々」と存じますので、
大丈夫と思いますよ。
??????????????????????
何せ、私自身が「スレチ」な記載して、
怒られておりません。(笑
??????????????????????
また、是非、
書き込みに来てくださいませ。
>もともとは共産党と喧嘩していた外省人についても、同じように「ここまでの大陸寄り」の動きは礼賛しなかったということだろう。
彼らも気付いたんじゃないかな。
表向きどう繕おうが、中国共産党にとって、中華民国は仇敵であるという事を。共産党が敵をどのように扱ってきたのかは、チベットやウイグルを見れば分かる。
本題。民進党は政権担当能力を疑問視されていますが、余程の調整能力がない限り、そうなる可能性は高い。台湾内で、中国批判はタブーとなっています。中国の話になると場が鎮まる、あいまいな反応しか返ってこない。あからさまな中国批判は実害があるのかなぁ・・・よく分かりませんが。一方で、馬政権礼賛には沈黙の敵意が飛びます。
台湾は親日と言いますが、何もしない、何もしてくれない日本に諦め、辟易している事も言っておきます。先日の日韓合意は、さらにその感情を増大させたでしょう。
叙情的、唐突的に過ぎて中庸な凡人には、右翼街宣車の何を言っているのかさっぱりわからないパフォーマンスに似たり
複雑な台湾の歴史をわかりやすく記載されていると思いました。
いわゆる「親日国」「反日国」というレッテルでいえば、反日国ほどではないにしろ、いわゆる親日国とされる国家への対応も日本人として若干気を付けなければならないものがあると思いました。
たとえばインドネシアは親日国とされますが、かつて「ムルデカ」というインドネシアのために戦った日本兵を描いた映画においても、インドネシア人の誇りを傷つけないように細部まで気を使ったかというと、疑問が残る部分もありました。
(偉そうに書いて恐縮ですが)誇りある民族または国家として相手のプライドを尊重し、あくまで対等に接するという意識があれば大丈夫と思います。
さて日本では反日左翼の変態イデオロギーが異様に強く、「これだけ台湾の発展に尽くした日本人がいる」と古い新聞やら書籍から抜粋して紹介すると、
左翼の反応は決まって「日本人がこれだけやってやったと恩着せがましい。みっともない」と罵倒してきましたが、これは歴史を振り返って自慰にふけっているわけではなく、模範となる立派な日本人を日本人の鑑として伝承したいという意識があります。
私も教育者、官僚、科学者、実業家など多くの日本人を過去に掲示板等で紹介してきましたが、小坪先生の本を読んで、なぜかふと知ってほしいと思ったのは、下記の軍人です。ほかの方のコメントにも紹介されているので「やはり」と思いました。
・根本博(陸軍中将)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B9%E6%9C%AC%E5%8D%9A#.E5.8F.B0.E6.B9.BE.E3.81.B8
書籍としてはぜひ下記を読んで頂きたいと思います。
・この命、義に捧ぐ 台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡 (角川文庫)
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%93%E3%81%AE%E5%91%BD%E3%80%81%E7%BE%A9%E3%81%AB%E6%8D%A7%E3%81%90-%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E3%82%92%E6%95%91%E3%81%A3%E3%81%9F%E9%99%B8%E8%BB%8D%E4%B8%AD%E5%B0%86%E6%A0%B9%E6%9C%AC%E5%8D%9A%E3%81%AE%E5%A5%87%E8%B7%A1-%E8%A7%92%E5%B7%9D%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%96%80%E7%94%B0-%E9%9A%86%E5%B0%86/dp/4041010357/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1453120851&sr=8-1&keywords=%E6%A0%B9%E6%9C%AC%E5%8D%9A
数年前に台湾むけの書店サイトに、上記の翻訳本『為 義捐命』が掲載されているのを見て、「知る人ぞ知る日本人」という形で台湾でも話題になっていることも知りました。
時間が無い方はカスタマーレビュー欄だけでも現代の日本人の思いがわかり非常に参考になると思われます。
台湾と中国の行く先は誰も正確に予想できないと思われます。
中国共産党の一握りの指導者が法治を無視してすべてを決定していきます。
「複数政党制」がなぜ重要か? それは政党間での強い「相互牽制」が働くからです。
こんなこともわからないアホがインテリの仮面をかぶって、プロレタリアートの独裁を正当化してしまった共産主義者どもです。
ここからは毎回やっている「左翼たたき」に戻りますが、日本と台湾の2国間がなにかで「こじれる」とすれば、これはもう日本の変態的反日左翼がすべて原因です。
昨年末の慰安婦騒動の日韓合意の後に、台湾政府がさっそく「こちらの慰安婦へも謝罪と補償を行え」と要求をだしましたが、やがていつのまにか沈黙していきました。
なぜ沈黙したかというと、日本の変態左翼の拡声器である偏向マスコミがそれに同調しなかったからです。
つまり逆にいえば、この一事をもってしても、かつての慰安婦騒動が朝日新聞等の変態左翼の連合による巻き起こった騒動であるかというのがわかると思います。
変態左翼はインドネシアなどいわゆる親日とされる国家こそを狙い打ちにして慰安婦騒動を仕掛けました。その結果、怪しい広告でインドネシアでもたしか数万人という自称慰安婦を集めました。
台湾でも慰安婦騒動が巻き起こり、李登輝氏など以外に蔡焜燦氏や許文龍氏など実業家とされる人も慰安婦騒動で慰安婦強制連行説を批判しましたが、こういった日本を擁護する台湾人のなかで李登輝氏ほど著名な権威が無い人たちは強い非難にさらされて集中砲火にさらされました。
ほんとうに変態左翼の生み出した慰安婦騒動にすべての本質が集約されています。
つくづくわかります。
さて、ここで質問です。
日韓合意では基金で解決する案が提示されましたが、慰安婦騒動の起こった後に変態左翼がだした書籍では、その多くが日本のアジア女性基金とドイツの「償いと謝罪基金」を比較して、日本の基金のほうが問題だと主張しています。
この観点をどう思うでしょうか。
すぐに「比較の基準がずれていて、日本とドイツを比較するなら、日本とドイツの慰安所や慰安制度を比較して、それに対して両国がどういう謝罪や賠償を行ってきたかと比較しなければ意味がないだろ」と気付く人は、変態左翼の洗脳にひっかかる可能性が低いと思います。
変態左翼は大量の資料で読み手をまどわせながら、こういう詭弁まがいの洗脳ばかりやってきました。
そして、まずアジア各国で日本を強く憎悪する勢力を見つけだし、それを後押しして、日本を攻撃するビジネスに結び付けて、メディアを巻き込み、大宣伝で日本人を洗脳するというのが変態左翼の典型的手法です。
こういうふうだから、台湾の日本統治時代と国民党が台湾を占拠した後の時代を冷静に比較分析して、その功罪を客観的に論じるというような報道は数十年前の私が青年期のころは主流メディアでは、ほぼ皆無だったような気がします。
だから老世代はかなり変態左翼に洗脳されており、ただひたすら日本は台湾を蹂躙したというイメージが刷り込まれている人が多いと思います。
私も八田 與一などはたしか大学に入って独学で知りました。
変態左翼が覆い隠してきた歴史の真実を多くの日本人が学び、少しでも洗脳から脱することができる時代がきたことは大変うれしいことです。
たびたび「上から目線」ですみません。「この命、義に捧ぐ 」の著者の門田隆将氏つながりです。
(台湾と直接関係ないが、中華民国とは関係ありですが)
「通化事件」というのを知っているでしょうか。ユネスコの記憶遺産へ登録すべきと言われた「通州事件」は知っていても、「通化事件」は知らない方が多いのではないかと思います。
この事件は上記の「この命、義に捧ぐ 」というすぐれた著作を書かれた門田隆将氏の伯父様が満州の通化市において殺害された事件で、長期に渡って取材や研究をされているようです。
・通化事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%9A%E5%8C%96%E4%BA%8B%E4%BB%B6
中国共産党軍(八路軍)と朝鮮人民義勇軍による日本人・中国人への虐殺事件です。(1946.2)
「先に進駐していた朝鮮人民義勇軍と正規の中国共産党軍を中共軍または八路軍と包括的に呼称した。・・・。元朝鮮人日本兵や現地の朝鮮人などで構成されていた朝鮮人民義勇軍は新八路軍や朝鮮八路とも呼称され、「36年の恨」を口にしながら暴行・掠奪・強姦・処刑を行った。一方で、正規の中国共産党軍は、朝鮮人民義勇軍に比べ、軍規が厳しかった」
この事件はこの地を中華民国が統治したことが一つの要因となって起こっています。
さて、こういう事件も、変態左翼による「加害者の日本人が被害の実態を知る必要はない」というおぞましい異常洗脳により、共産主義者による虐殺事件は隠ぺいされてきました。
だから一般日本人は大部分が南京大虐殺は知っていても通化大虐殺はほとんど知られていないのではないでしょうか。
こういう日本人被害もすべて日本側の手落ちとか過失というふうに読み替えて理解して、日本人を沈黙されて洗脳するのが変態左翼だったです。
私は中国人や朝鮮人にまったく恨みはないですが、日本人であるのに変態左翼のイデオロギーに染まりきって、痛快そうに日本を罵倒しておとしめることをビジネスにした連中には心底怒りがおさまりません。
それが書き散らかす原動力になっております。
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私、台湾の歴史については、
近年に、多少詳しくなった程度の「にわか」です。
去年の、
ホエホエクマーの「ひまわり運動」の時に、
中継動画の方々に、歴史・現状などを
教えて頂きました。
「国民党、民進党、どちらが良いのか?」
…こちらの問いに、
「どちらとも言い難いが、馬総統・馬政権は駄目。」
…こういう返答だったと覚えております。
今後、民進党が、
どのように政策していくのかは、解りませんが、
?????????????????
自分達が、何故選ばれたのか?
?????????????????
…ここを 間違えない様に、
政策・行動して頂けることを
期待し、願いたい思います。
<台湾の地位は未定>
>日台両「国」の
と書きながら
>西側の自由になれてきた香港市民は「一国二制度」の名のもとに、
とされているのは事情を解っておられると思います。
TV等では「中台分断」の嘘を垂れ流していますが、
日本は台湾の領有を放棄しただけで、
法的に台湾の地位は未定が正しいのです。
ところがこれを政治家が公言すると、
中共や御用メディアから理由なく(地位未定が正しいから)袋叩きにされるんですよね。