【緊急拡散】台湾・高雄市の爆発事故の背景(1)

(向台灣高雄的緊急通知)

タグに【緊急拡散】という文言を入れさせて頂いた。
全力で伝えて欲しい内容がございます。
私は、日本李登輝学校 修学院の理事です。
現時点では、団体としての声明ではなく、理事個人としてのお願いになります。

(我寫了個標籤上 緊急告知。)
(我就是日本李登輝學校修學院的理事。)

高雄のガス爆発事故についてですが、「収束していない。」という噂が大量にありました。
調査したところ、どうもこれは事実です。
本当にひどい状況です。

(聽?高雄的煤氣爆火事件,還是沒有結束。)
(我調?了那個事件的現況,知道了非常危險的情況。)

背景についてまとめていきますが、
「収束というには早い可能性」という部分の拡散を強くお願いします。
また、事故原因を推定していきますが、その要因となった各種事象を見るに
「日本がなすことは寄付金集めのみではない。」ように思います。
一緒に考えていきましょう。

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◆台湾・高雄におけるガス爆発事故について
日本国内においては「不幸な事故」という認識が強く、
「既に収束しつつある」というイメージではないでしょうか。
それは誤った認識だと考えています。

1)ガス漏出は継続中
第一点に、ガスの漏出が継続しております。
FBをはじめ、高雄周辺より「まだ漏れている。」という声が大量にありました。
私の元にも多く寄せられています。
まさか?と思ったのが本件の始まりです。
個人的に台北の友人等に伺ってまわったところ、それは事実であるとのこと。
(地元メディアが、少しですが報じ始めました。)

1)爆火以後,一直洩漏了比較多的煤氣。

2)人災の側面が強い。
「不幸な事故」と言い切ることは難しいようです。
実際には、人災の側面も強く、政治の場に状況はシフトしている模様。
パイプラインは、20年前のメンテが最後であり、インフラの補修に問題があったように感じます。
人災の側面が強いというのは共通認識のようで、国民党に対し政治責任を問う声も高まっているようです。

さらに、輸送用パイプとして本来は流すべきではないもの(規格外のもの)も送っていたことが発覚しております。
化学物質同士を混ぜた場合、「発熱」や「発泡」をしますが、パイプ内で高まった内圧に「老朽化したパイプ」が耐えられなかったのではないでしょうか。

2)這二十年一次也沒有保養個煤氣管。


3)コンビナートの上にある大阪

高雄は、台湾第二の都市です。
日本における大阪をイメージしてください。
高雄は、比喩ではなく、コンビナートの上に立っています。

日本では、ガス爆発との報道に対し(人口密集地での爆発だったこともあり)
多くの日本人が「家庭用ガスの漏出と爆発」と誤って認識しています。
そうではありません、これは工業用のパイプラインによる漏出です。
規模も桁も違います。

国道の直下に水路があり、その大きな水路(トンネル)の中に電気・水道等のインフラと共に「工業用のパイプラインも」入っているといます。
コンビナートをイメージしてください。この上に、台湾第二の都市、高雄は立っています。
(これについては別稿でまとめます。)

3)好像聯合企業上有的一個大城市。


4)パイプラインに残留するガス

パイプ内にガスが残っていることが現地で報道されております。
その量は、事故後3日の時点で「260トン」と推定されており、毎日30トンずつを抽出処理しています。
事故時に漏出したガスの量が「推定11トン」ですので、その量の多さが分かると思います。


5)地下トンネルである問題

残留ガスは、おとなしくパイプライン内部にとどまっていないでしょう。
一部は「地下トンネル内」で気化していると考えるべきです。
パイプラインが地下に直接、埋設されているなら問題はいくらか小さいのですが、トンネル内で気化しているとなると爆発限界に達しやすいのではないでしょうか。
政治家として口にすることは非常に勇気が必用なのですが、危険な状況を脱したとは言いがたいように思います。

6)出されぬ避難指示
今回の政府対応は、被災地区の封鎖のみにとどまっています。
1)?5)で説明したように、危機が去っていないため、「危険な地域」は恐らくあるのでしょう。
(少し微妙な言い方になってしまうことをご容赦ください、書き方によっては内政干渉にもなりますし、議員という立場でここまで踏み込むことにも勇気がいるのです。)

 

被災した地区の封鎖のみであり

住民の避難指示は出されておりません。

 

地元住民たちは、ひまわり学乱の件もあり、現政権に批判的・かつ恐怖を抱いています。
例えば、民主党政権下における日本のネット世論のように。
大げさだと(チャイナシンドロームだと)笑うことは容易いのですが、状況については個人的に調査させて頂きました。
概ね事実であります。

重要なのは、いま、まさにガスが漏出した直上において
人口密集地において、人が生活しているという一点です。

 

次項で政治背景等も詳しく分析していきますが、高雄市の市長は野党・民主進歩党がとっています。
日本におけるイメージだと、政権は民主党、市長が自民党みたいなイメージです。
ここにも問題を難しくさせる素地があるように思います。

日本においては、民主党政権下における口蹄疫の問題。
もしくは菅政権下における原発初期対応の問題と似たような背景があるのではないでしょうか。

[note]

日本のネット保守層に拡散をお願いしたい。 高雄の事故を「終わったこと」として風化させないで欲しい。 まだまだ我々にはなすべきことがある。

 

東日本大震災で頂いた、暖かい支援。 報いるのは今です。 賛同して頂ける方、シェア・ツイートをお願いします。

(次項に続く)
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  1. […] がそうでした。 台湾・高雄市の爆発事故の背景(1) […]

  2. […] 3年ほど前のエントリ 台湾・高雄市の爆発事故の背景(1) […]

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