溜めたタスクを全体を見ると、どこからやっていいか分からなくなる。
一個ずつやるしかない。
ある意味では必要な時間なのだと思う、昨今のネット空間は目まぐるしい。
初期においては私も参戦したけれども、早い段階で抱えていた政策(脱退一時金)もあり撤収。のち保守同士の衝突が散見されるようになる。
辿っていくと、だいたい同じ界隈に行きつく。
それが周知された時点で、それはそれで一定の効果を発揮したのだと思う。ちなみに、最前線に出ていないだけで今の情勢と無関係かと言えば、ま、そんなわけはない。
とかく人は陰謀論が好きだけども、そういう”素人じみた情報戦もどき”ではなく、むしろ表舞台というか(それがネットではないというだけで)現実側でアクセスしてる感じ。
必要と思われる情報は、たぶんメディアよりどこよりも先にネットユーザーの一部にはトスしている。これはもともとblog上にもはっきり書いてきたことだし、ずいぶんと過去からやっていることで、情報開示の刻限付きのデータなんていくらでもあるわけで、現場の地方議員が先に知ってることなんていくらでもある。で、それを(メディアや保守論客にではなく)民間インフルエンサーらに優先的に回したからって、別に悪いことでもなんでもない。
ゆえに一部の発信者の、民間側の人たちの『情報精度が格段にあがった』と思うけど、それはそれで我々なりの一つの答え。あまりに過激に走った一部保守媒体や、論客とすら呼べないライターらに対する対抗処置として昨年度の序盤、つまり一年ぐらい前からやっていることであり、効果は出てきたなぁと思う。
どのような効果かと言えば、ライター(かつて論客を名乗っていた方)たちが論評されはじめた。良いことだと思う。かつては情報のトリクルダウンというか、保守媒体こそが情報のソース源とされ、彼らが発した言葉の二次発信しかできなかった。しかし、いまは同程度の情報、またはライターよりも先に民間インフルエンサーに渡すようになったので、誤報があったら徹底的に反撃も食らってるという感じ。
なぜそうなったのかと言えば、それだけ信用を失ったからだろう。それに逆説的に示していることがある。いまの情勢を見て、ある意味では唖然とするだろうけどさ、逆に言えば「ネットでドヤ顔していたライターらは、実は裏で政治家から情報をもらっていた」ということ。で、「そのルートが寸断されたら、独自に情報をとる」とか「取材して事実の確認をする」能力を喪失していたという証明。
かつてライター(過激系保守媒体に出稿)たちが得ていた情報と、同程度の情報を民間インフルエンサーらに共有するようにしたところ、結果として情報が正しく流れるようになった。そして読者は、またネット世論は、不確かなライターたちや過激系保守媒体の編集を疑うようになった。それでいいんだと思う。
別に指揮なんてとっていない。
そして、私は元からそういうことをしてきた。そういうことっていうのは暗躍とかそういうんじゃなくて、普通に意見書を出して一般質問をしてソースを確定させ、国側と交渉し、情報を自分たちで作っていく。立法職ってそういうものだから。その交渉過程とかは最後の最後の局面で一気に出てくるものだし、途中経過は示せないのだけれども、”信義則”がある相手には優先的に共有してきました。そんなことをルーティンのようにやって、はや10年。
その対象が、少し変わったのが昨年だった。
コロナ禍になってのち、ひどくあやふやなネット世論になってしまって、忸怩たる思いで見ていたけれども、ネットとリアルの乖離を告発し、その解放の一つとして情報提供先の層を変えた。
さらっと書いておくけれども、納期なりなんなりで苦しんでる資料群はネットには出てこない。有料記事がどうのこうのではなく、単に現場で使うだけの政治資料。範囲はそれなりに膨大。ものによっては守秘義務がかかる。かつては優先的に保守媒体全般にも提供されていたものと推察するが、いまはかなり広範囲において提供は止まっていると思料する。
で、私は独自の判断で、提供は行っている。ただし民間人に限る。
もう商業的な編集につきあったり、現実を捻じ曲げるための道具にされるのはコリゴリだ。
意地悪を書いてるつもりはない。無償で、無給で、(例えばどの資料のどこが私の作品かとは言わないが)鶴の機織りのように滅私奉公してきた。それをやめただけ。
とりあえず仕事が終わらない、進まない。
正直に言えば、公的なものではないにせよ、一部は震災対応に関連する。「情報災害」と言ってもいい、個人の趣味みたいなデマ、これを現実側から殴り返してる人たちはいて、正規の編成ではないにせよ、組織的に機能はしている。ネットではなく、リアル側で。そんなことをマルチタスクでやっていたら、ちょっと脳が過負荷というか、判断力が鈍ってきてる、作業能力が低下している実感。
blogを含め、自分のことを最優先タスクにしたいけれども、なかなかそうはできない。
ひとつずつ、ゆっくりと、着実に作業にあたりたい。
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コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)
小坪さん、こんにちは。
上川外相がウクライナに対する援助を
申し出た事について
そんなお金有ったら、被災地に使え!
みたいな書き込みをXにて見かけて
卒倒しそうになりました…
確かに言わんが事は分かるけれども、
日本は応援してますよ!と広く伝える事は
非常に重要で
日本が出して応援してるなら
我々も応援しないといけないな…と
西側諸国が思い直してくれないと
ウクライナがこのままやられてしまったら?
ロシアや中国、北朝鮮、ハマス等々
思い上がらせてしまうと思うんですよね…
回り回って日本の防衛に関わって来るというのが
分からないのでしょうねぇ…(ため息
議会制民主主義って、『みんなで集まって話し合って決めよう』である以上、ひとつずつゆっくりと進めて行く制度なんですよね。
ところが近頃は短気な人が増えてしまって、『万事いますぐガラッと劇的に解決せよ。それが出来ない無能◯◯は辞めろ!』ばっかりになっちゃいましたね。
『いますぐガラッと──』は独裁政治体制でしか成し得ないのに。
とある経済評論家の持論に「経済的に困窮した人たちは、救済を求めて極端な思想に走る」というのがありますが、なるほどなあとうなずくことの多い昨今です。