【地方行政に忍び寄る中国の魔の手】松川るい女性局長の炎上。CHINAとの最前線、仙台市議選(投票日)を直撃。唯一の自民女性候補は60票差で涙を飲む。

ブログ

 

 

非常な怒りをもって抗議する。仙台市議選において自民党は3議席を喪失、維新は5議席に台頭した。ネット上の保守層には浸透していないが、大阪や沖縄、奈良のみならず、仙台市も「非常に難しい」最前線であることを敢えて述べたい。

仙台市の郡和子市長はガチガチの左寄り、左派で有名な岡崎トミ子(宮城県選挙区)元参議院議員の弟子筋にあたる。郡市長の当時のホームページには従軍慰安婦の水曜デモが国会前であったこと、そして郡氏がマイクを握ったことが記されていた。
当然ながら中国は大好きで、パンダ誘致などでも大騒動。首長が真っ赤であるにも関わらず、なぜ沖縄ほどに問題になっていなかったのか。それは仙台市議会が自民党のベテランが大勢を占めており、議会側が激しく抵抗していたからだ。東北の要石と言ってもいい。

松川るい女性局長がエッフェル塔で嬉しそうに三角を投稿した騒動は、仙台市議選の投票日を直撃。報道は月曜以降が目立つがネットでの大炎上は下記に紹介する一部投稿だけでも500万ほどのインプレッションとなっており、選挙への影響は甚大。各地の地方議員から「これやられたらしんどい」と冷ややかな声が広がっている。

自民党は(全55議席のうち)21議席から18議席に減。
55議席のうち、自民21が18に減じたことを小さいと言うかもしれない。議会とは過半数で決まる。公明は9議席。実は、自民公明で見ると30/55 → 27/55と過半数を割り込んでいる。会派構成などで単純比較はできないが、実数としては上記の通り。改選前は議長を選出し余裕をもった過半数から、改選後は過半数割れに転じた。どの国が喜ぶのだろう。

落選した現職3議席の内訳だが、青葉区では(松川氏よりも遥かに議員経験の長い)6期生のベテランが数百差票差で惜敗。宮城野区では、81票差で自民現職が次点で落選。唯一の女性候補は当選ラインに60票差で涙を飲んだ。女性局長が聞いて呆れる。
そして、自民新人候補は全滅。一人の当選もならなかった。全体では10名の新人が当選したが、自民党新人は全滅。

仙台市と言えば、市長補佐官(しかもデジタル関係)に中国関係者を起用しようとし市議会が猛反発したことは記憶に新しい。なんと中国共産党機関紙「人民日報」の名を冠した月刊誌「人民日報海外版日本月刊」の理事長、本人だった。この際も議会は激しく追及、議事録の残る委員会などで丁々発止の猛攻を見せている。

意外に思うかもしれないが、「地方行政に浸透する中国の魔の手」という目線でいえば、(政令市では)実は大阪の上海電力が発端ではなく仙台市のほうが先だった。大阪を中心にネット世論は盛り上がり始めた、政令市を中心にすでに強く警戒されており(例えば日本会議の政令市議の会議でも取り上げられ)、大阪を発端としているとするネット世論はリアルからすれば明確に誤っている。

ゆえに地方議員サイドでは東北防衛線の要として仙台市議選の支援に入っていた政治家も多い。女性局長がエッフェル塔の写メを撮っていたころ、地方議員たちは東北の、灼熱の戦いを演じていた。

選挙の当落は、個々の候補者の責任である。どの候補も「松川のせいで」などとは口が裂けても言うまい。言えるはずがない。当選ラインすれすれまで押し上げてくれた、自らの支援者・後援会組織をもっとも愚弄する行為である。しかし、(県外から)応援に駆け付けていた自民市議たちは口々に女性局長の不用意な投稿センス・タイミングを責めている。大阪の自民地方議員からは”申し訳ない”という声もあった。

松川女性局長は、税金での渡仏ではなく党費および私費であると投稿していた。議員間外交は価値あるものとは考えるし、一概に否定はしない。しかし、女性局長であるならば、特に党費を用いての活動であるならば選挙結果に対して一定の責任を負うべきだ。

LGBT法案をはじめ地方は相当な声を挙げたが、国には国の都合もあるのだろう。しかし、地方議員には地方議員同士の友情がある。国会議員の選挙は、多くの場合は地方議員が手足となって戦う。私たちにも心がある。人の心がある。どうして党の役付けからこんなに酷い目にあわせられねばならないのだろう。後ろから撃たれるどころか、自己中で空爆をくらった気分だ。

ではデータなどを添付する。

 

 

 

↓読み進む前に、クリック支援お願いします。↓
↓記事が気に入ったらFBのイイネ・ツイート等もお願いします。↓

 にほんブログ村 政治ブログへ
バナーが表示されない方は、こちらをクリック願いします。(同じものです。)

不定期発信にはなりますが、チャンネル登録をお願いします。

 

 

 

 

ネットでの炎上

のち松川るい女性局長は削除しているが、引用RTなどの数は膨大であった。下記の合算で500万インプレッションとなるが、実際には遥かに大きな炎上規模であった。

門田隆将(投票日午前中投稿)
335万インプレッション

 

Share News Japan(投票日正午ごろ投稿)
119万インプレッション

 

一色正春氏(投票日の、投票箱が閉まってのち投稿)
51万インプレッション

 

選挙中だから評論して悪いというわけではない。むしろ有権者は活発にすべきことだろう。結果として中国を利する形になったとして、そもそも仙台市で市議選がされていたことすら知らない可能性もある。(その場合は有識者とは言えないとは思う。)

一色氏の投稿時刻が投票箱が閉まってからというのは偶然なのだろうか。尖閣を護った海保として、対中国ゆえの良識があったように感じる。

 

さらにその他まとめサイト群、youtuberを巻き込む大炎上となっており、これはまさしく投票日を直撃した。これだけのインプレッサが出て影響がゼロなはずがない。安易に「甚大だった」と断定しているのではなく、アクセス数から見て甚大以外の表現がない。

 

 

 

選挙結果

大変に厳しいもの。文字面だけ追えば「3議席、減っただけ」という方もいるかもしれない。それは甘い。

 

【速報】仙台市議選 顔ぶれ決まる 維新が5議席獲得し躍進 自民3減 立憲1減

 

任期満了に伴う仙台市議会議員選挙は、30日に投票が行われ、維新が5議席を獲得し躍進しました。

仙台市議会議員選挙は55人の定員に対し76人が立候補し選挙戦が行われました。

当選議員を党派別で見ると、自民は18人で第1党を維持しましたが、選挙前に比べ、3人減らしました。

立憲は11人で、選挙前から1人減。公明は9人。立候補した全員が当選し選挙前の議席数を維持しました。

共産は、選挙前と同じ6人。

今回5つの選挙区に、それぞれ1人候補者を立てた維新は、5人全員が当選しました。維新が議席を獲得したのは初めてです。

また参政が1人当選。議席獲得は初めてです。

無所属は5人でした。

新旧別では現職が44人、元職が1人、新人が10人です。

投票率は34.30%で過去最も低かった前々回8年前の35.83%を1.53ポイント下回り過去最低となりました。

当選証書は、8月1日に付与されます。

 

 

全55議席のうち、10名の新人議員が誕生しています。
約5人に一人が新人という形ですが、自民党の新人は全滅しました。少子高齢化と同様、新人を勝たせねば組織としては衰退します。一番衝撃を受けた部分は、新人全滅という部分でした。基礎票をもたぬ者(現職以外)は、自民党では勝てないという印象を痛烈に与えます。

次に、維新が全選挙区で一議席を得ています。
政令市は選挙区ごとに戦うのですが、仙台市は5つの選挙区がある。その5つすべてに現職議員を当選させたわけですが、つまり全選挙区に維新は拠点を確保したということになる。
これは衆院選や参院選、また県議選を鑑みても非常に痛い状況で、維新の台頭は大きなもの。議会内でも明確に影響力をもつ。

 

市長サイドと思われる、立憲は11から1減。共産は6のまま維持。55議席に対して共産6はまぁまぁの比率で、全国的にも低くはない。立憲・共産を合算すると17→16。55議席のうち16議席が左派陣営と言ってもいい。

公明党は9議席を維持。地方議会でも生じ得ないことだが、仮に公明9が市長側につく(共産と組むことになるので原理的にはあり得ない。)と、ほぼ過半数になる。数字の怖さを感じていただけただろうか。

 

自民党は改選前の21議席から3減らして18議席。第一党を維持してはおりますが、公明党と合算した数字を見ると怖い。改選前は自公30、改選後は自公27。

全議席55に対して、過半数は28議席。議長選挙を制したうえでの安定過半数は29議席となる。無所属議員もおり、また自民党会派も一枚岩とは言えまいから、安易に過半数割れとは言い切れないけれども、政党色が強い政令市において政党別議席の影響は大きい。

予断を許さぬ状況となった。

 

厳しい結果となった先生のご芳名を記すことに抵抗があるため、下記に数字のみ記す。

(青葉区)最下位当選 3,659票。
自民党唯一の女性候補、3,599票で落選。
自民現職ベテラン6期、3,256票で落選。

(若林区)最下位当選 3,437票。
自民党現職が次点落選、3,356票。
その差、わずかに81票。

青葉区の最下位当選も自民党ゆえ、総獲得議席に変化はない。若林区は最下位は立憲で、議会構成にも影響を与えた。ものすごい僅差であることがわかると思う。

 

仙台市議選、青葉選挙区の開票終了 全55議席が確定(河北新報)

(選挙区ごとの確定票を列挙した記事)

 

総得票数で見れば自民党は弱くはない。
しかし獲得議席数で、議会の過半数がなければ市長サイドに強いプレッシャーを与えることは不可能だ。

郡市長は、喝采を挙げたのではないか。

 

自民から離れた票が、各地の維新に散った形だろうか。
また参政党は獲得議席は1にとどまるが、太白区も次点につけており各選挙区でかなりの存在感を示した。

松川女性局長の投稿がすべてとは言わないが、保守票の受入れ先として維新や参政党があるならば、自民党としての炎上が影響を与えたという指摘はまっとうだと考える。

 

 

 

炎上を伝える、報道の紹介

下記は炎上を報じる産経の記事。7月31日であり、選挙結果が明らかになった後のもの。仙台市議選と関連する記述はなされていない。そのあたりは取材したり質問したりしないのだろうか。

松川るい自民党女性局長ら、フランス「観光」写真にSNSで批判殺到

 

自民党の女性局長を務める松川るい参院議員ら同局メンバーがフランス研修中に「観光旅行」にみられかねない写真を交流サイト(SNS)に投稿して物議を醸している。研修はフランスの国会議員らと少子化対策などを巡り意見交換する目的だが、パリのエッフェル塔前でポーズを決めた写真などを投稿したため、「旅行気分だ」「感覚がずれている」などの批判が殺到している。

女性局によると、同局は約5年に1度、全国のメンバーらと海外視察を実施している。今回は松川氏のほか、今井絵理子、広瀬めぐみ両参院議員や地方議員ら38人が7月下旬に訪仏した。

松川氏や今井氏らは研修の合間に、空港やバスの車中で撮影した笑顔の写真やリュクサンブール宮殿で記念撮影した写真などもSNSに公開し、「税金で観光旅行に行っているようにしかみえない」「豪雨災害の被災者のことを知っているか」などと疑問視するコメントが多数あがる事態となった。

松川氏は31日、SNSで「フランス文化もパリの街も素晴らしかったという感想を持ち、伝えたいと思い投稿した。まじめな研修であったにも関わらず、『税金で楽しそうに大人数で旅行している』と誤解を招いてしまった」と釈明した。研修費用は自民党の党費でまかなわれているほか、参加者自身も負担しているという。

 

 

仙台市議選の告示は21日、女性局の渡仏は24日からだったようだ。
楽しそうだな、と思う。

 

地方議員目線で言わせていただければ、どうして応援に入ってあげられなかったのだろうというのは、正直、ある。

沖縄同様に苦戦し、ある意味では東北の最前線とすら言える天王山。これだけの著名議員が駆け付ければ勢いもついたろうに。

冒頭でも述べたが、唯一の自民女性議員は60票差で涙を飲む結果となった。なんのための女性局なのだろう、政党とは同志であり仲間じゃないのか?

 

 

 

仙台市長は、かなり左寄り

有名な例がいくつかある。
当ブログでも取り上げた、市長補佐官の事例。

 

市長補佐官に「人民日報」冠した組織の有識者 仙台

 

仙台市の郡和子市長が市長補佐官に起用したIT事業会社のトップ、藤原洋氏の経歴が市議会に波紋を広げている。藤原氏が中国共産党機関紙「人民日報」の名を冠した月刊誌「人民日報海外版日本月刊」の理事長を務めているためだ。月刊誌側は人民日報社とは別の組織である「日本新華僑通信社」が出版することから、中国共産党の指揮下にはないとしている。ただ、自民党市議らは市政が中国寄りに誘導されかねないと警戒している。

「デジタル機器やソフトを選定する際は、誘導がないように市が主体的に決めてもらいたい」

「議会から重大な懸念が投げられた人のアドバイスで、市の方向が左右される疑念がある。幅広く意見を聞く視点が必要だ」

21日の市議会では少なくとも計6人の自民党市議が担当局長らに藤原氏の登用の経緯などを尋ねた。中国側に市の情報が漏洩する危険性を懸念する声も上がった。

(中略)

公職も歴任した人物が警戒される理由は、藤原氏が月刊誌「人民日報海外版日本月刊」の理事長という顔を持っているためだ。同誌は平成23年から日本人向けの経済誌として出版され、藤原氏は26年5月以降、理事長として編集部にインタビュー対象者などを紹介しているという。

人民日報は中国共産党の主張を代弁する傘下組織だ。米国は2020年6月に共産党のプロパガンダ(政治宣伝)機関と認定し、米国内の人民日報の従業員には個人情報の届け出を義務付けている。

中国リスクを念頭に経済安全保障の強化が課題となる中、仙台市も海外企業の誘致を担い、東北大と最先端技術の活用で連携しているため仙台市議らの懸念につながった。

ただ、同誌は「日本新華僑通信社」が出版し、人民日報社とは組織が異なる。人民日報のロゴを使用している理由は、同誌側によれば中国の代表的メディアのブランド力を利用する狙いがあるという。

仙台市の斎藤範夫市議は21日の総務財政委員会で、「新華僑通信社は人民日報と(記事使用など)業務提携しており、元は人民日報だと理解するのが普通ではないか。中国共産党と密接な関係を持つ人が市のDX推進のアドバイザーになれば不安を抱く」と指摘した。

(後略)

 

 

これは2022/4/22 の産経新聞の記事で、ネット上で上海電力が大きく盛り上がる前の話である。

 

さらに詳細な記事を書いているが、タイトルに上海電力日本と銘打っている。

地方行政に侵出する中国②「太陽光発電を日本全国で展開している上海電力日本」と人民日報(日本月刊)に深い関係。市議たちが質疑で明らかに。

 

議会質問というのは相当な準備時間が必要で、さらにその解説ブログゆえ私の記事もリアルより遅れてしまった。これは同じ政令市の西川良平議員(堺市)が教えてくれた内容で、日本会議の政令指定都市の議員間の会議で発言されたもの。私も仙台市議につないでいただき、電話で取材を行って記事を書いた。

産経新聞も複数の記事を書いているが、当該企業の名は文字数の都合もあってか出てこない。私が紹介した内容は一部にすぎず、会議録はさらに詳細なものであり、実は(大阪で問題となっていた)太陽光発電の話はむしろ小さな話で、デジタル全体、通信全般にかかわる浸透攻勢があるのではないか?という組織全体の話まで議場に明らかになったのであった。シャレにならない衝撃が走ったことを記憶している。

 

2017年の産経の記事より。
郡市長の政策の方針が見て取れる。

今どき「革新市長」自称…ネット上では「反日」と批判 仙台市長の郡和子さんはどんな人?

 

「保守」に対しての「革新」という言葉も今では死語に近く、「左翼」「左派」「リベラル」などが当てはまる。

郡氏は、韓国で慰安婦問題のデモに参加した元参院議員(宮城選挙区)の岡崎トミ子氏(1944〜2017年)の弟子筋であることから、ネット上では「反日」との非難も目立つ。

郡氏のホームページに掲載されている平成18年3月15日の日記には「従軍慰安婦問題で恒例の水曜デモが国会前であった。700回目のデモ。ハルモニたちに時間はない。一日も早く謝罪と補償をと、私もマイクを握った」との記述がある。

TBS系アナから民主党へ
秋保(あきう)温泉で有名な、仙台市太白区の秋保地区出身。東北学院大を卒業後、TBS系の東北放送に入社した。東北放送は岡崎氏がアナウンサーを務めた放送局だ。郡氏もニュース番組を中心にテレビ出演し、地元では有名なアナウンサーだった。出産、子育てをしながら仕事を続け、解説委員や報道制作局部長なども歴任した。

昭和30年に宮城県松山町(現大崎市)で一家4人が殺害された「松山事件」で、再審無罪となった元死刑囚の斎藤幸夫氏を取材した。

「社会の目の届かないところに不条理で思わぬ人生を歩まざるを得ない人がいる」

これをきっかけに、「政治が解決できる」と確信。岡崎氏にも背中を押され、政界への転身を決意した。

(大幅に後略)

 

 

相当に、仙台市議会が戦ってきたことがわかると思う。
歴戦の猛者たちであり、8期や9期のベテラン議員が大量にいる。

もともと宮城県は左派も強く、立憲で小選挙区での9期連続当選をしている安住淳議員は宮城5区。前述の岡崎トミ子議員も宮城だ。その逆風の中を自民党の仙台市議は戦ってきたと言っていい。楽な戦いではない。

 

以下は、公明党の仙台市議のブログより。

【パンダ誘致とワカモノ支援を市長に申し入れ】

 

公明党仙台市議団と県青年局として、仙台市の郡和子市長に「ボイスアクション」の結果をもとに立案した政策提言を提出しました!

(中略)

まずは、八木山動物公園にジャイアントパンダを誘致することについて9割以上の賛成があったことを報告し、仙台市として誘致推進の強化を求めました。

 

 

公明党はパンダ誘致に前向きであり、郡市長に秋波を送っている状態。
パンダが悪いとは言わないが、そもそも中国の動物ではない。子供たちも喜ぶのかもしれない、あえて公明党批判を避けて書くけれども、そのうえで「仙台市が中国よりになってしまうか否か」を考えたい。

すでに市長は強く左寄りであり、これを議会が蹴り飛ばせるかどうか。
ずっと最前線として戦ってきたのが、東北の要衝、仙台市。
自民党のみが議席を減らし、公明党は現状を維持できた。

どういう影響があるのかわかると思う。

 

 

 

自民党批判をしつつ、リアルで政治力のある議員はいない。

あまり、自民党所属の国会議員の批判はしないようにしている。
かつて無所属であった時代は、カチンと来たら言いたい放題に言ってきたけれど、相当に控えるようなった。

いつまで我慢したらいいのだろうか。
友達が戦っていたんだ。

こんなことは書きたくもなかった。

 

我慢してるんだよ、相手が誰であれ自民党の国会議員ともめることは避けてきた。
ネット上ではバズるだろう、ただそれだけ。リアルでは、誰それと誰それが友達とか複雑な人間関係だってある。私は永田町の住人ではないが、一人を撃てば縁が疎遠になる先生は多数でてくる。

web上で気持ちよく放言をしている方は、リアルでの政治力はほとんどない。
我慢に我慢を重ねて何をしていたかと言えば、例えば拉致問題であったりウイグルであったり、一人でも多くの味方をつくらねばならない。

 

議員にしても論客にしても、自民党そのものをぶっ叩きながら、リアルで強い影響力や政治力をもっている方はいない。
何も言われずドアを閉められ、実態として情報が遮断されるのみ。何も会議があり、どういう動きになっているかすら把握できなくなるだけで、ネット上や媒体上で吠えているだけになる。

私自身も無所属時代に相当に暴れてきたゆえ、痛いほど見てきた。
嫌なことを言っているのではなく、これが現実。

私が主催するブルーリボンを護る議員の会は、結成から1年で1800議席を突破した。
超党派であり、調整は楽ではなかった。大部分は地方議員が占める。実はメルマガも配信していたりする。

「我慢」の対価だ。

 

だから私が党の役付きを公式に批判するのは相当に珍しいことだし、軽いものでもない。
また簡単な手続きで述べているわけでもなく、大阪の(副がついていない)役付きの一部には筋を通して書いています。

ただのweb記事だとは思わないでほしい。
本当の中の人、現場の人って、怖いよ。
私は別に偉くもないし、ただの二等兵に過ぎないけれども。最前線っていろんなものを見るもの。
見たくないもの、知りたくないものも。

 

 

 

正直な思い

だから書きたくなどなかった。
迷いもあった。

松川女性局長も自民党の議員、炎上している最中にさらに撃つことは躊躇いもあった。
しかし、反論というか言い訳(?)において市議選への影響についての言及がない。

 

我慢していたものが溢れ出す。

長は長たる責任をとれ、
それは言わせて頂きたい。

 

 

受傷したのは私の不注意だが、思うに任せぬ体。
為書きを送る程度。ネットで拡散しまくればプラスかと言えば必ずしもそうではなく、左派色もある地盤においては激しいワードは票が削られることもある。

どうなるのだろう、不安な思いで選挙戦を注視するよりなかった。
同志議員が仙台に入ったと連絡を受ければ、ただ戦況を教えていただくばかり。

そのタイミングで、投票日に直撃する形で大炎上は起きた。
党費だろうが私費だろうがどうでもいいけれども、党の役職者として、自分勝手なことで人に迷惑をかけたわけだ。

組織人として、また組織の長として、女性局長としてとるべき行動があるのではないでしょうか。

 

好きなようにすればいい、私たちだって好きにやらせて頂いてはいる。
だが、「長」とつく役職を奉じている以上は、ご決断もされてしかるべきだと考える。

 

大阪では同僚であったはずの小選挙区支部長らが、その発表を待っているのではありませんか?
支部長になれねば事実上、衆院選には出馬できない。人生をかけた党内人事がある中で、どうしてエッフェル塔なのだろう。
誰かが一生懸命に戦っていることなど想像もしないのだろう、人の選挙はどうでもいいやつは、貴方の選挙もどうでもいいと言われても仕方ないよ。
「すまない、うちの大阪の・・・」と、悔しそうに申し訳なさそうに関西の地方議員が口にした。何も言えなかった。

議員間外交は重要だと考えるし、継続して行うことには意義はない。
ただね、あまりに楽しそうだなぁ、と。楽しそうだなぁ、と。

大阪だって維新との問題で苦労しているのかもしれないが、それは宮城県や仙台市だって同じことだ。
必死の奮闘で支えていた要石をぶち壊す局長なんて、ちょっと信じられない。

 

宮城県議選は、本年である令和5年10月22日に執行。
どうするのだろう、この状態で戦いに身を投じていく地方議員の候補者たちがいる。
維新が全選挙区で議席を得た中で、県議選を戦う。戦うだろうよ、仙台の地方議員たちは。

もう松川氏は、ずっと宮城県に常駐して女性局を総動員してずっと地方議員の選挙応援をしたほうがいいと思う。
また東北において最大の人口密集地である仙台に迷惑をかけたのだから、東北中の地方選のお手伝いに行ったほうがいいのではないだろうか。

 

じゃないと、二階幹事長が動員をかけた、他候補への選挙応援の集会で
(自分の集会じゃないのに)相乗りのように突然現れて登壇して時間制限を無視してダラダラ話した挙句、
自分がやりたい放題したあと、演説中の二階さんの隣で(しかも壇上で)スヤスヤ寝ている動画を公開したりする。私、あの時にいたんだ。
かなりの数の地方議員が動画をもっているし、他にもいろいろ持ってる。

あれは、選挙妨害を受けた格好の候補が「同じ自民党の候補だから・・・」と悲しそうな顔で止めたから、だから表沙汰にならなかっただけだ。それに安倍さんのことがあった。
複雑な思いで、言いたくて言えなくて、黙っただけだ。

いまは柏市(千葉県)の市議選の最中だからね、我慢しようと思っているけど、動画は他の人にもあげました。
他にもいろいろと持ってる。地方議員はいろんなとこに行くし、そしてどこにでもいるから。

なんか言われたら、暴露する。
持ってるもの、私。

 

地方議員の歌みたい。

ピクミンCMソング「愛のうた」

 

 

 

私たち地方議員は、ピクミンじゃない。

貧弱な装甲、か細い火力で群れで戦う。

損耗率は高い。

手を抜いて、戦うことから逃げれば楽なんだろう、

混戦の、厳しい国政選挙こそ、批判に耐えながら立ち続ける。

なんのために国会議員を支えているのか、

それが国益に寄与すると信じて歯を食いしばり、、、

民意の最前線として物価上昇など、国民の痛みを肌身に感じ、

そして役付きから、援護ではなく後ろから撃たれる。いつもこんなだ、地方議員は。

進まぬ足を、意思の力で持ち上げて、

それでも、ただ一歩前へ。一歩を、我が国を、前へ。

地方議員が怒るのは当然だなと思った方は、FBでのイイネ・シェア、Twitterでの拡散をお願いします。

 

※ 恐らく表示される人数が極少数になると思うので、とりあえず「見えた」人はイイネをお願いします。一定数がないと、タイムラインにあがらないと思う。私のアカウントの場合は特に。

 

 

一歩、前に出る勇気。
↓応援クリックお願いします。↓

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
にほんブログ村

バナーが表示されない方は、こちらをクリック願いします。(同じものです。)

【支援要請】戦うための、武器をください。

 

不定期発信にはなりますが、チャンネル登録をお願いします。

 

 

コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)

  1. BLACK より:

    https://samurai20.jp/2022/04/china-27/
    「地方行政に進出する中国①」

    https://samurai20.jp/2022/04/china-28/
    「地方行政に進出する中国②」

    上記いずれも2022年4月の小坪氏の当ブログ記事です。
    (小坪氏、勝手に紹介させていただきましたことをご容赦ください。)
    両記事ともに仙台市のことが書かれています。

    今回の自民党女性局海外研修の参加者氏によるTwitterのアップに対して
    私が一番嫌な印象を持ったのは
    エッフェル塔でも空港でも無く、お料理のアップでした。
    「食べたい」とか「羨ましい」とかとはちょっと違います。
    (100%無いとは言い切れないかも知れませんが。)

    食べ物って、人間の欲とか、本能に一番密着している気がして。
    生々しくて。
    それを自慢するかのように何食もアップする。
    何かすごく見てはいけないものを見てしまった気がします。
    国会議員の先生にとっては、特別な食事内容でも無いでしょうに。
    何故嬉し気にアップしたのか、と思います。

    夏休み、旅行に行けない人も
    給食が無くて困っている子供たちもいると言うのに
    とまでは言うのはどうかと思いますが
    そんな言い方はしたくは無いですが
    特別な意味のある会食以外は、アップするのは恥ずかしいことだと私は思います。

    言う私が意地汚いかも知れませんが
    道中のお料理のアップが私は一番不快です。

    以上 文責 BLACK

    • BLACK より:


      小坪氏が時折アップなされる、スイーツやお肉やカレーのアップ
      私はいつもモニターの前でニコニコしてしまいます。
      この違いは、まだ上手く自分で言葉に出来ませんが
      違うと言うことは確かです。
      (単純に私が小坪ファンだからでしょうか、それだけでは無い気がします。)

  2. 波那 より:

     今井絵理子ちゃんの税金ではないと言うツイッターをネットで見かけたぐらいで何も知らなかったです。エッフェル塔の前での、ウキウキ感イッパイのお上りさん写真には笑ってしまった。もしかして、ひょっとして自民党議員の皆さん達は、自民党に向けられてる世間の冷めた目を全く肌身で感じてないんとちゃいます?ナンヤカンヤ、色々取り繕って言い訳をしても国民の声を全く耳に入れないことばっかりして…!としか世間は思ってないんですよ。地方議員の選挙は地方の人達と密接ですから自民党に対してではなく、その議員個人への思いの票なので、票減ったとはいえ、まだ来たる国政選挙ほどには煽りを受けていないのではないでしょうか。国政選挙でも票の逃げ場は維新へと行くでしょうね。私は維新には逃げないですけど。
     なんか、女性議員を増やすことで日本は変わるとか思ってないですか?下らないフェミニズムの幻想とかもう飽き飽きなんですよ。野党に居る女性議員を見てたらアホらしくなる。女性だからとかじゃなく、日本人なのだから!に修正して下さいね。政治家という前に、人として尊敬される人格を形成しようと何故思わないのか。稲田朋美、大嫌い。(蛇足)

  3. 山形賢一 より:

    誤差レベルでの落選なら、このフランス旅行よりも、そもそもの岸田政権の政策による自民党離れが原因では?
    LGBT法案とか、増税が待ってますよと観測気球とか、外遊でのばら撒きとか。

  4. カルライン より:

    絶句というか…
    松川るいは「自分が有権者からどう見られるか」が想像できないのか…
    それとも、松川るいが想定している有権者像が「この投稿に共感してくれる有権者像」なのか…

    二・二六事件の時と同じような経済状況(貧富の格差の拡大)になっていることに気づかないとは…実に視野が狭い。

    国会議員がこの類の投稿した時に文句つけるのは「現状に不満がある人」。

    安倍政権下であれば文句つけるのは「立憲支持者、共産支持者、れいわ支持者」だったろう。それは、彼らが「現状に不満がある人」だったから。

    今は違う。
    自民支持者までもが「現状に不満がある人」になってる。

    これまた「炭鉱のカナリア」。
    一体、何羽カナリアが死んだら気づくのか…

    それはそうと…岡崎トミ子とは、またずいぶんと懐かしい。和田政宗議員(当時は、みんなの党)が初当選した時の「岡崎トミ子落選運動」とか今でも覚えています。
    ただ、岡崎トミ子は引退しても、その火は脈々と燃え続けているのか…

    安倍総理は、本気で憲法改正のために(特に国民投票を睨んで)手を打っていたんですよね。
    そのために左にウイングを広げようと、自分と同じというより、自分より左の人間を積極的に配下に取り込もうとした(手綱を握ってれば大丈夫という思惑)ように見える。(自分と同じ考えの人間は、スカウトしなくとも、勝手に来る。)

    だから、安倍総理がスカウトしてきた人間は、手綱を握るはずだった安倍総理がいなくなってしまった今となっては、逆に結構やべぇ奴だったりするという…

  5. かんぽう より:

    松川議員や今井議員への罵詈雑言の嵐に表面的な不快感のみを示す形となり申し訳ありませんでした。

    和田政宗議員を応援している一人とて、仙台市議選のことは知っていました。一枚の写真、一つのツイートが選挙の情勢を左右する程と甘くみていたのが自らの浅はかさと感じています。

    選挙戦で汗をかき、足を動かして、必死に戦い抜かれた候補者の皆さま、並びにそれを支えておられた関係者や地方議員の皆さまに敬意を表するとともに、自身の浅慮をお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。そしてお疲れ様でした。

    人間性まで否定するような言葉はもちろん許せませんが、一つの事象が地方政治から国政へと波及するほどの威力を持つこともあるのだと認識し直したいと思います。

  6. BLACK より:

    今回の自民党女性局海外研修のTwitterアップに対しても
    木原氏に対する一連の『文春砲』に対しても
    自民党支持者内で、インフルエンサー氏、評論家氏、個人を問わず
    大きく意見・反応が割れていると感じます。

    いつの時代でも、同じ党の支持者であっても、様々な意見や考え方があるのは当然でありましょうけれども
    両陣営ともに過激なバトルになっている印象です。
    特に自民党・現政権を擁護する方々からの感情的な反応を私は感じます。
    (もちろんそれは一方的なものではありませんが、どちらかと言うと、です。)

    そうなる理由は
    上記でカルライン様が仰ってくださっていますように
    現状に不満が有る、無し。
    現状を護りたい、打破したい。
    カナリアが死んでいることに気付いている、気付いていない。
    カナリアが死んでいることを悲しんでいる、悲しんでいない。
    の違いかも知れませんし。

    全く逆に
    何が何でも自民党政権を死守しなければならない
    その為には批判が出来る場合では無い
    自由に批判をする奴らは許せない
    そのような決死のお覚悟故かも知れません。

    私にはどちらかわかりませんが
    野党・左派ももはや蚊帳の外。
    利用出来れば野党も左派も利用する。
    このような、自民党支持者内の意見や反応の相違が
    何によるものなのか
    この相違が何をもたらすのか
    私は非常に興味があります。

    以上 文責 BLACK

    • BLACK より:

      私自身のことですが
      単細胞で無知で考えが浅いから批判的になるのかな
      学があって思慮深い人はそんな私のようなタイプを腹立たしく思うのかな
      とも思ったのですが
      周りを見渡してみると、そうとも言い切れなくて
      (具体的事例は割愛します。)

      非常に興味深くなりました。

  7. 名無し より:

    タイミング的に最悪だったのは間違いないけども。

    パリの一件が無くても、自民は減らしたと思いますよ今回は。

    そもそもネットで情報を得ている層の投票率は低いし、
    せっせと投票行く層は兎に角、増税(決定でないのに決定事項の様に左右とも報道)と物価高に憤慨していて、
    パヨに投票するほど情弱ではないが今まで自民支持だったが今回は維新、
    と言う情強まで行かないw層は、確実に増えている。

    松川るいって、安倍さんの時代も、何度も韓国寄りの発言してて「なんでこの人保守が持ち上げてんの?」って不思議だった、ただの情弱オバハンやん?なので思慮も及ばないんじゃん?他の人の選挙まで

    市議には申し訳無いが、保守ではない自民党議員は少し減らしても良いと思う、だからって維新!になどならんですが、自民内サヨクより、程よくまともな(のがいるなら)他党議員に期待しちゃうくらいには今の自民には失望中。

  8. azumaebisu より:

     私の見た【松川るい】。

     1,めったやたらに【韓國擁護】。上の名無しさんのコメントの通り。出身の【害務省媚特亜派】の流れを汲んでいる疑いが濃厚…と強く疑われる。

     2,【安倍晋三総理暗殺事件】が起こった当日か翌日の【BSフジ・プライムニュース】に出演した際の服装…黄色のジャケットの襟に【それ迄付けていた拉致被害ブルーリボンバッジ】が無い!まるで『五月蝿い安倍晋三が死んでくれたので、とても伸び伸び出来る💕』とばかりの【ニッコニコの満面笑顔】…印象最悪。

     余りの【人でなし】振りに、それ以来【反松川るい】になりました…

  9. 常磐本線 より:

    女性新人候補に100万円、幼児が居れば更に倍・・・・・・最大300万円
    またまた変なのが釣れるんじゃないですかね。
    生物的女性のみなのかな、トランス女性も手を挙げるんじゃなないのかな。

  10. 櫻盛居士 より:

    **********************************************************************
    共産党は2016年9月13日からの警告を無視し続けましたね。
    ならば、下記は決定事項と承諾したものと見做します。

     ・『テロを利用する共産党』
     ・『テロリストの味方である共産党』
     ・『テロに屈する共産党』

    **********************************************************************
     
     
    理路整然と理性的な作文と成ってますが、かなりの怒りが滲み出て居ますね・・・。

    「長」とつく役職を奉じている以上は、ご決断もされてしかるべきだと考える。

    200年位昔の感覚で意訳すると「腹を召されよ」に見えます。
     
     
    本コメントは、この辺りで・・・。

タイトルとURLをコピーしました