沖縄県、そして県の政治案件と聴くと身構える方も多いと思う。亡くなった翁長・前知事をはじめ、現デニー県政ともにCHINAとの蜜月関係が指摘される。本土の方は「え?」と思う方も多いようだが、沖縄県民から見ても、ギョッとする話は多々ある。
しんぶん赤旗で「デニー候補に期待」と取材されていた、不動産大手の企業経営者。
彼が沖縄県の副知事になるのだという。ご存じの方も多いと思うが、副知事は入札などにも関わる業務であり、そのあたりは大丈夫なのか?という疑問もあると思う。
本人は「脱公共事業」を(赤旗紙面で)打ち出しており、入札には参加していないとコメントしていたが、これは虚偽であることも発覚した。
沖縄政界の利権構造、しかも左派が絡むと言えば緊急対応が必要というのは理解して頂けると思う。今回の副知事の人事案件は「利権政治そのもの」だと感じる。土木利権、ここまで前時代的な泥臭い政治体制は平成でも珍しい。中身が悪質で、数十年前にあったかな?というような背景。まるでドラマの悪役のようだ。
仮に副知事の会社が受注せずとも関連企業は多数あるだろう。県の発注工事の公平性が担保できるのか?という疑念をもつことは自然だ。悪いことをすれば警察が!と思うかもしれないが、沖縄県警察は”県の予算”であるため、県警というのは県行政の不正は摘発しずらいのではないか。
自民党の県議らが議場で戦っていたが、議会の過半数は維持できておらず世論の後押しが求められていた。当然ながら、この背景は沖縄二紙は報じていないのだろう。。産経が少しだけ報じたのみ。
副知事候補であったのは、「照正組」の照屋義実氏。
報道によると、過去の虚偽答弁が議場では指摘されている。公共工事に入札していた者が、実際に発注元の(ほぼ)責任者と言っても過言ではない、副知事に就任することには道義的な問題がある。照屋氏は、過去においては「公共工事には入札していない」と述べていたのだが、実際には(受注はしていないものの)入札には参加していたのである。
副知事の人事案は、議会で採決の結果、与党24野党23の1票差で可決してしまいました。照屋氏は、副知事に就任しました。
県議選における「1議席の重み」が表面化したのです。あと少しが届かない。
しかし、自民党県議らは議場でしっかりと爪痕を残しています。戦いの系譜を紹介します。
この副知事候補・照屋氏のイデオロギーについて、沖縄の同志から話を伺いました。
”沖縄独立論に近い内容”であったり、また島津の話を含め「本土の被害者」という主張を繰り返したとのこと。副知事には、国との折衝も重要な職務として求められる。しかし、これでは本土との軋轢を生むばかりであり、さらに距離が開くばかりではないか。
沖縄県民から嘆きの声があがった。
結果として沖縄が孤立化していった場合、一番喜ぶのは誰だろうか。
今日も尖閣諸島の周辺海域は、あの国により騒がしい。
沖縄県民すら知らない、沖縄県行政の闇。
(本稿は令和3年3月の過去記事の再掲です。ただし、ネットのどこにも出ていない、というか本土メディアも裏取りしきれていない、ガチの議会ネタです。)
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(OGP画像)
普通は不動産と言えば自民党系のイメージもあるし、国発注の事業で暗躍が指摘されるのは、とくにドラマだと「だいたい自民」だ。
まぁ、まずは赤旗をご覧ください。
デニー知事をべた褒め、赤旗紙面上で。
那覇市長選で、選対本部長。
もちろんオール沖縄の、です。
これまた赤旗が書いているので間違いありません。
下記は、さらに赤旗。
タカラ氏は共産党の議員ではなく、社会大衆党です。
その選対本部長が照屋氏です。
オール沖縄 さらに強く タカラ選挙区予定候補事務所開き
参院沖縄選挙区に、名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する「オール沖縄」の立場で立候補するタカラ鉄美氏(65)=元琉球大法科大学院教授、憲法学者=の事務所開きが20日、那覇市で行われました。
(中略)
照屋義実・選対本部長(建設会社・照正組会長)が「安倍自公政権といかに対峙(たいじ)するかが今回も試される。オール沖縄の基盤をさらに強くして、我々の民意の実現を図ろう」と語りました。
同選挙区では自民党公認、公明党推薦の安里繁信氏がすでに事務所開きを行い、運動を先行。
(後略)
別に、共産党が推していた人物だからダメと言っているのではありません。
明確に不動産業、開発もやっているようですから建設業と言ってもいいのでしょうか、公共事業に関連する者が、発注側になるのはおかしいでしょ?と言っています。
例えばその業界に特別明るい技術者が、市職員として技術職に就任するのとはわけが違う。一部の市では、ゼネコンなどの経験がある職員を登用し、市側の立場で事業をチェックさせている例もある。プロだから。
けれども、入札に参加する立場の事業者の、その経営者自身が「発注側」になるのはおかしい。
それを批判するのが赤旗だと思っておりましたが、まさか赤旗で応援記事を書いてもらうような方が、こんな状況になるとは。
はっきりいいますが、喜劇です。
平成でも見たことない、昭和に滅びたと思っていた悪慣習です。
だって、そうでしょう?
選挙の論功行賞、やり放題みたいな図。
選挙で頑張った特定の業者が、発注する側の副知事に就任するって、もはや何を言っているのか分からない。
赤旗がこれを批判するのではなく、当該人物を好意的に(過去とは言え)取り上げていることには失笑しかない。
前時代的というか、そもそもこんなのいいのか?
違法とは言わないが(少なくとも今は言えない)、仮に受注したり入札情報が漏れていた場合には利益相反を構成する可能性は出てくる。
この問題をもう少し掘り下げてみよう。
ここまでは説明するまでもなくご存じの方が多いでしょう。
そして副知事とは、これら事業の入札を行う側の立場なのです。市区町村の場合は、副市長が指名委員会の委員長を兼務することも多い。行橋市の場合はそうだ。
さて、この度の副知事の人事案であるけれども、実は工事業者と関係が深い。というか、そもそも入札に参加していた側の方です。その時点でもグレーでしょう。
議会はこれを通すのか?という話になるのですが、いま沖縄県議会はオール沖縄が優勢であり、自民党は野党です。知事が提出すればゴリ押せる状況なのでしょう。
だから、このような乱暴な人事案が出てくる。
問題となったのは、その「事業者」である副知事候補が、公共工事への入札について虚偽のコメントを出していたからだ。具体的には「入札には参加していない」という発言をしていたのだが、実際には入札に参加していたというもの。
正確に言えば、入札には参加したが落札には至らなかったというもの。
これは民間人のコメントとしてのみ見るならば、記憶違いだったとか、当時の状況ではそうだった等の言いようだってあるのかも知れない。けれども、それが入札を取り仕切る側になるであろう副知事となれば、話は深刻だ。単に民間人の言い間違いではすまない。
“今までは入札には参加し落札には至らなかった”としても、発注側にまわり、かつ入札に深く影響を与え、かつそれら情報にアクセスできる立場となったならば、という話をしています。李下に冠を正さずという話ではなく、仮に不正に近い状態が生じたならば、利益相反を構成する可能性もある。
民間人であったわけだから、このコメントそのものが違法だとは全く思わない。けれども、実際に副知事に就任した場合には、議会には道義的な責任が出てくることは間違いない。
こんなドラマみたいな話があるのか?と言われば、あるのだ。
しかも過去のことではなく、今まさに人事として提案され、しかも可決してしまった。
ブログの読者も含めてビックリするだろうけれども、私もびっくりした。これはオール沖縄側の人事案。
そういうドラマだと、保守系であったり自民党が悪役になるのだけれど、現実は真逆なのである。
「公共」の在り方と入札を管理する側に立とうとする者、この関係についてはしっかりと考えていく必要があるだろう。
※ ただし、現実にはもっと別の問題が噴出するのだ。上記で触れた記事のコメント、もっと怖い意味があると思う。
当然、議会側ではこれが問題となった。以下、報道を紹介する。
質問に立った自民党県議たち。
執行部が、あまりの事態に右往左往する状況が見える。
これがソースです。
議会は、実際に指摘している。
けれども悲しいかな、沖縄二紙はこの情報を沖縄県民に伝えたのか、私は把握していない。
もう少し、しっかりした資料をアップしたい。
これは報道では出てこない、私たち議員が使う”ような”資料です。
一応「ような」と言っておきます。
本気で議会で戦った者たちがいなければ、このような資料は存在しない。
”戦った”という証拠だ。
照正組の入札参加状況
照屋氏の過去の発言についての資料
けれども、ここで指摘した以上の問題点があると私には思えてならない。
上記は議会側が問題にしているポイントだけれども、ここからは私が感じている本人事案の問題点を述べたい。実際に沖縄の友人らに聴いた、県民の生の声をベースにしている。
先ほどのコメントについてだが、私も問題だとは思うけれども、まだ何も起きてない状態から違法性を問うことはできない。疑わしきは罰せずではないが、どこまで言っても民間人の経営者が、”あくまで民間人が、民間紙にコメントしたのみ”、である。”公の肩書を持つ者が、議場で虚偽答弁をした”とは重みが異なる。よって、それ自体が罪に問えるわけでもない。ただ、問題が生じた場合には、一発で利益相反は指摘されるであろうし、議会で問題になっている根底にもここがあるのだと思う。
議会として道義的な説明を求めることや構造としての問題、これらを人事を提案した執行部に対して責めることは当然ではある。利害関係者みたいな方を人事として提案してくれば、議会は指摘しておかなければ、それこそ議員は税金泥棒だ。
けれども、この部分は弱い。議会としては指摘しておくべきだけれど、ロジックとしては弱いのだ。私は、本質的な話として、果たして副知事として相応しいのか、その適格性について述べておく。
本稿は、沖縄県民側の目線で書くことを試みているため、本土の方からすれば主語が少し違って見えるかもしれない。私は、まずもって沖縄県の副知事の人事案については、沖縄県政の発展のため、県民の発展のためという観点から述べたい。
政治関係者以外の意見も聴いたが、「沖縄県として、本土(東京)と対等以上に交渉」ができ、かつ融和的な人材が好ましいというもの。知事が対決方針であることも理解した方たちの声であり、知事が対決姿勢だからこそ、副知事には高い折衝能力を求めている方が多いのだ。
では、副知事候補の照屋氏、
国と上手くやっていけるのか。
例えば「島津が!」とか「沖縄独立論まがい」の話題ばかりを行い、沖縄は被害者!というスタンスを取り続けるのであれば、交渉は成立しない。
民間の個人がどのようなイデオロギーを持っても構わないし、それが特別職公務員であろうと、内心の自由は保証される。それは否定しない。
しかしながら、国との折衝を円滑に進めていくとなれば、それも含めた適格性という議論になれば、この方の過去の発言や考え方は論じられて然るべきである。
さて、副知事のイデオロギーと過去の発言。
今までの発言もかなりぶっ飛んだものがある。証言してくれたのは、沖縄の同志のボギー手登根氏。手登根さんは、普天間飛行場周辺での清掃活動を行ってきた。左派は、“政治活動”だろうか、普天間のフェンスに“さまざまな飾りつけ”を行ってきた。これは管理者の許可を得ていないという意味では、一般的には汚損と言っても過言ではない。手登根氏らは、許可を得て、この清掃活動を行っている。
その過程でできたのが、「日本を美しくする会」である。会長は、鍵山秀三郎氏。
ご存知の方も多いと思うが、イエローハットの創業者である。政財界にも名の通った名士中の名刺。これら清掃活動を行うべく、同会は活動している。
沖縄の清掃活動において、鍵山さんを慕ってきてくれた本土の人らの前で照屋氏がどのような言葉を吐いたか。島津の話とか、沖縄独立論をぶち、本土が加害者として主張。
その場にいた沖縄の仲間は恥ずかしい思いをしたのだという。
それも含めて照屋氏の自由であるため、その場にいた保守系同志の気持ちは分かるけれども、私は照屋氏の民間人としての発言までは抑止できない。
しかし、本土との交渉を行う副知事としてならば、適格性の問題は指摘されるべきだ。
その沖縄の同志は、本土との交渉についての不安を口にしていた。ここが本質だろう。
これを述べると沖縄の方は押し黙る方も多いのだが、なんだかんだで国の税金が多額に投じられていることは、保守・リベラル、右派・左派を問わず理解している。国との連携の必要性を、実際には深く理解しているのだ。
もっとも理解しているのは、恐らく沖縄県行政である。
そして、照屋氏自身であると私は思う。
今回の副知事の人事案で提案されている照屋氏は、照正組の経営者であることは述べた通り。そして照正組は、オール沖縄の熱烈な支援者でもあり、選挙の中核をなしてきた。これも述べた。
例えばオール沖縄より那覇市長に就任している城間市長、この後援会幹部が照屋氏だ。
もう少し建設業の話をしてみよう。
「か○ひで」という会社名はご存知の方も多いと思うが、同じく翁長県政を支えたオール沖縄の有力企業である。
さて、翁長県政において、ある大型事業が変更になった。
豊見城市に決まっていたはずのコンベンション施設である。これは翁長知事が突然変更したもの。いわゆるMice施設というもので、非常に大型の事業であった。国の予算も投じられるはずだった事業。ほぼ決定していた豊見城市は、突然の知事の変更におおわらわになったことは、ご記憶の方もいると思う。
翁長知事はその理由を、「東海岸と西海岸で格差があること」を挙げた。その格差是正のため、大型公共事業を移動させた、と。ここだけ聞けば「そうなのかな?」と納得しかける方もいるだろう。
しかし、建設予定地は「○ねひで」(知事の応援団)が手掛けた土地だった。そして、このあたりで不動産業として、力をもっていたのが照正組。
ほら、線がつながった。
皆さんには、どんな線が見えますか?
沖縄の左派にも分かりやすいように述べておくが、この埋め立て規模は辺野古よりも広大らしい。ちょっとここは私も調査中で、行橋市議会も沖縄県議会も本会議中で、広さなどの数字は持ち合わせていない。
すでに埋立ては終わっている。「かね○で」にとっても良い仕事になっただろう。
この政治構造は、当然ながら問題視され、「翁長知事の、県知事選の論功行賞ではないか?」と言う指摘がなされてきた。しかしながら、私の知る限り、沖縄二紙は本件を報道してこなかったと記憶している。少なくとも大きくは取り上げていない。
さて、いま述べたmice施設とは何か?という説明もさらっとしておきたい。詳しくはググって欲しいのだが、一応触れておきます。「MICE(マイス)は、Meeting(会議・研修)、Incentive(招待旅行、travel, tour)、Conference(国際会議・学術会議)またはConvention、Exhibition(展示会)またはEventの4つの頭文字を合わせた言葉」だそうです。「一般的な観光旅行より経済波及効果が大きく、ビジネス・イノベーションの機会を創造し、国・都市の競争力を向上させる効果があるとされている。統合型リゾートの核となる施設群となる。」というのがwikipedia。
ようは、非常に大きい会議場とか展示会場とか、ホテルなども併設した巨大統合施設です。
建設されれば、その地域には経済的にも大きな効果をあげたことでしょう。
当然、その地において『不動産業に大きな影響力をもっている者』は、大きな利益をあげることができると歓喜したのではないでしょうか?
先ほど「線がつながった」と言った意味がここにあります。翁長知事が突然、(保守系市長がいる豊見城市から)MICE施設を動かし、○ねひでが埋め立てた土地ですが、そこで力をもっていた不動産業。
それは、照正組です。
線、つながってるじゃないですか。誰でも知ってることでしょう?
mice施設が完成していれば、照正組にも多大な利益があったと想像するのは、妥当な推測だと思いますよ?
では、「mice施設(コンベンション施設)の建設予定地」はどうなったのか。
実は、国が予算を降ろさなかったらしい。人づてに聞いた話であるし、私は沖縄県議ではないので自らの職権において公式に調査することはかなわない。よって、この調査は沖縄県議の同志にお願いしたいのだけれど、翁長県政での突然の方針変更に際し、国は予算を降ろさなかったことは事実だと思う。
実質、事業が凍結されている状態だろう。
なぜ県行政の話になるのかと言えば、この翁長知事の応援団である、○秀が埋め立てた土地ですけどね、いまの状況も触れたいのです。繰り返しますが、辺野古以上の広さの土地であるけれど、埋め立てるにはお金も必要なわけで、何もなければ金秀の大きな負債になっていた可能性もある。
だが金秀の負債にはなっていないようだ。県民の負債になっているはず。
この広大な土地は、いまは沖縄県の県有地になっているかと思う。事業が事実上、頓挫した。結果として、いまやぺんぺん草が生えているのだけれど、県民からすれば良い迷惑。
使用目的も不明なままに、広大な埋め立て地だけが誕生したわけだ。ここの県税の動きには興味がある。
多額の県費を投じて、広大なぺんぺん草になっているなら、県民は怒ったほうがいい。
国は、これらの事業の背景も理解していたのではないか?
ようは翁長県政における論功行賞と、政治的なモラルとしての問題点ですよ。
翁長県政が、金○と、照正組らに「論功行賞」を行おうとして、事業を移した。結果として国が凍結、県民は払った税金が投じられているなら大問題だ。
こういうのこそ赤旗が報じるべきだと思うけれど、その当事者を赤旗が好意的に取り上げているのだから笑うしかない。
そもそも翁長知事は、かつては自民党沖縄県連の要職にあったわけで、ある意味では最も自民党らしい政治家だったはず。その結果、論功行賞のような慣行も引き継がれ、その象徴が金秀(かねひで)とmice施設に象徴されている。
結果を見て欲しい。
国の予算で大型のコンベンション施設を建設しようとし、その埋立ては応援団の企業が実施。本来の建設予定地であった豊見城市の市長は保守系だったのだが、この予定地の変更で大きな影響を受けている。そして新たな予定地は、例の企業。各地が潤うことは極めて良いことだけれども、行政が(しかも国の金で)テコ入れする地域の、もっとも利害関係が深いであろう不動産業、その有力者が照屋氏である。
よって、照屋氏を副知事に就任させたいというのは、デニー知事が翁長県政の「そういうもの」も含めて継承するという象徴に他ならない。
これも踏まえたうえで、この副知事の人事案は分析する必要がある。
沖縄県民に問いたい。
このmice施設の予定地は、オール沖縄系企業が辺野古以上の面積を埋立てた。いまは事実上の事業停止状態であり、塩漬けの遊休地である。県有地かと思うが、残ったのは皆様の県税で払った、使用用途のない広大な、かつ(彼らの言葉を借りるなら)自然を破壊して誕生した広大な土地のみである。
国の予算は降りなかった。
なぜなのだろうか。
オール沖縄が嫌われているから?それとも基地問題とバーターだから?
少しだけ政治の秘密を教えてあげる。
公務員とは保身が大好きな方が多いため、汚職の可能性があったり、きな臭い事業には予算はつけない傾向がある。これには本土も沖縄も違いはない。
一つ言えることは、内部の実態は不明であるという前提は述べさせて頂きますが、少なくとも客観的に見て「おかしい」と疑念をもつことが妥当なだけの状態にはあるのです。
これが許されると思っているなら、デニー県政は沖縄県民を馬鹿にしているとしか思えない。
冒頭でも述べた通り、この人事案は可決してしまいました。
副知事の人事案は、議会で採決の結果、与党24野党23の1票差で可決してしまったのです。
県議選における「1議席の重み」が表面化したのです。
自民党県議らは議場でしっかりと爪痕を残しています。
あと少しが届かない。
本稿は、本来は沖縄県議会への援護射撃のつもりで用意されたものです。
当時のまとめ記事をベースとしています。
恐らく沖縄県民でも「初めて知った」という方がほとんどではないか。
また、こういう形で事業の在り方事態が歪んでいるのであれば、沖縄県民はすでに発言すらしずらい空気なのだろう。
ある程度の立場の者が、公然とこれを指摘すれば、ビジネスにも悪影響を与えるだろう。だって、こういう立場の方が副知事として人事案として提案され、しかも議会を通ってしまうような状況なのだから。
沖縄県民に知って欲しいことがある。
そして「沖縄は何やってんだ」と怒りを覚える方にも知って欲しいことがある。
報道がここまで機能しない状況でも、自民党沖縄県議らは全力で戦った。
少ないけれども、これら報道情報が出てきたというのは、戦った者たちがいるからだ。
戦ったんだ、みんな戦った。
結果は、副知事の人事案は可決してしまったけれど、だけど戦ったことは忘れないで欲しい。
あと1議席だった。
喉元まで匕首は迫っていた。執行部も12時間も答弁調整をするぐらいだから、事体には気づいていたのだろう。私のBlogにどこまで効果があったかは分からないが、無所属の県議とかが転んだ可能性だってある。私自身もかなり準備していたので、徒労感みたいな、敗北感がある。
あと1議席だ、あと1議席だった。
たかだか県議選、個々人の当落など「さしたる問題ではない」と思いがちな方もいると思う。
けれど、粘って粘って、戦い抜いて、
やっとここまで迫ったんだ。
本土との軋轢を生むであろう副知事、さらに距離が開くことになる。
結果として沖縄が孤立化していった場合、一番喜ぶのは誰だろうか。
今日も尖閣諸島の周辺海域は、あの国により騒がしい。
沖縄県民すら知らない、沖縄県行政の闇。
沖縄県連決して褒められることばかりではないとは思う。
けれど、彼らが戦ったこと、
本当に必死に戦ったこと。
そして、ここまで迫ったこと。
それは知って欲しい。
伝えて欲しい。
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コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)
県の政策参与と照正組社長を兼務中、県工事を6件受注って!!!
こんなことしておいて副知事に就任なんて、巨大な闇を感じますね。
業界関係者が胴元になったことで、恣意的な発注、キックバック、副知事案件が横行したのではないでしょうか?
広大な埋め立て地ができているのに予算を凍結とは、国にここまでの塩対応させる照正組のヤバさに恐怖を感じます・・・。
読者の皆様、
本日の記事は特にチカラ入れて拡散しましょう٩( ‘ω’ )و
今回の知事選、現職がリードしているといいますが、案外、現職には厳しい状況なのかもしれないと思いました。自民党が推してる佐喜眞候補が攻撃されたりと、現職が佐喜眞候補をあからさまに非難するような発言をしたり、余裕のなさが見受けられます。
恐ろしいことだと思います。拡散しなくちゃ!
佐喜眞候補の安全を更に良くしていただきたいです。
今の日本国は元首相が暗殺されるレベルだということをよくよく考えて行動されますように。目を覆いたくなる様な不正疑惑の数々。情けないと思うことは、もうとうの昔に越えてしまいました!恐ろしく思います。怖いです!