本日3月23日は、平成28年度3月定例会の最終日でした。
議会は3ヶ月に一回、年に4回の定例会があります。4年前の6月定例会にて初議会、今日の本会議の閉会をもって、一期4年、計16回の議会をすべて終えました。
様々な思いが去来します。
いろんなことがありました。
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(OGP画像)
国保問題を取り上げました。内容は、外国人の海外療養費の問題で、自治体レベルでは(当時は)見えないという問題。
のち有名芸能人の親が詐欺で逮捕され、一躍脚光を浴びた案件です。
これは、行橋市における国民健康保険が非常に高額であること。
にもかかわらず10億もの負債を抱えていたこと、そして今後それが若者にのしかかることが想定されたからです。
制度の勉強を行ううちに矛盾に気づき、多くの先輩議員(他自治体を含む)のアドバイスを得て無事に解決に導くことができました。
予算を自治体がもつこともあり、また国保制度の抜本改正もあり、過程において省令などの形で相当の改善が行われています。詐欺行為があれば、実は全自治体に事例が通知される仕組みになっていたり、そのメンテが随時、行われていたり。
国会議員への、ほぼ直訴に近い直接陳情を行ったことが起点です。
その際に用いた資料は、行橋市議会の一般事務に関する質問の議事録でした。
快くビデオレターに出演させてくれた木原みのる先生。
実はアドバイスは、他党ではありましたが自見庄三郎先生もしてくれていたり。(医学博士です。)
陳情の受付をしてくれた娘の自見花子さんは、次回の参議院全国比例に出馬予定。
自民党からの医師会の候補として、です。
話を通してくれたのは鳩山邦夫先生。
他、勝手にお名前を出すわけにはいきませんから書けませんが、色んな人の協力があって、だと思います。
写真は、事務所に激励に駆けつけてくださった自見花子先生。
今後、国保の合併がありますが、行橋市の抱える繰り上げ充用(一般向けに言えばいわゆる借金?)10億円。
似た状況の自治体は多々ありますが、この解決に向けても努力していきたい。
国保は、別の目線からももうひと頑張りです。
もっと勉強しないと。
【海外療養費?】民主党の置き土産、外国人に食い物にされる国保財源
【海外療養費?】地方議員の意地、戦場へのチケット。
【海外療養費?】地方議員の戦い。政権と対峙する。
一面的に見れば、「保守」の括りで見られるのでしょうが、それだけではありません。
先方から見れば「政党攻撃」と見る人もいるのでしょう。
根底にあったのは、福祉予算の話です。
最後の一般質問で触れていますが、団塊の世代が今後定年を迎えていく中、税収は大幅に減少、福祉予算は激増します。特に地方は酷いことになる。
その際に、行橋市の場合、福祉予算の1/3が生活保護費です。
外国人への保護費に違憲判決が出た際にも、本件を議会で取り上げました。
30億円もの金額が、生活保護に使われていることを行橋市民は知りません。
市報にもHPにも掲載されていなかったからです。
ですから市民は知らないでしょう。
執行済み予算(使ったお金)は公開すべきものですから、議員として議会でこれを問い、明らかにしました。
市議会便りに数字を全て書き、(人によっては暴露と言っていましたが)初めて市民の目に触れたのです。
その中で、どうしても外せないのが、「市外転入者」の問題でした。
実は、年度によっては20%近くが「よその自治体」からなのです。
専門用語では「市外転入者」と言いますが、生活保護を受け始めた世帯の、二割近くが他の市区町村から。。。
かわいそうとは思いますが、もっと厳しい状況にあるのは
「それを支えていく若者」です。
税金という漢字では伝わりにくいのですが、
成長戦略や子育て福祉の形で行橋の若者が享受すべき予算が、ここに使われるのはおかしい、と。
なぜか新聞にもほとんど乗らなかったと思いますが、行橋市でも生活保護の不正受給が発覚。
私は(当時)文教厚生委員会の副委員長でしたから、「訴訟」を強く支持。
行橋市は不正受給に対し、断固たる態度を取りました。
結果、直近では市外転入者は10%以下、一桁代にまで低下しています。
言い換えましょう。
「あまい」とか「ゆるい」と思われたら、その町に集中するように思えてならなかったのです。
そしてここからは個人としての主観でありますが「議会で左が優勢」と見られれば、結果的にそうなるのだと思います。
その根拠としては、実際に生活保護費の総額、及び福祉予算に占める割合が「市民に公開されていなかった」ことを挙げさせて頂きます。
執行済み予算であるにも関わらず、これが市民に公開されていなかった。
それは市民からの不興を買うことにつながり、結果的に「面白くない層」が出てくるからでしょう。
赤旗の問題を議会で取り上げたのは。
様々な理由がありますが、私の目から見れば「やや左に寄り過ぎた」議会を、まっすぐに舵を戻すべきだという使命感がありました。
根底にあったのは、今後、激増が予想される福祉予算。
そしてそれを支えることになる、私の同級生の世代、そして後輩の世代の未来でありました。
怖い部分もありました。
だけど、やるべきだと思ったのは、最後まで逃げなかったのは、
友達の顔を思い浮かべたから、です。
【新聞掲載】一般質問「しんぶん赤旗について」産經新聞に掲載
【新聞掲載】全国の自治体に陳情書を発送
【新聞掲載】ある自治体で「赤旗配布」の「禁止を検討」
【新聞掲載】立ち上がる同志たち。伊丹市(兵庫県)で一般質問・佐藤良憲市議(自民党)
【新聞掲載】請願・採択。
【新聞掲載】政権与党・自由民主党が、動く。
【原文】自由民主党から出された通達
行橋市議会では、議場に国旗がありませんでした。
議場においては、議会がものごとを決めることができるため、決議(案)を用意。
先輩議員たちの協力を得て、決議を採択。
いまでは議場に国旗がございます。
本当は布のやつが良かったのですが、議長席の後方にスペースがなかったためパネルに。
これが掲げられて、議会の空気は随分と変わったように思います。
少なくとも議場に立つ際、私はとても気合が入るようになりました。
無論、それだけではないと思います。
小さな事、ひとつひとつに影響があるように思います。
憲法を準拠法とする会計検査院の調査結果が出され、各議会と連携、改善の方向にあります。
まだ道半ばではありますが。
そして任期中に本も出版される運びとなりました。
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これらの動き、根底には若者世代からの悲鳴、
そして10年後も20年後もこの街で生きて行くという覚悟に根差したものです。
その上で、ブログで書くことではないのかも知れませんが、
実は直接的な利益もございました。
私は市議ですから、市民に対しての公益を考える立場です。
自治三割という言葉がありますが、7割は国・県の補助金なのです。
カンの良い方は、だいたい話は見えてきたと思いますが、「国会議員や県議とコネクションを持つ」ことは、予算で考えた際に極めて有利です。
保守活動を通じて得た人脈は、単に保守のみならず、市民の公益に資するべく様々な事業の側面支援の形で役立たせて頂いたつもりです。
本来、このBlogを始めた背景には、全国を飛び回るにあたっての「名刺」の側面があったのです。
(結果的に規模が大きくなりすぎ、議員ブロガーでは全国トップを一年にわたって維持。役割も少し変わった感はございます。)
行橋市の中にだけいても、独自財源の弱い行橋では「やれることに限りがある」と感じたのです。
少ないパイを、先輩議員らと奪い合って、何もかもなくなるよりは。
外から引っ張って来て、むしろ「増やせる人間」になるべきだと思いました。
いえ、違いますね。
新人市議には、議会の中の綱引きを行うだけの政治力がなかった、というのが本当のところです。
10年後の未来が決して明るくない中、数字の読める者として「外の可能性に賭ける」ことが、市民のために働く唯一の活路だったのです。
大きな賭けでした。
本当は自信もなかったし、どうにかなるという確証なんてありませんでした。
空振りに終わる可能性もあったり、別の意味で危険も伴いました。
結果的に、その賭けには勝つことができたと思います。
賭けたのは、政治生命、そして命です。
うまく行った成功事例とできれば、横展開できるのも地方議会の強み。
だから地方に力を入れるべきだと私は考えています。
眠れぬ夜を越えて、
恐怖を抑えて立ち向かった日を越えて、
なんとか一期4年、16回の定例会を本日、すべて終えました。
16回の議会に対し、14回の一般質問を行いました。
2回は先輩議員たちの質問を集中して聴き、勉強に注力しました。
政党に所属する議員を除き、これは最多の質問回数です。
任期は(少し記憶があやふやですが)4月22日まで。
改選は、4月3日告示、4月10日、投開票です。
議員活動は徹底的にやってきましたが、どれほど真面目にやってきたか、市民の目にどう映っているかはその際に明らかになることでしょう。
人事を尽くして天命を待つ。
尽くしきれていない人事を尽くすべく、後援会活動を頑張ってまいります。
一歩、前に出る勇気。
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最後に。
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記事を書くたび、こちらでも投下します。
FB個人アカウントは5000名の上限となってしまいました。実際の知人、議員の方のみの承認とさせて頂きます。
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今期、最後の本会議(一期四年、16回目の本会議) 本日3月23日は、平成28年度3月定例会の最終日でした。 議会は3ヶ月に一回、年に4回の定例会があります。4年前の6月定例会にて初議会、今日の本会議の閉
小坪先生、今期、最後の本会議(一期四年、16回目の本会議)を無事にお勤めになられ、お疲れ様でございました。
閑話休題・・・・
にしても・・・
>16回の議会に対し、14回の一般質問を行いました。
>2回は先輩議員たちの質問を集中して聴き、勉強に注力しました。
>政党に所属する議員を除き、これは最多の質問回数です。
一言、すごいとおもいます。質問するにあたり、どれだけ、事前の勉強(資料集めも含めて)が必要かということもあわせて、最多の質問回数というのもすごいです。
>任期は(少し記憶があやふやですが)4月22日まで。
>改選は、4月3日告示、4月10日、投開票です。
実をいうと私は神奈川県の某政令市の住民ですが、自分が居住している市会議員の名前も、そして、どのような活動をされているのかもよくわかっていません。
その意味でも、小坪先生が市会議員やられている行橋市にお住まいの方々はしあわせだなぁ・・とふと思ってしまいました。
ともあれ、選挙の投開票のあと、小坪先生の笑顔がまた見たいです。がんばってください。
二期目のご当選をお祈り申し上げます。
今、心配していますのが、当選するのに充分な得票数を得ても、開票作業において何らかの工作が行われてしまい、「次回のご当選をお祈り申し上げます。」と言わなければならなくなるのではないかという事です。開票作業に立会い要員は充分配置してくださいませ。
お疲れ様です。
郷土行橋市を離れ半世紀になります。
よって市の内状も知りませんでした。
こうして議員がブログで紹介くださることにより行橋市の現実が見えて少々驚いています。
どこの自治体でも似たようなことが現実としてあるのでしょう、勿論その中で一生懸命活動されている議員さん、沢山おいでです。
市民に甘い人参をぶら提げ、現実はオブラートで包み自分の保身の為、良い顔をしている議員がいますが、それは結果、市民の首をしめていることになります。
多分、今の日本、地方自治体において、殆んどがこういう議員のように思えます。
そんな中、議員は、おかしいものはおかしい、ならぬものはならぬ、敵を作ってでもはっきり物を言い鼓舞奮闘し、行橋市、そして市民を守ることを実践しておられます。
何も郷土の議員だからと言って持ち上げているのではありません。
事実を言ってるだけです。
もし、これが他市の議員であっても同じ事を言います。
議員のポスターにあるように、日本が好き、行橋が好き、とあります。
要は、好きというのはその存在を守るという事に他なりません。
今、本当に国、地方自治体に求められている議員はこういう方達ではないでしょうか。
そのように強く思います。
また、行橋市の議場に国旗が無かったというのに唖然としました。
議員の努力により国旗が掲揚、写真をみても身が引き締まる思いです。
それにしても今まで一体どこの国のどこの自治体だったのでしょうね。
国旗が無いことが当たり前だったのですね。
空恐ろしい物を感じました。
お身体御自愛くださり、頑張って下さい。
お疲れ様でした。来期もがんばってくださいね。
FBのシェア致しました。
先ずは、最後の本会議、
…そして、
任期の期間の活動、お疲れ様で御座いました。
期間中は、見えないところにも
大変な気苦労・体力を使い、活動されてたと思います。
…でもね、小坪先生、
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先生には、これからも、
もっともっと、
「気苦労・体力・知性を苦心して」活動して頂きたい!!
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…私は、この様に思っておりますよ。
その活動・行動が、
地元の地域・国が、活性化して、
住民・国民の方々への「喜び・勇気・活力」へ、
必ず成って行くでしょう。
4月からの選挙、
是非、頑張って下さいませ!