新総裁はイバラの道、もはや罰ゲーム。私は「誰になれども支える」以外にない。自民党壊滅まで後3年の覚悟。

ブログ

 

 

↓読み進む前に、クリック支援お願いします。↓
↓記事が気に入ったらFBのイイネ・ツイート等もお願いします。↓

 にほんブログ村 政治ブログへ
バナーが表示されない方は、こちらをクリック願いします。(同じものです。)

不定期発信にはなりますが、チャンネル登録をお願いします。

 

 

私は、現総理である石破総裁に”複雑”な感情を持つ。その複雑には、様々な意味を込めているのだけれど、いわゆるネット保守の思いとは個人的には異なる重さだと自覚している。執着に近いものを私も持っていたように思う、マイナスの意味で。かつて安倍内閣を支えたいと願う私の思い、振り返れば(特に尊敬していた中川財務大臣がおられた)麻生内閣に対し、相当な振る舞いをされた。当時から活動している者には、当時からの感情がまとわりついてしまう。

・・・それは、よくないことだと思う。分かってはいるが、執着はある。
恐らくは誰にもあるし、私以外の政治家にもあるのだろう。昨今、ネットで政治に興味をもった方とはまた異なる深さの思いがある。議員会館にも、です。

このたび、こういう形で新総裁をお迎えする日となり、
心の中では「やったぜ」と喝采を挙げるものだと私は思っていたのだけれど、どこか釈然としない気持ちもある。果たして、引き摺り下ろしてしまってよかったのだろうか等。なぜなら、私どもが執着していた、かつての(安倍内閣や麻生内閣における)石破氏の、私が好きではなかった部分と似ている部分を感じてしまったからです。

かつての石破氏に私が嫌悪感を覚えた「執着」と、似たものが私の中にあるように思えて悔しかった。必死に絞り出した、最低限の礼節としての「お疲れ様でした」でありますけれど、本日、新たに総裁をお迎えすることになる。その執着があればこそ、スカッとするのか思っていた。

晴れがましい気持ちで、新総裁が決まる姿を見るのかと思えば、
なんだろう、それはそれで複雑な気持ち。
同じ思いの政治家もいるのではないだろうか、「懲らしめてやったぞ」みたいな、スカッとした気持ちにはなるまい。私は、そうは思えなかった。

理由はいくつかある。
それは、これからの総裁は相当に険しい道だということ。
衆議院・参議院の両院で過半数を喪失し、もはや政権与党としての意思決定のみでは国会を通過させることは難しい。舵取りは大変に難航を極める。もはや罰ゲームではないかと思うほどに。

そのなかでは連立の協議も出てくるだろう、閣外協力という話になるかもしれない。
なにごとにも対価は必要で、交換条件は出てくる。保守と反駁するバーターを示される日だって出てくるだろう。蹴り飛ばしてしまえ!と言うかもしれないが(私もそう思うが)その際には、その方は総理としての生命を断たれることになる。

時期もある意味では決まっている。
ちらほらと言い始めるはずだ、全員が。あと三年、と。
自民党壊滅まで、あと三年だ、と。

三年後には参議院選挙がある。次なる改選は、安倍元総理が命を奪われた際の改選であり、弔い合戦の覚悟ももって「議席数が大きく出ていた」選挙結果が改選となる。いまでさえ参院は過半数が欠けているのだけども、それが致命的な差になるであろう選挙が三年後。

その間には少なくとも一回は衆院選解散があり、統一地方選がある。
いずれも勝たねばならぬ選挙であるけれど、なかなかに難しいハードルだ。はっきりと「無理だよ、それは」と言ってしまえれば楽なのだど、それを許さぬ立場ゆえこの表現でご容赦願いたい。

今回の総裁選は、「新社長」や「栄えある代表取締役」を決める選挙ではなかった。
ある意味では破産管財人の選出という側面があり、総裁としての舵取りは難航すると確定している。

末尾になるけれども、三年後の参院大敗をもって、我が国が二院制である以上は「国家としての決定権を喪失」するだろう。意味はお分かりだろうか、自民党がとか公明党がではなく、敢えて述べさせて頂くけれども自由民主党が吹き飛ぼうとも、何がしかの勢力が衆参両院の過半数を保持しておかれば、「決定権がない」という仕組みに我が国の国家制度はある。

仮に台湾有事であれ、過去において予想すらされなかったウクライナであれ、突発的な事象が我が国を襲う危険性は否定できない。政情が混乱している状況では可能性は跳ね上がる。つまりは、国内において民間人から多数の戦死者が出るような事態だって覚悟せねばならぬ。そのたびに総理のクビはすげ変わり続けるだろう。何度でもクビを刎ねる、何度も何度も。まるで金太郎飴のように。その連続での金太郎飴クビチョンパ内閣が、三年後の参院選敗退以降に訪れることになろう。

それを防ぐため、「あと三年」というデッドラインを意識する日が来る。
どうせ論客たちはたいした情報はもっていないわけで、雨後の筍のように「自民党はあと三年」と言い始めるに違いない。だってビューが稼げるから。

これは単に現実に対する受止めなのだけど、政治家たちも三年というデッドラインを遠からず意識しはじめる。もしくは、せざるを得なくなる。統一地方選が壊滅すれば、地方組織も壊滅する。党員の維持や名簿も管理にも、さらに支障をきたすようになろう。

その、残されたわずかな三年。正確には二年半。
この砂時計がさらさらと音を立てて動き始めた本日、新総裁についてはどなたであれ私は支えたいと覚悟する。もはや好き嫌いの次元ではない、このままでは沈むな、という危機感をもって。党が沈むではなく、国家が沈みかねない事態なのだと噛み締めて。

どなたが就任されるかまだわかりませんが、「おめでとうございます!」よりは「よろしくお願いいたします。」で始めたいし、内心を吐露すれば(どなたであれ)(だ、だ、だいじょうぶだろうか)とハラハラ見つめたいと思う。

さて。
僅か三年で党勢を回復できるのだろうか、
土台無理だとは思っちゃいるが、それでもやらねばならぬこと。

 

民主党政権において衆議院または参議院が過半数に届かない状態を経験したのは、我が国は3年少々の期間に過ぎません。今回の状況だと、国家として舵が効かない期間は10年以上のスパンで覚悟しています。そうなった場合のダメージの深刻さについては、私は見積もることはできない。

 

(総裁選挙が決定する前に書いた記事です。)

 

 

 

一歩、前に出る勇気。
↓応援クリックお願いします。↓

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
にほんブログ村

バナーが表示されない方は、こちらをクリック願いします。(同じものです。)

【支援要請】戦うための、武器をください。

 

不定期発信にはなりますが、チャンネル登録をお願いします。

 

 

ウイグル応援グッズ

 

コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)

タイトルとURLをコピーしました