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私は、現総理である石破総裁に”複雑”な感情を持つ。その複雑には、様々な意味を込めているのだけれど、いわゆるネット保守の思いとは個人的には異なる重さだと自覚している。執着に近いものを私も持っていたように思う、マイナスの意味で。かつて安倍内閣を支えたいと願う私の思い、振り返れば(特に尊敬していた中川財務大臣がおられた)麻生内閣に対し、相当な振る舞いをされた。当時から活動している者には、当時からの感情がまとわりついてしまう。
・・・それは、よくないことだと思う。分かってはいるが、執着はある。
恐らくは誰にもあるし、私以外の政治家にもあるのだろう。昨今、ネットで政治に興味をもった方とはまた異なる深さの思いがある。議員会館にも、です。
このたび、こういう形で新総裁をお迎えする日となり、
心の中では「やったぜ」と喝采を挙げるものだと私は思っていたのだけれど、どこか釈然としない気持ちもある。果たして、引き摺り下ろしてしまってよかったのだろうか等。なぜなら、私どもが執着していた、かつての(安倍内閣や麻生内閣における)石破氏の、私が好きではなかった部分と似ている部分を感じてしまったからです。
かつての石破氏に私が嫌悪感を覚えた「執着」と、似たものが私の中にあるように思えて悔しかった。必死に絞り出した、最低限の礼節としての「お疲れ様でした」でありますけれど、本日、新たに総裁をお迎えすることになる。その執着があればこそ、スカッとするのか思っていた。
晴れがましい気持ちで、新総裁が決まる姿を見るのかと思えば、
なんだろう、それはそれで複雑な気持ち。
同じ思いの政治家もいるのではないだろうか、「懲らしめてやったぞ」みたいな、スカッとした気持ちにはなるまい。私は、そうは思えなかった。
理由はいくつかある。
それは、これからの総裁は相当に険しい道だということ。
衆議院・参議院の両院で過半数を喪失し、もはや政権与党としての意思決定のみでは国会を通過させることは難しい。舵取りは大変に難航を極める。もはや罰ゲームではないかと思うほどに。
そのなかでは連立の協議も出てくるだろう、閣外協力という話になるかもしれない。
なにごとにも対価は必要で、交換条件は出てくる。保守と反駁するバーターを示される日だって出てくるだろう。蹴り飛ばしてしまえ!と言うかもしれないが(私もそう思うが)その際には、その方は総理としての生命を断たれることになる。
時期もある意味では決まっている。
ちらほらと言い始めるはずだ、全員が。あと三年、と。
自民党壊滅まで、あと三年だ、と。
三年後には参議院選挙がある。次なる改選は、安倍元総理が命を奪われた際の改選であり、弔い合戦の覚悟ももって「議席数が大きく出ていた」選挙結果が改選となる。いまでさえ参院は過半数が欠けているのだけども、それが致命的な差になるであろう選挙が三年後。
その間には少なくとも一回は衆院選解散があり、統一地方選がある。
いずれも勝たねばならぬ選挙であるけれど、なかなかに難しいハードルだ。はっきりと「無理だよ、それは」と言ってしまえれば楽なのだど、それを許さぬ立場ゆえこの表現でご容赦願いたい。
今回の総裁選は、「新社長」や「栄えある代表取締役」を決める選挙ではなかった。
ある意味では破産管財人の選出という側面があり、総裁としての舵取りは難航すると確定している。
末尾になるけれども、三年後の参院大敗をもって、我が国が二院制である以上は「国家としての決定権を喪失」するだろう。意味はお分かりだろうか、自民党がとか公明党がではなく、敢えて述べさせて頂くけれども自由民主党が吹き飛ぼうとも、何がしかの勢力が衆参両院の過半数を保持しておかれば、「決定権がない」という仕組みに我が国の国家制度はある。
仮に台湾有事であれ、過去において予想すらされなかったウクライナであれ、突発的な事象が我が国を襲う危険性は否定できない。政情が混乱している状況では可能性は跳ね上がる。つまりは、国内において民間人から多数の戦死者が出るような事態だって覚悟せねばならぬ。そのたびに総理のクビはすげ変わり続けるだろう。何度でもクビを刎ねる、何度も何度も。まるで金太郎飴のように。その連続での金太郎飴クビチョンパ内閣が、三年後の参院選敗退以降に訪れることになろう。
それを防ぐため、「あと三年」というデッドラインを意識する日が来る。
どうせ論客たちはたいした情報はもっていないわけで、雨後の筍のように「自民党はあと三年」と言い始めるに違いない。だってビューが稼げるから。
これは単に現実に対する受止めなのだけど、政治家たちも三年というデッドラインを遠からず意識しはじめる。もしくは、せざるを得なくなる。統一地方選が壊滅すれば、地方組織も壊滅する。党員の維持や名簿も管理にも、さらに支障をきたすようになろう。
その、残されたわずかな三年。正確には二年半。
この砂時計がさらさらと音を立てて動き始めた本日、新総裁についてはどなたであれ私は支えたいと覚悟する。もはや好き嫌いの次元ではない、このままでは沈むな、という危機感をもって。党が沈むではなく、国家が沈みかねない事態なのだと噛み締めて。
どなたが就任されるかまだわかりませんが、「おめでとうございます!」よりは「よろしくお願いいたします。」で始めたいし、内心を吐露すれば(どなたであれ)(だ、だ、だいじょうぶだろうか)とハラハラ見つめたいと思う。
さて。
僅か三年で党勢を回復できるのだろうか、
土台無理だとは思っちゃいるが、それでもやらねばならぬこと。
民主党政権において衆議院または参議院が過半数に届かない状態を経験したのは、我が国は3年少々の期間に過ぎません。今回の状況だと、国家として舵が効かない期間は10年以上のスパンで覚悟しています。そうなった場合のダメージの深刻さについては、私は見積もることはできない。
(総裁選挙が決定する前に書いた記事です。)
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コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)
ゝ相当に険しい道…だから進次郎じゃ無理だったんですよ。やっとですね。転げ落ちて行くの平然と見てたあの二人を経て、やっとです。息絶え絶えになってしまってた日本は激しいほどの、迸るほどの愛国の強い精神がないと廃るばかりになってました。
まだ様子を見ながら状態でしょうけど、これで少しは参政党に流れた票も戻って来るかも知れませんね。高市さんを支える為に岸田以降離れていたけど、また自民党議員に投票しようと思います。
自分は高市先生が総裁になったとて、無条件で自民党議員に投票しようとは思いません。少なくとも1年前に石破に投票し、今回もステマやリンに票を入れた議員には詰腹を切って頂きます。
今の自民党は、かつての民主党と同じ、左右ごった煮の、しかもサヨク寄りの政党だと見做しておりますので、少し右に戻す手伝いをせねば、と思っております
そうです。安倍さんが居なくなった後、まざまざと自民党の正体見せつけられたのでホント自民党はもういらないと思いました。しかし高市さんがやろうとしている事を実現化する為には議員数も増やすしかないでしょう。そういう意味です。自分の議席失うかも知れないのに進次郎に投票した145人はホントバカだと思いました。まだ醒めてないとか信じられない。まぁ政策ごとに参政党と組むらしいので参政党議員増やしてもいいんですけどね。
高市早苗新総裁誕生で…自民党は「下げ止まり」は、するでしょう。
参政党や国民民主党への流出も弱くなるでしょう。
「岸田→石破で、自民党は左傾化しすぎたから…高市を選んで元に復原させる」ことで、まずは転覆を防いだ。
転覆したくなければ「石破を引き摺り下ろす」ことは「最低限やらねばならぬ、必須のこと」です。
決選投票で「国会議員票ですら高市が上回った」のは…「参議院選挙で非常に痛い目を見て、そのことを国会議員も理解した」ということの表れでしょう。
今の自民党は「豊田章男社長誕生時のトヨタ」に近い状況ですね。
ただ…保守派としては「高市早苗という切り札を今回切ってしまった」わけで…ここでコケると後が無い…
ただ…野党が「ほぼ全て減税派」ですし「国民民主党や参政党」といった「比較的高市の考えに近い野党もいる」からなんとかなりそう。
「日本の尊厳と国益を護る会」あたりとうまく連携して、まずは経済を良くすることで地道に支持率を回復させていけば良い。
あとは…小泉-維新緊密連携路線では無いことで「自民党の大阪選挙区を見捨てること」を防げることも良かった。
あと…政局としては「麻生太郎の発言力」が「爆上げ」しましたね。これは今後無視できない要素となるでしょうね。
取り敢えず「首の皮一枚で助かった」…このまま[極左に乗っ取られたジミントウ]で衰亡の危機は押し留めた…
後は高市早苗新総裁→女性初の総理大臣(鐡の女ならず鋼の女、それも高張力鋼の女)になって頂き、我々日本第一派共々スクラムを組んで、我國を立て直しましょう。
小坪市議、遅ればせながらお久しぶりです。
昨日は中川昭一の命日。中川酒の輝く功績と日本への正義の強い想いは小坪市議ブログから初めて教えてもらった。
(全く知らなったから驚愕したんだ。未だに知らない人は多いと思う)
私はジェンダーは気にしませんが米国より先に女性宰相が出るかもしれず、また、男性特有のスキャンダルも起こしにくく、世界を見ると案外受け入れられて大丈夫な気がしてます。BBCが一番に速報打ってた様ですが、サッチャーを尊敬してると書かれてましたね。
国内もですが国際的に見捨てられなくて済みそうで良かったです。
小坪さんも色々絡まれてたみたいでお疲れ様でした。
壊滅・・・と言う言葉はセンセーションですが、3年と言う期限。
石破政権が発足時に衆参で2/3占めていたのに、1年足らずで両院とも過半数割れに陥ったことを考えると、トップが無能ではこうなることは結果が証明しています。総裁選の結果によっては3年どころか1年で壊滅した可能性もあります。
ある意味今回の結果で、私も含めて「自民党を見限れなかった」層がかなりいると思います。そういう意味で、日本の政治にとって本当に良かったかはこれからの新総裁及びその新内閣のメンバー次第かと思われます。
ただ、いずれにせよ選ばれた以上全力で応援すべきだと思います。少なくても「現総裁よりはマシ」なので。
個人的にはどの党と連立を組むか(実際維新一択でしょうが)、どの大臣ポストを提供するか。それに絡んだ衆議院の解散はあるか。ここら辺が政局を握るカギかと。
お忙しいとは思いますが、今回ばかりは追記として新総裁が決まった後の一言が欲しかった気がしますね。
何やらこのブログの立ち位置を誤解されている方もおられるようですし…
https://www.sankei.com/article/20251003-ZGNFMUGB3BOHFMAJMLYSU7YOZI/
平デジタル相、麻生太郎氏は「以前ほど影響力ない」 自身は小泉氏支持表明(産経新聞2025/10/3 18:34)
「党内融和を乱し、他陣営を攻撃する発言は良くないよね」っていうのの代表格は…↑こういうのを指すのでしょう。
ネットの有象無象なんかと違って、「閣僚の発言」ですからねぇ…
わざわざ他陣営にケンカ売るような発言するなんて…やっぱり「小泉陣営の驕り」…ですかねぇ…
それにしても、今回の総裁選の一番の成果は「自民党員の意志」と「実際に選ばれた総裁」の捻じれが解消されたことでしょう。そのために「フルスペック」にしたわけですから。
そういう意味で「麻生太郎」は、いわばまさに本質を突いたよね。(決戦投票では、党員が選んだ人間で、まとまれ)
今回、「自民党員の意志がストレートに反映された総裁が誕生した」。
そういう意味で今回の総裁選は「成功」だったと評価します。
総裁選が実施されて、本当に良かった。有権者の方を向いて政治していれば自然とこういう評価になるはず。
少なくとも、自民党支持者は…石破政権時と違って、素直に自民党に投票しやすくなるでしょう。
高市新総裁おめでとうございます
個人的には自民党の派閥を公の形で再開していただきたい思いです!
自民党内にも左傾化の議員が沢山います、私は基本自民党支持ですがどの派閥に属しているかで、その議員を支持するかしないかを決めています!
今のような見た目無形化した派閥政治では、支持してよい議員の区別できません!
自民党である小坪さんからすれば、選挙では自民党に投票をと言う事なるのでしょうが、私は石破、岸田に近い議員には投票したくありません!
弱小政党の議員数より多い自民党の派閥です、自民党のような巨大政党のおいて派閥は重要な政策立案の為の組織になるのではないでしょうか?
糞マスコミの派閥叩きに負けず、組織内のマイナスの仕組みの部分を取り除き、派閥というものの重要性を世間に広め再開して頂きたいと思います!
「新総裁はイバラの道、もはや罰ゲーム。私は、誰になれども支える以外にない・・・」
高市総裁の誕生で、小坪市議も胆力を込められる状況が生まれたかと。
新自由側に汚染されている、オールドメディアの高市下げが速攻で始まるのでしょうが、亡き安倍さんが築いたトラさんとの関係から、米国からの親中議員への風当たりは如何にでしょうか?
日本の浄化に、麻生大将と安倍昭恵さんの存在も計り知れないことかと。
総裁の結果は、ニュースで知りました。
さすが、利権としがらみに固まった、自民党国会議員が約半数いらしたと。
国民の声を身近に聞く地方の議員は、党員の声と共に冷静な判断が出来たかと思います。
イバラの道では有りますが、保守系の野党議員が増えている事で、オールドメディアの下げ報道に負けずに、舵取りが上手く出来れば、新しい時代に向けた政治が始まるのかも知れません。
この一年間で、振り子が負側に目一杯振れた状態から、正側に向けて一気に振り戻すことが叶えば・・・
.
とにかく、一つひとつ結果を出すことで、周囲の雑音を黙らせるしかありませんね。
あと、ワークライフバランスをかなぐり捨てて職務に邁進する心意気は頼もしいですが、頑張りすぎて体調を崩したり、疲労の蓄積で適切な判断や指示ができなくなったりしないよう願うばかりです。
私は、自民党員ではありません。今回の候補の中では、高市氏が良いと思っていました。
安倍氏が亡くなり、政治資金問題が発覚して以降、岸田氏は、権力への執着を隠さなくなったと感じており、辟易していました。「それでも成果を出してくれれば」とは思いましたが、LGBTや統一協会など、的外れでおかしなものばかり。小泉氏や林氏に決まっていたら、その流れが続くものかと暗澹たる気持ちでしたが、一旦それは断ち切られ、「自民の先生方にも良識が残っていた」とまずは安堵しています。
もちろん、高市氏だからといって、無条件かつ盲目的に信仰するつもりはありません。賛同できる時は応援しますし、おかしいと感じた場合は批判する。原作は是々非々。そうありたいと、思っています。
↑の最後から2文目、「原則は」とすべきところ、ミスでした。失礼しました。
それはそうと。
岸田内閣を「情弱、お公家集団」と評した方がいましたが。そういう方を崇拝するうち、小坪氏の分析力も、すっかりそれにならい、鈍ってしまわれたのではないでしょうか。
以前、BLACKさんが「岸田内閣の頃からいろいろおかしくなった」的にコメントされたと記憶していますが、私もほぼ同意見でした。