当市において、市長から個人情報が流出したとして議会から指摘を受けています。その影響もあり、当市では3月議会において当初予算が否決されました。年間予算そのものの単純否決の影響は凄まじく、原理原則上は生活保護から学校や公民館の電気まで消えるというものです。市側は骨格予算を早期に編成して事なきを得ましたが、日程的にもギリギリであわやという状況にまで突入しました。
背景には、現市長である工藤氏が、市議時代より「職員採用において不正がある」と指摘してたことに端を発します。その結果、工藤市議は市長選に出馬し当選したわけですが、【捜査協力】として警察に受験者のデータを渡したというのです。合格者のみならず受験者全体の個人情報を警察に渡すとなれば、それは悪い意味でのインパクトもあることで、自身のワガママのようにも感じられます。
当該の、個人情報流出の件については、職員宅にメディアが押し掛けるなどの事態に発展しました。警察以外にもマスコミにまで職員の情報が漏えいしていたことは私も問題だと考えます。これに対し、工藤市長は(職員採用試験の不正追及も根底に置きつつ)刑事訴訟法を盾に議会と対立していた構図です。市長選においては共産党も工藤候補を応援しておりましたが、本件については一転し日本共産党も工藤市長を責め立てていました。
事態は急展開を見せます。令和2年度職員採用試験において当市幹部職員から2次試験の集団討論課題の内容が受験者に漏洩し、地方公務員法違反(地方公務員法第18条の3)により書類送検され、のち行橋簡易裁判所より略式命令が出されました。つまり、なんと本当に「職員採用試験の不正」はあり、警察から元・幹部職員が書類送検され、かつ司法判断も下されてしまった。
本日、6月議会の初日。行橋市議会は、行橋市長に対し告発を行いました。
「議案46号 記録の提出拒否に対する告発について」および「議案47号 虚偽の陳述に対する告発について」です。私は、虚偽の陳述と断定することについては、名誉毀損の観点からも議会手続き上、相応しくないとして反対討論を行いました。議案46号については、すでに元・幹部職員が書類送検された時点で市長側にも一定の正統性が認められると推察することに触れた上で、外部に提供した資料を議会に提供しないことは二元代表制の観点から問題があるため賛成討論を行いました。
これらの二つの議案の採決が終わったのち、『信頼回復のため職員採用試験の制度改善を求める決議 (案)』のため動議を行いました。根回し不足もあり、賛同者が足りず動議は不発に。告発の件で議会はピリピリしており、あまりオープンで動きにくかったことも背景にあります。本来であれば市民に対しての信頼回復を議会が求めることが求めれるはずであり、「ダマテンで打っても、五分五分で行ける」と勝負をかけたのでありますが、結論的に言えば、行橋市議会は、すでに事実となっている職員採用試験の問題については意思表示をすることができませんでした。
では、全ての議案のデータを公開いたします。
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議案第46号 記録の提出拒否に対する告発について
以下、データおよび本文を公開します。
地方自治法第100条第9項の規定により、以下のように告発する。
1 告発人及び被告発人
(1)告発人
行橋市議会議長 小原 義和
(2)被告発人
行橋市長 工藤 政宏
2 告発の趣旨
被告発人の次項の事実は、地方自治法第100条第3項に該当すると認められ
るので、同条第9項の規定により告発する。
3 告発の事実
被告発人は、本市議会から、地方自治法第100条第1項に基づき、令和5年2月22日を期限として、記録を提出するよう請求を受けながら、正当とは認められない理由を示し、提出しなかったものである。
4 告発に至った経緯
本市議会では、令和元年度、2年度、3年度の職員採用試験に関する行政情報について捜査機関及び報道機関に対して情報提供があったのか否か、また、情報提供の事実が確認された場合、手続きが適切なものであったのかどうか、それらの事実関係を調査することを目的として、令和4年12月23日に職員採用試験における行政情報の取り扱いに関する調査特別委員会を設置した。調査の結果、令和4年10月9日に警察官2名が来庁し、採用情報に関する資料の提供をしたことが証言により明らかとなったため、本市議会は地方自治法第100条第1項の規定により、令和5年2月8日を期限として、行橋市に対して「令和4年10月9日(日)に来庁した警察官2名に提供した資料の一覧」の提出を求めたところ、行橋市からは「所管において不存在」という理由を示し、提出をしなかった。
被告発人が持っているとの証言があったため、改めて被告発人に対し、令和5年2月22日を期限として「令和4年10月9日(日)捜査機関の行橋市役所来庁時に市が任意で提供した資料の一覧及び市から領置した際の書類(押収品目録の記載のある領置調書等)」の提出を求めたところ、被告発人からは「捜査権の行使に著しい支障を及ぼすおそれがあり、また、個人情報保護の観点に照らし、提出は差し控えさせて頂きます。」と回答があり、提出をしなかった。その後、令和5年3月9日に行った証人喚問の中で被告発人から
目録を出す方向性で考えているとの証言があったが、令和5年4月14日に開催した委員会の中で被告発人から刑事訴訟法第47条を理由に提出を拒否した。被告発人が示した記録の不提出の理由は、いずれも正当なものとは認められないことから、地方自治法第100条第9項の規定により告発を行うものである。
以下の理由で、賛成の立場から討論を行いました。
まだ体調面が厳しく、事前に討論原稿を用意することができなかったため、原稿レスで討論に臨みました。そのため討論を行った要旨とさせて頂きます。
動画が既に公開されておりますので、正確な文言についてはそちらをご覧ください。下記は、私の考えを補足しながら述べるものです。
まずもって、工藤市長が市議時代から指摘してきた、本件の背景とも言える「職員採用試験の不正」については当時の元・幹部職員が書類送検され、かつ略式命令という形で司法判断も下っていることから、ある意味では一つの勝負がついた話だと考えております。その観点から言えば、この告発に賛同することには些かの迷いもございます。
なぜならば、捜査協力および刑事訴訟法を論拠とした工藤市長の論説にも一定の正統性は付与されているのであり、本当の問題は職員採用試験の信頼回復にあるためです。
そのうえで「記録の提出拒否」という点については、すでに相手が警察という異なる行政機関であるにせよ、外部に提供済みの資料について、市長が議会側に提示しないことについては私は問題だと考えます。市長と市議会は二元代表制であり、議会に情報を提示しその判断を仰ぐというのが視聴に求められる姿勢であります。
個人的には地方自治法における二元代表制と、刑事訴訟法を軸とする警察への捜査協力の二者において何れが上位であるかは判断がつかないのでありますが、市議として市議会に立つ以上は、二元代表制に根差す紳士協定を順守せよというのが私の考えであり、市長に一定の正統性があるにせよ、ゆえに告発という手段に迷いがあるとは言え、「記録の提出拒否」という一点において本議案について賛成するものです。
議案46号については、賛成多数(賛成12:反対4)となりました。
反対した議員は、二保議員、藤木議員、瓦川議員、田中次子議員です。
議案第47号 虚偽の陳述に対する告発について
以下、データおよび本文を公開します。
地方自治法第100条第9項の規定により、以下のように告発する。
1 告発人及び被告発人
(1)告発人
行橋市議会議長 小原 義和
(2)被告発人
行橋市長 工藤 政宏
2 告発の趣旨
被告発人の次項の事実は、地方自治法第100条第7項に該当すると認められるので、同条第9項の規定により告発する。
3 告発の事実
被告発人は、職員採用試験における行政情報の取り扱いに関する調査をするため、地方自治法第100条第1項に基づき令和5年3月9日に証人として出頭して証言するよう請求を受け、宣誓を行いながら、同日、同市議会第2委員会室において、虚偽の陳述を行った。
4 告発に至った経緯
本市議会では、令和元年度、2年度、3年度の職員採用試験に関する行政情報について捜査機関及び報道機関に対して情報提供があったのか否か、また、情報提供の事実が確認された場合、手続きが適切なものであったのかどうか、それらの事実関係を調査することを目的として、令和4年12月23日に職員採用試験における行政情報の取り扱いに関する調査特別委員会を設置した。調査の中で、令和5年1月5日に被告発人は職員を集めて、情報共有を図ったことが判明した。
その場にいた5名の職員は令和4年10月9日より前に被告発人が「関係ファイル一式を提供したと言った」と証言しているが、被告発人は「ファイルそのものは、提供していません。」「実際に先ほどホームページ上のと言いましたけども、警察に確かにそういう資料を渡したというところはありますけども、先ほどドッチファイルとおっしゃいましたが、実際にそういうものを渡したとか、細かい内容でこういうものを渡したということを、私は職員に言っていません。」と証言しており、証言に食い違いがあった。被告発人からの一方的な説明であれば聞き間違いの可能性はあるが、職員から提供した資料の詳細について質問をし、その
回答として被告発人からファイル一式を提供したと報告があったと出席した5人の職員全員から証言があったことから、職員は真実を述べており、被告発人は虚偽の証言を述べていると判断し、地方自治法第100条第9項の規定により告発を行うものである。
以下の理由で、反対の立場から討論を行いました。
まだ体調面が厳しく、事前に討論原稿を用意することができなかったため、原稿レスで討論に臨みました。そのため討論を行った要旨とさせて頂きます。
動画が既に公開されておりますので、正確な文言についてはそちらをご覧ください。下記は、私の考えを補足しながら述べるものです。
標題にもある「虚偽の陳述」という言葉について、名誉毀損の観点から反対の立場で討論いたします。
私は、かつて爆破予告を受けた際にヘイトであると決議され、警察の捜査前であったにも関わらず犯人の犯行動機まで断定的に示されたのですが、のち裁判を行い「真実性」について明確に否定された判事を得ております。つまり行橋市議会は、事実でない決議を行い名誉毀損の訴訟になったことがある。度重なる名誉回復処置を求めるも市議会はこれを放置しております。
名誉毀損の構成要件、そして違法性阻却について述べます。
公益性については市長・市議会のことですから議論の余地はないとして、真実性については如何なものか。「虚偽の陳述であった」という事実を認定する権能を、市議会は持っておりません。それは三権分立でいうところの司法権が有するものであり、虚偽であるか否かの判断をすることはできない。
また真実相当性についてでありますが、つまり真実に足ると信じるにたる正当とされるだけの根拠があるのかという点には、私は確証が持てません。
これら、結果として裁判の真似事のように他者を裁くために議会手続きは存在しているわけではなく、そもそも虚偽であるか否かを明言した本議案については、議会で取り扱うことが不適切という観点から反対いたします。
議案第47号については採決の結果、賛成11:反対5で賛成多数となりました。
反対した議員は、二保議員、小坪議員、藤木議員、瓦川議員、田中次子議員です。
ストレートに言いますと、爆破予告の名誉回復処置について、何度も何度もお願いをし、かなりの調整を行い、下げるべき頭は下げ、その度に値打ちを付けられ放置されたことについては「強い怒り」をもっておりますし、不信感しかございません。よって、旧・与党について全面的な協力は行わない。これは他市議に対しても明言していることであり、独立独歩でやらせて頂く。
本議案についての討論中には「大量のヤジ」が投げられました。
議事録に残る部分で、私の話が残ることは都合が悪いと感じた方もいるのでしょう。この文面を見て感じたのは、市長側が名誉毀損で訴訟に出ることも可能な書きぶりになっていると私は感じました。
その中で、「真実性・真実相当性」の発言が議事録に残るということは、議会側にとって不利な条件となります。そのことを平場で指摘されつつも強行した形になるためです。
そもそも名誉毀損に関して、裁判を念頭においた発言が議事録に残っていた場合については、「そこまで考えなかった」というロジックを議会側は喪失します。これが名誉毀損の訴訟などに発展するかは分かりませんが、市長サイドが打って出る可能性はゼロではありません。
ちなみにそんなことをすれば、さらに議決は得られなくなるわけで、市政はさなに混乱するでしょう。とは言え、いよいよとなれば打って出る可能性はあるわけで、このあたりは静観したいと考えます。
私は、それが「虚偽であるか否か」を判断するための議決を拒否しました。
車椅子でなければ、採決に値せずとして退席したいところでありましたが、議場の後ろのドアには車椅子では迎えないので、(賛否をとることがおかしいという意味での)退席は手段としてとることができず、反対の議決行動をとりました。
そもそも議会でやることではないと思うのは私だけだろうか。
市民はこの記事を読んでどう思うのだろう。ちなみに行橋市民だけでも、私のBlogは三桁は読んでいるわけで、影響はあると思う。
すでに元幹部職員が書類送検された時点で流れの帰趨は決しており、そもそも市民の公益とは無関係の話だ。
市民が求めるのは、職員採用試験の透明化、早期の是正と信頼回復であると私は考える。
【動議不成立】信頼回復のため職員採用試験の制度改善を求める決議 (案)
私は、市長を告発することよりも、市行政の信頼回復に対して議会の意思表示を行うことが優先であると考えます。
告発うんぬんは、職員採用試験において不正があったか否かが発端であり、これは不正があったわけで、すでに司法の判断も下されています。ならば、議会が行うべきは、制度改善の申入れであると考えます。
これは告発するか否かを軸に動いていた、当市議会に対する私なりのメッセージです。
市民の皆様にもご覧いただきたい。何が市民の公益であるかという、考えの軸を。
令和2年度職員採用試験において当市幹部職員から2次試験の集団討論課題の内容が受験者に漏洩し、地方公務員法違反(地方公務員法第18条の3)により書類送検され、のち行橋簡易裁判所より略式命令が出されました。
市民に与えた衝撃は大きく、行政組織としての信頼が大きく揺らいでしまったことは残念でなりません。ついては、信頼回復に資する採用試験の抜本的な改善を求めます。
以上、決議する。
令和5年6月6日
行 橋 市 議 会
上記の決議案については、いま体力面からも長時間の作業が困難な中、前述の議案に対する賛成・反対討論よりも優先して作成しました。完成原稿として議場に持ち込んでおり、そのあたりの事務にかける意地については、私なりに議員としての誇りがある。
前述の二つの議案、その賛否で議会の空気はビリビリしており、賛同者を求める根回しなどはほとんど行えませんでした。告発の2議案が賛成多数で採決された直後、動議。軽く声がけだけしていたのですが、冗談ととられていた可能性があります。私も冗談のように「動議(笑)でも出してみましょうか、立ってくださいよ?」程度の触れ方。文面も伏せ、タイトルのみ伝えるという方法です。こういうのは極秘でやる。
動議さえ成立しておれば、誰も反対できない文面でしたから議決されたと考えます。もう少し根回しすべきだったのかもしれませんが、今度は情報が洩れるリスクも考えばなりません。結論的には、行橋議会は(不正追及を掲げてきた)市長を告発はしたものの、実際に不正が明るみになったにも関わらず、そちらについては無言を貫く形になってしまいました。正直、かなり不格好な状態だと思います。
本決議案については、そのまま議会事務局に提出し、本会議における決議の手続きに載せました。
あとになって「議長会派から出す」とか、そういう話を私に求めても無駄です。そういういいとこどりみたいな話はやめてください。Blogに名指しで公開します。この決議を、この日に用意したのは私であり、自分たちに都合のいい意味での調整を私に行うのはやめてください。
そんなものは、議場で個々に賛否で明らかにすればいいだけです。賛同者に名を連ねる上で、字句修正の要請があれば協議には応じます。ただし、私が提出者であることは譲らない。議会原則には、一事件一議題の原則があります。この日に用意ができなかった方たちが、上書きして持ってくるような失礼なことはしないと思いますが、すでに複数の賛成者をもって事務局に預けておりますので、そのあたりはご留意ください。
端的に言うと、私を刺激しないでください。
私も面倒な思いをしますので。
こちらの決議は通す必要があるんだ。
市民に対するメッセージもある、しかし、これを通さねば行橋市議会は政局で姿勢を弄んだという批判を免れない。
事実として確定した採用試験の不正についてはほっかむりをし、採用試験の不正追及を掲げた者の手続きの批判しかしていないわけだから。採用試験の不正について、議会が明確な意思表示をしない限りは、単に市長憎しで動いたのだろう?というロジックからは回避ができないからだ。
私はさしたる根回しもせず、ダマテンで動議を用意したけれども、これは本来は市長を追及する議員たちが同時並行で準備しておくべきものだったと思います。それが不存在だったこと、そして本日においては議会の意思票はなされなかったことだけが真実です。
共産党、割れる。
日本共産党として当選した、田中次子議員が、徳永克子議員と異なる採決を行っています。
これら市長からの個人情報流出について、徹底的に指弾する立場であった徳永議員でありますが、当然ながら二つの議案について賛成しています。
しかし、田中次子議員は反対討論を行って反対しました。どうやら喧嘩?というか、何か色々とあったようで、離党うんぬんという噂も耳にしました。本人からは聴いておりませんので又聞きであることは述べておきますが、複数の議員・議会関係者が述べていたので、それなりに不和説は真実なのだろうとは思っておりました。
本日、徳永議員とは異なる議決行動を、敢えての反対討論を行ってまで意思表示したことは驚きました。
私は車椅子席とでもいうのでしょうか、議会において議席変更の手続きをとってもらい、いつもとは異なる席にスロープで(車椅子に)着座していました。
その横を、凄まじい顔をした田中次子議員が通っていったものですから、討論終了後において隣を通った際に、小さな声で「お疲れ様」と言いました。「よく頑張った」と。
ちなみに討論の内容は、私にはよく理解できないもので、ロジック的には賛同するものではありませんが、例えば市長を糾弾するにあたって委員会においては、公開であったり秘密会であったりを駆使し、同調圧力を醸成した疑いなどを指摘していました。その観点は悪くはないと思いますが、傍聴に赴いたことに触れつつも、なぜ同調圧力が存在したのかという明示的な証言がなかったため、これでは感想に過ぎないというのが私の所感です。
とはいえ、その委員会で剛腕を振るっていたであろう人物の一人が徳永議員であることを鑑みれば、田中次子議員の覚悟は相当なものであったでしょう。
【一般質問】議会手続きによる市長イジメと市民の公益について
私の一般質問は、6月14日の二番手。11時頃を予定しています。
要旨は、
① 当初予算と市民の公益。
② 議会を構成する議員は誰の代表なのか。
③ 二元代表制における議会の機能と付与された権利。
④ 今後の市の方針について
足が悪いため、一般質問のヒアリングにおいては、工藤市長に私の元まで赴いて頂きました。そのことについて感謝します。
仲良くしたそうな雰囲気も感じましたが、私は田中市長の旗のもとに戦った人間であり、工藤市長の与党に与することはありません。この一般質問の冒頭も「工藤市長に対峙する立場でありますが」と明確に述べます。
その上で、議会手続きには様々なものが付与されており、中には強権発動みたなものもございますが、なぜ権限が付与されているのかという点を問うものです。市民の公益のため、大義のために付与された権限であり、スイッチがあるからと言って無闇に押していいものでもない。
私なりに議会人としてのプライドがあり、仮に市長サイドに問題があるにせよ、市民に迷惑をかけるような形で、さも政局のように映るような振舞いについては述べたいことがございます。
与党という立場ではありませんから、質問原稿も今回はあまりお見せしておりません。
それなりに出たとこ勝負になるでしょう、ヒアリングは丁寧に行っておりますが、コアの部分は伏せています。
さて、本当の意味での、公益を追及する議会の形、私なりの理想を示してみよう。
テレビ局がいっぱい来てた。たぶん全社。
報道が気にするワードでもあるのが、真実性・真実相当性、です。
このあたりがスラスラと議場で出てきたあたり、記者の雰囲気も大きく変わったように感じました。
この件は、私はBlog上ではあまり取り上げまいと思っていたのですが、
こういう形で議員提案として議案上程され、賛否を明らかにせねばならぬ以上は、立ち位置を示さざるを得ないだろう。
無実にも関わらず、白眼視される市職員もいると考える。
政局の流れ弾をくらった恰好の者も多数いると推察するゆえ、あまり言及はしたくなかった。
筋論で言えば、私の言っていることには一定の正統性があると考える。
いずれにせよ、行橋市の混乱は長引きそうだ。
とりあえず、頑張って議場には入ったし、片足で立って討論したけど、足、いてぇ。
職員採用試験の制度改善の決議のほうが優先じゃないの?と思った方は、FBでのイイネ、シェア、Twitterでの拡散をお願いします。
※ 恐らく表示される人数が極少数になると思うので、とりあえず「見えた」人はイイネをお願いします。一定数がないと、タイムラインにあがらないと思う。私のアカウントの場合は特に。
一歩、前に出る勇気。
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コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)
共産党の女性議員2名が採決で割れるというのは、相当なことですね。
厳密に見るなら、どうでもいい案件で地方議会で共産党内の意見が割れる事案は少なからずあるかもしれません。
しかし、このような案件で割れるということは、共産党自体がもはや全体として一枚岩ではなくなっていることが象徴的に表れたとみていいのではないかと思われます。
市外から当ブログのエントリーを拝読した感想ですが。
職員採用試験の制度の改善(再発防止)と、円滑な市政の運営を差し置いて、
何故ここまで議会が工藤市長を執拗に攻撃しているのか私には理解出来ません。
両告発文を何度読んでも、私には理解出来ません。
特に「虚偽の陳述に対する告発について」は、そこまで指摘出来る正当性が議会にあるとは思えません。
この「告発」が成り立つならば、今後、行き違い・齟齬を全て告発出来るのではないでしょうか。
そこまでして工藤市長を攻撃したい、攻撃せねばならない何かがあるのでしょうか。
共産党が割れたことも含めて
議員間の間で、利害関係や思惑がある気がします。
議員の先生全員のお立場は私にはわかりませんが
多くの議員の先生の応援もあって当選なされた工藤市長なのではありませんか。
何故、職員採用試験のことでこれ程議会が工藤市長を批判し、混乱するのでしょうか。
多くの議員の先生たちが工藤市長を批判する為に
市政と市民を差し置いて、必死になっている印象です。
邪推かも知れませんが
職員採用試験と職員採用試験の制度への、工藤市長の関心(追求)と
職員採用試験制度の改善(再発防止)を
議会が避けようとしているようにも感じられます
(邪推でしたらお詫び申し上げます)
議会が市長に対して
「職員採用試験の事実と改善に興味を持つな、関与するな」
「ここは議員の領分だ。アンタッチャブルだ。」
と議会が主張しておられるようにも私には感じます。
職員採用試験の不正が明らかになったことを、議会が怒っておられるようにも感じます。
(邪推でしたらお詫び申し上げます)
私の邪推であっても、邪推では無くても、どちらであっても
議員と議会の為の市議会では無く
市民と市政の為の市議会のはずです。
優先順位が違っているのは明らかだと、私は思います。
以上 文責 BLACK
職員採用試験の制度改善と信頼回復が最優先だと思います。
小坪議員を応援しています。
今回でさらに行橋市に必要な方だと思いました。
近所なので声をかけようか、お話を聞いてみたいと思うのですが…
お見かけしてもなかなか…
早くお怪我が治る事をお祈りしています。
田中次子議員ですが…
行橋市の公式ホームページにおいて
「(議席番号 5)田中次子議員」
「所属政党 無所属」
ってなってますね。
ちなみに日本共産党のホームページからも削除されているみたい。
(Googleで田中次子で検索すると、少なくとも2016年時点では日本共産党公式ホームページに日本共産党の地方議員として掲載されていたようです(URLに「/web_member/2016/」って入っている)が、現在は掲載されていないようです。)
共産党も、色々台所事情が苦しくなってきたんですかね…
逃げ切り可能な上の世代は、既得権益にしがみついていれば良いけど…下の世代は、まだあと30年ぐらいはありますから、そうもいかないでしょうし…
あと「上意下達が絶対の共産党」といえども…
「ロスジェネ世代」と「団塊の世代」では、価値観に相当違いがあるでしょうから…
あと、特に左翼系の場合だと「あさま山荘事件」の時に…
「まだ産まれていなかった」と「成人済みでバリバリ現役」の差ですから。
「(たとえ、まやかしであったといえども)共産主義に大きな希望があるように思えた時代」を「全く経験していない」と「多感な時期を過ごした」の差は、かなり大きいはずです。
小坪市議の政治生命を抹殺しようとした行橋市議会、
今度は市長に斬りかかってるのですが、その目的は何なのでしょうか?
市民の公益のためでないことは、小坪市議によってどんどん明るみに出てますよ。
有力政治家を葬って、自身の選挙を安泰にすること?本当にわかりません。