コラボ問題の、総合的な政策解決は最終的には厚労省だと思う。

 

 

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いま主戦場は東京都の監査委員会になっている。本件を政治問題化させた暇空氏に敬意を示す政治家は多数いる。私もその一人です。
その上で、監査委員会とは異なるレイヤーの戦場を戦う政治家たちもいます。一つには生活保護等の適性支出がなされているか等。監査委員会にて住民監査請求をベースに論じられているのは「会計上の問題」がメインです。逆にこれ以外は触れにくいフィールドです。

”コラボを叩く”ことを主たるテーマとすると、それで問題ないのでしょう。しかし、全体の制度改善を考えて行くと異なる戦線はある。それは、税の二重取り等。児童保護費という予算があり、例えば川崎市においても、また神奈川県においても支出されている。保護した児童の数に応じて支出されるものと理解するが、例えば東京都が委託した事業と重複する形で二重取りをしていたらどうなるのだろう。

または、保護した児童(もしくは未成年女性)に親元と絶縁させ生活保護の受給を斡旋し、住居扶助費を保護児童が得ていたとして、それも法人が得ていたとすれば三重取りなんて話にもなってしまう。

ここで(ネット保守層からは)「だからコラボが!」「ゆえに共産党など特定政党と結びつきが!」という声があがってくるのだろうけれど、私はぐっと抑える。私は共産党批判をしてきた地方議員の急先鋒だと自負していますが、これ、最終的にどこが悪いのかと言えば厚労省のフレームワークじゃないかな?

で、ここを制度改善するためには(東京都外の)事例も必要で、「①各自治体の児童保護費」であったり、または「②勇気ある告発者からの証言」だったりするわけです。監査委員会では会計をメインに扱い、かつ一法人のみを対象とせざるを得ないはずですが、(会計ではなく)税の具体的な執行状況を調査するとなると都の監査委員会では難しい。

いまの現状でも「税の重複(二重取り)”疑惑”」は指摘できますが、具体的な制度改善まで持って行くには疑惑では駄目で、ファクトが必要となる。そうなると東京都外の地方議会からの援護も必要となるわけで、私は関東圏の地方議員ではないので蚊帳の外ではあるのですけれど、援護はしたいなと思っています。

似て非なる戦いであり、こっちは凄く地味です。
なんでこんなことになっているかと言えば、国保の出産一時金がそうであったように、自治体間の情報が共有できる仕組みになっていないはず。特にDVとかシェルター関連の情報は(私自身もイデオロギー抜きで、保護されるべき個人情報だと思っておりますし)簡単に連携されるものでもない。ただし、何の突合もできない状況にあるのだとすれば、これは厚労省のほうにやってもらわないとマズイだろう、と。

地方議会で明らかになった状況を、ファクトベースで(疑惑では駄目)国に訴えていかないといかんと思っているし、そういう政策提言書とか要望書とか事例集は、まぁ年末にかけて必死こいて作っていました。大晦日に受けた案件とかは、それが一区切りついた後の話で、ちょっと休もうと思っていたのですけれど、まぁ、やっぱ何とかしないと、と思いまして。

いずれにせよ私が大きく入る話ではないですし、職権もございませんので。実は地味に関係してくる(結構ちっちゃな自治体の)地方議員さんたちと、「あっちでこうでしたよ、こっちはこうらしいです」という話を淡々とやっています。

国政ベースで論じられるとすれば、こっちのほうかもしれない。
委託費のほうも問題だと思いますが、私は手が回っていないです。二重取り疑惑の精査のほうは、ちょっと事務負荷がしんどい先生とかいたら相互に支援しあったりしていて、そのお手伝いとかは少しやろうかな、と。
(大きな自治体だけの話ではないので。)

 

 

 

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コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)

  1. 波那 より:

    ≫「だからコラボが!」「ゆえに共産党など特定政党と結びつきが!」という声があがってくるのだろうけれど、私はぐっと抑える。

    🔻共産党がコラボを必死で擁護開始 20221221
    https://go2senkyo.com/seijika/165194/posts/503823
    2023/1/5

    現在の共産党の恐怖は全国の似たような怪しい団体に見直しが入ること

    😄笑ってしまった…w。

    ズブズブなんと、ちゃいますか~?
    知らんけど。(白い目🤔)

    統一協会と安倍さんをズブズブみたいに仕立て上げた人ら、マジ許してないから。

  2. 櫻盛居士 より:

    **********************************************************************
    共産党は2016年9月13日からの警告を無視し続けましたね。
    ならば、下記は決定事項と承諾したものと見做します。

     ・『テロを利用する共産党』
     ・『テロリストの味方である共産党』
     ・『テロに屈する共産党』

    **********************************************************************
     
     
    社会福祉に関して言えば、本当に必要として居る人には厳しく、敷居も高いと言った状況である一方で、手練が絡めば容易くありつける実態があります。

    これは生活保護に限った事では無く、介護関連などもその傾向が高く、ドヤ街で有名な釜ヶ崎、山野、寿町なども、今では「福祉の街」などと呼ばれて居たりします。
    嘗て血気盛んであったドヤ街の日雇い労働者の多くも今や高齢者となり、介護が必要であったり、最期を看取る施設が必要と成ったりして来て居ます。
    その為、こう言った地域にはかなりのNPO法人が集まって居ます。

    ドヤ街のNPOの活動資金を下手に締付けたりすると、街に死体がゴロゴロなんて事にも成り兼ねず、それはそれで問題が生じる為、その匙加減が難しいのも亦た事実でしょう。

    ホームレスに対する炊き出しにしても、命を救う崇高な行為では無く、「食って行けるからホームレスのままでいいや」と思わせてしまう、餌付けに近い状態になってしまって居たりもします。
    ホームレスの多くは、働けない人よりも、働きたく無い人であるのが実態だったりするのです。

    普通に生活して居る者からすれば非常に理不尽ですが、行政がこの手の支出に甘く成らざるを得ない状況があるのも、亦た事実だったりします。

    この辺りは政治家も政治屋も良く御存知でしょうから、政治家としてはかなり慎重に成らざるを得ない事でしょう。
    守るべき人々を守れる制度への改善を目指す政治家が居れば、既得権益を死守しようとしたり、抜け道を探り当てようとする政治屋も居たりで、簡単にべき論では進まないでしょう。

    そう言った意味では、かなり地道に進むしかないでしょうし、動き始めても地味な動きしかとれないのではないでしょうか。

  3. ミカンの実 より:

    私は嬉しいです。

    こうしていろんな問題が表に出たという事がです。
    あとは、地道に改善する方向へ行くでしょう。

    と、同時に悲しい部分もあります。

    子供達に、とても辛い思いをさせてしまった事と、差別その他に向き合わないで大人達が無視し続けた結果がこれです。

    ヘイトスピーチ条例を撤廃して行かないといけないし、左翼関係者の行きすぎる解釈など、もうまともな日本人は耐えられないと思います。

    時間はかかるでしょうが、しっかりと地道に良い方向へ行きますように。
    そして2度と後に戻りませんように。

  4. ロード より:

    児童保護費を東京都から受け取りながら、他の自治体からも2重取り?
    当然、保護児童に使われるべきところ、タコ部屋なのに異常に高額な料金を徴収するのは詐欺ですね。

    (収入)
    東京都の児童保護費(3人分)、他自治体の児童保護費(3人分)、
    3人からの徴収金: 65,000x3=195,000

    (支出)
    タコ部屋

  5. 維新は裸の王様 より:

    Colaboの案件で、和田まさむね参議が取り上げるとかなんとかチラホラ。

    この案件は3月以降に注目しようと思います。

  6. 山形賢一 より:

    厚労省。
    この件であの人の名前が上がっていますが、どうなんでしょうね?
    本当にほんまなんでしょうか???

  7. 極冬 より:

    周りは全くコラボ問題を知らない。TVはいんちきコラボ問題を、ニュースで、ながしているのか?

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