政令市一個分の次亜塩素酸水を、魚屋が量産してしまったという話。


 

今日も休載扱いにさせてください。
本当は、次亜塩素酸水について書きたいことがあって、ここは自治体間で横展開する意味でも詳細なものを執筆したい。

下記の動画で、2.3tを生産することがどれぐらいの量かは理解してもらえると思います。

 

 

 

 

市内の、(行政が閉めることを推奨せず)かつ三密が避けがたい業種については、すでに配布を完了しています。具体的には、保育園・幼稚園・学童など、および介護職です。
例えば介護職の場合は、高齢者を抱きかかえるわけで物凄く密着することが求められる。かと言って、閉鎖してしまえばどうなるかと言えば、介護を家庭単位で提供できない社会情勢になっている以上、介護崩壊が生じることが想像に難くなく、これは高齢者の生命にも関わるとともに、世帯単位での崩壊に発展してしまう。

保育園・幼稚園・学童について。
行き過ぎた新自由主義の結果であるが、以前と比較し専業主婦は激減。高収入を得ることが目的ではなく、むしろ生活のため(経済的な理由)もあり働かざるを得ない世帯も想像以上にあり、保育園および幼稚園(幼稚園の場合は保育を持っているところ)、学童は開けざるを得ない。

子供たちに、集まるなとか遊ぶなと言っても無理な話であり、ここは感染予防が必須。

そのうえで、保育園・幼稚園・学童ら、および介護については、運営する法人の資本力が弱い。また医師・看護師に比較し、保育士・幼稚園教諭・介護職は賃金が低い傾向にあり、個々人で防疫に要する装備を購入することも難しい。
法人単位で比較しても医療法人などと比べ、資本力が弱く、結果として防疫物資が手薄になっていた。

行橋市では、保育士を含むクラスターが発生してしまっていた。
大家族において家庭内感染が発生し、その中に保育士が含まれていた。結果として、職場内でクラスタが発生、保育士の集団感染が勃発。これは、私の市議選の最中に生じていたクラスターであった。

現在の状況であるが、このクラスターの封じ込めには成功したと思っている。二週間程度が経過するが、新たな保育士や幼稚園教諭の感染は確認されていない。また園に通う児童らの感染も報告がされていない。

こういうのは、先手先手が重要だ。危惧したルートはまだある。園を経由し、児童に感染。または園児の衣服に付着し(ウィルスの活性が失われるわけではない。)、母親に伝播、さらなる家庭内感染を恐れた。そのため、産科医に消毒液を渡し(第二子・第三子の出産の可能性もあるため)妊婦に、自宅の洗浄用という形で配布を開始してもらっている。

ここに提供した大量のマスク(市一個分だからそれなりの数)は私が手配したもの。また消毒液については、自分の持つコネクションで県議に要請し、県から濃度測定を実施してもらったものである。
生産の指揮とか、体制の構築から入っており、楽ではない。(というか、普通にこの速度でやれるものではない。)

さらに。
隣接する政令市、北九州市の保育園・幼稚園・学童に対し、全量をカバー。北九州市の自民系会派(自民の会)に打診し、北九州市と連携して防疫物資の搬入が完了している。
※ ちなみに北九州市だけで500か所の対象施設があり(これは行橋市とは別に、500です。)、ここは北九州市側がやっているのですが、楽ではありません。

なぜゆえ、北九州市かと言えば、ここがダウンすれが近隣が全面的に陥落してしまう。また行橋市としても、人口の流動が非常に激しいわけで、行橋市民を守るためにもここをカバーする必要があった。
では、生産ラインを作るところから始め、かつデリバリーや生産資材(特に入手が難しい容器)の交渉など、製品化みたいなことを一撃でやることが楽かと言えば楽ではない。
けれども時間はなかった。(結構、死ぬ気で働いていた。)

万万が一にも、行橋市の保育士らで発生したクラスタが、北九州市に伝播した場合には、自治体間の外交問題にも発展する。何がなんでも急ぐ必要があった。広まるよりも先に手を打って行く。
かつ防疫とは、物量が全てであり、「ここ!」と決めたルートに大量に物資投入をしなければ意味がない。では、それだけの物量を行政単独で手配できるかと言えば答えはノーであり、元プロとして私も前線の指揮をとっていた。

で、書きたいのはここからであり、この事例は他市とは全く意味が異なる。
濃度の測定を県が既に実施しており、第二回の測定データがある。他自治体の場合は「次亜塩素酸水ですよ」までを謳っただけであり、それが次亜塩素酸水であるという証明まで至れていない。
勝手に名乗っているだけであり、方法論が確立されていないんだ。

測定方法とか写真資料があって、ここは県の協力が必須なんですけれども、県に濃度測定を要請した際の方法とか、測定サンプルの採取方法などは私が書かないと、まだ前例がないと思う。

すでに一部の病院では(アルコール製剤が尽きたため)手指の消毒に代替で使っているが、本来は不可能だ。厚労省は消毒液としては認めていない。経産省は、新規に殺菌効果を(特にコロナに限定してだろう)急遽、認めた。殺菌効果があることは以前から理解されている。

病院側が消毒液の代替に使うことができている理由は、うちの場合は濃度測定が完了しているからであって、単に「次亜塩素酸水」というだけでは行政組織では公式には使えないんだ。また、単に民生品用の1時間に1Lとか2Lを生産するようなネット通販で売っているような生産量ではない。

この測定は、私の市議選の最中に第一回目をやっていて、個々の時からきっちりやっている。その上で、もう少し濃度が出るだろうということで、第二回の測定も実施した。市の担当部門に来てもらい、県を通じてサンプルを保存する容器や移動させる際のケースは保険所から貸与を受ける、製造プラントのメーカーからも立ち合い、製造会社の技術者も立ち合い。これぐらいの手続きを踏まないと、数字が意味を持たない。
(ここが、書くと凄く長い。)

第二回の実施が完了した。
選挙中の第一回は、写真資料までは手が回り切らなかった。だから、第二回の測定時のフローを執筆することで、他の都道府県のモデルにしたい。
搬出時の画像と簡易版の説明が、冒頭の動画です。

 

北九州エリアの水産加工会社には、うちにしかこの規模の設備はない。けれども、野菜の洗浄とかにも使っている(たぶんジビエなども?)ので、これをまとめることができれば、消毒液の問題はかなり解決すると思ってる。

 

 

正直に言えば、市議選の直後から市内で発生したクラスタを追いかけていた。
(というか、市議選の最中から選挙と併行してやってた。)
有限の資材ゆえ、「ここか?」という部分を指定して集中投入する必要があった。その物資は、当時はなかったんだ。だから手配までやった。
自分で調達した以上は、結果として「どこ?」という話になるわけで、公式には私に決める権限などないのだけれども、やはり意見は求められたわけで、胃が痛いというどころではなかった。
結果論としては、正解だった、と第三者的に見ても評価できると思う。

クラスタの抑え込みには成功している。
二週間ほどが経過するが、新たに保育士などの感染は報告されていない。
抑え込みに成功した事例って、ほとんど報告されてないと思うが、うちはその事例だと思う。
まとめたいこともあるんだけれど、書く余裕がなかった。で、いまもドタバタしたままです。

とりあえず、抑え込めたと思う。
同時並行で政令市一個分を生産し、かつ(他市の)議会の会派とも協調、市境を越えて政令市と共闘して物資の搬入まではやれた。
さらに、他の都道府県でも濃度測定ができるように、測定フローをまとめるとこまで。
そこまでやれて、政治家だと思う。
私は、理系の、技術職出身を売りにしてきた政治家だから、ここまでは私の仕事だ。

ちょっと、このあたりの写真資料とかまとめきれてない、まだそこまで書ききれていないので、今日はこのあたりで。
動画は、綾瀬市の笠間昇議員が(状況を察して)編集してくれました。この場を借りて御礼申し上げます。

もう何日か事務所に泊まり込んでいて、帰宅してない。
今日は帰る。

 

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16 Responses to 政令市一個分の次亜塩素酸水を、魚屋が量産してしまったという話。

  1. k より:

    あああ、お疲れ様です。。。

  2. 神無月 より:

    公務員は減点方で、責任が及ぶ恐れには手を出しませんが、政治家は加点方ですので、実績を積み上げられれば良いのです。

    困窮に対して新たな視点で解決など、単なる頭デッカチの連中とは小坪市議は格が違います。
    もし、対策が後手になり、感染してお亡くなりになったかもしれない方々が、市議や関係者の御努力で元気に過ごせているとすれば、小坪市議は人命を救ったわけです。

    神様は見ています。小坪市議には更なる困難と強い運を授けてくれると思います
    .

  3. 琵琶鯉 より:

    ほんとに何時もありがとうございます。
    前回のblog内容を滋賀県に送りました。活用してくれる事を願って・・・・・

    残念な事は、大津市役所が汚染されて暫く閉鎖された事です。自分たちは大丈夫だと思っていたのでしょうか?ほんとに恥ずかしい事です。

    ゴールデンウィークに入り、家事の傍らネットサーフィンをする毎日ですが、色んな事がわかってきました。
    財務省解体論がささやかれる事が、よくありましたが、その理由が今一理解出来ませんでした。それについて、高橋洋一教授が始めて語ってくれました。

    https://youtu.be/wdtMk3ymdr4

    財務官僚上級OBによる指令によって、倒閣される実態があるという事です。危なかったのが、30万円支給案。国民か選挙で選んだ(例え他に選択肢が無くても)政権を倒閣するような官僚機構は不要です。
    歳入庁と歳出庁に分けるべきです。逆に言えば、この方が、財務省で働く全ての行政官も幸せかと思います。
    そして、申し訳ないですが、改めて見ると、岸田さんには日本を任せられないと思った次第です。岸田さん以外のご親戚すべてが東大法務部出身で、かなりの方々が財務官僚をされていたりとか・・・・・厳しいですね。あえて言うなら岸田さん個人はとても良い人だそうです。
    by渡邉哲也さん、高橋洋一教授。

    兎も角、国民が学び真実を知り正しい目で持って、政治家を判断し支援していく事が大事なのだと改めて思いました。

    1. 常磐本線 より:

      政治は仁術を実践されているのですね。
      時節柄自己防疫を第一にお願いしたいです。
      それに引き換え、自民の中の媚中韓の連中は成敗して欲しいところですね。
      2Fとか2Fとか2Fを・・・・・

      当市も大規模水産団地があるので、熱意のある議員さんが居れば、即用可能なんですが

      1. 琵琶鯉 より:

        常磐本線様
        市の教育委員会や医師会などに情報提供するのも手かと思います。

    2. BLACK より:

      私BLACKの、庶民婆の私感ですが
      岸田さんは良い人だとわかります。
      でも、「でも」ではなく「だから」でしょうか、一国を任せる訳には行かない、と感じます。
      私は現防衛大臣推しですが、今までは「でもまだ無理」と思ってもいましたが
      この時代、無理ではない、行けるのではないか、と思えて来ました。
      と言うか、他に期待出来る人材がいないと感じます。
      小坪氏は国会議員ではないですし・・・・・

      大きく時代が変わっています。
      次亜塩素酸水を、魚屋が量産、すばらしいです。
      家電メーカーが、マスクを量産・販売する時代ですもの。

      子育てや介護も、変わるでしょうか。
      保育は動いている自治体と動いていない自治体(危険で運営出来なくなった自治体)
      差が大きいようです。

      少々皮肉な表現ではありますが
      「小中さえ子供の保育園であった実態が今回の件で明らかになった」
      と言うような記事に出会いました。
      専業主婦・大黒柱の年収・女性の意識・家族とは・子供とは・介護とは・・・・・
      偉そうなことを言える立場でも、偉そうなことを言うつもりでもありませんが

      各省庁や政治家が問われている現状と同じように
      今までの社会の在り方、家族の在り方も、また、問われているのだと感じます。
      休日の過ごし方、レジャーの在り方、お金の使い方、
      それ等も問われているGWだと感じます。

      コロナが終息、または下火になったら元の生活に戻りたい
      元の日常が戻って来る
      そう望む方々も多いかも知れませんが
      暴論かも知れませんが
      私BLACK個人は思います。
      コロナ以前の生活はもう必要ない、戻る必要が無い
      私は、コロナ後の新しい世界に期待しています。

      以上 文責 BLACK

  4. より:

    じあ塩素酸水は消費期限が短く,あります
    匂いがかなりすればとりあえず大丈夫みたいですが
    渦中の場所に住んでるので頑張ります
    ビタミンDも良く,密にならず,太陽浴びましょう.

  5. 琵琶鯉 より:

    中共ウィルスで大混乱の中、自衛隊は日本の防衛に頑張ってくれてます。

    https://youtu.be/RXvyxFS3Qu8
    中国の原子力潜水艦が、また、海上自衛隊潜水艦にあっさり見つかり、追いかけ回された挙げ句、白旗(中国国旗)を上げて浮上し航行したようです。

    1. 宮崎マンゴー より:

      *琵琶鯉様
      …日々、身体張っての訓練につぐ訓練で在られる自衛隊の皆様へ感謝の念しかございません。
      島国日本の国防を担う陸自、海自、空自の隊員の命がけの任務を遂行の御姿は、殆ど報道なき我国の現状。この様な御発信は、国民はありがたいものでございます。未だスパイ防止法なき現状、自衛隊の皆様の存在は我が国の光であり、誇りであり、宝だと存じます。
      [国を護る]ということを寡黙なる姿勢で臨まれ、任務を遂行為さる隊員皆様の御無事を願ってなりません。隊員を御支え下さる御家族の存在にも感謝でございます。祈

  6. 宮崎マンゴー より:

    5/3、午前7時41分
    南北間の非武装地帯(DMZ)にて、北が韓国軍艦監視所へ銃弾発射!…建物被弾。
    人的被害無し。

  7. 琵琶鯉 より:

    ゴールデンウィーク皆でお勉強しましょう。第二段
    です。
    講師は藤井厳喜さんです。

    国民が賢明でなければ、賢明な政治家は生まれません。これは、亡くなられた中川昭一先生のお言葉でもあります。

    https://youtu.be/lbFfOzvupOg
    https://youtu.be/eHvsNqt1m3o
    https://youtu.be/4wGycTQ73JE

  8. ヒカル より:

    凄いですねぇ。小坪議員の職業は政治家を通り越して…良い名前が思い浮かびませんが、人類の危機を救う為に地球の自転より高速で飛ぶ、スーパーマン(盛り過ぎ?)のようなヒーローです。誰も追いつけません。
    有難うございます。

  9. まあ某豆腐 より:

    水産資源や農産物の大生産地であり、しかも感染が急拡大している北海道なんかでは、喉から手が出るほど欲しい情報でしょう
    同様の施設がたくさんあるでしょうし
    東京でも豊洲や大田あたりで、今でも大量に生産可能なのかもしれません
    救世主的手法になるかも、ですね

  10. 近辺の整骨院でも配布している状況とはなっておりますがエタノールと比べれば
    作りやすいっていうのもあるのでしょうか。

    次亜塩素酸水も国際的には効果を認められているものの役人ってのは石頭なので
    薬事法ガー、などと発言してそれを認めたくないのでしょうか。

  11. 近隣の整骨院でも次亜塩素酸水を配布されているわけですがエタノールと比べれば制約も
    少ないため生産しやすいというものはあることと国際的には効果も認められているものの
    石頭の役人は薬事法ガー、などと難癖をつけて認めないものもあるように思えてなりません。

    1. 柏城"大保守"耕介 より:

      すみません、入力されていないもの思ってしまい二重投稿状態となって
      しまいました。(汗

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