私は、TPPに反対である。
その上で、この大筋合意をどう認識したものか、と意見を述べたい。
中身がクリアになっていないゆえ、細部のチェックは今後、行っていくべきだろう。
その際、私たちはどのような観点でこれを見据えるべきか。
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私たち保守層が反対したTPPと、大筋合意されたTPPの形は随分と異なるだろう。
譲歩しすぎに思えた米国議会の演説、踏み込みが浅いとの批判もある安倍談話。
集団的自衛権と安保法案。
これらは、個別に見るのではなく、セットで認識すべき事象だ。
例えば左派は憲法九条のみを論じるが、憲法は九条のみで形作られているわけではない。
外交という舞台、相互の国益がぶつかる会議において。
全体で物事を見る必要がある。
対米関係を含め、外交における「全体的な調整」は、安倍内閣は信頼して良いと考える。
チェックポイント1)
自民党の努力により、どの程度の変化が見られたか。
とかく国際外交とは、言えないことが多い。
市議である私であれ、言えぬことはある。
ほとんどは読者の皆様には関係ない内容ばかりだが、市議会で「決定」するまでは調整の連続である。
情報が洩れることで調整に悪影響を与え、まとまらぬことを恐れてのこと。
これが国際外交という場になれば、なおさらだ。
実際、当日も長らくの審議時間を割き、ギリギリまで交渉が続いていた。
大筋合意に至る当日も、いくばくかの変化、変更はあったのだろう。
これらは現場の担当者、甘利大臣を筆頭としたチームに委ねられた。
現場の努力、奮闘はどの程度、反映されたのか。
チェックポイント2)
甘利大臣を始めとする現場担当者の努力は、どの程度の変化を与えたのか。
その影響と、のち明らかになるであろう審議過程をチェックしたい。
かつてTPPの反対活動で一部の指揮をとった過去に拠る部分もあるが、「中身が大きく異なっている」のであれば、それは理由にはなるまい。
ただし、そもそもTPPには新自由主義の色合いが相当に濃い。
そしてこの色が濃くなりすぎた場合、大企業の利益にシフトしすぎた場合、
私たち若者をはじめ、国民の利益とは相反することがほとんどである。
害悪の有無以前に、「新自由主義の色合い」の濃さはチェックすべきだろう。
チェックポイント3)
新自由主義の色の濃さをチェックしたい。
農政連や林業の声を強く代弁しての審議だったのか、経団連の声の代弁であったのか。
両者混在の審議で、高次元で国益を希求したと信じる立場だが、どちらの色合いが濃いかはチェックされるべき点だ。
影響を受ける産業は絶対に出てくる、それは当然のことだ。
日本に悪影響が出るということは、どこかの国は儲かるのだ。
逆に日本に悪影響がゼロということは、全ての国は損しかしないということ。
各国が自国の利益を論じる国際外交の舞台において、
日本のみが儲かるような条約は、ありえない。
問題は、それがどこであるか。
どの程度の規模が想定されるか、だ。
チェックポイント4)
打撃を受けた産業は、国として保護、つまりなんらかの手当てを(私たち保守陣営も)求めて行く必要があるのかも知れない。
または、世界情勢を見据えるに産業構造上、諦めるべき業界なのかも知れない。
それを判断するにあたっては、
害悪の度合いと範囲、影響を受ける産業と規模を見積もる必要がある。
であれば、ベネフィットもあって然るべきだ。
これがゼロであれば、自民党は保守陣営により責められるべきであると思うし、私も責める覚悟と準備がある。
成長戦略の一環として、我が国はどの分野を重点的に求めたのか。
チェックポイント5)
利益を享受する分野がどこであるか、その範囲と規模はどの程度であるか。
自民党を誉めるべきか、責めるべきかを占うのはそれからだ。
併せてチェックポイント4の害悪と、それは釣り合うものなのか、その点も論じられるべきだろう。
でなければ、ここまでもつれることはない。
日本には譲れぬ部分があった。
例えば米、私にとっては製造派遣などの外資参入などが挙げられる。
某国にとっては乳製品の自由化は(自国の利益を鑑みるに)悲願であった。
それぞれに「絶対に通したい部分」と「譲れぬ部分」がある。
その相反する部分を、どちらがどれほど折れたのか、何が通ったのか。
各国の利害のバランスは総合的に調査されるべきだろう。
チェックポイント6)
各国のバランスをチェックするのは、どの国が外交上手であったか見てみたい思いもあるためだが、それだけではない。
冒頭で述べたように、外交とは広い範囲で総合的に見るべきものである。
本件における利害が、「マイナスばかりの国」があれば、何か別分野の事情があるのだろう。
本件において利益が勝った国は、なんらかの背景があるのだろう。
それらを総合的に判断することで、我が国の外交上の立ち位置が見えてくる。
チェックポイント7)
台風は、熱帯低気圧になったと信じる立場であるが、上記1?6を総合的に判断した上で、TPPへの参入が是であったか否であったか、論じられる必要を感じる。
自民党政権の、外交全般の評価を行う試金石になるだろう。
正直に白状しよう、TPPの危険性については煽り過ぎたきらいがある。
私が、ではなく。民主党憎しゆえの、ネット言論全般が、だ。
確かにあった。
だが、外交交渉の経過において、形は相当に変化していったことだろう。
漏れ伝わる内容も相当にまともになっていったように思う。
ゆえに、「保守の反対したTPP」は、すでに存在しないという立場だ。
ネットがかつて指摘した通りの危険な状態で通っていた場合、
少なくとも私は自民に対し声を挙げるだろう。
また、保守層も自民に対して声を挙げるだろう。
のみならず。
自民の選挙を長らく支えてきた支持母体たちは、手のひらを反す。
私たちネット保守層よりも直接的な被害が、選挙において顕在化することは必至だ。
ゆえに「ネットが反対したTPP」はすでに存在しないと考えている。
正直に白状しよう、TPPの危険性については煽り過ぎたきらいがある。
国会法に基づく請願を用意させて頂いた際も、運用上「ここまでは想定されない」と思った部分については文末を弱めている。
いまだに当時の審議状況と照らし合わせ、ほぼミスのない文章である自信がある。
TPPは民主党批判を訴える恰好の材料となり、
ネット上では「はっきり言って間違い」という言論が当時からあった。
私は、「敢えて訂正や指摘を行わなかった」ことを明言したい。
なぜなら民主党政権を倒すことを最重要課題と認識していたためだ。
そもそも割ける負荷などなかった。
私は、邦訳が存在しなかったTPP条文(外務省になかった記憶がある。)を、訳しながら請願を準備していったため、当時の段階では国内で(少なくともネット上では)かなり正確な情報を持っていたように思う。
その上で述べさせて頂くが、
ネットにはデマもあった。
そのような時間負荷を背負えるほどの時間がなかったためであるし、デマであるか否かも情報が少なすぎて確証が持てなかったからだ。
心情的な部分で言わせて頂けば。
なぜ民主党へのデマを私が名誉回復せねばならんのだ、と。
それは民主がやればよい。
発信源は私ではないしね、知らんよ。
(しかも議員でもなかった。)
責任分野を無限に広げられても困ると言っているだけだ。
私の発信した、少なくとも請願の文言に採用した文章、そのうち私が作成した部分についてのみ、責任を持つ。
当時より、実名・実住所を公開している。
それ以外の責任まで問われる謂れはない。
請願事項は、議事録としてgoドメイン直下に掲示され、また紙媒体でも残る。
気も使う、かなりの調査を要し、努力も行った。
責任が生じる分野については、相当な速度(瞬間的には農政連を超えていたはず)と精度を誇った自負がある。
その中身において、過激に書き換えられて行ったものについては、
そもそも、そのようなものはなかったと言わせて頂く。
当時からそのようなものはない。
自ら資料を調べる努力を払わず、検索して終わりの者が間違えただけだ。
公開されていた資料からもそれは、当時であっても、「調べる努力」を支払いすれば、同じ判断を下せる状況にはあった。
今までの流れのみを読めば、民主党憎しでTPPを利用したようにも見えるかも知れない。
その側面も否定はしない。
その上で、TPPには心から反対していたことも伝えたい。
TPPには経済面からの打撃が想定され、特に東日本大震災直後の日本において、産業構造の急進的な変化は悪影響しか想定されなかったためだ。
私の主たるテーマは、請願のタイトルにも用いたこの一点に凝縮される。
誰が悪いか、という話になる。
全ては管直人が悪い。
首相になり、何か手柄が欲しかったのだろう。
思い付きで言ってしまっただけではないか?
元々、TPPは小さな島々で締結されていたものだ。
例え話にはなるが、商店街の小さな店同士が、大型店舗に対抗するため領収書を統合するようなもの。
本来のTPPのスタートは、これであったはず。
当時のネット保守は「あれも決まってない、これも欠けている」という指摘を行った。
私もこれについては助長したことを認めるが、欠けているものが多数あるのは当然なのだ。
なぜなら数か国でのみ運用されていたTPPは輸出品目だって少数であるし、加盟国は決める必要がなかったため。
その指摘は、「町内会の規約」を持ってきて「法律ならこれとこれもいる!」と無理な比較をしたに過ぎない。
そのような比較に耐えうるような作成過程を経ていないし、作られた経緯から見ても指摘すること事態が本来はおかしい。
アメリカがTPPに興味を示したのは、防衛による側面もあったのではないか。
南海の島々を、中国の覇権主義に抗するべく、「顧問としてなら名前も載せていいよ」程度のものであろう。
経済的な国際条約の締結には、そのような効果が期待できる。
また、その際、「アメリカの物も買ってね」程度には、無理な優遇条件も加えたのだろう。なぜなら、それがアメリカであるからだ。
とは言え、その影響は極小化していたと言ってよいと思う。
経済規模が異なりすぎるがゆえ、南海の島々の購買力では、米国経済に本格的な利益をもたらすことは不可能であるし、アメリカもそのようなことは求めていないはずである。(初期加盟国の経済規模を考えて頂きたい。)
オバマ大統領も政治家であり、選挙がある。
ゆえに「こんな儲け話もある!」と演説したところ、まぁ、防衛面も含め、(規模的に儲かると言っていいレベルではないが)経済面からも一定の評価を受けたのだろう。
上記の流れは、いま思い出しながら推測で書いているため、時系列については保障できない。
そして以下などは、完全な「推測」である。
それを受けて、という想像だ。
ここで出てくるのが管直人。
なんかオバマがカッコいいこと言ってるぞ、よし俺もいっちょ言ってみるか。
こんな話ではないのか、スタートは。
そこでぶち上げたのが「平成の開国」である。
フレーズのみで中身なんて何も考えていないだろうし(考えるような時間は、時期的にあるはずがない)TPPが何かもわかっていなかったと思う。
商店街の、中小企業の組合の規約程度のものという認識もなかったのだろう。
ただただ「平成の開国!!!」って言ってみたかった。
それだけだろう。
問題はその後である。
冒頭のチェック1?7を書いた理由にもなるが、何も考えてないため「日本の一人負け」みたいな内容になりかけた、という。
こうなると、日本には致命的な打撃が生じてしまう。
そうなるとアメリカも本腰を入れる。
そりゃそうだ、ぼろ儲けだからである。
一国のみに多大な利益を与える国際条約などがあるのなら、
別に日本を壊す目的ではなく、自国の利益を正当に希求する上で、推進に動くのは当然だ。
さらに面倒なことになったのが経団連が目を付けたため。
相乗りすることで「ご相伴にあずかろう」と動いたように見えた。
メディアの報じ方を見れば、違和感しか湧かなかった。
管直人は、何も考えず、ほいほいOKを出していく。。。
私が反対活動に身を投じた理由は、これらの雰囲気とか空気が、新聞の端々から感じられたため。
異常なレベルのアゲ記事があがり、「こりゃイカン!」となったわけである。
よって反対活動を展開した。
最大の被害者は、初期の参加国ではないか。
町内会レベルの規約、大型店に対抗するため領収書を「内々で」統合して運用していた。
そしたら、ある日、突然。
トヨタ自動車がきて、「その規約(町内会レベル)を社内の基幹システムにする」等と言い始めたのだ。
いい迷惑である。
これがTPPに対しての、私の正直な所感である。
そもそものスタートが、「管直人の思い付き」であり、
カッコいいフレーズを「言ってみたかった」だけに思えるのだ。
それは米国が本腰を入れる結果を生じてしまう。
経団連の相乗りしてきて、実際に「危険なもの」に変化してしまった。
結果的には、商店街の内部規約的なものが、
世界を巻き込む大騒ぎに発展したのだが、
発端とスタートを考えると、実に意味が分からない状態である。
中国の覇権主義を鑑みるに、ここまでの騒動となったTPPをなかったことにすれば、東アジア(特定の国を除く)の連携も弱いとイメージが着きかねない。
どこかで締結するよりなかったのだろう。
さて。
大筋合意されたが、この一大騒動の決着はついたのか。
超大型台風のようになっていたTPPは、果たして熱帯低気圧にできているか。
安倍内閣の外交手腕を信じるが故、その点については安心したいと思うのだが
長期政権を目指すゆえ、経団連の顔色も伺いつつの政権運営。
注意するにこしたことはない。
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【平成の壊国?】「TPP大筋合意」をどう認識すべきか。一人の市議として。 私は、TPPに反対である。 その上で、この大筋合意をどう認識したものか、と意見を述べたい。 中身がクリアになっていないゆえ、細部のチェック
これから合意内容を精査していくのでしょうが、あまりに広範囲におよぶものでTPPが各方面にどういう影響を与えるか一労働者として心配です。
ひとつ言えるであろうことは、訳のわからない国会周辺のデモ(徴兵制反対、戦争まきこまれるな、自衛隊は人殺すな、集団的自衛権神学論争など)と違って、(ご指摘通り)国内のTPP反対運動は日本が交渉を比較的有利に進めるに当たって有益な行動だったのではないかということです。
ISD(紛争条項)などは、今年ウィキリークスでも話題になりましたが、悪用されないか心配です。医療、保険、農業などTPPが何をもたらしたか判明するのはこれから何年後でしょうか。しっかりと定点観測して明暗を分析してほしいですね。
農業や医療などが破壊されずに(もう破壊されていると考える人もいますが)参加国どうしの互恵関係が進んでいけば良いことで、安全保障上も意味が大きいと思います。
個人的には一番気になる指標は(GDPなどの結果なのでしょうが)失業率です。一時5%を超えましたが、今は3%くらいをキープしていると思います。(バブルのころみたいに2%台になればいいと思っていますが、ただ空想しているだけです。)
失業率が低くて、あくどい中間搾取の少ない社会が理想です。
経済政策や労働政策はどんな影響があるか予測はかなり難しいような印象があります。
思えば数十年前、日本は労働時間が非常に長いことで世界中からバッシングされていた。言論人のなかには、これを「日本の産業競争力を低下させようという陰謀だ」というような人もいた。
けれどもかなり努力して、日本の労働時間は総体的に(統計的に)かなり減らすことができました。それでそれほど競争力が低下したと思えない。(時間が減らされば仕事を効率化しようとする)
大きなメリットは労働者の高齢化の時代には大変良かったことです。労働時間が減って、高齢者も相対的には働きやすくなりました。
外圧でしぶしぶ対応するのは格好悪いですが、これは「外圧」がいい方向に働いたケースだと思われます。
TPPに関してはISD条項で日本の法律や慣習により 日本国内で従事するアメリカ企業に損害が出た場合 莫大な損害賠償が請求されると中野剛先生が述べていました 日本の健康保険がアメリカのようになると危険を煽っていた人もいましたね これらは大丈夫なんでしょうか?TPPの交渉を優位に進めるため あえて日本国内でTPPの危険性を煽って反対の声を強める必要性もあったのでしょう テレビと新聞はもちろんですが、ネットも鵜呑みにするのは危険ですね たとえ信頼あると信じた人のブログだとしても、、今回の合意においてアメリカの手のひらで踊らされていたのが日本の現状だと考えます 同盟国といえども盗聴しまくってる国ですから日本の譲歩の程度は分かりきっていたこでしょう そのことを日本の政府が知らないことはあり得ないでしょうし それでも日本政府がTPP合意を目指したのは 全体として利益があると信じたからであり その利益とは一体何だったのでしょうか?安保以外でその理由を見つけるのは難しいです
新自由主義、このyoutube が笑える。
TPPうまくいったのではないかと思います。
甘利大臣ご苦労様でした。
物事全てに精通してないと交渉できないので
大変だったと思います。
すごい政治家だなと感心しました。
先生の想像話についてはあまりに説得力がありすぎて困ってしまう位ですね。誤りの訂正に力を貸さなかったというのも、助長さえしなければ戦う上での立派な戦術であり支持します。そしてその上で、現状ではあまりに情報が少ないために判断を保留していますが、安倍政権を信じたいです。甘利さんの戦いぶりには頭が下がります。これほどまでに戦ってもらえれば、悪い結果についてもある程度は仕方なかったのだと甘受するだろう自分の姿が見えます。ひどすぎれば別ですが・・・・
ところで一番気になっているのは米韓FTAに見られる米韓FTA履行法や未来最恵国待遇条項の扱いです。もし同じような条項が盛り込まれているとしたら奴隷に近い扱いになってしまう危惧を持っています。
もう1つは農業への打撃でしょうか。打撃を受けるのはほぼ確実と言われていますが、実はこの点については純粋に政府だけを攻める気持ちにはなれないのです。最近田舎にUターンして感じるのは、周りの農家(高齢者)の意識が決して高いとは言えず、むしろ低いと言いきった方が適切であろう事です。政府が作れと言うから作る。作るなと言うからやめる。要するに補助金さえもらえればいい。もちろん政府のかじ取りが悪いと思うのですが、「難しい事は偉い人が決めてくれる」と、現場の意識が被支配民のそれと全く同じなのです。自助努力を怠った民間企業がすぐに倒産してしまうそれと何ら違いを見出せません。現場の意識を上げ、かつ、政府がそれを支援して農業が発展していくような政策ができればいいなあと強く感じています。食料自給率を上げるためにも。
スレチで失礼します。
今日の読売新聞(紙版。Webには未掲載の模様)からです。私が聞いていた内容とは若干異なるイメージが書かれています。国連で潘基文が非難の的になっているというのが単に嫌韓サイトの願望に近い(小なる事実を大にして共有)ものなのか、はたまた記事自体が世論誘導を図っているものなのか、判断に迷っています。実際のところはどうなんでしょうね?
記事の第4段落前半が一部ネットで騒がれましたが、結局は潰されたようです(涙)。
——————————————-
読売新聞2015/10/6朝刊
?読み解く? ニューヨーク支局 水野哲也
——————————————-
国連総長の中立性
——————————————-
9月3日に北京で開かれた「抗日戦争勝利70年」記念式典への出席を巡り、日本政府から懸念が出た潘基文・国連事務総長の「中立性」。この問題は、ニューヨークの国連本部ではほとんど議論にならなかった。ある国連関係者は「潘氏は、(安全保障理事会常任理事国)ロシアの戦勝式典に行った。同じ常任理事国の中国の式典に出席しなければ、むしろ、『中立性』を問われただろう」と指摘する。
任期が来年末までの潘氏への注目度が低いのも、議論が高まらなかった理由の一つ。むしろ関心は後任人事に移っているようだ。
事務総長の選出は、「安保理の勧告に基づいて総会が任命する」と国連憲章で規定され、安保理が決めた候補を国連総会が拍手で追認するのが慣例。米英仏露中の常任理事国5か国は、人選に拒否権を持つ。
この夏、国連の委員会では事務総長選出に際し、常任理事国の影響力を抑制しようと、総会の投票による選出や任期の変更が議論されたが、常任理事国の反対で実現しなかった。
次期事務総長は、地域の持ち回りでは東欧出身者が有力だ。だが、東欧のほとんどの国は親米か親露に色分けされており、最終的には、東欧以外の中立国から選ばれるとの見方が強い。事務総長に求められる「中立性」とは、結局、常任理事国に対するものなのだ。潘氏もこれに忠実だっただけとも言える。
私はTPPについて語れるほどの知識は持っておりません。ですが、小坪先生が言われる「新自由主義」については疑問を持っております。先日のエントリーでも安倍内閣が新自由主義だとおっしゃっていましたが、では小坪先生にお尋ねします。
「新自由主義」とはなんぞや?定義は?出典は?(過去記事で述べておられるならご指摘ください。)
素人考えですが、農業問題について実感していることを一つ上げさせてください。
日本ではバター不足が常態化しています。
バターの輸入は制限され、国際的に見て日本のバターの価格は相当高いにもかかわらず、国産バターは一向に増えません。それなのに酪農農家は補助がなければやっていけない。
これっておかしくありませんか?消費者も農家もどちらにとっても、ちっともいいことがないのが今の補助ありきの農政です。
関税で守っても国内の農業が発展するとは思えません。
TPPに関しては正直全くわかりません。
TPPの始まりが菅元首相のパフォーマンスからとはびっくりです。
民主党政権時の思いつき政策には辟易ですね。何か事に触れるたびに
とんでもない事実が次から次ぎへと明らかになって、よくこんな政権で
国が何とかなって(いや、なってなかったんだが)いたのかと思うと
本当に暗黒でした。安倍政権は相当ツケを払わせられているんだろうね。
立て直して更に成長させる。よくここまで来たよ。マスコミは全く評価
しないけどね。
自分は農家の生まれだから農業に関してだけはちょっと言える。私の父親が
農業で食べていけなくなったのが既に50年くらい前。開墾奨励していたらしい
けど、今思うと借金して農地増やさなくて良かった。今や後継者もいなくて
田舎の農地、山林は悲惨な状況になってる。それでも観賞用切り花などはまだ
少しは金になっていたのが20年か15年前くらい迄か。
自分の小中学同級生で農業従事者は多分ゼロ。あんな田舎で農家の出身者が
殆どだったのにだ。自民党の農協関係票欲しさの政策に翻弄されてたことしか
頭に浮かばない。
どっちみち、日本の農業は根本から立て直さないとどうしようもないということ
だけは事実だと思う。
TPPで心配なのは医療、保険関係か。自分は全くうといのでわからないが。
今回の交渉、あれだけもめて甘利大臣の白髪が増えたのを見ると本物の交渉を
やってきたことは確かと思うが。
農業と言えば、海にはさかなクンさんがいますから、そろそろ野菜さんクン??が出てきてもいいかなと思いますがどうですかねぇ…
余談ですがドイツを見る目が段々冷えてきました
↓
VW排ガス不正発覚:原因は日本だったw「ジャップめ!!
ttp://m.moeruasia.net/article/45576365
↓
【VW排ガス】不正見抜いた「堀場製作所」株価爆アゲww
ttp://m.moeruasia.net/article/45581704
↓
【恥の上塗り】ドイツ:トヨタや三菱、フォードが不正してないか調査開始
ttp://m.moeruasia.net/article/45602331
嫌なニュースばかりで失礼しました、たまには素晴らしいニュースを…
↓
ノーベル医学生理学賞に北里大の大村智名誉教授ら3人キタ━━━(゚∀゚).━━━!!! 寄生虫による感染症の新治療法を開発
ttp://blog.m.livedoor.jp/honmo_takeshi/article/46484025
”中国人科学者の偉業”が『凄まじすぎる反響』を齎して大騒動に。中国は遂に本当の意味で受賞できた
ttp://blog.m.livedoor.jp/greatprc-you1/article/50469072
またノーベル賞が!!
↓
【祝・ノーベル物理学賞 梶田教授】
ttp://m.moeruasia.net/article/45621362
↓
本当に素晴らしい方々…
↓
ノーベル物理学賞に中村修二氏、赤崎勇氏、天野浩氏 青色発光ダイオードの発明に貢献
ttp://blog.m.livedoor.jp/hoshusokho/article/40610133
【動画あり】山中教授 「明日は日の丸があがるような気持ちで受け取りたいと思います」ノーベル賞授賞式の前日
ttp://blog.m.livedoor.jp/hoshusokho/article/21100435
K沢…
↓
VW関係者が『日本国内で”不正工作”を行っていた』と露骨に暴露される。某評論家がすぐさま弁解に来た模様
ttp://blog.m.livedoor.jp/greatprc-you1/article/50469131
注文の多い料理店(宮沢賢治)のように、美味しいご飯にありつこうとしたら、自分等がご飯にされてしまったんじゃないか不安ですね。
猟犬はまさに安倍内閣に例えられる。ギリギリで猫を撃退してくれたなら、国民は一安心。
今のところ報道されている内容では、かなり交渉で健闘したんじゃないかな?という感ですが、内容が全てさらけ出されなければ、何も対策しようがない。
ガセの混じらない、このHPにアップされるまで、待つのみ。
分かり次第アップお願いしますね。
TPPに関する不安要素
○国際協定>国内法
○ISD・ラチェット条項による悪条件の撤回方法がなくなる
○一次産業後退(米に勝てるとは思えない)と金融・医療・保険市場への
○国会議員のよくわからないけど、とりあえず批准
食糧・金・資源は国防に必要な要素(外国に依存する事は危険)だと思うのですが。
結局今回の集団自衛権の件も外圧なのか疑わしくなってしまいました。
○金融・医療・保険市場への外資介入深化
○食糧・インフラ・資源
すいません、ぼんやりして書き込みミスしました・・・
新規投稿お疲れ様です。
現場を走ってきた目線ですから間違いはないのでしょう。しかし、気になる点が一つ。
国際条約ですから国と国の利害・折衝のはずが、グローバル企業のロビー活動に動かされる某国ですから今後にその国が企業をコントロール出来るのか疑問です。
カー〇ルが何時、雨国の国益と違う方向をロビーするか、ロビー出来ない時に他所の国に移っちゃうか・・・。
ラスボスはグローバル企業なのに立ちはだかる外国政府。折衝がどうにか成立しても既に実態はその政府の影響外へ移っている事を懸念しています。
AIIBの話の時、ナンデ日本主導のTPP二番煎じを提唱しなかったのかと残念に思っています。
小坪先生こんにちは。
TPPについてですが、先生は三橋貴明さんと親しいということで、見解が彼の言論に影響されているところがあるのではないでしょうか。
今や反安倍となり、安倍内閣倒閣を訴えている三橋さんのことについては、今更とやかく申す気はありません。
「農と島のありんくりん」というサイトがあります。
本日の記事「TPP妥結 新冷戦の視野で見ないとTPPは分からない」は参考になるかと思いますので、ぜひご一読されてみてはいかがでしょう。
多くの方々が指摘するように、
ISD条項の存在が懸念材料ですが、
各社の報道を見る限り、
輸入食材が安くなるとか、
表面的なハナシばかりで、
ISD条項や金融・医療・保険など、
核心的な部分に触れるメディアは皆無。
連夜のノーベル賞受賞報道もあるので、
時間的な制約もあるかとは思いますが・・・
物事には必ず利害得失があるのに、
メリットばかりを強調するのは不誠実。
本当にデメリットは無いのか?
単純にゼロサムとして捉えるのは、
不正確かもしれませんが、
「米国の雇用を増やす」
というオバマの言葉は、
「他国の雇用を奪う」
とも聞こえます。
あるいは、
世界全体でゼロサムなので、
加盟国にプラスで非加盟国にマイナス。
そういうTPPであるのなら・・・
Chinaや韓国が加盟していないので、
心情的にはウエルカムですが・・・
”TPP ISD”でニュース検索しても、
BLOGOSのムネオ日記と、
農業協同組合新聞電子版のふたつだけ。
ちょいと心配になってしまいます。
いや、ISDよりISDSのほうが一般的?
そう思い返して再検索してみました。
http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2015/1006kaiken.html
「安倍内閣総理大臣記者会見」10/6
がヒットしました。
ようやく安心できそうです。
安倍総理の言葉を信じたいと思います。
「世界に誇るべき
我が国の国民皆保険制度は
今後も堅持いたします。
食の安全・安心にかかる基準も
しっかりと守られます。
正当な規制を行うに当たって
我が国の主権は全く損なわれることはありません。
投資家と国との紛争処理、いわゆるISDSに関して、
そのことを確認する規定を盛り込みました。
自由民主党がTPP交渉参加に先立って掲げた
国民の皆様とのお約束はしっかりと守ることができた。
そのことは明確に申し上げたいと思います。」
国民の信頼には、必ず応えてくれる。
それが、安倍総理。
私は、安倍さんを信頼したいと考えます。
もちろん、小坪さんの感覚も。
唯一、不安なのが、
(経済問題について最も信頼している)
高橋洋一さんからの発信が無いこと。
現時点では、判断するための材料が少ない。
ただ、それだけの理由であれば良いのですが・・・
高橋洋一さんが発信しました。
ポジティブなコメントです。
安心しました。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20151009/dms1510090830007-n1.htm
杞憂だったTPP反対派の懸念
日本は漁夫の利
不参加の中韓は割を食う結果
うえさんと同じで三橋氏の言はどうなんだと思ってます。
以前チャンネル桜の討論番組で「経済政策さえ俺の言うことを踏襲するのなら
国家観、信条など、どうでも良い。政党も関係ない。」とおっしゃっていた。
かなり興奮して激昂に近かったので驚いたのだが。
自分は経済問題にはうといので何とも言えないのだが、どうでもいいってのは
どうなんだと思ってしまった。
安倍首相指示ばかりではないのは理解するにしても、彼の論が唯一無二なのか?
それからは何となく彼のブログも読まなくなってしまったが。
私はむしろ賛成でした。
うまくいけば、中国と韓国に強烈なカウンターパンチを喰らわせる絶好の機会でもありますし、場合によっては新たなビジネスの展開を展望できます。
韓国はFTAを結ぶことに腐心していましたが、これによって一気にその努力を水泡の泡にできるだけのインパクトがありますよ。中国へは安保法制と経済で大きな抑止力になるかと思われますが。
別にいいのですよ、賛成でも反対でも
それがきちんとデータと自分の思考に基づくものであれば
メリットデメリットあるものですから意見が割れて当然です
安保にしても原発にしても本来はそうでした
ただただ、キチガイの存在だけが困る
キチガイのせいで本当は反対意見があっても賛成といわざるを得なかった状況、事案がどれだけあったことか
国会においてもどれだけ議論が歪まされたことか
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