最初からおかしい事件なんですよ。
皆さんはそう思いませんか?
私は「ない」と考える立場ですが、仮に不正があったとして。
金額が低すぎる。現職市長を逮捕、のみならず二か月も拘留。
金額の多寡で罪が決まるものではないが、普通に考えて「なんなんだろう」と思う。
そして今の今まで、保釈すら認められていなかった。
現職市長を二か月拘留。
全てがおかしい。
あくまで私個人の思いだが。
2014.8.25 12:35
岐阜県美濃加茂市の浄水設備導入をめぐる汚職事件で、事前収賄などの罪で起訴された市長、藤井浩人被告(30)が25日、逮捕から約2カ月ぶりに保釈され、勾留されていた名古屋拘置所を出た。
藤井市長は拘置所前で「市民の皆さんに多大なご心配とご迷惑を掛け申し訳ない。直ちに美濃加茂市に帰り、市長職に復帰します」と記者団に話した。 弁護団によると、保釈には、市幹部ら約30人との接触を禁止する条件が設定されているという。
名古屋地裁は藤井市長の保釈請求を4回却下したが、弁護団の準抗告を23日に認めた。
市長は設備導入をめぐり、知人の会社社長から計30万円を受け取った容疑で6月24日、愛知、岐阜両県警に逮捕された。一貫して無実を主張している。
「三権分立」という言葉は皆さんもご存じだと思う。
シンプルに言えば、互いにじゃんけんみたいな機能をもたせ、監視させあうことで組織の汚染を防ぐというシステムだ。
ゆえに政治の世界の人間としては、司直に物申すのはやや勇気も必要だ。
この語り口だと、だから言えないで終わるのですが
私はさくっと言ってしまうタイプです。
良くも悪くも、ですが。
そのため、勇気をもって
「おかしい」と言います。
普通じゃないですよ、これ。
「おかしい」と判断される時期まで、藤井市長は耐え抜いた。
支援者や同志は支え続けた。
私のブログの読者数もそれなりに増えたように思うのだけど、ほとんどの方がおかしいと思うんじゃないかな。
この時期まで粘ったから、戦ったから、支えたものがいたからこそ。
「みんながおかしい」と言えるようになったのだ。
ここまで耐えれたのは、本当にやってないから、なのだと思う。
「思う」としか立場上、言えない。
その判断は、政治ではなく法廷がくだすものだから。
個人として書いていいなら、「やってるわけないだろ」と書きますが。
とは言え、まだ無罪になったわけではない。
また「組織の面子」にかけて、全力で動くように思う。
悪く言うつもりはないが、組織とはそういうものだからだ。
保釈が済んだ今、公判の維持も難しくなるように思う。
こんなにも長期間拘留しておいて、確定させるだけの状況に持ち込めなかった、と私は思うのだけれど。
「思う」というところもポイントのひとつ。
世論という意味で、周囲から「どう見えるか」「どう思われるか」は重要なポイントになる。
突然「新たな証拠」とか今さら出されても、それはそれで怪しんで見てしまいますしね。
私がではなく、世論がそう動くでしょう。
何より「なんかおかしい」って誰しもが思う状況は、検察等の動きを縛っていくだろう。
本ブログの拡散もお願いしたいのですが、
できるだけ美濃加茂市のことを論じて頂けないでしょうか?
「最初から、おかしな事件だったんですよね。」と。
それこそが最大の支援になり、側面射撃となることでしょう。
もう少し、続きます。
「藤井浩人・美濃加茂市長」は、当選時、日本最年少の市長として脚光を浴びました。
おかしいなぁと思い、背景を調査。
しこりが残ることもありますし、市長選について簡単に検索してみました。
市議会最大会派が擁立し、自民党が推薦した元市副議長の候補者[9]を破り当選した(藤井:11,394票、森弓子:9,138票)。同日、当時28歳の全国最年少で市長に就任[10][11][12]。
投票日翌日の6月3日、「自民の強い土地柄。より多くの人の協力を得たい」として自由民主党に入党した[9]。
wikipedia:藤井浩人[/note]
なるほど。
藤井市長は「市議会最大会派」が推した候補を破って当選したのですね。
最大会派の名前が記事からは読み取れませんが・・・どこだろう。
選挙が終わればノーサイド、気持ちよく市民のため議員も働いていると思います。
市長を始めとする執行部、そして議会。
市民のため両輪となって頑張っておられるでしょう。
いろいろニュースを見ておりますと、以下の記事が見つかりました。
やはり「市民のことを第一に考えた」とあります。よかったです。
8月19日ですから、ちょうど一週間前の記事ですね。
2014.8.19 14:12(産経新聞)
岐阜県美濃加茂市議会は19日、浄水設備導入をめぐる事前収賄罪などで起訴された藤井浩人市長(30)の問責決議を可決した。決議に法的拘束力はなく、市長を辞任させることはできない。
保守系無所属の最大会派「新生会」が、勾留が続く藤井市長に「市政の停滞と混乱を招いた責任を自覚、反省してもらいたい」として決議案を提出。賛成多数で可決した。
新生会の片桐美良会長は決議案を提出した理由を「市長の潔白を信じているが、市民のことを第一に考えた」と説明。市議会の森厚夫議長は「進退は本人が決めることだが、決議の重みを考えてほしい」と話していた。
愛知県警が6月に現金約30万円を受け取ったとする事前収賄容疑で逮捕、名古屋地検が7月に起訴した。藤井市長は逮捕後、一貫して無実を主張し、市長職を続ける意向を示している。
岐阜県美濃加茂市議会で藤井浩人市長の問責決議が可決され、取材に応じる最大会派「新生会」の片桐美良会長=19日午後、美濃加茂市役所
(画像は記事元より転載)
ちなみに九月が選挙なんですって。
美濃加茂市の市議選だそうです。
市議選の前は、大きな動きを議会が見せやすい時期でもあります。
あくまで全国的な傾向でありますが。
1 選挙の期日の告示日 平成26年9月21日(日)
2 選挙の期日 平成26年9月28日(日)
美濃加茂市議会議員選挙について(美濃加茂市)
新生会がどのような会派構成なのか気になったので検索しましたが、なかなか出てきませんでした。
やっと見つけたので備忘録としてメモしておきます。
坂井知足(さかい ちたる)
村瀬正樹(むらせ まさき)
高井厚(たかい あつし)
渡辺益巳(わたなべ ますみ)
大畑隆夫(おおはた たかお)
片桐美良(かたぎり みよし)
片桐義次(かたぎり よしつぐ)
森厚夫(もり あつお)
美濃加茂市 議員名簿[/warning]
中日新聞ですと、別の発言もありました。
[note]美濃加茂市長の問責決議 議会、辞職求めず2014年8月19日 12時41分
(前略)
同日朝、保守系最大会派・新生会(8人)が臨時の会合で各議員の意思を確認し、議案を提出した。
6月24日の市長逮捕後、初めてとなる市議会は市長不在で開会。片桐美良氏(新生会)が「行政の最高責任者の長期不在で市政に混乱を来し、対外的な信頼を損なったことに深く反省を求める」と提案理由を説明。市長支持の柘植宏一氏は反対討論で「従来の贈収賄事件と違い、市民は『確かな証拠がない』と感じている。だから(早期釈放などを求める)2万1千筆の署名が集まった。一審判決の日を待つのも議会人としての度量」と主張した。
一方、前田孝氏(共産)は「事件がいつまで続くのか市民も不安に感じている。無罪を勝ち取ってから再挑戦しても十分間に合う年齢」と述べた。
(中略)
採決では新生会と共産(2人)が賛成し、賛成9、反対5で可決。公明の2人が退席、議長(新生会)は採決に加わらなかった。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014081990114627.html[/note]
共産党市議による発言「無罪を勝ち取ってから再挑戦しても十分間に合う年齢」にも思うところはある。
これは年齢を揶揄したハラスメントなのではないか?
また若い市長に辣腕をふるって頂きたい!というのが市民の民意なのだと思うが、この発言は、、、ちょっと思うところがある。
柘植宏一議員による「従来の贈収賄事件と違い、市民は『確かな証拠がない』と感じている。だから(早期釈放などを求める)2万1千筆の署名が集まった。一審判決の日を待つのも議会人としての度量」の発言は相当に重たいだろう。
美濃加茂市の総人口 55,043人(推計人口、2014年7月1日)だそうですが、有権者数はもう少し減る。
その中から2万1千筆の署名が集まった、これを議会で発言し議事録に載せてくださった方がいるから、こうして報道を通して我々は知ることができる。
投票率を考えるに、もう出直し市長選をやっても圧勝できるぐらいの数だ。
これは民意ではないのか?市長選が圧勝できるほどの数は、民意とは言わないのだろうか。
坂井知足(さかい ちたる)
村瀬正樹(むらせ まさき)
高井厚(たかい あつし)
渡辺益巳(わたなべ ますみ)
大畑隆夫(おおはた たかお)
片桐美良(かたぎり みよし)
片桐義次(かたぎり よしつぐ)
森厚夫(もり あつお)
美濃加茂市 議員名簿[/warning]
事情もわからぬのに、よその地方議会を調べてみる。
無責任にも発言する。決して誉められた行為ではない。
ただ、共産党市議による「若いから辞めても再チャレンジできる年」という言葉が許せなかった。
若い議員らは、何もかにもを捨てて出馬している。
私だってそうだ。
確かに風はある。
しかし年配の方と違い、地盤は弱いし縁故も少ない。
出馬する前の前職にしたって、年齢なりの給料なのだ。
貯金も何も、全部つっこむしかない。
人生すべてを賭けて出てくる。
「若いからもう一回、やってみなよ。」か。
私が一番イヤだった言葉です。
20代で出馬し、苦杯をなめました。
僅差まで迫るも、届かず。
地獄の4年間、厳しい浪人生活を味わいました。
その時に一番イヤだった言葉。
「若いし人生ながいから、何度でもやったらいい。」です。
応援するとか激励ではなく、どうでもよさそうに言われてきました。
どれほど勉強し、どれほど頑張ろうとも
若いというだけで聞いてももらえない時期がありました。
(私は若い風が吹く前に出馬しています。)
年配の方には年配の思いがあるのでしょう。
ただ、私たち若い議員だって、遊びで出てきたわけじゃない。
政治家ですから、「おかしい」って思ったことをおかしいって言うぐらいの自由。
それすらも僕らにはありませんか?
若いから黙っとけ、って言うんですか?
だったら私は黙らない。
「黙らなくていい」と思った方は、応援クリックお願いします。
お願いだから、武器をください。
俺、戦ってくるから。
みんなの思いも胸にひめ、最前線に行ってくる。
せめて一週間、
頼む、力を貸してくれ。
もしよければ下記もご覧頂きたく思います。
【支援要請】戦うための、武器をください。
コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)
私は政治を志す若い人たちの、長いものに巻かれない姿勢がすきなのです。
赤旗だろうと、検察だろうと、「権力」がおかしいと感じたら堂々と「おかしい」といえる政治家がこの日本を救うだろうと応援していきたいのです。
期待しています。
[…] 。 やや乱雑にもなってしまったが、報道等を総合すると以下のようになる。 【何かおかしい。】藤井浩人 美濃加茂市長、保釈の報。 (わかる限りのリンク、ソースを羅列した記事です。) […]
この市長の件ですが、検察の裏取引が絡んでいるようです。
最近の公判では、検察から「余罪追求は見逃してあげるから」と司法取引を持ちかけられた人物の証言があったそうです。
公権力の嫌らしさは私も身近で知っています。
藤井市長を信じて応援する団体も活動しているので今後は新たなる展開となるでしょう。私も及ばずながら藤井市長を応援しています。
「おかしい事はおかしい」。そう言えるのが民主国家というものです。