【神奈川、自民200議席に期待】茅ヶ崎市議会で意見書採択、脱退一時金の運用改善を求め。水島誠司市議に「デジ庁の協力、不可欠。」と要請。厚労省・出入国在留管理庁のデータ統合。

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令和5年12月21日、茅ヶ崎市議会において”年金制度における外国人への脱退一時金の是正を求める意見書”が採択された。宛先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、厚生労働大臣、出入国在留管理庁長官。神奈川県内の自治体では初めての採択となる。
神奈川県には、制度改正のため絶対に外せないキーパーソンが多数おります。例えば菅義偉先生、甘利明先生、河野太郎先生などです。立ち上がってくださったのが、神奈川県の地方議員たちでした。

神奈川県内の約200名の自民党地方議員が所属する”かながわ自民党市町村議員協議会”は、意見書採択にさきだち令和5年10月21日に幹事会が開催されています。これは同会役員で構成される会議であり、幹事長の水島誠司・茅ヶ崎市議が資料として配布。「非常に問題ある制度設計」であることが同会出席議員からも声が挙げられていました。幹事長である水島議員は、茅ヶ崎市議会での採択をもって神奈川県内の自民党市議に意見書採択を呼びかけてくださるそうです。

脱退一時金の制度運用の改善においては、デジタル庁からの協力は不可欠です。厚生労働省には脱退一時金の裁定を受けた外国人の”年金番号”を残していないようであり追跡が(手作業以外では)難しい。また出入国在留管理庁は、出国時および入国時に脱退一時金の申請状況を問うていないことが分かっています。そのため税番号からデータ統合をせねば全貌解明は不可能とすら言え、カギとなる一つの省庁はデジタル庁です。

河野太郎・デジタル担当大臣は、神奈川県第15区支部長。選挙区は、平塚市・茅ヶ崎市・大磯町です。
水島議員は河野事務所にも相談をしつつ本意見書の採択に向けて尽力してくださいました。さらに神奈川県内の地方議会が追随した場合は、選挙区からの声として河野太郎大臣のみならず、菅義偉先生、甘利明先生にも声が届くことなります。

採択された意見書全文および各党の賛否について公開します。

 

 

 

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【茅ヶ崎市議会】年金制度における外国人への脱退一時金の是正を求める意見書

令和5年12月21日において採択済の意見書であり、地方自治法99条に基づく意見書。
公文書として取り扱われる。

pdfデータについては茅ヶ崎市議会HPより。

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下記は、速報版として水島議員より頂いた画像データ。
(採択日未記載状態なのは、生データのためと推察)

 

 

 

採決状況

各会派ごとの賛否状況は、賛成21、反対6議席。
反対は、共産2人、立憲3人、無会派1人と明確に政党で分かれた。

提出者は、自由民主党の水島議員(前議長)。
賛成者に同会派・ちがさき自民クラブの水本議員、絆・新政・新しい風より新倉議員、未来創生・湘風クラブより柾木議員、市民の声ちがさきより花田議員、会派に属しない豊嶋議員、清野議員が名を連ねての提出であった。
提出においては、立憲・共産・公明を除く、全ての会派から賛成者を募っている。

動きの読めなかった公明党も意見書採択に賛同した。

 

ちがさき  自民クラブ
水島 誠司(賛成)
水本 定弘(賛成)
岡崎  進(賛成)
小川 裕暉(賛成)
金子  遥(賛成)

絆・新政・新しい風
新倉 真二(賛成)
岸  正明(議長のため表決に加わらず)
木山 耕治(賛成)
長谷川由美(賛成)
青木  浩(欠席)

公明ちがさき
滝口 友美(賛成)
山﨑 広子(賛成)
菊池 雅介(賛成)
阿部 英光(賛成)

 未来創生・湘風クラブ
柾木 太郎(賛成)
伊藤 素明(賛成)
加藤 大嗣(賛成)

ちがさき  立憲クラブ
早川 仁美(反対)
藤本 恵祐(反対)
吉川ひかり(反対)

市民の声ちがさき
花田  慎(賛成)
藤村優佳理(賛成)
山口 順平(賛成)

日本共産党茅ヶ崎  市議会議員団
金田 俊信(反対)
今井 理華(反対)

会派に属さない議員
豊嶋 太一(賛成)
杉本 啓子(反対)
清野 匡志(賛成)

出典:議案等の議決結果(12月21日) (PDF 264.9KB)

 

賛否の状況、および提出会派の持つ意味は重い。
今後の神奈川県の、全議会が参考とする資料となる。

 

 

 

茅ヶ崎市議会の意見書採択の持つ意味、神奈川県全体の動きへ。影響総数200議席

自由民主党は党組織として、市町村議員協議会を設置している県連もある。
神奈川県連の場合、”かながわ自民党市町村議員協議会”が設置されており、同会の幹事長は茅ヶ崎市議会の水島議員である。すでに幹事会(同会役員会)において意見書原案および漫画データなどが共有されていた。

冒頭に述べたように幹事会は令和5年10月21日の開催であり、各議会への郵送陳情の遥か前より調整に入っていた。茅ヶ崎市議会での意見書採択を踏まえ、神奈川県内の自民党議員には一定の影響を及ぼすと期待される。幹事長の水島議員が茅ヶ崎市議である。
同県市町村議員協議会には、総数200議席の自民党議員が所属している。

 

同10月25日、全国市議会議長会が北九州市で開催され、水島議員を含む茅ヶ崎市議も参加されておりました。所属会派の議員の皆様と撮影した過去動画を確認して頂きたい。

また地方議員の総数や規模についてもご覧いただけると幸いです。

 

茅ヶ崎市議会において、神奈川県内で初の意見書採択となったのは偶然ではありません。

 

 

 

水島誠司議員、そして神奈川県の地方議員たち

ウイグルを応援する全国地方議員の会にて役員を務め、同市において献本を行う。
もともと保守系で有名な議員であり、その手腕や議場における戦闘力は有名。

 

先の統一地方選において応援に入った同志議員の一人です。

水島候補の応援動画であったのですが、丸山議員がまさかの告白をして全て持って行った動画です。

 

 

茅ヶ崎市に応援に入った、上記撮影は4月19日。
大和市や藤沢市、武蔵村山市などを同日において周りました。
翌日の早朝、私はホテルで受傷してしまいました。

当初はテロの被害にあったのでは?という心配の声もよせられ、選挙戦を戦う候補らに心配をかけぬよう怪我の詳報(長期入院の要あり)については伏せました。怪我したのは私の不注意で誰も気にしなくていいことなのに、むしろ選挙戦の終盤で心配をかけて申し訳なく思っていたのに、優しいなって。

 

神奈川県には私と友人の地方議員は多数いるのですが、水島議員を筆頭に「絶対に通す」という強い覚悟を伝えてくれておりました。

茅ヶ崎市の意見書採択は、そして水島議員を始め必死の調整がなされたのは偶然のものではありません。
地方議員として当然に感じる疑問はもとより、古くから共に戦ってきた同志であり、多くの神奈川県の地方議会に伝播するものと信じます。

 

 

 

デジタル庁の協力は必須、河野太郎大臣は年金改革に手腕

水島議員はウイグル証言集会を茅ヶ崎市で開催してくれています。
実は河野太郎先生の事務所も秘書を派遣して公式に参加しておりました。相当に過去のことからであり、親中派議員というネット上のレッテルは誤りであると私は感じています。

これはその他の茅ヶ崎市議をはじめ、神奈川県内からも同様の声があがっています。

 

大臣は行政職であるため、意見書採択に関して賛否は示しておりません。
しかし水島議員は地元選出の地方議員として、また前議長として河野太郎事務所にも報告を行っており「通すな!」とか「この件に触れるな!」などのストップは一切受けておりません。

実は漫画については初期から持っているため、おそらくは河野事務所でも閲覧していたものと推察します。水島議員から得られた情報としては、実はもともと河野先生は年金改革に前向きであり、おそらくは協力も得られるだろうとのこと。あくまで手ごたえにはなりますけれども。

実際に茅ヶ崎市議会で意見書が採択されたことを受け、一定の影響を及ぼすものと信じます。
一般論になりますが、地元選挙区からの意見書は小選挙区支部長の政治判断を後押しする効果が発揮されます。

 

冒頭に述べたように、デジタル庁からの協力は必須です。

厚労省側も出入国在留管理庁もデータを持っていないためです。手作業での調査となるでしょう、デジ庁抜きならば。
厚生労働省は、脱退した際に年金番号を消除していると考えらえており、厚労省側だけでの調査は非常に難しいと考えられています。脱退したのち再入国した、つまり無年金状態もしくは将来において低年金となる外国人が、「どの自治体にいるのか」を知るためには再入国の情報も必要だからです。

現時点で把握されているのは、出入国在留管理庁においては出国・入国時において脱退一時金の申請状況を把握していない、そもそも項目にない(パラメータとして求めていない)のです。そのため入管にも脱退一時金の裁定を受けた外国人の再入国状況はデータとしては不存在なのです。

また、さらに再入国後にどの自治体からどの自治体に引っ越したか等は、転入・転出について総務省(地方自治)の音頭で各自治体のデータと突合せねばなりません。

 

これら複数の省庁にまたがる、唯一の、横ぐしを指せるパラメータ。
年金番号と異なり消除されていないデータは、税番号のみ。
つまり、社会保障・税番号制度、いわゆるマイナンバーです。

これらのデータ統合にはデジタル庁の協力は必要不可欠であり、どの自治体に「無年金や低年金状態になる可能性のある方」が何人おられるかは、デジ庁が音頭をとらねば難しいでしょう。
(※ 偶然のことではなく、10月時点で制度概要を地方議員側は把握しておりデジ庁の協力が不可欠としてロビー活動を実施していた。)

 

そのため茅ヶ崎市議会での意見書採択は、デジタル庁に協力を求めていくにあたって「デジタル行財政改革担当大臣」への要望という側面もあるのです。

水島議員は、そのこともよく理解して動いてくれました。
ゆえに河野事務所にも一報を入れたうえで意見書採択の調整をずっと前からやってくれていたのです。

 

さらに神奈川県の地方自治体が動いていったならば、どうなるでしょうか?

制度運用の問題点、その実態把握には大きく寄与することは間違いありません。

>無年金又は低年金となる外国人の増加は、将来的に地方の財政負担につながる。脱退一時金の請求に当たっては、永続的に日本へ再度帰国しない前提であるという制度の趣旨に立ち返り、政府においては地方財政を圧迫しないよう実態把握を進め、必要な検討を行うことを要請する。

これが茅ヶ崎市議会の、意思です。

 

 

 

さらにアクセルを踏んだ茅ヶ崎市議会

九月における行橋市議会の意見書と比較してみてください。
当市の意見書は、代表質問前であったことも踏まえ、制度概要については「できます。」「となります。」「て大きな格差が生じております。」などの”ですます口調”です。

行 橋 市 議 会

 

茅 ヶ 崎 市 議 会

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このあたりは議会ごとの先例もありますし、意見書とは文字数が少ないものが上等とされます。すでに採択済意見書であり、かつ代表質問を経ているため断定系にしたのだとは思いますが、文言のインパクトとしては非常にパンチの効いた言い回しになっています。水島議員の性格もあるのかな、と思います。

>無年金又は低年金となる外国人の増加は、将来的に地方の財政負担につながる。脱退一時金の請求に当たっては、永続的に日本へ再度帰国しない前提であるという制度の趣旨に立ち返り、政府においては地方財政を圧迫しないよう実態把握を進め、必要な検討を行うことを要請する。

 

どうでしょうか、これは私は河野大臣にも充てた思いだと感じる次第です。
デジ庁は本件に関して何か責任があるわけではないので、意見書の宛名に書かれることはないと思いますが、この意見書は河野大臣の選挙区から発された意見です。

 

 

 

現在(令和5年12月)進行中の最優先政策です。僅か6ページの漫画を含む資料集積用の特設ページです。是非お読みください。

【漫画でわかる外国人特権】年金を解約でき一時金をもらった上に、老後は生活保護を受給することもできる衝撃の実態

 

 

実際に改善するためには「最も難しいところ」との調整をつけねばできません。

過半数をつくるための合意形成が必須であり、

「ハードル高くない?」という個所から対応していくものなのです。

問題提起だけ、仲間内で騒ぐだけならば、

保守の先生だけで騒げばいいのです。

それぞれの国会議員は、派閥構成上も様々な人間関係やポジションというものもあります。

けれども地元からの声というのは、誰も無視はできない。あくまで小選挙区支部長だからです。

神奈川県が総力を挙げて動き始めるならば、懸念材料は一気に払拭される。

動いて頂いた水島誠司・茅ヶ崎市議はじめ、神奈川県の同志地方議員に深く感謝申し上げます。

制度改善を求める方は、拡散をお願いします。

 

 

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コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)

  1. azumaebisu より:

     この小坪市議ブログのエントリーでの【外國人年金脱退一時金制度改正の地方議会での採択例】報告は、大変有り難いです。

     知り合いの市議・県議にメールしました。

    令和5 =皇暦・皇紀2683=基督暦・西暦2023年12月22日金曜日10時12分

  2. キジトラ猫 より:

    「休日の教会で、長く日本に住んでいる外国籍の人物が、保険証を持たない同じ出身国の人に自分の保険証を貸して謝礼金を受け取っていた。」

    神奈川県の方がこの話をされているのを最近見ました。自分の衣食住を賄うだけの収入があるのであれば規定の保険料を支払わなければなりません。健康保険料を支払わずに他人の保険証を使って医療機関での支払いを3割負担で済ますのは、顔写真添付無しを利用した「公金に対する詐欺行為」です。

    もちろん日本人の中にも同行為を行っている者達がいるでしょう。このような不正を行う人は「弱者」なのですか。生活に困っている人には役所の相談窓口があります。

    マイナンバーカードへの保険証紐付けに反対している人には、陰謀論系もいますが多くは不正行為をしてきた人々に味方するのが目的でありましょう。「弱者ガー」を普段から唱えている政党・関係団体は、「真面目に健康保険料を支払っている弱者」の保険料を不正に流出させる事で、「弱者いじめ」をしていますね。保険証の不正使用によって、保険料の金額がアップするのですよ。

    私は最近、小さいクリニックで初めてマイナンバー保険証を使用しましたが、全く問題なく使う事が出来ました。昨日バズっていた投稿に、病院の窓口でマイナンバー保険証の不具合に怒った高齢者がカードを床に叩き付けていた、というのがありました。デマではなく事実だとしても、一般化はできません。一投稿とは違い、公共の電波利用の報道機関では、小さな出来事をバカでかく喧伝するような公共の利益に反する印象操作はされないと信用して良いですよね。

    • ヨウイチ より:

      中国人によるマイナンバーカード大量偽造の衝撃 事件の背景に潜む犯罪集団【専門家解説】
      日本カウンターインテリジェンス協会代表理事・稲村悠
      https://www.fnn.jp/articles/-/627175

      自分が使用して問題ないから問題ない…とはなりません。上記記事でのマイナンバーカード偽造は750枚ほど。もちろんICチップの中身は偽造不可で、券面表示の偽造ですが、マイナンバーカードの場合は提示だけで公的な身分証明に使われます(運転免許証であれば、コピーや番号を控えられますが)。
      そして、マイナ保険証でトラブルがあった際、解決に用いられるのは、従来の紙の保険証です。
      国民総背番制に近いカードシステムの運用には、厳重なセキュリティが求められますが、緊縮財政のために低コストで民間に委託する事しか考えない(当然、セキュリティホールになる)、現政府では信用できません。

      • BLACK より:

        ご自身のHPに読者を誘導するのが目的なのですね。
        小坪氏の当ブログのアクセス数を利用する意図でしょうか。

        以上 文責 BLACK

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