【あわや国際問題】ウイグルの国際会議に参加中の議員に、youtuber?が突撃⇒立法権直属の実力組織、国会衛視が臨場。”要注意人物についての通報”が発出。【問われる国会の警備体制】

ブログ

 

 

 

現職衆議院議員から警務部に対して「要注意人物についての通報」なる文書が発出されています。
国会議員会館にて私を含む地方議員らが巻き込まれ、多数の衛視が臨場する事態となりました。他国の要人らが使用中の議場において、「おい!!!こつぼしんやっ!」「おまえぇっ!」などと怒鳴られ、「俺が誰かわかるか!」「おい!おい!」「おい、こらてめぇ!」などと議場内で叫び始め、”知りません”と答えると、相手はさらに激昂。議場を退出したところ、出入口付近でも騒動は続く。その他の地方議員などにも暴言を吐き続け衛視が臨場したという流れです。

国会では(議長が要請しない限り)警察権が及びません。ゆえに議会(衆議院・参議院)直轄の実力行使組織があります。それが議院警察権(国会法第114条)の執行を担う、”衛視”です。民間委託されたガードマンなどではなく、立法権直属の歴とした国会職員。アニメみたいな例えだと、独立近衛兵団みたいなものです。その衛視が多数臨場したというのは実は大変なことです。

さらに場所が場所でして、”国際会議場”です。国会議員会館の付随施設であり、他国の閣僚などがスピーチする公式な場所。ウクライナの演説もここでなされたと記憶しています。かなり特殊な場所で、特別にセキュリティが高い場所です。そのため議場に向かう長い廊下の端には衛視控室が設けられています。松の廊下に例えてもいいでしょう。怪我人でも出ていれば即時に国際問題です。

国際ウイグルフォーラムに、地方議員の会は招待を受け参加、私は同会幹事長として登壇しました。その後、会場に紛れ込んでいた方から絡まれたわけですが、同フォーラムには2日間で25か国70人以上が出席。自民党のみならず、複数の政党からも多数の国会議員が参加していました。各国の国会議員、国外大使館員・国際機関職員が参加する国際会議において、(中には日本語が分からない外国の方もおられる中で)大声を張り上げ多数の衛視が臨場したのです。

会場では「中国系のスパイ?」などの疑問もありました。私も数年にわたって執拗に粘着されていた方ですが、主に”青山繁晴”先生の攻撃動画をアップ、併せて日本保守党に対して批判をしている方です。のち本人がX(旧Twitter)にて犯罪自慢でもないのでしょうが、満足気に自供。さらにライブ配信を行うという始末。迷惑系youtuberに類する行為として処理されているのでしょうが、結果、我が国の国会議員から「要注意人物についての通報」なる文書が発出された次第です。実物を公開します。

国際フォーラムそのものは大成功でありましたが、一部において汚点を残しかけました。
世界各国から参集してくださったウイグル関係者のご苦労を考えると情けなくもなります。どうして場をわきまえられなかったのでしょうか。

安倍元総理が命を奪われ、現総理の岸田総理が危機に見舞われました。国会議員が執務を行う議員会館において、このような”自らを抑えられない”方が混入し、国際会議場に入ることができてしまったセキュリティの緩さ。実際に各国要人が使用中の議場で騒動が起きたことを残念に思います。当日の状況および実際の発出文書、どのような議場であるのかを公開します。末尾に、今後の議員会館のセキュリティ向上に関して要望を付記させて頂きます。

 

 

↓読み進む前に、クリック支援お願いします。↓
↓記事が気に入ったらFBのイイネ・ツイート等もお願いします。↓

 にほんブログ村 政治ブログへ
バナーが表示されない方は、こちらをクリック願いします。(同じものです。)

不定期発信にはなりますが、チャンネル登録をお願いします。

 

要注意人物についての通報

あまりの状況の酷さに、警務部(衛視)宛に現職国会議員から通報がなされました。

 

 

 

 

国会議員会館・国際会議場にて開催(ウイグル国際フォーラム)

まず、どのような会場でyoutuber?が突撃したのかご覧ください。

令和5年10月30日、31日に国際会議場で開催されました。議員会館内に設置されている大型会議場であり、いわゆる会議室のイメージとは異なります。我が国の国権の最高機関たる国会の付随施設であり、立法権が有する公式の建物で開催された、国際会議です。

 

 

私を含め、地方議員らは正規の招待者であり会として登壇しました。
世界ウイグル会議のドルクン・エイサ総裁、ウイグル国会議員連盟の古屋会長の前で登壇中の当職。(右端)

 

実際のスピーチは短いもので、2分30秒ほどです。
100自治体以上の地方議会でウイグルに関する意見書が採択されたこと、また街頭活動や証言集会を(我が国では)地方議員が同行することで、中国からの「ウイグルはデマだ」という世論攻撃と戦ったという事例を国際会議において報告しました。

スピーチ後、ドルクンエイサ総裁と握手。

 

古屋圭司会長(ウイグル国会議員連盟)と、地方議員の会で短く会議。

 

ウイグル国会議員連盟、世界ウイグル会議、地方議員の会

 

我々は、国会併設施設で開催された国際会議に出席しておりました。
この場所は、かなり特殊な場所であり、国会付随施設の中でも特別に警備体制が高い場所です。

 

 

 

各国要人の前で、衛視が臨場

いまの写真でどのような場であったかわかると思いますが、ここは歴代総理が各国の大臣を迎えるような場所です。
議員会館の中でも特にセキュリティが高い場所と述べましたが、この議場に行くには長い廊下を通る必要があり、おそらくは設計上、テロ対策なども念頭においた作りだと感じます。
議場を護るように衛視詰め所が設けられており、国際会議だけではなく続く廊下すらも荘厳な雰囲気を醸しだしています。

 

衛視についてもう少し詳しく述べます。

wikiベースで恐縮ですが、日本の国会における「衛視」とは、衆参両議院の議院事務局に置かれる国会職員の一種です。国会法第114条により付与される議院警察権の執行など、各議院の紀律保持のための警務に従事しています。設置の根拠法である議院事務局法上では、事務総長が参事の中から「衛視長」「衛視副長」「衛視」を命ずるとされ、衛視の階級は最高位である「衛視長」以下、4階級に分かれています。
wiki:衛視

 

少し重複した説明になりますが、端的に言えば「立法権の施設内」では「行政権は発動できない」ということです。
我が国は三権分立ですが、一般警察権は行政権の行使であるため、例えば国会の議場内では(不逮捕特権もあり)警察官が逮捕などができません。

例えば敵対政党の国会議員を、行政権(政権与党、政府)が勝手に逮捕したりできないようにできているわけです。
そのため、「立法権の直属の実力行使組織」があるわけです。それが衛視です。

我が国は二院制をとっているため、立法権の実力組織として衆議院・参議院それぞれに衛視が置かれています。
ときどき委員会などで与野党が入り乱れることがありますが、その際に対応にあたっているのは(警察ではなく)衛視です。衛視執行とは、国会の衆議院議長・参議院議長がそれぞれ有する議院警察権を執行し、院内の秩序を回復するために、衛視に強制執行を命じる議長からの命令、あるいはその命令に従っての衛視の職務執行のことです。

余談になりますが、天皇陛下の御休所(国会内)は、参院の衛視が担当するそうです。かつて参院が貴族院だったからでしょうか?大臣室は衆議院衛視が担当します。

 

先例にならうならば、国会議員会館の内部では(衛視ではなく)警察権の行使もできるようですが、実際には衆議院議員会館・参議院議員会館ともに衛視がおります。ガードマンぐらいに思っている方もおりますが、国会職員です。

 

国際会議場とは、海外要人を狙ったテロなども想定すべき重要施設であり、ゆえに議場を守るために”衛視詰め所”が設置されています。

その国際会議場の、衛視詰め所から多数の衛視が臨場しました。
私は見たことがありません。あまりない事例だと思います。

 

臨場せざるを得ない騒動が生じた時点で、相当な問題なのです。
ゆえに国会議員から下記の文書が発出されたものと認識します。

 

 

 

当日の状況

同行した地方議員らからヒアリングを継続しております。正規の報告書については紙で作成中であり、とりまとめ中です。

本国際会議に招待され、地方議員の会として登壇しました。
フォトセッションにおいて私がスピーチを行いました。ちょうど目の前には青山繁晴参議院議員がおられ、会場には三浦小太郎先生やペマギャルポ先生もおられました。

会議進行上、休憩に入ったところで事件は発生しました。
突然、「おい!!!こつぼしんやっ!「おまえぇっ!」などと大声で怒鳴られ、「俺が誰かわかるか!」「おい!おい!」「おい、こらてめぇ!」などと私のもとに来て叫び始めたのです。会議は休憩に入った直後で、議場内の方は少数でしたが衝撃が走ったのが分かりました。私はその方が誰か知らないので「どなたですか?知りません」と述べたところ、さらに激高。とんでもない大声を挙げながら追いかけてきました。

場所が場所だけに、他国要人が使用中の国際会議場で騒動となれば大変な事態に発展します。
私は、即時に議場を退室しようとしましたが、同氏は「逃げんのかぁ?こらぁ?」などと背後から大声をあげながら追いかけてきました。私は本年4月に足を骨折、入院三カ月という大怪我をしてしまいました。まだ長距離は歩けず、杖をついており走ったりはできませんでした。立法職の末端として、国際フォーラムへの影響を鑑み即時に退室を試みたところ、罵声を発しながら追跡を受けた次第です。

出入口においても騒動は続きました。
常軌を逸した怒声を浴びせる謎の人物を前に(参加していた地方議員に対して)「ちょっと、集まってください」と発言しました。その他多くの地方議員は、私は荷物が取るのを待っていてくれたからです。

即時に、自民党の笠間昇((前)綾瀬市議・自民)先生が間に割ってはいり「ここがどういう場所かわかっていますか?」と何度も述べ、落ち着かせようとしました。しかし今度は笠間氏に暴言を吐き続けました。具体的には、同氏は激昂しつつ自らの名を一方的に名乗り、こちらはは名乗ったのだから「そっちも名を名乗れ!」と言われ、笠間氏の個人情報など「おまえは誰だ!」と執拗に聴かれたそうです。また、同氏は勝手に録画を始めたとのことです。この場所は、撮影・録音禁止の看板が立てられております。

地方議員らは各地から上京しているため、懇意にしている国会議員事務所などにそれぞれ挨拶に向かうところでした。
当会会長の丸山治章・逗子市議(自民)、副会長の野田しょう子・東大阪市議、事務局長の中村一夫・大和市議、当会は超党派のため維新より坂元純一・和泉市議、泉南市の添田詩織市議などが同行しておりました。また出入口では受付を兼ねていたため、日本語の話せない国外のウイグル関係者など要人が多数おりました。

添田詩織市議に気づくと、そちらにも大声をあげ始めました。推定にはなりますが、ネット上で注目を集める議員をターゲットにしていたのでは?と言われており、地方議員として国内トップ3のフォロワーを誇る添田市議を狙ったのだと思います。最も長時間怒鳴られたのは割って入ってくれた笠間先生で、体感では10分程度は対応が強いられたと思います。大声をあげ続けておりましたが、どのような内容か詳細は分かりません。のち地方議員たちは、各国会議員事務所に赴くべく移動していくのですが「いまから俺と話せ!逃げるのか、おい!てめぇ」などとの怒鳴り声が聴こえておりました。

移動中に、衛視が出動するのが見え、どのような事態かと問われたので「議員たちが絡まれています」と伝えました。衛視ら複数は駆け足で臨場していました。

 

 

 

青山繁晴参議院議員を執拗に攻撃、同氏の背景~ネット上での自供

場所が場所だけに中国のスパイではないか?との指摘がされていましたので、背景について記述します。
主に「青山繁晴参議院議員」に執着していた者として有名です。同氏はアクセス数こそ多くはなく、ネット上では無名で知らない方も多いのではないでしょうか。

かつて一世を風靡した、”テキサス親父”なる海外在住の親日外国人がおり、その日本事務局を名乗っている人物です。この方がテキサスに住んでいるわけではありません。
ジュネーブなどで従軍慰安婦などの問題を取り上げ、ワニプラスなどから出版。直近では正論 2022年10月号などに寄稿。

私自身も5年間にわたって一方的に執着されてきたのですが、あまりに酷かったためネットストーキングの様子について述べました。詳細は【政治家たちが反撃した理由】”民団施設に連れていきたい”と招待した保守系活動家からの粘着行為にまとめておりますが、なにも私だけをターゲットにしているわけではなく、青山繁晴参議院議員やその他の保守系活動家を敵視、異常なまでの執着で有名な方です。
(※ ただし私も実物を見たことがあるわけではなく、かつて一度同じ会場にいたそうなのですが記憶にありません。この場で突然怒鳴られても、それが誰なのかは分かりませんでした。)

攻撃対象には日本保守党も含まれており、あらゆるものを攻撃する感じの活動なのだと思います。具体的な政策活動が見えてこないため、その実態は分かりませんが、現実世界では、迷惑系youtuberの類として扱われておりました。
日本保守党を攻撃してきた同氏を、なぜか百田尚樹氏がリポストしているのは理由が分かりませんが、それもあり下記のX(旧Twitter)のポスト、ある意味での自供は拡散されていきました。

 

 

日本保守党サイドも、まさか自分の党を攻撃している者をリポストしたとは気づいていないのでしょうし、また同国際フォーラムには有本香氏も登壇していたのですが、会そのものを破壊しかけた人物の投稿だとは知らなかったのだと思います。相当に激昂していたのですが、仮に(腕を振り回すなどし)海外の要人にあたってしまったり、怪我人が出ていた場合には会そのものが大変な事態になっておりました。

 

 

前述ポストでように、同氏らはLIVE配信。
なんと7時間以上も罵詈雑言を繰り返しています。私のことは1時間頃から触れているようです。その際、青山繁晴先生や桜田義孝先生、前述の地方議員たちや特に笠間昇・前綾瀬市議のことも徹底的に悪態をついています。

テキサス親父日本事務局 ワールド・オヤジ・サテライト 2023年11月3日 生放送!

 

アクセス数は4~5000千再生と、昨今のyoutuberからすると低空飛行のためネット上では有名ではありません。
しかし、常軌を逸した執着は、流石に議員会館では有名であり、特に青山先生が会長を務める護る会(日本の尊厳と国益を護る会)所属の国会議員事務所は、同氏の存在は把握している方も多いようです。

ようは青山先生に突撃をしたり危害を加える可能性が想定され、各事務所が警戒しているということでしょう。
この日も私のスピーチの際にはちょうど目の前に青山先生がおられ、実際には青山先生を狙っていたのだが(秘書などがいたため)、第二目標として地方議員たちが狙われたのではないか?との指摘もありますが、実際にはわかりません。

(日本保守党のアンチであもるため、場合によっては有本氏が被害にあっていた可能性も否定できません。ゆえに百田氏のリポストは謎とされています。)

 

 

 

【求められる真相究明】誰が入館させてしまったのか

これは地方議員の会からも公式に要求、および報告書があがると思いますけれど、なぜ国際会議場という極めてセキュリティが高い場所に同氏が入ることができたのか?は調査を求めます。究極的には、同フォーラムの主催である、ウイグル国会議員連盟や日本ウイグル協会になるのでしょうけれども、衛視が臨場した以上はその経緯は調査が必要でしょう。今後も生じる危険が否定できないからです。

最大の問題は、テロ対策などが施されていたはずの、国際会議場のセキュリティもザルだったと国際的に周知されてしまった点です。衛視臨場という形で騒動は生じてしまい、(けが人などが出ていないとは言え)国際的に恥を晒してしまいました。警備にあたる衛視の責任は問われるのかもしれませんが、本質はそこにはありません。
(後日において、衛視長(衆議院事務局 警務部防災課会館警備係)、衛視副長(警務部防災課 議員会館警備)が国会議員のもとに報告をしたと伺っております。臨場の事実については国会議員事務所より確認がとれるでしょう。)

しかし、国会議員による紹介などがあった場合は、立法権直属という意味では衛視側では対処に限界があり、(今回に限らず)一般論になりますがいずれかの国会議員事務所が入館を許せば、衛視は入館を拒否できないためです。被害を受けた地方議員の会側は、同氏の入館経緯について調査を要請する予定です。

 

誰が入館させたのかは分かりません。
できれば名前を挙げたくなかったのですが、当日は会議場において杉田水脈先生の隣に同氏はいたことを複数の地方議員が確認しています。
同氏と杉田先生は、もはや客観的に見ても(今回とは関係なく)完全な関係者であることは事実で、本稿においても触れないわけにもいかないのです。

安倍元総理のご判断があったというのは有名な話ですが、経緯としては杉田先生が浪人中においてジュネーブで従軍慰安婦による日本バッシングに敢然と立ち向かわれ、そのことを雑誌正論で発表されました。素晴らしい活動だと誰もが思いました。そのことに感動した櫻井よしこ先生が安倍総理に願いしたという流れだったと記憶しますが、これはネットでも公開されていたと思います。結果として(候補者本人としては選挙を戦わずに)ブロック比例の名簿上位記載となり、自民党の国会議員として活躍してくださっている次第です。その際の国連での活動は、国際会議場で暴れた同氏が手配しており、いま国会議員であることの直接的な関係者なのです。のち政治活動においても杉田先生が重用してきたのは周知の事実です。
※ 媒体名を記載するか否かは個人的に葛藤もありましたが、正確に記すべきという声もあり悩みぬいて掲載しました。

 

また、”イイネ訴訟”なるものがありましたが、私もイイネだけであのような判決はおかしいと思うのですけれども、そのイラストは前述同氏と共にLIVE配信に映っているイラストレーターが描いた作品やコメント等に対しイイネを押したことに端を発します。かつて、あるメディア関係者が20代の求職者と性行為があり(争点なし)、薬物が用いられたのか否か、強制性が争われた裁判がありました。そのことに関連して「枕営業大失敗」などとイラストを作成。この作品は名誉棄損で敗訴しており、特に言及を避けますけれども、右左のイデオロギーを排して見た場合、確かに(一般の若い民間女性に投げつけるにしては)国会議員らが擁護することも難しいものでありました。同イラストレーターの絵も含めて、杉田先生と同氏の関係は議員会館では有名です。

そして、非常に広い国際会議場においても同氏と杉田先生が隣に座っている姿は、多くの議員が確認していたことも事実です。客観的な報告としても記さざるを得ない。

 

なぜ議員会館に入ることができたのか、また国際フォーラムに同氏がいたのかは現時点ではわかりませんが、(地方議員を含め)すでに他の議員がターゲットになっていることも鑑み、どの経路で入館許可がなされたのかは解明されるべきでしょう。さらに別の先生が被害にあう可能性が否定できないからです。

そもそも国会議員会館とは、国権の最高機関たる国会の付随施設であり、自由に出入りできるものではないはずです。結果としてルーズな運用となっていたことが浮き彫りになってしまい、あまつさえ衛視詰め所を設置した特別に厳重なはずの国際会議場での臨場を余儀なくされました。

安倍元総理が命を奪われ。現総理である岸田首相に対してもテロが勃発したにも関わらず、議員会館がこのような実態だったのです。

 

 

 

自らの危機として、国会議員は対応を。

本稿のアップは、ウイグル国際フォーラムが無事に盛会に終わり、かつウイグルの要人らの大半が出国したことを確認してのち公開しております。そのため公開が遅れてしまいました。

 

岸田政権に対して批判的な方もおられましょう。苦言はいいのです、言論の自由を政治家が抑圧するものではありません。
ただし人格否定や、もはや攻撃のみが目的かのような言説は問題があると考えます。かつて、安倍〇ね!と特手イデオロギーの方が掲げましたが、割れ窓理論ではありませんけれども一事が万事です。

振り返れば河野太郎先生、のち稲田朋美先生、古屋圭司先生や新藤義孝先生、萩生田政調会長。
昨今ですと和田政宗先生。

政策に対する意見表明として、応分の批判はあってよいのです。むしろ推奨されることす。
では、国際会議に参加している議員らに突撃することは言論の自由なのでしょうか。衛視が臨場を余儀なくされ、あわや国際問題です。

批判のみ、バズリ優先での悪態が横行し、「何をやってもいい」という空気が醸成されることは危険な兆候です。
叩けばアクセスが伸びる、それが普通のこととして受け入れられることには警鐘を鳴らしたい。

 

今回、国際会議場で起きたことは「国際テロ未遂」とすら言わざるを得ない状況で、(今回の同氏に限ったことではなく)万が一にも手を振り回して海外の要人にあたってしまったり、または前述国会議員らが殴られるなどの危害を加えられていたらどうなっていたのでしょうか。仮に、当該政策テーマを妨害したい、敵対国の意を受けた者が暴れたのだとしたら、どうなっていたのでしょうか。

実際に入ることができており、衛視多数の臨場を余儀なくされたという現実、しかもそれが自らのyoutubeのコンテンツとして配信されていることをどのように認識するのでしょうか。

支持者の暴走については、各事務所では対応限界もあるのでしょうけれども、リアルの世界での入館許可などには一定の責任を問われていくべきと考えます。
次に被害にあうのは誰かは分からず、どのような人物が出入りしているかも不明な状況は、昨年夏の惨劇を思えば早期に改善されねばなりません。
万が一にも、国会議員会館において国会議員が迷惑系youtuberに粘着されたり、考えたくもありませんが大怪我をさせられるなどがあってはならないのです。

自らの危機として、国会議員は対応して頂きたい。
それぞれが国民に付託された議員で構成される、国権の最高機関たる施設です。ここまでザルな運用は本当に問題だと思います。

 

このような事態にならなければ書きたくもありませんでしたが、実は議員会館では(入り口にこそ金属探知機はありますが)受付で訪問先の議員事務所の許可を得て入館証を得さえすれば、その後については(議員会館の)どこに行って何をしようとも分からないのです。許された事務所以外には訪問しないよう受付では一応は注意をされますが、それは紳士協定に過ぎず、例えば立憲民主党だろうが共産党の事務所だろうが、どこであれ行けてしまう。ほぼオフィスビルみたいな造りになっており、入ってさえしまえばどの事務所にも行けてしまう問題があります。ちなみに議員会館の廊下で共産党国会議員幹部と遭遇したこともあります。

例えば、Aという議員と懇意であり入館許可を受けた者が、実はBという議員に執着しており、事務所に殴り込んで大暴れすることもできてしまう運用になっています。正直に言います、ザルなのはみんな、知ってました。しかも入館における受付では、身分証の掲示・および複写なども求めておらず、入館申請は自称してしまえば誰かも分かりません。

訪問先の国会議員事務所が、この人は誰だろう?と思っても、例えば当該政党の有力支持母体などを名乗られた場合には無碍に断ることも難しい。結果的に入館証だけ得て(その事務所には行かず)、好きなところに行けてしまうのが現実です。性善説で運用されてきました。その意味では、仮に出禁リストを作ったとしても、会館受付で偽名を名乗って(どこかが許せば)、出禁にすらできない運用実態にあります。

どこかの事務所が、誰でも彼でも入館証をジャンジャン発行してしまえば、すべての事務所が危機にさらされるという構造なのです。
かつ問題行動を起こした来訪者に対して、入館を許した議員事務所は特に責任を問われるルールにもなっていません。

 

 

 

セキュルティーの早期向上を。

以下、被害者として提出予定の、改善要望の素案です。

 

改善要望の素案
①議員会館などでトラブルを起こした来訪者がいれば、どの事務所がどのような関係性から入館を許可したのか調査すること。

②入館を許可した事務所は、衆参両院の各議員会館に対して顛末を報告させるなどの一定の責務を負わせること。

③会館受付の人員を強化し、免許証やマイナンバーカードなどICチップを含む来訪者の身分照会を行うこと。

④複数階層にわけて出入り禁止処置などを設けて欲しい。

④衛視の増員、詰所の増設。たとえばテーザーガンの導入検討や、現実的な施策として防護盾および警杖など装備備品の充実。

⑤特に、海外要人も使用しテロ対象となる危険性もある国際会議場、また各種の国会施設において会議使用においての衛視の出入口での常駐など。

※1 複数階層にわけて出入り禁止処置などを設けて欲しいというのは、①会館そのものへの入管禁止(衛視臨場などの騒動を起こした者)、②特定事務所への入室禁止(特定の事務所に対して執着行為・ネットストーキングがある等)、③注意を要する人物のリスト共有。(右派左派問わずに過激系の論述を行ったり、突撃系youtuberなど)という意味です。

※2 それぞれのイデオロギーの異なる様々な入館者が各会議室を使用することを念頭に、特にトラブルが予見されるテーマの場合は、会場警備として衛視の常駐、警杖装備などを検討して欲しい。仮に、極端に左によった会議もありますし、中には特定国に対して不利な政治テーマ(ウイグルにおける中国)などは衛視の常駐などにより、抑止効果を発揮して欲しいと思います。特に国際会議場。出入口付近に警杖をもって立っておれば、未然に抑止する効果が期待でき、またトラブル発生後も早期鎮圧も可能でしょう。

実際に決めるのは国会議員ですから、どこまで具体的に書くかは迷いますけれども、本稿をベースとした被害の報告書および改善要望は、地方議員らから提出する予定です。

 

保守系の執筆者からは、非常に残念に思うという声がありました。
「なんて場所で、なんてことを」と。

この事態を受け、結果的に保守論客らに対しても、全体的にハードルがあがってしまう懸念があるためです。
その結果として、政治の生の情報が、ネットや保守媒体を通じて有権者に届く道が細くなることは、ネットにとってもリアルにとっても損失です。

一番悪いのは騒ぎを起こした本人ですが、今後のセキュルティーを考えていくならば、会館側での現実的な改善も強く求められます。

 

 

 

私自身は地方議員に過ぎず、立法職の末端に過ぎませんが

立法権の際たる機関のセキュルティーがこの有り様であり、

我々地方議員が突撃を受けたこと以上に、衛視臨場を我が国の公式な場において余儀なくされたことを

衝撃をもって重く受け止めております。

この顛末も伏せてしまおうかと頭をよぎりましたが、衛視を臨場させた者が(理解に苦しみますけれど)自らネット発信しておりますし

事なかれ主義の結果として、我が国の元総理の命が奪われた現実を鑑み、ここに公開するものです。

末尾になりますが、各国から来日されたウイグル関係の要人らに、我が国の立法職の一人として心から申し訳なく思います。

ネットの、やりたい放題の空気が、現実にも染み出してきていることについては、多くの事務所が警戒心をもっておりました。

そのことはネット・リアル問わずに、双方の損失だと考えます。

早期のセキュリティ対策を求める方は、FBでのイイネ・シェア、Xでの拡散をお願いします。

 

※ 恐らく表示される人数が極少数になると思うので、とりあえず「見えた」人はイイネをお願いします。一定数がないと、タイムラインにあがらないと思う。私のアカウントの場合は特に。

 

 

一歩、前に出る勇気。
↓応援クリックお願いします。↓

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
にほんブログ村

バナーが表示されない方は、こちらをクリック願いします。(同じものです。)

【支援要請】戦うための、武器をください。

 

不定期発信にはなりますが、チャンネル登録をお願いします。

 

 

コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)

  1. 甲州保守 より:

    テキサス親父ことトニーさんを前面に出しつつ、別の案件(特に国内)ではその名の影響力を用いてめちゃくちゃやってる……というのが10年以上前から囁かれていた方だと記憶。捕鯨のころから“そう”だったとは思いたくないですが、一方で露骨に敵を作って煽るビジネスをやる人物の筆頭という印象もあります。当時はなかった言葉ですが、迷惑系という表現は言い得て妙ですね。

  2. BLACK より:

    テキサス親父日本事務局の姿勢とその攻撃性は前々から異常だとは思っていましたが
    まさかこのような事態を起こすとは、私の想像を遥かに超えていました。
    まさかこれ程までとは。

    小坪氏と、小坪氏と志を同じくする地方議員の先生方を
    前々から何故か異常に敵視していたテキサス親父日本事務局ですが
    最近の小坪氏と、地方議員の先生方のご活躍は尚一層気に入らないようです。
    また『ネットとリアルの乖離』も、議員側・政治家側からの事実の発信と反論も
    とても気に入らない、とても不都合、とても不利益なのだと思われます。

    何故、保守がまとまらないのか
    何故、保守内で反目するのか
    何故、保守が保守を攻撃するのか
    何故、保守が感情的に成り過ぎるのか
    何故、保守が批判ばかりになるのか
    何故、保守が事実を冷静に視ることが出来ないのか
    何故、保守が相手の立場を理解することが出来ないのか
    何故、政治家には人権無視で叩いて良いと思っているのか
    何故、ネットとリアルが乖離しているのか

    ひとつの答えが10月30日、議員会館で明らかなったと、私は思います。

    以上 文責 BLACK

    • BLACK より:

      当日議員会館で藤木氏のお姿は
      上記の「何故」を煽って来た側の断末魔の姿であると私は思います。

      以上 文責 BLACK

  3. azumaebisu より:

     小坪市議、お早う御座います。

    【テキサス親父事、トニー・マラーノ?】氏の御名前は存じておりましたが、今回の騒動の犯人の藤井某は、全く知りませんでした。

     今回の【國会乱入事件の如き犯罪行為】すら知りませんでした。小坪市議のこのエントリーで初めて知って驚いています。

     これはいけませんね。言語道断です。

    我日本國が、軽視…舐められていると言う事です。

     衆参両院に、警備の強化を求めます。【國会の安全保障】がこの有様では【國の安全保障
    】のザルさ加減も、推してしるべし…。

     こう言わざる負えないのは、大変業腹で悔しいですね。私が支持し、投票した議員各位がこの様な卑劣で野卑な攻撃を受けると言う事は、私自身が、当該犯人に平手打ちを喰らった様なもので、とても腹立たしい。

  4. 櫻盛居士 より:

    **********************************************************************
    共産党は2016年9月13日からの警告を無視し続けましたね。
    ならば、下記は決定事項と承諾したものと見做します。

     ・『テロを利用する共産党』
     ・『テロリストの味方である共産党』
     ・『テロに屈する共産党』

    **********************************************************************
     
     
    この藤木と言う御仁は、いったい何をしたかったのでしょうか?
    行動が支離滅裂です。

    結局、この騒動で藤木氏は指名手配とは行かずとも、注意申報が衆議院警務部に回付された様な形です。
    それも衆議院議員の名前で、顔写真入りの書面がです。
    もう、「この顔にピンときたら110番」状態です。
    大恥も良い所ではありませんか。

    実際に現場を目撃した訳ではありませんので何とも言えませんが、通報文書から察するにその行動は正気の沙汰とは思えないものがあり、若しかすると療養が必要な状態にあるのかも知れません。
    この様な汚点を自ら被ってしまうと、多くの保守層はこの御仁から離散するのでは無いでしょうか。
    更にはそれを得意げに語ってみたり、悪口に固執してみたりするのは、健全な精神状況にあるとは思えず、療養が必要な状態にある事を裏付ける一つのピースに成って居る様にも思えます。
     
     
    扨て、セキュリティーに目を向けた場合、館内のゾーニングが為されて居無かったと言う事ですね。
    確かに議事堂本館等の歴史的建造物の場合は、建造された時代の警備計画に沿って設計されて居る為、現代の社会情勢や施設運用と見合わなく成って来て居る事も多いでしょう。
    幸か不幸か、折角セキュリティーの盲点を洗出せたのですから、ここは予算を掛けてでも根本的な見直しを図った方が良いのでは無いでしょうか。

    一応、国会議事堂や議員会館、首相官邸周辺は警視庁が割りと厳重な警備を敷いてますが、武装集団が襲撃する事を念頭に置いた警備体制では無い様に見えます。
    個々で紛れ込むテロリストを排除するのか、集団で行動するテロリストを排除するのかで、警備体制は変わって来ますが、良くも悪くも我が国はその両方が手薄なのは間違い無いでしょう。

    本気で治安維持に向けた具体論を考える時期なのではないでしょうか。

    • BLACK より:

      >通報文書から察するにその行動は正気の沙汰とは思えないものがあり、若しかすると療養が必要な状態にあるのかも知れません。

      今回の件だけでは無く、このように思える行動や発言をネット上で見聞きしていても
      視聴側のネット保守層が判断出来ない。
      判断出来ないどころか、同調し、煽られ
      同調しない、煽られない保守層を
      「頭大丈夫ですか」「貴方の為を思って忠告しますが」「保守では無い」等々と指摘する有り様です。
      小坪氏と、小坪氏と志を同じくする議員の先生たちには敵認定です。

      それは
      本能的に、人間にとってとても楽しいことなのだとは思います。

      思いますが
      これでは、保守の劣化は当然だと私は思います。
      これでは、『ネットとリアルの乖離』は埋まるはずがありません。
      一部の保守層にとっては、『ネットとリアルの乖離』こそが楽しいのですから。
      一部の保守層にとっては、『ネットとリアルの乖離』こそが
      自分たちの正義の証であり、酔うことが出来る幻想なのですから。

      そこが、現在のネット保守の最大の問題だと私は思っています。

      以上 文責 BLACK

  5. カルライン より:

    日本保守党も批判してて…たしかに日本保守党とはファン層が被るというか…残り少ないファンを根こそぎ持っていかれそうだから危機感を覚えるのは当然かも…

    今までは、日本保守党のメンバーも「基本的には評論してるだけ」だったからそこまで敵対視していなかったけど、これからは「政治家として行動して何かしら結果を出す可能性がでてきた」ので…批判の対象となったのかもですね。

    「何かしら日本とためになるよう実際に改善してしまう政治家」は、色々と困るんでしょうね、きっと。

    国会議員から要注意人物扱いの文書が出るレベルとなると…さすがに公安監視対象になるのかなぁ?

  6. 神無月 より:

    うむ、テキサス親父さんを金儲けに利用?し、似非保守がバレて保守に叩かれた事を逆恨みに?

    入館管理がザルなのは、性善説の国民性らしい美徳?なのでしょう。
    騙す方が悪い! つまり犯罪を犯す方が悪いので、犯罪に遭う方は悪くない!?

    性悪説移民を増やして国家体制を守る計のようですので、既に時代には合っていないのでしょうね。

    内閣支持率28%、過去最低を更新 共同通信の世論調査。
    安倍首相の時は、菅官房長官が前面に出て、マスコミを上手にコントロールするシーンが多かった記憶が有ります。
    今の官房長官は誰だっけ?的で、存在感が・・・
    前面に出たがりの岸田総理が悪いのか?

    迷惑Tubaですが、ウイグル人にとって自国内で行われる人民解放軍によるジェノサイドに比べれば、可愛いものなのかも知れません。

    イスラエルの攻撃も見ていますと、シオニストによるパレスチナ人追い出し計画が、事実で有ると感じます。

    海に囲まれた日本は、徒歩では他国に逃げられませんので、さてどうする日本人!
    .

  7. Pちゃん より:

    旧ツイッター上でもいろいろな情報が錯綜して、当事者以外は正直何が真実なのか混乱しています。
    その場に他の議員もいたはずなので、それらの方々の情報及び投稿はないのでしょうか?

  8. 維新は裸の王様 より:

    国会議員が、衞視事務所宛に文書を発出した、という事は。
    今臨時国会会期中の予算委の間、関係ある委員会にて、【自民党の】国会議員こそが質疑をしなければならないと私は思います。
    それから、かの御仁との関係性からは杉田さんの説明も欲しい所です。

    以上です
    11/7 文責 維新は裸の王様

    5年前位の(それ以前の)御仁のテキサス日本事務局や、某女性漫画家のアレコレ。
    ・・・あぁ、思い出してきたかも?

  9. ふぃくさー より:

    杉田先生の名前にものすごく驚きました。杉田先生は藤木氏の事を明確に嫌っているとばかり思っていたんです。それが、そんなに近しい関係だったとは。
    国連での活動においても、「『俺がいろいろと面倒をみてやった』とか上から目線で言ってるが何様ですかあなた」のような口調でコラムを書かれていた記憶が残っています。
    マスコミから思いっきり叩かれながらも真っ当な正論を述べてきた先生だと評価していただけに、非常に残念な気持ちになりました。

  10. 名無し より:

    藤木氏ってハッピー◯イエンスwだよねぇ
    杉田氏って支援受けてるのかね?違うと思いたいけど。
    あそこも教祖亡くなって色々大変らしいし

タイトルとURLをコピーしました