【岸田政権は反対するのか?】外国人のみに許された脱退一時金、広島市の戦い

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ネット上では、岸田政権への批判が溢れる。私もすべてを礼賛するわけではないが良いことをしたときは褒めていいと思う。さて、外国人のみに許された年金解約制度、脱退一時金。高額の金銭を得ることができ、のち無年金(または低年金)に陥るわけだが、再入国を妨げていないため将来的に生活保護になる可能性が極めて高い。仮に就労ビザであったとしても、のち(生活保護の対象である)永住許可の申請もできる。

この外国人優遇、地方から声を挙げていって果たして国は動くのか。
第一章にてファクトを揃えるところまでは進め、二章においては政令市を含む他議会や市長会などの他団体への共闘を進めていく。

その二章のスタートは広島だった。
岸田文雄総理は衆議院議員だが、その小選挙区は広島一区。
「きっと反対する!」と最初から怒り狂う人もいるが、私は協力を得られる努力を行いたい。私には無理だ、そんな力はない。だが、小選挙区を支えてきた地方議員たちの声を当該選挙区の衆議院議員は無視するだろうか?

谷畑英吾(全国市長会 元副会長)と共に広島へ。
駅で迎えてくれたのは、山路英男・広島市議。広島市議会最大会派「自由民主党・市民クラブ」の幹事長を務める。

「できない」理由を並べ立て、誰かを攻撃するのではなく、
「やりたい」願いを一縷の希望として私たちは示したい。

第二章、キックオフ。

 

 

 

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政権の動きに影響を与える、総裁輩出県

これは慣例にはなりますし、私は国会議員ではないので断定は避けますけれども、総裁輩出県の決議意見書は国側は明確に区分して見ていると感じます。ぶっちゃけると「これはちょっと」等という場合はストップもあろうし、逆に「通せば政権に影響」するものなのです。実は前からそう。

理由は、総理大臣とは衆議院議員が就任するもので、衆議院議員の多くは小選挙区を持ちます。各小選挙区には支える地方議員らがいるわけで、そこからの突き上げには小選挙区の国会議員は弱い。重く受け止めざるを得ない。

実は普通のこと、です。
それが小選挙区制そのものだから。

 

いま総裁輩出県はどこか。
それは広島です。

広島県議会および広島市議会の決議・意見書は、国政に直撃的な影響を及ぼすことは秘密でもなんでもなく、政治の常識です。岸田文雄総理の、衆議院議員としての小選挙区は広島一区。

広島一区は「広島市(中区・東区・南区)、安芸郡(府中町・海田町・坂町)」から成ります。

 

 

 

広島市・自民最大会派

山路議員が広島駅まで迎えに来てくれました。

広島市議会の自民最大会派、「自由民主党・市民クラブ」の幹事長を務めています。
お土産としてネジチョコをあげました。こんな方です。

 

会派室にて。

柔和な水野議員、脱退一時金の漫画を持っているのが山路幹事長。そして谷畑英吾先生。
私はまだ杖をついていたのですが、「私が支えますから」と手をまわしてくれているのが母谷議長です。
そして一緒に納税意識の重要性を共有する、八條先生。
のち天守閣を見に行った際に確認した、平岡先生。

 

写真に全員は写っていないのですが、動画出演を含めて

山路英男(東区)、母谷 龍典(佐伯区)、八條 範彦(安佐南区)、宮崎 誠克(佐伯区)、平岡 優一(中区)、水野 考(安佐南区)、三宅 朗充(安佐北区)、沖本 高博(東区)とお会いできました。

 

正直に言えば、会派全体にご挨拶という形で広島に行きました。

幹事長とは会派のトップなのですが、幹事長自らがご案内してくれました。

 

話は和気あいあいと進み、実は動画もあるのですが、それは別チャンネルでの紹介されると思います。

速記録を作成しれくれた、谷畑英吾(全国市長会の元副会長)先生と共に伺っているのは一つのポイントです。(のち公開される動画にも出てきます。)

 

ちなみに私が広島市議会と縁故があるのは、下記の活動も関係しています。平和式典において(他県の市議ではありますが)来賓として招待を受けており、広島市議らと共に参列してきました。

 

 

 

広島市の松井市長と

山路議員のご協力で、広島の松井市長と谷畑英吾・前市長の面談が叶いました。メインは、首長マガジンへの協力要請であったのですが、脱退一時金の資料も谷畑市長から手交されました。

実は松井市長は、旧・厚生省の官僚でした。
そのため国の制度にも明るい方です。

 

私も挙手させて頂き、何点か議論を交わしましたが、市長の発言は重たいためこの場では私からは控えたいと思います。制度全般について、また統治機構としての問題意識を共有できました。

このあたりはのち山路議員が動画内で語っておりますので、そちらをご参考にお願いします。

余談になりますが、私からは「ドッジライン」「シャウプ勧告」というフレーズを切り出させて頂いたのですが、なんと松井市長が自身の訓示でも用いているとのことで、わざわざ資料をくださったことには感動しました。やや踏み込んだ発言もありますので、私からは以上です。

 

当ブログの読者は、山路議員のことはご存じかと思います。
まだ総理になる前の、総裁候補ですらなかった(手を挙げる前)の岸田文雄衆議院議員に対し、ウイグル問題を切々と伝えたのが山路さんです。ガチで小選挙区の市議です。

本春の統一地方選において広島に応援に入った際に、実は松井市長もおられました。(水色のタスキをかけている候補です。)

 

私は「維新とは無関係なほうの松井です☆」とチャーミングに(来場者に)応援を要請したのですが、その場は笑ってくれておりましたけれども心から笑っていたかは不明です。

市長室でその話を切り出したとき、笑ってくれていてよかったです。

 

 

 

第二章 他議会との協力

行橋市議会でなすべきことは完了しました。第一章において、他議会に呼びかけるだけの公式のファクトを揃え終わっています。第二章として政令市を含む他議会や市長会など他団体への協力要請を行っていきます。

ちなみに他議会との協力というのは初めてではありません。
私と山路さんの共闘も初めてではなく、ときどき甘いものを食べています。

 

【広島】政府を動かす一助になるなら。広島市議会最大会派、全員賛同(広島市議会議員 山路 英男)

 

今回は、特に広島からの協力を強くお願いしたいためキックオフに広島を選びました。

 

「岸田が悪い!岸田は反対する!」と、ネット上で叫ぶ方がおります。

・・・わからないじゃないですか、そんなの。

まだ、やってもないんだから。

 

きっと反対する!と最初から怒るよりは、できるだけ協力を得られるよう、しっかり動いていくほうが私は良いと思う。

実際どうなるかなんてわかりません。
けれども、是正につながる努力を私はやりたい。

地方議会では、国政に影響がないという方もおられます。
そうなのかもしれません、しかし、そうではないのかもしれません。

 

宏池会は決して大きな派閥ではなく、支えたところで良いことがあるわけでもなかったでしょう。広島の政界は、混乱に次ぐ混乱でした。

雨の日も晴れの日もというよりは、
暴風雨と嵐と、尋常ならざる日照りと、なんなら槍まで降ってきたような広島です。

山路さんは、市議選前にも(岸田総理を絡めて)文春にしばかれました。

雨の日も風の日も、暴風雨であっても支えてきた地方議員の思いを、小選挙区の国会議員は無碍にはしないと私は信じます。
あ、あとは山路さんが頑張ると思う。

 

 

ちなみに山路市議が、谷畑市長と私を紹介してくれた海田町も広島一区(岸田さんの小選挙区)です。

 

私は日帰りだったのですが、谷畑市長は翌日も広島。
府中町に山路議員と行っておりますが、府中町も広島一区です。

 

そして岸田事務所にも表敬訪問されています。
(日帰りだったので私は行ってません。)
どういう話をされているかは私は知りませんけれども、全国市長会の元副会長が表敬訪問されたことは事実です。

 

交通費(特に航空券)、そして宿泊費が異常にあがってます。コロナ禍があけて経済が動いているのでしょうが、地味にボディブローのように効いてます。泊まろうかなとも思ったのですが、新幹線で一駅だともったいないな、と。行ったほうがよかったかもしれない。

 

 

 

政令市における一般質問

私の質問とは違う内容になると思う。
広島に限った話ではなく、全般的な話になります。

ここは聞けば「あっ!」となるかもしれないが、政令指定都市は国の直轄。都道府県からも独立した扱いというのはご存じかもしれないが、実は「国の制度についても、かなり踏み込んだ質問」が可能。

 

行橋市議会における私の質問は、”一般市であることの制約下”にあり、国側からのデータや資料の一部の答弁に限定された。その(制約下の)議事録を一つ目の武器に、法定受託事務として地方に移管された事務要領を二つ目の武器として戦った。

これが国側の省庁とのレクである。国の官僚との一般質問と思って頂くと想像しやすいかも。
国会議員でなければできないこととして、”地方からは見えなかった省庁見解”や”国側の制度運用”を問いたかった。国会議員の要請により実施されたレクにおいて、要望者としてオブザーバー参加させて頂いていた。

これは紳士協定として、その場での答弁は公開しないこととしている。
厳しく私は守るけれども、その理由は次のレクもあるため、です。

で、回答は共有できないけれども質問メモは私のものだから(ネットに公開はしないけれど)議員間で共有することはあり得る。将来的には政令市の市議たちに渡そうと思う。これは、行橋市議会の質問とは深さがまるで違うものになる。

 

はっきり言う。

私が得た、国側の動きについて。
【一般市では質問はできない】ことも、【政令市では質問ができる】のだ。

都道府県でも難しいこと、実は政令市では可能。
ちなみに特別区は、むしろ権限が削られているから質問範囲ではないと思う。この部分は政令市しか無理だろう。

これは広島だけではなくて、他の政令市の同志たちにもお願いしていきたいと思う。

 

動画内では、質問内容や脱退一時金の詳細について、双方ともに”少しぼかした”表現になっています。答弁を得られるまでは、口が堅いのが議員の性分。

政令市は議員数が多く、毎回毎回、質問に立てるわけではありません。
しかし会派単位では誰かが当たるわけで、そのあたりは内部で調整して頂けると信じます。「やろうかな」という声はすでにあがっており、どなたかがしてくださるでしょう。

すでに行橋市議会における速記録は資料としてお渡ししておりますが、さらに踏み込んだ答弁が得られるものと期待します。

データでは送っていない。守秘義務とかそういうのじゃない。
紙に印刷して封筒に入れて、実際に行って手で渡して、会って目を見て頼むというのが普通。

もう資料は渡しました。
受け取ってくれました。
だから楽しそうに写真に写っているのです。

一章においてネットと共に作りあげたのは、二章で使う資料です。
ネット上の橋頭保も含め、すべて完成しています。
だから二章は他にもっていく段階。
広島に行ってきました。非常に負担のかかる調整をしてくださると信じて。

・・・まぁ、文章にすると非常に堅苦しいのですが、実際には和気あいあいとした時間を過ごしました。

 

 

 

 

地方から国政を変える、

そんなの無理だ!という方もいる。

私も一議席なら無理だと思う。

けれども複数の議会を横断し、面で対処を始めた場合には「その限りではない」と胸を張って言いたい。

実際に、変えてしまった例は多数ある。

●●はきっと反対する!と、決めつけて怒り狂うよりも

むしろ協力を得られるよう奮闘する地方議員たちを応援して欲しい。

課題がそこにあるのなら、改善したほうが確実に良いのだから。

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コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)

  1. BLACK より:

    天守とは総理大臣でありましたか。
    総理大臣は日本の、政治の、天守閣。
    それはその通りでありますが
    ですが、そこまで目指しておられるとは申し訳ないながら私は予想出来ませんでした。

    「岸田政権を批判しなければ保守では無い」的な現在の空気はおかしいと私は思います。
    岸田総理に保守が目指す方針に近づいてもらう。理解していただく。
    それが出来れば良いのではないでしょうか。
    「気に入らないから批判する。叩く」だけでは物事は、特に政治は解決も前進もしないと私は思います。

    何ごとも、特に政治は、「好き嫌い」「気に入る気に入らない」では解決も前進もしないものだと私は思います。
    「岸田総理を慕ってくれ」「岸田総理を信用してくれ」と言う訳では無いと思います。
    ですが、評価出来る部分は正当に評価されるべきだと私は思います。
    それは稲田明美先生に対しても同じだと私は思います。

    ものごとを成し遂げるには、結果を出すには
    柔軟と、正当と、冷静が必要に思います。
    ガチガチ、感情的、熱血の保守を、私は最近少し憂いています。

    ガチガチ、感情的、熱血の方が人の心に響くと思います。
    アジティターもカルトもそうだと思います。
    「保守はカルトになってはいけない」
    極端な表現かも知れませんが、私は最近そう思います。

    以上 文責 BLACK

  2. カルライン より:

    https://mgpf.jp/#business

    首長マガジンって…これ(↑)ですよね?

    普通に金儲けの分野に行ったらサクッと億の資産築けそうな有能な若い人が…それなりに多数、地方自治(たぶん自分の生まれ故郷が主)で活躍、貢献したいと考えるような時代になってきたんだな…ってかんじで、非常に興味深いです。

  3. azumaebisu より:

     とても興味深いです。

    さて、このコメントもう弾かれますかな?

  4. キジトラ猫 より:

    脱退一時金の件程度で狂ったように怒る人は、ご近所には居ないと思います。一体どんな人なのかな。
    今回は生活保護の話ではありませんでしたが、日本国で生活が立ち行かなくなった外国籍・外国人の方々は、御自分の国籍の国の大使館に相談して自分の国の支援制度を利用すべきです。フィリピンに住んでいる日本人高齢男性はフィリピンの役所へは行かずに、日本大使館に相談をするため足を運んでいましたよ。
    小坪様の活動に怒る人は国境のない世界を夢見ているのでしょうが、2023年の世界には国籍とか国境が厳然と存在しています。必要があるからです。バイデンさえも国境の壁建設を再開するそうです。
    また日本国政府・法務省は、余りにもユルユルの甘過ぎる基準で永住許可を出しているので、それが公金吸い取りシステムに繋がり、国民の血税が福祉絡みを通じて流れ消え去っているのだと思います。これに加担する政治家は、日本の政治家とは言えません。

  5. ロード より:

    岸田首相のお膝元、広島県議会、市議会の決議・意見書は、国政に直撃的な影響を及ぼす
    政令指定都市は国の直轄。「国の制度についても、かなり踏み込んだ質問」が可能。
    勉強になります!

    「できない」理由を並べ立て、誰かを攻撃するのでは何も変わらない。
    すぐ煽られて怒り狂う自分を反省いたします!

    岸田首相を支え、国家を動かそうと努力する広島県の議員の方々、ありがとうございます!

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