【一般質問動画】ブルーリボン・アニメめぐみ・広報啓発、3つとも100%。そして、爆破予告とテロリストについて

 

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①拉致問題について
②テロリストについて

①においては、 #ブルーリボンを守る議員の会 について触れています。私がなぜ拉致事件を取り上げるのか。

また地方行政は、拉致被害者の直接の奪還はできないものの、広報啓発(風化阻止)ならば力になれる。1200議席になるまでの経緯、そして超党派という枠組みが必要であった背景など。

②においては安倍元総理のことを触れた上で、テロが起きた場合の市の対応を問いました。爆破予告に関する裁判結果についても触れています。結構、衝撃的な議事録(全国的に影響出るレベル)になっています。

特に「テロリストについて」の中身で触れているのは、いわゆるヘイト訴訟。爆破予告を受けた際の決議について、市側を含め裁判を起こしていましたが「名誉毀損である」こと、また「事実ではない」(要旨)ことが判決であると答弁を得ています。

何が革新的な議事録なのかと言えば、実は司法審査の限界(部分社会の法理)により、地方議会は裁判できないとされていました。(除名や出席停止を伴う懲罰を除く。)

つまり決議が名誉毀損であるか否かを司法審査することは”できなかった”のですが、ここを突き崩して実は司法審査の限界を突破して名誉毀損を勝ち取っている点。

マニアックかもしれませんが、全自治体議会に影響するレベルの判決であり、この部分は研究や論文等になる可能性があり(実は話がきている。)、今後の地方議会の運営についても大きな影響がある質問。

そしてヘイト訴訟で、名誉毀損を勝ち取った希有な例だと思う。

(動画リンク後に、さらに解説。)

 

 

令和4年12月定例会 本会議3日目(R4.12.13)④小坪慎也議員一般質問

 

 

「騙し絵」とは言わない。
しかし、ある戦術は用いている。

動画をご覧いただければ分かるように、徹底的に丁寧なヒアリングをとっています。ただし、実は”爆破予告の裁判結果”が議場で触れられることについては誰も気づかなかった。

理由は、私はBlog上にはそんなことを書いていないから。
もっと言えば、行橋市議たちも知らない。実はこれは「ばらす必要もない」のです。

私は発言量も多いし、さも手札の全てをオープンにしているように感じさせる。けれども、伏せ札だって使う。今回の質問は「安倍元総理が銃殺されたことを受け、市におけるテロ対策」がメインだと誰しも感じていたと思う。Blog上でもそのように触れていました。

しかし実際には、かつて起きた行橋市へのテロとして爆破予告を取り上げることは、質問を見れば「自然な流れ」になっておりますけれど、この着地点が見えないように丁寧に伏せていたのです。

ブルーリボンを守る議員の会にも凄まじい準備時間を割いています。だったら「こちらがメインだろう」と感じるでしょうし、実際にメインなのです。普通だったらここだけで準備時間はゼロになってしまう。まさかもう一発、でかいのを伏せているなんて想像はしない。

市職員とは丁寧に打ち合わせているのですが、そのことを徹底的に伏せた。

 

伏せる。

実は、判決についてもそうなのです。請求内容は棄却された、それをもって敗訴というのは全く事実であり私は否定していません。

しかし「私に対する決議が名誉を毀損するもの」であること、かつ「(決議に書かれた内容が)事実が真実であることの証明がない」という認定をとっていること。

そもそも本来ならば、決議の違法性を司法で審査することが極めて難しいこと。つまり、司法審査の限界を突破しようとしていたこと。そして実際に司法審査の限界が変わってしまったこと。”出席停止を伴う懲罰”が司法審査の範囲になった際も60年ぶりと言われた激震だったのですが、「動議」などが含まれる判決は、実は地方議会に凄まじい影響を及ぼすこと。かつ、それらの根回しをほぼほぼ進めてきたこと。

うん、実はずっとやってた。

 

そして、そのことを私は伏せた。
だから判決文も伏せたし、「勝った勝った」となじる者がいても、ただ耐えた。これを議事録に刻み込むために。この動画が出た時点で、地方議会の司法審査の範囲が変わったことが公に示された。

アクセスがどれほどかは知らないが、もちろんアクセスもあるにはこしたことはないけれども「手ぐすね引いて待っていた」人たちを事前に準備していた。

ずっと準備していました。

 

ノー原稿で、メモ書き程度で議場に臨んでいるのは、さらに別件を抱えているから。そちらはブルーリボン関係なのだけれども、「伏せている案件」を一気にオープンにしたため、受けた側は居合いの速さに見える。けれど、実際には準備していたんだよ。

この路線の話、まだ伏せている弾はあるけれども。
それは相手方の動きを見てから考えよう。

 

ちょっとだけ小出しにすると、一審だけではなく二審判決も降りてるんですよね。一審で、決議が名誉を棄損しているという部分がとれましたから、市との裁判をやめました。実は高裁にあげるときに被告を選べるんです。一審は、「動議を提出した共産党市議」と「行橋市」を被告にしていました。しかし、一審判決において(司法手続き上は敗訴なのですが)”決議の名誉毀損”と、あとは”司法審査が及ぶ”をとっていたので、ここで市への控訴はしなかったんです。

つまり、市に対しては確定判決と言ってもよくて、二審がスタートするまで、私は「名誉を棄損している」という認定をとれていることを言わなかった。そうなれば、市は手出しができなくなるから。黙って耐えていました。

で、さらに耐えて二審の判決が出るまで、一審を踏襲するまで待って、耐えて耐えて耐え続けてから、議場で初めて触れたんです。あくまで司法判断(判決)を、被告であった市行政が述べているだけですから。なんら問題はない。行政が何かを判断したわけでもない。ただ事実を述べただけ。6年が必要だ会った。私の議員歴は10年、そのうちの6年をここに費やした。テロ被害者がここまでやらないといけなかったということ。ヘイトだとの喧伝、これはネットもリアル(共産党からの紙)に耐え続け、それを逆手にとった感じ。

議会は何もしなかった、6年。
内容証明なども出している。そして怪文書とは言わないが、私を攻撃するビラを出し続け、かつ議会にも配布を許し続けた。ようは職場に配り続けたわけですよ。これを「組織(議会)」が放置し黙認し続けたことが異常だと判断されたんじゃないのかな?と私は思います。本来の司法審査の限界を超えて、範囲を拡大してまで”決議が名誉を毀損している”と認定した判決を下しているのは、何もしなかったことに対しての司法側からのメッセージだと私は受け止めています。

そ。
出されていた攻撃的なチラシ、あれ全部を証拠にして淡々と収集し、市民などにも配布していることを「裁判の材料」にしたの。結果、本来は超えられないと思われていた司法審査の限界を書き換えてしまったんだ。もちろん全ての議会に影響する。

何もしなかったこと、放置したこと。それが全ての原因だと思っている。
今回も何もしなかった場合には、次のギアを準備している。(それなりに大変なことになると思う。)
それだけの準備時間が実はあったから。ずっと我慢していた。ただ耐えて、今日この日のために。

まあ、このあたりはまだ色々と伏せ札があるのですけれどもね。
状況を見ますよ。どうなるだろうな、って。

タイミングを見て(必要と思ったならば)「他の資料」も公開します。
Blog読者にとっては、懐かしい話だとも思います。
今夜はそろろそ寝ます。

 

 

 

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コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)

  1. k より:

    さすがです。ありがとうございます。

  2. daioh より:

    自分なら岸田首相の言う通り国防が国民の義務であれば、アメリカから核ミサイル買って
    北朝鮮付近に打ち込み、拉致被害者を取り戻すけどねえ~

  3. ロード より:

    市議は困ったフリして耐え続け、かたや気持ちよく攻撃を続けた側は術中に嵌まったと言うことでしょうか。
    戦略的勝利、おつかれさまでした。

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