実務的な部分なので、最終的にどういう形になるかは分からない。まだ総理大臣にも就任していないのに、大臣の名前が先に出てくるのも不思議なものではある。
期待したい人事もある、逆に「うーん」と思った部分もある。どちらにせよ、自分の希望の100%になることはないのだから、まぁ、良い部分も見て行きたい。
個人的な一丁目一番地は、法務大臣。
ウイグルにおいて、帰化・送還の件で法務省マターの要望を抱える私にとっては大きな興味でした。古川禎久先生をご存じではない方もおられるかもしれませんが、知る人ぞ知る保守色の強い先生。新進党から無所属、自民では山崎派→石破派→無派閥という流れ。ここだけ見ると「ふーん」かもしれないが、創生日本。また”のぞみ”(いまの保守派は知らないかも。)にも参加。これは外国人参政権の付与に反対したり、改憲を求める実務的な政策集団でした。人権擁護法案にも反対してきた筋金入り。台湾への具体的な発言もあり。
次に、幹事長ポスト。
甘利さんの人事ですが、これは「(対中を含む)経済安全保障」全般をやるという意思で受け止めています。この部分は、内閣(つまり大臣や省庁)でやるのではなく、政党側で対処していく布陣に見えます。つまり、ウイグルとかで問題になっている強制労働とかですね、あのサプライチェーンです。地味にご存知の方もいるかもしれませんが、甘利さんはこのあたりの政策がかなりガッツリしている先生ですし、TPPの際のタフネゴシエーターです。ここは内閣側の動きではなくて、党本部のほうに移管(部会を使う?)されていくのかも。
実は、経済安全保障大臣というポストが新設されます。
新大臣は、小林鷹之先生。まだ3期目で、46歳。若手の抜擢です。
NHKによれば、「岸田総裁としては、小林氏の高い実務能力を評価して、意欲を示す経済安全保障に関する法整備にあたらせる」とのこと。どこまで報道を鵜呑みにしていいかは分かりませんが、法整備まで考えているようです。
(ちなみに小林先生は二階派。ネットでは、派閥のみで批判する方もおられるのかもしれませんが、中には右寄りの先生もおられます。実務能力での抜擢という部分に期待したいです。)
最後に、地方議員として重視したいのは経済政策。
地方ごとにGDPみたいなものがあるわけではありませんが、やはり一極集中となると地方行政は苦しい。新自由主義は”効率のみを重視”で、コストカットありきだと思っていますが、こことの戦いがどうなるのかは地方議員としては重視している個所。報道でも飛ばしレベルなのかもしれませんけれど、竹中平蔵氏らをカット、というか、「小泉改革の司令塔だった竹中平蔵慶大名誉教授が民間議員を務める首相官邸の成長戦略会議は廃止する方向。」という記事。
日経の記事だと批判されていて(ゆえに国民は評価してもいいと思うけれど、また地方議員としては評価したい)『自民党総裁選で「小泉改革以降の新自由主義的政策を転換することだ」と宣言した。規制緩和・構造改革が経済成長の半面で「格差と分断も生んだ」と指摘。成長と分配の好循環による「令和版所得倍増」を説くが、「改革」はどこへ行ったのか。(後略)』という感じ。
まぁ、新自由主義事態が”格差を作ること(または容認すること)”で、社会の経済構造にレバレッジを効かせる側面もありますし、このことを(日経などは)「改革」(竹中平蔵氏らの使う単語としては。)と呼んでいるような気がします。
(個人として)やや残念に思ったのは茂木敏充外務大臣。
少し押しが弱い気がしますが、全体を見渡してみると「ここは弱くてもいい」という変則シフトな気も。私は押しが弱い外務大臣は好きにはなれませんが。
野田聖子議員が、少子化大臣というのは、私は実はほっとした部分もあります。総裁選で野田候補が掲げた公約にはバッチリの役職だと思いますし、個人としては好感度が高い人事です。
(私は、ちょっと泣きかけてしまったのですが、そのバックストーリーと思われるものは、ネットではほとんど触れられていません。)
同じく、この布陣、とくに経済安全保障分野にもシフトした状態で、国内法の整備まで一気にやると考えると「政調会長に高市早苗先生」というのは重要なキーパーソンだと思います。
党員票が多かった河野候補は広報とし(議員票の得票から政策面は、むしろ人事的には採用しない形)、総裁選の結果を綺麗に反映した形になっていると思います。
総裁選を通じての政策や投票結果もきっちり反映しているのではないでしょうか。
関連する報道を並べてみましょう。
たぶん、皆さんも見え方は変わるんじゃないかな。
(岡山市長選結果・投開票 10月3日)
ウイグル関係で非常にお世話になった先生からの強い推薦でした。
自民の分裂選挙(自主投票で激しい戦い)でありましたが、応援していた元議長の浦上雅彦候補は敗退しました。
三期目を目指した現職市長は11万19票で当選、浦上雅彦候補は8万3793票。次につながる結果だと信じております。
ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。
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(OGP画像)
このあたりは、今までとはまったく違う動きになる予感がありますね。
まず、甘利さんの幹事長起用の件。
下記については、大賛成というか、私自身もほぼ同じ思いです。
渡瀬 裕哉氏の記事です。それぞれの著者に対して、好き嫌いはあるかもしれませんが、私は氏の意見について、特に下記の記事については、ほぼ全面的に支持します。(願望も含めてかもしれませんが。)
甘利幹事長人事が持つ外交安全保障上の意味
<幹事長の席に誰が座るのかは、日本政府の対外政策・国内政策の全てに影響を与えることになる>
岸田文雄新総裁・新総理が誕生し、党役員人事及び組閣が進んでいる。今回の人事で日本の行く末を左右する最も重要な人事は自民党幹事長だ。
自民党幹事長は党公認権や政党助成金の扱いに関して絶大な権限を持つ。したがって、幹事長の席に誰が座るのかは、日本政府の対外政策・国内政策の全てに影響を与えることになる。
(中略)
岸田総理は必ずしも対中姿勢で強い姿勢を取ってきた人物とは言えない。総裁選挙中に、岸田総理は中国の人権問題に対して強気の姿勢を示す発言をしていたが、言葉に真実味を帯びさせるだけの政治的の裏付けは十分ではない。
一方、甘利幹事長は自民党における経済安全保障の第一人者である。同氏は自民党で経済安全保障政策を主導する「ルール形成戦略議員連盟」会長として、対中サプライチェーンの見直しなどを積極的に打ち出してきた人物だ。同連盟は2017年に設立されて以来、感情的な反中議論ではなく、対中国を念頭に貿易・投資に関する法案策定や国際機関人事での競争力強化などを打ち出し、冷静かつ理知的に日本が国際社会でリーダーシップを発揮する動きを推し進めている。
甘利幹事長の誕生は経済安全保障議論を急速に加速させる可能性があり、日本が同盟国・友好国に対して同分野で主導権を発揮する動きが活発化になるだろう。財界の意向を考慮しつつも、安全保障上の観点から現実的な政策が党から打ち出されていくものと思う。
今後は党側からの経済安全保障の政策提言の重みが増す
また、対中世論を喚起するため、保守強硬派からの支持が厚い高市早苗氏が政調会長ポストについたことから、自民党内の対中融和を求める声が大きく後退することは自明だ。この面でも党内に対中強硬政策を止める要素は減少していくことになる。
したがって、安倍・菅政権時代と異なり、岸田政権では日米同盟を基軸とすることは当然として、官邸は中国をある程度安心させながら、党が対中強硬策を主導する形に転換する形となると筆者は予測している。
私の個人的な経験を付与されて頂くと、甘利さんとは一度だけお会いしたことがあります。確かSNSのバンとか、サイバー攻撃と保守サイトとかの件だったと記憶しています。
TPPにおいてはタフネゴシエーターとして知られており、実務能力は非常に高い先生です。たまたま同志議員(ちなみに笠間昇議員)の選挙区であり、どうしても!ということでつないで頂きました。その後、速攻で政策反映されており、「ほぼ水面下で進める」ため報告はできませんが、凄いなと思いました。
活動実績などをオープンにする先生もいますが、かなり複雑な調整を強いられた結果、すべてを(自分の実績も)非公開にする先生がいます。代わりに高い成果をあげます。お会いしたときには、超法規的処置としてブロッキングをやった直後で、内部であったことなどを淡々と教えて頂きました。
(これは書けないこと。)
渡瀬 裕哉氏の分析が凄いなと思ったのは、下記のくだり。
>安倍・菅政権時代と異なり、岸田政権では日米同盟を基軸とすることは当然として、官邸は中国をある程度安心させながら、党が対中強硬策を主導する形に転換する形となると筆者は予測している。
何が凄いって、この記事のタイムスタンプは10月1日。
「①官邸は中国をある程度安心」させながら、「②党が対中強硬策を主導する形に転換する」は、ほぼ正解に思えてしまうのです。外務大臣の起用も含めて、ですね。かなり変則的な人事配置ですが、まるでこのコラムは、未来を読み当てているかのようです。
ただ、内閣においては、別の動きも。
つまり渡瀬氏の予測の上を越えてきた漢字。
これは幹事長の起用とは別個に、法案作成のスペシャルチームとして、頭を大臣に据えたイメージです。
一気に法制化まで進める形か?
(以下、NHK)
自民 岸田総裁 経済安全保障の担当大臣に小林鷹之氏 起用へ
自民党の岸田総裁は、4日に発足させる新内閣で、新たに設ける経済安全保障を担当する大臣に二階派の小林鷹之氏を起用する意向を固めました。小林氏は初めての入閣です。
小林氏は、衆議院千葉2区選出の当選3回で46歳。
自民党二階派に所属しています。
岸田総裁と同じ開成高校の出身で、財務省の職員を経て、平成24年の衆議院選挙で初当選し、これまでに防衛政務官などを務めています。
小林氏は、自民党の戦略本部で、座長を務めた甘利幹事長のもと、経済安全保障に関する法整備の必要性を盛り込んだ提言の取りまとめに当たりました。
岸田総裁としては、小林氏の高い実務能力を評価して、意欲を示す経済安全保障に関する法整備にあたらせるとともに、当選3回の小林氏を抜てきして、若手議員登用の象徴としたいねらいもあるとみられます。
小林氏は初めての入閣です。
記事の並べ方で見えると思いますが、着眼点は以下ですよ。
>小林氏は、自民党の戦略本部で、座長を務めた甘利幹事長のもと、経済安全保障に関する法整備の必要性を盛り込んだ提言の取りまとめに当たりました。
甘利さんとツーカーですね。
しかも、すでにこの仕事をやってきた、と。
法案として陽の目を見る可能性、そこに期待。
キャリアも期待できます。
>岸田総裁と同じ開成高校の出身
>財務省の職員を経て、(中略)
>これまでに防衛政務官などを務めています。
元官僚ですから、法案の取りまとめは上手い予感。
また防衛政務官をしていたため、防衛の観点からも物が言えます。総裁と同じ高校出身というのも、総理との連携の意味では大きく加点。
(それがお友達云々と言われたらそれまでですが、年齢が全然違いますし。)
実際に、岸田総裁候補として、総裁選の公約に記載をして頂いていますし、総裁選に出馬する前に、宏池会会長としてお会いして頂きました。かつ具体的な陳情を複数回行わせて頂いており、法務大臣にもつないでいただきました。実際に、法務大臣に要請を行うことはできたのですが、宿題を積み残す結果になってしまい、このことは(岸田会長から)広島市議とも会話にのぼったやに伺っておりました。
そのため、法務大臣の起用においては、私は凄く注目していました。
ガチガチの保守の先生が起用されました。
古川禎久先生です。無派閥6期。
wikipediaベースの情報で恐縮ですが、まずはネット保守からは「ん?」となる情報から。ちなみに、所属派閥のカラーとは全く異なる先生もおられる、という意味での紹介です。現実はそんなに単純ではありません。
党歴は、(新進党→)(無所属→)(自由民主党→)(無所属→)自由民主党です。
派閥は、山崎派→石破派→無派閥
また、石破派においては、水月会(石破派)の初代事務総長に就任しています。
では、保守色の強い実績を。
かなり凄まじいです。
・外国人参政権と人権擁護法案に反対しており、自民党の中でも保守色の強い議員の1人。
・首相の靖国神社参拝を支持している。
・日本のTPP参加には反対の立場を取る[8]。
・日本の核武装については、今後の国際情勢によっては検討すべきとしている[8]。
エピソード
2011年9月14日の国会で、東日本大震災の際に、200億円の寄付をした台湾への政府としての感謝を促して、野田佳彦総理大臣(当時)に対し、「東日本大震災に対して台湾から寄せられた真心あふれる破格のご支援に対して、日本国として礼を尽くし、心からなる謝意を伝えるべきではないか。外交案件としてでなく、人としての道を申し上げている。台湾とは国交がないが、日本人が苦しみ嘆き悲しんでいる時に、最も親身になってくれた友人だ。それなのに政府は卑屈にも第3者の顔色をうかがうことに汲々とし、友人の真心に気付かないふりをしているのではないか」と発言した[9]。この発言は、2015年3月12日、台湾の大手新聞社自由時報で、東日本大震災から4年が経過したことに合わせて報じられた[9]。
他のエピソードとしては、郵政民営化に反対した先生です。それで離党。
小泉総理に盾突いた流れの先生、なかなか郵政で反目した先生は(復党しても)上手くいかない気もしていましたから、新自由主義からの脱却という意味でもここは着眼していい経歴ではないでしょうか。
他の発言としては『2009年6月16日、自民党代議士会で、「自民党はこの際、大政奉還を決断して、国民の懐深く帰るべきだ。国民の痛みと哀しみを我がものとして、もう一度、保守政党としての原点に戻るべきであります。」「それこそが本当の意味で、党が再生し復興するための道筋であると信じます。」と発言した』というもの。
法務大臣としての適格性ですが、素晴らしいと思います。
・東京大学法学部卒業
・建設省に入省
・法務大臣政務官、環境大臣政務官、財務副大臣を歴任
・法学士
個人的に注目した人事です。
創生日本の副幹事長をされている先生です。
もう覚えている人はいるだろうか、旧称「真・保守政策研究会」。
中川昭一先生や当時無所属だった平沼赳夫をはじめとした自民党及び無所属の議員によって設立されました。
初代会長は中川昭一、2009年より安倍晋三会長に。
この歴史は、ほんとに凄いもの。
古参のネット保守なら記憶していると思います、懐かしい。
(安倍さんが総理になった影響もあってでしょうけれど、しばらく活動は休止していました。)
のぞみ(政策集団)にも参加されていました。
こちらは多くは触れないけれど、平沼先生もおられた、あののぞみです。
個人的には激熱だな、ブルーリボン訴訟とかへの影響とか、凄まじくありそう。
だから、良い、だろうと。
そういう判断ですね、乱暴ですが。
岸田流「新しい資本主義」の正体 分配強化、影潜める改革
岸田文雄新首相が4日に誕生する。経済政策の看板は「新しい日本型資本主義」だ。これを自民党総裁選で「小泉改革以降の新自由主義的政策を転換することだ」と宣言した。規制緩和・構造改革が経済成長の半面で「格差と分断も生んだ」と指摘。成長と分配の好循環による「令和版所得倍増」を説くが、「改革」はどこへ行ったのか。
(後略)
「小泉改革の司令塔だった竹中平蔵慶大名誉教授が民間議員を務める首相官邸の成長戦略会議は廃止する方向。」という記事。
冒頭と同じコメントで恐縮ですけどね、まぁ、新自由主義事態が”格差を作ること(または容認すること)”で、社会の経済構造にレバレッジを効かせる側面もありますし、このことを(日経などは)「改革」(竹中平蔵氏らの使う単語としては。)と呼んでいるような気がします。
ここらへんって、どうしようもない部分があったんです。
「小泉解散(郵政)」で、自民が大勝。
族議員も刺客も自民です、「族議員(自民)vs刺客(自民)」がクローズアップされた選挙ですから、結果的に自民が大勝利。
のち安倍内閣に(衆院選を経ずに)禅譲され、そのまま麻生内閣まで行きます。
これを「打破」しようとしたのが麻生解散だったと思うのですが、ここで衆院選で、すいません、私も含めて保守陣営は敗北。自民党は下野。
何が言いたいかと言えば「新自由主義からの脱却」というのは、国民の意思としては、決断されていない、ということです。むしろ、(中川昭一先生の経済政策ごと)「国民は全否定」したままだった。
今回の総裁選で、ここが明確に争点になり、かつ勝利。
だから、ここまでやれるんかな、という部分も。
令和版所得倍増計画という言葉を使っておりましたが、これは池田勇人内閣の言葉。高度経済成長のころの政策であり、まさに「分厚い中間層」を目指した政策の言葉です。
のちの小泉ー竹中ラインというのは、ある意味では池田内閣が作っていた「中間層の破壊」でしたから、池田内閣の言葉で戦った岸田さんには、実はここは(個人的には)めっちゃ期待していた部分でした。
私は、実は、二階幹事長を全否定する立場でもないのですが、ネットでは「親中の!」とか「売国的な」という意見が目立ちますが、幹事長職ということを考えると同情というか、そうせざるを得なかった政治力学もあったと感じています。何より、現実はそんなにシンプルではありません。
(本稿の事例だと、二階派からの経済安全保障大臣が凄まじく実務に特化しているであろうこととか、石破派幹部を務めた先生がガチ保守だとか。)
「分かりやすい話」とか「単純化された話」って、行き過ぎてしまえば、ほぼ虚偽に近いぐらい現実と乖離しています。
・・・という部分は一応は述べておいてですね、岸田総裁の人事って、すごいですよ。二階さんは切る、石破さんも切る、小泉さんも切る。さらに竹中平蔵までやってしまう、小泉内閣からの様々なものを一掃しつつあるわけです。
ネット保守としては、このあたりはきちんと見て欲しいし、評価もして欲しいなと思います。
(過去の自身の言論と併せて考えて欲しい。)
安倍総理は、第一次においては小泉内閣からの流れがある。切るに切れなかったのではないか。
また、この流れは麻生解散において国民の意思として(あそこで自民を否定したゆえに)「ダメ」ってなってたわけで、第二次安倍内閣においても踏襲せねばならない。菅総理にいたっては、竹中総務大臣の際に、菅さんは総務副大臣に抜擢されたことから、竹中さんは生き残ってきた。
今回の総裁選の、本当の着眼点の一つ、それがここです。
池田内閣の政策を冠して、自らの総裁選の公約にするあたり、かなり覚悟は感じていました。
令和版所得倍増計画の中身ですが、ネット上ではほぼ話題にならず、あの中身って結構すごいこと書いてました。すべて実現するかは分かりませんが、中身はすごいですよ。
ただ、これで財界とは明確に戦う感じですから、長期政権になるか短期政権になるかの分水嶺かもしれません。
国民とネット次第でしょう。
単にインフレ率で見ているのではなくて、実質経済に特化した見方をしているのがポイントでした。インフレ率だと物価上昇のほうですが、物価よりも「賃金」に焦点をあてており、可処分所得のほうから入っていく気がします。
事実、池田大蔵大臣時代は、インフレに苦しめられており(ここでいうインフレは、賃金以上に物価ばかりが先行して上がった。)、インフレを抑えつつ、実態の生活をよくするのが池田内閣の基本骨子でしたので。
単にリフレ派とかMMTとは、かなり考え方は違いますし、それが良かれ悪かれグローバルになってしまった令和において、令和版所得倍増計画がどのような効果を生じるかは分からないのですが、期待はできそうです。
(こういうのは、効果が生じるまで、少し時間がかかってしまうのですけれども。)
また、コロナ禍ですから、どういう感じになるかも未知数。
かなり配ってしまうのに使ってしまっていますし、国庫も含めて予算編成が気になる感じ。
少子化担当大臣。
これ、あて職じゃないと思う。
この人事には、少し泣いた。
私は、総裁選の最中、できるだけ他候補の批判は控えたし、コメント欄は解放してきたので、色んな思いをそれぞれ出し合ってもらったけれど、少なくとも私自身は、「すべて自民党の総裁候補ですよ」というスタンスを示してきたし、総裁選に出馬するということは、それぞれに最低20人の推薦人、自民党の国会議員がついていますよ、という部分を意識してきました。
批判はしませんでしたが、かと言って、これは選挙ですから、
かつ、全体的な論述や全体的な候補紹介ではなくて、明確に私も選挙を戦っておりましたから、他候補のことは「評価の記事」も出してないんです。
保守から見た政策という部分では、野田候補については評価できないのですが、バックストーリーとしては本当は触れたかったエピソードがありました。
2012年1月の記事、つまりほぼ10年前の記事です。
卵子提供、高齢出産、子供の障害… 野田聖子議員のドキュメンタリーを放送
(前略)
野田氏は、40歳の時に自然妊娠が不可能な体であることが判明。14回の不妊治療を繰り返すも、残念ながら出産にまでは至らなかった。流産という悲しい出来事も経験。そして、彼女は“卵子提供”という道を選択する。
(中略)
しかし、その時から母と子の闘いが始まった。母体は「切迫流産」の危険性と「羊水過多」による身体的な苦痛に見舞われた。一方、お腹の中の子どもはエコー検査で「臍帯ヘルニア」と「心臓疾患」の可能性の指摘を受けたのだった。2011年1月6日、野田家に待望の男児、真輝くんが誕生するも、すぐに臍帯ヘルニアの手術を受けることに。同時に「食道閉鎖症」の所見がみられ、食道に対する緊急手術も行われた。さらに、出産から2週間後の野田氏も子宮を摘出する手術を受け、2度と子供を産むことができなくなってしまう。
2011年5月中旬、真輝くんは心臓(極型ファロー四徴症)の手術を受ける。かなり危険が伴うものだったが、自らの生命力でこの困難を乗り越えた。その後、順調に回復しつつあった真輝くんだったが、10月17日の朝、突然の3分間の呼吸停止。幸いなことに、命に別状はなかったものの、右手、右足の麻痺、脳梗塞の所見などの試練が襲い、11月には医師から気管切開の提案を受けることとなる。真輝くんの可愛らしい声と引き換えに行われるこの手術を、夫婦は承諾した。二人で何日も悩み続けた末の苦渋の決断だった。
(後略)
全文は以下
身障者のこととか、そういうの「ばっか」というイメージだったと思う。
政治家ではなく、単に親としての政策だったのかもしれない。
けれど、たぶん、そこに込められた思いは本気で。
それが是なのか非なのかは、意見の分かれるところだと思うけれどもね。
私は、岸田総裁が、野田聖子先生を、総裁選の公約を、きちんと政策討論をした上で、その結果として少子化担当大臣に起用したと思うので、なんだろう、これは「報われたな」と私自身も思ってしまいました。
私は、保守の論客ではあるけれども、それ以外のことも、もう少し総合的に見るようにはしているし、政治家それぞれが人間であるという前提で物事を見てきたから。本当は、書きたかった記事だし、野田聖子総裁候補が、総裁選でどういう公約を掲げていたか、見ていたから。本当は書きたかった、触れたかった部分だから。
(ネットだと、旦那の話しか出てこなかった。それはそれで国民の声としてあっていいんだけれど。否定もしないけれど。けど、これはこれで、公約の対に在るものとして知って欲しいなとも思ってました。)
私がここで書いていることも、どこまで整合性があるかは分かりません。
閣僚人事についても、そもそも総理大臣にまだ就任していませんから、大臣の辞令だって、こう、確証をもって言っていいか分かりませんもの。
ただ、菅内閣が基本的には安倍内閣のルールを踏襲していたこともあって、あ、政策はだいぶ変わってしまったんですけどね、この人事や布陣は、かなり安倍政権下のルールと違うんです。
組閣人事の中に、かなりの政策が織り込まれている。
ここは違う部分。
安倍政権下においては、官邸というか、トップからオーダーを出す、中央集権的なイメージを持っていました。
この布陣は、実務者に明確なテーマを付与し、かなりの部分を任せる感じ。
政策を取りこむ人事というのは、甘利さんや経済安全保障大臣の件です。
いままでは「強制労働のサプライチェーンを!」と声をあげていたんですが、これを行政機構として、ほぼフルパッケージで組み込んでしまった。しかも、大臣のみではなくて、恐らく党組織も丸抱えでいく。
私たちのイメージだと、一部の保守系国会議員が組織(議連)を作り、単発でやっている印象だったと思いますが、「全部ではなく」、「しっかりとワンイシュー」で、限定した状態で、
個別に、現実的な対処をしていく感じ。
代わりに、余計な部分や蛇足みたいな部分はカットされるかもしれませんが、「まず、きっちり成果を出す」ことを目的とした布陣で、
かつ、官邸で総理が指揮するというよりは、タスクごとにリーダーを配置して、むしろ中央集権的な体制を否定するというか、なんだろ、人に任せる感じの。小型のミッションの集大成みたいな。
これ、今までと全く違ってて、保守系の国会議員連盟などで、大きなスローガンを掲げていく形、これは安倍総理自身が保守をかなり強く打ち出していたから動いた話だと思うのですが、
そうではなくて「党組織まるごと」で、「全党的な方針はこうですよ的な人事」だけやって、総理自身は黙り(黙るかは知らない)「そのミッションにあたる実務者に託す、任せる」布陣。
そう考えると、外務大臣も納得というか、あ、私個人としては押しの弱い外務大臣は好きではないのですけれど、「ソフト系(頑張って良い表現)」の外務大臣を対外的には立てておき、国内法整備を一気にやっていく。
ほんとにそういう布陣であるならば、変則シフトではあるけれども、これ、強いのかもしれない。全体で見ると。
とりあえず、閣僚の位置付けが変わったと思う。
使い方や運用方法も。また、党組織の位置付けも変わる気がする。
しばらくは、私も面食らう気がする。
保守系の地方議員も、何て言えばいいのかな、いままでと動き方や声の出し方はかなり変わらざるを得ないかもしれない。
まぁ、本当は、総裁が変わる、総理が変わるっていうのは、これぐらいのパラダイムシフトは起きるのだけれど。それが随分と長いことなかったので、私も現状把握に困難をきたしています。
私たちの変化という部分ですけど、これ、議案審査制に近いかもしれない。議案についてのみの意見が言える感じで、それ以外は不規則発言。大型パッケージで、人事を議案のように組み込んだ結果、一気に成果はあがっていくだろうけれども、個別の案件を付与できる感じにはならんのかも。そういう確証はないけれども。
だとすると個人プレー的な動きで発信力で動かせてきたものが、ちゃんと組織を作って、合議を経ないと、意見として集約できんというか。中央集権的な政治体制であれば、ガーーーっとお祭り的に騒いで(ちなみに、私はこのタイプだった)、一時的にでも「国民の民意が!」と盛り上げ、(裏では膨大な書面とかも作っていたけど)そういう手法ではなく、
着実に合議体を作って、きちんと持ちこんだほうが、綺麗に収まっていく形に変わるのかもしれない。後半部分は推論だけれども。
なんとなく、政治の動き方ややり方も変わった気がします。
ネット上で一気に世論を作る方法は、今まで効果的だったのですけれども(うちのBlogでも何度か成果があがっています)、これからは着実なレポートとか、議員組織と合議とか、そういうほうにシフトするかもしれん。
このあたりは空気を読みつつ、動き方を考えてみたい。
最後に、さらっと書いておきますが、なんで地方議員が「国会議員の素顔」に迫るとかと言えば、そういうもんだとしか。
ちょっと、このあたりは国会議員とは考え方が違う。
それぞれの国会議員なんて、全体で俯瞰(これはネットからの目線も含め)すれば、「たったの1」なんです。けれど、地元に帰れば、たくさんの市議を抱えており、だいたいは多くの自治体の面倒を見ていて、複数の自治体からの代表者みたいな側面もあるんです。
地域からすれば、その「1」って、とても大きいもの。
小選挙区の支部長と、市議ってかなり密接な関係があります。
だから、(恐らく国政では見せない)素顔みたいなものも触れる機会は多くあって。例えば好きな食べものとか。一緒に昼飯くうこともあるし。高級なもんじゃなくて、普通のファミレスとかにいたり。ラーメンだったり。そしたら、この先生は豚骨だなとか醤油だな、とか、あるじゃん。
ポツリポツリと口に出す、政治にはまったく関係ないプライベートなこと、趣味とか。
地方議員は、そういう部分って意外に大事にしていて、その先生のキャラとか、市議との距離感とか、そこに頼って陳情を通していくので。
私は、他の入閣予定の先生のリストで、「お!」と思う人もいたし、ちなみにまったく面識はないのだけれども、「その国会議員の選挙区」の地方議員は友達だったりして。
地方議員同士で何の情報交換をやってるんだと笑われるかもしれませんが、機密情報でもないような、本当にくだらない「地元の先生(国会議員)自慢」みたいのもやってて、
それで、それぞれの地方議員が持っている人脈を、それぞれの地方議員が持ち合うというか、助け合うみたいな体制になっていて。そりゃ全部は網羅できませんが、かなりの部分って、地方議員組織はカバーできるんです。
しかも、地方議員って派閥がないので、国会議員の派閥の壁を勝手に突破して、ボトムでひっついてしまうので。そういう意味では、ある一定の数が揃った地方議員組織って、派閥並みの政治力があったりします。これはうちの話ではなくて、一般論として。
よくある地方議員組織での会話として「いいよっ!○○先生のとこだけやったら、俺が絶対に話とおしちゃあけん!」「代わりに、こっちの省庁陳情、できる人いない?」「このメニュー詳しい事務所ってどこ?あ、○○市議が昔、やってなかった?」と。
だから、僕たちは、人を見る。
地方議員の、物の見方は、国会議員とはまた違うと思う。
どちらも正解だと思う。
政策だけ見れば「は?」ってなることもあるけれど、そのときに「だったらなんで?」を、(政治力学や派閥構成だけではなく)その人の人生や生きざまに求めていく。
全体を俯瞰して、マクロに見ることも大事。国政の目。
けれども、ミクロな地方の目だって、どっちも大事だと思いたい。
じゃないと、本当の本質を見失う気がして。
岸田内閣が発足する。
その布陣は、変則シフトにも見えるが、かなり期待もできる内容。
地方議員としての「人を見る」形の分析、
どこまで当たっているかは分からないけれども、
この目線も大事にして欲しいなって思う。
今までとは、ロビー活動や行政アプローチは、かなり大きく変わるかもしれない。
新内閣の発足に期待する人は、FBでのイイネ・シェア、Twitterでの拡散をお願いします。
※ 恐らく表示される人数が極少数になると思うので、とりあえず「見えた」人はイイネをお願いします。一定数がないと、タイムラインにあがらないと思う。私のアカウントの場合は特に。
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個人的には、官房長官人事も注目しています。
🔻当選3回の小林鷹之氏が入閣の方針 岸田文雄総裁
毎日新聞
@mainichi
自民党の岸田文雄総裁は2日、小林鷹之衆院議員(46)=二階派=を入閣させる方針を固めました。
当選3回の小林鷹之氏が入閣の方針 岸田文雄総裁
mainichi.jp
午後0:15 · 2021年10月2日
🔸小林氏は二階派ながら早々に高市支援を決め、出陣式で「檄」コールを行なった議員
10/2(土)
自民党の岸田文雄総裁は2日、小林鷹之衆院議員(46)=二階派=を入閣させる方針を固めた。
小林氏は当選3回で、防衛政務官などを務めてきた。ポストは今後、調整を進める。
当選3回の小林鷹之氏が入閣の方針 岸田文雄総裁(毎日新聞) – Yahoo!ニュース
自民党の岸田文雄総裁は2日、小林鷹之衆院議員(46)=二階派=を入閣させる方針を固めた。
小林氏は二階派ながら、早々に高市支援を打ち出した。
小林鷹之
@kobahawk
総裁選スタート。高市早苗候補@takaichi_sanaeの推薦人を引き受けさせて頂きました。出陣式では最後の「檄」のコール役を拝命し、仲間と共に気持ちを込めました。4候補の論戦を通じ、自民党の国造りへの考え方が広く伝わることを期待。日本を守る。未来を拓く。高市早苗候補を宜しくお願いします。
午後0:19 · 2021年9月17日
小林鷹之
@kobahawk
国を守るために外交努力が必要なのは当然です。しかし、その外交力は「経済力」と「安全保障力」を高め、車の両輪として回すことで高まります。その高まった外交力を活用し、国際ルール形成に参画し、わが国の経済力と安全保障力を更に高めていく、その好循環を創ることが大切。国防力強化は必須です。
……………
高市早苗
@takaichi_sanae
高市早苗の政策!
【「経済安全保障」と「国防力」の強化で日本を守る。】
高市早苗の全体政策は特設サイトでご紹介しております。是非こちらもご覧ください。
http://takaichisanae-sousaisenkyo.info/policy/
ネットの声
YES NOをはっきり言える人みたいですね。お手並拝見してみたい。
ポエム環境大臣とは質が違いそう。
高市さんの決起集会で頑張ろうコールしてたし、政策はまとも。なんで今まで二階派にいたのか。
二階派に所属はしているものの、中国や韓国になびくことなく日本の資源を守るために一生懸命働いてくれている素晴らしい先生です。
国防が何より大事と言っている。
次の世代をアピールする上でも、優秀な人材がいれば、もう数人40代の大臣を起用しても良いのでは。
高市早苗さんの政策に共感して、初めから高市さんを推してた若手のホープ!応援したい!
二階派に所属してますけど高市さんの推薦人にもいち早くなっているし、期待が持てるのでは。
話は違いますが、フリーダイビングの主催者が中国に気兼ねして台湾の国旗をテレビ画面から消したそうです。そしたら、そんなんするなら日本の国旗も消してくれと言ったら、じゃあうちの国旗もと他の国が続いて、中国に媚びようとした主催者の試みを潰したようです。日本、かっこいいですね。
鄭文燦 Cheng Wen-Tsan
@… 101
フリーダイビングの世界選手権で、 テレビに映っ た台湾国旗を主催者が削除する事態に。 台湾が抗 議すると、日本が日本の国旗も削除してほしいと 声を上げてくれました! それに続き多くの国々 が支持を表明。
不条理な政治干渉は許しません。 台湾のために声 上げてくれた友人たち、ありがとう!!
新自由主義からの脱却
日本型社会主義
私は大賛成です。
「日本型社会主義」などと言うと悪いイメージを持つ方もおられるかも知れませんが
「日本型」と言うのが重要だと思います。
日経新聞やリバタリアンの方々からすると
「日本の古い政治、日本の古いシステム」と批判されると思いますが
「古い」と言えば言えると思いますが
現状の行き過ぎた、行き詰まった資本主義の先の、改良版資本主義でもあると私は思い
新資本主義と言ってもよいものだと思っています。
資本主義と民主主義の枠組みの中で、
行き過ぎた資本主義・行き過ぎた競争・行き過ぎた消費社会、行き過ぎた格差
それ等を穏やかに、革命や暴動では無く、日常の政治システムの中で解消して行く。
バンバン自由に、税負担無く利益を得たい方々には不服だと思いますが
普通の中流の暮らしをする庶民労働者にとっては、一番暮らしやすい政治だと思います。
中共が、資本主義と社会主義をご都合主義にミックスして、悪用した社会をつくっているのと真逆に
日本は、資本主義と社会主義を日本的に優しくミックスして、誰もが暮らしやすい社会をつくれるのだと
世界に見せていただきたいです。
(誰もが暮らしやすい、と書きましたが今までの新自由主義の中で利益を得て来た方々には、多少暮らしにくい、儲けにくい社会になるとは思います。)
普通の中流の暮らしをする庶民労働者にとっては、一番暮らしやすい政治。
この政治が返って来る、嬉しいです。
そして、それを実現出来る内閣の布陣とのこと。
大きな期待と希望を感じます。
党主体、と言うのも非常に楽しみです。
高市氏が閣僚になられないことを残念に思う保守の方々も多いかも知れませんが
私は、党三役の高市氏に大きな期待と希望を感じています。
幹事長が甘利氏なのですから、今まで党三役とは全く違う党三役であり
党内の重要ポストに就く、と言う価値は、今までとは全く違う価値だと私は解釈しています。
対中非難決議も、党に潰せされたのですから、党の在り方が如何に大きいかわかります。
岸田氏は、甘利氏と高市氏を信頼し、党がぐいぐい政治を主導して行くことを
任された、託されたのだと、私は解釈しています。
そう考えると、茂木氏の再任は「安心させて」の役割なのかも知れないとも思えます。
今日発足する、岸田総理大臣と岸田内閣と自民党に、大いに期待します!!!!!!!!
小坪氏の当ブログ記事を拝読し、益々楽しみになりました。
(小坪氏への反論ではありませんが、私には、野田氏には小坪氏とは違う感じ方があります。私と同様女性の見方はシビアな方々も多いかと思っています。)
以上 文責 BLACK
🔻“総裁選予想、完全的中! 内側で起きた駆け引きを山口氏が徹底解説!【怒っていいとも総裁選SP】” を YouTube で見る
https://youtu.be/CCFTllTylXw
🔻“その11票はどこから? 河野太郎の不自然に増えた11票は実は○○だった!【怒っていいとも総裁選SP】” を YouTube で見る
https://youtu.be/_eyRngpliL8
日本端子の出処って坂東忠信さんなんですって。知ってらっしゃいました?二日ほどで議員にもわぁ~っとアッと言う間に広まったらしいですね。確かにネットでも広まるのが早かった。あとは、やっぱしね、高市さんの「靖国に行く」が官房長官にしなかった理由…かな?と言うお話です。
“岸田総裁の人事って、すごいですよ。二階さんは切る、石破さんも切る、小泉さんも切る。さらに竹中平蔵までやってしまう、小泉内閣からの様々なものを一掃しつつあるわけです。 ネット保守としては、このあたりは
岸田内閣へのご解説に、納得すること多々有りです。
岸田氏は脇が固いようで、外国民の為の野党から叩かれそうな隙も無さそうです。
野党は岸田総理とは関係の無い、森友桜で再び騒ぐのでしょうか?
また、岸田氏は菅前総理とは違い、三役重要閣僚の力量を有効に引き出せる力を感じます。
岸田ノートには、国民の声以外に、政党、内閣運営の問題点も多く記されているのでしょうね。
岸田内閣の目指す「新保守主義?」のスタートに思えます。
一つに気になる事は、竹中氏を外せる代わりの見返りに、国際金融?から何が求められているのか?です。
米国債の更なる購入・・・まさか、亡国とのスワップ・・・
.
岸田内閣の組閣の説明、どこよりもわかりやすいです。小坪議員、ありがとうございます。
古川禎久法務大臣大いに期待してしまいます。ありがたいです。
野田聖子少子化担当大臣は、私は少し心配です。優しくありたいですけど、そこまでの余裕が今の日本国にないと思います。でもそれも政治が少し変わればすぐに良い方向へ行くと思います。
やることは大体決まっていて、解決策も具体的に出ていると思いますが、問題は、順番を絶対に間違えないでほしいという事。
状況も色々と変わるので、私はついて行くのがやっとです。
でも、このブログがあるから頑張れます。
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共産党は2016年9月13日からの警告を無視し続けましたね。
ならば、下記は決定事項と承諾したものと見做します。
・『テロを利用する共産党』
・『テロリストの味方である共産党』
・『テロに屈する共産党』
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今では広島の顔とも言える岸田先生ですが、実は東京生まれ東京育ちだそうですね。
とは言いつつも、岸田家自体は広島が本拠地であり、親族には広島銀行の会長を務められた方も。
今では御自宅は広島に移って居られますし、広島比治山陸軍墓地奉賛会の会長を務められて居られます。
こうして見ると、案外保守色の強い方なのかも知れませんね。
広島の比治山と言えば大した山では無いのですが、原爆投下時には多くの市民を守った、謂わば”盾の山”です。
爆心地の東方に位置し、熱線と爆風から比治山の東側を守った山として知られて居ます。
この比治山には比治山神社等の寺社仏閣も多数存在し、インスタグラムでは比治山神社に参拝した画像も上げて居られます。
盾の山、比治山の様に盾の内閣に成れば喜ばしいと思います。
ついでに、矛も装備すれば、良い方に化ける可能性もあるでしょう。
扨て、広島と言えばマツダですが、ここ長らくは辛い年月を余儀無くされて居たものと思います。
そもそも、広島発祥の企業と言えばカルビー等の有名処も多く、それなりに経済政策も期待されて居る事と思います。
広島は原爆被害の所為で変な連中が蔓延って強く根を張って居る地域ですが、どちらかと言えば保守的な人が多く、それ故に新商品のテスト地として選ばれる事も多い地域です。
日清戦争の頃には大本営が置かれ、明治天皇も広島城にお移りになられた事から、一時的ではありますが謂わば奠都された状態でした。
日本の中枢が一時的にも広島にあった事から、変な思想から目覚めれば、期待の持てる土地柄でもあります。
そう言った意味でも、期待したいと思います。
ドナルド・キーン先生が著された『明治天皇』の中で陛下が戦線の兵士を思い指揮を執る為に移られた広島で粗末な御暮らしをなされていた事を読みました。国を思い、民を思われた明治天皇は大帝とお呼びするに相応しい御方であらせられましたね。
明治天皇も大層努力為されたお方であっただろうと考えて居ます。
それまでの皇室は公家文化の中にあり、良く言えば優雅である事が重要視されて居たのに対し、明治維新後はどちらかと言えば質実剛健を求められ、武家文化への転換期を見事に乗り越えられた方であらされます。
志士上がりの者と気さくにコップ酒を酌み交わされたなどの話もあり、当に大帝である事に尽くされたのは、その後の日本の未来を案じての事であったでしょうし、見事にその先見の明が、現在の礎になって居るのだろうと推察して居ります。
はい。明治時代について書かれた本を読みたいと探している時に見つけたのですが、日本が新しく生まれ変わる時に、時代を選んでお生まれになったのかと思う位に御立派な方で、日本に日本人として生まれた事は特別なことなのだと教えて頂きました。本当に民を大御宝として大切に思って下さっていた方でした。皇室弥栄🎌
おっしゃる通り、国会議員の所属政党を見ても分かるように広島は本来保守層が多いところです。
うるさい団体のイメージが強くて誤解されがちですが、ほとんどの地元民はああいう団体に辟易としているかと。
岸田総理に関しては、リベラルと言われておりますが以前からそういわれていることに違和感がありました。(特に根拠はありません。ふわっとした感覚的なものです。)
今回の総裁選のイメージが私の中ではストンと落ち着くものでした。
そして早速色々と動いておられて地元民としてワクワクしております。
(櫻盛居士様のあらゆる分野に博学なコメント、いつもへぇーなるほど・・・と楽しみに読ませていただいております。先日の広電電停の話も、この人いったい何者?(ごめんなさい、失礼ですね。)と思いながら読ませていただきました。)
恐れ入ります。
自民党内での政策をみかじめる政調会長に高市氏を指名したりと、何かと期待感が高まる岸田総裁ですが、大派閥の長だけにその権力の行使には慎重に成らざるを得ないでしょうし、大派閥に身を置くが故に小回りは利き難いのではないかと推察して居ります。
必然的に、一般のフラストレーションを溜め込んだ保守層がスカっとする様な強硬姿勢や、スピード感は期待出来無いであろうとも思います。
ですから、一般の保守層は一層理解を示す態度が肝要になろうかとも予測して居ります。
但し、韓国に対してだけは外相時代に取り纏めた約束事を反故にされて居る訳ですから、この被害者カードを有効に活用して常に強気な姿勢で臨む事を希望しますし、その態度が政治家としての運を開くものと成ると考えて居ります。
中共は韓国を見せしめに活用して居りますが、これは見せしめ程度の小物に弱腰で対応すればナメられる事も意味します。
一方で冷酷な対応で突き放し、その韓国の行末を見せつけてやれば、中共は我が国の底力を認識せざるを得ないでしょう。
それらを意識して政務にあたって頂きたいと望むばかりです。
自派閥からの登用が少ないことも岸田総理らしい…
今回の「人事」、自民党の最近の歴史(田中内閣以降)では、かなりスゴイ!と来年ごろには一般国民にも浸透すると思う。(思いたい?)
国会(衆院)での首相指名選挙、自民公明の合計より指名数が多い!!(13:40)というのを見ながらコメント書いていて…
ばんじゃーい!!\(~o~)/\(~o~)/
小林鷹之:こばホークは二階派といえ高市候補陣営だし、牧島かれん議員と、事務局長3回生Gは甘利さんとすでに仕事仲間!「経済安全保障」は米国からも強く望まれている!
「保守」が望んでいた政策が本気で進みそう。
何よりも今回の組閣で、個人的にうれしい所です。
茂木外務大臣は、国内的に派閥とのバランス、国外的には外務大臣コロコロ変わらないメリットを考えると、岸防衛大臣留任と合わせ選択としては最高。
他にも素晴らしい人事だと言い出したらキリが無い…むしろ!!
ネット・マスコミの大方の予想を外し、衆院選が「19日公示・31日投開票」とのこと!!岸田総理が戦闘モードであることも頼もしい。
選挙今月中とは!!…アツイですね。
難しい事は分かりません。
初めてワクワクした総裁選が終わり、河野さんの総理への道が、石破さんのように永遠に(?)無くなった事で本当に良かったと、心から安堵しました。
岸田さん!頑張って下さい!
…と思ったのは一時で、またワクワクは無くなりました。
何でかなあ?
人事は本当に難しいのでしょう。
私などがどうこう言える事ではありません。
高市さん支持だった私ですが、岸田・高市連合(?)で、良いお仕事をして下さることを期待し、岸田さんのお人柄にも好感を持っていますから、悪口を言う気も無いです。
でも、何でだか、また「つまんない」と思ってしまいました。
例えば、色々な方が仰っているように【高市官房長官】だったりしたら、盛り上がったのになあ…。
とか、折角二階さんが降りて下さった?のだから、思いきって【安倍幹事長】なんて、凄いインパクトなのになあ…。
まあ、そうも行かないんでしょうけれど…。
岸防衛大臣は、嬉しいです!
官房副長官に、何方かが北村さんのお名前をあげていらっしゃって、個人的に『それいい!!!』と期待していたのですが、ガセだったようで・・・凄く残念です。
岸田総理には、少なくとも、3年間政権を維持して頂きたいと思っています。
コロコロ総理が変わるのは良くないです。
だからこそ、人事って大事なのでは無いかな…と、よく分からない私が言うのは、生意気すぎますね。
すみません、補足です。
私は高市さん支持と言っても、彼女の未知数な所は、多少の懸念材料だと思っていました。なので、高市さんじゃなかったからと、拗ねているのではありません。念のため(笑)。
自分のコメントを読み直して、ただブー垂れているみたいに見えるので、どうでも良い言い訳ですが、補足です。
満を持した岸田総理の誕生で、日本中がワクワクして、何か良いことありそう!と、誰が見ても(そう、私のような馬鹿なおばさんたちが…)思うような、解りやすい【何か】が1個くらいあったらなあ~と思ったのです。
高市さんが、官房長官として、しょっちゅうTVに出て来て、マイクの前で喋ったら、女性である…ということも含めて、人々の注目や感心を集め、日本変わってる?となったんじゃ無いかな…と?
そんな角度で、ちょっと残念だったのです!
選挙、勝って貰わないと困りますもの。
失礼しました。
『祖国は日本 時代は変わる!』様が本日のブログで
「高市早苗を今回幹事長にできない「特殊事情」?」と言うタイトルで
推論を書いておられます。
麻生総理引退時の麻生派トップの問題から
甘利幹事長でなければならなかったのでは
と推察しておられます。
甘利氏が幹事長でなければ、次代の麻生派トップは河野氏になる(河野氏に返すことになる)だろうから
それを避ける為のAAAの策ではないかと・・・・・
事実は私にはわかりませんがとても深いと思いました。
実際、甘利氏が幹事長を務めることによって、麻生派が河野派となることは不可能に近くなるのではないでしょうか。
自派閥のトップでなければ河野氏の総理総裁への道は不可能に近くなるのではないでしょうか。
私も選挙対策としては高市幹事長が良かったのではないかと思いますが
高市氏の能力は、党執行部の政調会長として適任とも思っています。
政調会長としてのご活躍に大いに期待しています。
今後、かなりたくさんの重要法案が出て来るのではないでしょうか。
その法案が日本を救うことになると、私は思っています。
言い換えれば
岸田総理は、選挙対策として、華として高市氏を起用するつもりは無い
能力を評価する、と言うことだと私は思っています。
以上 文責 BLACK
BLACK様
ありがとうございます。
成る程です。
お馬鹿な私は、
総理の顔としての女性
官房長官の顔としての女性
なんて夢が捨てきれず(笑)
世界からの見方も変わるでしょうし…と…。
もっと下らない野望?は、
アメリカの女性大統領より先に、女性総理大臣を出したい!!!
なんてのもありまして・・・
誰でも良いという訳では無いのですけれど、高市さんなら…。
益々、アホに見えますので、この辺で失礼します。
高市さんを官房長官にと思われていた方は他にも大勢居られますので。だから、御自分のことを馬鹿だなんて仰らないで下さいね。何よりも衆院選で良い結果が出せずにスタートすれば夏の参院選がもっと不安になります。その観点から見た布陣として大丈夫かと言う思いで皆さん、思われていたと思います。まあ結果が出てみないと今の所、世間の受け止め方は分からないですね。
本当にこの総裁選で自民党が若返りました。二階氏も麻生氏も過去の人になりました。おそらく二人とも最後に一期務めて引退でしょう。安倍・菅政権9年間ですが、政策そのものは支持できても、やはり「年老いたジャニーズ」だったのでしょう。カッコいいジャニーズを応援しているうちに9年間経過して、若いと思っていたのが実はメンバーがみんな年老いていたことに気づきました。
岸田新内閣は、自民党内には若手にも中堅にもこの9年間でスポットを浴びなかった逸材が多数いたことを気づかせてくれました。もしかしたら、岸田総理は、池田勇人ではなく、吉田茂なのかもしれません。
選挙まですぐですが、その短い間に早速動けたりすれば、更に期待が高まりそうですね。
メディアからは、麻生太郎氏の副総裁起用に「ダメだこりゃ」「自民は換気の悪い密の部屋」と落胆の声が続々と報じていますが、国民の声ではなく、マスコミの声(悔しい)が正しいのでしょう。
マスコミお得意の○○関係者とか○○専門家とかの仮想人物の話にして、自分の願望を書くだけのお粗末な記者さん方です。
副総裁を名誉職として御飾り的に扱うようですが、実力者として政権の運営をサポートされる立場でも有ります。
安倍氏は表には出られませんが、麻生氏で有れば岸田総裁とうまく舵取りをやれそうな気はします。
自民党の議席を減らしたいマスコミさんは、組閣の中身にケチを付けるのが仕事です。
先ずは、総選挙日も決まりましたので、一気に盛り上げて野党の絵に描いた餅公約を潰したいものです。
.
今回の閣僚人事、一つ申すなら
河野さんが務めてた、規制改革担当は無くしたのでしょうか。
それとも他大臣に兼務させてるのか?
報道の発表が足らないだけなのか?
厚労省の例をみても、岸田政権でも、新閣僚に負荷をかけないためにも省庁内の規制改革担当は必要だと思うのですが。
お昼のニュースです
お膝元の広島県連が、かわいあんり問題の自民党中央の説明に対して、岸田総裁に正式に申し入れをしたみたいです。
立憲3%党が、『アマリ追及チーム』を立ち上げ、URから事情聴取を行う模様です。
目的は、自民党政治とカネをアピールし、どうにかして世論を動かしたい心が透けてます。
総選挙前から後から、内外から、この2つの問題で国会停滞しそうですね。
モリカケサクラに変わる新しいオモチャが、3%党に与えられた・・・・・
岸田のこの組閣で、このコメント?!自民信者って凄いですね? 犯罪者、変態、朝鮮人ヤクザ旦那パチンコ議員(支那に日本人裕福年寄向け?の施設の手引きもしてます)etc、この面子で「期待できる~」「凄い~」とか??? 日本が最貧国に向かって行くはずだよ、防衛国防も出来ない、今回の安倍晋三政権・意図的に武漢肺炎ウイルスを日本にわざわざ引き入れ蔓延させたか?不作為か知らないが、防疫も全く出来ないって事もはっきりしました。
外国人犯罪は放置状態、創価自民党創価公明政府の失政(今迄からの政策もですが)経済禍で貧困化や就職難(外国人だけは就職先を確保!とかやってますね!)、自殺者、事件も増加しているのに、まだ、一般日本国民に対して増税するんですよね・口先で色々言ってるが、確実なのは増税する事だけ。 期待は全くしていなかったが本当に想像上に酷過ぎ。
国民の間に溜まりつつあった、政治不信に対する回答だと、私は感じました。
二階、小泉、竹中氏・・・李下に冠を正しまくった人を切り(あくまでも個人の感想です)
党四役自派閥ゼロ・・・同じ轍を踏まず(過剰すぎないか心配になるが筋は通っている)
小林、堀内大臣・・・若手枠、女性枠ではなく実力枠を伝達