【議席を買う経団連】小渕大臣、辞任に思う? もしも私が国会議員だったら。

厳密に言えば偽装される有権者の声とメディアの本音【撃ち方、はじめっ!】の継続となります。
深堀りしたいと思い、長文になってしまったため別項にしてアップいたしました。

市議の実際の給与については、以前、まとめさせて頂きました。
ちょっと恥ずかしいのですが、再掲します。
<若手議員のひそひそ話>僕たちのお財布の中身。

お読み頂いている方もいるかと思いますから、話を進めます。
実は、こんな生活の市議よりも、それよりもっと衆議院議員はお金がありません。
市議はなんだかんだでギリギリ黒字ですが、衆議院議員の場合、なんと「億単位の赤字」であります。

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国会議員が大赤字??
「そんなの知らない」って声が圧倒的に多いような気がする。
それは皆さまが不勉強なのではない。
メディアが報じないからだ。

そして「献金パーティー = 悪」と報じているからだ。
誰が報じさせているか、当然、スポンサーである。
もっと言えば、経団連であろう。

経団連の立場からみれば「献金パーティー = 悪」なのだ。
そしてあたかも「被害者のように装って」しぶしぶ買い支えてやるのも経団連だ。
ようは「議席を金で買う」構図だ。

 

<もしも小坪慎也が衆議院議員だったら>
例えば、私が国会議員だとしよう。
衆議院議員で小選挙区で試算する。
ちなみに、目指す気はまったくない。

国会議員の給料は、「歳費」と呼ぶ。
年間で二千万円を切るぐらいの金額である。
ex:議員の給料はどれくらい?(池上彰の政治の基本)
支給される歳費は、事実上、議員個人に支給されたものではない。
ここが錯覚させているマジックなのだ、
このことを、まずもって強く認識して頂きたい。

 

<株式会社 小坪しんや> ?大型の中小企業と同等規模の支出
言い換えれば「株式会社 小坪しんや」に支給された、年間予算と言ってもいい。
支出を書こう。
官費でまかなわれる秘書は、政策・公設第一・公設第二の三名のみである。
これでは足りない。

東京組(議員会館内)のスタッフだけでももっと必要。
理由は勉強会等が多数あり、トリプルブッキングも当たり前の世界。
代理出席というと手を抜いているようだが、説明を聞き資料を持ち返る人間だけでも、もっと必要。
当然、事務のおねぇさんや会計を扱う者も必要だ。
三名では無理。

地元事務所も多数必要だ。
特に田舎であるならば。
田舎の選挙区だと、人口が少ないわりに面積が広い。
多数の事務所が必須。

これらの家賃。
それぞれに私設秘書が必要だ。
さらにコピー機のリース光熱費パートのお姉さんも雇わねば。
あと車両もいりますね、と。

支出の規模としては、かなり大型の中小企業と同等である。

 

<本当に必要なのか?>誰のためのもの?
この体制がなければ、ひろい選挙区で選挙は戦えません。
議員個人のため、と言うことはできます。
しかし、何より「地元の声」を拾うことができない。
役所ではないが、地元市議としては、「ないと困る」施設である。
もちろん地元住民にとっても必須の施設だ。
区長会・自治会を通じて、社会はこの施設もハブにして動いている。

地方からすれば、国への陳情窓口を兼ねている。
市議であれば市への陳情処理を行っているし、携帯一発でも各種の総会等でも多数の陳情を頂く。
県であれば、県会議員。こちらは県道などが扱える。
国道など、様々な国の所管分については、国会議員事務所が取り扱う。
私のように毎度毎度、上京することは、普通はできない。

 

 

<私設秘書・パート事務員の総額>
私設秘書が一人300万として、10人雇えば3000万。
(手取り200万の場合、収入は310万前後必要)
言い換えれば、株式会社 小坪しんやの社員が最低10名。
(わかると思うが、ブラック企業である。)

そこに派遣のお姉さんがもう10人。
どれぐらいだろう、2500万ぐらいで見積もろうか。
決して割りのよい仕事ではない。
(手取り換算で13、4万、ボーナスなしぐらいか。)

計 5500万円。

 

 

<事務所代>
社用車が10台に、事務所が5個。
事務所が5個も?と驚くかもしれない。

福岡11区の場合の自治体の数。
3市12町の15自治体がある。
行橋市 京都郡(苅田町・みやこ町)豊前市 築上郡(築上町 吉富町 上毛町)
田川市 田川郡(糸田町 大任町 川崎町 香春町 添田町 福智町 赤村)

事務所5か所、車両10台程度はどうしても必要だ。
ある程度の規模が必要なため、事務所の家賃を10万で見積もると、
これが月10万×12か月×5か所で600万。
ここに電気代・光熱費を100万ほどのせる。

計 700万円

 

 

<車両代>
車両はリースとして、2万×12か月、一台単価を約25万(年額)で見る。
移動は凄まじい距離(平気で10万キロ超えます。私の車は20万km♪)なのでガソリン代が一台5万見る。
燃料費が年額60万ぐらい。

あと若い秘書もいるから保険は全年齢。
一台あたり月1万ぐらい、か。
さらに12万。

車両1台が、年額72万。
これが10台、720万である。
車検や整備を入れて、800万としよう。

計 800万円

 

 

<足し算してみます。>
合算してみよう。
社員10名:3000万円
派遣10名:2500万円
車両10台:約800万円
家賃 5件: 700万円

これで締めて7000万円である。
前述したが、国会議員の歳費は2000万円を下回っている。
すでに、これだけで「5000万円の赤字」だ。

これは「サービス」というと怒られそうだが、地元が必要としてる機能を満たす、最低限である。
公共施設に近い認識を、私はしている。
ないと困る。

 

 

<さらに出費>交際費
前述の部分は「人件費や設備費」であって、人が活動することによる出費を加えておりません。
本当の出費はここからです。

ここからは交際費。
付き合いの出ごと、例えば総会などが凄まじくかかります。
市議なら所属委員会の分だけでありますが、私が市議ではなく国会議員であれば市長・町長と同様にすべてのイベントに呼ばれます。それが15自治体、つまり15倍あります。
行かなきゃ行かないで、「あいつは付き合いが・・・」となります。
また、それらのコミュニケーションを通して、陳情など国への要望を拾い上げていきます。
国会議員からすればサービスかもしれませんが、これは市議として本当に有り難い部分です。

ちょっとした祭り等でも祝辞を読みに伺う。
殺人的な量のスケジュールになります。

で、行くたびに
交際費が出ていく。

おごってもらえば、付け届け。
おごってあがたら、収賄・買票行為。

市議より単価は高いでしょうね。。。
合算すると凄まじい金額になるでしょう。
なりたくもないし、怖い職業ですねぇ汗

例えば老人会ですが、弁当等が出る場合、タダでもらうわけにはいかない。
かといって弁当や引き出物などを突き返すわけにもいかんだろうし。

祝儀だと違法だろうが、幾ばくかの参加費を納める国会議員も多いのでは?
行橋市だけでも11校区あり、それぞれ3000円を持って行ったとすると、三万三千円。
福岡11区で換算すると、15自治体ありますので人口比もありますが、単純計算するわけにはいきませんが、4?50万はかかるのではないか。

これは「一日で」です。
年の総額、交際費の総額なんて、恐ろしくて想像すらつきません。
一番、かかってる部分かも。

 

 

<さらに出費2>交通費
「国会議員 = 議員特権で交通費が無料」とか思ってません?
交通費が出るのは議員本人のみです。
随行で秘書がついていけば、その分はかかってくる。
あの移動量を考えると、いくらぐらいかかるんだろう。
国会議員が単独で動くことは(安全上も)滅多にありません。
事務所次第でしょうが、こちらもいい金額いきそうですね。

この時点で、すでに一億を突破。
使った分が一億ではなく
赤字が、一億を突破していると見ていいかと。
何もしてない国会議員であっても、固定費でこれぐらいかかる。

これで商売しちゃいかんわけだから、
一方的に出ていくばかり。

 

<こんな歳費の設計になっているのは、なんで?>
理由を考えてみました。
「新人を誕生させるため」であります。
現職が圧倒的に儲かるとなると、「世代交代」ができないのです。

そのため歳費の設定が「基本的に赤字」となります。
そういう制度設計なのだろう、そう認識しています。

ただ「こうはならないはず」でした。
あまりにも、あんまりです。

 

 

<唯一の収入源は何か>献金パーティー
政治資金規正法に基づく献金パーティーであります。
いわゆる「パーティー券」です。
ホテルなどでやる場合、「場所代 + ご飯代」で一万ぐらい?
そこから「献金」が一万、計2万ぐらいが相場だろうか。

なので、2万円の券を500枚ほど売って、やっとこさ500万円。
凄まじい大金ですが、支出と比較すると「やっと500万」である。
そう簡単に売れるものではない。

特に現職ではない、浪人中の自民支部長は苦労した。
地元の県議・市議も冷たいもので、まったく相手にしない例もあった。
そのため県外であっても、私はパーティー券を結構、買ってました・・・。

あれほどないない、っていう市議の給料からギリギリ捻出し、2万円。
月に3回とか出たら、もう月の後半はソウメンばっか食ってた。
あとで文句いわれてもアレだから、交通費が往復3万とかかかっても現地まで行ったよ(苦笑
カードが止まった支部長もいた、一緒にラーメンくったり屋台に行ったりした。
そりゃ仲のいい先生だっていますよ。

赤字の規模から見れば、そうやって500人集めても、
苦労して苦労して、やっと500万円集めても、もう焼石に水である。

やっとられん。
特に党の支持率が無茶苦茶さがると、まったく売れんごとなる。
こんなものを「買ってくれ」と言いにでも行こうものなら
石でも投げられる勢いだった。

実際、街頭演説中。
空き缶を投げつけれたこともある。
子ども手当ばんざーい、って国民が言ってた時のこと。
市議も県議もみんな逃げてしまってさ、俺、県外に行って旗もってたんだ。
「自民党は死んだんだよ、さっさと滅びろ!」って言われてね。

どこにも人なんていないから、八面六臂で走りまくった。
全国で仲間を募って、SNS立ち上げて、かなりの数の選挙区を見たんだ。
昔話だけどね、それが何議席かはあえて言わない。

麻生内閣、末期。
私は無茶苦茶、応援しましたが、
どの事務所も疲弊してたよ。
苛立ちだって、そりゃでてくる。
ネットで「民主党が売国奴?!」って書いてる間。
カップラーメンの安い店を秘書が探してたりしたわけだ。

 

 

<さらに選挙資金>
国政選挙の場合、得票が10万票ほどで当選となる。
名簿の数は約3倍は必要となる。
よって30万名の名簿を、基本的にどの事務所も管理している。

ちょっとしたお手紙でもいい、リーフレットでもいい。
郵送費だけで、60円。
印刷費と紙代が40円としよう。
一通100円だ。

30万人に発送したと試算してほしい。
「100円 × 30万人 = 3000万円」である。

一回、送っただけで3000万円。
くどいようだが、国会議員の歳費は、2000万円を下回るのに。
ちなみに浪人中は、支部長経由で政党助成金が来るが、雀の涙である。
公認すらとれなかった事務所は、収入ゼロである。
パー券?公認もとれず、支部長復帰もできてないのに?
売れるわけがない、秘書は一人、ボロボロだ。

私が、市議選に出馬した際。
他の都道府県から、浪人中の支部長が、元国会議員が駆けつけてくださいました。
一人は山梨から、朝四時に起きて、飛行機+レンタカーで。
もう一人は、高速つかって3・4時間かけて、自走で。
事務所に余力もないだろうに、来てくれたんだよ、、、

(何も言わずに出馬したのに、凄まじい数の為書きをもらった。。。見てて、くれたんだと涙が出ました。)
どういう思いで政治に接してきたか、どれほど、人に伝えたい、発信したいと願って生きてきたか。
辛い浪人生活を共に過ごしたんだ、支えたいと思ったんだ。

 

 

そういうエピソードもございます。
なので。
上記の試算は、選挙区事情によって大幅に異なるけれど
だいたいあってると思う。
その苦しみを私は見てきたもの、国会議員じゃないから間違ってたら申し訳ないけれど。
大きくは違わないと思う。

年間、億単位の赤字。
どうすればいいのだ、と私は理解に苦しむ。

いったいどうやってるんだろうね。
噂だと数億単位の借金かかえてる事務所もあると聞くけど、ありそうな話です。

悪いことする議員がいるのもなんとなくわかる気がする。
かと言って悪いことをした議員を許せとは言う気はない。

ただ、認識して欲しい。
こんなこと、メディアは報じない。

なぜか。
なぜ報じないかを考えて欲しい。

そして「献金パーティー = 悪」と報じている。
それがなぜかを考えて欲しい。

誰が報じさせているか。
誰の意図か。

当然、スポンサーである。
もっと言えば、経団連であろう。

経団連の考えでは「献金パーティー = 悪」なのだ。
なぜ、そう伝えたいのか、なぜ国民にそう思わせたいのか。

それは。
あたかも「被害者のように装って」しぶしぶ買い支えてやるためだ。
ようは「議席を金で買う」構図だ

下記の雪印の構図に非常に近い。
叩いて、資金的に弱らせ、そして「安く買う」のだ。
【朝日が雪印食品にしたこと。】朝日新聞2つの「吉田」事件 報道に携わる重さを知れ

少しだけ小渕(元)大臣の話に戻す。
二世議員だ、親父の地盤がある、
そして「あいつは金を持ってる!」と強く報じられた。

この何が責められることなのか。
よく考えて欲しい。
誰にとって都合が悪いのか。

「小渕首相の残した地盤がある。」
「あいつは金持ちだっ!」
これの何が悪いのだろうか。
躍起になって批判することだろうか。
私にはわからない。
国民として何か被害でも受けたのか?
それがただの羨望によるやっかみであれば、私は貴方を軽蔑する。

都合が悪いのは誰か。
それは経団連である。

「経団連から、資金援助を受けなくてもいい」という議席が増えると、困るのだ。
飢えて、ガリガリにやせ細り「お願いします、お金を恵んでください。」と頭を下げさせたいのだ。

「では消費税をあげなさい。」「法人税を下げなさい。」と。
はした金で「国家の命運を安価に買うため」だ。

政策が通しにくくなる経団連、
彼らこそはパーティー券を自前で売り抜け、独自運営可能な事務所を嫌うのである。

「金で議席が買えないから」だ。
ゆえに経団連にとっては「自社以外の国民がパーティー券を買うことは悪」なのだ。
資金力のある国会議員こそは、悪なのだ。
金で札束ビンタして、身売りする国会議員だけが、彼らにとっての正義だ。

経済産業大臣を受けたとき、一番に危惧したのがこの点であった。
経済系を扱う大臣、経団連の前にたつ。
できるだけ資金力をもたせた人事が好ましい。

誰が行くのだろうと思えば、小渕さんである。
不安になった。こりゃ、撃たれるぞ、と。

小渕議員を「凄まじいまでの愛国・保守」などとは言わない。
思想信条も私とは異なる部分も多い。
しかし、経団連やメディアのスポンサーから見れば、不倶戴天の敵に見えたろう。

思いっきりあげて、叩き落すぐらいにはね。
大企業のためではなく、国民のほうを向く可能性もある。
その際、制御がきかない、これほど彼らが恐れるものはない。
実際、太陽光で手をつけた模様。
結果は皆さまもご存じでしょう?

若い、期数も短い。
最初から、ひどく不安な眼で、ハラハラ見ていた。

衆議院の小選挙区。
彼らは実は、お金がない。

ちゃんと政治をすれば、
評価として「個人からの献金が集まるでしょう?」って言って、こんな制度になりました。
逆に言えば、個人献金抜きでは維持できない制度になっています。

しかし
導入の際に比較対象・モデルとなったアメリカと異なり、日本では個人献金の文化は根付きませんでした。

言い換えましょう。
根付いては困る方々がおりましたので、そう報じられました。

国民はバカ正直にそれを信じてしまったため
どんどん飢えてやせ細っていった国会議員は、
かつて雪印がそうされたように、安く安く、買い叩かれていきました。

ちょっとずつでいい、
経団連と戦うつもりであれば。
年に一枚でいい、パーティー券を買ってやって欲しい。
地元の先生のでいい、それが10人になり100人になれば。

それでやっと、自由になれる人もいるんだよ。
飛びたくても飛べない、そんな愛国議員だっているんだよ。

最後に怖いことをひとつ。
猪瀬さんの何倍だっけ、舛添知事の分。
なんで報道されないの???

↓伝えて欲しいな、この思い。シェア・RTお願いします。↓
↓敵がどこか、その道標として私は地方議員を選んだのです。↓

コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)

  1. 天の香久山 より:

    小渕議員の観劇会の件で、木曜日にニコ生の竹田恒恭チャンネルにおいて解説がありました。
    竹田先生によると、このような催し物は収支が合わないのは当然だそうです。
    例えば千人収容できるホールを一千万円で借りて、会費を一人一万円とする。
    五百人しか来なかったら、五百万しか集まらない。
    差額の五百万は参加者への利益供与ですかと。
    この仕組みを説明できればよかったのにとおっしゃっていました。

    • 小坪しんや より:

      天の香久山様

      コメントありがとうございます。
      ご指摘の通りです。

      小渕、辞任に思うシリーズですが、あと2話ほどで終了です。
      その中にご指摘の件、含まれております。
      他の観点もあり、これゆえに立件は不可能でありましょう。

      それが、世界に誇りある、この日本国の、経済産業大臣を辞任するほどのことであったか。
      猪瀬知事の件を、ネットは敢えて触れないように思います。

      誰しもが面白おかしく茶化して、そしてオモチャにしたからです。
      アクセスの稼げるまとめサイトも連日のように取り上げました。
      レミングスの群れのように走り回り、そして皆、崖に落ちました。

      メディアとネットが同調すること。
      極めて危険だと考えます。

      本件、上記のように説明しても「無駄」であったことでしょう。
      狙いは「辞任」と「任命責任の追及」にあるわけで。。。
      次から次に手を撃ってくる。

      どうすれば守れるか。
      国民が学び、そして情報に長けたネットツールを使いこなすものたちが、
      メディアからの炎上耐性をつけることであります。

      私はそう考えたので、恥を忍んでこれらの件を公開しました。

  2. 放浪者 より:

    やはり個人献金ですね。税制知っていれば多少出してもそんなに痛くないので

    • 小坪しんや より:

      放浪者様

      なぜ税制がそう組まれているか、寄付と控除の仕組みについてですが、
      制度としてそのような考え方を内包し、想定していたからだと私は考えますよ。

      メディアからのミスリード、これはありえると思います。

  3. インスペクター より:

    二世議員だろうが、そうでなかろうが、公明正大な会計を務めることきかわりありません。小渕さんの場合、会計を預かる秘書の方が格上的存在のため、任せっきりになっていたように思われますが、だからといって杜撰なことは許されませんし、二世はなおのこと気を付けるべきではないでしょうか。

    議員の活動が、庶民が思うより経済的に大変なことは勉強になりましたが、そもそも政治を志す人は、自分の名誉や富のためではなく、国のために尽くすことを第一に考えて出馬されるべきだと思います。そのためにスポンサーを探したり、自分で会社を持つなり、そういう環境や才能も今の日本では政治家の資質と言わざるを得ないと思います。

    小坪議員が国政にでないことを明言されているのは、金がかかるから嫌、もしくは無理というように聞こえます。ブログで宣言されてる内容や赤旗新聞との対決の実績などと比較すると、申し訳ありませんがなんだかみみっちいなあと思う次第です。

  4. インスペクター より:

    上記、公明正大な会計を務めるべきであることにかわりありません、の間違いです。失礼しました。

    • 小坪しんや より:

      インスペクター様

      いつもコメントありがとうございます。

      >自分の名誉や富のためではなく、国のために尽くすことを第一に考えて出馬されるべきだと思います。

      その通りだと思います。

      >そのためにスポンサーを探したり、

      私は、そのスポンサーらは「自社の利益」を要求し、国のために尽くすことを求めては参らない、という矛盾を指摘したく思います。
      そのような企業があった場合は、例えば雪印等のように、また旧財閥系のように、企業ごと焼き払われるのが常でありました。

      国民は「そうだ!そうだ!」を共に踊り
      あとになって「知らなった、私は悪くない」というわけです。
      何度も何度も見た絵でございます。

      >自分で会社を持つなり、そういう環境や才能も今の日本では政治家の資質と言わざるを得ないと思います。

      自分で会社も持っていたら、その道で大きな収益をあげ
      そのまま普通のお金持ちになると思います。

      そのようなボランティア精神を政治家に求められましても、
      私は、珍しくそのタイプかとは思いますが
      人数が絶対的に足りません。。。

      また、額にも上限がございます。
      脱サラ時の預貯金でどうにかなる金額か、
      それとも這いつくばって金を集めて、というレベルか。
      私は、金にまみれずに済む領域ゆえ「自由に政治を論じさせて頂ける」いまの立場を非常に好んでおります。

      >赤旗新聞との対決の実績などと比較すると、申し訳ありませんがなんだかみみっちいなあと思う次第です。

      色々な理由はあります。
      大きな理由もありますが、そちらは何れ語るかも知れません。
      例えば、本当に政治を行うのであれば国会議員より市議のほうがいい、ですとか。
      国会議員になっても、むしろ国会議員のほうが政治をさせてもらえません。

      もっと激務になる上に、
      ・・・つまんなさそう、なんです。

      小さな理由になりますが
      一番の理由は、もっとみみっちいです。
      私は飛行機が怖いんです。
      乗りたくありません。

      そして地元ラブです。
      かつて上場企業に務めていた時代もございますが、望んで地元に戻りました。
      引っ越しももうしたくない。

      車が好きです。
      なので、行橋市から自動車での通勤圏内に、国会が含まれていないこと。
      これが最大の理由です。

      あと東京は人が多いし、電車が大変です。
      嫌なんです。

      「出ませんか?」というお誘いも頂いたことがございます。
      かなりやんごとないところから、です。

      「飛行機が怖い」を一番の理由にあげ、
      日常的に乗るのが嫌だ、と断りました。
      (これは本当です、怒られましたけど。)

      もっとみみっちくなりましたが、怖いものは怖いんです。
      人が多いと酔うのも慣れません。
      まぁ、田舎出身ですからご容赦ください。

      • インスペクター より:

        およそ小坪さんの意思はわかりましたが、私の言うスポンサーとは特定企業などではなく、活動を指示していただけるファンを増やす、個人献金がわかりやすいですが、それだけとも限りませんので、要するに政策や実行力で原資を得ていく資質が必要なのでは?という思いです。

        さて、みみっちいとはよくない言葉ですが、地方議員の立場が有利というのは納得しかねるものの、国政に出ない理由はよくわかりました。

  5. 通り道 より:

    金がかかりすぎる国会議員・地方議員の形態自体がおかしいのではないですか?
    金がかかるんです
    そうか!仕方ないねぇ!では済まない
    税金から議員に一体いくらの血税が毎年渡っているのか!
    世界ランクでも上位だろ?
    もしかしたら1位かも?
    選挙の為に議員は活動しているのでしょ
    まるで選挙が最終目的のような議員ばかりだから有権者におべっか使わんと
    いけないような無駄な金がかさむんですよ

    領収書の要らない政務活動費など渡す必要なし!
    利益が出ないと二世議員なんて生まれるハズなし
    利益誘導が有るから代々議員なんですよ
    なんだかきれいごとで済まそうとしてますが
    地方であろうが国会議員であろうが税金から払われる収入は決まっているのです
    その収入内でやりくりするのは当たり前です
    一般のサラリーマン家庭では当たり前のこと!
    議員だから湯水のごとく使いたいなんて単に認識が甘いのです

    国会議員にいたっては企業献金中止の代わりに政党助成金という
    税金を渡してるのに企業献金再開?
    政党助成金中止!ってのは当たり前の話です

    • 小坪しんや より:

      通り道様

      コメントありがとうございます。
      >金がかかりすぎる国会議員・地方議員の形態自体がおかしいのではないですか?

      おかしいなぁ、と思います。

      >金がかかるんです
      >そうか!仕方ないねぇ!では済まない

      それすら伝えられていない事実を示し、
      そこに疑問を呈しました。

      >税金から議員に一体いくらの血税が毎年渡っているのか!

      総額ではなく、個別に論じ終えております。
      まさに本エントリーでございます。

      以下のご意見を否定する気はございませんが、、、
      >利益が出ないと二世議員なんて生まれるハズなし
      >利益誘導が有るから代々議員なんですよ
      >なんだかきれいごとで済まそうとしてますが

      で、あれば、
      国政は、経団連に牛耳られ、議席は安く買い叩かれていくことも「やむなし」という意図でございましょうか。

      私は、それを天秤にかけるのであれば
      貴方とは異なる意見でございます。

      しかし、それをもって貴方を否定するものではございません。
      貴方の意見はわかりました、その上で私は違う、と
      思想信条の自由に基づき述べておるわけです。

      そして
      このような状況にあることを、周知することは、国益に合致すると考えております。

  6. 00 より:

    私の友人が市長になりましたが、問題を起こし辞任しました。
    裁判で有罪ではありましたが、本人の利益追求ではないことは裁判官が言及しました。理想も持ち、実力もあるいい奴でしたが、選挙でつまずいたようです。
    忙しすぎて奥さんとは仮面夫婦だと自嘲していましたし、奥さんから「最初の理想はどうしたのかしら?今はほかの政治家と変わらないわよ。」と聞かされました。
    制度などの理想は言えますが、基礎にある人間、人間関係のドロドロした部分を(それが人間だと思いますが)理解しないといけないと思いますね。

    西田議員が金銭面で本当に苦しい、と言っていたのを思い出しました。

    頑張ってください。

    • 小坪しんや より:

      00様

      コメントありがとうございます。

      >私の友人が市長になりましたが、問題を起こし辞任しました。
      >裁判で有罪ではありましたが、本人の利益追求ではないことは裁判官が言及しました。

      残念ながら、よくある例でございます。
      文章の行間より少し落ち込んだご様子ですね、お疲れ様でした。
      お気持ち、お察しいたします。

      >理想も持ち、実力もあるいい奴でしたが、選挙でつまずいたようです。

      いま盛んに安倍内閣の閣僚が叩かれております。
      国民も同様でございます。
      新たな情報が出る度、いままでそんな法律すら知らなかったのに
      「ほら見ろ!」と一緒に叩いております。

      よく考えてください。
      議員であっても、元はただの人です。
      私は議員歴が二年ちょいしかございません。

      望んでなったため、他の方よりはある程度はわかっているつもりですが
      これらの関連法規は本当に複雑でわかりにくいのです。

      やる気のある民間の方が、
      つまり皆様と同等の知識の方が、真に国を憂い、選挙の望む際。
      だいたい、まぁ、なんでしょうね、違法行為につまづいて、アウト!になります。
      だって、普通の人じゃ理解できない内容とかもたくさんありますもの。

      じゃ。
      普通の人、出れませんよね、となります。
      いまメディア・ネット等で論じられているような各種問題、これら全てを把握しかつ順守しつつ戦える「普通の市民、一般の政治を目指す方」って何者でしょうか。
      そんな人、ほとんどおりません。

      ですから、ご友人の件。
      いつものことであり、そして何度も見た構図でございます。
      何度も何度も、人はそうやって新芽を詰んでまいりました。。。

      そして
      すぐに旧態依然の体制に戻るわけです苦笑
      戻ってのち「この体制を打ち破るべきだ!」と下の根も乾かぬうちに言い始める。
      ・・・理解に苦しみます。

      ポイントは「べきだ!」とは言いますが
      叩いた者は、「こうあるべきだ」(私は努力したくないし、苦労をしたくないが、世界は勝手にこうなるべきだ。)とは言いますが
      「私がやる!」とは言わないんですよね。
      これも含め、いつもの構図でございます。

      これからもしっかり頑張ります。
      よろしくお願いいたします。

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