無事に一般質問を終えました。
反省点は多々あり、消化不良もございます。
概ね満足とすべきか否か、自身でも判断がつきかねます。
実は試験的に、質問原稿を一切持ち込まず、議場に立った。
質問通告書と議場配布資料のみ。
法令のみは資料として持ち込んだが、通告の範囲内で質問はすべてアドリブで行っている。
再質問等も、執行部答弁に沿ってその場で打ち返した。
テーマは最高裁判決を受けてのもので、非常にセンシティブな内容だ。
一問一答形式に以降予定であるため、慣れるためでもあった。
・・・非常に疲れた。
広範は範囲を問うたため、関連法規も多岐にわたり
特に福祉部長は相当に疲れたと思う。
真面目な方なのだ、と痛感。
こうして正面から受けて頂けると、本当に心地よい。
ありがとうございます。
今回、感じたこと。
組織として判断する難しさ、痛感しました。
行政がなぜスピード感に欠けてしまうか、
その一因に触れたようにも思います。
(これは批判ではなく。)
根底には、二元代表制の意義と重みというものがあり
それについては、答弁の有無ではなくスタンスとして示せたと思うので
意義はあったと思います。
言いたいこと、行いたいアクションはとれましたが、
答弁に関してはとれておりません。
これが全て、である。
自己の満足のみを評価基準とすれば
(やりたいことはやれたので)及第点とすべきなのでしょうが、
議員として法を論拠とし議論の場に挑む以上、
思うように答弁をとれなかったことに関しては、やはり悔いも残ります。
議会のテクニック、落とし方等、つまり私の経験が浅かったのだ。
(落とし方とは、執行部答弁が足りていないと感じ、質問中に休憩に落とそうとした。休憩動議に発展、動議こそ成立したが。。。過半数の支持は得られなかった。)
経験が足りぬ。
やはり、荒い。
良い意味ではなく、若い。
悔しい。
日頃から理由もなく執行部と対立するものではない、と考える。
このような機会はそうそうないと思うが、次こそは。
次こそはIスペシャルを習得してみせる。
若輩者ではありますが、
このスタンスは、議会にとって良い影響となりうるか、
それのみを思う。
想定した効果を正しく発揮できるか。
種は蒔いた。あとは周囲を信じるのみだ。
一歩も退かなかったことだけは、
せめてそれだけは覚えておきたいと思う。
いつか道に迷ったとき、
標(しるべ)となる程度には暴れた。
やりすぎたか。
いや、もっと言いたかった。
しかしあれ以上やれば、答弁不能に追い込んでしまう。
それは本意ではない。
さじ加減に迷う。
その迷いこそが、キレを鈍らせたのか。
(キレまくっていたとの声も頂くが。)
テキストではうまく表現できないが
緊迫感だけは凄まじくあったと思う。
今回は疲れた。
本当に疲れた。
原稿レスでの質問が、これほどに体力を消耗するとは思わなかった。
追伸
blogの更新頻度が落ちております、議会中は思うように時間がとれません。
ランキング支援をお願いしていたのに、私自身が更新できず誠に申し訳ありません。
コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)
市議の意気込み伝わってきます。お疲れ様でした。
ブログの更新ってホント大変ですよね。でも行橋市議としての業務を最優先してください。
最高裁の先日の判決を受けて、今回は地方議会においていち早く前例を作って下さり感謝しています。これ、ウヤムヤには絶対できない問題ですよ。
これからは地方自治からも率先して正していかないと・・・。
兵庫県議の野々村議員。ある意味あの方の出現は神意だったのでは?と思う今日この頃です。多くの人が県議とか市議とかは一体どうなってるの?って今ではかなり意識し出してますから。白日のもとに晒して、やましいことなく問題なければそれで良いし。問題あれば直ちに是正していってほしいです。
はっちーさん
コメントありがとうございます。
>最高裁の先日の判決を受けて、今回は地方議会においていち早く前例
必要だと思いました。
私の知る限り、他にも何名か一般質問を行っております。
ただ、法律論争を原稿レスでやるのは本当に疲れてしまって。。。
政策論争であれば原稿レスでもいいんです、自分の思いを述べる場ですから。
ただ、判決と関連法規と、付随する通達などを部門をまたがって議論するわけです。
法との齟齬があっては大恥です。
法律論争をするのであれば、原稿レスは危険だな、と。
もう本当に疲れました。
質問する私もですが、受ける側もぐったりしていました。