現地の通過はNTDと言います。
新(New)台湾(taiwan)ドル(D)の略です。
<どれぐらい両替すべき?>
どれぐらい両替したらいいかわからないという人向けに。
個人的なイメージですが、少し多めで「日本円で3万円分」ほど両替しておけば、問題ないと思います。
(3泊程度?少し贅沢に過ごし、お土産を買ったという前提。)
だいたいのNTDを使った雰囲気・イメージや換算レートを後述しますから、そちらもお読みください。
現地のお金を持っていないと話にならないので、両替しないといけません。
レートがいいのは、空港の出国審査を降りたあたり、です。
不安に思い、空港で両替される方が多いのではないでしょうか。
台湾に入ってからの両替で大丈夫です。
焦って日本の空港(フライト前)で両替しなくて結構です。
というのは、残念なことに日本と国交がないからでしょうか、日本側だと極めてレートがよくないからです。
実際のレートですが、「平成26年2月19日」に入国した際のレートは、2.888でした。
入国手続きを済ませたあと、台湾銀行があったのでそこで両替しました。
どこの銀行で両替しても同じようです。
<他の場所でのレート>
台北市内であれば、円・NTDの両替に困ることはありません。
いろんなところでやっています。
・デパートのインフォメーション だいたい2.8ぐらい。
・市内の銀行 2.9(ただし手数料で100元とられて実質2・9)
・ホテルロビー だいたい同上。
正直、何十万円も両替しない限り、場所によっての差はありません。
1万円の両替であれば(もちろんちょっとでもレートがいい空港をお勧めしますが)そんなにこだわらなくてもいいでしょう。
では、レートとだいたいの通貨の雰囲気を。
1万円を両替すると、レートが2.888なので2千800NTDに両替されます。
3万円を両替すると、約8000強NTDになります。
<簡単な日本円への脳内換算>
3?3.5をかけると日本円に換算できます。
100元のものを買ったと仮定します。
日本円でいくら使ったかというと、3?3.5をかけて(面倒なときは3で結構)だいたい日本円で300円つかったことになります。
ペットボトルのお茶が20元とかですから、この場合はだいたい60円ほど使ったことになります。
<小ネタ>
お茶は「無糖」と書いていない限り、基本的に砂糖が入っていて甘いです。
最初はドキドキしましたが、グリーンティーや紅茶と思えばおいしいです。
どうしても「いつものお茶」がいい人は無糖と書いてあるものを探してください。
せっかくの旅路ですから、どうせなら一度ぐらいは甘いのを飲んでみてもいいのではないでしょうか。
(乗り物内で飲み物を口にするのは、ご法度のようです。捕まりはしませんが、白い目で見られるのでやめましょう。)
<現地通貨の実際の効力>
1000元札は、「諭吉さん(一万円札)と同等」と思ってください。
100元札は、「野口さん(千円札)と同等」と思ってください。
お札のサイズも小さいし、見慣れないため玩具のように感じてしまいます。
調子にのって使いすぎることもあるので、現地での体感レートからの脳内イメージは、1000元札→一万円札、100元札→千円札、でイメージしてもらえるといいと思います。
日本のデフレ・台湾の勢いもあるのでしょう。
実質は、7?8000円程度の力でしょうか。
<具体例>
10元寿司というものがありますが、これは100円寿司のようなものです。
単純に日本円換算すれば、30円のお寿司ということになり、大変お財布にやさしいものになります。
しかし、それはあくまで日本円に置き換えた場合であって、現地での体感レートというか、その通貨(10元)がもつ力というのは、ほぼ100円で認識していいと思います。
<三万円両替したらどの程度、使えるか。>
8000元強に両替されますから、だいたい8万円ほどのパワーを現地で発揮します。
それなりに余裕のある工程を楽しみ、かつお土産を買っても余ると思います。
余っていいんです。
出国する際に、両替して戻せばいいのですから。
特に銀行ですが、両替にひどく時間がかかります。
ホテルやデパートですと、手数料で結構やられます。
それらのことを考えると、台湾から出国する際でのレート差を気にするよりは、多めに両替しておいたほうがスムーズだと思います。
余ったら、出国時に両替できる、という点も覚えておいてください。
両替が終わりましたら、茶封筒か何かに「日本円」(特に硬貨)を移しておくと、とても便利です。
また、クレジットカードも結構つかえますので、高額のものにどうしても手が出したい際はそちらも検討してみてください。ただ、NTD→ドル決済などのフローを踏んでいる場合、両替以上に手数料がかかるカードもあります。海外での使用に有利か不利か、慣れた方はそれらについて調べてみるのもいいでしょう。(私はそれもありamexにしましたが、逆に空港で使えないトラブルにみまわれましたが。)
<小ネタ2>
食事、移動とタクシーについて。
台湾は、食事・移動全般・タクシーなどがとても安いです。
どうも共働き世帯が多いようで、食事は外食が多いようです。文化的なものでしょうか。
客数が多いからでしょう、(他のサービスに比較して)外食の単価が非常に安いです。
そこらへんの屋台や定食屋で50元?100元も出せば、お腹いっぱいです。
あれも珍しい、これも食べたいと調子にのって頼むと、メインばかりが大量にテーブルに並んでしまいます。気をつけてください。
同じくタクシーも安いです。
こちらも客数が多いからなのでは?
10分程度の移動で、200元程度。(日本円で600円)
自由行動の際、下手に迷子になるよりは、迷わず乗り合いでタクシーにしてみませんか?
「あれっ?」というぐらい低価格です。
MRT(地下鉄)も非常に安いため、価格での有利・不利は話しにくいですが、少なくとも「時間ギリギリだ!」「仕方ない、高いけどタクシーを使うか・・・」という位置づけではありません。
<例外・高いもの>
日本人向けの、お土産用のお茶なんかはすごい金額します。
日本円で2万とか、そんなのもあります。安くても7000円とか。(しつこいですが日本円で。)外貨獲得手段になっている(と思われる)珊瑚やお茶は、びっくり価格です。ゼロの桁が、違います。
また、高級料理の場合は、一人頭1000元とかも。
飲みたいだけ飲みまくり、飲み代をいれて1500元?3000元ということもあります。
(飲み放題というわけではなく、高級酒を飲んで、です。)
日本では、とても手がでないような、凄まじい高級料理です。台北は観光都市として栄えている面もあるため、(大衆店とは異なる価格設定の)「高級店」もあります。
一般に食べる、主食としての外食産業とは一線を画した価格設定のため気をつけてください。
とはいえ、日本円で5000円程度(飲み放題ではない酒付き)と考えると、日本でのちょっとした飲み会一回とそうは変わりません。
それで非常に高級な料理にありつけるなら、経験で一度ぐらいは行っておいてもいいかもですね。
長くなりましたが、「両替」については以上です。
3泊程度?少し贅沢に過ごし、お土産を買ったという前提では。
少し多め、余らせる雰囲気で「日本円で3万円分」ほど両替しておけば、問題ないと思います。
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コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)
『日本と国交がないからでしょうか、日本側だと極めてレートがよくない』
国交は関係無い話だと思います。
現金両替業というのは「紙幣の売買」で
■競合業者の数
■精算業務の手間
によって、交換レートが左右されます。
日本では台湾紙幣を取り扱う業者がごく少ないが
台湾では日本紙幣を取り扱う業者がかなり多い。
交換レートに差がある最大の要因はこの点です。
海外旅行によく行く人々の間では
『米ドルとユーロは日本で両替していく方が得だが
その他の通貨が現地で』
と言われています。
『現地の通過はNTDと言います』
揚げ足取りのようで恐縮ですが「通貨」ですよね。
法律では「新臺幣」。英文文書では「New Taiwan Doller」
ですが国際的には略称は(ISO 4217)「TWD」
市内の銀行の円→元の交換レートはさまざまです。
日本のように、ほぼ横並びという状況ではありませんので。
空港に両替ブースを構える二つの銀行(台湾銀行と兆豊國際
商業銀行)はちょうど真ん中ぐらいのレート。
とは言っても、銀行間の差は最大2%ほどですから、おっしゃるように
銀行では円紙幣を全てコピーするなどの時間がかかり、また中には
1回100元(空港の両替ブースは30元)の手数料を取るところもありますので
空港到着時にまとめて両替してしまう方が無難であることは確かです。
なお、銀行やコンビニなどに24H営業のATMが設置されており
日本のATM事情と異なり、海外発行のクレジットカードや
国際キャッシュカードでも、引き出し(クレジットカード
の場合はキャッシング)が可能です。
台湾の場合は、銀行が現金両替レートに加味している
利益率が低いので、ATMでの引き出しは必ずしも得とは
言えないのですが、ホテルやデパートでの両替よりもマシ。
飲食・買い物・マッサージの場合、店によっては現金払い
よりもクレジットカード決済の方が2-5%高くなる
(クレジットカード会社に店が払う手数料相当分を上乗せ)
ことがあります。そのような場合は「現金で払うから
ちょっと待って!」とことわって、近所のコンビニATMで
現金を引き出してくる手が。