御嶽山噴火の被害、またしても【民主党の行政仕分け】が炎上

御嶽山の噴火により犠牲者が出ております。
心より哀悼の誠を捧げると共にご冥福をお祈りいたします。

また、報道によると救出に向かった自衛隊も有毒ガスの問題等で近づけなかったとのこと。
国民を守る自衛隊の奮闘に敬意と感謝を評すとともに、被災者のみならず自衛官の安全を祈るものであります。
また被災された方を待つ家族が少しでも早く安心できますよう、出動した自衛官の家族が早く安心できますよう、心より祈るものであります。

さて、またしても民主党の事業仕分けが炎上しております。
また、女性評論家の勝間和代氏への批判も噴出している模様。
これはいたしかたない、と考えます。
考えますが、、、炎上についても思うことがございます。

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民主党政権時代の行政仕分けで火山観測の予算が減じられました。
これは事実であります。

仕分けにおいて、勝間和代氏が予算削減に積極的に発言しております。
これも事実であります。

許せぬし、糾弾されるべきです。
ですからこうやって「当時、なにがあったか」を紹介します。

ネットやTwitterで拡散しているのが以下の新聞記事です。
(クリックしてご覧ください。)

記事を読む
仕分け・火山
[note]すみません教えていただきたいんですが、34箇所の24時間体制を47箇所にする際に、例えば1番、2番、3番と危険性の選定理由がありまして、一番上の方で「あきたやきやま」と読むんですか?

これはなんと読むんですか?(あきたやきやまです)あきたやきやまの場合にはですね、これまで活火山だけど24時間体制の対象じゃなかったと。

で、簡単に調べましたら、調べられる範囲ではここ300年間に約9回の小規模な水蒸気噴火はあったものの、大規模な噴火は数千年前に起きたきりだ、と書いてあるんですね。その場合にでもやはり24時間体制というのはどういう理由で必要になるんでしょうか。

(勝間氏のコメントは、ここをクリックして頂けると直接聞くことができます。)[/note]

この記事と、この発言。
世論の集中砲火にあい、責められることは納得だ。
以下に、当時の事業仕分けの動画を紹介する。

国土交通省/6月4日(5)/火山観測

いま聞いてみてどうだろうか。
長い動画だが、聴いてみて欲しい。

どちらが正確だろうか、どちらがしっかり仕事をしているだろうか。
私は今回、民主党の酷さを再掲する目的のみでこの記事を書いているわけではない。
有権者に頭を下げる立場の政治家としては、ちょっと異常な行動だと思うが、有権者を責めている。

これが当時、国民が大絶賛した「事業仕分け」である。
プロではなく、何もわからぬ素人を並べ、国家の仕事をガチャガチャに汚した結果だ。

良い効果もあったろう。
無駄もあったのかもしれない。
全てを通して見たわけではないので、不要な事業もあったろうし、無駄の削減もできたのだろう。

では。
悪魔のような囁きをするが、
彼女が責め立てて
「仕分け人」が仕分けたのは、
人の命であり安心安全ではなかったのか。

御嶽山がこのようなことになり
現場で奮闘する者がいる以上、誰もNOとは言えないだろう。
わかって言っています。

この言葉は、誰に返る言葉か。
つまり誰が悪いのか、だ。

勝間和代氏が悪いのか。
あぁ、悪いだろうし責められるべきだ。

民主党の国会議員が悪いのか。
あぁ、悪いだろうし責められるべきだ。

メディアが悪いのか。
あれは異常だった、悪いだろうし責められるべきだ。

これは本当は良い悪いで断じる問題ではない。
受け止めるか、受け止めないか、なのだ。

だが、真に受け止めるべきは、国民だ。
受け止めるべきは、有権者だ。

もし「悪いもの」を挙げよと言われれば
選挙と政治を、簡単に考えた国民の感性だ。

勝間和代氏が悪い、民主党が悪い、メディアが悪い。
悪いものをあげつらうことで、「私は悪くない。」と言外に言ってはいまいか?

当時、私は絶望的な気持ちで自民党を支えた。
麻生選挙に大敗し、衆議院を失い、政権交代が起きた。
踏みにじるように事業仕分けが行われたことも、覚えている。
泣くような思いで、なんてことだ、ここに手を?どうするんだ?とパニックになりながら聞いた。

だけど、私も受け止める。
私は民主を応援したわけではないが、選挙は多数決でしょう?
その結果はすべからくの国民に返るものだし、その責任から逃げるわけではない、と言ってるのです。

勝間和代氏は、今後、仕事が激減するだろう。
著者としても終わった、と思う。
報道や出版社が忌避するからだ。

いまの炎上の履歴、彼女が何かなすたびに「彼女はこんな奴だ!」と誰かが喧伝する。
可哀想にも思うが、一生つづくだろう。
こういうリスクを、出版社もメディアも嫌がる。
乗り越えてまで使う理由がない。
英才とされた彼女のキャリアは、完全に終わった、と思う。

ただ、勝間和代氏、個人のせいでこうなったわけではない。
民間人の、よくわからぬ者を席につけて、チヤホヤした結果、こうなるのが当然だと私は思うが。
「「「いかに仕分け人とは言え、一人でどうこうする権限はない。」」」

「仕分けること」が善であり
「仕分け人」であることはかっこよく
結果的に仕事にも結びつき、
だから我先にと恰好をつけて仕分けていく。

私は、あさましいと思う。
極めて醜い姿だ。
ただの素人で、何がわかるわけでもなく
それが人の生き死にに関わることすら知らず。

自らを善人と信じて動く姿。
あさましく醜い。

この言葉は、
勝間和代氏に対してのみ、言っているわけではない。
仕分け人のみに言っているわけではない。
当時の大人たち、メディアに躍った者にも向けて言っているが、当時の大人のみに言っているわけではない。

いま、ネットで彼女らをバッシングし
「民主党が悪い!」と、それのみを念仏のように唱え
言外に「私は悪くない。」と思い込みたい者すべて。

自らを善人と信じて動く姿。
あさましく醜い。
いまのネット世論(の一部)にも言っているのだ。
そうは思いませんか。
(勝間氏や仕分け人、民主党を擁護するつもりはないけど。)

選挙で失ったのは4年程度だ。
4年という期間だけなら取り戻すこともできる。
ただ、政治には、その日その時に下されねばならぬ判断もある。
その判断は有権者それぞれが投票をもって、判断を、意思を示すのだ。

その重みを、いま一度、振り返れないだろうか。

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コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)

  1. 般若 より:

    本当に悔しくてたまりません。
    政治に無関心というわけではありませんが、1票でどうなるものでもないと一度も投票に行ったことのない私が、生まれて初めて投票上に足を運びました(2009年)。それ以降は国政選挙には投票しています。
    民主党が政権をとったときには、万事休すと、絶望的になりました。メディアの勝利としか思えません。もっとネット民が増えれば!
    恐ろしい時代でした。工作員政権でした。ジョージ・オーウェルの『動物農場』のような悪夢でした。
    縦軸(歴史)を見据えながら、何が大切かを考える習慣を奪われてしまったのだと思います。
    どうか祖国のために御活躍くださいますようお願い致します。

  2. 中熊 真一 より:

    始めてメールを差し上げます。
    おっしゃる通り、政治家も、マスコミも国民も反省せねばなりません。しかし、真に反省すべきは国民ではなくやはり政治家です。もちろんネットで批判しているだけの国民も反省すべきですが、政策を決定して行うのは政治家ですから、まずはその政治家がしっかりと自覚を持つべきだと思います。民主主義、国民主権の怖いところは、すべてが国民のせいにされるというところというのを、国民も、政治家ももちろんマスコミも認識しなおす必要があるでしょうね。ただ、政治家が国民の投票で選ばれるという事実がある以上、先生がおっしゃることもよくわかりますよ。頑張ってください!

  3. はっちー より:

    さっそく「民主党の事業仕分けのせいではない。勝間氏が誤解を受けている。」との報道ですが、先日の塩村議員の時と言い、なんで一部の方に対してはこうも擁護するニュースが迅速なんでしょうね。

    1時間の動画を見せていただきましたが、火山国日本における危機管理を全く無視しているやり取りに腹が立ちました。国土に対する親が子に持つような愛を感じられないんです。
    有識者の方の真摯な対応に対して、予算ありきの無責任な雰囲気は確かです。

    追伸。YOKOさんとのツーショット動画見せていただきました。
    なんだかとってもお似合いに見えてしまって。
    内容とお二人のホンワカ感がなんとも乖離した不思議な動画でした。
    見やすかったです。共産党は、猫を被っていますが民主や社民なんかとはまたケタが違う恐ろしい党ですよね。そこは押さえておかなければいけないツボであります。
    なんとなく印象操作で議席をチャッカリ伸ばすんですから。コワイコワイ。

    毎日ポチポチ心をこめて応援いたします。
    命知らずの息子を見守る母の心でありますww

  4. ジャック より:

    「勝間さん、とばっちり」とYAHOOニュースに出ていますが、この証拠動画を見る限り言い逃れは出来ないと思います。上から目線の質問態度、仕分けの快感に酔っている表情、民主党政権の安っぽさそのものです。

  5. 登山者です より:

    今回の噴火により亡くなられた方々には他人事と思えず、TVの動画や写真を見て思わず手を合わせてしまいます。
    話は行政仕分けとはズレるかもしれませんが
    登山者の間では「怪我と弁当は自分持ち」と言う言葉があり、3000m級の登山ならなおさらです。
    もし高精度の観測機が設置されて、入山禁止の処置が取られたかどうかは別として
    地震大国の我が国では多方面から地震予知の研究がされており、火山活動も地震予知の研究対象の一つと考えられ24時間体制の観測機はデータの蓄積によって参考になると思われ
    登山者を守るも含め、日本を守るという大きな課題はしっかりと議論して頂きたい
    広島の土石流災害も可能性はあるが何時起こるか分からない、だがもし起きたら
    どれだけの被害がでるかは予想がついたはず。

  6. […] で「そんな記事」が出ているので紹介する。 もしよければ前回のエントリから読んで頂きたい。 […]

  7. […] 御嶽山噴火の被害、またしても【民主党の行政仕分け】が炎上 […]

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