以下の抗議文が、行橋市議会に届いている。
非常に重要な話しだと考えているため、ここに転載する。
オスプレイへの抗議活動が一部で変質化し、異常な状態になっている問題。
それに対し「沖縄からの、本当に住んでいる方からの生の声」を踏みにじる行為だからだ。
まず宣言する。私は、オスプレイに対し、容認の姿勢をとっている。
しかし、それはさして重要ではない。県外の私が賛成であろうが、反対であろうが、なんの影響があろうか。
大事なのは、地元の声だ。
その地元の声を、ないがしろにすることがあっては決してならない。
我が自治体の共産党市議より沖縄・普天間基地周辺への行政視察についてブログで触れられている。
既報のように議会としても対応を行った。そのブログに対しての抗議文だ。
「インターネットを全国規模」という意味で捉えれば、ネット上において地方議会の委員会人事が何がしかの影響があるものではない。
地元新聞の地方版よりweb版に掲載されたこともあり、情報がほぼない中、ネット上でも多々ご心配をかけることとなってしまった。
その点、申し訳なく思います。
ネット上では影響はないとしましたが、影響範囲、つまり地元、及び関係議員、サポートしてくださった国会議員及び事務所、これら関係各所に対しては、早急に報告を行っている。(視察より戻ってすぐ、8月末には対応済み)
地元での対応のちの報道だったため、当方としてはややタイムラグを感じてしまった。
原因は、国政などと違い(審議中に報道に載るわけではなく)全て終わったのちに掲載されるためだ。
しかし、その中で全国に影響しうる問題が一つある。
私が本件に対し、寡黙であった理由の一つだ。
それは民間人の(同行していた者)の名誉に関わる問題だからだ。
公人として、彼ら民間人に影響を与えるわけにはいかない。
明らかに委員会とは無関係の内容があったが、その点に関しては一貫して私は触れていない。民間人の行動に対し、公的に取り扱う形になってしまうからだ。にも関わらず、大きな焦点として共産党市議はこちらを突いてきた。物事の本質、焦点がどこにあるかが伝わるのではないだろうか。
第三者からの意見としては、イデオロギーの対立だろうという評を得たが、私は判断する立場にはない。読まれた方がどう思われるか、だ。
(以下、抗議文)
平成25年9月25日
行橋市 市議会議員 徳永克子 殿フェンスクリーンプロジェクト
代表 手登根安則貴殿ブログでの虚偽記載について
拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 さて、去る9月4日付、貴殿ホームページの「とんでもない委員会研修No.2」において、
?夜、小坪議員は地元の友人と一緒に出かけた。本人は酒に酔っていたので覚えていないと言ったが、普天間基地に行きポスターを剥いで回ったらしい。(委員会後、2人の委員が朝小坪議員がそう言ったとの話)などです。
と、記載されておりますが、当日小坪議員をお連れしたのは私であり、沖縄の基地の現状を少しでも見て頂きたいと願い普天間基地周辺へご案内し、説明をさせて頂きました。
その中で、ポスターを剥いで回ったという事実は一切ございません。
貴殿の表記では、いかにも行為に及んだかのように書かれており、これでは同行した私が、これを黙過及び手を貸したと判断されても仕方がございません。?また当該ポスターは、平和団体の騒音に苦しむ地域住民から平和団体へ充てたものであり、フェンスクリーン作業を指揮する私がこれの除去を黙過することは決してございません。
これは重大な人権侵害及び名誉毀損に該当致します。
私たちフェンスを清掃する市民の団体、フェンスクリーンプロジェクトは、普天間基地基地司令官の許可を得て、基地周囲のフェンスや敷地の清掃活動を行っており、その行為について法的に一切問題はございません。
沖縄の基地問題を理解して頂きたく為にご案内申し上げた小坪議員に対する事実無根な誹謗中傷は、案内をした当方にとっても心外であり、公人としてあるまじき行為だと受け止めております。
早急なブログの掲載内容の変更と小坪議員及び当方への謝罪を強く申し入れます。
敬具
追記
手登根氏よりメールが届いていたので要約して掲載する。
私と一緒に行った大山ゲートで撮影したポスターです。
これを剥がす理由は、私にも小坪市議にもありません。
余談になるが、以下の二点が混ざってしまったのだと考えている。
?ポスター
「地元住民から基地反対派への騒音抗議のポスター」が貼ってあって、報道には載らないものだから非常におもしろかった。
?何かを剥ぐ?
剥ぐという言葉を使った可能性があれば、基地反対派が不法に貼ったテープを、地元の元PTA会長(手登根さん)や住民が清掃活動として、公共物をきれいにしている。
この二点は、他委員に話したことがある。
これがどこかのタイミングで混ざってしまったのではないか?
どちらにせよ伝聞情報で、公の身分であることがわかる形で全世界に公開したこと。結果として民間の方の名誉を汚すことになってしまい、また本人からこのような抗議文を頂く結果となったことは、(思想面が真逆とは言え)同じ行橋市議として非常に遺憾である。
議員として私がとった行動「公の立場として、他者の名誉を守る戦い」
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