岸田総理が、安倍元総理を本当に嫌いならば国葬儀はやらなかったと思う理由

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想像以上にメディアの反発はあった、結果として国論を二分する事態に陥った。
退いてしまう道もあったとは思う。そんなことをすれば自民党の保守派が離反し、政権維持が困難になったという指摘もできよう。

しかし、現実問題として岸田総理は国葬儀を行った。
それがネット保守の声を受けてだとか、世論があってだと胸を張る方もおられるとは思うが、しかしそれでも断行した事実は消えない。

私は岸田総理が、保守系だとは言わない。その定義は様々であり、個々に定義もあるだろう。
ただし昨今の”保守を、自ら強く自称する方”のハードルは高すぎると思う。あれもダメ、これもダメ。

こことここも駄目。
全体的には確実に味方の先生であれ「こことここ!」とダメ出ししかしない。また、それがウケるんだよ。

私は経済状況は多いに関係あると思っている。国民生活は苦しい。
物価高に依る支出増に、給与が追い付いていない。誰もが分かっていることであり、経済をかじっておらずとも財布の中身を見ればわかる。たまったフラストレーションは、その苦しみを”誰か”に向けたくもある。

悪い点だけをクローズアップする、「ほぉら、やっぱり。」と溜飲を下げる。
叩いていれば、批判していれば、さも自分は正義の味方であるかような気分になれる。少なくとも自分は悪くないという気持ちにはなれる。
正義の免罪符を得るには、誰かを叩いておればいいわけだ。

私は政治家に悪人がいないとは言わないけれども、多くの政治家の根っこは善人であると信じたい。
少なくとも震えるその手でマイクを握った、初めての選挙、初めて壇上にあがった日の思いは尊いものだったと願う。就職し、汚職に走る者もいる。大企業のブランドを背景に、若い女性に枕営業を持ちかけるサラリーマンもいる。しかし、入社式の際にはそうではなかったと確信する。

いま政治の世界は騒がしい。
私ども二等兵に過ぎぬ立場では、わけのわからぬ事態ばかり。

悪いものは悪い、ゆえに攻めるられるべきだ。応分の批判はあっていい。むしろなされるべきだ。
しかしあくまで応分の批判、である。批判のための批判、または溜飲を下げるためだけの攻撃になっては本末転倒だ。
是は是、非は非。ならば良い成果があがった場合には、同じく評価されるべきものだと思う。坊主憎けりゃ袈裟まで憎いとはよく言ったものだが、袈裟斬りばかり、天誅!天誅!また天誅。そんなことを繰り返せば、ネットや保守陣営と組んでくれる政治家が減っていくとは思わないのだろうか。私はその点が心底怖い。

改善のため注がれるべき力を分散させるだけであり、政治の本質であるはずの、社会生活をよりよくし健全なものとするための制度改善には寄与しない。

岸田政権を守れ!とは言わない。
けれども、この状況下であれば、例えば地道な調査活動をもって制度改善にあたる後進は育たない。私はそれでも淡々と制度改善の努力を続けるけれども、もはや後輩議員たちを新たに投入したいとは願わない。最近は、少しだけ前線に戻ってはいるけれども、それで制度改善のアプローチなどちょいちょいやらせて頂いておりますが、実は最前線は退いた身であり兵学校の校長みたいなことをしておりました。

本blogの読者は保守系が主だと思いますが、保守特化型だけではなく(過激系保守媒体を除く)一般雑誌を目指す道もあるし、厚労分野に特化する道、農政一本の方、悪し様に言われることが多いですが建設関係をはじめとするインフラ系、物流や医療関係という分野もある。一時期は保守系分野に特化した議員が多く輩出されたし、私も育てた後輩議員たちに勧めてはきた。けれども、いまの状況ではもはや新規に生徒を投じることは憚られる。

 

私は、岸田総理が国葬を執り行ってくれたことを感謝しています。
誰かを憎めば、悪く言えば、こけおろせば、それが政治参画だという錯覚については正すべきものだと警鐘をならしたい。

いまの騒動に発展する少し前あたりから
国会議員たちが保守的な発信をしなくなってきています。過激系保守媒体に迎合する一部の先生を除けば、その数は激減傾向にあるのでしょう。そして過激系保守媒体に迎合した先生は、現実世界では阻害されつつあるように感じます。

私はそのことを両者にとって、とても不幸なことだと思うのです。

 

良い点を、岸田政権における評価点を一つだけでいいから挙げてみてください。
「考えたこともなかった」という方は、物事の認識を少しだけ変えてみるよう提案します。

 

一歩、前に出る勇気。
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新たにまとめページを作成しました。

 

現在(令和5年12月)進行中の最優先政策です。僅か6ページの漫画を含む資料集積用の特設ページです。是非お読みください。

【漫画でわかる外国人特権】年金を解約でき一時金をもらった上に、老後は生活保護を受給することもできる衝撃の実態

コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)

  1. ヨウイチ より:

    国民には生活の破綻を覚悟せざるを得ないほどの、際限ない増税の実施(および予定)、海外には次々と支援金。おかげで政府の財源は「通貨発行権」だと気づかせてくれました。

  2. BLACK より:

    誰が総理大臣でもその時々に避けられぬこと、やらねばならないことはあると思います。
    総理大臣だから責任があると言えば、確かにその通りではありますが
    それで言ったら、どの総理大臣も大失格、極悪人になりましょう。
    どの時代も「こいつが悪い」「諸悪の根源」と、総理大臣は言われるのは当然なのかも知れませんが

    この国際関係が大問題の時、国防が大問題の時に
    内政で総理大臣を責め立て、窮地に陥らせるのは国民にとって得策とは思えません。
    個人個人にとって、時の総理に不満もあるでしょう。
    それは、現在の日本の安全と引き換えにすることでしょうか。
    それとも、「私の生活が苦しいならこの国ごと滅んでしまえ」と言うことでしょうか。
    「いっそ中共に支配されてしまえ」「習近平の方がマシだ」と言うことでしょうか。
    私の言っていることはオーバーでしょうか。
    私は決してオーバーな表現をしているつもりはありません。

    他者を批判し、追い詰める時。
    自身がそれをした時に、自身に返って来る最悪の想定をしておくのは当たり前のことだと私は思っています。
    もしも総理大臣が〇〇総理になって
    「岸田総理の方がまだマシだった」とか
    国際協力で国防に頑張っている岸田総理を外して、国際紛争になって
    「岸田総理だったら乗り切れたかも知れなかった」とか
    「こんなことになるとは思わなかったから」とか
    言っても取返しがつきません。

    今の日本はそのような場所、そのような時にいると私は思っています。

    それとも
    自分がどんなに岸田総理を批判し追い詰めても日本は絶対に安泰だと信じておられるのでしょうか。

    私に真実や政治の裏側はわかりませので、以下は私が読んだ記事の一説に過ぎませんが
    一説には岸田総理が財務省の言いなりにならないので今回の事態、と言う見方もあるようです。
    財務省は岸田総理よりも操縦しやすい総理を望んでいる、と言う見方もあるようです。
    現実にお名前もあがってきています。
    それでは益々、現状よりも増税一直線です。現状とは比較にならない増税と言うこともあるかも知れません。
    それが岸田総理を呪った、現状の税を呪った結果、と言う皮肉もあり得るのではないでしょうか。

    正直に私の気持ちを言えば
    安倍派の大臣に対する岸田総理の対応には私には不満です。
    ですから、安倍派が総理大臣を推すことが出来るまで
    岸田総理には頑張って日本を護ってもらいたいと私は思っています。

    (公明党山口代表の発言には心底呆れ果てました。)

    以上 文責 BLACK

    • BLACK より:

      過激な保守層のことですが

      私は現状を大変良いことだと思っています。
      被害にあわれている方々には大変申し訳ないことではありますが

      あの方々の本性はこういう方々だったのか、とか。
      イザとなったら、こういうことを平気でする人たちだったんだな、とか。

      私のことでは
      私が好きで慕い信頼し、ついて行こうとしていた人は、こういう人だったのか
      と失望しました。

      今、失望出来てまだ良かったと思っています。
      今、多くの人たちに過激な保守層の現状や本性を知ってもらえるのは
      非常に良いことだと私は思っています。

      知らなかったら、今後大変なことになっていたかも知れません。
      被害にあわれておられる方々に心から感謝を申し上げます。

      以上 文責 BLACK

  3. 耶麻斗 より:

     本当に好きなら、安倍さんの事を思うならメディアに煽られて始めた統一協会叩きの時、安倍さんが統一協会とは縁を切っていたと安倍さんの名誉の為に言えたと思います。誰一人として言わず、死人に口無しで安倍さんは統一協会とズブズブだった事にされたままに葬られました。ズブズブだったから殺されて当たり前みたいに揶揄され続け、安倍さんを慕う支持者はどれだけ屈辱を味わったか。安倍さんが居るから各選挙区の自民党議員に投票しに行っていた岩盤支持層は自民党に信頼を失い去りました。自民党だからではなかった。安倍さんが居たからだと思ってなかった奢っていたのだと知りました。体調が思わしくなく辞められた細田さんが亡くなられる前、自民党を去る前に「安倍さんは統一協会とは関係無かったのに何で殺されなければならなかったのか。あれから私はずっと鬱状態なんです」とやっと仰って下さいました。
     国葬は安倍総理が世界からあれ程慕われ尊敬されていたのかと国民も知ることとなった世界中からの哀しみとお悔やみが政府に殺到したからだと思います。あの後、ネットでも次々と動画がアップされて世界のあちこちの人達からの優しい言葉で溢れ、安倍さんが居た日本を心から誇りに思いました。

     僭越で失礼ですが、今の自民党を庇うことで去った支持者が戻って来たりしないです。

    • azumaebisu より:

       安倍晋三さんに対する思いの籠ったコメントを、有難う御座います。

      とても共感出来ます。

  4. ミカンの実 より:

    小坪議員、お久しぶりです。
    甘いですよ、認識が。
    それしか言えません。状況はもっともっと深刻です。
    ただ経済の方はほんの少し良くなっているように思えますが、それもあくまでもほんの少しです。最悪よりもまぁマシかという感じ。(私が思う最悪とは、飢えて困っている状況の北朝鮮のような状態です。今現在は、ガザ地区の方が大変な状況だと思います)。そもそも本当に大変な若いせだいは、小坪議員の子のhpに辿り着くこともないかと思います。ですから、認識不足はお互い様で当たり前です。
    少しでも油断すれば、日本はほとんどの人が気がつかないうちにそのような状況に追い込まれると感じます。そのことをどんどん拡散しないといけません。
    微力ながら、拡散行動頑張ります。

  5. N失応援者 より:

    ・国葬
    ・ロシア侵攻後のウクライナ訪問(G7で最後だけど)
    ・G7広島へのゼレンスキー招待
    ・福島原発処理水の放出
    ・防衛費増大方針決定(増税ありきに感じるけど)

    時々「毅然とした対応している」と感じる一方、LGBT理解推進法とか、釈然としないものもある。
    「掴み所がない」というのが率直な感想です。
    菅さん同様、アピール下手なのでしょうか…安倍さんが別格というか、「安倍ロスが大きい」なのかもですが。

  6. サバトラ猫 より:

    自民党の議席が減るという事は、外国人参政権に賛成するような政党の議席が増えることになるかも、なので自民党を応援します。最近登場の保守系政党に票を持っていかれる事で、リベラル系政党を勝たせてしまうかもしれません。

    人気の保守政党は、外国人労働者を安易に入れないよう言っていると思います。自民党はパー券購入経済団体の言い成りで、入国即脱走するようなレベルの外国人を多数招き入れているように見えています。家族帯同の安易な許可も一般日本人の利益とならず、企業経営者の意向にのみ従っているようです。外国人労働者の大量流入(労働目的の日本語学校学生)は、外国の労働者送り込み団体等の関係者のみがウハウハの大儲けをしているとしか思えません。労働目的日本語学校学生・外国人労働者の人数を絞り込むことによってしか、機械化・合理化・生産性の向上を促す事が出来ないと思います。

    元技能実習生による大麻栽培・民家押し入り強盗などが発生しています。治安悪化を防ぐためにも、外国人労働者の人数の絞り込み・送り出し側と日本側双方での身元保証の徹底を行ってください。今迄がとんでもなくテキトー過ぎましたよ。それ位しないと、保守系で愛国心を持つ有権者は保守色が強い別の政党に投票するでしょう。

    余計な事を申しましたが、現在小坪議員と関係者様によるステルス作戦は、効果絶大だと思います。総選挙の前に、成果が公表されて欲しいです。自民党系がパーティー券を買ったことが無い一般国民の利益のために働いてくれた、との良い印象となります。(邪魔をしたい向こう側の法律関係者は別件で忙しいようです。)

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