消費税増税に賛同できない保守層も多い。とは言え、日本共産党をはじめ増税反対派の顔ぶれを見ると、同じ行動をとりたくないという声も強い。驚くべきことに、日本共産党が消費税増税に関連する議案に対し、県議会で賛同するという珍自体が生じた。全国の政治関係者に衝撃が走っている。ここに沖縄の闇がある。無論、沖縄二紙は報じていない。本土の政治関係者も注目の珍しい現象をお伝えする。
舞台となったのは、令和元年7月11日、沖縄県議会6月定例会本会議。
選挙のたびに激戦が伝えられる沖縄。
結果だけ見ればオール沖縄の快進撃ばかりが目につき、自民は何をやっているのだ!という保守からの怒りの声もあるかと思う。参院選も全力で戦っているが、メディアが報じない部分においても、自民党はしっかりとオール沖縄と戦っている。こちらについても知って頂きたい。
ご存じのように、共産党は全国的に「徹底的に消費増税に反対」してきた。にも関わらず、県議団が足並みを揃えて関連する議案に賛同したのだ、関係各会には衝撃が走っている。自由民主党県議団は、この謎の動きに対し「不勉強だ」とか「寝たふり賛成」と議場で厳しく指摘。県議会本会議において正面から討論で挑んだ。壇上に立ったのは、島袋大・県連幹事長。
本稿では、中川京貴・沖縄自民党県連会長はじめ、自民党県議団の取材協力のもと、何が起きたのかを記していく。
本事件は二つの意味で、全国的にも大きなトピックとして扱われるべき事象である。一つ目には、共産党が増税に賛成した点。全国の方が驚かれるのではないか。二つ目には、実は沖縄県の自民党は「共産党としっかりと戦っている」という証拠である点だ。続くオール沖縄の快進撃に対し、保守層からは厳しい声もある。ちゃんと自民党は戦っているのか、と。ここで明確になった事実は、確かに自民党は正面から戦っているというもの。実際の動画を、許可を得て紹介するが、相当に気合が入っている。
この奮闘は、沖縄の保守陣営にとって、そして全国の同志にとっても勇気になると思う。
(メディアが報道しない真実)
私自身も傍聴席においてこの様をすべて拝聴させて頂きました。傍聴席には、沖縄中のメディアが取材に入っていたものの、共産党が消費税に関連する議案に賛同したことを報じた媒体はゼロだった。報道関係者を除けば、傍聴席にいたのは僅かに数名。この事実を触れているのは、恐らく当Blogだけだろう。
メディアが報道しない事実を伝えていくため、是非とも拡散の協力をお願いします。
激闘であった、沖縄県議会も閉会。
参院選には、議会を終えたばかりの有力県議たちが参集。総決起集会に一万人が集まったことも含め、陣営はどんどん活気づいていく。
議会における自民党の戦いに経緯を評すべく本稿を記すとともに、共にオール沖縄としっかりと対峙し、参院選という大きな戦いにおいても勝利したい。
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(OGP画像)
議会と行政の手続きというものがある。
皆様それぞれ消費税の増税に対して良い悪いという思いはあるだろうけれど、それは一旦、横に置いておいて頂きたい。実は、消費増税に関連して、①県の手数料も変わるという部分を理解して頂きたいのと、その場合には②県議会を通す必要があるという、手続き論については知って頂きたい。
つまり、この議案に賛成するということは、消費税の増税に関連する議案に賛成したことになる。
結論的に言えば、消費税の増税にも賛成したことになるわけだ。これは詭弁でもなんでもなく、議会手続き上、議論の余地のない厳然たる事実だ。
(写真 乙第8号議案)
(写真 乙第9号議案)
つまり、この議案に賛成すると言うことは、消費税の増税に賛同する意味を持つ。ここは議論の余地はなく、本会議での賛否こそが議員そのものを全てだ。また、議員団としての総意として取り扱う。
日本共産党県議団は、確かに本議案について賛成した。
この事実を広めれば、彼らは弁解や言い訳をしてくるのだろう。
それぐらい彼らにとってはヤバイ話なのだ。
想定される言い訳は「曲解だ」とか、「消費税そのものに賛同したわけではない。」というものだろうか。
こで出てくるのが自由民主党・沖縄県議団。
知人の県議も複数いるため、会派室にて概要について問わせて頂きました。
メディアも徹底取材というならば、これぐらいのことをしたほうがいい。応じてくれたのは、自民党県連会長でもある中川京貴県議。
事実として、県知事部局は下記のように議員団に説明している。
“地方高校団体の手数料の標準に関する政令の一部を改正する政令の概要”という説明資料であり、この文書が配布されたことを事実として述べたい。
この議案は、確かに消費税を起因とするものである。
知事部局は明確に理解しており、実際に議員にも説明している。県政与党である共産党県議団が把握していないとは思えず、もしくは都合が悪いゆえに県執行部が共産党に情報提供を怠ったのかの何れかだ。
Blogを書くだけでは、さしたる意味はない。
報道が機能していない中、“伝える効果”はあれども、ネットだけでは事実にはならないのだ。
自民党県議団は、本件に対して毅然と討論を挑む。
登壇したのは、島袋大県議。
自民党県連の幹事長も務める。
はっきりと明言した。
「寝たふり賛成」か、もしくは「不勉強だ」と。
嫌味というレベルではなく、ここまで斬り込むか?というほどに激しい討論であった。
共産党が消費増税に賛成、自民党が矛盾を指摘!沖縄県議会の珍事
幹事長みずからが、議場において明確に戦う。
オール沖縄を構成する共産党県議団に対し、敢然と立ち向かっているのだ。
この事実を、実は沖縄の保守派は知らない。
当然のごとく沖縄二紙は報じていないし、傍聴席も(メディアを除けば)少数に留まった。
誰にも知られぬまま、実は戦っていたのだ。
「消費税の増税にも、共産党は賛成したんですよね?」という念押しを、議場で述べているから効果がある。議事録の残るゆえに、これは公式な指摘として残り続ける。果たして、共産党県議団は「消費税の増税に賛同した」という事実が、議場で明確になった。
私がここに注目した理由は、彼ら県議団の動きが“日本共産党としてのもの”なのか、“県政与党であるオール沖縄としてのもの”なのか、である。この部分は突き詰めていくと、政党人としての在り方が完全に崩壊する部分である。
実は、議案の提出後、委員会審査においても共産党は本件を把握していたと見ている。
県議団として私の取材に対応してくれた中川京貴県連会長が所管委員会にて委員を務めている。中川県議にお伺いしたところ、委員会においての動きも知ることができた。総務企画委員会においては、共産党県議団選出の委員は採決において退席しているのだ。事実として「少なくとも賛同していない。」という。
にも関わらず、本会議においては全会一致であり、共産党県議団は消費税の増税に関する条例に確かに賛同している。
私は共産党の内部関係者ではないゆえ、内部については推し量るよりないが、デニー知事の与党として振る舞うがゆえに「本会議での賛否については会派拘束でもかけた」のだろうか。となると、日本共産党の沖縄県議団なのか、またはオール沖縄の陣笠議員の集まりと看做すべきか、判断に迷うところだ。
わかったうえで「消費税の増税に関する議案に賛同した」のであれば、これは日本共産党県議団としてはおかしな動きとなる。県政与党であるオール沖縄としての立場を優先した、ということ。その上で消費税の増税には反対をやるわけだから、二枚舌も甚だしいという批判は受けても仕方あるまい。
もしも、島袋幹事長が議場で指摘したように「不勉強ゆえの結果」であるならば、彼らは政党人としては議員としてのセンスがないと言わざるを得ない。あまりにも都合が悪い真実ゆえに「間違えました」とか「不勉強でした」としてしまう可能性もある。
これが与党たるオール沖縄を構成する、公党の県議団のレベル。右左関係なく、沖縄県の政治通たちが頭が抱えるのも納得だ。
(写真 取材に応じてくれた、中川京貴県連会長)
(写真 討論を行った島袋大幹事長 写真)
下記は、県議会の会派室(議員控室)にて撮影。
県連会長と握手。
日の丸の下で撮ろう!となったのですが、やや距離がありすぎるような写真。
ミスショット?と思いきや、ちょうど島袋幹事長も上手く映りこんでおり、ある意味ではナイスショット。
(議会における休憩とは休んでいるわけではなく、スポーツにおけるタイムみたいな扱い。休憩に落としている間に調整を行う。)
足並みが揃わなったのは、県政与党たるオール沖縄。
この日の採決には、注目議案が目白押しであった。
尖閣に抗議文を出すかどうかについて、オール沖縄側が苦悶し長考に入ったという流れ。おかげで私も午前中いっぱい、県議会に拘束されてしまう。おかげで取材は進んだけれど。
ご存じのように、海警公船が我が国の領海を侵犯し続けている。生活の糧でもある、漁民としてはたまったものではない。県議会として、ここに抗議する決議が諮られた。
抗議決議を用意したのは自民党系議団。結果は、この抗議については、抗議決議(議員提案7号??)については共産党・社民など県政与党の議員団により1議席差で否決された。
海警公船に関する意見書も諮られ、意見書は全会一致となったものの、「抗議決議」については否決。抗議はできない、ということか。沖縄県民からすれば、わけがわからないと思うが、私もわけがわからない。
抗議決議が諮られた際には、大浜一郎県議(石垣島市)、および座喜味一幸県議(宮古島市)らから、抗議決議を通すべきと賛成討論がなされた。石垣島市、宮古島市の、まさに危機に瀕した地域からの悲痛な声であった。
大浜県議は先の県議補選において当選しており、私も選挙に入っている。素晴らしい討論でした。座喜味県議は、先島などにも触れ、珊瑚の被害も含めて広義の経済損失までも議場で堂々と討論した。
関連:
尖閣諸島を守れ!石垣市にて県議補選、自民公認の大浜一郎候補に力を!【共に国土を守っていく人はシェア】
まさに沖縄県民を守らんがための動きである。昨今のCHINA海警公船による被害は実際に石垣・みやこの漁民を苦しめている。抗議決議は、オール沖縄側の反対により否決された。県としては、抗議はしないとなったわけだ。
ぬちどぅ宝の声掛けは空しくも、議場に消えたわけた。命が大事ならば、県民の命はどうでもいいのか。オール沖縄の言う、オールの中には石垣とみやこの漁民は入っていないようだ。県政与党の言う「オール」には、CHINAも含めたオールであっても、生活の糧と何より命を脅かされている沖縄県民は含まれていないように思う。
さて、結びには選挙の話を。
安里陣営の勢いは、凄まじい。
報道などのデータが事実なのであれば、まだ差が開いているのだろう。
けれども、大きな差とは思わない。
この勢いをもって走り抜けば、確実に手が届くところに来ているように思う。
県議会も閉会、
中川県連会長はじめ島袋幹事長ら、有力な県議らが安里事務所から駆け出していく。
花城県議、西銘県議、山川県議らの姿も。さながらスクランブルにあがっていく制空戦闘機のようだ。
決起集会の控室では、座波県議。そして、もちろん古謝さんとも。
この討論を見れば明らかなように、また議会の動きを見ればわかるように、
実は沖縄の自民党議員たちは相当に頑張っている。
沖縄二紙が報じないゆえに、沖縄の保守すら知らない事実。
激戦地ゆえに育って行ったエース部隊、このように評する者もいる。
私は知人というより友人と言いたい県議も数名いるゆえ、照れくさくて言えないけれど。
戦闘力は、決して低くはない。
激闘の、県議会も閉会。
全ての戦力が、参院選に投入されていく。
恐らく、「僅差まで詰め寄っている」安里陣営の援護に入ることとなる。
オール沖縄の、このような議会での謎の行動、
すでに珍事と言っても過言ではなかろう。
参院選では、候補の質も見て頂きたい。
沖縄屈指の経営者である安里氏は、高い組織統制能力を有する。
経済問題を含め、どちらがまともな政策を打ち出すのか、
考えるまでもない。
参院選(沖縄選挙区)は、全県選挙。
ここでオール沖縄の勢いを止める。
思いは、ひとつ。
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衝撃の事実ですね!
土日は、このネタだけでも、
民放は盛り上がれるのでは?
いろいろと、
楽しい週末になりそうですが・・・
三連休は、東京のお盆でして、
色々と忙しくなってしまい、
メディアを堪能できません。
実に残念です。
追伸:
シミュレータでの操縦姿。
テロリストみたいでしたよ。(笑)
沖縄県のすぐ西は【臺灣國】、当然沖縄県民とも交流が有るのでは?と考えて、有名な【日臺交流団体】に、会員各位の皆様(日本人も臺灣人も)の中に『沖縄県民に知人がおられたら、是非今度の参議院議員選挙沖縄全区には、【安里繁信=アサト シゲノブ】に是非!貴い一票をお願いします。』と、御願いしました。
以上、報告迄。
「目的が正しければどんなアプローチも許される」
私的なことで申し訳ありませんが、私が大嫌いな考え方です。
左翼、共産主義者は、国の内外を問わず、歴史の古今を問わず、このような行動原理だと思われます。
このような行動原理を悪いとは思わず、「頭が良い」「行動力がある」等々、自画自賛さえしているように感じます。
オール沖縄も、日本共産党も、中共も、二枚舌・三枚舌・四枚舌も、恥じるどころか自画自賛だと思われます。
「消費税反対」も、信念がある訳ではなく
国政では、自分たちが野党なので「消費税増税反対」
県政では、自分たちが県政与党なので「消費税増税賛成」
このように、野党・特に共産党が国民や県民に言うことは全く信用できません。
国民・県民への言葉や約束など、「賛成」も「反対」も、ただ権力を奪取したい(沖縄では「権力を守りたい」)が為の方便に過ぎませんし
繰り返しになりますが、そのことを悪いとはみじんも思わず
むしろ、そのような「詭弁」「騙す」ことは名誉なのだと思っているように感じます。
自分達を応援・支持・支援してくれる人たちさへ、騙す対象でしかないのだと思われます。
そのようなことを、そのような政治家を、国民として、県民として認めて良いのか、認めるのか
そこに右も左も無いはずです。
このようなことを、このような政治家を、国民として、県民として認めるならば
いつか、もっと大きなことで彼等に騙される日が来るような気がします。
今回のことはとても共産党らしい出来事だと感じます。
今回のことはとてもオール沖縄らしい出来事だと感じます。
注
「目的が正しければどんなアプローチも許される」と書きましたが
私は、彼等の目的が正しいと思ってはおりません。
彼等は正しいと思っているだろう、と言う意味です。
期日投票に行ってきました。共同通信の出口調査を答えたが、最後の質問が、「安倍政権下での憲法改正に賛成か反対か?」ってのが有った。
質問がおかしく無いか?「憲法改正に賛成か反対か」で良いのでは?安倍政権では反対で、石破の元なら良いのか?って左翼寄りの質問はおかしいだろうとクレーム付けてきました。
尖閣のところ、自民系が抗議決議を出して議会が否決したと言う事実。
そして報道にのらないという…
ほんと情報統制かよって話ですね…
あちらさんでは当然の話なのかな?w
小坪先生、情報ありがとうございます
>参院選も全力で戦っているが、メディアが報じない部分においても、自民党はしっかりと
>オール沖縄と戦っている。こちらについても知って頂きたい。
沖縄県連の自民党がしっかりとオール沖縄と戦っている!
これをしることができただけでも、沖縄頑張れ!と改めてエールを送りたくなりました。
島袋大先生の質疑動画をさきほど、お気に入りホルダー(ホルダー名は、小坪先生頑張れ!w)に保存してきました。
>参院選では、候補の質も見て頂きたい。
>沖縄屈指の経営者である安里氏は、高い組織統制能力を有する。
>経済問題を含め、どちらがまともな政策を打ち出すのか、考えるまでもない。
安里繁信先生の当選を心から祈念しています。
頑張れ!安里先生!とエールを送ります。
このような内容であれば、昔の共産党だったら消費税増税関連はとにかく反対ということで、賛成にまわる愚は冒さなかったように思います。
オール沖縄の他の政党とのしがらみもあるのかもしれませんが、共産党自身も劣化しているように見えます。ちなみにこちら大阪では共産党は供託金を没収されるレベルの団体に迄落ちぶれました。(自民党と大阪維新の2大政党化の影響もあるが)共産党の劣化は近い内に(全国的に)顕わになるような気がします。
そうだと思います。
共産党の劣化は、ますます酷くなっています。
硬直した権力構造の組織の必然でしょう。
そもそも、「共産党」という名前を掲げているのですから。
彼らが大好きな言葉
「歴史が証明する」
そうです。日本共産党の存在が誤りであったことが証明されます。
1か所、文章の訂正が必要と思います。
“地方高校団体の手数料の標準に関する政令の一部を改正する政令の概要”という説明資料であり、この文書が配布されたことを事実として述べたい。
「地方高校団体」は、地方公共団体ではないでしょうか。
右側にあった、バーナー「政治プログランキング」消えたので、右上に復活させてほしい。
[…] 日本共産党が消費税10%増税に賛成〜沖縄県議会で珍事!自民は、矛盾を議会で指摘(物凄く激しい討論)【オール沖縄と戦う人はシェア】 2019年7月12日 https://samurai20.jp/2019/07/okinawa-62/ […]
自民党も大概分だとは思えますがそれ以前に共産党然り**民主党
(立憲および国民ともに)然りきれいごとしか掲げず反日売国行為を
行うわけだとしか思えません。
消費税増税に関してはオールドメディアも安倍首相の発言を曲解
した上でそれに賛同しているものだとしか取れないため同じ穴の
狢にすぎないのでyそうか。