行橋市議会における会派構成、および自身の立場について。

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行橋市議会における会派構成について

 市議選を経て、新たに議会の構成が決しました。4年間の任期中、いつでも異動は可能であるため永続的にこの形というわけではありません。これは5月8日時点のもので、実際にすでに異動がありました。

会派とは国会における政党のようなものであり、私が”市政健全化”として問題提起した、例えば予算が否決されるとか特別職(副市長、教育長、議選の監査)が不在とか、条例が安定して通せないという部分には密接に関係してきます。

 

 

 

市長与党、過半数構成ならず。

 明確な市長与党は、新風クラブの5議席。安定して予算を通すためには、10議席が必要です。まったく安定しなかったというのが市議選の結果でした。どれぐらい不安定かを説明するためここからは仮定の話をします。
 与党5議席にたとえば公明2、日産1の3議席の会派が市長の味方もしてくれたとしましょう。それでも5+3は8でして足りません。仮に私が市長側についたとしても「9」で過半数に満たず。

 

★反市長派も過半数を決定力を喪失
 私は元々は小堤議員や井上議員らとも仲が良かった経緯があります。当初予算への賛否を巡り、少し動き方が変わりました。彼らは反市長派として行動してきましたが、公明党と反りが合わなかったのでしょうか、少数派に。つまり反市長派も決定打に欠ける感じです。
(小堤議員も井上議員も、次からは予算の否決はしない方針と言ってはいました。)

 最大会派は田中議員のとこになったのですが、どういう流れからか大池氏も参加しています。不思議な組合せになりました。どのような動きになるかは未知数です。

★究極的には、①市長派は過半数に満たず。しかし②反市長派も決定打に欠ける。
 という、極めて歪な安定をしてしまいました。頭を抱えているのですが、いかなる議会手続きも過半数が必要であり、誰がどうやっても過半数ができない場合、もはや【全ての議会手続きが発動できない】となります。
 内容によっては通るものもあるのでしょうが、当たるも八卦当たらぬも八卦という感じにならざるを得ないでしょう。かつ、組織の構成の三分の一が新人であるため、たぶん議会手続きが誰もわからずしばらくは混乱しそうです。

 

 

 

5月20日における議長選挙

出席議員数20に対し、井上倫太郎議員が賛成19票を獲得して議長に選出されました。
共産党市議は自分の名前を書いており、これは全国各地の議会で見られる行動です。つまり共産党1票に対し、19票の議長が誕生したことになります。

前述の会派の異動でありますが、(変更点について記すと)会派結成後において大池氏が離脱、諸派に。のち工藤市長の与党会派と称すべき「新風クラブ」に合流しました。このあたりの異動の経緯は私には分かりません。

 

私は複数の会派からお誘いはありましたが、いまのところは諸派を貫いております。役職に就きたいならば会派に参加したほうがいいのでしょうが、私にはどうしてもやりたいことがあります。

それは諸派として一般質問に臨むこと。
諸派である必要は実はないのですが、市長派だとも反市長派とも言われない状態で議場に臨みたい。

 

そのため満足いく状態になるまでは会派に合流する予定はありません。
これは対外的にもパブリックなコメントです。調整の余地はありません。

 

 

 

誘われた背景、そして議場で述べたいこと

市議選においても訴えてきたのですが、いま行橋市はまずい状態にあると理解しております。

市長の行動にも批判されるべき点はあると思います、特に対外的な、外交的な側面では悪手はあったというのが私の立場です。例えばネクスコ、国交省との関係はおかしくなっていると言わざるを得ず、国道に面したフル規格のインターチェンジが「半ば閉鎖」みたいな状態になったのは市側に問題があると考えている。このあたりは議場で問いたい。

 

続き、議会側の問題にも言及しますが、昨年において当初予算を否決しています。これは国や県の補助金も突き返す格好になっており、一年後の今から減額になるというのが通例でありましょう。予算を否決した市議には、実態としての交渉権は存在しているとは思えず、必死の思いで賛成にまわった私は”対外的には良いカード”になっています。

そのため予算を否決した市議らとは、私が抱えている案件の陳情などが完了するまで合流することは難しい。国会議員や県議会議員との関係にマイナスとなるためです。当初予算に賛成した立場の市議は、当市議会では貴重な存在となっていると言わざるを得ず、私は私なりにそこに価値を見出しています。
また、当職の後援会もそれを期待し、かつ評価していまの得票となっております。

 

ようは国や県への窓口としては、市長を含む市職員側からも期待を帯びているというのが一点。
また市長与党は過半数割れを起こしたままであり、一議席でも欲しいというのが二つ目の点。

 

同じく反市長派として扱われてきた、前市長派ですが、人数構成が不安定になっています。議長に選出された井上議員の所属会派ですが3議席に。議長は採決には加われないので、議決権としては2のみとなります。また3議席から会派のため、一人でも欠ければ即時に消滅という状況にあります。議長会派としては4議席はないと安定状態にはなり得ず、他会派との交渉が難航することは一般論として事実です。

また新人が6人も当選してきており、20議席に対して3分の1が新人。
新人を抱える会派からは、教官的な立場ができる市議は引く手あまたと言ったところです。

 

結論になります。
そういう一切合切を天秤にかけるつもりはありません。高く売りつける気もありません。
(ただ、最低限の待遇や譲歩がなければ、交渉に応じるつもりもありません。当たり前ですが。)

私が諸派を、少なくとも今は貫く理由は、一般質問のためです。

 

先ほどの高速道路の件にせよ、市長側に対して指摘を行うにあたり「反市長派」と目される状態で質問に臨む気はありません。言葉が軽くなるからです。丁寧な言葉使いを心掛けますが、いま行橋市は危機的な外交状況にあると考える。中身はシビアなものにならざるを得ません。私になりに真剣に組み立てたロジックを”反市長派だから”という目され方をされたのではたまったものではない。なんのために市議選を戦ったのか分からないので、そういう理由で交渉の余地がない。

 

 

 

市長派にも寄れない。

もちろん「市長派」に合流し、前述の質問を行うことも同じくできない。
ゆえに色がついていない、フラットな状態で議場に臨みたい。

会派構成については、市長部局の、特に市長の答弁内容によって考える。市側とまったく交渉の余地がない、もしくは事態の改善の見込みがないとなれば、私もそういう動きをとらねばならない。いずれにせよ、まずは一般質問を終えてから、市側の動きを見てからにする。あとはかねてよりの要望(議会側)もあるし、その動きを見てからになるかな。

市長側に依れない理由としては、いま私が持ちうる国や県のコネクションですが、一部市民からは不利益行為に見受けられる動きをとるだろう。それは特別職ゼロであったり、予算否決等が背景にあるのですが、そろそろ「えっと、すんません、うちはヤバいかもしれない。」と言わないといけないし、そういう報告をあげるということは市内で公共事業のみでやっている業者から見ればマイナスの動きに見られるだろう。だが、それが私の本来の力。これ以上に交渉権の強い議員はいないと思う。で、私は充分に待ったし、要求もしてきたわけで、それが叶わなかったからこうなったという状況なので。それは仕方ないと思う。

 

あとは、なんだろ、
すっごい乱暴な言い方になるけども「口のきき方」はある。こういうのはキッパリ言っておかないと、行橋市では伝わらないと思うので明確に述べておく。私は期数性を採用しています。当選回数で序列が決まるというもので、どんな会社でもそうですが(年功序列を絶対とは思いませんが)所属した年度で立場は変わります。とはいえ、こういう田舎町ですから、”がんばってため口”みたいな感じでマウントを取り合うことは横行しており、私はそういうルーズなのは嫌い。

理由は、国や県と折衝を行うにあたり期数性はある意味では絶対で、そういう田舎臭さを持ち込まれると(私なりに市民の利益のため)努力している内容がゼロになるからです。正直に言えば業務の邪魔、マイナスになるからです。何度かそれとなく各会派には伝えましたが、そのあたりは市長派はルーズなように見受けられますので拒絶反応があります。私も関わらないので、関わらないで欲しいと思ってしまう。(市民のために働けないからです。)

次に目にした場合には、結構きつい言葉で言わせてもらうと思いますし、
リアルの政治に反映する形で、ある意味での反撃に出ます。
※ 多分これぐらい書いておかないと伝わらないと思うので。

 

次に同じことがあったら、市長にとってはマイナスの行動を私はとる。

市長サイドからは感謝されてもいいと思っており、私なりに様々な覚悟をもって(ある意味での今までの人間関係にヒビを入れてでも)予算に賛成討論をうち、かつ市議選を経て”予算の否決は相当にヤバい”というマインドを市民にも市議にも広めたことは、市政運営上において相当な貢献だと思う。

けれども、ある意味での無償対応はここまで。これ以上を求められても私は何かサポートするつもりはないし、対応次第で敵対関係にもなっていくとは思う。(そんなことはしないと信じるが。)
とりあえずやることはやったので、フラットな立場で”言いにくいことも議場で言いたい”というのが私の立場です。それが邪魔されたり妨害されたなぁと感じた場合には、どういう勢力であれ私は蹴っ飛ばすと思う。結構、激しくやると思う。特に期数性が踏みにじられた場合は、手ひどいダメージを与えると思う。

 

 

 

議場の最後段、三列目に。

今日のblogは少し堅苦しい。
なんと発信していいのか最近はよく分からない部分があって、サナギみたいなもの。

蝶のように羽化すればいいけど、蛾だったらごめん、みたいな。
思えば四期目。そして新人の大量当選で私も三列目に。

これは議場の最後段。

(ちょうど暫時休憩に落としたところ。)

 

かつて初当選したとき、あんなに広く感じた市議会の議場。
後列の議員が怖かった、迫力を感じた。議会の荘厳な雰囲気を味わった。
三列目、最後段は別格で、すごいなぁって思ったんだ、当時。

12年を経て、私も三列目に座る。

 

一つ一つ、ボディブローみたいな動き、
パンチの重さみたいのを出していきたいなって。

単に面白い物書きではなく、ちゃんと議場のことを伝えたいな、とか。

 

三期目とは違う、四期目の私になりたいな、と。

 

 

 

懸案事項だった議長選が終わりました。

あとは自分の一般質問。フラットな立場で言いたいことはたくさんあり、それが満足できれば合流するかもしれない。

 

ネット上で黙ってきた理由は、まぁ、あるにはある。
一つは市議会がまったく安定していなかったからというのと、新人を含めた議会の動きを見たかったから。

もう一つは脱退一時金の件。それなりに大きく動く。
明日からちょっとやりますので、そのあたりをお楽しみに。

 

 

 

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コメント (頂いたご意見は、他SNSに比較し最優先で目を通しております。)

  1. 神無月 より:

    サナギが蛾でも、カイコガであればシルクを生み出す貴重な蛾ですので大丈夫かと。

    政治の世界も難儀なものですね。
    人自体が未熟なものでしょうから困ったものです。

    計算すれば答えが出る理数系の小坪市議が、難儀な世界に居る事が不思議とも思います。
    が、逆に見れば計算が苦手で感情優先の議員が多い中で、計算的な分析力を持つ小坪市議は貴重な存在でもあるわけですね。

    自分はアナログ系ですので俯瞰タイプでしょうか。
    優劣は有りませんので、持って生まれた得意を活かして行きたいものです。

    唯一の平等は、肉体との別れが必ず訪れる事ですね。
    悔いがなければ良き人生だったと。
    .

  2. 神無月 より:

    稲田朋美さんとのツーショット動画拝見しました。
    音声が微妙にズレている所は気になりましたが、脱退一時金問題がアリの一穴になればよいですね。
    お互いトロけた感じは良い感じです。

    今日、地元のFMラジオのニュースで突然、小泉総理が訪朝して拉致被害者を連れ戻してから〇〇年。
    年月が経ち家族も高齢化、交渉の機会がどうたらこうたらと。

    マスコミを使った撒き餌の始まりでなければよいのですが、サイコ的な総理ですので・・・
    .

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