明日、開票が行われる。自由民主党のトップである総裁が決する。自民党の総裁と、総理大臣は異なる役職ではあるが、政権与党である限りは基本的には兼務となる。
今回の内閣は、直後に衆院選を控えた選挙内閣である。この部分ばかりがネットでは論じられるが、忘れてはならぬのは来夏に控える参院選。単に衆院選の顔というのみならず、党内をまとめていかねばならない。万が一にもねじれた場合には、「政権交代クラス」のダメージを負うことになる。
また、単に選挙内閣ではなく、状況によっては「戦時内閣」となる覚悟ももたねばならない。総裁選の本質について、どこに重きを置くかはそれぞれの考えがあろうけれども、仮に戦時下などの状況を想定するのであれば、”どなたが総裁になるか”よりも、私は”誰が総裁であっても、政権与党が結束”する形を重視した。ゆえに派閥の歴史も紐解いたし、衆院選より先(参院選)も見据え、【政権与党が機能する】ことに軸足を置いたつもりだ。
嬉しいニュースがいくつかある。
私自身は、元総理という強い肩書きを持つ者が、特定候補に肩入れすることに強いアレルギーがあった。保守系地方議員として、安倍政権の多くを評価してきた立場であるが、ここに強い憤りを示してきた。背景には、偉い人同士の政争が、結果として地方組織(そして地方議員)を踏み潰したことも過去にあったためだ。国家国益を論じるよう心掛け、私心は排したつもりでも、ここにバイアスはかかってしまったと思う。
ソースは現代であるけれど、【安倍前首相が高市氏肩入れから一転…「撃ち方やめ」の大号令で河野氏勝利を絶対阻止】との報道。報われた。
また、岸田陣営も大幅な譲歩をした。
産経の報道によると、【岸田陣営、決選投票「河野-高市氏」なら高市氏支援】である。安倍総理は、野党を支えた谷垣総裁が石原幹事長(当時)が後ろから撃った混乱により誕生した。谷垣さんは、宏池会であった。それも含めてのことと理解していたが、「次は宏池会の岸田会長に」と内外に示していたという状況はご存じの通りだ。安倍前総理の政治力により、岸田陣営を三位に蹴り落とした格好では、決選投票が「河野・高市」となった場合、【高市(安倍)】に岸田派の票は乗せにくい、また無理をすれば党内がうまくいかないというのは、正解にとっては一般的な見方でもあった。
選挙の開票前に、岸田派は、「河野・高市カードの場合、高市支援」でとりまとめてしまった。簡単にできることではない。少なくとも私にはできない。偉業だと思う。この部分はもっと評価されて良いと思う。これにより、仮に一位が河野候補であっても、二位三位連合が極めて有利という情勢になっているのが今夜である。
「あいつが譲ればいい」と簡単に言う人もいるが、そう簡単でもない。あくまで相手あってのこと。選挙中に、共に汗をかくことで、そういう小さな一つ一つが譲歩をお願いする交渉材料になるのであり、私は、総裁選の間において(勝手連とは言え)”岸田候補の旗を掲げ続けたこと”に対し、心から誇りに思う。私が何の影響を与えたわけではないが、個人としては報われた。
特に、岸田候補は、総理補佐官を総裁選の公約に掲げてくれました。
在日ウイグル人の難処理案件の一部が「外務省(査証・在留許可)」と、「法務省(帰化・送還)」と省庁をまたがるため、通常の国会議員事務所では処理が政治的に不可能であるため、外務大臣を戦後最長で務めた岸田事務所から、同じく岸田派の上川法務大臣に要請するより道がなく、リベラル色も強い派閥であることも覚悟の上で「岸田会長しかできない」と直訴した次第です。
在日ウイグル人からの細かな陳情は、ウイグルを応援する全国地方議員の会が主として受けており、いわゆるスローガン的な大きな話は公開でできても、ただちに生命にかかわるような難処理案件などは、議員にしかできておらず、特に個人情報の観点から、地方議員の会は担当者も決めて内部処理してきました。これらの難処理案件の一部は、岸田事務所が複数回の対応をしてきました。事実として、この形で省庁を横断する場合には、対処能力を有する事務所は極僅かでした。中国国安などからの脅迫など、ネットに散見される一部の話、表に出ていない話も含め、負荷のかかる陳情を、総裁選の前に受け続けたことは頭が下がります。
だから私も身体を張った。そして、事実を事実として、議員として証言しました。
岸田先生が総裁選省庁を横断する総理補佐官とは、これら「一部の事務所」でしか対処できなかった陳情を、行政機構として新設するという回答であり、私たちからの複数の陳情に対する政策的な回答であると認識しています。
そして、高市陣営。
報道によれば「高市氏も中国人権担当の首相補佐官新設を表明」とのこと。ポイントは”も”という部分です。岸田候補の政策を、高市さんが受け入れたという意味です。ここが重要で、別に”最初は岸田が言っていた!”とドヤ顔する意味ではなく、政治的には、特に党内情勢においては、もはやこれをもって「決定!」ぐらいのインパクトがあるのです。自民党は保守政党とは言いつつも、やはりリベラル勢力もおり、(保守から見れば)ブレーキ的な効果を果たしてきました。そして「①宏池会が、ウイグルを総裁選で明記」という時点でもインパクトがあるのに、さらに「②実態としての清和会の高市候補が、岸田候補の政策を受け入れる」というのは、もはや党内の主流派閥が全体的に動くぐらいのインパクトがあるのです。この、①②の流れは重要であり、もはやウイグル問題は党内の保守・リベラルを問わず、全党的に動いているという構図に他なりません。
綺麗だなと思えたのは、(文章として分かりやすいので、岸田陣営から述べましたが)報道の時系列は逆なのです。実際の会議がどちかが先かは分かりませんが、タイムスタンプとしては「高市候補が、岸田候補の政策(ウイグル等の総理補佐官)の受入れ」表明のち、「岸田派が、河野・高市カードならば、高市支援」と決定。これは両陣営の、凄まじい政治判断の連続です。(ちなみにタイムスタンプの差は4分です。)
これが正しい総裁選の在り方だと考えており、政策討論をもって、それぞれの陣営が切磋琢磨する。より良い政策が誕生していく、そのような、結果として党内がまとまる姿を期待します。そして、この動きになる前日、(ゲンダイソースですが)安倍元総理の撃ち方やめ!がありました。
本日、夕刻。夕刊フジ(産経系)において、嬉しい報道がありました。それは「大宏池会」という、最近では聞かれなくなった単語が記され、今回の総裁選において、議員票の派閥の歴史が踏まえられた内容でした。記事においては(評論家の意見として)「麻生氏も、将来の『大宏池会』構想をにらんで納得するはずだ。」のフレーズもあった。
明日、どのような結果なるかは誰にも分からない。
けれども、私は、今回の総裁選挙には満足している、少なくとも個人としては戦い抜けたという思いがある。
いずれの候補が勝利したとしても、新たな総裁のもとで、日本国の国益に寄与するよう、自民党に所属する地方議員として支えていきたい。また、皆様におかれましても、どの候補を応援していた方も、総裁選において様々な議論をできたことを胸に、今後の党の動きを暖かく見守って欲しいと思います。
関連する記事の紹介を行います。
(応援候補)
浦上雅彦・岡山市長選(岡山県)
告示 9月19日 投開票 10月3日
ウイグル関係で非常にお世話になった先生からの強い推薦。(浦上・前市議本人からではありません。)
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(OGP画像)
あらかたリード文に書いてしまったので、記事の抜粋のみ。
ソースは現代です、記事を読むと、ゲンダイは河野押しだったのでしょう、と。
そう感じますね。けれども、安倍総理の撃ち方やめは、事実だと私は信じています。
- 安倍前首相が高市氏肩入れから一転…「撃ち方やめ」の大号令で河野氏勝利を絶対阻止
- 高市氏も中国人権担当の首相補佐官新設を表明
- 岸田陣営、決選投票「河野-高市氏」なら高市氏支援
- 「政治のプロ」に聞く新政権人事予想! 高市新総裁で「岸田幹事長」、岸田総裁なら「高市官房長官」、河野新総裁なら「石破幹事長、小泉官房長官」か 自民党総裁選あす投開票
- 明日の開票を、心から楽しみにすることができます。
- それは、しっかりと総裁選に向き合ってきたからだと、
- いくばくかの疲労とともに高い満足感があるからです。
- 次の総裁の指揮下のもと、多くの党員、そして自民党支持者が一丸となることを期待したい。
- 直近の衆院選、来夏の参院選に向け、そして有事に備えるために。
- 各総裁候補に、そして支援者に、お疲れ様でしたと言いたいのです。
- 我が国が良い方向に進むことを期待する方は、FBでのイイネ・シェア、Twitterでの拡散をお願いします。
安倍前首相が高市氏肩入れから一転…「撃ち方やめ」の大号令で河野氏勝利を絶対阻止
(前略)
29日に投開票が迫る自民党総裁選。安倍前首相が高市前総務相へ過剰に肩入れしていることが、保守系の党員・党友票だけでなく、議員票にも影響を与えている。
26日付の西日本新聞は、安倍前首相が国会内の自身の事務所にこもって党所属議員に電話で応援依頼をしたり、高市の服装やメークに「ダメ出し」までする「軍師」ぶりを報じていた。安倍前首相からの高市応援依頼に従うかどうかは、一種の踏み絵。安倍氏は周囲に「首相時代、どれだけ選挙の応援に行ったか。(向こうから)裏切られるようなことがあったら、こっちから縁を切る」と言い放ち、議員らを震え上がらせている。
自民党総裁選は“何でもアリ”の醜悪に
が、高市氏の支持が広がりすぎて岸田氏が3位に沈み、「河野vs高市」の決選投票になったら、岸田陣営の票は高市氏へは行かず、河野勝利となる可能性が高い。
「さすがに安倍さんもそうなる恐れを察知し、先週金曜までに高市支持の『撃ち方やめ』の号令を掛けたようです。高市さんもここまで善戦したのですから大満足で納得している。ただ、気になるのは、あと2日で間に合うのかどうか。党員の多くが既に投票を済ませている。高市氏支持に回っていた議員票を岸田さんへ動かすのか……」(永田町関係者)
河野陣営は「河野vs高市」の決選投票ならニンマリだ。26日のフジテレビの番組で、司会者が「河野陣営が高市氏に票を融通する動きがある」と解説すると、河野氏は「ひどいフェイクニュースだ」と抗議する一幕があった。
しかし、総裁選を巡って怪情報が飛び交う中、河野氏がムキになるほど疑惑は深まる。実際、二階幹事長は、党役員任期の改革を叫ぶ岸田氏の勝利だけは許さないとされ、二階派が高市氏に票を回すという情報も流れている。
(後略)
別に、誰が書き始めたとは言いませんが、私は自由党と日本民主党の歴史も紐解いた上で、また谷垣総裁からの安倍総理のこと、これらも踏まえた上で「河野・高市カード」だと岸田票の行方が分からないという危機感を訴えてきました。
あの記事は各所に送っており、多くは地方議員でありますけれども、派閥の歴史を振り返ってもらう良いきっかけになりました。そんなの関係ないよ!という方もいるでしょうが、派閥とはもともとは政党であったものが発端で、それは自由民主党の結党における歴史です。
長い長い歴史がありますから、「議員票には影響がある」し、それを読まねば政治は読み解けません。動きを知る上では非常に大切なことだと思っています。
(状況を把握した上で、保守系の政策を展開していくというのが私のやり方。)
そして、安倍前総理は「撃ち方やめ」と。
最終番での動きでありましたが、選挙中にこの指示が出たのであれば、私はそれだけで満足したいと思います。真偽を確認する方法は私にはありませんが、体感としては事実であろうと感じています。
次に、高市陣営の動きを。
高市氏も中国人権担当の首相補佐官新設を表明
自民党総裁選(29日投開票)に出馬した高市早苗前総務相は27日、首相に就任した場合、中国・内モンゴル自治区や香港で行われている人権弾圧に対応する首相補佐官を新設すると表明した。補佐官は経済安全保障分野も兼務するという。
同自治区出身で「世界モンゴル人連盟」理事長を務める静岡大の楊海英(よう・かいえい)教授らと国会内で面会した際に明らかにした。
高市氏は会合で、香港国家安全維持法(国安法)などを念頭に「担当の補佐官を置いて(中国で)行われている非道な法律の制定や人権侵害の実態に対し、(対策に)取り組んでいく」と語った。中国当局による諸民族への人権侵害を非難する国会決議の早期採択を目指す考えも強調した。
岸田文雄前政調会長も中国の人権問題に対応する首相補佐官新設を表明しており、岸田氏の考えを取り入れる形となる。
会合にはチベット亡命政権の代表機関、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所のアリヤ代表、在日香港人の民主活動家のウィリアム・リー氏、日本ウイグル協会の于田(うだ)ケリム会長も同席した。
(後略)
冒頭で述べましたが、岸田派の政策を、総裁選の最中に高市候補が受け入れた形の意義は重たい。
これは先に言ったから岸田先生が偉いという意味ではありません。重複した話で恐縮ですが、ブレーキ的な機能を果たすと思われた宏池会が、むしろウイグルにアクセルを踏んだこと。これが衝撃なのです。私は、総裁選の本質は、党の中心軸を保守側に動かす作業と述べましたが、この時点で私が踏みとどまった価値はあったと思っています。
そして、宏池会とは異なる派閥の、清和会の候補と呼んでも言い高市候補が、岸田派の政策を受け入れたこと。当然、志公会が反対するとは思えず、また平成研も保守色の強い先生が多いですから、ここに「特に歴史の古い派閥が、足並みを揃えて動く」形に、少なくともそう見える形になったわけです。
(どちからと言えばリベラルと思われていた)宏池会が動いたことも驚きですが、その宏池会の政策を、特に保守色が強い清和会が受け入れると言うのは、本当に凄いことなのです。
自由党の流れを汲む宏池会の政策を、日本民主党の流れを汲む清和会が踏襲すること。
歴史を知る者からすれば、涙が出るほど嬉しいですよ。
私は何の影響も与えられなかったのかもしれませんが(ほんとは色々ありましたが)、一兵卒として身体を張れて、誇りに思っています。
最後に、岸田陣営。
記事のタイムスタンプは、僅かに4分後です。
どっちが先かは私には分かりません。ほぼ同時刻でしょう、あうんの呼吸なのかもしれない。
岸田陣営、決選投票「河野-高市氏」なら高市氏支援
自民党総裁選(29日投開票)に出馬している岸田文雄前政調会長を支援する陣営は27日、国会内で選挙対策本部会合を開いた。本部長を務める遠藤利明元五輪相は冒頭のあいさつで「何としてもみなさんの力で岸田新総裁を誕生させてほしい」と訴えた。
出席者によると、決選投票で河野太郎ワクチン担当相と高市早苗前総務相が対決する場合、高市氏の支援を回ることを確認したという。
これはねぇ、、、できないですよ、普通。
高市先生を応援している方にとっては「よっしゃ」ぐらいで流してしまうのかもしれませんが、どうなんだろう、私だったらできるだろうか。
凄いなと思いました。
これ、本当に【大事故の一歩手前】だったんです。
この記事を見て、私の総裁選への思いは随分と変わりました。
「総裁が誰になるか」だけではありません。
衆院選を終えても、政権は残るのです。
だからどの政権か?というのは重要なのでしょうが、政権能力と言いますか、党内がゴタゴタしていたらどうにもならない。
有事も同じです。
私は、総裁が誰であるかよりも、その非常時において「内部で、派閥抗争中」で、政権与党が機能不全に陥ることのほうが怖い。
44代の幣原喜重郎総理、また45代の(第一次)吉田内閣、続く46第 片山哲内閣などは、有事下における政党側、政権与党側のゴタゴタもあって倒れていった経緯もあります。
その意味では、最大会派の清和会(日本民主党)と、自由党の前面衝突は、大変な問題です。
本来であれば評論家らが固唾を飲んで、または死闘のような論戦を張るようなテーマでした。
ここがギリギリで回避できた。
私は、河野さんのことは、触れていません。
政策が好きか嫌いかで言えば、それも答えるまでもないでしょう。けれども、とりあえず「総裁選の最中は」私は言及しませんでした。
では河野さんはいいのか?と言えば、そうは言っていませんけれども、まぁ前述の前提に立てば同列には語れません。
河野さんは麻生派であり、志公会は、党内二位の派閥です。
けれどもトップの麻生さんが河野さんをもろ手を挙げて応援しているわけでもなく、河野陣営とは志公会を代表する候補とは言えない状況でした。
これは野田陣営にも言えることで、まず私は悪口も書いていません。
そして、二階派(志帥会)に所属するものの、志帥会が全力で応援しているわけではありません。
その意味では、岸田・高市陣営の衝突回避、これは私にとっては最大の着眼点でした。
総裁を政策で選んでないのか?というご批判もありましょうが、私は、政権維持能力といいますか、「党内がゴタゴタ」していれば、もはやいずれの内閣であっても立法能力は大幅に低下してしまいます。
これも現実です。
そんな状況下で戦争に巻き込まれる等がおきれば、我が国は機能しない。
また、同じく衆院選だけを見ているのではなく、参院選を見据えていたのも同じ理由です。
参院がねじれれば、毎回、衆議院の優越を使うわけにもいかないし、そもそも尋常じゃない時間がかかるわけで、もはや国会は機能しない。
組織の論理を振りかざすわけではありませんが、これは現実だと思っています。
総裁選を経て、一丸になることを希望いたします。
下記の記事は、明日の開票にあわせて書かれたものであり、私の体感とも近い内容です。
様々なものを踏まえた内容になっており、真実性の高い記事だと思いました。
是非、全文もお読み頂きたいのですが、
その一部のフレーズが非常に気に入りました。
産経系列の夕刊フジの記事です。
「政治のプロ」に聞く新政権人事予想! 高市新総裁で「岸田幹事長」、岸田総裁なら「高市官房長官」、河野新総裁なら「石破幹事長、小泉官房長官」か 自民党総裁選あす投開票
(前略)
まず、河野氏が新総裁・新首相になった場合だが、「あくまで新政権は『選挙管理内閣』だ。国民的人気の高い石破茂元幹事長が幹事長、小泉進次郎環境相が官房長官になれば、衆院選も勝てるだろう」(若手議員)などとそろばんを弾く。
だが、小林氏は「面白い考えだが、絵の描いた餅だ。その組み合わせでは、政権そのものが機能しないだろう」と指摘した。
背景には、麻生太郎副総理兼財務相や安倍晋三前首相を中心とする、石破氏への強烈なアレルギーがある。石破氏は麻生政権末期、現職の農水相でありながら麻生氏に直接退陣を迫った。安倍政権下でも「後ろから鉄砲」を撃つような言動が目立った。党内不満が爆発するとの見立てだ。
小林氏は「挙党体制を築くには、岸田氏がいいだろう。総裁選で激突した相手だが、総裁と幹事長は別の派閥という『総幹分離』の慣例に沿い、一致結束の姿勢を示すことになる。麻生氏も、将来の『大宏池会』構想をにらんで納得するはずだ。ただ、二階俊博幹事長が『岸田幹事長』に断固反対する可能性がある。そうなると、河野氏と同じ麻生派だが、安倍氏に近く、総裁選で岸田氏を推していた甘利明税調会長もある」と語った。
岸田氏は、党役員の任期に「1期1年、3期まで」という党改革を打ち出し、事実上、二階氏続投を認めない流れをつくった。
(中略)
官房長官には、「高市氏が適任だ。総裁選で明確になったが、政策通で説明能力にもたけている。高市氏は、決選投票での『2位3位連合』での連携がささやかれる」と語った。
高市氏が新総裁・新首相になれば、どうなりそうか。
伊藤氏は「高市氏が総裁になれば、逆に、岸田氏の幹事長もあり得る。岸田氏には『聞く力』もあるし、適任だ」と語った。
(後略)
>挙党体制を築くには、岸田氏がいいだろう。総裁選で激突した相手だが、総裁と幹事長は別の派閥という『総幹分離』の慣例に沿い、一致結束の姿勢を示すことになる。麻生氏も、将来の『大宏池会』構想をにらんで納得するはずだ。
ここですよね、大宏池会。
自由党のうち、吉田茂総理の流れを汲むのが志公会(麻生派)。
そして、自由党の、吉田勇人総理(吉田内閣の大蔵大臣)の流れを汲むんが宏池会。(岸田派)。また、宏池会から独立した有隣会(谷垣派)
これら、様々な宏池会の流れを汲む派閥が、元の形に合体するのが「大宏池会」構想というものです。
私は、結党の原罪についても述べましたが、あれは撃ち合いが継続し、正面衝突が起きうる状況で書いたものであり、本当は自由民主党は「いまや一つの政党」と言いたい立場なんです。そんな昔のことをと私も言いたい。
同じく、大宏池会ができようとできまいと、まあ、私には関係ない。(国会議員ではないので。)
何が嬉しいって、これだけの読みができる政治評論家たちの意見として、党内の結束という部分も、ちゃんと重視されて記事があがるようになったことです。
勝手に反省会をするのはどうかと思いますが、私は前述のように満足もしているのですが、「誰が総裁になるか?」に固執している方もいると思います。それを否定するわけでもありません。誰が総理になるかは、実際に大切なことなのです。
私は、それ以上に、政権与党の内部が機能することを重視しました。
参院選まで見据えて、という話です。つまり「衆院選の顔」という直近の動きだけを見ているわけではありません。
ただ、対中非難などのネット世論は(安倍ロスも含め)渦巻いており、「総裁が誰であるか?に固執」した人たち(その気持ちは分かる)の動きは、一部では暴走と言えるものもあったし、高市候補がかなり厳しい言葉で制止するぐらいの状況に陥ってしまったのは残念です。
この残念というのは、私が重視したのは「党内の和」であり、それは危機に備えるという意味でありましたから、私にとっても最大の利益とは反する動きに見えてしまいました。
同じく、党員投票の在り方についても議論されていくべきでしょう。
投票用紙を目の前にすれば、これはあかん(偽造は容易)というのは誰でも感じることです。特に自らも選挙を戦ってきた地方議員からすれば、誰しも思うことでした。2010年代初頭とは大きく社会情勢も変化しており、このような対策は必須になってくると思います。
また、今日ならば書けますが、「水増し」とも言える党員の比率は、ここ近年で急激に増えているようにも感じます。そもそも自発的に(党の方針など)入党してきた者は、5~10%ぐらいだと思っておりますが、無自覚党員などの問題は、党員拡大路線が強くなったゆえの問題だと思っています。
結果、これらの層は政治そのものにあまり興味を持ちませんから、総裁候補の名前も「は?誰が出てるんよ?」という状況ですし、テレビ露出が最近多かったという理由で、河野さんの人気は固いものがあったと思います。事実、私たちが党員(私の後援会)と雑談する中で、河野さん以外の総裁候補の名前を挙げることができた方は、ごく一部でした。(これは投票用紙と同時に、総裁候補を記載した自由民主(政党機関紙)が届かなかったためです。)
そんな理由で、議員票と同じ重みをもつ党員票の動きが決まるというのは、現場側から声をあげていかないといけないと思います。
特に怖いのは、(水増し状態の党員の分は)「偽造票を混ぜ込んでもいいや!」という組織が現れた場合です。この比率が増してきている実感はあるので、大々的にやられる危険性は、現場の地方議員同士では感じていました。党員の郵便投票が終わるまでは書けなかった内容です。
さらに、党費が安い!という問題も実はある。
いま自民党員は約110万人であり、それを多いと見るか少ないと見るかですが、総裁選の票を実際に買ってしまった場合を考えて欲しい。4000円で家族党員なしで計算しても、110万人の党費は440億円です。
人口7万人の行橋市は、総予算が約300億ちょっとなのですが、特別会計などを加えればもう少し上に行くわけです。端的に言えば、自治体一個の年間予算で「自民党の現在の党員数」を新規に買えてしまう。無論、日本人に限るわけですが、住民基本台帳とはリンクしていないので確認方法はない。
5割の党員を抑えれれば、ドント式ゆえほとんど総取りになってしまう。
これが議員票と同じ意味をもつならば、日本の総理の椅子を、ひとつの基礎自治体の年間予算ぐらいで「買えてしまう」という怖さもある。
余談になりまうが、流石にここは対策みたいなものは元からあって、それが「党員2年で総裁選の有権者」というもの。多くの場合、特例で1年でもOKにしていますが、ここが安全弁になっているのでしょう。いざという時は、ここでふるいにかけるのではないでしょうか。
末尾になりますが、私の反省会としてはですね、やっぱりしんどいときはしんどかったです。
これは言っておきたい。
けどね、自信をもって述べたいのは、「ほぼハズシてない」点です。
初期の初期から「決選投票」のことを述べていたし、派閥拘束が緩むであろう読みもしていました。どのメディアよりも速かったし、評論家にも負けてない。
その決選投票における議員票の動きも的確に読み、「河野・岸田」カード、「河野・高市カード」も、そしてその問題点や課題も正確に述べています。
読み抜いた結果、私は私の結論を得ていたのですが、その旗を掲げて最前線に立てば、どういう反応になるかも分かっていました。
そして、旗を掲げ、想定通りに苦しい思いをしております。
明日の開票を前に、私が言えることは、「分析に関しては、ほぼ的中」という未来予測の精度の高さ、ここに尽きます。
プライドがある。
そして、成果もあげることができた。
小さいと笑う人もいるかもしれませんが、私は確実に今回の総裁選に影響を及ぼしました。
そのことを誇りに思うし、今夜、このような形で記事を配信できていることを誇りに思う。
嬉しかったのは、総裁選について、あーでもない、こーでもない、と。
読者の皆様と語らいながら、それぞれの結論を導き出す過程は、心底楽しかったです。
皆様と一緒に歩んで来れたこと、それぞれ推す候補が違ったとしても、一緒に議論できたことを誇りに思う。
勝って欲しい候補はおります。
それぞれにおられるでしょう。
けれども、私が総裁選で重きを置くのは「いま勝つこと、いま負けること」ではなく、総裁選の過程と経過により、党内がどういう健康状況になるかであります。
明日の開票を、心から楽しみにすることができます。
それは、しっかりと総裁選に向き合ってきたからだと、
いくばくかの疲労とともに高い満足感があるからです。
次の総裁の指揮下のもと、多くの党員、そして自民党支持者が一丸となることを期待したい。
直近の衆院選、来夏の参院選に向け、そして有事に備えるために。
各総裁候補に、そして支援者に、お疲れ様でしたと言いたいのです。
我が国が良い方向に進むことを期待する方は、FBでのイイネ・シェア、Twitterでの拡散をお願いします。
※ 恐らく表示される人数が極少数になると思うので、とりあえず「見えた」人はイイネをお願いします。一定数がないと、タイムラインにあがらないと思う。私のアカウントの場合は特に。
一歩、前に出る勇気。
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【支援要請】戦うための、武器をください。
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小坪先生、超早めのおはようございます!です!爺は朝が超早いのですw
ブログを読みながら、小坪先生の筆致がなにかほっとした安堵感を漂わせているようにおもいました!きっと、保守をまとめるという小坪先生の思惑(といっていいかなw)が実現しそうな予感・・・を感じられているからだとおもいます。安倍前総理の撃ち方やめ!もよかったですね。
>選挙の開票前に、岸田派は、「河野・高市カードの場合、高市支援」でとりまとめてしまった。
>簡単にできることではない。少なくとも私にはできない。偉業だと思う。この部分はもっと
>評価されて良いと思う。これにより、仮に一位が河野候補であっても、二位三位連合が極めて
>有利という情勢になっているのが今夜である。
上記のような流れになり、政治ど素人の70過ぎの爺でさえ、ああ、これで、悪夢・中国の工作員丸出しの政治家が自民党総裁になることを阻止できたな!と感じ、うれしくなりました。
さて、ここからは、70過ぎの爺の独り言をいくつかお許しくださいませ!
(1)岸田先生が新総裁になり、そして、総理大臣になられる流れなのだとおもいます。
んで、そうなったら、ぜひ、高市早苗先生を新たに総務大臣に任命していただき、電波オークションの実施にむけて大鉈をふっていただきたくおもいます。ま、デジタル庁長官になり、サイバーセキュリティ戦力向上に全力をふるっていただくのもいいかもしれません。
(2)岸田先生が自民党総裁になり、総理大臣になることで、安倍晋三閣下は、岸田先生と岸田先生を支持する方たちのプライドとメンツに傷をつけずにすむ・・・ことになりますね。
それは、自民党のなかで、保守とリベラルがきちんと結束するいい流れなのだと理解しました。
(3)カワノ太郎さんの推薦人名簿をきょう、確認してみました。
爺がどうにもふにおちない方々が、今回、名前を連ねていらっしゃいました。
原田義昭先生(麻生派):尖閣諸島の領有権が日本にあることを明示している中国政府発行の地図を国会で披露し、中国共産党に対して強烈なパンチをはなったのが原田先生でした。また、環境大臣を退任されるさい、福島原発の処理水を海洋放出するべし!という意見を発信されたこともすばらしいと爺は拍手をおくってきました。その原田先生がなぜ、カワノの推薦人になるのか?
桜田義孝先生(二回派):小坪先生も応援されている先生ですよね。国士とおもっている桜田先生がなぜ、カワノの推薦人になるのか?
この疑問については、小坪先生はお立場があるでしょうから、無視していただいて結構です。ただ、爺にはどうも、腑に落ちなったのです。
以上、失礼しました。
💐菅総理💐
日本が大変困難な時に総理大臣を引き受けて頂いて本当に有り難う御座いました。オリンピックを開催された事で世界中から集まったアスリートの皆さんが、どんなに日本に感謝をして感動していたか。勇気のいる決断だったと思います。悉くに文句をつけ、批判し、決して重症者の数が減っている事も、回復者の数字も報道しなかった、ひたすらに毎日毎日、国民に恐怖を吹き込もうとしていたマスゴミと野党を絶対に許さない。
Mi2
@mi2_yes
【輝きは増してる】菅義偉総理大臣「コロナとの長い戦いにもはっきりとした明かりが見えてきたと申し上げた。この言葉に数々の批判もあったが、今や効果は明らかであり、明かりは日々輝きを増しているよ実感している。飲み薬についても早ければ年内を目指して開発が進んでいる」
午後7:36 · 2021年9月28日
Mi2
@mi2_yes
【心から感謝】菅義偉総理大臣「日本はまさに正念場。痛みを伴う改革であっても説明し実現していく事が益々重要だ。最後になるが、この1年、国民の皆さまのご協力なしには何一つ実現する事が出来なかった。皆さまのご支援ご協力、心から感謝と御礼を申し上げる。本当にありがとうございました」
午後7:47 · 2021年9月28日
やるお寿司 @Yaruo2021 11時間
> 無党派層が今回調査で衆院比例区投票先とし て選んだのは、自民23%、 立憲 11%。 前回8月 調査では自民、立憲ともに16%でしたので、 立 憲は大きく水をあけられました。
受け皿認定されない立憲 世論調査、 自公政権 「よくない」層の投票先 (朝日新聞記者・君島 浩)
…………
🔻受け皿認定されない立憲 世論調査、自公政権「よくない」層の投票先
https://withnews.jp/article/f0210928000qq000000000000000G00110101qq000023644A
銀パパ @s_kaseda ・ 10時間
朝日新聞が運営する withnews でも、ここまで厳 しく書くしかなかった?受け皿認定されない 立憲世論調査、 自公政権 「よくない」 層の投 票先 総裁選、 自民の起死回生装置に? (withnews)
トランプ政権時代にカナダの空港で捕らえられ、拘束されていたファーウェイのCEO孟晩舟が、中国で非道に拘束され人質にして脅迫していたカナダ人二人との交換で釈放されました。日本人もまだ7人、拘束されたままではないですか。不当に拘束されたままの同胞をそのままにしたまま、中共の顔色を窺う政治家は恥を知るべきです。中共は自分らの無理強いを押し通す時が来たら利用しようと人質にしているのですから。反面、日本は中共の工作員を入れ放題にしているではありませんか。中国は自分らのやり放題に従わせる為であれば、どんな汚いやり方でも躊躇することなく襲いかかります。
🔻華為副会長が帰国 中国の人質外交を許すな
https://www.sankei.com/article/20210928-ARE533PBYFM4TPCBLSENG3NJGM/
2021/9/28 05:00
中国・深圳の空港に到着し、笑顔で手を振るファーウェイの孟晩舟・副会長兼最高財務責任者=25日(新華社=共同)
あまりに露骨な「人質外交」と言わざるを得ない。中国が自らそれを認めたようなものだ。
詐欺罪などで米司法省から起訴されていた中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)副会長兼最高財務責任者(CFO)の孟晩舟被告と、同省の間で司法取引が成立したことを受けて、中国当局が拘束していたカナダ人2人を解放したことである。
2人は、孟氏が米政府の要請でカナダ当局に拘束された直後の2018年12月、国家機密を探ったなどとして中国で拘束された。このうち1人は今年8月、懲役11年の判決を受けた。孟氏拘束に対する報復とみられる。
政治的な駆け引きや報復目的の身柄拘束は著しい人権侵害だ。国際社会に責任を持つ大国のやることではない。2人の解放は当然だが、本来これは司法取引があろうがなかろうが関係なく、もっと早く実行すべきことだった。
中国国内に滞在する外国人を拘束し、外交圧力や取引材料にするのは中国の常套(じょうとう)手段である。国際社会は、司法に名を借りた野蛮な振る舞いを許してはならない。
米司法省は司法取引の理由について、孟氏が「詐欺計画で中心的役割を果たした責任を認めた」と説明した。来年12月まで起訴を猶予し、その間に違反行為がなければ起訴を取り下げる。カナダで保釈中だった孟氏は帰国後、「偉大な祖国と人民、共産党と政府の思いやりに感謝する」と述べた。
中国外務省は孟氏の拘束について、「中国国民への政治迫害事件だ」との談話を発表した。孟氏を解放するまでカナダ人の拘束を解かなかった中国こそ、政治目的で人権を蹂躙(じゅうりん)したといえないか。
今回の司法取引は、バイデン米政権が、2人の解放を外交の最優先課題とするカナダのトルドー首相の強い要望を受け入れて決着を図ったものだ。拘束から3年近くが経過し、解決までにさらに3年かかるとの見通しもあった。人道上の配慮もあったのだろう。
懸念するのは、これを成功体験と捉える中国が、外交問題が起きるたびに相手国の人間を恣意(しい)的に拘束する恐れがあることだ。中国は2010年、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件をめぐり、日本人4人を拘束した。これとは別に今も7人が拘束されている。日本政府は中国に対し、審理の公開と即時解放を求めていくべきだ。
今日の総裁選の結果がどうであっても
それでも小坪氏を批判する人はおられるでしょう。
批判しようと思えば、どのような見方とどのような理屈もつけられるからです。
また、小坪氏の行動の真価は、永遠に藪の中かも知れません。
私個人は、あのまま高市支持者が走った場合の危険を派閥の歴史を踏まえて言い続けた効果は
かなり高いのではないかと思っています。
それは、対ネット民だけでは無く、多くの議員氏、評論家氏、マスコミもどこかで目にしておられる可能性が高いと思うからです。
(ブログの読者では無くても、今回、ツイッター等から小坪氏のご主張に触れる機会はかなり高かったのではないかと私は推察します。)
たぶん、個人の一般のネット民が思うよりも、そちらの方面の効果は高いのではないかと思います。
プラス
(心情的には高市氏支持と思われる)保守系議員が岸田氏を支援している。
読者からも、支援者からも叩かれている。
ブログでもツイッターでもちょっとした論争と言うのか騒動になっている。
それ自体を小坪氏は見て欲しかったのではないかと、私は思います。
小坪氏のご主張や姿が、ストレートにどれだけ影響力を持つかと言う意味では無く
ご主張を言い続ける姿が、どれ程、繰り返すさざ波のような、波紋のような波及効果をもたらすか
と言う意味に私は評価しています。
その効果は、見えないもの、感じないものと処理することも出来ます。
ですから本当の影響は検証しずらい、見えにくい、と私は思います。
それは小坪氏はお覚悟の上でしたでしょう。
また
どこからどこまでが打ち合わせ済みだったのか、
どなたやどこと意思疎通が出来ていたのか
それとも本当に単独行動だったのか、
これも藪の中かも知れません。
だから、小坪氏を見ているのは楽しいなぁ、と私はいつも思います。
今回も本当に、ハラハラドキドキ、真剣に悩んだり心配したりもしましたが楽しかったです。
不謹慎ですが、こんなに楽しい総裁選は初めてでした。
今日も、テレビ中継とネットで楽しませていただきます。
(注・けれど日本と自民党の今後には真剣に心配しています)
以上 文責 BLACK
「撃ち方やめ」
安倍氏のお言葉の通りなのか、ゲンダイの表現なのかわかりませんが、ツボです。
「岸田陣営、決選投票「河野-高市氏」なら高市氏支援」
このご決断には、このニュースには、涙がにじみました。(本当です。)
(あと、おじちゃんやおばちゃんを揶揄する意味ではないのですが
「ああ、ワクチンくれた人でしょ」(BLACK意訳)
このインパクト、この衝撃は、私には凄まじかったです。
私が「党員になりたい」と思った最大の理由かも知れません。)
以上 文責 BLACK
小坪議員、感謝します。このブログがあったお陰で、マスコミの嘘にも気が付き、ネットの一種独特の総裁選フィーバーに乗っかることもなく、冷静に冷静に考えて投票ができたことが何よりも嬉しかったです。私個人としては今回の総裁選は男性と女性の候補が同数だったという事。凄い事だと思います。本当の意味での女性の政治への関心が大きくなったと思います。小さい子たちは、
「女性の総理大臣が日本で政治をする状況が近い将来必ず来る❗️」と勇気と自信を得たことでしょう。素晴らしい事です。これで選挙への関心も高まり投票率も大きく上がるとさらに日本は良くなりますね。楽しみです。
私が心配するのは河野総裁の誕生です。
縁起でもないと言われそうですね。
米国大統領選挙の時も、メディアはバイデン優勢を掲げ、それに対して保守はトラさんの再選を疑っていませんでした。
祝杯直前にまさかの急ブレーキで、バイデン大統領の誕生です。
(塞翁が馬で、トラさんの影響力は強まりそうです)
その経験の影響か、決選投票で河野候補が勝つ可能性を否定できないわけです。
個人的には天命論ですので、その時に必要とされると人物が選ばれるとは思っています。
民主党政権になったことも当時の必然であり、結果、今が有ります。
河野総裁になったとしたならば、無党派のお花畑に危機感を生み出すための天命、お役目となるわけです。
日本ウイグル国会議員連盟で、高市候補はメンバーの一人です。
安倍前総理は顧問、長尾たかし議員は事務局長ですね。
岸田候補他は、入っていませんでした。
状況の成り行きは、3Aの策略に乗った動きに見えます。
それを踏まえながら、結果を見守りたいと思います。
.
岸田候補の結果には、小坪市議のブログも影響を与えた部分は有ると想像します。
ウイグル人の人権擁護を岸田会長にお願いした事は問題有りません。
問題は、その内容をネットに発信したことでしょうか。
中共の目に触れれば、国内の組織から親中派議員への指令?が伝えられ、岸田陣営に不利な動きがあっても不思議では有りません。
二階氏を怒らせた事も、保守にはスカッとした事ですが、総裁選でどう転ぶかです。
上記の件が、岸田会長の意思決定で有れば問題は有りませんが、派閥が負けを分析をされた時に理由の一つにされる可能性が残ります。
個人的には、岸田会長が受け取った件は秘密でもよかったように思っています。
岸田会長から掲載への強い要望が合ったのでしたら話は別ですが。
.
安倍さんの真意の部分は、市議の思惑より、
JB press に朝比奈一郎氏が27日に寄稿したコラムの方が近い気がします。
是非皆さんご覧下さい。
安倍さんって、本当に常人が考え付かない事を今までもやってきた方ですから。
その他の市議の意見には納得です。
読みました。そうですね、安倍さんの慧眼ぶり、チェス盤で何手も先まで読んでしまっているような洞察力には驚嘆するものがあります。2012年に発表された現在のクアッド(軍事的な中国包囲網)の原型となるセキュリティ・ダイアモンド構想の英論文は下野されている時に温めておられたものですし、あのように一時、保守に唾棄された日韓合意は、結局常に注文をつけて来ては日本にばかり妥協を強いる米国に韓国のデタラメさをさらけ出し、米国に二度と韓国の面倒を見てやれと言えなくしてしまいましたから。確かに、ずうっと後になって、そう言う事だったの?と分かる事をやってしまうのは常人ではありませんね。策士は手の内を決して明かしませんからね。
名無し様
拝見させていただきました。ありがとうございます。
拝見させていただけて良かったです。
「やはりそうであられた」と大いに納得致しました。
なので、決して反論とかではありません。
小坪氏への擁護でもありません。
私の率直な感想です。
離れてしまった保守の心と熱気をもう一度自民党へ戻す
これを高市氏側から行ったのが安倍氏であり
岸田氏側から行ったのが小坪氏である
私はそう思っています。
(安倍氏側からの効果が出過ぎたと危機感を持った小坪氏はブレーキをかけた、と私は解釈しています。)
(その際の安倍氏批判には別の意味もあったと私は思っています。)
偶然かも知れませんが、偶然でしょうけれども
同じ危機を感じて、結果、両面作戦になったと
ご紹介いただいたコラムを拝読して
いっそうそう思いました。
安倍氏が感じておられたと朝比奈一郎氏が推察しておられる危機感は
小坪氏も8月の当ブログ記事に書いておられたと私は記憶しております。
以上 文責 BLACK
2021年8月10日
「内閣支持率3割を切る、政権奪還後、初めて。不支持率52%【ともに要因分析を行う人はシェア】」
のタイトルで書かれております。
菅政権の支持率への危機感をタイトルにしておられますが
内容はネットの岩盤支持が離れてしまっていることへの危機感です。
その状態で総裁選と総選挙になることへの危機感です。
その記事へのコメント欄には
高市氏への期待と効果予測が多く投稿されていました。
以上 文責 BLACK
ブログ『祖国は日本 時代は変わる!』様が
「「政治ショーとしての総裁選」の表と裏」
のタイトルの昨日28日のブログ記事の中で
小坪氏を、総裁選における裏の世界の出演者の一人
と解説をつけて書いてくださっておられます。
『祖国は日本 時代は変わる!』様
勝手に紹介させていただき申し訳ありません。
ご容赦ください。
度々の多重投稿、誠に申し訳ございません。
以上 文責 BLACK
安倍元首相の記事
ソースが「日刊ゲンダイ」ですね…
—-
今回の総裁選で感じたことは
各候補者を支援する政治家の方々言葉に国民が不在だったということ
とくに高市候補以外を支援する政治家の方々
小坪さんも同様です
衆院選、参院選で自民党が勝つために最も必要なものは国民からの信頼でしょう
世論が高市さんを強く後押ししたのは「自分たちをしっかり見てくれている」と国民が感じたからです
それだけのことです
—–
挙党一致は岸田派がボールを持っています
岸田派がポストを優先するか国民を優先するか
高市さんが挙党一致を崩す存在だというのは全く的外れです
筋違いもいいところ
国民にとって政治家の権力闘争など関係ない
岸田派が国民を見ているのなら仮に高市さんが勝ったとしてもしっかり支えてくれるはずです
結果良ければすべてよし。求めていたものは政策の合意。
どんな立派なことを唱えても少数では何もできない。
民主主義とはそうした制度です。
今回の総裁選。
自分は護る会を支持し続けて報われたと思っています。
自発的に入党した党員の大部分は青山さん経由なんだろうなぁ。
護る会は派閥、派閥モドキではない。
中心は高市陣営にいるが、岸田陣営にも河野陣営にも
二階派にも護る会の議員はいる。むしろそれが重要。
絶対に譲れない政策を掲げ、成立を目指し、誰が総裁に
なろうとも最大与党の方針に影響を与えることが存在理由。
自民党を中から変えるとはそういうこと。
数年前から予期し、準備され、日々努力されてきたもの。
評論家じみた話ではないし、今回の総裁選で突発的に
動いているものでもない。
そうした議員たちが当選回数を重ねれば重ねるほど
揺るぎなく進んでいくことになる。
今回護る会が主催する討論会は選管により中止になったが
影響が大きいと判断されたのでしょう。
それが最大与党の選管の判断です。
結構結構。影響が大きい。重要なことです。
河野候補はこれまで見えていなかった部分が露わにされ、
批判されたが、それ自体は当然のこと。
逆に大統領選のソレスタルビーイングじゃないが、
ばらされて皆が知っている話となると、その部分が
隠れた影響を与えることができなくなる。
党内の健康状態!
これですね!今回の総裁選の意義を端的に表した言葉。
小坪議員、名言です。
「岸田、高市両陣営が正式合意」」というニュースを今日見ました。
保守派にとってリベラルというと胡散臭いイメージしかないですが、本来は高い理想を掲げた公平な人達を指すのです。
総裁選後の組閣や政権運営の絡みもあるかもしれませんが、この世界情勢においてはリベラルと保守派には政策上、方向等の一致点が出てくるのです。と、勝手に思っております。
まだ早いかもしれませんが、小坪議員の目的に向けた動きは、完璧とは言えませんが、考えうる限り最高の立ち回りだったと思います。お見事でした。ただ、個人的には異論がありますが。さて、今回の高市候補には、時間と目に見えない何かがが足りなかったのかもしれません。
>4000円で家族党員なしで計算しても、110万人の党費は440億円です。
>日本の総理の椅子を、ひとつの基礎自治体の年間予算ぐらいで「買えてしまう」という怖さもある。
さて、こんなことが本当に可能なのか?
下記の条件をクリアする必要があるので、結論としては短期間では殆ど無理です。
◎ 「入党申込書」に氏名、住所、電話番号などを記入し、党費を添えて、最寄りの支部にお持ちください。
◎ お申込みには、紹介党員が必要です。お知り合いに党員がいない場合、ご地元の支部にご相談ください。
上の手続きを100万人分しなければなりません。
そして、47都道府県のどれか一つでは意味が無く、バランスよい振り分けが必須です。
広範囲に、100万人分の住所と電話番号を用意出来るでしょうか?
用意して維持出来るとしても、党費400億円の数十倍のコストとマンパワーが別途必要です。
どう考えても、それを気付かれずに実行出来るとは思えません。
もし、不正が出来るとしたら、偽造した投票用紙だけではなく、郵送用の封筒まですべてを偽造し、名前の記入にも注意し同じような筆跡にならない配慮をした、他の投票と区別が付かないものを送り付けた場合です。
しかし、この方法では不自然な現象が起こります。
党員が1万人で、これまでの投票率50%だった県連に、1万5千票が集まるという事態が起こる事にになります。党員が増えていないのに、党員数を大きく超えた3倍の投票用紙が郵送されてくるのです。これでばれないわけがありません。目立たないように減らせば、本来の任意の候補を当選させるという目標を達成できません。
幽霊党員など、問題はたくさんあるようですが、大規模な不正投票によって結果が左右されるような事態は起こり得ないと言えます。
>44代の幣原喜重郎総理、また45代の(第一次)吉田内閣、続く46第 片山哲内閣などは、有事下における政党側、政権与党側のゴタゴタもあって倒れていった経緯もあります。
終戦から内閣総理大臣は、東久邇宮稔彦王・幣原喜重郎・吉田茂・片山哲と昭和23年まで続きました。GHQの占領下であった当時の状況を、ジャーナリストの第一人者であった徳富蘇峰は『頑蘇夢物語』で次のように語っています。
「東久邇内閣を打倒したる二つの勢力は、マッカーサーと官僚である。先ずマッカーサーの注文から語らんに、当初から東久邇内閣は、相当の覚悟を以て出で来ったるには相違がない。しかしその注文が矢継ぎ早に出で来り、一の注文に応ぜんとするところに、次の注文が出で、またその次の注文が出で、やがては一度に、即ち九月二十九日付を以て、洪水の如くやって来た。十月四日、政治犯人全部の釈放、政治警察及び一切の類似機関の廃止、山崎内相及び全国警察首脳、即ち警保局長、警視総監、各府県警察部長、並に特高警察等の罷免、国民の自由を束縛する一切の法律の廃止等を命令し来たった。(中略) これでは如何に無恥厚顔の内閣でも、受け入れることは出来ないから、遂に辞職となったのである。官僚が東久邇首相の思い通りに動かなかった事は、隠れもなき事実であって、アメリカ人などは、全く日本の官僚を莫迦にし切っている。それは恰かも嘉永頃、ペルリやハリスが旧幕の奉行その他の役人共を莫迦にし切ったより以上の事である。」
幣原喜重郎は軟弱外交と揶揄され、フリーメイソンだったとされています。彼の外交政策は、万県事件や漢口事件などで欧米が毅然とした態度で臨んだのと正反対でシナでの侮日を増長させ、英国のオースティン・チェンバレン外相からも「幣原男爵の楽観主義は救いがたい」と批判されました。日本国憲法を受け入れたのも彼ですが、何といっても駐アメリカ特命全権大使として、1922年のワシントン会議において日英同盟を破棄した救いがたい無能ぶりは、今の外務省に引き継がれているのかもしれません。
幣原軟弱外交を立て直したのは、田中義一内閣です。侮日から日本人を狙ったテロに対して、毅然として欧米のように軍を派遣します。そして、1928年に張作霖爆殺事件が起きたのです。日本陸軍の仕業と喧伝され、調査して陸軍の仕業でないと昭和天皇に上奏しましたが、最後の元老であった西園寺公望が陸軍の仕業であると天皇に讒言して、田中義一は天皇に叱責されて総辞職しました。今では、ソ連赤軍特務機関による犯行であった証拠が出てきています。これを機に昭和天皇は、「若気の至り」として反省し、以後は内閣の上奏には全て裁可を下しました。
西園寺公望は、パリ留学中にフリーメイソンの親分的存在で後に仏国首相になったジョルジュ・クレマンソーと懇意となりました。1919年のパリ講和会議において、西園寺は全権大使だったのですが、病気を理由に日本代表団に1か月以上遅れてパリに到着した上、会議には出席せず専らクレマンソーと旧交を温めていたと、大正8年の国民新聞に大隈重信が寄稿しています。 https://bit.ly/3F0qKZZ
大隈は、『寧ろ連盟を脱せよ 人種平等案否決の時は』として徹底した人種平等を唱えましたが、西園寺や牧野伸顕らは英米との妥協を図ったのです。そして1924年に、大隈が危惧したように米国で排日移民法が成立し、昭和天皇が挙げる大東亜戦争の遠因になりました。
西園寺は、ロンドン軍縮条約でも東郷平八郎とも激しく対立しています。また、明治天皇の近習でもあり最後の元老として内閣総理大臣の奏薦を独占していましたが、「いろいろやってみたが、結局、人民の程度以上にはならなかった。」などという言葉を残しています。孫の西園寺公一は、ゾルゲ事件で尾崎秀実らとともに逮捕された後、戦後は日本共産党に入党し、文化大革命を礼賛しています。
*岸田総理誕生、おめでとうございます*
[…] ← 総裁選、衆院選および来夏の参院選に向けて挙党一致へ […]
ここに書く事ではないかもしれませんが・・・
10/4 首班指名を経て、無事岸田政権からの組閣人事となった場合
高市さんには、外務大臣経験を
野田さんには、熱弁していた、こども”家庭”庁(省)
河野さんは、菅政権での係属国務大臣を
そして、安倍さんに”拉致・北方四島担当匿名大臣”への就任を希望したいですね。